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即席物語 2作目

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  1. 1 : : 2015/02/19(木) 14:47:14

    即席物語2作目


    3人組の青春物後、あるいはフャンタジーと戦う話を作ってみたいと思います。


    登場人物 稜地 圭亮 (りょうち・けいすけ)

    顔は純白で鼻が高くイケメンである。

    彼は他人に冷たくせっするから、女子からはリアルツンデレと呼ばれている。


    渋ヶ石 和弥 (しぶがせき かずや)

    目が細く、狐顔な男。

    ゲーム、漫画、アニメ博士。他人に親切な男である。


    寺中 孝雄 (てらなか たかお)

    ニキビの跡が目立ち、猿顔である。

    シモネタを嗅ぎ分け常にネタを探している







  2. 2 : : 2015/02/19(木) 15:08:33

    ここはある遊園地。

    背の高い木々、敷地内の半分も占める泥水、水物を売りにするテーマパークである。



    園長「今日も客が来ない。どうしてらほらじょい」ドン

    大柄な灰色の髪、髭を生やす老人が机を叩いた。

    副園長「園長、妙な噂があるせいですーね」スース

    黄色い髪で、外国人はみなイケメン説を不定する顔の男がコーヒーをすすった。

    園長「噂?あれか、蚊がやたら多いとかお尻がやけにぬれるとかのことか?」

    副園長「それもあるけーど、やっぱりココにぴった人が不明な死をとげているとかのほうですーね」

    園長「そんなことがあったなんて・・・」

    副園長「経費でグアム旅行にいってたからしかたないね」ぐいぐい
    金髪のブサ外人は貯金箱を園長の腹に押し当てた。

    園長「ぶえ、ぶえ、すまん、すまん。オイ、辞めろそこは腹じゃない股間だ」






  3. 3 : : 2015/02/19(木) 15:51:07

    白崎「けいすけくん」うるうる

    目が大きく、血色がいい肌のJKは、瞳に涙を溜めていた。

    稜地(うぜー女。泣く女は嫌なんですよ)

    稜地は睨みで返事をした。

    稜地「あーあ」

    白崎「うーーー」//

    渋ヶ石「おい、おい、幼馴染にメンチ切るとか、さすがだな」

    タバコを吸って、コンリートに座りこむ男は漫画本のページをめくった。

    稜地「彼方にいわれたくないですよ、こんな中2病な家・・さすがです」

    渋ヶ石「ふふ、だろ」

    渋ヶ石の家、10階マンション最上部を2層丸ごと改造し自分の部屋にしている。彼達は現在、そのベランダにいる。
    ベランダと言っても、マンションの半分がスペースとして使われている。下は茶色に塗られたコンクリート、ところどころにライトが仕込まれている。

