ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

この作品は執筆を終了しています。

ハンジ「あの川と」リヴァイ「紙ひこうきと」ペトラ「夢。」

    • Good
    • 1

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2013/11/23(土) 14:42:53
    何度やっても雑談になってしまうという事故。

    これで三回目だぞ。
    という初心者•俺ww

    まぁ、いい。これは自己満足で
    書くものだ!

    ではれっつごー
  2. 2 : : 2013/11/23(土) 14:44:37
    早速投下!


    リヴァイ「紙ひこうきのまじない?」




    ハンジ「あぁ、そうさ、紙ひこうきに相手の名前を書いて…夕方、川に向かって飛ばすんだよ。」




    リヴァイ「それをしたところでなにになるんだ」



    ハンジ「その相手にね、夢で会えるんだってさ。」


    リヴァイ「…」




    ハンジ「…例え、死んでいたとしても。」




    リヴァイ「…」ピク




    ハンジ「ま、本当かどうかは分からないけどね!!
    確かめてみたら?」




    リヴァイ「…馬鹿馬鹿しいな」




    ハンジ「…ははは、そう言うと思った。」




    ハンジ「じゃあ私は巨人について一つ研究してくるよ、」




    リヴァイ「…あぁ」

    …夢で、会えるだと?


    本当かどうかも知らねぇもんを…


    ……



    まぁいい、あいつなりの心遣いなんだろう。



    そうとっておくぞ、ハンジ…

  3. 3 : : 2013/11/23(土) 14:53:09
    翌日



    ハンジ「やあリヴァイ!朝からよくやるねぇ」



    リヴァイ「…ノックぐらいしろ、クソメガネ」




    ハンジ「まあまあ、…それにしてもこの書類、溜まりすぎじゃない?」



    リヴァイ「暇がなかったんだよ…」



    ハンジ「はははっ、手伝ってあげようか?」




    リヴァイ「いいからさっさとどっかいけ」



    ハンジ「冷たいなぁ、少しくらいやってあげるって」パラパラ




    リヴァイ「…勝手にしろ」



    ハンジ「へっへー」カサカサ



    リヴァイ「?!お前、なにしてんだ!」



    ハンジ「見ればわかるでしょー紙ひこうきつくってんのー」
  4. 4 : : 2013/11/23(土) 15:01:51
    リヴァイ「…またその話か」



    ハンジ「今日の夕方、やってみてよ」カサカサ



    リヴァイ「…なんで夕方なんだ?」



    ハンジ「んー…よくわかんないけど、夕日が沈む瞬間、川はあの世と繋がるんだってさ。一瞬だけね…うまくいけば紙ひこうきはあっちの世界に飛び立って、名前を呼ばれた子は、夜に来るの…でも大体の人は姿を現せないから、夢に出てくるらしいね。」カサカサ



    リヴァイ「…やっぱり馬鹿らしいな。」



    ハンジ「…」



    リヴァイ「……

    でも、やってみる価値はあるかもな」



    ハンジ「!!!」パァア



    ハンジ「じゃあ今日の夕方、”あの川”に集合ね!」タッ



    リヴァイ「…単純だな」
  5. 5 : : 2013/11/23(土) 15:07:06
    今日中に終わりそうな予感。
  6. 6 : : 2013/11/23(土) 15:17:19
    そして夕方。




    そーいやあの川って、どの川だよ。



    どこにだって川はあるから……






    そうか、あの川…?



    リヴァイ「…」タタタッ
  7. 7 : : 2013/11/23(土) 15:23:25


    ハンジ「やぁ、遅かったじゃないか。」


    リヴァイ「あぁ……」


    この川は。



    ペトラと初めて出会った場所。


    ハンジとの思い出の場所。


    毎年灯篭流しが行われている、古くからある、川。





    リヴァイ「…」ジーッ



    ハンジ「…」



    ハンジ(リヴァイ…ごめんね、こんなまじないの話なんて、全部作り話なんだよ…夢は私が、どうにかするから……
    もう君の辛そうな顔を見るのは、嫌なんだよ…。)


    リヴァイ「…もう、夕日が沈んできたな…」


    ハンジ「そろそろだね…。」


    ハンジ「ちょっとくらい、早くてもいいんじゃないかな?もう、飛ばしちゃおうよ」


    リヴァイ「…そうだな、」スッ




    ”ペトラ•ラル”の姓名が書かれた紙は、長い間宙を舞い…川に浮かんだ。
  8. 8 : : 2013/11/23(土) 15:29:45
    ハンジ「うまくいったかな…」



    リヴァイ「どうだか。」



    ハンジ「さて、私は先に部屋へ戻るとするよ。夢を見るのは君だからね。」



    リヴァイ「あぁ…わかった。」



    リヴァイ「…」



    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



    …ぃ……ぅ…


    ………へ……ょ…


    ………



    ”兵長”




