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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

サシャ「プレゼントが私になるためにはどうしたらいいですかっ?!」【ジャン誕】※ジャンサシャです

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  1. 1 : : 2015/04/06(月) 13:50:48

    【必読】

    こちらは来る4月7日、ジャン・キルシュタイン君(15)のお誕生日のお祝いSSです。

    永愛さんのジャン誕生日企画に参加してます。
    http://www.ssnote.net/groups/1279/archives/6
    こちらのグループに他執筆者様の素敵なジャン誕SSがたくさん貼ってあるので、興味のある方は是非。
    参加者も募集中みたいですよ。



    ジャンサシャに挑戦しますので苦手な方はご遠慮ください。





    最初の2000字くらいジャン君は登場しません。
  2. 2 : : 2015/04/06(月) 13:54:37


    ミカサ「………………は?」


    サシャ「だから、プレゼントが私になるためにはどうしたらいいですかっ?!」

    ミカサ「プレゼント?私?」

    サシャ「もうすぐジャンの誕生日じゃないですか!」

    ミカサ「そうなの?私はエレンとアルミン誕生日しか知らない」

    サシャ「そうですよね。

    それは置いておいて、ジャンに何かプレゼントしたいんですけど、ジャンの好きなものは知らないですし、お金もないので私にしようと思うんです」


    ミカサ「そう」

    サシャ「そうなんです!!」





    ミカサ「で?」


    サシャ「ジャンは……私を受け取ってくれると思いますか………?」


    ミカサ「サシャを?」

    サシャ「はい!」

    ミカサ「なんで?貴女が身売りする義理はないと思う。肩たたき券で充分」

    サシャ「肩、たたき、券………?」

    ミカサ「そう。肩たたき券」



    サシャ「そ
    ユミル「ちょっと待ったぁぁあ!!」バーーン!



    サシャ「ゆ、ユミル?!」


    ユミル「さっきから聞いていたら、面白いこと話してるじゃないか」

    ミカサ「ユミル、盗み聞きは善くない」

    サシャ「聞いてたんですか?!今の話」

    ユミル「水臭ぇよな。私たちにも相談してくれたらよかったのによぉ」

    ミカサ「私たち?」


    クリスタ「そうだよ!知らなかったよ、サシャがジャンのこと好きだったなんて!」
  3. 3 : : 2015/04/06(月) 13:56:37


    サシャ「え」


    ミカサ「え?」


    サシャ「な、な、ななななんでそんなこと言うんですか!?」

    ユミル「あれ?違うのか?」

    サシャ「違いませんよ!違いませんけど……」

    ミカサ「そうだったの……?」

    サシャ「そうだったんです」


    ユミル「違わないんだったら簡単だ。全裸でジャンの布団の中で待機しときゃいい。これでヤらなきゃ男じゃないぜ」

    クリスタ「ユミル!!」


    サシャ「………なるほど!」

    クリスタ「サシャ!!」


    ミカサ「でも、私たち訓練兵は座学も実施も食事さえも時間は一緒。夜は男女お互いの兵舎には見張りがいるし……。こっそり全裸待機は難しいのでは?」

    クリスタ「ミカサ!!」


    クリスタ「もう!なんでみんなユミルの冗談を真に受けてるのっ?!」

    サシャ「え?冗談だったんですか?!」

    ミカサ「物凄く妥当な作戦だと思ったけど……」

    ユミル「実行してもいいぜ?男子も私らと同じ四人部屋だと思うがな」



    サシャ「はっ」

    ミカサ「あ」



    サシャ「…………やめておきます」

    ユミル「おう」
  4. 4 : : 2015/04/07(火) 13:20:51


    クリスタ「で、どうするの?ジャンの誕生日」

    サシャ「どうしましょう……?」


  5. 5 : : 2015/04/07(火) 13:21:46

    ユミル「これはアレだな、サシャ。お前、ジャンの誕生日に告白しろ」

    サシャ「ええっ??!!」

    ユミル「それでいいじゃねぇか。あのモテそうでモテない不憫男子に『誕生日に女子に告白されるシチュエーション』をプレゼントしてやろうぜ!」


    ミカサ「ユミル……。そういうのは面白がっては駄目」

    クリスタ「そうだよ!ユミル不謹慎!!それ、どっちも可哀想だよ!!」

    ユミル「はぁ?なんで」


    クリスタ「ちょっと……こっち」クイクイ

    ユミル「クリスタ……。時々怖いよなお前」


    クリスタ「ジャンはミカサのことが好きなんだから、サシャの告白が受け取ってもらえないのはわかるでしょ?ジャンだって好きじゃない子から告白されても嬉しくないって」コソッ

    ユミル「いやいや、男は意中じゃない女から告白されても悪い気しねぇよ」

    クリスタ「それはユミルの考えでしょ?」

    ユミル「それに……好きな女にしちまえばいいだろ?」

    クリスタ「え?」


    ユミル「サシャ」

    サシャ「はい?」

    ユミル「あと1週間、ジャンの誕生日までにアイツをオトせ」

    サシャ「はひっ?!」

    ユミル「好きな女からの告白なら受け取ってもらえるだろ?誕生日のお前からの告白を「はい、喜んで!」って受け取ってもらうんだよ!」
  6. 6 : : 2015/04/09(木) 21:41:22

    ミカサ「それはいい考え。それならサシャもジャンも幸せ」

    サシャ「そんな!無理ですよ!!1週間で出来るもんなら既に何かしらしていますって!!」

    クリスタ「確かに……」


    ユミル「いんや、お前は何も努力していなかった筈だ」

    サシャ「う」ギクッ

    ユミル「ジャンに好きなヤツがいるのは、カンのいい同期の奴等には丸わかりだからなぁ?お前は諦めて何もしなかっただろ?」


    ミカサ「え……。ジャンには好きな娘が」ムグッ

    クリスタ「ミカサっ!ごめん、今発言されると事態がややこしくなるから」


    ユミル「近くで笑っていられる芋女ポジションで満足してただろ?」

    サシャ「う……」

    ユミル「そんな臆病者のお前に発破かけてんだよ。
    いいか?今年で訓練兵も終わりなんだ。来年からはお互い同じ兵団にいるかどうかもわからねぇんだぞ?」

    サシャ「」ハッ

    ユミル「女を見せろ!!あの馬面を骨抜きにしてやれ!」


    サシャ「わかりました………。

    当たって砕けます!!」


    クリスタ「砕けちゃだめでしょ、砕けちゃ」

  7. 9 : : 2015/04/11(土) 22:02:05



    サシャ「で………、具体的にどうすれば私はジャンに好かれるんでしょうか?」

    ユミル「どうって言われてもなぁ……」

    クリスタ「どうしよう……」

    サシャ「あんなに啖呵切った割りにノープランですか、あなたたちは」



    ミカサ「そういえば………。私、ジャンの好みのタイプ知ってるかも………」ボソ


    サシャ「み、ミカサ……」

    ユミル「そういやぁ、コイツ居たな」

    クリスタ「ミカサ、それって……?」

    ユミル「あーー、聞くな聞くな」


    ミカサ「ジャンは髪の長い女性が好き、……だと思う」



    サシャ(それって……)

