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ハンジ「佐川男子に対抗して、調査兵男子を選ぶ!」ミカサ「エレン一択」

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  1. 1 : : 2015/03/20(金) 15:20:51
    ハンジ「佐川男子に対抗して、調査兵男子を選ぶ!」ミカサ「エレン一択」


    ちまたを賑わせるイケメン配達員『佐川男子』をならって、ハンジ率いる調査兵団女子(ミカサ、サシャ、クリスタ、ユミルなど)が、『調査兵男子』を発足させようとしています

    さて、誰が調査兵男子の座を勝ち取るのでしょうか?!
  2. 2 : : 2015/03/20(金) 15:21:36
    ハンジ「諸君! 今調査兵団は危機的状況にある! 」


    女性調査兵達だけの飲み会、通称『調査兵団だって女子会したいんだもんの会』で、開口一番ハンジがそう言った

    サシャ「そうなんですかぁ?いつもぎりぎりの瀬戸際をうろうろしてるので気がつきませんでした……あー芋うまいっ」

    クリスタ「ああっサシャ、ほっぺにいもがついてるよ?ほら……」

    クリスタはサシャの頬についたいもの欠片をつまんで、自分の口にいれた

    ユミル「おっ、おいクリスタ!私もいもがついた、取ってくれ!」

    クリスタ「ユミルったら、唇に芋なんか張り付けないでよーもうっ」

    クリスタは頬を膨らましながらも、ユミルの唇についた芋をつまんで、それを彼女の口に入れてやった

    ユミル「へへっ、クリスタは私のかわいい嫁だからなー」

    ハンジ「…………いちゃいちゃは後で部屋でやってくれないかなっ」

    ハンジはじと目でそう言った
  3. 3 : : 2015/03/20(金) 15:23:33
    ミカサ「ハンジさんは奇行種、だから恋人ができない、のでクリスタとユミルのいちゃいちゃを苦々しく思っている。それに、話を聞いてくれないから拗ねてる。ので、話を聞こう」

    ハンジ「ミカサ……一言二言多い気が」

    ミカサ「事実だから」

    ハンジ「あっ、はい」

    ハンジはこくりと頷いた

    ミカサ「で、話の続きを……」

    ハンジ「そうだった。調査兵団が危機的状況なんだよ。やばいんだよほんと」

    ハンジはそう言うと、自分の頭をがしがしと混ぜた

    サシャ「どうやばいんですかね?」

    ハンジ「実はね……………………お金がないんだっ! 」

    ハンジは立ち上がり机をバーンと叩いて叫んだ
  4. 4 : : 2015/03/20(金) 15:30:48
    ハンジ「君たちに、金策に協力してもらいたい!」

    ユミル「なるほどな。で、金策のために私たちになにをやらせるつもりなんだよ?あれか、身体を売って金にするのか」

    クリスタ「やだぁ、身体を売ってだなんて」

    サシャ「私も嫌ですよー!いくら食べ物を、肉を並べられても……多分やりませんよ」

    ユミル「サシャが肉で身体を売ることに少し反応しやがった」

    サシャ「し、してませんよ!さすがにそこまでしたくはありませんからっ!」

    ミカサ「私も嫌。ハンジさんお一人でやればいい。そうだ、どうせ奇行種すぎて、変人ばかりの調査兵団の男にさえ女扱いされないハンジさん……ので、ここでいっちょ処女喪失すればいい」

    ハンジ「わ、私は処女じゃないってば!」

    ミカサ「え?」

    ユミル「あ?」

    クリスタ「うそっ!」

    サシャ「奇行種ハンジさんを相手にする勇者がいただなんてっ!」

    ハンジ「君たち私を何だと思ってるんだよ……」

    ハンジはわなわなと身体を震わせた
  5. 5 : : 2015/03/20(金) 15:36:28
    ミカサ「ハンジさんの事?エレンにセクハラをするから痴漢と思ってる」

    サシャ「暴走馬ですかねっ!」

    ユミル「1.7メートル級四つん這いの奇行種、そして変態」

    クリスタ「ユミル、だめだよそんな事言ったら! 本当の事を言うのは、人を傷つけちゃうよ?!」

    ハンジ「くっ……」

    サシャ「クリスタ、ハンジさんにフォローしたつもりなんでしょうけど、逆にとどめさしてますよ」

    ハンジは机に突っ伏して身体を震わせた
  6. 6 : : 2015/03/20(金) 17:39:19
    ハンジ「ま、まあ私の真の実力はまだ見せてはいないからな……君たちにそう誤解されても仕方がない……かもしれない」

    ミカサ「誤解じゃなくて、真実だと思う」

    ユミル「ミカサに賛成だな」

    ハンジ「……うっうっ、モブリットに言いつけてやる……いじめを受けてるって言いつけてやるからな……」

    クリスタ「皆、ハンジさんをいじめたらだめだよ?!とばっちりでモブリットさんがハンジさんにいじめられるんだからっ」

    サシャ「そうですよね、何の罪もないモブリットさんがいじめられるのはかわいそうですよ」

    ハンジ「私はモブリットに当たったりは……少しだけしかしないっ!」

    ユミル「してるんじゃないか」

    ユミルは肩を竦めた
  7. 9 : : 2015/03/20(金) 18:11:49
    ミカサ「……で、話がそれたけど、私たちに協力してもらいたいって、何ですか?」

    ハンジ「そうだ、それそれ。実はさ、今巷を賑わせてる本があるのを知ってるかい?『佐川男子』ってやつなんだけど」

    サシャ「あっ、知ってますよ!イケメン配達員の本ですよね?」

    クリスタ「そうそう! 調査兵団に来る配達員さんはおじさんばかりだけど、本にはイケメンがたくさん載ってるんですよ!」

    ユミル「クリスタは佐川男子の本持ってやがるからな……私という夫がいながら、毎晩ガン見してやがる」

    クリスタ「毎晩だなんて……たまにだよー」

    ミカサ「佐川男子、知らない」

    ハンジ「ミカサは知らないんだね。要するに会社で働くイケメンを集めた本でね、すっごく人気で、会社も活性化したみたい!というわけで……」

    ハンジは大きく息を吸い込んだ
  8. 10 : : 2015/03/20(金) 18:21:25
    ハンジ「佐川男子に対抗して、調査兵男子を選ぶ!」

    ミカサ「エレン一択」

    サシャ「はい、選び終わっちゃいましたね」

    クリスタ「確かにエレンはイケメンだよね! 」

    ユミル「ちっ……私が一番イケメンだろ、クリスタ」

    ハンジ「まてまてまて、確かにエレンはイケメンだ。可愛い顔してるよ、食べちゃいたいくらいね」

    ミカサ「………………ハンジ、さ……ん?」

    ハンジ「ぎゃあ! ミカサ怖い怖い! 目が怖い!」

    サシャ「ミカサの前で食べちゃいたいなんて言うなんて、ハンジさんはやっぱり……」

    ユミル「奇行種の変態。プラスどM。ミカサにしばかれたくてわざと言ってんだろ?」

    ハンジ「ち、違う! 私が言いたいのは、あれだよ……エレンだけじゃなくて、他にも選びたいんだよ。佐川男子も、割りとたくさん選ばれてるからね」

    サシャ「なるほど。そうして人気を集め、スポンサーを募るんですね!主に貴族の奥様方からっ!」

    ハンジ「そう、それだ! というわけで、皆で調査兵男子に見合う人選をリストアップして、直撃取材してくれ!」

    ユミル「じゃあ私はクリスタと」

    サシャ「私はミカサと」

    ハンジ「私、はみごかよっ!」

    クリスタ「かわいそうだから、ハンジさんいれてあげよ?」

    ユミル「ちっ、しゃあねえな」

    ハンジ「よ、よかった……」

    こうして女兵士による、イケメン調査兵男子発掘作戦が決行されたのである
  9. 11 : : 2015/03/20(金) 19:54:20
    《ユミル・クリスタ・ハンジ組 一人目》

