ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

bad∞end【ダンロン】

    • Good
    • 0

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2015/03/21(土) 02:11:01
    ――僕は気が付いたらそこにいた…。


    ――僕に真っ黒な一通の招待状が届いた…。


    ――初めは興味本意で動いていた…。


    ――それが間違いだった…。


    ――同封されていた地図を手に目的地を探す…。


    ――簡単に見つかると思っていた…。


    ――しかし[不運]なことに、道に迷った…。


    ――正確な地図なんて無かった…。


    ――夜になった…。


    ――どれだけ歩いただろう…。


    ――どれだけ道なき道をさ迷った…。


    ――そして[幸運]なことにそれが見つかった…。


    ――それは一軒の大きな屋敷…。


    ――僕は…本当に[不運]だ…。














    ――僕はもう…戻れない……。
  2. 2 : : 2015/03/21(土) 02:19:03
    ∞Notes∞

    この小説はボカロ曲【bad∞end∞night】を元に作られています。
    グロが含まれます。御観覧には御注意願いたい。
    私事情により更新が遅くなる可能性もあります。ご了承下さい。
    以上、注意事項でした。
  3. 3 : : 2015/03/21(土) 02:36:36

    苗木:「…どうしよう…屋敷に付いちゃったよ」

    両手で真っ黒な招待状を持ちながら屋敷を眺める…。
    空は今にも雨が降りそうな雰囲気。
    帰ろうにも暗くて何も見えない…。

    苗木:「前に…進むしかないのか…。」

    苗木はため息を吐き、恐る恐る大きな扉を叩いた…。

    苗木:「すみません…誰か居ませんか…?」

    すると鈍い音をたてながら扉が開く…

    ??:「こんな時間に何のようかな?」

    出てきたのは髭をはやした大富豪でもなく、屋敷に仕える執事でもなく…
    苗木誠がよく知る人物だった…。

    苗木:「い、石丸くん!?」

    石丸:「おや、誠君ではないか!!こんなところで何をしているんだね?」

    苗木:「いや、僕が聞きたいよ?なんで…」

    石丸:「それより誠君。そんなところに立っていると雨に濡れるぞ?入りたまえ。」(ニコッ)

    苗木:「ありがとう石丸くん…。」
  4. 4 : : 2015/03/21(土) 02:53:12
    石丸くんに導かれ、僕は屋敷の奥へ進む…。
    すると突然誰かが横から走ってきてぶつかった…

    苗木:「いてて…大丈夫………」

    ??:「はい、大丈夫です…。」(ニコッ)

    苗木はまた驚いた。
    ぶつかった相手も知っていたからだ…。

    苗木:「舞園さんだ!!」

    舞園:「苗木…君ですか?」

    久しぶりに見た顔だった…。
    夏休みに入り、8月の中旬までライブばっかりでいそがしい舞園さん…
    いつも舞園さんのライブを見に行った。そして感想を電話で話していた…。
    だが下旬から舞園さんからライブをしなくなった。連絡もなくなった…。
    心配だった…。

    苗木:「こんなところにいたんだ!ってなんでいるの?まさかこの招待状を舞園も…?」

    舞園:「はい。私も持ってますよ?」

    石丸:「誠君、奥で待っている方がいるんだが…」

    苗木:「あ、ごめん…じゃあまた後でね舞園さん」

    舞園:「はい…。ナエギくん…。」





  5. 5 : : 2015/03/21(土) 10:18:00
    苗木:「……………」

    ??:「……………」(ジィーーー)

    苗木:(後ろからもの凄い視線が…)(クルッ)

    ??:「――!」(ビクッ)

    ??:「………何よ…。私に用があるの…?」

    苗木:「あ、腐川さんか。」

    腐川:「…わ、私で悪かったわね…。」

    苗木:「いや、僕は嬉しいよ。だって腐川さんが行方不明ってなってて…今までどこにいたの?」

    腐川:「べ、別にどこにいたって私の勝手じゃない…」

    石丸:「腐川君、客人を待たせるような行為はいかんぞ。本題を言いたまえ。」

    腐川:「お、お、お茶を持ってきたのよ…。……飲めば…。」(スッ)