    ユミル(やっぱり………)

  8. 10 : : 2015/04/11(土) 22:14:14



    クリスタ「そ、そういえば、サシャって髪長いよね。普段ポニーテールだからあんまり実感ないけど」

    ユミル「おおっ、そういえば!」

    サシャ「そんなに長いでしょうか?」

    ミカサ「昔の私くらいありそう」

    ユミル「ちょっと下ろしてみろよ」

    サシャ「はい……。こうですか?」パサ

    クリスタ「わあっ、雰囲気変わるね」

    ミカサ「大和撫子みたい」

    サシャ「ヤマトナデシコ?」

    ミカサ「東洋の女性に対する誉め言葉。凛として、淑やかで、気品溢れる女性のこと。とお母さんから聞いたことがある」

    ユミル「アイツが好きそうなタイプだな……」

    サシャ「そうですね。私とは縁遠いですけど……」

    クリスタ「そんなことないよ!」

    サシャ「クリスタ、そういう慰めはいいんです」



    クリスタ「とにかくさっ、サシャは訓練の時以外は髪を下ろしていたら?いつもと違う一面を見せたらドキッとするかもよ?」

    ミカサ「そう、この髪型のサシャも可愛い」

  9. 11 : : 2015/04/12(日) 20:02:18
    ーーーーーー
    ーーーー
    ーー




    サシャ(と、言われて晩御飯の時は下ろしてみたんやけど……)


    サシャ(めっちゃ食べにくいやん!!)ガーン


    サシャ(いつもみたいに思いっきり食われへん……)


    マルコ「あれ?サシャ、髪どうしたの?紐無くしたの?」

    サシャ「あ……。あはははは…。まぁ、そんな感じです」

    ユミル「お、マルコ。私とクリスタ飯食い終わるからここ座れよ。ジャンもいるんだろ?」

    サシャ「え、待ってくださいよ!」

    クリスタ「先に部屋に戻ってるね。サシャはゆっくり食べていていいから」


    サシャ(えぇぇ~?!)


    サシャ(とかなんとかしてる内に、ジャンが来た!!)
  10. 12 : : 2015/04/13(月) 21:09:42


    ジャン「おい、マルコ!………っと、お前サシャか?!」

    サシャ「は、はうぃ」

    ジャン「何だ、その返事」

    サシャ「いえ、あの、その……」

    ジャン「それに…髪どうしたんだ?」

    マルコ「髪紐無くしちゃったみたいだよ」

    ジャン「ふぅん……。食いにくそうだな」

    サシャ「そ、そうなんですよ!スープなんて、こう……横の髪の毛を耳にかけてるんですけど、冷ましている間に落ちてきて………」パラ…


    サシャ「ああっ、また!」


    マルコ「………………」

    ジャン「………………」


    サシャ「?どうしました?二人とも」


    マルコ「あ、あっ、いや別に?なんか髪上げる仕草って可愛いな、と思って……」

    サシャ「はい?何言ってるんですか!?」

    マルコ「そうだよね、ジャン?」

    ジャン「俺?!」

    サシャ「そ、そうですか…?」チラ

    ジャン「…………」エート

    サシャ「…………」ドキドキドキ



    ジャン「………どっちかと言うと気色悪ぃ」



    サシャ「え……」



    マルコ「ジャン!!何てこと言うんだよ!!」

    ジャン「あ!いや、なんつーか、お前が大人しく飯食ってるのが変というか……」

    マルコ「そうじゃなくて!」


    ガタッ


    サシャ「………なんか、スミマセンデシタ。ごちそうさまです」


    マルコ「あっ、サシャ!待って!」


  11. 13 : : 2015/04/16(木) 21:15:11


    ーーーーーー
    ーーーー
    ーー




    サシャ「あかん……。無理。もう無理」

    クリスタ「サシャ!燃え尽きないで!!」

    ユミル「ほんっと、あいつクソ野郎だな。陰から出てきてぶん殴ればよかった」


    サシャ「気持ち悪いって、生理的に無理って……」

    クリスタ「そんなこと言われてないよ!!」


    ミカサ「どうしたの?」

    クリスタ「あっ、ミカサ!サシャがネガティブの極致にいるの!助けて!!」

    サシャ「変態って……。あかん、あかんで……」ブツブツ…

    ミカサ「今日のパンの残り……」サッ

    サシャ「パァン!!」


    モグモグモグモグ……ゴックン


    サシャ「少し元気になりました」


    ミカサ「そう、よかった。

    ………大和撫子作戦は失敗したのね?」

    ユミル「失敗というか、あいつが悪いんだよ」チッ

    クリスタ「実は……」


    カクカクシカジカ


    ミカサ「やっぱり失敗じゃないの」

    ユミル「失敗じゃねぇよ!マルコはオトせそうだったんだぜ!…っ、そうだ!サシャ、もうマルコに鞍替えしちまえよ!あいつのが誠実そうだし、立ち回りも上手いから将来出世しそうだし」

    サシャ「それが出来たらこんなに落ち込んでませんよ」



    ユミル「ああっ、もう!!お前、あいつのどこがいいんだよ?!」


    サシャ「どこって………」





    サシャ「どこなんでしょう………?」

    ユミル「おいっ」
  12. 14 : : 2015/04/19(日) 14:15:19


    ーーーーーー
    ーーーー
    ーー





    マルコ「ジャン、君はサシャに謝るべきだ」

    ジャン「はぁ?」

    マルコ「気色悪いなんて、サシャが可哀想じゃないか」

    ジャン「本当のことだろ?いっつも大口開けて飯食ってるあの芋女が、しおらしくスープ啜ってたんだぜ?あれはアイツには似合わねぇ」

    マルコ「それでも、だ」

    ジャン「それに…。アイツ、コニーと一緒で馬鹿なところあるだろ?おだてたらまた続けるぞ。
    俺はストレス溜まらない内に忠告してやったんだよ」

    マルコ「じゃあそう言ってあげれば良かったのに」ハァ

    ジャン「だからそう言ったんじゃねぇか」

    マルコ「言ってないって。サシャ傷ついてると思うよ?」

    ジャン「そうか?」

    マルコ「ジャンだってミカサに“気色悪い”なんて言われたら傷付くだろ?」

    ジャン「ミカサに……」










    マルコ「………まさか、“我々の業界ではそれはご褒美です”とか言う特殊性癖じゃ……ない、よね………?」


    ジャン「違う違う違う!!!」
  13. 17 : : 2015/04/20(月) 09:03:21


    マルコ「良かった。もしジャンがそんなのだったら恥を知れどころじゃないからね」

    ジャン「だから違うつーの」



    ジャン「まぁ、なんつうかさ、確かに“気色悪い”は言い過ぎだな。
    俺も汚いものを見るような冷めた目で、吐き捨てるようにミカサに言われたの想像したらショックだった」