    白崎「渋ヶ石くんの家、来るのに何時間も迷ったよ」

    先ほどの涙は嘘であるように笑顔を見せた。

    渋ヶ石「このマンション、迷路になっているからね」

    白崎「迷路な家、さすがね渋ヶ石くん」

    渋ヶ石「だろ」ニコ

    渋ヶ石は右手をグットラックして、固めを閉じ合図地をした。

    渋ヶ石「ところで明ちゃん、孝雄のやつみなかったか?」


    白崎「途中であったわ、マンショク前にいたけどトイレに行くて言ってた」


    稜地「ち、」

    稜地は顔を左に向け顔をしかめた。


    渋ヶ石「あはははは、トイレね・・・」

    白崎「?」








  4. 4 : : 2015/02/19(木) 16:11:45

    寺中「谷 亮子・・・谷 亮子」

    興奮状態で便座にすわる変態はそこにはいた。

    寺中「ああああーーーああああああ」

    チンピラ「おい、こいつ。オナってやがるぞ」ドン

    チンピラは面白半分で、寺中がいるトイレの壁を蹴るのである。

    チンピラ2「兄貴、そいつにかかわらないほうがいいです」

    チンピラ「え、おもしれーじゃん」ドン

    チンピラが壁ドンをした。してはいけない・・・・

    チンピラ「?」シューン

    素早い何かがチンピラの後ろ回った。

    寺中「ぬははは、チンピラさんもオナ二がしたいんですね」

    楽しげに頬をあげて喜ぶその男は、谷良子Tシャツを着ていた。

    チンピラ「は?」

    チンピラは周りを確認し、チンピラ2がいないことに気がついた。


    チンピラ「え?おい、チンピラ2どこ・・・」ズルズル


    寺中「」

    チンピラ「何しがる、変態。喧嘩売ってんのか?」ズルズル

    寺中にズボンを尻が見えるまで下げられ、キレル・・・


    寺中「喧嘩ですか・・・」ぼろん

    チンピラ「負けた・・・」

    己のアソコと、相手のアソコを見たチンピラは負けを悟った。










  5. 5 : : 2015/02/19(木) 16:42:41

    渋ヶ石「新しい家、新しいフュギュア・・どれもいい眺め」

    稜地「ところで、ここにある死体は事件の始まりですか?」

    鼻に白いハンカチをあて、死体の臭いを防ぐぎ、親友を疑いだした。

    渋ヶ石「68万円で買った。ダッチワイ〇さ」

    稜地「彼方には失望し・・・渋ヶ石「失望するな、説明させてくれるかな」

    ダッチワイ○に馬乗りになり、右手を突き出し説明を要求する親友をみてフャイトの構えをした。

    稜地「そんな体位で説明されても//」

    渋ヶ石「まーまて、こいつをこうして」もみもみ

    胸を揉む男、その男の説明を待たされる彼はこう思った。
    親友2人がエロ属性にはしるなど・・・あってはならないと。

    稜地「イライラ」

    渋ヶ石「よし、うごかすぞ」

    渋ヶ石はダッチワイ○にキスをした。

    稜地「世界は終わった」

    馬のポーズで床を眺め、数少ない友との別れを誓おうとした途端。


    ダッチワイ○「やー、ダッチワイ○のリーぜだよ」

    ダッチワイ○が喋った!!

    稜地「うああーーー」

    圭亮は泡吐き倒れ、彼はこう思った。その死体生きていたのかよ!












  6. 6 : : 2015/02/19(木) 17:21:25


    白崎「けいすけくん、けいすけくん」うえーん

    白に花があしらっている柄の浴衣を着る女が、稜地の膝元で泣いていた。

    稜地「ZZZZ」

    半分宙に浮いているベットで稜地は看病されていた。

    渋ヶ石「黒炎の魔剣使いが、魔道機械を見ただけで気絶するとはね」

    フャンタジーな話をする男は気絶者に羽毛布団を被せた。


    リーゼ「ご主人様、ご主人様」

    青色の瞳をもち、銀髪少女が渋ヶ石の耳に生きを吹きかける

    渋ヶ石「ありがとう、いい風だ」


    リーゼ「///」ふーふ

    渋ヶ石「リーゼちゃん、そこは陰茎だよ」

    白崎「え!」



  7. 7 : : 2015/02/19(木) 17:45:58

    稜地「ウウウウ・・・」


    稜地父「圭亮、お父さんとお母さんはもう一緒にくらせないんだ」

    少年稜地「どうしてなんですか?」


    稜地父「お父さん・・・・他の人が好きになってな」


    少年稜地「なんで、なんで、そんなことを平気で言ってるんだ」


    稜地父「圭亮、金は偉大なんだ。女をいくらでも買えるんだ。お父さん若くてピチピチじゃないといけなくねなWW」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    稜地母「お父さんに引き取ってもらいなさい」


    少年稜地「でも、母さん。お父さん怖いんだよ。助けてよ」


    稜地母「ごめんね、ママも他の男の人が好きになってね」


    少年稜地「・・・いいこにするから・・・引き取って、お願い」


    稜地母「うるさ!いい加減にして、金目当てで生んだガキなんてどうでもいいのよ」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    稜地「ううううううう」