    リヴァイ「!!」ガバッ




    リヴァイ「…ここは、どこだ?」




    ”なにを言っているんですか、しっかりして下さい兵長。”



    リヴァイ「…ペト、ラ……?」




    ”………”



    リヴァイ「ペトラ…なんだな?」



    ”…兵長、ハンジ分隊長と幸せになって下さい”





    リヴァイ「あ……?」



    ブワァッッ
  9. 9 : : 2013/11/23(土) 15:41:03
    期待

    今、泣いた。

    ペトラぁ…

  10. 10 : : 2013/11/23(土) 15:41:16
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


    リヴァイ「?!?!」ガバッ



    リヴァイ「」ハァ、ハァ



    リヴァイ「なんだ…今のは…」



    リヴァイ「まさか今のが夢…?」



    リヴァイ「…っペトラ…」



    ペトラ…確かにペトラ、お前だった……



    なんなんだよ、ハン…ジ?あいつと、幸せになれ?



    リヴァイ「どういうことだよ…」ボソッ



    ハンジ「…やぁ」



    リヴァイ「!」バッ



    ハンジ「そんなにびっくりする?!」ビックリ
  11. 11 : : 2013/11/23(土) 15:42:50
    >>9
    ありがとう!
    嬉しくて仕方ねぇぜ相棒←
  12. 12 : : 2013/11/23(土) 15:45:53
    ハンジ「…帰ってこないから来てみれば、ここで寝てたんだね?」



    リヴァイ「…あぁ、夢にペトラが来た…」


    ハンジ「!」


    ハンジ(どういうこと?!まさか、本当にこんなおまじないがあったっての?!)



    リヴァイ「…凄く、短い夢だったんだが…もう夜か」



    リヴァイ「不思議だ…」



    ハンジ「…」

    ハンジ「もう夜だし、帰ろう」


    リヴァイ「…そうだな」




    帰宅。(?)



    リヴァイ「…ペトラ……」


    おかしな夢だった。ペトラは話を聞いてくれなかった…ペトラが言いたいことだけ言って去って…いった…



    リヴァイ「本当に、なんだったんだ…」



    もう考えるのはよそう。さっき寝たってのにまた眠気が襲ってきた。



    リヴァイ「はぁー…」ボフッ
  13. 13 : : 2013/11/23(土) 15:53:09
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


    ペトラ「!兵長!!」


    ペトラ「来てくれたんですね!中々繋がらないからどうしようって思っていました!」



    リヴァイ「あ…?ペトラ?」


    ペトラ「そうですよ、寝ぼけているんですか?兵長」フフッ


    リヴァイ「…さっきのも、ペトラか?」



    ペトラ「?さっき…?」



    違うのか?さっきのはペトラじゃなかったのか…


    リヴァイ「…なんでもない。」


    ペトラ「そうですか…、兵長、私兵長に呼んでいただいて本当に嬉しいです。言い残していたことも、後悔してることも、沢山ありましたから…」


    リヴァイ「…そうか、辛かったな。」


    ペトラ「っ…は、い」グスッ



    リヴァイ「泣くな、これが成功したということはまたいつでも会えるだろ?」



    ペトラ「……それが…」



    リヴァイ「?どうした」
  14. 14 : : 2013/11/23(土) 15:54:51
    ペトラ「私がここに居る事が出来るのは、この世に未練があるからなんです。
    もし後悔が消えたら、私はこの世にも、あの世にも居る事は…できないんです。」



    リヴァイ「…それは…」



    ペトラ「成仏。」



    ペトラ「私は、兵長にずっと伝えたい事がありました。でも伝えないうちに…だからそれを未練に、私は俗に”あの世”と呼ばれる場所へいました。私はこの後悔を今ここで、無くすつもりです。」



    リヴァイ「ペト、ラ…」



    ペトラ「…っ」スウーッ



    ペトラ「へいちょぉっ!大好きでした!ずっと、ずっとぉっ!グスッ…これからもぉ!…ぅぅっ大好きです!でもっぁあ…わたじは!もぅっっ!この世にはいないでずっ!」


    ペトラ「だから、だからっ」






    ハンジ分隊長と幸せになって下さい!!!





    ブワァッッ
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  15. 15 : : 2013/11/23(土) 16:01:00
    リヴァイ「ペトラ………ぁ……ぅっ」


    リヴァイ「くそっ!くそぉ!!」ボスッ



    俺が、守れなかった。守ってやれなかった。
    会うことはできたけど。
    気持ちに応えることさえ、できなかったっ…!