    マルコ「(………そこまで想像しなくてもいいけど)まあ…そうだろ?」

    ジャン「明日サシャに会ったら謝っておく」

    マルコ「うん、そうしなよ」


  14. 20 : : 2015/04/26(日) 22:26:49


    ーーーーーー
    ーーーー
    ーー





    サシャ(どこが好きとか……簡単に言い表せへん)


    サシャ(顔とか、性格とかそんなんやのうて……)



    ジャン「お、サシャ。おはよう」

    サシャ「ふはっ!ジャ、ジャジャ、ジャン!!おはようございます!!」


    ジャン「………何でお前、髪の毛後ろに掴んでるんだ?」

    サシャ「いえ!その………、不快感を与えないようにです!」

    ジャン「そのことなんだけどよ、」

    サシャ「はいっ!気持ち悪くてすみません!!今日も髪の毛結うの忘れてました!

    (本当はユミルに髪紐取られたままなんですけど)

    もう視界に入らないようにどこかに行きますから……」

    ジャン「待てって!」

    サシャ「はい?」

    ジャン「あの、昨日は悪かったな。その……、気色悪いは無かったよな。悪い」

    サシャ「へ?でも、それがジャンの正直な感想ですよね?マルコに何か言われました?」

    ジャン「そうだけどよ」

    サシャ「やっぱり……」
  15. 21 : : 2015/05/05(火) 21:21:07


    ジャン「俺は、だ」

    サシャ「はい?」

    ジャン「お前がユミルやクリスタに「可愛いからやってみろ」とかなんとか言われて、おだてられて引くに引けなくて変な顔してるのが気色悪いって思った」

    サシャ「へ、変な顔?!」

    ジャン「あっ、いや、無理してるっつーか……」

    サシャ「そんなこと、ないですよ?ちょっと食べにくかっただけです」

    ジャン「ああ。だからか」

    サシャ「………ジャン?」

    ジャン「お前が旨そうに飯食ってなかったから気色悪かったんだ。お前、やっぱり旨そうに食ってるほうが似合う」

    サシャ「え?え?え?」カーーッ

    ジャン「あ、マルコ!じゃあサシャ、俺は謝ったからな!」




    サシャ(あかん)


    ユミル「サシャ!おい、今のジャンだったよな?何話してたんだ?」


    サシャ(どこが好きとか、そんなんやのうて……)


    ユミル「おい!サシャ?!」




    サシャ「全部や」ボソッ

  16. 22 : : 2015/05/05(火) 21:22:23



    ーーーーーー
    ーーーー
    ーー




    ユミル「ふーーーん」





    サシャ「ふーーーん、って何ですか!この間のユミルの質問の答えが見つかったんですよ?!」

    ユミル「いや、思った以上に乙女脳なんだな、お前。大食いの陰に隠れて気付かなかったぜ」

    サシャ「なんですか、それ?!私は元々れっきとした乙女です!」

    クリスタ「そうだよ!サシャ可愛い!!
    ユミル!恋する乙女を馬鹿にしたらバチがあたるんだからね!」

    ユミル「もう一人、乙女脳がいた……。クリスタ、お前のが可愛いよ。マジで。
    私には、あのやり取りの中の何処にときめき要素があるのか全く分からん」

    サシャ「いっぱいありましたよ!」

    クリスタ「もう…。ユミルが達観しすぎなんだって。なんか、物凄く歳上のお姉さんみたい」

    ユミル「お前らが幼稚なんだって。なぁ、ミカ……」


    ミカサ「私も恋する乙女」ミッカリーン


    ユミル「………恋する乙女は恋のお相手の顔面を血だらけにしねぇよ。今日の訓練のアレはなんだ」

    ミカサ「エレンが手加減するなと言ったから」

    クリスタ「エレン大丈夫かなぁ…」

    サシャ「大丈夫ですよ。主成分は鼻血でしたし」

    ミカサ「サシャもジャンと組めば良かったのに」

    サシャ「そ、そんなこと出来ません!!」

    ユミル「何恥ずかしがってんだよ」

    サシャ「対人格闘訓練は午前最後のメニューですよ?!お腹が空いた音が聞こえてしまいます!!」

    ユミル「お前の腹の虫の音なんざ、座学でクラス全員に聞かせてやってんじゃねぇか」

    サシャ「乙女心は複雑なんです!!」
  17. 25 : : 2015/05/09(土) 21:28:38


    サシャ「でも、ご飯が食べにくいので髪を下ろす作戦はやめます」

    クリスタ「そこは譲れなかったのね」

    サシャ「まぁ……。ジャンも似合わないと言ってましたし、他の作戦を考えましょう」


    ユミル「他の作戦ねぇ……。どうすっかなー、あと4日か……」

    ミカサ「でも、さっきのサシャの話を聞いてると結構いい感じ。少なくとも嫌われてはないみたい」

    サシャ「嫌われてはいませんけど………それ以上ではないと思いますよ?あと4日で好きにさせるなんて、できますでしょうか?」

    ミカサ「出来る。サシャはやれば出来る子」

    サシャ「私ばっかり頑張ってもこればっかりは……」

    ユミル「そうだな…。ここらで一発、あちらさんにもサシャのことを気になるような事件が欲しいよな」


    クリスタ「事件?」



  18. 29 : : 2015/05/11(月) 21:16:00

    ーーーーーーーー
    ーーーーーー
    ーーーー
    ーー


    サシャ(結局、具体策が出来ぬまま、四日目突入……)



    サシャ(今日は一日野外訓練やし、接触する機会もなさそう……)



    クリスタ「サシャーー!!班分け、聞いた?」



    サシャ「え?知りませんよ?」

    クリスタ「サシャは何番引いたの?」

    サシャ「21番です」

    クリスタ「じゃあこれと交換ね」サッ

    サシャ「え?え?」

    クリスタ「頑張って」ギュッ

    サシャ(女神に何か掴まされた……!)

