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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

【エロ注意】交わらないふたつの世界-アニ・リヴァイ-

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  1. 1 : : 2015/04/14(火) 23:38:44
    29作目です。

    リヴァイ兵長が思い出を振り返って振り切れないお話。


    2000年の記憶シリーズ(http://www.ssnote.net/series/1973
    の本編です。

    が!
    今までCPなかったのに突然でてきます。
    しかも超マイナーです。ぶっちゃけリヴァアニです。捏造もいいとこです。

    なので綺麗な原作意識を残したままじゃないと嫌!って方は前作の
    『氷と夢』(http://www.ssnote.net/archives/33650
    でこのシリーズを終わらせる方がいいかもしれません。

    がっつり性描写があるので注意です。


    誤字や脱字などあればご指摘お願いします。
  2. 2 : : 2015/04/15(水) 00:37:09
    *〔か弱い乙女が女になる話〕


    「遅ぇな……エルヴィンの野郎共……待たせやがって。迎えの憲兵が、先に来ちまうじゃねえか」

    ランプの灯りがゆらゆらと揺れる会議室。

    リヴァイとエレンは、広くなってしまったこの部屋でエルヴィン達を待っていた。
  3. 3 : : 2015/04/15(水) 08:48:09
    「大方、クソがなかなか出てこなくて困ってんだろうな」

    「はは……兵長、今日は……よく喋りますね」

    「バカ言え、俺は元々結構喋る」

    それからリヴァイは舌打ちして足をさすった。

    巨大樹の森で女型の巨人と戦った時に怪我を負った所だ。
  4. 4 : : 2015/04/15(水) 09:58:01
    「すいません……俺があの時、選択を間違えなければ……こんなことには……! 兵長にもケガまでさせて……」

    「言っただろうが。結果は誰にもわからんと」

    以降、しばしの沈黙が続いた。
  5. 5 : : 2015/04/15(水) 16:24:31
    「……俺、尊敬してる奴がいるんです。もちろん兵長、ミカサやアルミン……調査兵団にいる皆さんも尊敬してるんですけど」

    突然、エレンは遠い昔を思い出すように喋り始める。

    「アニ・レオンハートっていう女子なんです。女子なんです、けど、成績は俺より優秀だし格闘術がすげえ得意で」

    アニ・レオンハート、という名前を聞いてリヴァイは目を閉じた。

    (こんな偶然もあるもんだな……俺も同じ相手を思い浮かべてる)
  6. 12 : : 2015/04/16(木) 17:35:06
    リヴァイは新兵勧誘式の夜、酒場に来ていた。

    エレンの監視はぺトラ達に任せている。

    同じ班の仲間として、上下関係を気にせず親睦を深めてもらうためだ。
  7. 15 : : 2015/04/16(木) 22:17:12
    店内を見渡すとほとんどが2人以上の客で、特に団体客が多かった。

    卒団や仕事の入れ替わりなど、この季節なら当たり前のことである。

    しかし1人だけ、カウンター席に座る髪の綺麗な女がいた。

    顔は見えなかったが小柄で、今まで見たことのない雰囲気を纏う女に興味が沸く。

    自分から女に興味を示すなんて初めてのことだ。

    「隣、いいか」

    「……どうぞ」

    こちらを怪訝そうに見つめた女はとても綺麗な顔立ちで、とても無愛想だった。

    が、その愛想の無さが彼女の独特の雰囲気を引き立たせる。

    より興味が湧いた。
  8. 16 : : 2015/04/16(木) 22:30:51
    「見たところ15、6くらいか? こんなところに来て大丈夫なのか」

    あとから来て、いきなり隣に座ってきた客に説教なんてされたら良いイメージを抱くものなどいないだろう。

    だがリヴァイは確信している。

    この隙のなさは兵士、そして見た目の若さから新兵だということを。
  9. 19 : : 2015/04/17(金) 23:29:40
    「……あなたに関係ないと思いますけど」

    やはり、とリヴァイは心の中でガッツポーズをした。

    兵士なら間違いなくリヴァイのことを知っているだろう。

    その証拠が敬語、ということである。

    もちろん明らかな年上だったから、という理由も考えられなくはないがここは酒場。

    無礼講の酒の場で敬語というのもおかしな話だ。

    「悪い、余計な詮索はしない。敬語もいらない。1杯どうだ」

    「どうも」
  10. 22 : : 2015/04/18(土) 20:20:49
    彼女と会話が弾むことはなかった。

    女は頷くか首を横に振るかばかりで、酒を呑みながらリヴァイの話をただ聞いていた。

    「名前は」

    今までイエスかノーかで答えられる質問ばかりをしてきたが、もうそろそろこの女のことを知ってもいいと思う。

    「……」

    「俺はリヴァイだ。まあ名乗るまでもなく知ってると思うが」

    リヴァイは自分が名乗らなかったから何も言わないのかと思ったが、そうではないようだ。
  11. 23 : : 2015/04/18(土) 20:37:13
    「正直な話、俺はお前の顔が好みだ」

