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エレン「もし俺が『戦士』だったなら」
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- 1 : 2015/03/28(土) 20:30:43 :
- エレン「もし俺が『戦士』だったなら」
もしも……です。
もしエレンが『戦士』側だったらどうなってるかなーと。
ネタバレ注意!!!
つじつまが合わないとこもあるかもですが、
寛大にお願い致します。
荒らし・中傷はやめて下さい。
誤字脱字あったらすみません。
結構短いです……汗
コメ欄しまってたらここで↓感想お願い致します。
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- 2 : 2015/03/28(土) 20:39:18 :
その日…人類は思い出した
ヤツらに支配されていた恐怖を
鳥かごの中に囚われていた屈辱を
見下ろす…超大型巨人!!
見上げる人間!!!
【side エレン】
ーーーーーー
ーーーーー
ーーーー
エレン「おい!何があるんだよ?アルミンッ!!」ダッ
アルミン「………あぁ」
エレン「ヤツだ……巨人だ」
ミカサ「!?」
とうとう……
…………やるのか
俺も………
ヒュー…………
…………ドカンッ……
……………………ヒュー
アルミン「壁にッ……穴がっ」
ミカサ「……破片がッ!」
エレン「……あっ」
アルミン「か、壁に穴を開けられたっ!!終わりだぁぁぁーー!!」
「わぁぁぁぁ!!!」
「キヤァァァァァァ!!!」
「逃げろぉぉぉぉ」
エレン「……母さん」
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- 3 : 2015/03/28(土) 20:44:05 :
- 破片の方向に母さんが……
どうすれば…
助けに行かないと……!
ーーー
ーー回想
『プランAを開始するぞ』
『私たちは』
『僕たちは』
『俺たちはッ!』
『戦士だ』
…………ッ
俺は!!!
エレン「クソッ!!」
ミカサ「エレン!?」
エレン「…破片の先に母さんがッ」
ミカサ「!!」
アルミン「だ、だめだ!もうココは巨人で埋め尽くされる……だめだ」
俺は……俺は!!
戦士だ……
プランAは……
だけどッ
今は母さんのことが……!!
母さんッ!!!
エレン「ハァハァ……」
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- 4 : 2015/03/28(土) 21:16:18 :
- 期待です!エレンは壁内と壁外どっちの出身の設定ですか?
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- 5 : 2015/03/28(土) 21:20:25 :
- 期待コメありがとうございます!
壁の外です!!
ん?ってつじつまが合わないとこがあったらすみません(〒ó〒)
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- 6 : 2015/03/28(土) 21:37:56 :
- カルラ「え……エレン?」
エレン「か、母さん?!」
カルラ「………」
ミカサ「お母さんッ!」
カルラ「ミカサ……?」
エレン「い、今助けるから!ミカサ引っ張っ……」
『お前は……戦士だ』
エレン「……!」
ミカサ「エレン?」
『例え家族…親しい友人に危害が及ぼうともお前の正体は』
エレン「見破られてはいけない……」
ミカサ「エレン?」
カルラ「お前たち!早く逃げなさい!」
ミカサ「そんなことッ!!」
エレン「……でっできるわけねーだろ」
『プランAを遂行する』
エレン「…………ハァハァ」
ズン……ズン……
……ズン……ズン………
エレン「!?」
ミカサ「!?」
カルラ「きょ、巨人が来たんだろ?」
キヤァァァァァァーーーーー!!
巨人の……叫び!?
お、俺もプランを実行し…!
でも……母さんが…!!
カルラ「早くっ!いきなさいーー!」
クソォーーーー!!!
エレン「いいからっ!」
『いかなることが……』
エレン「チクショーー!!」
ミカサ「うぅ……」
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- 7 : 2015/03/28(土) 21:59:41 :
- ハンネス「おいっ!お前ら!!」
カルラ「ハンネスさんッ!この子達を……私は…もう…この子供達を早くッ!!!!」
ハンネス「見くびってもらっちゃ困るぜ!カルラ!!俺は……」
ハンネス(……あぁ。俺は……)
ハンネス「………ッ」
エレン「……!」
俺が巨人化すれば……
俺が…
母さんが助かる……
『知られてはいけない』
くそッォォォーーーー!
