このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
不幸の少年は希望を夢見る
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- 1 : 2015/03/29(日) 22:49:07 :
- あてんしょん!
需要があるか全くわからない苗木嫌われです!
とあるssで見つけた嫌われスイッチネタを軽ーく使用させていただいています。
暴力表現などがあります。
報われるかどうかは視聴者様が望むかどうかです(主は自分で決められませぬ)
安定の俺得ですので、批判していただいても構いません。
支援してくださると泣いて喜びます(真顔
基本的に
中立 霧切
味方 江ノ島
それ以外皆敵☆
状態です。
苗木君の絶望顔が見たいモノクマが仕組み、江ノ島が本物に変わって一番近い立場で絶望顔を見届けようとしてます。
駄文だよ?大丈夫?
ではスタートです!
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- 2 : 2015/03/29(日) 23:06:21 :
- モノクマ劇場
やぁ!皆のアイドルモノクマだよ!
え?なんでできたんだって?
前置きだよま、え、お、き!
このモノクマ劇場では多少のメタが含まれたりするからね!
見たくないなら飛ばしてくれても構わないよ!うぷぷぷぷ…!
本題だけどさぁ、
いっつも希望希望ってうるさい
苗木君を絶望させたいんだよね、ボク。
何やっても絶望しなさそうな苗木君を
ついに!
絶望させるいい方法を!思い浮かんだんだ!!
それはなんと"絶望スイッチ"!
これを使えば、指定した人を嫌われ者にすることができるんだ!
詳しくいえば好感度を下げまくる感じ!
ここまですれば苗木君も絶望するよね?
うぷぷぷぷっ!
あー楽しみだなー!
**********
…そう思いながら椅子に凭れながら伸びをする。
手元に置いてあるスイッチを眺め、上がっていた口角をさらに三日月型に吊り上げた。
黒く、しかしレースのような白い布で彩られたスイッチを手に取る。
スイッチのボタンに指を乗せながら、
今の自分が望む絶望的なシチュエーションを思い浮かべた。
頬は赤く紅潮し、半開きになった口元からは涎が垂れる。
標的を画面越しに見据えながら、情報処理室に居座る少女__江ノ島盾子は
希望を謳う不幸な少年に絶望が襲いかかることを希望し、
そんな希望を抱いている自分に、
絶望した。
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- 3 : 2015/03/30(月) 21:14:12 :
- 平々凡々とした毎日。
否、閉じ込められてスペア作りを強要されている時点で平凡ではないかもしれない。そんな毎日を、アンテナのような髪型をした少年…苗木誠は過ごしていた。
超高校級の幸運という、抽選で選ばれただけの才能。
そして、幸運であるはずの苗木も、自身が不幸になることが多いことを自覚している。苗木の幸運は自身が窮地に立たされた時にしか発動しないようだ。
…今日もまた、白黒のクマに強要されているスペア作りを、淡々と進めていた。
白黒のクマ…そう、モノクマは、いつも通りのアナウンスを流した。
「はーい、今日はそこまで!残りは自由時間だよ!あんなことやそんなことができますよ!うぷぷぷ...じゃあまたね!」
ブツッ
テレビが切れ、画面が黒く戻る。そして、その音が苗木の平凡な日常を、
絶望に叩き落とし、
深く絶望させる計画の始まりの音なんて、
知る由もなかったのだ。
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- 4 : 2015/03/31(火) 21:11:04 :
- 一日目.自由時間
今日は何をしようかな…なんてのんびり考えながら、ぐだぐだとベッドに座る。
このまま寝て過ごしても構わないのだが、どうしても寝る気がわかないのだ。
それと同時に、何かそわそわするような、嫌な予感が頭を巡っているのだ。
このまま行って大丈夫なのだろうかと、思ってしまうのだ。
しかし、そんな不安も当たることが一度も無かった為か、まぁいいやと片付けた。
**********
誰かに会うこと前提でウロウロと歩き回る。何かをすることもなく、ただぶらぶらと。そして、曲がり角の近くに特徴的な赤に近い髪色をした少年…
桑田怜恩が、そこにいた。
普段のおちゃらけた雰囲気をそのままに纏っている。今日は桑田クンと過ごそう、と桑田クンに駆け寄った。
近づいても顔が振り向かない為(何時もの事だ)、肩に手を乗せて話しかける。
「桑田クン、こんにちは!」
何時もと何ら変わりない笑顔で語る。
やっと振り向いた…そう思った直後だ。
その時桑田クンが纏っていた雰囲気は、近づくな、という雰囲気を醸し出しており、流石に苗木もたじろいだ。
「っ!触んじゃねぇょッ!」
その時発せられた言葉は、普段の彼からは想像することもできないほどに怒りや軽蔑を含んでいて、その時手に感じた痛みが消え去ってしまうほどに、
唐突で、辛い現実だった。
肩に乗せた手を思い切り払われ、
強く払われた部分は赤くなっている。
一体ボクが何をしたんだと。
そんなことを考えているうちに、
桑田クンはこちらに向き直った。そしてボクに酷く冷徹な目を向けて、
ボクを蹴り倒した。
そのまま尻餅をついて桑田クンを見上げる。その時に見た桑田クンの目は
哀れみと、蔑みを混ぜたような色だったんだ。
「がはっ…!…桑田、クン…?」
「…ゴミは黙ってゴミ箱に入ってろ…よっ!」
「ぐっ…桑田、クン…ボク、何か、した…?」
桑田クンは最後にもう一度蹴ると、
ボクに冷たい目を向けて去って行った。
何が起こったのかまだ理解できないまま、
ボクはしばらく放心状態だった。
**********
主からのお知らせだよ!
次からは、
「桑田クン」
から、
苗木「桑田クン」
に変わるよ!いや、もうこの分の書き方で暴力シーンや会話をかける気がしなくて…
苗木「あはは…」
てことで、次からもよろしくです!
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- 5 : 2015/04/01(水) 09:57:58 :
- 頑張ってください!!
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- 6 : 2015/04/01(水) 22:19:33 :
- >>5
あざますっ!
涙で画面が(ry
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- 7 : 2015/04/01(水) 22:23:54 :
- たぶん克服すると思うんだけれど逆に絶望落ちも見てみたいw
期待です
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- 8 : 2015/04/04(土) 22:47:11 :
- 期待していただいているところすこし悪いのですが、ネタが思いつかないというか深刻()なネタ不足なのです。
なので更新が亀以下になったりします。
それでもお待ち頂ける方は気長に
待ってて下さい
・゜・(ノД`)・゜・。
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- 9 : 2015/05/08(金) 21:40:57 :
- どこぞの名無しさん*適当女子の初作品っすか!?これは期待ですね。いつも僕の亀更新に付き合ってくれてますから気長に待ちますよ。頑張って下さい。応援しています!
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- 10 : 2017/10/09(月) 16:45:16 :
- まだかな!?まだかな!?
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- 11 : 2019/05/31(金) 14:20:35 :
- まだー?( ´•௰•`)
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