    じっと見つめてくる女の目を、逸らさず見つめ返す。

    「顔だけじゃない。声も、体の小ささも、ほどよい筋肉のつき方も」

    この目を俺は見たことがある。

    「大きなものを抱えているその目も。全部だ」
  12. 24 : : 2015/04/18(土) 21:38:50
    女は驚いたように目を見開いた。

    「……頭おかしいんじゃないの」

    「ああ。酒場であった一回り年下の女に一目惚れなんて、相当イカれてるな」

    自嘲気味に口角をあげたリヴァイを見て、女はようやく自分から、自分の意思で話しだした。


    「忘れたいことがたくさんあるの」
  13. 25 : : 2015/04/18(土) 21:52:57
    「このくだらない世界のことを、忘れさせてくれる?」

    「ほう……おっさんを誘うとはいい性格してるな」

    「上官に媚び売る新兵なんてたくさんいるでしょ」

    想像以上の気の強さに笑う。

    そしてゾクゾクとしたものが込み上がってきた。

    こんな感覚は久しぶりだ、と女の手首を掴む。

    いくら兵士といえど、女らしく細い手首はリヴァイをその気にさせるのに十分だった。
  14. 28 : : 2015/04/19(日) 10:55:47
    俺は女を連れて酒場を出た。

    新兵の女なんか連れてるところを他の奴らに見られたらたまったもんじゃねえ。

    だが生け捕りに成功した巨人を殺された今、ここら辺をほっつき歩いてる奴などいないだろう。

    『そういう』ことをするための宿の目の前で、女は立ち止まった。
  15. 31 : : 2015/04/19(日) 14:41:02
    「怖気づいたか?」

    「いや……こういう宿、初めてだなって」

    男は「初めて」という言葉に弱いとどこかで聞いたことがある。

    それは本当だったようだ。
  16. 32 : : 2015/04/19(日) 16:21:57
    「俺もこんなに抱きてぇと思う女は初めてだ」

    しかし女にはそうでもないらしい。

    「あのさぁ。もっと言い方ない?」

    舌打ちをしてから言い直した。

    「初めて人を愛しいと思った」

    「……まあ及第点かな」

    こいつは上官ということをわかっているのか。
  17. 33 : : 2015/04/19(日) 17:08:47
    「シャワー先はいれ」

    女はきょとんとした。

    なんだ、こいつ随分と可愛らしい顔もするんじゃねえか。

    「一緒に入るに決まってるでしょ」

    やっぱり、この女は最高だ。
  18. 38 : : 2015/04/19(日) 23:39:10
    「ねぇ……」

    リヴァイが白いシャツを脱いだところで、アニは自分の服をぎゅっと掴み声をかけた。

    「なんだ」

    「やっぱり、恥ずかしい……」

    顔をりんごのようにして下を向くアニを見て、リヴァイは今すぐに襲いたい衝動に駆られた。

    だがそれをなんとか抑えて口を開く。

    「なら、俺が脱がそうか?」

    顔を上げたものの、さらに顔を真っ赤にさせた。

    「だ、大丈夫……自分で、やるから……」
  19. 42 : : 2015/04/20(月) 21:44:12
    子供から大人になろうとしている少女の身体は、出ているところは出ているくせに無駄な贅肉はなく、しっかりと筋肉がついている。

    心から美しいと思えた。

    「お前……良い身体してるな」

    俺は下心がなくてもそう思っただろう。

    「……変態」

    「そんな変態の相手するお前もどうかと思うぞ」

    もちろん、この時は思いっきり下心があったわけだが。
  20. 45 : : 2015/04/21(火) 19:54:12
    「なんか、意外」

    女はベッドに仰向けになり、濡れた髪を金色のカーテンのように広げた。

    「女に興味ありません、って顔してるのに」

    「あ? 俺だって男だ。女を抱きたいと思うときくらいある。ただ……」

    「ただ?」

    「この女を抱きたい、って思ったのは初めてだな」

    「そう……思ったより、嬉しいものだね」

    この時、女は初めて微笑んだ。
  21. 46 : : 2015/04/21(火) 20:41:33
    「避妊具は」

    「そこの棚に入ってるはずだが……いるのか?」

    女は頬を膨らませる。

    「あんた、やっぱり頭おかしい」

    「はぁ……いいよ、そのままで」

    観念したのか小さい溜息をついたが許可がとれた。

    「デキたら責任取る」
  22. 49 : : 2015/04/21(火) 23:52:24
    「ふふ……その言葉、覚えておくよ」

    何かを諦めたように笑う女に、ここにきて初めて罪悪感を覚える。

    「……いいのか」

    「今更?」

    「俺はお前を抱きたいし、俺の子供を産んで欲しいし、育てたいとまで思ってる」

    「ふぅん」

    「一目惚れなのに、だ。でも、だからこそ、自分を大切にして欲しいと思う」

    「数時間で随分と愛されたもんだね」
  23. 52 : : 2015/04/22(水) 22:35:00
    「でも、その心配はいらない。私は今の仕事、身分……使命を全て忘れたい」