    苗木:「あ、ありがとう…。」

    石丸:「では行くぞ誠君。」

    苗木:「うん。またね腐川さん」(ニコッ)

    腐川:「………………。」














    腐川:「帰らないと…苗木…」
  6. 6 : : 2015/03/21(土) 20:47:52
    この曲大好きなんで期待です。
  7. 7 : : 2015/03/21(土) 22:09:35
    長い廊下を抜けると、そこには僕の知っている皆がいた…。

    十神:「遅いぞ石丸、苗木。」

    葉隠:「もう少し早く連れてくるべ!!」

    石丸:「すまなかった。」

    不二咲:「しょうがないよ…ね?」

    舞園:「そうです。私や腐川さんが引き留めてしまってたんですから、責めるなら私と腐川さんです。」

    腐川:「な、なんで私まで…。」

    セレス:「山田、ミルクティーを苗木君に…。」

    山田:「わかりましたぞ!!」(タッタッタ…)

    苗木:(皆暫くたっていても変わらないね…。)

    十神:「まぁ、苗木を含めてパーティー続きでもするか…。」

    不二咲:「苗木君、楽しもうね~」(ニコッ)

    苗木を除く全員:「「「「歓迎しよう!!」」」」
  8. 8 : : 2015/03/21(土) 22:10:19
    >>6 ありがとうございます。期待に応えれるようがんばります。
  9. 9 : : 2015/03/21(土) 22:41:14
    続きまっています、頑張ってください!
  10. 10 : : 2015/03/22(日) 08:45:44
    >>9コメントありがとうございます。がんばります。
  11. 11 : : 2015/03/22(日) 10:06:51
    葉隠:「じゃあ始めるべ!!」

    葉隠君の掛け声で皆がそれぞれ二人ペアになった。
    僕のペアは舞園さんになった。

    苗木:「ペアになったけど、このあとはどうするの?」

    舞園:「ダンスです♪」

    苗木:「え!?僕ダンスなんか踊れないよ!?」

    舞園:「大丈夫ですよ、私が誘導しますから♪」

    葉隠君が蓄音機のスイッチを押すとクラシックが流れる…。

    ~~~~~~~~~♪
    ~~~~~~~~~~~♪

    舞園:「いち、に、いち、に」

    苗木:「あ、以外と簡単だ…」

    ~~~~~♪
    ~~~~~~~~~♪

    楽しくなってきた時、誰かが舞園さんと僕を止めた…

    霧切:「交代よ。」

    舞園:「えー、まだ苗木くんと踊りたいですよ…」

    霧切:「交代よ。」

    舞園:「…………はーい。またあとで踊りましょうね苗木君♪」

    そう言って舞園さんは桑田君の方へ向かった…

    ~~~~♪
    ~~~~~~~♪

    霧切:「……………………」

    苗木:「……………………」

    無言のダンスが続いた…。

    ~~~~♪
    ~~~~~~♪

    苗木:「……………………」

    霧切:「………苗木君。」

    苗木:「何かな…?」

    霧切:「私は苗木君が好きだった…。」

    苗木:「――本当!?」

    霧切:「ええ…。だけどもう遅いの…。」

    苗木:「???」

    霧切:「いい、苗木君。私は苗木君を助けてあげたい…。苗木君だけでも……。」

    …霧切の言葉は…どこかで聞いた言葉だった…。

    霧切:「苗木君、0時を過ぎる前にこの屋敷から出ていって頂戴…。」

    霧切:「今まで苗木君を救えなかった…。だから今回は救いたいのよ…。」

    意味が…分からない…。
    『今まで』…って…何……!?