    少年渋ヶ石「泣き虫、泣き虫、ふれふれ」

    少年稜地「誰ですか・・・泣いてないてなんかいないですよ」

    少年渋ヶ石「泣き虫、パッチて知らないのか?」

    少年稜地「知らない」

    少年渋ヶ石「パッチは人に涙を見せないんだ」

    少年稜地「なら泣き虫じゃないじゃん」

    少年渋ヶ石「そうなんだけどさ、実は心の中で泣いてるんだ」

    少年稜地「心の中?」


    少年渋ヶ石「そのパッチはお前みたいなやつを見て泣くんだぜ」うえーん


    少年稜地「?」


    少年渋ヶ石「これあげる、パッチのキーホルダー」


    少年稜地「なんなんですか、これは・・」


    少年渋ヶ石「嫌な時はそのキーホルダーの尻尾を引っ張れ、いいな」








  8. 8 : : 2015/02/19(木) 18:59:14

    朝日射し込む、近未来な部屋。

    彼は目を覚まし、オゾマシイ物を見たのである。

    稜地「まさか・・白崎//・・・ち、ちがう」


    寺中「白崎明ですよ、違くないすよ、先輩」ギュウ

    孝雄である。そのニキビとガサガサ肌が彼を襲う。

    稜地「はなれたまえ、さもなくば君を日本海に沈めることになるぞ」

    寺中「うへ、うへ、ごほん。ネーマルロイド」

    先ほどの人をイラつかせる顔を辞めて、真剣な眼差しで孝雄は魔術を唱えた。

    稜地「こ、これは・・・」ふわーん

    こ・・これは背負い投げである。


    稜地「ぐは・・・・・・またゲスな行為でコピーしたのかね・・・君ときたら・・」


    寺中「谷亮子の背負い投げですよ。いいでしょ?」

    Tシャツを摘み、目を細くしドヤ顔でアピールした。


    稜地「谷亮子さんのTシャツ・・・」


    寺中「似合いますか?」ゲヘゲヘ


    稜地(似合う・・・孝雄の変態とマッチして似合う)


    稜地「ところで、孝雄くん」


    寺中「スルーパスですね」


    稜地「白崎や渋ヶ石くんは何処で寝てるのかね」


    寺中「うきうきうきうき」ききーーー


    渋ヶ石「俺ならここだぜ」ういーん

    鉄と水色光する筋の間、その床から抱き枕を抱く男があらわれた。


    稜地「その抱き枕は・・・まさか・・・」


    渋ヶ石「超激レア枕ガチャ、しかも限定で去年の3月3日しかでない・・」


    稜地「安眠をもたらす」


    渋ヶ石「蝉のミーちゃんだ!」


    寺中「?」


  9. 9 : : 2015/02/19(木) 19:42:10

    稜地「あのダッチワイ○が動いているだと・・・」

    リーゼ「朝ひゃ、朝ひゃ、♪朝ゴハーンうんーん」

    料理をしながら卑猥な発生で、ダッチワイ○は歌っていたのだ。

    寺中「誰ですか?このブス」

    渋ヶ石「68万円の魔道機械だよ」

    稜地「最初からそういってくれれば、気絶しなくてすんだものの・・」

    両手をテーブルに擦り、悔しい顔を見せる彼はこう思った。

    孝雄が思うブスは大概美人じゃん・・・


    渋ヶ石「そこかよ・・・・ツコッムのそこかよ」


    稜地「?」


    寺中「魔道機械てどこで買えるんですか?」


    渋ヶ石「裏飯堂て通販で販売されてるよ、ただし裏コードがなきゃ買えないよ」


    稜地「裏飯堂、倉岡常務が手塩にかけた魔道屋か・・」


    寺中「倉岡さんて誰?」


    渋ヶ石「孝雄はあったことなかったな」


    稜地「いつも僕達に命令している偉い人だよ」


    寺中「いつもパンツを被っている、あの人が常務?」


    渋ヶ石「パンツじゃないよ、あれはフンドシだよ」


    稜地(覆面だよ・・覆面)
















  10. 10 : : 2015/02/19(木) 19:55:05



    長編になってしまったので、キリのいい10スレ目で中断します。

    続きは明日書きます。


    ここまで読んでくれた人、アリガトウゴザイマス。





  11. 11 : : 2015/02/20(金) 11:42:58

    リーゼ「できました!究極完全無欠ホットケーキですよ」

    目を瞬きさせ、なぜか渋ヶ石の首もとに蜂蜜を塗る。その少女の声はロリロリだった。

    渋ヶ石「そこは首筋だよリーゼちゃん。塗るなその厚みのあるケーキに塗ってくれないか?」

    驚きもせず、後ろのリーゼにたいして振り返った男は冷静だった。

    リーゼ「かっこいいです」//

    寺中「あのー、僕のぶんがないんですけど」パチパチ

    口を尖らせ、目をぱちぱちする男にはケーキがなかった。


    稜地「魔道機械も好き嫌いがあるみたいだな」

    寺中「え?」

    稜地「分厚い、この生まれたてのケーキの香りを楽しませてもらおうか・・・」

    香りを楽しむ彼はこう思った。魔道機械、私も買うぞ!