    「……それと同時に、あんたの全てを受け入れたいから」

    薄暗い部屋の中でもはっきりと見える輝いた瞳。

    どこまでも、俺好みの女だった。
  24. 55 : : 2015/04/22(水) 23:54:36
    「……アニ」

    「あ?」

    「アニ・レオンハート。私の名前」

    「そうか……アニ。お前を愛してる」

    俺はアニが全てを忘れられるように……気持ちよくなるように、たくさんの時間と優しさを込めて愛した。
  25. 58 : : 2015/04/23(木) 18:04:03
    『アニ。お前を愛してる』

    彼を耳元のすぐ近くで感じて、身体が震える。

    寒いわけでも、怖いわけでもないのに。

    こんな感覚は生まれて初めてのことだった。
  26. 59 : : 2015/04/23(木) 20:11:14
    酒場で会った上官。

    別になんの情もなかった。

    ただ、たまたま会って、呑んで、話して、身体を重ねるだけ。

    それだけのはずなのに、「愛してる」の言葉だけでひどく胸が高鳴った。
  27. 60 : : 2015/04/24(金) 15:22:41
    多くはないが別に経験がないわけではない。

    むしろ男が多い兵団で、告白や誘いが来るのは自然なことだ。

    しかし、それでも手に入れられなかった胸の鼓動が、確かにあった。
  28. 61 : : 2015/04/24(金) 19:40:11
    彼が強く抱きしめたかと思うと、耳に口づける感触があった。

    「んっ……」

    その瞬間、全身の力が抜ける。

    また、胸の高鳴りを覚えた。

    身体がおかしい。

    頭も熱いし、身体の自由が利かない。

    それは決して彼に抱きしめられているから、という理由だけではないことを私は分かっていた。
  29. 62 : : 2015/04/24(金) 20:49:14
    改めて考えるとどうしようもなく恥ずかしい。

    そして自然と出てしまう声を抑える術を私は知らない。

    咄嗟に手を口まで持っていくと、キスされていた耳を甘噛みされる。

    「声を抑えるな。お前の声が聞きたい」

    相変わらず耳元で低い声を囁く彼の声と、先ほどのことで、私は完全に力を失っていた。
  30. 63 : : 2015/04/24(金) 21:27:56
    私の頭から首にかけて、彼の大きい手と腕で

    私の不安定な上半身を、もう片方の手で腰を抱くようにして支えてくれた。

    熱い。

    頬でも耳でも頭でもなく、身体の奥が熱い。

    その正体が何なのかくらいはわかる。

    反応、してるんだ。
  31. 64 : : 2015/04/24(金) 22:23:03
    彼は額、瞼、鼻、頬や耳、首筋から胸元へ

    時間をかけて次々とキスを落としていった。

    だんだん身体の感覚が研ぎ澄まされているような気がする。

    彼の唇がどこかに触れるだけで、その箇所が熱くなる。
  32. 72 : : 2015/04/25(土) 09:44:20
    そしてもう残ってる場所はないんじゃないかと思うくらい、全身にキスをされた。

    唇以外。

    「ん」

    唇を突き出しても、手をかざされるだけだった。

    刹那、刺激が走る。
  33. 73 : : 2015/04/25(土) 10:59:34
    「やっ……」

    彼の細く長い指が、私の熱を持っている部分を下着の上からなぞったのだとわかったのは、すぐのことだ。

    恥ずかしさのあまり頭が混乱して、薄いシーツで顔を隠すように覆う。

    「準備は万端みたいだな」

    少しだけ意地の悪い笑いを含んでいるようで、私は顔だけでなく、頭が、全身が火を噴くかと思った。

    どうにかしないと、頭がおかしくなりそうだ。
  34. 74 : : 2015/04/25(土) 21:31:00
    朦朧(もうろう)とする意識の中、天井の隅を見つめていると、静かな部屋に水音が響く。

    「……っ!」

    経験したこともないような痺れが身体の中心から背骨にかけて駆け上がった。

    けれどそれは、不快な痺れではなく、熱く甘い痺れだ。

    下着は既に取られているようで、普通なら寒いはずなのに、熱かった。

    熱いはずなのに、震えた。

    こんなの、今までに感じたことがなかった。
  35. 75 : : 2015/04/25(土) 22:45:47
    秘部に自分以外の熱が走る。

    彼が、私のそこに口づけていた。

    もうキスをするところなんてないと思っていたけど、あったんだ。

    なんて的外れなことを考えている。

    もうまともな思考回路ではいられない。
  36. 80 : : 2015/04/26(日) 13:24:44
    「もう、いいか?」

    目つきは悪いが端整な顔。

    目つきに関して人に言えたことではないが、それでも私が言うくらいに悪い。

    けれどそんな目も、顔も、表情も、この状況では妖しく映った。

    「はぁっ……どうぞっ……」

    私だけ息を切らしているのが最高に悔しい。
  37. 81 : : 2015/04/26(日) 14:28:40
    彼が私に跨り腰を少し埋めたところで、自分でも驚くほどに体が跳ねた。