ミカサ「……エレン?」
エレン「ハァハァ……」
『お前は戦士だ』
『私たちは戦士なんだから』
『俺もお前も人殺しってことだ』
エレン「うぅ……クソォォォォーーーーーーー!!」
エレン「わっ!何すんだよ!ハンネスさんッ」
ハンネス「……行くぞ!」
ミカサ「!?」
エレン「はっ?」
カルラ「……ありがとう…ありがとう」
エレン「はぁ……はぁ……母さん。ごめん…」
ミカサ「うぅ……」
ハンネス「………ッ」
その日俺は『戦士』である事を
『戦士』であらねばならない……
ことがどんなに辛いか身にしみた。
母さんが……
母さん……
…………………………ごめん。
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- 8 : 2015/03/28(土) 22:29:24 :
- 超超期待!エレンが戦士…気になります!
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- 9 : 2015/03/28(土) 23:06:20 :
- >>8
期待ありがとうございますー!
エレンが戦士だとなかなか難しい笑
短いですが…よろしくです!
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- 10 : 2015/03/29(日) 00:20:41 :
- う〜んエレンの立場が中々複雑ですなぁ(´・_・`)
ん?勿論の如く期待ですよ〜( ´ ▽ ` )ノ
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- 11 : 2015/03/29(日) 01:01:54 :
- なかなか新鮮なssですね!
超期待です!
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- 13 : 2015/03/29(日) 08:52:37 :
【訓練兵時代】
エレン「はぁぁ。」
ミカサ「エレン、ご飯食べないとだめ。力がつかない」
エレン「そうは言ってもよー」
男「ねぇ!君さ!!」
エレン「ん?」
男「シガンシナ区出身だよね?だったら超大型巨人とか鎧の巨人みたの!?」
エレン「え、えーと」
ミカサ「今は……」
エレン「大丈夫だ。ミカサ。」
アルミン「エレン……」
エレン「ま、結構デカかったな。壁から顔が出てくるぐらいで。」
ミカサ「……」
男「へーー!じゃあさ!鎧の巨人は!?」
エレン「うーん。俺は見てないからなんとも言えねーけど…速いらしいぞ足が」
男「へぇぇ!!!」
エレン「まぁ……そんなとこだな」
男「じゃあさ!他の巨人はどうだった?」
エレン「他の巨人?」
他の巨人……
………………母さん…
プランA………
戦士……
『戦士であることだ』
『私たちは』
『僕たちは』
『あとにはひけねー』
エレン「……ぅ」ガシャンッ
男「!?」
エレン「わ、ワリィ」
ミカサ「……もういいでしょ?」
男「う、うん。なんかごめんね……」
アルミン「……」
エレン「はぁ。気分悪りぃな。先に部屋帰ってるわ」
アルミン「そ、そう。気をつけて」
ミカサ「……エレン」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーーー
ーーー
部屋へ帰る途中ーー
-
- 14 : 2015/03/29(日) 14:23:12 :
- ??「おい」
エレン「へっ?」
??「エレン」
エレン「ら、ライナーか」
ライナー「作戦プランめちゃくちゃだ」
エレン「……か、母さんが」
??「そんなこと関係ないんじゃないかな」
エレン「べ、ベルトルト!」
ベルトルト「……僕たち誓ったよね?」
エレン「戦士であること……」
ライナー「そうだ。だが初めから私情が挟まれてちゃ、やっていけないんだが」
エレン「お、お前らは目の前で!母さんが倒れてたら助けるだろ!!」
ベルトルト「……戦士だから。」
ライナー「助けねーな。結果助かんなかったじゃねーか。任務を放棄したってことだぞ。お前は」
ベルトルト「………どんな理由があろうとも……ね」
エレン「………」
ベルトルト「本当は君の巨人能力を使って、次の壁まで壊すはずだったのに」
エレン「……だから」
-
- 15 : 2015/03/29(日) 16:59:42 :
- エレンの立場....
やはり複雑ですね.....