    ユミル「イケメンなんていたかよ?興味ねえからなあ、私」

    ハンジ「だよね……私も巨人のイケメン度合いにはうるさいと評判だけど、人はなあ」

    ユミル「巨人にイケメンもくそもあるかよ……さすがは奇行種。しかしめんどくせえな」

    クリスタ「ちょっと二人とも、のっけからだらけないでよっ。イケメンならたくさんいるじゃない!私が気になるイケメンはね……」

    ユミル「私だろ?」

    クリスタ「ユミルもかっこいいけど……ここは大人の色気のエルヴィン団長! 」

    ハンジ「エルヴィンか! 確かにイケメンだよね。かつら疑惑浮上してるけど」

    ユミル「あれ、ぜってーかつらだろ?なびき方が不自然すぎるんだよ。キース教官みたいにずるむけにすりゃいいのによ」

    クリスタ「エルヴィン団長はかつらじゃないよ。私知ってるから」

    ハンジ「えっ?」

    ユミル「なんだって?」

    クリスタ「どうしても気になって、一度思いきり引っ張った事あるんだ、事故を装ってね…ふふっ」

    ハンジ「クリスタ、なかなかやる子だね」

    ユミル「敵にまわしたら怖いぜ、クリスタは」

    クリスタ「そんな事ないよー! さあ、エルヴィン団長を勧誘しに行こう!」

    クリスタに連れられて、ハンジとユミルは団長室へ向かった
  10. 16 : : 2015/03/21(土) 11:11:57
    クリスタ「エルヴィン団長こんにちは!」

    クリスタが笑顔でかつら疑惑の団長に挨拶をした

    エルヴィン「クリスタちゃんか。今日は毛を引っ張らないでくれよ?ははは」

    ユミル「クリスタちゃん…………?」

    ハンジ「エルヴィン目尻下がりすぎ怖い」

    いつにないエルヴィンのデレ具合に、ユミルとハンジは身を震わせた

    クリスタ「エルヴィン団長、今日はお願いがあってきました」

    エルヴィン「よし、わかった。許可しよう」

    ハンジ「おいっエルヴィン!なんだよそれ!私が頼み事をしてもいっつも門前払いのくせに、クリスタの頼みは聞く前にOKかよ!」

    エルヴィン「仕方がなかろう。新兵が頼み事をしてくるなど滅多にないんだからな。たまには聞いてやらんとな」

    ユミル「団長、酒をたらふく呑みてえ」

    エルヴィン「ユミル、却下だ」

    ハンジ「差別だ!」

    ユミル「差別だ!」

    クリスタ「だめだよっ、団長をいじめたら……すぐに泣いちゃうんだから!」

    ハンジ「エルヴィン……クリスタの前でどんなキャラ演じてんだよ、このたぬき!」

    ユミル「すぐに泣いちゃうたまじゃねえだろ、エルヴィン団長は」

    クリスタ「おかしいなぁ、いつもすぐに拗ねたりするんだよ?」

    ハンジ「エルヴィン…………君ね」

    エルヴィン「俺だってたまには甘える事がある」

    ユミル「クリスタは私のだ!おっさんはひっこんでろ!」

    ユミルは激昂した
  11. 17 : : 2015/03/21(土) 11:55:21
    ハンジ「うう、エルヴィンがエルヴィンじゃなくて怖い……とにかく早くお願いしてよ、クリスタ」

    クリスタ「どこが怖いんですか?まあいっか! 団長、お願いはですね、調査兵男子になって頂きたいんですよ!」

    クリスタは事の成り行きを話した

    エルヴィン「なるほどな。イケメンを集めた本を出版するんだな。ところでハンジ、金策など君に頼んだ覚えは……」

    ハンジ「あーっ、エルヴィンってイケメンだよね! 謳い文句は……そうだな。『大人の色気で巨人も惑わす』みたいな感じかな!」

    ユミル「巨人は惑わんだろ。幼女にしとけよ」

    クリスタ「それじゃあ団長がロリコンみたいじゃない」

    ハンジ「犯罪臭しかしないね」

    エルヴィン「シンプルに『大人のお色気イケメン』でいいんじゃないか?」

    ユミル「おっさん、自画自賛すんなよ……」

    エルヴィン「で、見返りはなんなんだ?当然ギャラは弾んでくれるんだよな?」

    ハンジ「そうだね……そういえばギャラの事考えてなかったよ。よし、決めた。一番人気出た人にはいいものをプレゼントしよう!」

    エルヴィン「巨人クッキーとかだろう、どうせ」

    ハンジ「いや、もっと男心をそそるものだよ。詳しくはお楽しみに!」


    こうして、調査兵男子一人目が決定した
  12. 20 : : 2015/03/21(土) 22:36:10
    >芭蕉さん☆
    ネスさん!じつは迷って相棒の方をイケメンに……
    でも、ネスさんにもスポット当てますね♪

    >駆逐やさん☆
    佐川男子はわりとミドルな方もいたりするんですよ♪
    エルヴィンが男子って確かに違和感がw
    期待ありがとうございます♪
  13. 22 : : 2015/03/21(土) 22:40:38
    >スターマンさん☆
    ありがとうございます!頑張りますね♪
  14. 23 : : 2015/03/22(日) 09:03:54
    《ミカサ・サシャ組 一人目》

    サシャ「やっぱりここは、若者で押していくのがいいと思うんですよ!奥様方は若い男が好きですからねっ」

    ミカサ「そうなの……?私にはエレンの良さしかわからない、ので、サシャに一任する」

    サシャ「任せてください!ミカサ!というわけで、早速104期を探しましょ」

    ミカサ「104期にイケメンなんていた……?エレンは別として」

    サシャ「いますよー!各方面のイケメンが!」

    ミカサ「そう……じゃあ早速探そう」

    二人は同期の姿を探すべく、兵団内を歩き始めた



  15. 24 : : 2015/03/22(日) 09:43:50
    サシャ「ライナー、そしてベルトルさんっ!」

    ライナー「おお、サシャか。芋ならここにはないぞ?」

    ミカサ「イケメン……?」

    サシャ「そうですよー!ライナーは肉体美が美しいですし、ベルトルさんは目立たないですがイケメンですよ!」

    ライナー「何の話だ?」

    ベルトルト「目立たない……けどイケメン?ほ、本当に?」

    ミカサ「イケメンを探してる、私たち。お金のために。あなたたち、犠牲になるべき」

    サシャ「ミカサ、その言い方はちょっと」

    ライナー「なんだ、身体を売れって言うのか?」

    ベルトルト「え、えっ?!」

    サシャ「違うんですよー、実はかくかくしかじか……」

    サシャは丁寧に事のいきさつを話した


  16. 25 : : 2015/03/22(日) 13:23:32
    ライナー「なるほどな。だが俺は特に顔に自信はないぞ?」

    サシャ「いえいえ! ライナーは104期で一番モテてましたし、なんてったって肉体美が!」

    ベルトルト「確かにそうだね!ライナーの身体は彫刻みたいだからね」

    ミカサ「…………」

    サシャ「こらっ、ミカサ!服まくったらダメですよ!ミカサの腹筋が美しく割れているのはわかりましたからっ!」

    ライナー「そうだぞ、ミカサ。お前一応女子だろ?ほら、ベルトルトが挙動不審になってるじゃないか」

    ベルトルト「目、目のやり場に困るよ……ミカサ」

    サシャ「ベルトルさん顔真っ赤ですよ?どんだけピュアなんですか!よし、謳い文句決まりましたよ」

    ミカサ「どんなの?」

    サシャ「ライナーは『鋼のような肉体美イケメン』。ベルトルさんは『元祖草食系の僕をあなた色に染めてくださいイケメン』で!」

    ライナー「ほう、そりゃいいな」

    ベルトルト「僕草食系なのかな……結構男らしい所が」

    ミカサ「見当たらない」

    ベルトルト「あっ、はい……」

    こうして、サシャ・ミカサ組は二人のイケメンを調査兵男子に加えた
  17. 26 : : 2015/03/22(日) 13:35:18
    《ユミル・クリスタ・ハンジ組 二人目》