    「ぁんっ……!」

    「アニ……」

    長めの前髪から覗く目はきれいで、妖艶で、震えながらも見惚れた。
  38. 82 : : 2015/04/26(日) 15:38:48
    「っーーー!!」

    彼に宛がわれ体の奥深くまでを貫かれたとき、この世の全てを忘れられた。

    声もかすれて苦しいのに、とめられない。

    腰のあたりから、じわじわと甘い痺れが込み上げてきて熱い。
  39. 83 : : 2015/04/26(日) 17:40:31
    声を抑える余裕もなく、繋がったところから込みあがる全く新しい感覚に溺れる。

    「……大丈夫か」

    彼の頬を伝った汗が、私の首筋に垂れて混ざった。

    何だか2人が溶け合っているようで嬉しい。

    もっとほしくなり、手を伸ばして彼の頬を拭うと、指についた汗を舐めてみた。

    甘い。

    実際に甘いわけではないけれど、そう表現することが一番似つかわしい気がしたのだ。
  40. 84 : : 2015/04/26(日) 21:43:27
    腰の動きが速くなって、私の身体の中を再び熱が込み上げる。

    何だか変だ。

    中のことなんてよくわからないけれど、ある一箇所に当たると強い熱が腰のあたりから徐々に込み上げてくる。

    先ほどから何度も繰り返されていたため、今になって一気に込み上げてきた。

    はじめての感覚で、何なのかもわからずに本能的に震える。
  41. 85 : : 2015/04/27(月) 16:19:18
    「やあっ、 やめ、て……」

    「駄目だ」

    必死に懇願する私を見て、彼は実に良い笑顔で要望を却下した。

    それどころか動きをより一層速くし、一番熱くなる箇所を突き続けた。
  42. 86 : : 2015/04/27(月) 17:36:39
    「だめっ、はぁ、んんっ……っ!!」

    「くっ……!」

    腰のあたりを物理的なものに近い痺れが2つ、同時に襲い、体の内側から込み上げた熱が一気に全身に向けて解放される。

    最初に背筋を駆け上がり、全身の隅から隅まで神経を伝って行き渡るような感覚に、私は翻弄されて頭が真っ白になってしまう。

    ああ、2人で同時に……。

    これからのことなんて一切考えなかった。

    急速に迫り来る眠気に抗うことはできず、同時に果てたという事実だけを頭の片隅に置いて意識は急速に暗転した。
  43. 87 : : 2015/04/27(月) 22:28:48
    「なあ、アニ」

    朝、俺の腕を枕にして寝ているアニに声をかける。

    もぞもぞと動いて夢から醒めたことはわかった。

    しかし、声だけではなかなか目を開けることができないらしい。


    『……大丈夫か』

    昨夜、涙目になりながら苦しんでいるアニを見て、俺はそんな姿さえも美しいと思ったことを思い出した。

    いい年しておきながら、こんなガキに翻弄されるなんてな……。
  44. 90 : : 2015/04/28(火) 13:46:32
    「起きれるか?」

    もうそろそろ此処を出ないとエレンの監視を離れたのが分かってしまう。

    いくら本部から離れているとはいえ、いつ憲兵が偵察に来るかわからない。

    憲兵にバレるのは非常にまずい。
  45. 93 : : 2015/04/29(水) 10:18:16
    「……ん。おはよ……」

    「寝起きのところ悪いが……お前の所属兵科はどこだ」

    昨日の勧誘式で見なかった顔、調査兵はまずない。

    そして憲兵だとしたら結構ヤバい。

    駐屯兵、という言葉がアニの口から出てくるのをただ祈った。

    「憲兵団」
  46. 96 : : 2015/04/30(木) 21:13:13
    ヤバい。

    「……そうか」

    結構ヤバい。

    「安心しなよ。誰にも言うつもりはないから。言ったところで私の立場も危うくなる」

    「それに、私のルームメイトはそういうの理解してくれる人だから」

    本当の本当に、この女は何もかも、想像以上だ。
  47. 97 : : 2015/04/30(木) 22:01:11
    「壁外遠征が1ヶ月後に控えている。その前に……どこかで会えないか?」

    こいつを逃したくないと、心から思った。

    「……」

    女はしばらく黙り込んだ。

    少しの不安が心に宿る。

    まさか俺が不安に思うことがあるなんてな。

    ……案外、自分はまだ人間だったのかもしれない。

    「2週間後、同じ時間にあの場所で」

    簡潔に言い捨て、服を着たアニはそれじゃ、と出て行った。
  48. 98 : : 2015/05/01(金) 17:55:10
    当日、リヴァイは少し早めに酒場についていた。

    「もう来てたの……早いね」

    約束の時間より早く現れるアニ。

    「お前も早いじゃねえか」
  49. 99 : : 2015/05/01(金) 19:11:04
    何故か怯えた顔の彼女を抱きしめた。

    「お前、本当に何を抱えてるんだ」

    「……別に。ただ、約束はなるべく果たしたいから」

    抱きしめる力を、より一層強くする。

    「いろんなもんを抱えてるところも、そうやって強がるところも愛してる」

    「はぁ……ここは宿じゃないよ」
  50. 100 : : 2015/05/01(金) 20:14:17
    「お前、脱がないのか」

    またもやアニはシャワー前、服に手をかけたまま躊躇っている。

    「やっぱり明るいところで脱ぐのは慣れない……」

    「ベッドの上ではそれ以上に恥ずかしいことしてるのに、か?」

    すると素早く布と身を引き離し、そのまま脱いだ服で殴られた。

    いや、お前、地味に効くパンチだな。
  51. 101 : : 2015/05/01(金) 21:49:34
    シャワーの水音と共に、私の後頭部から背中にかけて温水がかけられた。

