この作品は執筆を終了しています。
実話 いじめ
-
- 1 : 2015/04/07(火) 20:37:19 :
-
告白します。
私の前のクラスでいじめがありました。
-
- 2 : 2015/04/07(火) 20:38:27 :
- 名前は、偽名ですが大瀧君と呼ばせてもらいます。
私のクラスでいじめられたのは、大滝くんでした。
彼は、外見で嫌われたり、一人になることが多かったために、独り言が多く、嫌われていました。
-
- 3 : 2015/04/07(火) 20:38:33 :
- 聞かせてください
-
- 4 : 2015/04/07(火) 20:39:10 :
- 私は、小学校6年生の頃、同じクラスでした。
そして、中学校へと進学し、一年生のクラスには、彼もいたのです。
6年生までは、好まれてはいませんでしたが、特別嫌ったり、軽蔑したりはしませんでした。
-
- 5 : 2015/04/07(火) 20:39:45 :
- 小学校の彼の顔には、「笑顔」がありました。
最初は、もちろんありました。
しかし、その笑顔は、だんだんと消えて行きました。
-
- 6 : 2015/04/07(火) 20:40:29 :
- 私は、友達に恵まれてか、仲良い友達が新しくできました。
しかし、彼の周りにいた人たちは…
だんだんと少なくなり、ついには、いなくなりました。
-
- 7 : 2015/04/07(火) 20:42:35 :
- ノンフィクションか…
私小説の方がいいと思ったけど真面目な話だから水をさすような真似はしないでおこう
-
- 8 : 2015/04/07(火) 20:44:06 :
- 男子は、彼をからかい、楽しんで、先生の見えないところで遊んでいました。
女子は外見や、独り言で、気持ち悪いと言って、彼を避けるようになりました。
-
- 9 : 2015/04/07(火) 20:46:32 :
- しかし、私もその一人になってしまったと思います。
なぜなら…
彼の期待を裏切ったからです。
-
- 10 : 2015/04/07(火) 20:47:17 :
- 彼に話しかける人数が減少していた時、私は彼に話しかけました。
それは、ちょっとした同情と、そんなことをやっている人たちと同じになりたくないという気持ち、彼を助けたいという思いでした。
-
- 11 : 2015/04/07(火) 20:48:28 :
- しかし、結果的に私は彼を裏切ってしまいました。
-
- 12 : 2015/04/07(火) 20:49:08 :
- 彼に話しかけた時…別に何も問題はありませんでした。
しかし、彼はそのあと、私によく話しかけてくるようになりました。
他の人だったらなんとも思わないのかもしれません。
私は彼に話しかけたことを、いつの間にか後悔していました。
-
- 13 : 2015/04/07(火) 20:49:50 :
- その理由は何か…
あまりよくわからないのです。
-
- 14 : 2015/04/07(火) 20:50:56 :
- そして、だんだん、彼のことを、避けるようになりました。私も…
何回か呼ばれたら、話を聞く
そんな程度になっていました。
-
- 15 : 2015/04/07(火) 20:51:34 :
- 気づけば、私も彼らの色に染まってしまったのかもしれません。
それは決して、彼等のせいではなく、染まってしまった自分自身のせいなんだと、考えています。
-
- 16 : 2015/04/07(火) 20:58:46 :
- 最初は、 私は悪くない。
そう言った考えでした。
-
- 17 : 2015/04/07(火) 20:59:37 :
そのことを、名前を出さずに相談したことがあります。
返事が来て、賛成派の人の意見が多数来ていました。そして、やっぱりそうだよね、と自分を納得させようとしていたのかもしれません。
そんな時、初めて反対派の意見が帰ってきました。
-
- 18 : 2015/04/07(火) 21:00:01 :
- その人は
「その人が、あなたに執着して嫌な気持ちはわかります。しかし、彼にそんな期待を持たせてしまったあなたにも非があるのではないでしょうか。」
と、書いていました。
-
- 19 : 2015/04/07(火) 21:01:08 :
- 彼等の色に染まっていた私は、そんな大切なことにも気がつきませんでした。
そのことを言ってくれたのは、同年代ではありませんでしたが、とても、深い意味を持つ言葉でした。
その方には、今でも感謝しています。
-
- 20 : 2015/04/07(火) 21:02:21 :
- しかし…私がそれに気づいた直後に彼は、不登校になってしまいました。
-