    クリスタ「実はあと二、三人気に入ってる人がいるの!」

    ハンジ「へえ、誰だい?」

    ユミル「クリスタ……私というフィアンセがいながら、他の男を物色してんのかよ……」

    クリスタ「やだあ物色だなんて!でも、皆いい人なんだよ!なんだか落ち着くの」

    ハンジ「癒し系イケメンか、いいね。さぞや甘いマスクの持ち主なんだろうね。で、誰だい?」

    クリスタ「ネス班長ですっ!」

    ユミル「ああ、あのバンダナ班長か。馬に毛を食われるおっさん」

    ハンジ「甘いマスク………………?癒し系?」

    クリスタ「なんだか癒されるじゃないですか!」

    ユミル「そうか?確かに毛を食われそうになってるところは笑ったけどな」

    ハンジ「イケメンとはまた違った枠な気が。ちなみにもう一人気になってる人は?」

    ハンジは首をかしげながらクリスタに問い掛けた


  18. 27 : : 2015/03/22(日) 14:42:40
    クリスタ「もう一人は、キース元調査兵団団長ですっ」

    ハンジ「キース……?いや、なんでまた……?」

    ユミル「あの、キース教官……だよな」

    クリスタ「なんでって、だってなんだか風格があって落ち着くじゃないですか」

    ハンジ「落ち着くかい……?まあいい人すぎるくらいい人だけどね、キース団長は」

    ユミル「イケメンとは違うと思うぜ?」

    クリスタ「えーっ、そうかなあ。エルヴィン団長も、ネス班長も、キース教官も、わたしの三大お気に入り男子なんだけどな」

    ハンジ「…………クリスタ、わかったよ。君は……………………ハゲが好きなんだよ!」

    クリスタ「はっ……気がつかなかったけどそうかも!」

    ユミル「おい誰かクリスタに男を正しく見る目を教えてやってくれ……」

    ユミルは頭を抱えた
  19. 32 : : 2015/03/23(月) 10:12:00
    ユミル「クリスタに任せてりゃ、ハゲおやじばっかりの本になりそうだし、いっちょ私が一肌脱ぐか」

    ハンジ「ちなみにキースはハゲ散らかしてたのを剃ってつるつるにしたし、ネスは登頂部が月みたいにぴっかりくんだけど、エルヴィンはまだ中身がどうかわからないけどね」

    ユミル「クリスタに選ばれた奴はハゲ予備軍かもな」

    クリスタ「もうっ、何よそれ! 」

    ハンジ「で、ユミルおすすめイケメンは誰だい?正真正銘の奴頼むよ」

    ユミル「ピクシスのおっさん」

    クリスタ「きゃっ、わかるわかる!」

    ハンジ「君たちいい加減にしろ!」

    ユミル「冗談だろ……ったく」

    ユミルは肩を竦めた
  20. 33 : : 2015/03/23(月) 10:39:17
    ユミル「私が調査兵団でイケメンじゃねえかって思うやつはさ、リヴァイ班のエルドさ」

    クリスタ「あーっ、あごひげの金髪のちょんまげの人!」

    ハンジ「エルドの髪型はちょんまげじゃなくて、ただの纏め髪だと思うけど……でも、確かにイケメンだね。彼は訓練兵首席卒業で優秀だしね」

    ユミル「顔よし頭よし強し、そしてリア充……なぁんかむかつくけどな」

    クリスタ「天は二物を与えるんだねぇ」

    ハンジ「そうだねぇ」

    三人は遠い目をした
  21. 36 : : 2015/03/24(火) 08:10:50
    >芭蕉さん☆
    クリスタは病んでる系で書かれている事がありますが、私は可愛くて実はまっすぐなクリスタが好きなんです♪

    >ジャン最高さん☆
    完璧ですよね、エルドは(*´ω`*)
  22. 37 : : 2015/03/24(火) 08:21:01
    ハンジ「おーいエルドー」

    エルド「おっ、ハンジさん。何か御用ですか?モブリットさんではなくて新兵二人が一緒なんてめずらしいですね」

    クリスタ「エルドさん、こんにちは!」

    ユミル「こんちは」

    ハンジ「いやあ実は女子会である提案をしてね、その件で君に相談が……」

    クリスタ「エルドさん、調査兵男子になってください!」

    ユミル「おいっクリスタ……他の男の手え握んなよ!」

    エルド「ん?調査兵男子だって?言われなくても俺は調査兵男子だが」

    クリスタ「そうですよねっ!エルドさん程の人だもん、自分の価値はわかっているはずだよ!」

    エルド「んんっ?何の話だ?」

    ハンジ「エルドに調査兵男子の意味が伝わってないよ、クリスタ」

    ユミル「確かに『ただの』調査兵団の男子という意味ともとれるしな」

    クリスタ「あっ、そっか!佐川男子から説明しなくちゃ!」

    クリスタは1からエルドに調査兵男子について説明した

  23. 38 : : 2015/03/24(火) 08:40:26
    エルド「調査兵団の金策のために、イケメンを集めた本を出すのか」

    クリスタ「はいっそうなんです! 」

    ハンジ「人気一位の男子には素敵な商品もあるんだよ!」

    ユミル「ハンジさんの考えた素敵な商品が怪しすぎるぜ」

    エルド「激しく同意だな」

    クリスタ「きゃー!眉潜めてるエルドさんもかっこいいー! 」

    ハンジ「クリスタってハゲだけが好きなんじゃなかったんだね」

    ユミル「ストライクゾーンが広すぎなのかもな」

    クリスタ「違うよー。彼氏にしたい人、上司にしたい人、旦那さんにしたい人、おじいちゃんにしたい人とかいろいろあるじゃない!」

    ハンジ「ちなみにエルドは?」

    クリスタ「お兄ちゃんにしたい人!」

    ユミル「こんな兄貴いたら家にしょっちゅう違う女がくるぜ……落ち着かねえ」

    ハンジ「エルドはモテるしね」

    エルド「モテる、という事に関しては否定はしませんが、そんなに女性を取っ替え引っ替えはしませんよ」

    エルドは首を振った
  24. 39 : : 2015/03/24(火) 08:58:40
    ハンジ「というわけで、エルドも調査兵男子に加わってね!」

    エルド「いいですよ、兵団の役に立てるのであれば喜んで」

    クリスタ「やったー! また一人イケメンゲット!」

    ユミル「ところでエルドさん、類は友を呼ぶというし、誰かおすすめイケメンいないっすか?」

    エルド「……そうだなあ、いるぞ。オルオはどうだ」

    クリスタ「オルオさんおじさんかわいい! 」

    ユミル「クリスタお前イケメンの意味を辞書でひいてこい!」

    エルド「冗談だったのに」

    ハンジ「それにオルオは老けてるけど、まだ19才だよ……」

    ハンジは遠い目をした
  25. 40 : : 2015/03/24(火) 20:58:52
    エルド「まあ冗談はさておき、ルークはどうだ?長髪仲間なんだが」

    ユミル「名前だけ聞いたらイケメンっぽいな」

    クリスタ「ルークって誰ですか?」

    ハンジ「…………わかったぞ。ネスの副官だろ?長髪で、髪の毛後ろに括ってる……確かに隠れたイケメンかもしれない!」

    ユミル「あー、わかったぜ。バンダナ班長の隣にいつもいた奴か。確か、シスさんだろ」

    クリスタ「シスさんってルークっていう名前なんだね!なんだか余計にかっこよく感じるかも!」

    ハンジ「確かに、主人公っぽいよね!早速行ってみようか!」

    こうして三人は、調査兵男子にエルドを加え、さらにシスを探して歩み始めた
  26. 41 : : 2015/03/25(水) 13:33:29
    クリスタ「ルークさぁん」

    ユミル「ルークさん、ちわ」

    ハンジ「やあ、ルーク!」

    ルーク・シス「うわっ……びっくりした。彼女と兄貴と親父がいっぺんに呼んだのかと……」

    クリスタ「私は彼女さんの声に似てましたか?」

    シス「ああ、クリスタ」

    ユミル「私は兄貴か」

    ハンジ「私が親父かよ?!」

    シス「す、すみませんハンジ分隊長。俺を名前で呼ぶのは家族と彼女とエルドだけなんで、つい」

    クリスタ「ルークさん髪型ワイルドで素敵ー!」

    シス「そうか?ただ切るのが邪魔くさくてほったらかしにしてるだけなんだけどな」

    ハンジ「エルドと、長髪同盟作ってるんだろ?」

    シス「ああ、奴とはよく気が合うので、仲良くしてますね」

    ユミル「その親友が、あんたを調査兵男子に推薦したんだけど……」

    ユミルは経緯を説明した



  27. 42 : : 2015/03/25(水) 13:56:30
    シス「なるほど。確かにエルヴィン団長にエルドはイケメン間違いない。でも俺は団長とエルドに並ぶほどイケメンじゃないと思う。それにできれば目立ちたくない……」