    寺中「先輩なら、ケーキの香りだけで満腹になりますよね」

    人差し指を咥えるながら、隣の席のケーキを狙う男はこう思った。 谷亮子型で魔道機械を注文するぞww

    稜地「そのTシャツに写る谷亮子さんが悲しむぞ」

    寺中「どうしてですか?」

    稜地「盗みはいけないわ、亮子泣いちゃう」ヒューヒュー

    棒読みで谷亮子の声をモノマネした彼は口笛を吹く

    寺中「盗み食いは犯罪じゃありませんよ」

    デヘデヘと半笑いの男は隙を見て・・・

    稜地「あー、私のケーキが」すーう


    寺中「このケーキは美味しくいただきますね、先輩」ピョン

    猿のような男は素早くケーキを奪い、テーブルに乗り口を尖らせ半笑いした。

    稜地「まさか・・・そのクラウチングスタートの構えは・・」

    寺中「ネーマルロイド福島里美」ダーンタタタ

    バーン、爆音と共に変態はケーキを口に咥えながら、100メートル室内走でギネスを出した。

    稜地「くそう、私の究極完全無欠ホットケーキが・・・」

    彼は悔しそうに手を伸ばしたのち、ぐったりとうずくまった。

    稜地「」グー

    渋ヶ石「孝雄やつ、さわがしーな」ポン

    少しだけ嬉しそうに笑う、蝉のミーちゃんシャツを着るヤツはハングリーな彼を助けた。

    稜地「弁当箱?」

    渋ヶ石「それ食べていいよ。オタサーで貰ったやつだけど、美味いぜ」ゲヘへ

    黒の外装と赤い内側、豪華に輝く伊勢海老、オオトロ、ウニ、イクラの丼である。

    稜地「うおおお、食べるぞ。食べるぞ。食べちゃいますよ」

    両手をグーにして腕を上下揺らす彼は喜んだ。

    稜地「美味い、美味い、美味いぞ」モグモグ

    渋ヶ石「圭亮くん、写メ取るよ」ヘへへ

    パシャと写真を取られる彼は口を止めた

    稜地「何か隠し事が・・・」

    渋ヶ石「ある」

    稜地は唾を飲み、何かを悟った。

    渋ヶ石「ふふふーん、実はその弁当は・・・・」ポチ

    スマートフォンでメールを送り、笑いを隠し切れない男は早口でこう言った。

    渋ヶ石「明ちゃんが愛情をこめて作った弁当でした」

    稜地「あーーー」

    白目で口を大きく開けるイケメンはアーと叫んだ。

    渋ヶ石「しかも写メールまで送ったよww」

    稜地「あーーーーーーーいーーーーー」

    渋ヶ石「メールの内容もいじってあるから、二人は結ばれることになるだろうね」

    稜地「うーーーーーーーーーーーー」

    リーゼ「うまそうなチン○!」

    稜地「えーーーー」

    リーゼ「エッチは激しく」

    稜地「おーーーーー」

    リーゼ「オッパイは優しく」

    渋ヶ石「リーゼちゃん、ダメだよそんな(あいうえお)作文したら」

    リーゼ「リーゼ、怒られちゃった//」テヘ♪


















  12. 12 : : 2015/02/20(金) 12:51:45
    稜地「そ、そう言えば白崎やつどうしてるんだよ//」

    顔を赤める彼はぎこちない声で質問した。

    渋ヶ石「あのメールを見ているだろうから、いまごろは結婚の準備をすすめているだろうぜ・・」

    稜地「///あーーーーーーーー」白目

    渋ヶ石「冗談だよ、冗談。写メールしか送ってないよ」

    稜地(写メールだけなのかよ・・・御馳走様てちゃんと伝えろよ)