    …ペトラは俺に、指越しにキスをした。



    ”次会う時は、今度こそ本当のキスをしましょう”


    笑いながら消えていった…
    ペトラ…


    冷たい指の感触が、まだ残っている。
  16. 16 : : 2013/11/23(土) 16:18:09

    コンコン


    リヴァイ「…誰だ」



    ハンジ「私…失礼するよ」



    リヴァイ「……」

    ガチャ バタン



    ハンジ「廊下を通りかかったら…随分うなされてたじゃないか、…ペトラ、かい?」



    リヴァイ「……あぁ」



    ハンジ「…君は1番、ペトラを大事に…して、たから…っ…ね。」


    リヴァイ「…あぁ」



    リヴァイ「川で見た夢は」



    ハンジ「……」



    リヴァイ「ペトラじゃなかった」



    ハンジ「…そう」



    リヴァイ「………」



    リヴァイ「…ハンジ」



    ハンジ「なに…」



    リヴァイ「夕方、あの川に来い。」



    ハンジ「!…分かった…」
  17. 17 : : 2013/11/23(土) 16:27:36
    そして夕方☆


    ハンジ「…遅い。」



    リヴァイ「…すまない」



    ハンジ「で?何?もう一回やんの?」




    リヴァイ「…お前に、これをやる」カサッ



    ハンジ「え…紙ひこうき?飛ばせと?」



    リヴァイ「…違う。よく見ろクソメガネ…」


    ハンジ「…」カサカサ


    ハンジ「!!」



    紙ひこうきには、綺麗な字で「ハンジ•ゾエ」と記されていた。



    ハンジ「リ、ヴァイ…」



    リヴァイ「…」



    ハンジ「絶対…



    今夜、会いに行くよ。」



    END
  18. 18 : : 2013/11/23(土) 16:29:22
    一応、終わりでっす!

    とてもとてもとても緊張したー
    続き書こうか迷っているが…


    読んでくれた人。まじ感謝っフー!

    つか早かったな。うん。ww
  19. 19 : : 2013/11/23(土) 17:31:04
    よかったです!
  20. 20 : : 2013/11/23(土) 17:37:03
    >>19
    ひゃっほい!
    ありがとう!まじありがとー!
    勇気が出たww
  21. 21 : : 2013/11/23(土) 17:37:10
    おつ
  22. 22 : : 2013/11/23(土) 17:43:36
    >>21
    THANKYOUUUUUU'''!!!
  23. 23 : : 2013/11/23(土) 19:33:05
    おもんねー
    20
    勇気なんかでない
  24. 24 : : 2013/11/23(土) 19:38:53
    いやー
    面白くなってきた
  25. 25 : : 2013/11/23(土) 19:42:31
    >>20
    oh…ガラスっていうか豆腐の心をかき乱さないでヨwww
  26. 26 : : 2013/11/23(土) 19:43:06
    みすたw
    >>23
  27. 27 : : 2013/11/23(土) 19:43:38
    >>24なにがだいww
  28. 28 : : 2013/11/23(土) 20:04:38
    27
    君にはわかるまい
  29. 29 : : 2013/11/23(土) 20:08:02
    >>28
    お、おう…そうでっか
  30. 30 : : 2013/11/23(土) 20:37:42
    29
    僕は神の領域にいるのだから
  31. 31 : : 2013/11/23(土) 20:50:46
    >>30
    す…!素敵すぎる!是非とも見習いたいものだ(キリッ
  32. 32 : : 2013/11/23(土) 21:09:21
    僕のけらいにしてやろうか
  33. 33 : : 2013/11/23(土) 21:10:40
    >>32
    け、けらい…
    後輩がいいなぁ♡←
  34. 34 : : 2013/11/24(日) 03:29:14
    切なくていいですね!!
  35. 35 : : 2013/11/24(日) 10:34:24
    >>34
    ありがとぉおおーう!
    うれしいよ!ww
  36. 36 : : 2013/11/24(日) 14:00:28
    おもんねとか言ってるやついるけどかなり
    面白いよ(´ε` )
  37. 37 : : 2013/11/24(日) 16:41:48
    >>36
    HAHAHA
    ありがとうよ〜!!
  38. 38 : : 2015/04/29(水) 23:54:20
    名作をあげ。
  39. 39 : : 2023/07/07(金) 14:52:42
    http://www.ssnote.net/archives/90995
    ●トロのフリーアカウント(^ω^)●
    http://www.ssnote.net/archives/90991
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
    http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
    2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
    sex_shitai
    toyama3190

    oppai_jirou
    catlinlove

    sukebe_erotarou
    errenlove

    cherryboy
    momoyamanaoki
    16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ちょっと時間あったから3つだけ作った

    unko_chinchin
    shoheikingdom

    mikasatosex
    unko

    pantie_ero_sex
    unko

    http://www.ssnote.net/archives/90992
    アカウントの譲渡について
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654

    36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
    理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな

    22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
    以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。

    46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね

    52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
    一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑

    89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
    noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

著者情報
ai12327

進撃の小人@RADw.PPG

@ai12327

「進撃の巨人」カテゴリの人気記事
「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
「進撃の巨人」SSの交流広場
進撃の巨人 交流広場