    ハンジ「何いってんだよ、シス!目立ってなんぼだろ?!」

    クリスタ「そうですよっ!シスさんは隠れイケメンですから、是非協力してください!」

    シス「うーん、身の程知らずこの上ない」

    ユミル「髪型はワイルドだが、性格は控え目なんだな」

    ハンジ「調査兵団のためだよ、シス!頼むよ」

    シス「うーん、他にイケメンいると思うしなあ……」

    クリスタ「ルークさぁん、お願いします、ねっ?」

    シス「……わかった、俺でよければ協力するよ」

    ユミル「クリスタ、他の男に色目使うなよっ」

    ハンジ「クリスタに手をぎゅっとされて、上目使いで見つめられたら皆落ちるね」

    男は可愛い女子の頼みは断れないのが現実である

    こうして、エルヴィン、エルドに加え、長髪ワイルドイケメンシスが加わった
  28. 43 : : 2015/03/25(水) 15:54:27
    《ミカサ・サシャ組 3人目》

    サシャ「さて、筋肉イケメンと、長身イケメンをゲットした所で、次は違う方面のイケメンを104期から探しましょう!というわけで、次のターゲットは!」

    ミカサ「だ、だれ……?」

    サシャ「アルミンでーす!」

    ミカサ「アルミン?確かにアルミンは可愛い顔だけど、イケメンとは違う、と思う」

    サシャ「それは違いますよっ!」

    サシャは首をぶんぶん振った

    サシャ「ミカサっ、この本はですね、沢山のご婦人方に読んで頂くんですよ!ということは、その旦那さんも目を通すかもしれない!そんな時のために必要なイケメン枠があるんですっ!」

    ミカサ「男がイケメンの本を読んで嬉しいはずない」

    サシャ「ところがどっこい、嬉しい男もいるんですよ!そこで登場するのが、可愛い男の娘、アルミンくんです!」

    ミカサ「……アルミンを変な性癖のおっさんの視線に触れさせるなんて……」

    サシャ「見るだけですから!お触りなしですよ!」

    ミカサ「そうね、それならいい。背に腹は変えられない」

    サシャ「善は急げ!アルミンに会いに行きましょ!」

    サシャとミカサは連れだってアルミンを捕まえに行くのだった
  29. 46 : : 2015/03/25(水) 19:43:51
    サシャ「アルミーン! 」

    アルミン「あっ、サシャにミカサじゃないか! 今日は一日ハンジさんとの女子会だったんじゃなかったかい?」

    ミカサ「うん、一先ずお開きになったの。で、今はイケメンとやらを探し中」

    サシャ「そこでアルミンにお願いです! どうか調査兵男子になってください!」

    アルミン「調査兵男子ってなんだい?あっ……もしかしてあれか、佐川男子の事かい?」

    サシャ「そうですよ!さすがはアルミン。みなまで言わずとも理解してくれますね!」

    ミカサ「当たり前。アルミンは私が育てた子」

    アルミン「いやあ、それほどでもないよ。でも、僕はイケメンじゃないし、佐川男子みたいに……」

    サシャ「何言ってるんですか!アルミンはイケメンですよ!アイドルですっ!」

    ミカサ「そう。アルミンは可愛い」

    アルミン「そ、そうかなあ……まあ、僕でよければやってみるよ!」

    こうして、三人目のイケメンをゲットしたのであった
  30. 47 : : 2015/03/25(水) 22:49:41
    《ユミル・クリスタ・ハンジ組 4人目》

    ハンジ「エルヴィンにエルドにシス、なかなかイケメンが集まったね!」

    クリスタ「後二人くらい欲しいですね!」

    ユミル「そうだな。だけど調査兵団って結構イケメン率高くね?」

    ハンジ「何気に多いよね。今まであまり意識してなかったからなあ」

    クリスタ「ハンジさんは巨人ラブですもんね!」

    ユミル「そういや、ハンジさんの回りにもわりとこましな奴いるぜ」

    ハンジ「そうかい?うちの班員は皆割りと地味だけどな」

    ユミル「いるじゃないか、灯台もと暗しだな」

    クリスタ「あーっ、モブリット副隊長ですね!いつも情けなーい顔して可愛い上官!」

    ハンジ「モブリット?イケメンではないだろ……?」

    ハンジは首を傾げた
  31. 50 : : 2015/03/26(木) 20:26:24
    ハンジ「モブリットかぁ、出来れば避けたいなあ……」

    ユミル「何でさ?人にはやらせておいて、自分の大事な副官は出さねえのかよ」

    クリスタ「可愛い子ほど旅をさせるっていいますよ?ハンジさん」

    ハンジ「いや、そうじゃなくてさ……何やってんですか、とか言われて呆れられそうな予感しかしなくてね」

    クリスタ「なあんだそんな事、ハンジさん言われ慣れてるじゃないですか!あはは」

    ユミル「そうだよな!わはは!」

    ハンジ「くっ、私は一応上官だぞ……皆して笑うなんて酷い。モブリットに言いつけてやる……」

    クリスタ「と言うわけで、善は急げ。モブリットさんに言いつけに行きましょ!」

    ユミル「ついでに調査兵男子の事頼めばいいしな!」

    ハンジ「しっ、しまった……墓穴を掘った……」

    ハンジはしぶしぶ、二人に連れられてモブリットの元へ向かった
  32. 51 : : 2015/03/26(木) 20:47:23
    ハンジはモブリットを見つけるや否や、調査兵男子に勧誘した