    渋ヶ石「ぷはww」

    稜地「」

    渋ヶ石「ここからは大事な話をする」

    急に真剣な顔に渋ヶ石は話し出した。

    渋ヶ石「明ちゃんには仕事を取りに行ってもらった」

    稜地「よし、エクシード様(異界族)が現れくれたんですね」

    渋ヶ石「人が死ぬかもしれないのに、あいかわらず、他人には冷たいね」はあーへーへ

    稜地「仕事(異界族討伐)で金が貰えるんだ。知らん人が死のうと関係ないんですよ」

    ドヤ顔、またはゲス顔で彼は言った。

    渋ヶ石「今回の山は大きいぜ」

    稜地「どのくらい大きさですか?」

    渋ヶ石「リーゼちゃんの胸の大きさの8ランク上だ」

    稜地「Fカップか、大きいですね」

    リーゼ「aaa5m、貧乳だけど、ご主人様の趣味だからいいの///」テヘ

    解説「彼らは(異界人を壊す者)エクストブレイカーである」

    解説「彼らが異界人を始末するかわりに、対価を得ている」

    解説「金だよ、世の中金だよ」
















  13. 13 : : 2015/02/20(金) 14:28:38
    真っ赤なカーペットの上に、長さ20メートルの机。
    吹き抜けの天井にシャンデリアの暖かい光が灯る。

    倉岡常務「座りたまえ、白崎明」ドン

    天井から降りてきた、オールバックのハーフ系イケメン29歳が無表情で喋った。

    白崎「はい、常務」

    可愛い声とツインテールが似合う女子は返事した。

    倉岡常務「時に、仕事のけんだが」ふさぴら

    髪を分け、首を90°回転させた男は紙を投げた。

    白崎「3000万」

    倉岡常務「3000万だ。不服なら私のパンツもつけよう」
    指を鳴らし、手から突然パンツを償還した。

    白崎「違います。むしろ貰いすぎなくらいです」


    倉岡常務「相手は土人だよ。土人は数が多いようだから」ち、ち、ふさ

    指を連続にならし、机の上で踊り、ドヤ顔で髪をといた。

    白崎「数は関係ないです。人助けにそんな大金はもらえませんよ」


    倉岡常務「君はどうであれ、稜地圭亮、寺中孝雄は金が必要な男だよ」

    白崎「あの二人なら、ちゃんと就職活動させますから大丈夫ですよ」

    白崎は机を叩き何かを訴える目で常務を見つめた。

    倉岡常務「こまったなー、そうくるか」ち、ち、ちふさ

    倉岡常務「そうだ、あの二人を我が社の重役につけてやろう」

    白崎「それもだめです。あの二人がコネだけで、出来ない人に見られるのは可愛そうです」


    倉岡常務「なら、平社員で手を打とう」


    白崎「はい///」
  14. 14 : : 2015/02/20(金) 19:26:35

    夜が死人の用に静まりかえる。

    アマゾン熱帯雨林を模した、このテーマパークの入り口に4人組みと1体が揃った。

    稜地「報酬が100万円だけだとー」
    今回の仕事内容が書かれた紙を見て、悔しー表情を見せる彼は、壁を叩き白崎に迫った

    白崎「そんなに睨まないで、私が責任とるからね」

    うっとり心を奪われた表情で壁にしがみつき倒れこむ。

    寺中「押し倒すとは、先輩も成長したんですね」

    口を尖らせ、にやけた口調で煽った。

    稜地「違う、こいつがかってに座り込んだんだ//」




    渋ヶ石「報酬の話だけど、報酬金額が100万円じゃなくて、1体100万円てことだよ」

    寺中「1体100万円なら、もうけものですね」

    稜地「そんな情報は書いてないなかったはずです・・」

    渋ヶ石「倉岡常務から、連絡があってね。1体100万円を、報酬は100万円と書き間違えたて言ってたよ」

    渋ヶ石(Fランクでこの額はさすがに低すぎる・・)