    霧切:「できれば私も苗木君と――――」

    朝日奈:「苗木ー!!踊ろ♪」

    霧切:「……………………」

    霧切さんはそのあと何も言わず十神の方へ向かった……。

  12. 12 : : 2015/03/22(日) 23:38:24
    気付いたら150人こえてました…。
    皆様、有り難う御座います…………。
  13. 13 : : 2015/03/22(日) 23:51:01
    霧切さんと別れた後、二時間ぐらいどんちゃん騒ぎしたのかな…流石に疲れてきた…。

    苗木:「ふぅ……。」

    石丸:「ん?誠君、疲れたのか?そこの奥の部屋で休むといい。」

    苗木:「うん…そうするよ……。」(ウトウト)

    そう言って僕は言われた部屋に入ってベッドに入った…。

    僕は何か忘れているような……。









    石丸:「……………………」

    霧切:「……………………」
  14. 14 : : 2015/03/25(水) 15:48:11
    続き気になる!期待です
  15. 15 : : 2015/03/25(水) 19:05:44
    >>14 ありがとうございます。頑張りますので楽ししみにしていてください。
  16. 16 : : 2015/03/25(水) 19:09:06
    楽しい時間からどれだけ過ぎただろう…
    何だか…眠くなってきたよ…
    親が…こまるが心配してるよね…

    苗木「僕はもう帰らなきゃ…」

    石丸「ん、何を言っているんだ?外は暗いんだぞ?」

    不二咲「もっと一緒に遊ぼうよ…駄目…?」

    十神「あせる必要はない。寝るとしたらここの個室で寝ろ…」

    苗木「そう…だね。お休み…」
  17. 17 : : 2015/05/14(木) 23:52:36
    続きが気になる
  18. 18 : : 2015/05/15(金) 03:06:18
    >>17

    今から更新します。
  19. 19 : : 2015/05/15(金) 03:45:27
    (……ヤメテ……)

    ――【ザーーー】ヲサガセ!!

    (…オネガイ…モウ…ユルシテ…)

    ――サア、モットタノシモウ【ザーーー】…

    (…イヤ…イヤダ……)

    ――ダカライッタノニ【ザーーー】…

    (…タスケテ…ダレデモイイカラ………)

    ギィィィ…

    (…ダレカキタ……)

    コツン…コツン…コツン…コツン…

    (…コナイデ…コナイデ…)

















    ――ダカライッタノニ…【ザーーー】クン…

    苗木:「――っ!?」ガバッ

    僕はベッドから体を起こした…
    背中は汗でぐっしょりで気持ち悪かった…
    僕はまたベッドに倒れた…

    苗木:「……変な…夢だったな…」

    気味が悪かった…
    僕は何に追いかけられていたんだ…
    あの人は誰を追いかけていたんだ…
    分からない…
    でも…
    幸せな訳ない…

    苗木:「……どのぐらい寝てたんだろう…」

    僕はカーテンを開ける…

    苗木:「……………?」

    月明かりが暗かった部屋と僕を照らす…

    ――オカシイ

    ????:「どうしたの…苗木くん…」

    ――何カガ変ダ…

    不二咲:「汗…着替えないの?」

    ――不二咲クン…?

    不二咲:「着替え…ここに置いておくよ…?」

    ――違ウ…不二咲クンジャナイ!!??

    僕の後ろにいるのはおそらく不二咲君だろう…
    なのに僕の思考は全く違う答えを出してくる…

    不二咲:「…どうしたの…?」

    苗木:「不二咲君、今…何時かな…」

    不二咲:「…時計を見ればいいよね……?」

    苗木:「そ、そうだよね…あははは…」

    言われた通りに壁に吊るされた時計を見る…



  20. 20 : : 2024/08/17(土) 18:43:16
    石丸くんは苗木くんのこと「苗木君」って読んでます!わざとだったらすみません

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

著者情報
gjmjt-

badend

@gjmjt-

「ダンガンロンパ 」カテゴリの人気記事
「ダンガンロンパ 」カテゴリの最新記事
「ダンガンロンパ 」SSの交流広場
【sn公式】ダンガンロンパ交流広場