    するとモブリットは…………


    モブリット「分隊長、何やってんですか……」

    ハンジ「ほらね、言われた」

    ユミル「まじで言われたなあ。さすがは迷コンビ、まさに以心伝心だな」

    クリスタ「らぶらぶ、ですね!もう、全てを知り尽くしてるからこそ成せるシンパシー!」

    ユミル「全てを知り尽くしてるってなんかエロいな」

    クリスタ「当たり前じゃない、ユミル!大人なんだよ!ハンジさんとモブリットさんはっ!だから全てといったら全てなの!」

    ユミル「あれもか、やっぱり、やってるのか」

    クリスタ「当然じゃない!あれもこれもよ!」

    ハンジ「あ、熱く語ってる所悪いけど、モブリットが引いてるから……」

    モブリット「なんだかとてつもなく寒気が……」

    ユミル「ハンジさん、ほら頼めよ、色仕掛けで。普通に頼んでも無理だったなら、いつもみたいに一肌脱ぐしかねえよ」

    クリスタ「後ろ向いてますから、どうぞ」

    ハンジ「公衆の面前でできるかっ!」

    モブリット「ち、違う!俺と分隊長はそんな関係じゃないって……」

    ハンジ「……そうなの?モブリット……」

    クリスタ「ハンジさんが上目使いしてるっ!ちょっと可愛いかも」

    ユミル「副長さんよ、正直に言いなよ。上司が泣きそうだぜ?」

    モブリット「ほんとに何もしてない!」

    ハンジ「嘘だ……」

    ハンジは目に涙をためながらモブリットを睨み付けた


  33. 52 : : 2015/03/26(木) 21:03:55
    モブリット「ぶっ分隊長?!俺は嘘なんか……」

    ハンジ「君は巨人の実験の際に、巨人に近付きすぎた私を抱きすくめた。その時私の胸を、背後からがっちり掴んだ。一度や二度じゃないよ」

    ユミル「胸、あんのか……?掴むほど」

    クリスタ「一度や二度じゃないって、モブリットさんよほど胸を触りたかったんだね」

    モブリット「ち、違う、不可抗力ですよ! いつも自分も命がけでお止めしてるんですから……」

    ハンジ「押し倒された事もある……地面に」

    クリスタ「なんて積極的!屋外で事に及ぼうだなんてっ」

    ユミル「クリスタ楽しそうだな……」

    モブリット「それは、あなたが暴走しかかったのを止めるために仕方なく……」

    ハンジ「私は君が私の事を好いてくれていると思っていたから、なにも言わなかった。だが、ただの上司としか思ってくれてなかったんだね。心も身体も傷ついたよ……」

    モブリット「分隊長?!わ、わかりました!何でも言う事を聞きますから!」

    ハンジ「ほんとだね?」

    モブリット「は、はい……」

    ユミル「じゃあ、モブリットさんも調査兵男子に決まりだな」

    クリスタ「よーし!四人目ゲット成功!」

    こうして半ば無理矢理、モブリットを調査兵男子に引き入れたのであった


  34. 53 : : 2015/03/26(木) 21:18:41
    《ミカサ・サシャ組 4人目》

    ミカサ「ライナー、ベルトルト、アルミン。三人決まった。後二人くらい必要?」

    サシャ「そうですね!一人はエレンですから、最後に勧誘するとして、もう一人に会いに行きましょ!」

    ミカサ「誰?もう一人は」

    サシャ「ジャンですよ!」

    ミカサ「ジャンは……目付きの悪いエレン」

    サシャ「ジャンは鼻から下を隠して、前髪さらっと伸ばしたかつらをかぶったら、超イケメンなんですよ!」

    ミカサ「ほんとに……?」

    サシャ「爽やか美青年になります!それに、ミカサが頼めば即OKがでますから、頼むのも楽ですしね」

    ミカサ「なぜ私が頼むの?」

    サシャ「だって、ジャンはミカサにホの字ですよ!」

    ミカサ「そんなわけない。とりあえず、行こう」

    二人はジャンの元へ向かった

  35. 54 : : 2015/03/26(木) 22:21:58
    ミカサ「ジャン、お願いがあるんだけど」

    ジャン「みっ、ミカサ?!な、なんだ、お願いって……その、珍しいな……」

    ミカサ「聞いてくれる?」

    ジャン「当たり前だろ、ミカサが頼むならなんでもするぜ」

    ミカサ「実は……かくかくしかじか……というわけで、調査兵男子になってほしい」

    ジャン「み、ミカサ…………」

    ミカサ「ジャン、震えてる?泣いているの?」

    ジャン「ミカサが俺をイケメンだなんて言ってくれる日がくるとは……俺はもう、死んでもいい……」

    ミカサ「死んではいけない。調査兵男子になって稼がなければいけないのに」

    ジャン「わ、わかった。ミカサの頼みだ、やってやるっさ!」

    ジャンは燃えるような瞳をミカサに向けながら、天高くこぶしを突き上げた
  36. 55 : : 2015/03/27(金) 21:25:26
    《ユミル・クリスタ・ハンジ組 5人目》

    ユミル「ハンジさんやるなあ。泣き落とし作戦なんてな!」

    クリスタ「モブリットさんはハンジさんに甘いですよねーうふふふふ」

    ハンジ「クリスタ、やめてくれよ、その怪しげな笑い……」

    ユミル「クリスタがいきいきしてて、私は嬉しいね」

    クリスタ「ほんとに?!よかったぁ! うん、凄く楽しいよ!」

    ハンジ「はは、楽しいなら良かったよ。所であと一人、どうする?めぼしいやついるかな?」

    クリスタ「私、ひとりすごーく気になる人が……ただ本当にイケメンというか、もう美しすぎて後光が差してみえるというか……」

    ユミル「誰だ?後光さしてるなんてクリスタが女神の微笑みをする時くらいしか見たことないぜ?」

    ハンジ「とりあえず、それは誰だい?」

    クリスタ「探しましょう!」

    三人はクリスタを先頭に、最後の一人を探しに歩き始めた
  37. 56 : : 2015/03/27(金) 21:30:04
    クリスタ「あっ、いましたよ……きゃーかっこいい……私一度あの人の班になって、その時からすっごく気になっていたんです!」

    ユミル「ちっ。確かに美形だな……)

    クリスタ「でしょでしょ?!」

    ハンジ「って、あれは?ナナバじゃないか」

    クリスタ「ナナバさんですよ。超もてるって有名な!」

    ハンジ「ナナバは確かにモテるよ。でも女だよ」

    ユミル「近くでみなきゃ乳があるかわからねえな」

    クリスタ「うそっ、女じゃないですっ!だって私近くでみたもん!」

    ハンジ「まあ、本人に聞いてみなよ」

    三人はナナバに歩み寄った
  38. 57 : : 2015/03/27(金) 21:37:01
    ユミル「ナナバさん、胸あるんすか?」

    クリスタ「ちょっと、ユミルったら!」

    ナナバ「あら、新兵さんがなにか様かな?と思ったら胸か……いいよ、触っても」

    クリスタとユミルは、おもむろにナナバの胸に手を当てた

    クリスタ「あ、ある……」

    ユミル「さらしまいてたのか」

    ハンジ「な?ナナバは女だろ?」

    ナナバ「なんだ、また男と思われてたんだね」

    クリスタ「し、失礼しましたっ!」

    ナナバ「いいよ、慣れてるから。女の子に告白されるのもね」

    ユミル「よくみると女だよな。体の線とか、まつげとか……」

    クリスタ「中性的だよね……美しいです」

    ハンジ「私も中性的っていわれるよ!」

    ユミル「ハンジさんは中性的じゃなくて……」

    ユミクリナナバ「「「性別ハンジ」」」

    ハンジ「声を合わせて言うなぁぁ!」

    ハンジは激昂した
  39. 60 : : 2015/03/28(土) 17:25:16
    クリスタ「ナナバさん女の子かあ、じゃあ調査兵男子は無理ですね」

    ナナバ「なにかな?それ」

    クリスタはナナバにいきさつを説明した

    ハンジ「まあ、調査兵団の金策に一役かってもらおうと思ってね」

    ナナバ「ふぅん、なるほど。私やってもいいよ?一度がっつり男装してみたかったんだ」

    クリスタ「ほっ、本当ですかっナナバ様っ!」

    ユミル「クリスタ、目がハート型になってるぜ……?」

    クリスタ「だって、絶対かっこいいもん!ナナバ様には是非ベルばらみたいな衣装を!」

    ハンジ「ベルばらってなんだい?」

    クリスタ「知らないんですか?!今巷を騒がせているベルばら!男装の令嬢が出てくるお話ですよ!」

    ユミル「ようするに、貴族っぽい衣装を着せたいんだよな、クリスタは」

    クリスタ「そう、そうなのっ!」

    ナナバ「貴族か……まあ、その辺の貴族よりは着こなす自信はあるよ」

    ハンジ「じゃあ、ナナバにも協力してもらおう」

    こうしてユミクリハンジ組は、五人の調査兵男子をピックアップした
  40. 61 : : 2015/03/28(土) 22:28:00
    《ミカサ・サシャ組 5人目》

    サシャ「さあ、あと一人はもちろん、エレンですよね! 本人は自覚していないようですけど、イケメン間違いなしですから!」

    ミカサ「エレンはイケメン……そう、確かにイケメン。エレンよりイケメンなんているはずない。エレンが人気一位になること間違いなし」

    サシャ「わかりませんよー、ライナーは同期には一番モテましたし、ベルトルさんも長身でかなりのイケメンですからね!」

    ミカサ「でも……エレンをあまり目立たせたくない。私のエレンが大衆の好奇な視線に晒されるなんて……ので、もう一人考えた」

    サシャ「誰ですか?」

    ミカサ「同期じゃないし、かなりおっさんだし、私は好きじゃないけど、顔はまあまあいいと思う。チビだけど」

    サシャ「あーっ、なるほど! リヴァイ兵長ですねっ!」

    ミカサ「チビだけでわかるなんてさすが」

    サシャ「ミカサが好きじゃないって言えばまず真っ先にリヴァイ兵長が浮かびますよー」

    ミカサ「とにかく、エレンはやめて、兵長にしたい」

    サシャ「そうですね……頼みを聞いてくれるか分かりませんけど、行ってみましょう!」

    こうして急遽エレンからリヴァイに矛先を変えた、ミカサ、サシャ組だった
  41. 62 : : 2015/03/28(土) 22:45:31
    リヴァイ「断る」