    稜地「常務が間違えるのか、不思議なことがありますね」


    寺中「あ、痛い。痛い」バンバン

    魔道機械に脚を踏まれ、痛がり苦しむ孝雄。

    リーゼ「えい、えい、えい。ご主人様、ご主人様、早く仕事を終わらて、リーゼを抱き枕の代わりにつかってくださいませ」


    渋ヶ石「リーゼちゃん、人の足を踏むのはダメだよ」

    リーゼ「はーい、怒られちゃった//」テヘ

    寺中「?」







  15. 15 : : 2015/02/21(土) 13:32:46

    4人と一体は大きな滑り台で腰掛けた。

    スベリ台の下には砂浜が広がり、泥水が波をうった。


    渋ヶ石「土人が住みかとしているアマゾン村、変死体が発見させた北エリアに向かうのがいいだろう」

    手を組み、真剣な表情で作戦を話し始めた。

    渋ヶ石「戦力の配置はアマゾン村三人、北エリア二人だ」

    渋ヶ石「俺とリーゼちゃん、孝雄でアマゾン村、北エリアは
    残りの二人でいいね」


    稜地「渋ヶ石くん、なんであいつと二人にしたがるんでうか?」

    顔染めた彼は白崎を指さし、唾を飛ばした。

    寺中・渋ヶ石「本当は嬉しいくせにww」

    ニンマリした二人はヒューヒューと口笛を鳴らす。

    白崎「圭亮くんが嫌なら変わるわ」

    白崎はひどく感傷的になって泣き出しそうな顔をした。

    リーゼ「?」

    渋ヶ石「女の子を泣かせるのはいけないよ」

    寺中「そうですよ」

    稜地「ち、しかたありませんねー」

    稜地「仕事の関係だからな、好きで一緒に行動するわけじゃないからな//」

    白崎「うん、ありがとう」

    白崎は小動物のような可愛い目で、彼を見つめた
  16. 16 : : 2015/02/21(土) 14:20:13

    二人と一体はカヌーで移動し、離れ小島のアマゾン村を視界に入れた。

    リーゼ「見えましたよ、ご主人様」

    ライトで暗闇を照らす魔道機械はスクール水着を着用していた。

    渋ヶ石「準備はいいかね」

    カヌーの先端に脚を掛ける渋ヶ石はリーゼを撫ぜた。

    寺中「強化アーマー充電完了です」

    黒いアーマースーツ、背中の巨大ジェットエンジンを装備、充電した。

    渋ヶ石「作戦通りリーゼちゃんは河から射撃、孝雄は空から空爆でいく」

    寺中「はい」二ヒヒ狩の時間です リーゼ「はーい」テヘ

    渋ヶ石「散」

    リーゼ「ご主人様大好きです」バシャン 寺中「いきますー」ブブビューウーン

    渋ヶ石の合図でリーゼは河に潜り、寺中は空を飛んだ。







  17. 17 : : 2015/02/21(土) 15:28:15

    稜地と白崎はマングローブ樹海を泥水を踏みながら歩いていた

    稜地(土人なんていないぞ)

    白崎(後ろ姿もカッコイイ//)

    稜地「おい、白崎」

    白崎「どうしたの?けいすけくん」

    稜地「俺のシャツから手を離せ」

    白いYシャツ、黒いハーフパンツの彼は手をのけた、

    白崎「・・・・」

    白いブラウスで、黒紫のスカートを履いた彼女は脚を止めた。

    稜地(俺は何も悪くないだろ、なんて暗い顔をする・・)

    白崎「けいすけくんは私のことが嫌いなの?」

    稜地「・・・普通、普通だよ・・・」

    白崎「それって、赤の他人だってことだよね」

    稜地「・・・違う、普通の普通だ・・・」

    白崎「そうだよね、普通の関係だよね」

    涙を拭き、無理に笑う彼女を見て彼は思い出したのである




  18. 18 : : 2015/02/21(土) 15:55:29

    少年渋ヶ石「おい、おい」

    少年稜地「なんですか、渋ヶ石さん」

    少年渋ヶ石「お前て、わかりやすいよな」

    少年稜地「?」

    少年渋ヶ石「白崎を見るといつも顔を赤くして」

    少年稜地「//」

    少年渋ヶ石「好きなんだろ、白崎のこと」

    少年稜地「違いますよ、僕は女子とは仲良くしませんよ」

    少年渋ヶ石「小2病だな」

    少年稜地「小4だよ」

    少年渋ヶ石「ぷはははは」少年稜地「なんなんですか//」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    少女白崎「うえーん、うえーん」

    小学女子「ブスのくせに、池面くんから告白されるなんて許せないわ」

    小学女子2「そうよそうよ」

    少年稜地「三人ともブスですね、ブス同士の争いは醜いですよww」


    小学女子「ブスてなによ」

    学女子2小「うえーん、稜地くんにブスいわれった・・」

    小学女子「ち、いくよ2」

    学女子2小「うん」

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    少女白崎「ハンカチ?」

    少年稜地「あげる、俺様のハンカチだぞ//」


    少女白崎「うん//」


    少年稜地「大事に使うんだぞ」


  19. 19 : : 2015/02/21(土) 18:50:16

    稜地「白崎、本当は・・・」ブア

    言葉を濁らせた瞬間、彼の左腕が黒い炎で焼けたのである。

    炎はすぐに消えたが、彼の心を焼かれる思いだった。

    白崎「けいちゃん、大丈夫?」

    稜地「・・・・」

    黒い影(約束を忘れたのか?)