    サシャ「交換て……」ガサッ


    サシャ「4番?」


  19. 30 : : 2015/05/12(火) 21:10:02


    ジャン「マルコ何番?」

    マルコ「8番だよ。ジャンは?」

    ジャン「4」


    サシャ「うええーーーっ?!」


    ジャン「…………」

    マルコ「どうしたの?サシャ」

    サシャ「いえ、あの……」グシャ


    サシャ(あの、女神の皮を被った小悪魔……。頑張ってって、そういうことかい………!)


    ジャン「お前、何番なんだよ?」

    サシャ「よ……4番なんです」

    ジャン「はぁ?!」


    サシャ(ジャン、ミカサと一緒がよかったんやろうな……)


    マルコ「良かったねジャン、知ってる子と一緒で」ポン



    マルコ「ジャンってば見かけ通り、人見知りなところあるから、他の子たちに怖がられて終わりになっちゃうかと思ったけど、安心だね」

    ジャン「ちょっ……!マルコ!」

    マルコ「さっきまでずっと、僕と一緒がいいって言ってたんだよ。無理なのに」

    ジャン「言うなって!」

    マルコ「サシャ、ジャンをよろしくね」

    サシャ「は、はい……」






    サシャ(もしかして、一番のライバルはマルコかも知れへん………)

  20. 33 : : 2015/05/16(土) 22:58:40



    サシャ(でも、ええんやろか?こんな小細工……)



    サシャ(ミカサはちゃっかりエレンと組になってるし、ユミルはクリスタと……)



    教官「今回の訓練は立体機動での男女の動きの違いを確認するものである!各組の実力差は評価しないので、焦らず課題をこなして欲しい!」



    サシャ「………どういうことですか?」

    ジャン「お前、先週の座学ちゃんと聞いてたか?
    男女別に考えると、立体機動装置の扱いは柔軟性の高い女のほうが有利で、身体のバネの違いからも戦い方が男と女じゃ変わってくるって」

    サシャ「ありましたね、そんなの」

    ジャン「今回の実施はその違いを見極めて、コンビで討伐するときの参考にしろってことだろ」

    サシャ「へぇ…」

    ジャン「巨人を単独で討伐できることは稀らしいから、生き延びる為には一緒に戦う仲間の特性を熟知してなきゃいけないんだろうな。今回はその訓練ってとこじゃねぇ?」

    サシャ「成る程!凄いですねぇ、ジャンは!」

    ジャン「褒めても何も出ねぇぞ?……まぁ、俺は内地で憲兵やってるはずだから、コンビ討伐とかしねぇだろうけどな」


    サシャ「私もそうなるといいですけどね………」

    ジャン「上位10位になれば憲兵団に入れるんだ。お互い頑張ろうぜ」

    サシャ「はい!」



    ジャン「……まぁ、食料庫で盗み食いしてるうちは憲兵団入団っつーか、逆に憲兵に捕まりそうな予感しかしねぇけど」

    サシャ「……っ!一言多いですよ!!折角人が見直してたのに!」

  21. 39 : : 2015/05/22(金) 12:05:09


    ジャン「そりゃどーも」

    サシャ「もう!」プンスコ




    教官「………では、1番の組から森の中へ入って行け!
    森の中には幾つか『仕掛け』がある。それらも有効活用して欲しい。
    先程も言ったが、実力差は評価に関係ない。
    相手の長所、短所を見抜き、己にどう活用するかを考えよ。

    現地には採点をする教官もいるが、あとで各自レポートも出してもらう!」



    サシャ「レポート……」ガーン

    ジャン「採点者も中にいるのか……」チッ



    ジャンサシャ「……………」チラ



    サシャ「ジャン、手を抜こうとしてました?」

    ジャン「そういうお前はその場しのぎで何とかしようと考えてたな?」


    サシャ「私はいつでも臨機応変アイデア勝負です!」

    ジャン「行き当たりばったりっつうんだよ、そういうのは。大丈夫かよ、お前と組んで」

    サシャ「だっ、大丈夫ですよ!」



    サシャ(せめて、ジャンに失望されないように頑張らな!)



    教官「次、4番!!」

  22. 42 : : 2015/05/23(土) 20:15:57

    ジャン「まずは……、立体機動で木の上に上がってみるか。もしかしたら『仕掛け』とやらが見えるかもしれない」

    サシャ「そうですね……じゃあ……」カチャ

    ジャン「あ、待て!」

    サシャ「え?」シュバッ


    タン


    サシャ「どうしましたぁーー?」


    ジャン「能力の違いを見るんだろうが!一応の基準を作らねぇと、違いがわかんねぇ!勝手に、適当に行くなよ!」

    サシャ「あ。すみませぇぇん!戻ります!」

    ジャン「いい!ガスが勿体ねぇ!!」



    スタッ



    サシャ「下りるのにガスなんて使いませんよ?ほら」

    ジャン「ばっ……!何やってんだよ!」

    サシャ「近くの幹にアンカーを刺して、ワイヤーをつたって下りて来たんですけど……?」

    ジャン「また昇るのにガス使うだろうが!」


    サシャ「あ」



    サシャ「す、すみません……」

    ジャン「はぁ………。もういい。しょうがねぇ、仕切り直しだ」
  23. 47 : : 2015/05/27(水) 18:14:39


    ジャン「いいか?今から最大限の力でこの樹の上に上がれ。アンカー射出は1回だけだ」

    サシャ「了解であります!」

    ジャン「俺から行くぞ?」

    サシャ「はい、どうぞ!」


    ジャン(まずは、アンカーを樹の幹に打ち込んで……)カチ


    バシュッ

    カッ


    ジャン(よし、深く刺さった!)


    ギリ…


    ジャン(引っ掛かりもよし、ガスを吹かして上へ…………上がる!)


    バシュン!


    トンッ


    ジャン「よっし!」


    サシャ「うはあ、かなり上に上がってしまいましたねー」


    ジャン「おーい、サシャ!お前も上がれ!同じ所までなんて無理しなくていいからな!」


    サシャ「はいっ、頑張ります!!」

  24. 51 : : 2015/05/29(金) 21:28:44



    サシャ(よっしゃ!絶対ジャンの隣まで行ったる!)



    サシャ(アンカーの狙いは……あの枝や!)カチ



    バシュッ


    ジャン「おい、サシャ!あんな枝にアンカー刺したら折れるぞ!!」



    サシャ(上手く巻き付きぃや!)


    シュンッ


    サシャ(よっしゃ!ガス全開!)



    バシュン!



    ビュン



    ジャン「なっ………」




    ジャン(枝がしなって……上に翔んでいく……)


    サシャ(ジャンが下に見える……)








    ジャン(綺麗だ)




    グインッ


    サシャ「うわっ?!」


    ジャン(やべぇっ!反動で地面に叩きつけられるぞ!!)ハッ


    ジャン「サシャ!」







    ザンッ!