    サシャ「開口一番そうきましたかー、兵長。予想はしてましたけど……ミカサ、諦めてエレンをあたりま……」

    ミカサ「兵長は背丈と同じくらい心が小さい。部下の申し出に考えもせず即答なんて」

    リヴァイ「調査兵男子なんかなるかよ。なんでてめえら女性兵士の会のために俺が一肌脱がなきゃいけねえんだ」

    ミカサ「ケチ、ですね、兵長は。だから背丈が伸びなかった。神様が罰を与えたもうた」

    リヴァイ「ケチに背丈を被せるな、でか女」

    ミカサ「ふんっ、人類最強のくせに小さい男」

    リヴァイ「うるせえ……削ぐぞ」

    ミカサ「私の特技は、肉を綺麗に削ぐ事」

    リヴァイ「奇遇だな、俺もだ」

    サシャ「ちょ、ちょ、ちょっと、待って待って下さい!落ち着いて下さ………!」

    サシャの悲鳴のような制止は、だが二人には届かなかった
  42. 63 : : 2015/03/28(土) 22:54:49
    サシャ「きゅう……」

    ミカサ「あっ」

    リヴァイ「ちっ」

    リヴァイとミカサが丁度飛びかかった瞬間、サシャが慌てて二人の間に入ったのだが、二人の攻撃力と素早さがサシャの想像を遥かに越えていた

    その結果、サシャは……

    ミカサ「サシャが倒れた」

    リヴァイ「てめえが本気で殴りかかってくるのがいけねえんだよ」

    ミカサ「兵長が大人げないのがいけない。サシャへのダメージも、兵長の方が上。ので兵長が悪い」

    リヴァイ「ほほう、俺の方が上だと認めるんだな?じゃあ調査兵男子にはならねえ」

    ミカサ「いや、やっぱり考えなおしたら、私のダメージの方が若干多かった。ので兵長には負けてない」

    リヴァイ「サシャを伸したのもお前って事だ。じゃあな…………っ」

    リヴァイがその場を立ち去ろうとした時、なにかが足に絡み付いた
  43. 64 : : 2015/03/28(土) 23:01:26
    サシャ「兵長……狙った獲物は……逃がしませんよ……」

    リヴァイ「サシャ、しつこいぞ、お前」

    サシャ「逃げるなら、私はエルヴィン団長に、リヴァイ兵長に乱暴されました、処女だったのに……と涙ながらに訴えます……」

    リヴァイ「お、い…………」

    ミカサ「そう、そうすればいい、サシャ。私が証人になる」

    リヴァイ「でっち上げじゃねえか! 」

    サシャ「背に腹は変えられないですから……」

    ミカサ「サシャ、かわいそうに……こんな目付きの悪いちびの性欲のはけに処女を散らされて……」

    リヴァイ「てめえ、こんな時だけ流暢にしゃべりやがって……」

    サシャ「女性兵士の会でいろいろ勉強してますからねー」

    リヴァイ「くそっ、クソメガネ、いらんこと吹き込みやがって……」


    結局リヴァイも折れて、調査兵男子に加わったのであった
  44. 65 : : 2015/03/29(日) 08:14:46
    《調査兵男子ついに集結!》

    ハンジ「さて、ここに集った調査兵団きってのイケメン達だけど、これから更に衣装チェンジして、撮影に臨むよ!」

    エルド「調査兵男子らしく、調査兵の兵服でよろしいのでは?」

    サシャ「だめですよー!それじゃあ面白くありません!イメチェンしなきゃ!」

    クリスタ「兵服姿の写真にプラス、衣装チェンジがいいと思う!」

    ミカサ「そう、私服ね……チビは何着てもチビだけど」

    リヴァイ「うるせえミカサ!さりげなく下げ発言すんな!」

    ハンジ「よし、じゃあそれぞれ用意した衣装にチェンジしてきてくれ!」

    10人の調査兵男子は、それぞれ名前の書かれた試着室に入っていった
  45. 66 : : 2015/03/29(日) 08:26:15
    ハンジ「じゃあ、まずは『大人のお色気イケメン』エルヴィン・スミス!」

    ジャーン!

    エルヴィン「…………ハンジ、君は正気か……?」

    ハンジ「うわっ、色気ムンムン!」

    ユミル「果てしなくエロス」

    クリスタ「きゃー! す・て・き!」

    サシャ「もしや、ノーパンですかっ?!」

    ハンジ「はははっ、大人の色気で攻めてみたスタイルさ!」

    エルヴィン「…………」

    ミカサ「エルヴィン団長が言葉を失っている」

    サシャ「きっと嬉しいからですよ!」

    ハンジ「貴族のばばあどもが食いつくぞー!」

    エルヴィン「…………嬉しいわけ、ないだろうが!」

    エルヴィンの衣装は……

    裸に白いガウン、右手にワイングラスであった
  46. 67 : : 2015/03/29(日) 08:37:09
    ハンジ「さあ次は、『紳士系あごひげリア充イケメン』エルド・ジン!」

    ジャーン!

    エルド「まあまあですね」

    クリスタ「エルドさん超かっこいい!」

    ハンジ「ワイン色のトレンチコートをふわっと羽織り、白いシャツ、ストライプのベスト、そして長い脚を強調する黒のスラックス!まあエルドは何着ても似合うから、苦労しなかったよ!」

    サシャ「ちょっと、パァンよりもエルドさんに興味がわいてきたんですが……どきどき」

    ユミル「こういう格好好きだな、私」

    ミカサ「ユミルが頬を染めている、珍しい。そして、エルヴィン団長が息をしていない」

    エルヴィン「…………」
  47. 68 : : 2015/03/29(日) 08:39:26
    つまり、アルミンとハンジ、そしてナナバは中性同盟組んでるんですね。
    分かります
  48. 69 : : 2015/03/29(日) 08:59:15
    >とある参謀長さん☆
    中性同盟が一番モテそうですねw
  49. 70 : : 2015/03/29(日) 09:12:58
    ハンジ「次は、『長髪イケメン』ルーク・シス!」

    シス「かなり悪い人に見えるんですが……」

    クリスタ「私が考えたコーデですよ!確かに悪が漂ってますけど、着崩した黒いシャツに、ネクタイを弛める仕草がセクシーですっ!シスさんと危ない恋がしたーい!」

    シス「本当か?!じゃあ早速よろしく頼むよ。危なくないから」

    ユミル「ナンパすんじゃねえよ!」

    シス「ナンパされたんだよ」

    クリスタ「ユミルったら、焼きもちやきー!」

    ハンジ「クリスタコーデもなかなかの物だね!」

    ミカサ「エルヴィン団長の顔色が土のよう」

    エルヴィン「…………」
  50. 71 : : 2015/03/29(日) 09:24:22
    ハンジ「さあっ、次は『中性的イケメンでも実は女神』ナナバだ!」

    ジャーン!

    ナナバ「どうかな?似合う?」

    クリスタ「はわわわわ!やばいはまりすぎてやばいよ!ナナバ様美しいですっ!」

    ハンジ「まさにベルばらの世界から舞い降りたオスカルの如き美しさだね。赤い上着には豪奢な金の装飾が施され、銀糸織り成すたすきに白いスラックスは、着る人を選ぶよ。誰でも似合う服じゃない」

    ユミル「レイピアが似合いそうだけど、あえてそこにスナップブレードを持ってるところがみそだな」

    サシャ「アンドレ役が欲しいところですねっ!」

    クリスタ「調査兵団の男子に、こんな衣装にあう人はいないから無理だね……」

    ミカサ「エルヴィン団長が地面にのの字を書いてる」

    エルヴィン「…………」

    のののの
  51. 72 : : 2015/03/29(日) 09:31:09
    ハンジ「さあっ次は、『苦労人癒し系イケメン』モブリット・バーナー!」

    ジャーン!

    モブリット「ちょっと、分隊長!自分ただのコスプレじゃないですかっ!」

    クリスタ「モブリット先生ー!」

    ユミル「その聴診器でどうどうとハンジさんにセクハラできるぜ、副長さん」

    ハンジ「モブリットはだて眼鏡に白衣に聴診器で、イケメン医者さ!」

    モブリット「職業違うじゃないですか!って、セクハラなんかしたくないよっ!」

    クリスタ「モブリットさんかっこいい……診察してほしいな!隅々まで!」

    モブリット「クリスタ、何言って…………」

    ハンジ「モブリット顔真っ赤ー!」

    ミカサ「エルヴィン団長顔真っ青ー」
  52. 75 : : 2015/03/29(日) 09:38:30
    サシャ「次は私たちが選んだ男子達ですよっ!まずは『鋼のような肉体美イケメン』ライナー・ブラウン!」

    ジャーン!