    「え、何やってんの」

    「洗ってやる」

    「いや、ちょっと、」

    抵抗をしてみたものの、頭からシャワーを浴びせられ抵抗することもできなくなった。

    目を開ければお湯が入るし、騒げばむせる。

    「熱くないか?」

    私は無言で頷いた。

    優しいのか強引なのかわかんないんだけど……。
  52. 102 : : 2015/05/01(金) 23:14:04
    流石人類最強…アニのパンチを地味に利くで済ませるとは…!!期待っ♪
  53. 103 : : 2015/05/02(土) 06:41:46
    >>102
    りお

    地味にきくですませる人類最強がすごいのか、人類最強に地味にきかせられるアニがすごいのか・・・!
    期待ありがとうー!
  54. 104 : : 2015/05/02(土) 09:14:34
    シャンプーの香りがあたりに漂う。

    「……まあ、悪くないよ」

    彼のシャンプーは、悪くないどころか最高だった。

    程よい力でマッサージされているような感覚、加えてピンポイントで良い場所に指を当ててくれる。

    気持ちいい……。
  55. 105 : : 2015/05/02(土) 11:24:38
    やがてお湯で泡を流してくれて、すっかり油断していた。

    二の腕に触れられ、肩、背中、鎖骨、と来たあたりでおかしいと思わなければいけなかったのだろう。

    無防備な状態で突然胸に触れられて、私は悲鳴をあげた。

    「ひゃあっ! ……何すんの」

    「何って、触らなきゃ洗えないだろ」

    表情を変えず、当たり前、というように言う彼にああ、確かに……。と一瞬惑わされる。

    それでもすぐ気づき、立ち上がって距離を取ろうとすると、当然のことながら距離を詰められた。
  56. 106 : : 2015/05/02(土) 16:54:13
    「動くな、まだ流し終わってない」

    シャワーから流れる水音と共に、私の体についていた白い泡が足を伝い流れ、排水溝に飲み込まれていく。

    「も、もういいよあとは自分でやるから離して……わ!」

    身をよじろうとすると、バランスを崩してしまった。

    目の前の壁に手をついた状態になる。

    「なんかこれ、いい眺めだな」

    なんか背後で意味不明なこと言ってる!

    口角を上げて笑っているのが目に浮かんだ。

    と同時に、身の危険を感じた。
  57. 107 : : 2015/05/02(土) 18:36:00
    しかし振り向いて逃げようとしたときには遅かった。

    「……っ」

    身動きが取れないように、うしろから拘束されて耳朶や首の後ろに口づけられる。

    たったそれだけのことで反応してしまう私も、どうかとは思うけど。

    2週間前の、これまでにない感覚を思い出してしまい恥ずかしい。

    「ん……」

    こらえ切れなくなった声を漏らしたところで、胸に触れていた彼の手が私の足の間へと移動した。
  58. 108 : : 2015/05/02(土) 19:22:40
    「……やっ」

    何の意味もなさないとわかっている言葉を口にした直後、シャワーとは違う水音が聞こえた。

    「は、もうこんなに濡れてやがる」

    彼は指二本で私のそこを軽くなぞってから手を離した。

    反射的に目をやると、彼の指には信じられないほどの量が糸を引いて滴っていた。

    羞恥に貫かれて一気に体が熱くなるが、瞬間再び彼が私の秘部を指でなぞったため、すぐに痺れる感覚に襲われる。
  59. 109 : : 2015/05/02(土) 20:59:37
    私から溢れたものは、内ももを伝って膝の下にまで達していた。

    中に指を入れられて、自分でもわかるほどに全身が震えた。

    彼の手も既に、私から溢れたものでベタベタになっている。

    彼はシャワーで軽く手を洗うと、私の腰を押さえた。

    「まって!」

    何をするつもりなのか悟り、体を強張らせていると両手で押さえつけられる。
  60. 110 : : 2015/05/03(日) 06:56:19
    「お前は壁に手、ついてろ」

    「ちょっと……やぁっ!!」

    抵抗するよりも先に、背後から一瞬で最奥まで貫かれていた。

    あまりに突然の感覚に、衝撃が当たる。

    「あん、たほんとおかし、いっ!」

    目の前がにじんで、壁についている自分の手がぼやけた。

    徐々に腰から熱がこみ上げてきて、自分自身にも悲しくなる。
  61. 111 : : 2015/05/03(日) 12:09:46
    「んぅっ……」

    こんな風にされても気持ちいいなんて、知られたくない。

    懸命に声を抑えようとするが、自然と漏れてしまう。

    彼はこの間、私が一番弱いところを知ってしまったのだろう。

    そこを攻められては抗うこともできない。

    「やだ、」

    早くも限界が近い。

    自分の奥から、先ほどよりも急激に込みあがる感覚に本能的に震えながらも、あっさりと達してしまう。

    漏れる声を抑えられないでいると直後、私の太腿に生温かいものがかかる感触があり、ようやく終わったのだと悟った。
  62. 112 : : 2015/05/03(日) 17:05:22
    むくれているアニの体を丁寧に洗って、シャワー室を後にした。