    サシャ「あ………」

    ジャン「枝が………」



    ポスッ


    サシャ「教官……?」


    教官「ブラウス訓練兵。発想は悪くないが、後を考えて行動しろ」



    ジャン(そうだ。今は訓練中だ。何か問題があれば教官が出てくるんだった……)ハァーー


    ジャン(訓練で良かった。
    あの教官が枝を斬って、サシャを受け止めてくれなかったら今頃あいつは……)
  25. 55 : : 2015/05/31(日) 21:36:45


    サシャ「あ、ありがとうございます」

    教官「今後、気を付けるように」



    ジャン「サシャ!」スタッ

    サシャ「あ!ジャン!すみません!!」

    ジャン「何謝ってんだよ。死ななくて良かったな」



    キース教官「ブラウス訓練兵!!




    サシャ「あ……。キース教官……」

    キース教官「何をやっている?!貴様、死にたいのか?!」

    サシャ「はっ!すみません!!いい案かと思って、つい……」

    キース教官「アンカーをあの様に使えば、回収出来なくなるのがわからないのか!しかも、弾性の高い樹に……!」

    サシャ「あっ!あれはわざとですよ?よくしなる枝なら上へ高く跳べるかと……」

    キース教官「狙って選んだのなら尚のこと悪い!!」ガッ


    サシャ「いだっ!」


    ジャン「あの、」

    キース教官「キルシュタイン訓練兵!貴様もだ!何、惚けていたのかは知らないが、救助への反応が遅い!壁外なら確実にブラウス訓練兵は命を落としてたぞ!!」

    ジャン「は、はいっ!」



    ジャン(確かに…あの時俺は、一瞬サシャに気を取られていた……)チラ


    サシャ(あかん……。ジャンに睨まれてる。ウチのミスで怒られてるんやから当然やんな……)


    ジャン(しかし何だってこいつのことをあんな風に……)ジッ


    サシャ(ゴメンて。堪忍したって……。全部ウチが悪いんやから……!)

  26. 56 : : 2015/06/01(月) 12:16:23



    教官「キースだん……いえ、教官。注意はそのくらいにして、彼らにも訓練の続きを……」

    キース教官「………そうだな。キルシュタイン、ブラウス。立体機動の動きの確認はいいか?この先に巨人を模した木板が用意してある。訓練の続きはそこからだ」


    ジャン・サシャ「はいっ!!」


    キース教官「では、我々は行くぞ」バシュッ

    教官「はい。先刻のことは気にするな。頑張れよ」バシュッ

    サシャ「はい!ありがとうございました!!」







    サシャ「……………」チラ

    ジャン「……………いくか?」




    サシャ「………あの、さっきはすみませんでした。私のミスなのにジャンまで怒られてしまって……」

    ジャン「いや、俺もボーッとしてた。悪い。教官がいなかったらお前を見殺しにしてたかも知れねぇ」

    サシャ「私が跳びすぎたんですよ。ジャンも驚いたんでしょう?やっぱり私のせいですよ」ショボン…

    ジャン「驚いたっつーか…………あーー、まぁ、いいや。お互い反省してるんだ。もう切り替えようぜ。
    まだ訓練が残ってる」

    サシャ「はい……」

  27. 61 : : 2015/06/08(月) 14:20:28


    ―――――――
    ――――
    ――



    ミカサ「サシャ、随分遅かったのね。どうだった?」


    サシャ「あ、ミカサ……」


    ユミル「私らが色々やってやってんだ。上手くいったんだろ?」

    ミカサ「ユミル、私が聞きたかったのはそういうことではなくて、訓練のほう」

    クリスタ「サシャたち遅かったから心配してたんだよ」


    サシャ「訓練はなんというか……。凄くジャンに迷惑をかけてしまって……。もし、ジャンの順位が落ちてしまったら私の所為で……」

    ユミル「はぁ?お前、何やらかしたんだよ?」

    サシャ「ちょっとばかし自らの命を危険に曝す行為を…………あ!ちょっとすみません!」タッタッタッ


    クリスタ「サシャ?何処に行くの?!」






    サシャ「先程はありがとうございました!」ペコッ

    教官「ああ、君は。あの後、課題は順調に出来たようだね」

    サシャ「はいっ!もう無茶はしなかったです」

    教官「無茶か……。悪くはない発想だったんだがなぁ」

    サシャ「え?」

    教官「より高く跳びたいという考えでのあの手段は悪くないと思う。あとは跳んだ後のケアを考えれば勢いがある分深く狙えるし……」

    キース教官「こら、訓練兵にそういったことは教えるな」

    教官「あ……。すみません」

    サシャ「なんか……。変わった方ですね……」プッ

    教官「いや、普通な方だよ!調査兵団では……」

    キース教官「こらっ!!」


    サシャ(調査兵団の人やったんや………)


    キース教官「で、ブラウス訓練兵。我々に何か用だったのではないか?」

    サシャ「あ……!はい……」


    サシャ(教官にジャンの評価は下げないようにお願いしようと思ったんやけど……。
    なんやこの人、調査兵団の人みたいやし、キース教官を前にそんなお願い出来んし………)


    サシャ「いえ、先程助けていただいたお礼をしたかっただけです。ありがとうございました」

    サシャ(誤魔化しとこ)ペコリ
  28. 62 : : 2015/06/09(火) 12:09:12



    マルコ「おかえり、ジャン。何かあったの?僕より先に出発したよね?」

    ジャン「あ?ああ。ちょっとな…」キョロ…


    ジャン(あれは……)


    マルコ「まあ、怪我もないみたいだし、大したことじゃないなら………」


    ジャン(サシャとさっきの教官……?何を話して…)


    マルコ「ジャン?」

    ジャン「………」ジーッ


    マルコ「……ああ。あの教官、調査兵団から臨時で来た人らしいよ」

    ジャン「………調査兵団から?」

    マルコ「立体機動の実施訓練だからね。扱いに慣れている方がいいだろうって」

    ジャン「へぇ…」

    マルコ「確かに立体機動装置の使い方もスマートだったし、格好良かったね。颯爽としててさ」

    ジャン「まぁ……。そうだったな」


    ジャン(サシャのアクシデントも素早く動いて抱き止めてたし……)

    ジャン(抱き、止め……)ムッ

    ジャン(いやいやいや、あれは人命救助だから!別に大したことじゃあ…)



    マルコ「サシャ、誘われてるんじゃない?」


    ジャン「っ、はあぁぁ?!何であいつが?!」



    マルコ「そんなに意外かな?サシャってどっちかと言えば感覚で物事を考えるタイプだし、調査兵団向きだと思うけど?」

    ジャン「……あ。調査兵団か……。
    でもあいつ前に、憲兵になって飯を腹一杯食いたいって言ってたぞ?調査兵団になんか入んねぇよ」

    マルコ「ふっ、なんかサシャらしいね」

    ジャン「ああ。あいつはそういう風に奔放にしてるほうがいい」





    マルコ「………ねぇ、やっぱりさっきの訓練で何かあったの?」

    ジャン「は?何が?何も無ぇよ」

    マルコ「そう?」

    ジャン「ああ。無い無い。
    もう、宿舎に戻ろうぜ。腹減った」


    マルコ(気付いてないのかな?)