    ライナー「…………ほぼ、裸なんだが」

    ハンジ「うっひょー!そうきたかっ!」

    ユミル「ボディービル用のポージングトランクスのみか!」

    クリスタ「やだー、目のやり場に困るー!」

    ハンジ「とか言いながらガン見してるよ、クリスタ」

    ミカサ「あっ、エルヴィン団長が息を吹き返した」

    エルヴィン「……ふう」
  53. 76 : : 2015/03/29(日) 09:50:33
    サシャ「次は『長身草食系イケメン』ベルトルト・フーバー!」

    ジャーン!

    ベルトルト「うーん、ちょっと地味だけど……僕には合ってるかな」

    サシャ「ベルトルさんはイケメンだし長身だから、変に凝らずにナチュラルスタイルコーデですよ!」

    クリスタ「脚が長いから、ジーンズがすっごくよく似合うー!グレーのパーカーをだぶっと着こなしてステキ!」

    ユミル「パーカーといえば、アニも好きだよな。そうか、サシャはそこも狙ったんだな?」

    サシャ「はいっ!ベルトルさんが大好きなアニとお揃いコーデで、らぶらぶ間違いなしですよ!」

    ベルトルト「ちょっと、は、恥ずかしいよ……」

    ミカサ「エルヴィン団長がまたのの字を書きはじめた」

    のののののの
  54. 77 : : 2015/03/29(日) 09:51:52
    矛先を変えたってそういう意味だったのですね勘違いすみませんでした

    期待です
  55. 78 : : 2015/03/29(日) 09:52:53
    >ルルさん☆
    解りづらくてすみませんm(__)m
    ありがとうございます♪頑張ります♪
  56. 79 : : 2015/03/29(日) 19:42:35
    サシャ「さあっ次は私のとっておき!『鼻から上イケメン』ジャン・キルシュタイン!」

    ジャーン!

    ジャン「なんっなんだよ、このかつら!」

    クリスタ「ジャンが、ジャンじゃないみたい……」

    ユミル「雰囲気変わったな」

    ハンジ「ちょ、超イケメンになってるっ!」

    サシャ「さらさら前髪ヘアを装着して、口元はさりげなくマフラーで隠す!トレンチコートを羽織って、シャツに重ね着した赤いニット!おしゃれメンズで大穴一位間違いなし!ねっ、ミカサもかっこいいって思いますよね?!」

    ジャン「ミカサ……////」

    ミカサ「エルヴィン団長ののの字が大量生産されはじめた」

    エルヴィン「…………」

    ののののののののののののの

    ユミル「だがミカサは、イメチェンしたジャンよりも、のの字を書き続けるエルヴィン団長に興味を示すのであった─完─」

    ジャン「ミカサ……しゅん」
  57. 80 : : 2015/03/29(日) 20:50:08
    サシャ「次は、『人類最強目付きは悪いが愛想も悪いイケメン』リヴァイ兵長!」

    ジャーン!

    リヴァイ「ちっ」

    ハンジ「リヴァイ、ちょっと背が高く見えるよ!」

    サシャ「兵長には、背の低さを感じさせないコーデを用意しました!黒のパンツにジャストサイズの青いシャツ、そして長めのストライプ柄ネクタイで縦のラインを強調ですよ!」

    クリスタ「なるほど、錯覚を利用してるんだね!」

    ユミル「兵長イケメンだよな、普通に」

    ミカサ「エルヴィン団長がのの字の花畑の中でついに息をするのをやめた……」

    エルヴィン「…………」
  58. 81 : : 2015/03/29(日) 21:02:27
    サシャ「次で最後の調査兵男子ですよっ!満を持して登場しますは『可愛い男の娘イケメン?』アルミン・アルレルトきゅん!」

    ジャーン!

    アルミン「サシャ、酷いよ……僕だけ……こんなっ」

    クリスタ「アルミンきゅん可愛いー!」

    ユミル「セーラー服似合うな」

    サシャ「アルミンは可愛い顔ですから、調査兵団のアイドルという位置付けで、貴族の豚親父どもの視線を集める係りですよ!」

    アルミン「だ、だからって、なんで僕だけスカートなんだよっ!しかも凄く短いよ?パンツ見えそうじゃないかっ」

    ミカサ「あっ、エルヴィン団長がアルミンをガン見しはじめた」

    エルヴィン「…………」

    ユミル「パンツ見えそうに反応するなよ、おっさん……」

  59. 82 : : 2015/03/29(日) 21:19:08
    ハンジ「さて、これで調査兵きってのイケメンが揃ったね!早速撮影後、冊子にして売り出すよ!この冊子に人気投票用紙を同封してるから、これで人気ナンバーワンを決めるよ!」

    ベルトルト「楽しみだね!誰が一位になるんだろう?」

    ライナー「俺はボディービルだしな。ベルトルトいい線行くと思うぜ」

    エルド「まあ、俺のライバルになりそうなのは、エルヴィン団長だけだったが、あれだしな。モブリットの医者コスがはまってて良さそうだ」

    モブリット「エルド、恥ずかしいよ……」

    シス「ジャンがなかなかいいな」

    ジャン「シスさん、まじっすか?俺は、兵長かな!」

    リヴァイ「ちっ、なんもでねえぞ?ジャン。だが皆いけてるんじゃねえか?気配消してる奴が約二名いやがるが」

    エルヴィン「…………」

    アルミン「…………」
  60. 83 : : 2015/03/29(日) 21:32:43
    そして一月後


    ハンジ「すっごいぞ!調査兵男子の売り上げがすっごいぞ!」

    ユミル「儲かったのか?」

    クリスタ「発注が殺到してるんだよ!いま巷で一番の話題になってるし!」

    ハンジ「超儲かってるよ!だから今日は焼肉パーティーさ!」

    サシャ「もぐもぐもぐ………………」

    ミカサ「で、人気投票はどうなったの?」

    ハンジ「それも締め切って、モブリットと一緒に集計したよ!結果発表しまーす!」

    ジャーン!

    ハンジ「人気投票一位は……!」
  61. 84 : : 2015/03/29(日) 21:38:04
    ハンジ「だんとつで、『大人のお色気イケメン』エルヴィン!」

    クリスタ「あの、裸にガウンにワイングラスでですか……?」

    ユミル「まあ、元がいいのと、顔も売れてるからか?」

    サシャ「団長イケメンですもんね!ガウン姿も、本人は拗ねてましたがセクシーでしたし!」

    ミカサ「のの字書いてる団長は、少しかわいかった、かも」

    ハンジ「早速調査兵男子皆に、報告しに行こう!」
  62. 85 : : 2015/03/29(日) 21:42:09
    こうして、調査兵男子10名を集めて、結果を発表した

    エルヴィン「一位だったんだな。服装というハンデを背負いながら。まあ当然だが」

    モブリット「団長、良かったですね!実力通りの結果が出て」

    エルド「さすがは我らがエルヴィン団長」

    シス「一生ついていきます!」

    リヴァイ「ちっ」

    エルヴィン「で、優勝商品はなんだ?男心をくすぐるんだよな?ハンジ」

    ハンジ「ああ、そうだった!優勝商品は…………私と一日デートする権利だよっ!」

    シーン


    辺りが静まりかえった
  63. 86 : : 2015/03/29(日) 22:23:12
    エルヴィン「なんだ、その罰ゲームは!」

    ハンジ「罰ゲームってなんだよ。私を一日好きにしていいんだよ?もちろんデートだってフルコースさ。あれやこれまでセットだよ?!」

    シス「ハンジさんとか……」

    エルド「考えられん」

    ジャン「ミカサとなら……」

    エルヴィン「君とデートなんかしたくないぞ!」

    ハンジ「なんだよ、遠慮するなってエルヴィン。フルコースしよう?」

    エルヴィン「冗談はよしてくれ。どうせ巨人の話ばかりされて最大限に疲れさせて萎えさせるのがおち……ん?なんだ、モブリット」

    モブリット「団長…………その権利、自分に譲って下さい」

    エルヴィン「ああ、かまわんぞ。朝食のパン一個で譲ろう」

    モブリット「あ、ありがとうございます」

    ハンジ「私安い女っ!ってモブリット、目が怖いよ!」

    モブリット「ハ、ハンジさん、さあ行きましょう……フ、フ、フルコース……」

    クリスタ「やだあ、モブリットさんまだ医者コスプレしてるし!」

    ユミル「その顔、公然ワイセツだぞ、副長殿」

    リヴァイ「まあ、一件落着か」

    こうして、ある一人にしか需要がなかった優勝商品をかけた、調査兵男子一位決定戦は終戦した
  64. 87 : : 2015/03/29(日) 22:28:04
    後日、ハンジがなんのために金策をしていたのかが、女子会メンバーと、調査兵男子達にばれて、彼女は総すかんを食らうのであった