    「いや、その……悪い。最初は本当に、この間みたいに入るだけのつもりだった」

    「でも、お前を見てたら……」

    「いい! 言わなくていい!!」

    言いかけた俺の言葉をアニは慌てて遮った。

    「これ以上、恥ずかしくさせないで……」

    口を尖らせて目線を斜め下に向けた彼女はかなり可愛かった。

    結婚しよ。
  63. 113 : : 2015/05/03(日) 18:40:07
    「疲れたなら今日は普通に寝るか?」

    日付はとっくに変わっていて、彼が戻らなくてはいけない時間まで、あと数時間しかない。

    何か上手くごまかされたような気がするけど仕方ない……。

    言うとおりベッドに横になると、背後から抱きしめられた。

    さすがに今からは何もないだろう、とは思うが心臓は跳ねてしまう。
  64. 114 : : 2015/05/03(日) 20:39:47
    「なあ」

    「……何」

    「愛してる」

    「……なら、なんでしてくれないの」

    あれほど執拗にしてきたキス。

    だけど唇には、1回もしなかった。
  65. 115 : : 2015/05/04(月) 06:30:44
    「愛してるからだ。この間も言ったように、自分を大切にしてほしい」

    それに、と付け加える。

    「唇を奪うのは、お前の心を奪ってからだ」

    ……臭いセリフなのに様になってるのがムカつく。

    けれどそんな彼に、心を奪われた自分がさらに悲しい。
  66. 116 : : 2015/05/05(火) 23:33:58
    「アニ」

    前回と同じく、腕の中で眠るアニを起こす。

    「ぅん……おはよ」

    「次会うときは壁外遠征から帰ってきてからだ。俺は死なない。お前を必ず迎えに行く」

    「はいはい。じゃあ帰ってきた次の日、いつも通りで」

    アニは優しく微笑み、もう一度夢の中へ落ちていった。
  67. 119 : : 2015/05/06(水) 12:15:59

    「前進せよ!!」


    エルヴィンの声を皮切りに、壁外へと馬を走らせる。

    「早く、会いてえな……」

    思わず漏らしてしまったリヴァイの言葉に、班員は驚いた。

    「兵長、恋人とかいらっしゃったんですか?」

    「え、エレンそういうことを聞くのは……」

    ぺトラに指摘され、はっとしたエレンは肩を縮める。

    「す、すみません!」

    「エレンよ、お前はまだ兵長どころか俺の域にも達してなグボァ!」

    「はぁ……馬から落ちて死ねばいいのに」

    「ああ、そんな関係じゃない。……ただ、俺にも守りてぇものがある」
  68. 122 : : 2015/05/06(水) 20:24:16


    『エレンを壁外に連れて行くことで、敵をおびき出す』


    エルヴィンが言っていた通り、エレンに釣られて女型の巨人が現れた。

    女型の顔を確認し、舌打ちをする。

    「俺にはわかる、コイツは本物の化け物だ。『巨人の力』とは無関係にな」

    「どんな力で押さえようとも、どんな檻に閉じこめようとも、コイツの意識を服従させることは誰にもできない」

    ああ、あの女もそうだったな。

    「俺にはわからない、ずっとそうだ。自分の力を信じても、信頼に足る仲間の選択を信じても、結果は誰にもわからなかった……」

    あいつの根本的な部分……そこだけは何をしようと、誰にも変えられない。

    「まあ、せいぜい……悔いが残らない方を自分で選べ」

    そんな目をしていたな。
  69. 123 : : 2015/05/07(木) 20:10:41


    「エレン! 遅い! さっさと決めろ!!」

    「っ……進みます!!」


    よく言ったな、エレン。

    お前のおかげで、女型の中の奴と会えそうだ。

    すぐに音響弾を取り出した。

    「全員、耳を塞げ」

  70. 124 : : 2015/05/08(金) 18:43:08

    しかし、何度俺がブレードを振りかざそうと、奴は出てこなかった。

    「おい……いい加減出てきてくれないか? こっちはそんなに暇じゃないんだが」

    相変わらず、うなじを守る手を硬化させたり解除したりを繰り返している。

    「なぁ? お前はこれからどうなると思う? お前はこの状況から抜け出すことができると思うのか?」

    当たり前だが返事はない。

    「こっちの迷惑も少しは考えてほしいもんだ。お前を引きずり出す方法を考えては試しを繰り返すんだぞ。
    お前は確か……色々なやり方で俺の部下を殺していたが……あれは楽しかったりするのか?」