    マルコ(ジャン…。君、訓練から戻ってから一度もミカサのこと見てないよ?)
  29. 65 : : 2015/06/10(水) 08:31:45


    ――――――――
    ―――――
    ――



    サシャ「そんなこんなで明日やん……!」



    ユミル「何もせずとも時間は過ぎてくからなぁ。オイ、んで何か進展はあったのか?」

    サシャ「無いですよ……。立体機動の訓練のレポートを一緒にまとめたくらいです。マルコ込みで」

    クリスタ「一緒に勉強したなら大進展じゃない!」

    ユミル「マルコ込みだけどな」

    サシャ「ああぁぁっ、やっぱり駄目なんですかねぇ……。なんか、昨日の実施訓練から妙に睨まれてるような…。原因はわかってるんですけどね」

    ミカサ「良くも悪くも気になる存在になれたなら前進よ」

    サシャ「………ミカサに言われると、納得せざるを得ませんね」

    ミカサ「そう?」

    サシャ「プレゼントどうしましょうかねー。何か適当に見繕って…」

    ユミル「はぁ?何言ってるんだよ、お前。プレゼントは前から決まってるんだろうがよぉ」ポン



    サシャ「え………?」



    ミカサ「そう。私たちもサシャの力になれるよう精一杯努力したから」ハイ


    サシャ「へ………?」



    クリスタ「綺麗にデコレーションしてあげるからね」ファサァ…


    サシャ「は………?!」





    サシャ「うぇぇえぇぇ?!」



  30. 68 : : 2015/06/13(土) 09:01:42


    ――――――――
    ―――――
    ――


    ジャン「ん?これサシャのじゃねぇか。いつの間に混ざったんだ?」

    マルコ「どうしたの?」

    ジャン「サシャのレポート用紙が混ざってた。あいつ、ずっと(せわ)しなかったからなぁ…いつの間にか紛れ込んだんだろ」

    マルコ「それ、明日無いと困るんじゃない?」

    ジャン「明日だもんな、提出日。………しょうがねぇ、まだ時間も早いし届けてやるか」

    マルコ「そうだね。運がよければミカサにも会えるね。サシャと同じ部屋だったよね?」


    ジャン「あ……。お、おう……そうだったな。

    ……………。

    ………やっぱり、明日の朝食堂で会ったときにするか」

    マルコ「え?何で」

    ジャン「何でって……。居心地悪いっつーか、ミカサがいるのに…………………なんだよ、その顔」


    マルコ「ジャンの心が浮わついているのは昨日今日でなんとなく察してたけど、それって別に気にしなくてもいいことだよね?」ハァ

    ジャン「浮わついてるってどういうことだよ」

    マルコ「別に?さぁ、早く行かないと門限になっちゃうよ」ホラホラ


  31. 69 : : 2015/06/13(土) 09:22:31



    ジャン「くそっ…。マルコのくせに……」


    ジャン(誰が浮わついてるだって?俺はミカサ一筋だっつーの。サシャなんて………)


    ジャン(サシャ、なぁ……)




    ジャン(じゃなくて、ミ・カ・サ!!)


    グシャ


    ジャン(………じゃねぇや。レポート届けに行くんだった)



  32. 72 : : 2015/06/14(日) 08:54:51



    ジャン(サシャたちの部屋はここか)


    コ…


    ユミル『大人しくしろよ!こら!』

    ミカサ『大丈夫。怖くない、怖くない………うっ』

    サシャ『〇△※◆▲□~~~!!!』

    クリスタ『噛みついちゃダメよ!ハウスハウス!!』




    ジャン(………何やってんだ?こいつら……)



    コンコン


    クリスタ『はっ、はい?!』

    ジャン「ジャンだけどよ、サシャいるか?昨日の訓練のレポート用紙がこっちに紛れてた」

    クリスタ『ジャン?!ちょっ……、ちょっと待っててね、今取り込み中……』


    ジャン(……着替え中か?)


    ジャン「忙しいなら明日の朝飯の時でも…」

    ユミル『いや!今でいいぞ!もう少し待て!』

    サシャ『いぎゃ~~!!やめてくださ………





    シーーーーーン




    ジャン「………………」



    ジャン(扉の向こうで何が?!)




    ガチャ


    ユミル「いよう、ジャン」

    ジャン「あ、ああ。これをサシャに…」

    ユミル「私たちもな、お前に渡すもんがあるんだ」

    ジャン「は?」

    クリスタ「ちょっと大きくて持ってこれないから、中に入って見てくれない?」

    ユミル「悪いけど私とクリスタは食後のでぇとだ」

    ミカサ「私はエレンの確認に行ってくる」スタスタ

    ユミル「門限までには帰ってくるから、それまでにコトを済ませておけよ?」



    ジャン「は?何?」


    クリスタ「頑張ってね~~」スタスタ






    ジャン「なんなんだ、あいつら……」


  33. 75 : : 2015/06/16(火) 09:42:55

    ジャン「渡すもんって……?」


    ガチャ



    ジャン「………」



    ジャン(でっけぇ袋……)



    袋『……………』


    ジャン「おいおい、こんなデカイもんどうやって持って帰れっつうんだよ。大体中身は……」


    袋『な、中の人なんていませんよ!』


    ジャン「うわ、喋った!」


    袋『僕は袋の妖精さっ』









    ジャン「…………お前、サシャだろ」ハァ


    サシャ『な、なんで分かったんですか?!』


    ジャン「部屋の3人が出ていったんだ。残ってるのはてめーしかいねぇ」

    サシャ『え?!本当に行ってしまったんですか?!』




    ジャン「………なあ、何やってるんだ?お前ら」


    サシャ『それは秘密です!』


    ジャン「これだけ不可思議なモン見せられて、秘密はねぇだろうがよ。開けるぞ、これ」シュル…

    サシャ『いっ!?や、やめてくださ……」





    サシャ「い」

    ジャン「……………」





    サシャ「は、ハッピーバースデー!ジャン!さぁ、プレゼントを受け取ってくださいっ!!」





    ジャン「おまっ、何つう格好を………!」


    サシャ「違うんですよ!これはユミルたちが勝手に………!