    彼女が金策をした理由、それは…………


    巨人が過ごすための設備が整った、大きな一軒家を建てる事であった

    彼女はそこで巨人と生活しようと画策していたのである

    もちろんその野望は阻止され、売り上げはすべて、調査兵男子達に分配されたのであった


    ─完─
  65. 88 : : 2015/03/29(日) 22:41:51
    執筆お疲れさまです。

    ハンジさんのモテなさっぷりに泣けてきました。

    でも、一人大事にしてくれる男がいれば、女はそれで十分ということにしておきましょう(笑)

    しかし、団長はさすがの貫禄ですね。

    物凄く生々しく、リアルに誰と結婚したいかと聞かれれば、私はナイルです。

    モブリットさんもいいけど、いつも仕事で一緒のハンジさんに嫉妬しちゃうかも。

    104期は10代なので若すぎますし。

    結婚相手には安らぎを求めたいので…って生々しすぎるっ!
  66. 89 : : 2015/03/30(月) 02:39:52
    面白かったです。
    ロメ姉さんの書くモブリットは相変わらずw
  67. 90 : : 2015/03/30(月) 02:46:09
    >ありゃりゃぎさん☆
    読んで頂きありがとうございます♪
    ハンジさんは個人的には好きですが、たぶん兵団ではかなり距離を置かれてそうなイメージですw

    そうよ、もし売れ残ってもモブリットがいるから安泰だよハンジさん!

    エルヴィンはのの字ばっかり書いてましたが、私は個人的に一番のイケメンだと思ってます!(単なるタイプw)

    あー、結婚するなら誰にしよう……
    ナイルさんは家族想いですし、優秀ですし、旦那にはもってこいですよね!
    私なら……モブリットは勿論ですが、ハンネスさんとか好きですねw

    安らぎ求めるなら、かなり年上推奨ですよ♪(同世代はどうしても幼いです……)
  68. 91 : : 2015/03/30(月) 02:48:48
    >とあちゃん☆
    読んでくれてありがとうございます♪
    今回のモブリットは、ちょっと危ない人にしてみましたw
    最後に美味しいところを持っていくあたり、私のモブリットへの愛情を感じてもらえたかなぁw

  69. 92 : : 2015/03/30(月) 07:42:12
    面白かったです!優勝賞品と調査兵男子を作った本当の目的がww
  70. 93 : : 2015/03/30(月) 09:26:49
    >ジャン最高さん☆
    読んで頂きありがとうございます♪
    優勝商品w
    エルヴィン喜んであげようよ……w
    ハンジさんなら巨人のためになんでもやりそうですよね!
  71. 94 : : 2015/03/30(月) 16:15:22
    すっごい面白かったです!ハンジさんwwぶれませんねww
  72. 95 : : 2015/03/30(月) 16:47:36
    >りんねさん☆
    読んでいただき、ありがとうございます♪
    ハンジさんは巨人のためならぶれませんw
    楽しんでいただけて嬉しいです♪
  73. 96 : : 2015/03/30(月) 17:18:42
    62 : 88@羽ばたく人を応援します!頑張れ! : 2015/03/28(土) 22:45:31
    ミカサ「ケチ、ですね、兵長は。だから背丈が延びなかった。神様が罰を与えたもうた」

    誤字ですね。面白かったです。次回作も期待しーてます
  74. 97 : : 2015/03/30(月) 17:21:04
    >じけいさん☆
    読んでいただき、ありがとうございます♪
    すみません、誤字ってどこですか……
  75. 98 : : 2015/03/30(月) 17:44:35
    あ、のびるかな?
    でも全部はってあるってことは、他もおかしいんだよね?
    教えて下さいm(__)m
  76. 99 : : 2015/03/30(月) 19:46:14
    与えたもうた、ってとこじゃないですかね。
  77. 100 : : 2015/03/30(月) 20:00:52
    >生チョコさん☆
    ありがとうございます!
    そこは間違った表現ではないんですm(__)m
    与え、とたまう、たもうと続く言葉があるんです
    神様が、とか天皇陛下が、とか偉い人が、という時に使われます♪
  78. 101 : : 2015/03/30(月) 20:06:59
    そうなんですね。じけいに伝えときます。
  79. 102 : : 2015/03/30(月) 20:11:21
    >生チョコさん☆
    お知り合いでしたか!
    助かります♪
    ぐぐって頂けたらわかりやすい説明がありますので!
    よろしくお願いいたしますm(__)m
  80. 103 : : 2015/03/30(月) 20:37:14
    お疲れさまです!
    不覚にも、エルヴィンが可愛いと思ってしまった...((( ;゚Д゚)))
    ののの...
    私だったら、モブリットに投票するかな♪
  81. 104 : : 2015/03/30(月) 20:44:56
    >ゆう姫☆
    読んで頂き、ありがとうございます♪
    エルヴィンかわいいでしょw
    のの字書いてるエルヴィンなんて他にはありませんっ!(キャラ崩壊)

    モブリットに投票してくれましたかっ!
    モブリット「あ、あ、ありがとうございます……じゃあで、で、デートに……」

    不審者はハンジさんが確保しとくね♪
  82. 105 : : 2015/03/31(火) 14:02:24
    お疲れ様でした❗️面白かったです❗️私だったらリヴァイ兵長に投票しますねっ❗️
  83. 106 : : 2015/03/31(火) 15:13:11
    執筆お疲れ様でした!

    全員佐川制服かと思ったら、ファッションショーのようでしたね。
    これは売れますよ!
    私も一冊お買い上げしたいです。

    そのうち女子バージョンも刊行されると嬉しいです。

    私はベルトルトに一票。
  84. 107 : : 2015/03/31(火) 19:48:53
    >みーみーさん☆
    読んで頂きありがとうございます♪
    楽しんでいただけて嬉しいです!
    リヴァイに一票ですか♪
    兵長かっこいいですもんね(*´ω`*)
  85. 108 : : 2015/03/31(火) 19:51:32
    >キミドリさん☆
    読んで頂きありがとうございます♪
    調査兵の服と、ファッションの2パターンの写真集ですよ!
    私もほしいw
    女子バージョンいいですねw
    女の子はあまりいないから、全員調査兵女子になりそうですw
  86. 109 : : 2015/04/05(日) 20:27:01
    モブリット!
    ハンジさんとのデートする権利譲ってください!!
    もっと可愛くしてお返しします!ジュルリ...
    そりゃあ大事な彼女をあんなふうに言われたら怒りますよ!

    私はエルドに一票...

    お兄ちゃん→モブリット
    お父さん→エルヴィン
    先輩→リヴァイ
    嫁→ハンジさん  でお願いします←
  87. 110 : : 2015/04/05(日) 20:49:31
    >妹姫☆
    モブリットはハンジさんを譲る気は一切無いようですよっ!
    妹姫対モブリットの血みどろの争いがいまここに……

    もっと可愛くしてですと?!
    ついでにモブリットも更にイケメンにして、私にください!

    私はモブリットに百票ですw
    エルドかっこいいだろうなぁ……

    読んでくれてありがとう!嬉しかったよ( ;∀;)
  88. 111 : : 2015/04/05(日) 21:59:32
    >>100
    そうなんだ…
    誤字かと思ってましたw

    次回作も期待してますw
  89. 112 : : 2015/04/05(日) 22:03:41
    >とあちゃん☆
    誤字じゃないんだよー♪
    いろんな表現を知るのも学びの一つになるかな?
    読んでくれてありがとう!
  90. 113 : : 2015/04/06(月) 19:13:15
    >>ロメ姉

    了解しましたぁ!w
    そうだ、お二人のデートにお邪魔しちゃえばいいんだ!!

    お二人をからかいながら楽しくお出掛けしてきます!!ケイレイッ
  91. 114 : : 2015/04/08(水) 17:55:20
    >>妹姫☆
    私もそこに参加したいわw

    姫とデートやで(*/□\*)

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fransowa

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