- 21 : 2015/04/07(火) 21:03:00 :
- 担任の先生は、そのことを私たちに話してくれました。
今、彼がどんな状態か
どんな気持ちなのか
彼の親の気持ちも…
-
- 22 : 2015/04/07(火) 21:04:03 :
本当は謝罪の手紙を書きたい
直接謝りたい
相談に乗ってあげたい
でも…
私にそんなことする資格はありません。
彼はあってくれない
手紙だって破るでしょう
相談に乗ってもらうなんて軽いものでもありません
それは、私にそんなことができる資格が、ないからです。
-
- 23 : 2015/04/07(火) 21:04:49 :
- ウルウル(´・_・`) 可哀想…
-
- 24 : 2015/04/07(火) 21:05:04 :
- もちろん、クラスの人も
おそらく、担任の先生も
-
- 25 : 2015/04/07(火) 21:05:50 :
- 続けて…
-
- 26 : 2015/04/07(火) 21:06:21 :
- 彼は、いま学校に来たくないそうです。
誰にも会いたくないそうです。
-
- 27 : 2015/04/07(火) 21:06:49 :
- 私は必死に考えました。
結局、何もできることがないまま終わるのは、あの時と変わらない。
そうして…
私はこの実話を書くことにしました。
-
- 28 : 2015/04/07(火) 21:07:20 :
- この実話は、
彼への謝罪
そして…彼のような被害者を出さないために。
-
- 29 : 2015/04/07(火) 21:08:13 :
- 最後に彼に…。
無視したり、避けたりしてごめんなさい。
助けてあげられなくてごめんなさい。
怖かったんです。私もそこまで目立ったりする方ではなかったから
でも、それは言い訳に過ぎません
謝って、許してもらおうなんて気はありません。
この経験を生涯背負いながら、生きて、もうあなたのような人を、見捨てたり、裏切ったりしません。
-
- 30 : 2015/04/07(火) 21:08:39 :
でも…本当にごめんなさい。
-
- 31 : 2015/04/07(火) 21:09:02 :
- それしか言いようがありません。
この実話を書いたのは
私自身が、唯一できることだからです。
完
-
- 32 : 2015/04/07(火) 21:09:32 :
- これを読んでくれた方にお願いがあります。
この実話を読んでの感想をしたにお願いします。
⬇︎
もしよければ、シェアお願いします。
広めたいわけではなく、この実話を読んでの感想をたくさんの人にいただきたいんです。
-
- 33 : 2015/04/07(火) 21:12:28 :
- 最後まで読んでくださったかた、ありがとうございました。
-
- 34 : 2015/04/07(火) 21:12:57 :
- 私は、イジメられている側の人物でした。(元)
そして親友も、私を避けるようになりました。
でも私は不登校になりませんでした。
親友が謝ってくれて、しかも皆に私を避けないよう言ってくれました。
皆が理解してくれた。皆が開き直ってくれた。
Haruさんが謝った事には変わりないです。偉いと思います。
-
- 35 : 2015/04/07(火) 21:13:42 :
- 文通とかどうでしょうか?
-
- 36 : 2015/04/07(火) 22:29:54 :
- なんとなくこれを見ていじめについての小説を書こうと思いました
これを元にさせていただきますよろしいでしょうか?
-
- 37 : 2015/04/07(火) 22:37:31 :
- 小説にしていただいて大丈夫です☻
ありがとうございます。
-
- 38 : 2015/04/07(火) 22:38:27 :
- ミカサ大好きさん、アドバイスありがとうございます。
-
- 39 : 2015/04/08(水) 04:01:10 :
- どうもありがとうございます
がんばってハッピーエンドにします
-
- 40 : 2015/04/18(土) 23:44:02 :
- >>33人間不信になってるよ
-
- 41 : 2015/05/23(土) 11:11:20 :
- なんで上から目線なの?
私がしてあげられなかった、みたいな
自意識過剰色がつよくない?
-
- 42 : 2015/05/23(土) 11:14:00 :
- 虐めていた側とおなじにはなりたくなかったってのも
偽善に見える
同情してるあたし素敵ーって感じがする
彼の経験を生かして今の友達に接していますか?自分をみていますか?
- 著者情報
- 「未分類」カテゴリの人気記事
- 「未分類」カテゴリの最新記事
- 「未分類」SSの交流広場
- 未分類 交流広場