    「俺は今、楽しいぞ。なぁ……? お前もそうだろ?」



    「お前なら、俺を理解してくれるだろ?」



  71. 127 : : 2015/05/08(金) 21:18:59

    突如女型の巨人は奇声を発したかと思えば、大量の巨人を連れてきた。

    (この声……まさか……)




    「……」

    そしてグンタ、エルド、オルオ、ペトラ……大勢の部下を殺して、エレンを連れ去った。
  72. 132 : : 2015/05/08(金) 22:22:27

    「目的を一つに絞るぞ、まず……女型を仕留めることは諦める」


    俺にはわかる。

    いくら疲弊しているとはいえ、あの化け物を仕留めるのは……


    「あの硬化させる能力がある以上は無理だ、俺の考えに従え。エレンが生きてることにすべての望みを懸け、ヤツが森を抜ける前にエレンを救い出す。俺がヤツを削る、お前はヤツの注意を引け」


    結局、エレンを取り戻すのに必死で中身を出すどころか捕らえることもできず、部下を無駄に失うだけだった。
  73. 133 : : 2015/05/09(土) 08:35:17



    「お疲れ様」

    今夜はアニの方が先に来ていた。

    会った瞬間、抱きしめる。

    「なぁ、俺も忘れたい……全部、何もかも、だ」


  74. 134 : : 2015/05/09(土) 09:23:38
    その夜は今までと違って、彼女が色々してくれた。

    これまでのお返しと言わんばかりの愛をくれた。


    「あんたは私に何を求めてるの?」

    「お前の意思だ」


    「そう……私も、あんたのこと愛してるよ」

    そのまま、吸い込まれるように“唇”へキスをした。
  75. 135 : : 2015/05/09(土) 10:31:54


    このとき俺は気付かなかった。

    愛してる、のたった一言に喜んでいたから

    アニが小動物のように怯え、震え続けていたことに

    気付かなかったんだ。


  76. 136 : : 2015/05/09(土) 11:21:28



    「俺、ずっとアニに勝てなくて」

    エレンは懐かしむように話を続けていた。

    「何度も横に並びたいって思いながら、いつもその少し先を行かれて」

    「でも卒業のときようやく並べたんです」

    「まあ、あいつが4位で俺が5位なんですけどね」

    乾いた笑い。

    俺はこんなガキに気を使われる程になったのか。

    いや……ガキに気を使われるのは……2回目、だな。
  77. 139 : : 2015/05/10(日) 00:06:28
    「遅れて申し訳ない」

    ドアの開いた音と同時に、エルヴィンの声が聞こえる。

    「いえ……。は? お前ら!?」

    入ってきたのはエルヴィンやハンジだけではなく

    エレンの同期もいた。

    「あ、あの……」

    「女型の巨人と思わしき人物を見つけた」

    「……え?」

    「今度こそ確実に捕らえる」
  78. 142 : : 2015/05/10(日) 12:09:01
    「作戦の結構は明後日。場所は……」

    ……。

    どうして何も気付かなかったんだ。

    「それで、肝心の目標はストヘス区にいることは確実なんですか?」

    【新兵】ということはエレンの同期。

    「ああ、目標は【憲兵団】に所属している」

    確かエレン達がいた訓練所から【憲兵団】に行った奴は1人だと言っていた。

    「曰く女型は、生け捕りにした2体の巨人を殺した犯人と思われる」

    まさか、その1人だったなんてな。
  79. 143 : : 2015/05/10(日) 22:29:00
    「君たち【104期訓練兵の同期】である可能性がある」

    どうりで似てるわけだ。

    「ち、ちょっと待ってください……104期って……」

    雰囲気なんて曖昧なものじゃなく

    「その女型の巨人と思わしき女性の名は」


    お前の全てを反映したような、その目が。



    「アニ・レオンハート」

  80. 146 : : 2015/05/11(月) 19:36:18

    俺は壁外遠征から帰る日なんて言っていない。

    帰る直前ならともかく、まだ壁外にすら出ていないときにわかっているのはおかしい。

    あいつに友人がいるタイプだと思えねえし

    何より調査兵団にいる奴の口からアニの名前を聞いたのは、この時のエレンが初めてだ。
  81. 147 : : 2015/05/11(月) 22:24:28


    アニ……お前はどんな気持ちだったんだ。

    俺の部下と分かりながら殺しまくった時

    俺にズタズタに引き裂かれている時

    俺が……最後に、抱いた時。


  82. 150 : : 2015/05/12(火) 07:08:04


    『お前なら、俺を理解してくれるだろ?』


    何馬鹿なこと言ってるの。

    あんたは人類を背負う人間で

    私は人類の敵、巨人。

    理解なんてするわけないでしょう?