    着てますよ!大丈夫です!ちゃんと穿いてますから!!
    下着のような水着です!………ん?水着のような下着?あれ?どっち………?」


    ジャン「わかったから!何でもいいから!とりあえず、もう一回袋の中に入っとけ!!」


    サシャ「は、はいっ」





    ジャン「なんなんだよ、コレ………」ハァ~


    サシャ「す、すみません……お気に召さなかったですか?」ズボッ


    ジャン「首だけ出すな。何かの罰ゲームか?」

    サシャ「罰ゲーム………!そんなに嫌でしたか……」ズーン

    ジャン「嫌っつうか……。お前があいつらに罰ゲームさせられてるんだろ?」

    サシャ「え?違いますよ?さっき言ったじゃないですか。
    “ハッピーバースデー、プレゼントをどうぞ”って」

    ジャン「ハッピーバースデー?は?」

    サシャ「ジャン、誕生日ですよね?」




    ジャン「……俺、誕生日明日なんだけど」


  34. 76 : : 2015/06/18(木) 23:28:59


    サシャ「うわっはぁぁあっ!!すみません!明日仕切り直すので、今の無かったことに!忘れてください!!」


    ジャン(無理だろ………)





    サシャ「うわぁぁん!!予行演習なんか始めるから!!ユミルとクリスタとミカサのド阿呆!」


    ジャン「おい」


    サシャ「ジャンもジャンや!何でこのタイミングで来るん?!」


    ジャン「落ち着けって」


    サシャ「こんな恥ずかしいカッコ見られて落ち着けるわけあらへんやん!」


    ジャン「なんか、話し方おかしいぞ」


    サシャ「はっ!つい故郷(むら)の言葉が……」


    ジャン「ふうん…。それがお前の()か」

    サシャ「その、人の弱味を握ったかのようなゲス顔止めてもらえますか」



    サシャ「ああ、もう、言葉使いまでバレるなんて最悪です……。誕生日も間違えるし」

    ジャン「そういえば、プレゼントがどうとか」

    サシャ「はっ!そこを蒸し返しますか?!やらしいですね!」

    ジャン「貰えるもんは貰っておかねぇとな。

    で、何なんだ?プレゼントって」



    サシャ「え」

  35. 80 : : 2015/06/24(水) 13:29:41

    サシャ(そういえば、言っとらへんかった……?)


    サシャ「それが、あの……」


    サシャ(いや、でも、アレを言うには勢いってもんが大事で……)



    ジャン「なんだよ、しょぼいモンなのか?芋でもなんでも貰ってやるぜ?」

    サシャ「なんでも、ですか?」ゴクリ

    ジャン「……虫とか蛙はやめろよ?」

    サシャ「それよりはマシだと思います。多分」


    サシャ(それ以下やったら泣いてしまうわ)


    ジャン「多分ってなんだよ。同レベルかよ」


    サシャ「その…………………どうぞ」コロン

    ジャン「ん?」

    サシャ「どうぞ」

    ジャン「は?何、袋に入ったまま転がってるんだよ」

    サシャ「こうしないと、移動できないんです。どうぞ」

    ジャン「どうぞって………何?」



    サシャ「どうぞ、ってプレゼントに決まってるでしょう?!プレゼントです!!

    私が!!!」




    ジャン「はあぁぁぁあ?!?!」

  36. 85 : : 2015/06/27(土) 22:49:23


    ジャン「何なんだよそれ!罰ゲームか!やっぱり罰ゲームなのか?!人をからかって楽しいか?!」

    サシャ「罰ゲームってなんですか!そんなに私を貰うの嫌なんですか?!」

    ジャン「嫌とか嫌じゃないとかじゃなくてな、オカシイだろ。大体どうしてそんな話に……」

    サシャ「ああ、それは私がジャンのことを好きなんですってところから始まりましてね」

    ジャン「おう。サシャが俺のことを、す………

    …………………



    ………え?」




    ジャン「………な、何を言って…?」


    サシャ「だから、好きなんですよ」


    ジャン「は?ちょっと待てよ?!
    あ!だから、プレゼント……って……ええ?!そういう意味か!!」


    サシャ「そういう意味なんですけどね。どうにも私はジャンにはあまり好かれていないようなので、やめようかと思ったんです。そしたらユミルたちが諦めんなよって、こんなことになりまして……………。

    ……ジャン?大丈夫ですか?」


    ジャン「……いや、ちょっと…。容量オーバーかも………」
  37. 86 : : 2015/06/29(月) 22:44:33


    サシャ「……よっこらせ。(起き上がる)
    すみません。突然で困りますよね」


    ジャン(困る……困る?)


    サシャ「私なんかに告白されて、ましてやプレゼントが私って………ジャンの言う通りオカシイですよね」


    ジャン(驚きはしたけど、別に困ってねぇ……よな?)


    サシャ「ごめんなさい。もうレポート置いて帰ってもらっていいです」


    ジャン(あ………。そういやあレポート渡しに来たんだったな)クシャ


    ジャン(でも……こいつを渡したら、ここまでのことが全部無かったことになりそうな気がする)