-
- 16 : 2015/03/29(日) 17:53:13 :
- >>15
コメありがとうございます。
かなり……複雑ですね……汗
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- 17 : 2015/03/29(日) 17:58:16 :
- ??「言い訳はもういいでしょ」
ライナー「アニ……」
アニ「あんた、バカ?」
エレン「お前らみたいにまだ…戦士になりきれてねーんだよっ!って言えばいいのか」
アニ「覚悟があってこの作戦に参加したんでしょ?」
エレン「………クソッ」
アニ「……今すぐ蹴ってやりたいけど」
ライナー「おぃおぃ!アニ。それはやりすぎだろ…ハッハ」
アニ「冗談じゃなくて本気だけど」
エレン「悪い……」
ベルトルト「で、どうするの。エレンはさ、この後」
エレン「……一応、俺は巨人駆逐っていう決意をした訓練兵を演じる」
アニ「……あんたといつもいる男」
エレン「アルミンか?」
アニ「…みたところだけど、結構頭きれそうだから。気をつけな」
エレン「バレないようにやる……」
ライナー「分かってるのか……?」
ベルトルト「訓練時代……の成績は常に上をキープ。」
アニ「で、あんたは調査兵団に入る」
ベルトルト「僕もライナーも。アニは」
アニは「私は憲兵団…内部と外部の動きを把握するから」
ベルトルト「……次は壁を壊す時、大砲も狙って壊す……」
ライナー「あぁ、その方がいいな」
エレン「………で、俺の巨人能力を使って…巨人を動かす……中央に」
アニ「私が叫び声で巨人を呼ぶから……あんたがあとはやってね。今度失敗したら…」
エレン「……わかった。今度はきちんとやるから…」
アニ「………ほんとに?」
エレン「あぁ……どんな理由があろうとも作戦を成功させることが」
アニ「……あんたは初めの方で私たちの信用を失ってるからね」
エレン「……分かってる!」
アニ「………」
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- 18 : 2015/03/29(日) 18:53:07 :
- ライナー「俺たちはここまでしか知らされてないがな」
ベルトルト「……何としても成功させないと」
エレン 「故郷に」
アニ「帰れない…し、あんたがぬくぬく壁の中で生活してる時も私達は…」
エレン「あぁ!!壁内にいた俺が…親父の研究を見て……んで巨人について協力したいから……お前らと」
ベルトルト「僕たちと同じ『戦士』になったんだよね?」
アニ「……生半可な気持ちでなられたら困る。巨人についての秘密をあんたが知ってたから」
ライナー「……だがエレンは俺たち側についた」
アニ「……私が言いたいのは中途半端で終わってほしくないってこと」
エレン「分かってるから!!俺は………やるッ!!」
ライナー「……巨人化して俺たちのところに来た度胸があるお前なら出来るな…ハッハ」
ベルトルト「……僕たちの故郷に」
アニ「……故郷に」
ライナー「……帰る」
エレン「あぁ…お前たちの故郷に親父がいる。必ず俺も故郷に帰る……」
絶対に……!!
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- 19 : 2015/03/29(日) 19:32:12 :
- ベルトルト「……食事が終わったみたい。みんなこっちに来る」
ライナー「よし……俺たちは初対面ということでいくからな」
アニ「了解……」
エレン「分かった…」
ライナー「いいか?エレン、失敗はもうするな」
アニ「私達は」
ベルトルト「僕たちは」
ライナー「俺たちは」
エレン「戦士だから……」
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
アルミン「あれ?エレン。まだ帰ってなかったの?」
エレン「あぁ、少し外に出て気分転換してたんだ」
ミカサ「そう…エレン無理しないで」
エレン「あぁ!大丈夫だ!!ミカサ」
アルミン「じゃ!一緒に部屋戻ろ」
エレン「あぁ」
ーーー
ーー
ミカサ「じゃーね。エレン。明日から始まる……」
エレン「あぁ……俺は巨人をこの世界から1匹残らず…駆逐する!!絶対に兵士になってみせるぜ!」
これで……
これでいいんだ……
俺たちの目的は必ず……!!
アルミン「僕も……頑張るよ!!」
ミカサ「私も」
エレン「あぁ……!」
俺は…『戦士』だから。
俺たちの計画……
プランBはこれから始まる!!
必ず成功させてみせる…
人類の敵と言われようとも
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ライナー「……あの目つき、あれでこそ…」
ベルトルト「……うん」
アニ「『戦士』だね」
ーーーーーーーー
ーーーーーーー
エレン「俺は巨人をこの世から1匹残らず、駆逐する」
エレン「もし俺が『戦士』だったなら」
ーーーーーーーーend ーー
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- 20 : 2015/03/29(日) 19:33:47 :
- 執筆終わりました〜
結構複雑な位置にいましたね。エレン。
エレンが壁を壊す側でも面白そうかな?と…汗
もしよかったらコメよろしくお願いします!
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- 21 : 2015/03/30(月) 00:39:17 :
- 意外と短編だった(゚o゚;;
とても良かったですよ( ´ ▽ ` )ノ
短編なのが惜しいくらい(^ω^)
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- 22 : 2015/03/30(月) 13:14:43 :
- 続編書いて欲しいです。
面白かったです
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