    ……できるわけ、ないでしょ。

    ごめんなさい……。

    あなたの部下が死んでしまったから、激しく求めてきた。

    殺したのは私なのに

    慰めてあげようだなんて、思ってしまったんだ。

    ごめんなさい。
  83. 151 : : 2015/05/12(火) 19:59:10

    あなたのそばで泣いた理由。

    それすらも言えずに私は殻に篭る。

    あなたを愛すことは、あなたを傷つけることと同じ。

    わかってた。

    ごめんなさい。

    それでも、あなたを愛しています。
  84. 154 : : 2015/05/13(水) 16:34:10

    エレン、すまねぇ。

    お前だってあいつに色々な思いがあっただろう。

    だから巨人化できなかったんだよな。

    一緒に、戦ってやれなくて、すまん。

    お前は強い。

    それがどんな想いであろうと、戦うことを選べたお前は、強い。

  85. 155 : : 2015/05/13(水) 19:04:39

    「大事な証人を食うんじゃねえよ、馬鹿野郎……!」

    結局、俺はあいつが固まってからエレンを助けることしかできなかった。


    「くそっ……何なんだよ! ここまできてだんまりかよ……アニ!」

    いつだって自分の本心は喋らなかったな。

    「出てきてこの落とし前つけろよ、アニ……アニ!!」

    いつだって、硬い殻に閉じこもって。

    「よせ。無駄だ」

    この世界に出てくることを拒んでいるようだった。
  86. 156 : : 2015/05/13(水) 22:59:17
    眠り姫になったアニ。

    憎んでも憎みきれないほど殺してやりたい女型の巨人。

    「クソ、なんでだよ……」

    今も、これからも、ずっと許せない。

    なのに、なんで

    部下を殺したのに

    人類の敵だったのに。
  87. 157 : : 2015/05/14(木) 10:20:46


    女型の巨人からエレンを奪い返した時

    『おい! ずらかるぞ!!』

    女型の巨人……絶対に許さねえ。

    心からそう思った

    『!!』

    はずなのに

    『泣いている……?』

    大きい瞳から涙を流していたアレは、巨人なんかじゃなく……



    とても綺麗な、“人間“だと思った。


  88. 158 : : 2015/05/14(木) 11:11:03


    『疲れきった愛はいらない』

    『あんたの……リヴァイの、全てを私に』


    ふざけんじゃねぇよ……

    ドブ臭ぇ地下で生きてきた俺に、初めて愛を教えてくれたのは紛れもないお前だ。

    お前の『愛してる』が頭から離れない。


  89. 161 : : 2015/05/14(木) 17:40:12


    教えてくれ。

    どうしてあのとき、泣いていたんだ……?


    俺の部下を殺したじゃねえか。

    散々いたぶって、残虐に。


    ……ああ。

    俺だってここまでわかっているのに、どうしても情が抜けねえんだよ。

    早くそこから出てきてくれ。

  90. 164 : : 2015/05/14(木) 20:16:52


    許せるかといったら許せねえ。

    だけど、もう一度会いたい。



    お前を、感じたい。


    声を、身体を、目を



    「俺は今でも、愛してるんだよ……」


    〔交わらないふたつの世界〕

    -END-
  91. 165 : : 2015/05/14(木) 20:19:10
    乙です!とても面白かったです!!
  92. 166 : : 2015/05/14(木) 20:40:48
    ここまで読んでいただきありがとうございます!

    本当は最中のシーンがない予定だったのでもっと早く短く終わる予定だったのですが、急遽いれることになったので時間かかりました(((;°▽°))

    できるだけ汚くしたくなかったのですが難しかったです……私の力量ではどうにもなりませんでした……。


    人類が第一優先でそれだけは捨てられないリヴァイと
    故郷に帰ること、ライベルだけでも……と思うアニ
    2人のどう頑張っても一緒に人生を歩むことができない感じを題名、そして本文から出せたらと思いました。

    まあ交わってますけどね(下ネタ)
  93. 167 : : 2015/05/14(木) 20:42:31
    >>165
    ワッフルさん

    ここまでお付き合いいただきありがとうございます!
    無事終えることができました。

    また読んでもらえるような作品を書きたいと思います。
  94. 168 : : 2015/05/14(木) 20:55:58
    凄く良かったよ!もう文章上手すぎだよ~!
  95. 169 : : 2015/05/14(木) 21:40:57
    >>168
    りお

    ありがとうっ!
    いっつもりおに励まされてるよーヽ(;▽;)ノ

    りおがいなかったらこんなに書いてないしねw

    これからもよろしくねっ
  96. 170 : : 2015/05/14(木) 21:42:10
    よかったです!
    すぐよんじゃいました!
  97. 171 : : 2015/05/14(木) 22:12:28
    わあわあわあ。よかったとても。乙でした(^○^)
  98. 172 : : 2015/05/14(木) 22:32:01
    >>170
    佐美未散さん

    ありがとうございます!

    こんな長いのを読んで頂けてうれしいです(*´∀`)
  99. 173 : : 2015/05/14(木) 22:39:09
    >>171
    anianiさん

    そこまで言っていただけるなんて!
    相変わらずび嬉しいお言葉、ありがとうございますm(_ _)m

    わあわあしていただけてよかったです♪
  100. 174 : : 2015/05/19(火) 00:35:55
    良かったですー!
  101. 175 : : 2015/05/19(火) 16:58:46
    >>174
    凛さん

    ありがとうございます!
    そういってもらえてうれしいです(*´∀`)

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Liebeschon1104

咲*

@Liebeschon1104

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2000年の記憶 シリーズ

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