    ジャン(そしたら、またいつものようにアイツが腹を空かせて、馬鹿なことを言って……。

    それも悪くねぇけど……、それでいいのか?)
  38. 87 : : 2015/07/02(木) 21:17:54


    ジャン「……なぁ。明日もう一回、誕生日を祝ってもらえるのか?」


    サシャ「え?」


    ジャン「さっき仕切り直したいって言ってたし、俺ももうどうしたらいいかわかんねぇんだけど……、お、お前の気持ちは前向きに検討し…」

    サシャ「私、貰ってもらえるんですか?!」ズイッ



    ジャン「いやっ、貰うとかそういうのはもうちょっと………」


    サシャ「そういうことなら、私頑張りますよ!!」

    ジャン「な、何を………」

    サシャ「プレゼントが私になるように一肌脱ぎます!」ヌギッ

    ジャン「脱がなくていい!袋から出てくるな!!」

    サシャ「ええーー?!じゃあ何をしたらいいですかっ?!」

    ジャン「今はなにもしなくていい!」

    サシャ「でも、プレゼントですし、何かしないと気が済まないですよ……。何かご奉仕させてください」



    ジャン「ごっ?!」

    サシャ「何でもいいですよー」

    ジャン「なんでも………」



    ジャン「………………」

    サシャ「」ワクワク







    ジャン「じゃ…じゃあ…………肩たたきで」



    サシャ「わかりましたっ!」







    クリスタ「これって、上手くいったのかな………?」キキミミ

    ユミル「さあな。あの煮え切らない感じが馬面野郎の限界値の低さだよな。サシャは絶対苦労するぜ(ミカサ関連がまだ何も解決してねぇしな)」ノゾキ

    クリスタ「でも、ジャンも満更でもないみたいじゃない?いいなぁ…」

    ユミル「クリスタには私がいるだろ?あんなやつよりは1000倍イケてるぜ?」

    クリスタ「もう、ユミルったら……」ウフフ






    ミカサ「やっぱりジャンには肩たたき券で充分だった………」





    おしまい




    サシャ誕生日企画へ、続………きません。
  39. 88 : : 2015/07/02(木) 21:30:03
    後書きみたいなもの


    早いものでもう7月です。

    書き始めたのが4月なので3ヶ月もかかってしまいました。
    プロット無しでだらだら書き続けたらこんなことに…。

    読んでいただきありがとうございました。
  40. 89 : : 2015/07/02(木) 21:32:37
    乙!!面白かったです!
  41. 90 : : 2015/07/02(木) 21:41:44
    執筆、お疲れさまでした。
    けなげに頑張るサシャが、とても可愛いかったです。
    サシャは原作でもアニメでも、正統派な可愛さだと私は思ってます(笑)
    ジャン、羨まし過ぎるぜ…!
    最後のミカサの「やっぱりジャンには肩たたき券…」は名言だと思うw
  42. 91 : : 2015/07/02(木) 21:44:25
    >ルカさん
    長い間ご声援ありがとうございました。
    貴方の励ましでここまで執筆できました、と言っても過言ではない気がします(笑)

    お気に召して頂けたら嬉しいです。
  43. 92 : : 2015/07/02(木) 21:50:07
    >数珠繋ぎさん
    コメントありがとうございます。
    サシャは可愛いですよね。
    スタイルもいいし、食欲を除けば進撃世界には珍しい正統派美少女だと思ってます。

    最後のミカサの台詞は随分前から決まってました(笑)

    ここまで読んでいただきありがとうございました。
  44. 93 : : 2015/07/02(木) 23:41:29
    執筆お疲れ様です。

    はーっ。

    ジャンはやっぱダメですね。

    そこが彼の美点なのでしょうが。

    しかし、健気なサシャがかわいかったです。
    御馳走様でした(^-^)
  45. 94 : : 2015/07/03(金) 12:31:57
    >ありゃりゃぎさん
    コメントありがとうございます!


    ジャンですから…。(これにつきる)


    執筆中、何度もありゃりゃぎジャンが頭を過りました。キャラ被りしてたら申し訳ありません。
  46. 95 : : 2015/07/03(金) 18:32:50
    >>87
    続こう。続こう。
  47. 96 : : 2015/07/03(金) 18:46:44
    執筆お疲れ様でした

    皆さん口を揃えて言っていますが私も同感です、健気なサシャの可愛さは鼻血物でした

    もう最後なんか、え?何この子可愛い、おいジャン、お前男見せろよ女の子がここまで言ってんだぞとか暴走してました(笑)

    肩叩き……えーっ、でもそこがジャンらしい

    本当に始終ニヤニヤでした(^-^)
    ごちそうさまです
  48. 97 : : 2015/07/03(金) 21:52:35
    >とあさん
    コメントありがとうございます。

    続きは……。更に3ヶ月かかりそうなんでやめておきます。、
  49. 98 : : 2015/07/03(金) 21:59:07
    >影刻さん
    コメントありがとうございます。

    ジャンですからねぇ……(私はジャンを一体なんだとw)。

    皆さんをメロメロにさせるサシャが書けたようですね。やった!
  50. 99 : : 2015/07/04(土) 10:51:37
    執筆お疲れ様です(*・∀・*)
    サシャが可愛かったですw
    これを読んでると、とりちゃんのリヴァイ誕を思い出しますwあれも確か、ハンジさんがプレゼントだったはずw
  51. 100 : : 2015/07/04(土) 12:29:07
    >いんこさん
    コメントありがとうございます。

    プレゼントは私、はロマンです。
    あんまり多様するのはやめます。はい。
  52. 101 : : 2015/07/07(火) 16:50:03


    執筆お疲れさまでした。

    そういえばたしかに話の最初の方でミカサが「肩たたき券で充分」と言ってましたね…

    当たってる笑

    ジャンサシャも良いですね。サシャがかわいいしジャンがよくわかってないのがかわいい(੭*ˊᵕˋ)੭

    次はサシャ誕z((((((
  53. 102 : : 2015/07/07(火) 17:54:55
    >逢さん
    コメントありがとうございます。
    そうです。あの時、この話のオチが決まりました。さすがミカりん。
  54. 103 : : 2015/07/07(火) 20:19:25
    執筆お疲れ様でした
    サシャ可愛い…!
    ジャンサシャ良いですね!ミカサの肩叩き券で充分だった…が良かったですw
  55. 104 : : 2015/07/07(火) 23:23:21
    >ひなのんさん
    コメントありがとうございます。
    ジャンサシャいいですよ……!
    肩たたき券→でぇと→…とレベルアップしていけばいいじゃない。
  56. 105 : : 2015/09/23(水) 15:13:47
    ジャンサシャは、あまり見ないのですごくいい感じだなーと思いました!!!
    これからもキミドリさんの作品楽しみにしています!
  57. 106 : : 2015/09/23(水) 21:12:06
    >進撃オタのセーたん☆さん
    コメントありがとうございます。
    そうなんですよ、ジャンサシャは山小屋での私服がペアルックっぽくて可愛いなぁと思ってたんですけど、この組み合わせなかなかなくて…。
    自家発電しました。
  58. 107 : : 2017/11/12(日) 20:11:51
    面白かった!
  59. 108 : : 2020/10/06(火) 10:15:36
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
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    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
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    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

    http://www.ssnote.net/categories/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA/populars?p=18
  60. 109 : : 2020/10/27(火) 14:18:38
    http://www.ssnote.net/users/homo
    ↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️

    http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
    ↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
    ⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️

    ⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
    10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
    みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
    今回は誠にすみませんでした。


    13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
    >>12
    みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
    現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました

    私自身の謝罪を忘れていました。すいません

    改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
    今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
    あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
    SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
    本当に今回はすみませんでした。




    ⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️

    http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi

    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️

    56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ごめんなさい。


    58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ずっとここ見てました。
    怖くて怖くてたまらないんです。


    61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
    お願いです、やめてください。


    65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    元はといえば私の責任なんです。
    お願いです、許してください


    67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    アカウントは消します。サブ垢もです。
    もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
    どうかお許しください…


    68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    これは嘘じゃないです。
    本当にお願いします…



    79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ホントにやめてください…お願いします…


    85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    それに関しては本当に申し訳ありません。
    若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
    お願いですから今回だけはお慈悲をください


    89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    もう二度としませんから…
    お願いです、許してください…

    5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
    ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
    本当に申し訳ございませんでした。
    元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
    私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
    今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。

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inunori

キミドリ

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