    背中から肩に顔をだした、黒い影は稜地だけに見えた。

    稜地(わかっている、わかっている、けど・・・)

    黒い影(女を本気で愛さない、愛せばお前は焼かれて死ぬ)

    稜地「白崎、仕事は俺一人でやるから帰ってろ」

    稜地は顔を見せず、樹海に向かった。

    白崎「・・・・」





  20. 20 : : 2015/02/21(土) 19:39:40

    「あう、あーあーーう」ガリガリガリ

    顔面と瞳が真っ白な人の形をしたそれは、死体を貪っていた。

    渋ヶ石(サイレンに出てくる屍人そっくりだな)

    白い城壁に渋ヶ石は隠れていた。

    渋ヶ石は土人の背後にまわりこみ、両手を合わせ目を閉じた

    渋ヶ石「雷葬・百の手」ピピピ

    右手を引き、青い光を放った。

    その光は無数に散り、土人達の背中目掛けて飛んだ。

    ビリビリと電気を浴びた土人は空を向いた。

    「ああああああ」「ああああああ」

    しばらくの間、土人は痺れ苦しんだ。

    「あそこにいる」「いるのかいるのか」

    土人達は首180℃曲げ渋ヶ石の方を向いた。

    渋ヶ石「ほーれ、ほーれ、こっちだこっちだ」

    渋ヶ石は尻太鼓を土人に披露し、集落方へ走りだした。

    集落から集落を走った、走った。

    土人達は集落ごとに、仲間をあつめて尻太鼓を追った。

    渋ヶ石(30、いや40はいるな)

    「異界人、異界人、仲間になろう、なろう」

    「ひひひ、ああああーーーーーーーーああああ」

    土人はついに断崖絶壁に渋ヶ石を追い詰めた。

    渋ヶ石「孝雄、準備はできたぜ」

    「?」「?」シューン

    土人は満点の星空を見た。


  21. 21 : : 2015/02/22(日) 14:17:12

    「あ、そん、あそんふょん」「とらいでとらいで」

    崖の奥にいる、大柄で白髪の土人が合図をだした。

    「ああああーーーー」「ああああーーー」

    合図と共に、土人は口を大きく開け、四つん這いで渋ヶ石めがけて跳んだ。

    寺中「うううあああいくーーー」ベタベタ

    渋ヶ石が襲われる秒コンマ0.98出来事であった。空から雨のごとく、白いオタマジャクシがふってきた。

    「ベチョ、べチョ、べチョ、ボーウ」

    汚れた白い液体が付着と共に火を吹いた。

    「あつ、ああああ」「あああつぎゃーー」

    土人は土があればどんなに傷ついても、細胞が自動再生する。
    対して寺中のソウルレイン(魂の雨)には、相手の精神に直接ダメージを与える。

    ソウルレインに燃やしつくされたら、土人がいくら不死身でも魂が消へ、死んでしまうのである。

    「かわ、かわ、にもぐれーーーあああ」

    土人達は、己についているソウルレインの火を河で消そうとした。

    渋ヶ石「チェックメイトだよ」パち

    渋ヶ石は目を閉じ、指を鳴らした。

    すると、河から巨大なガトリングに乗るリーゼが現れた。

    リーゼ「やほーー、リーゼだよ」テヘ

    リーゼはレバーを引き、ガトリングを起動させた。

    「ぎゃーーーーあああ」バババ 「ああらああああ」バババ

    崖から飛び込む、土人は袋の鼠だった。

    照準は予め崖にあわされ、弾丸は土人をつらぬいた。

    「ぱしゃん」「ぱしゃん」「ぱしゃうん」

    弾丸を気にせず、土人達は河にはいった。

    リーゼ「やっはーー、汚い花火だぜ」ババババ

    「ああああああああああーー」「うあああ」

    「ぱしゃん、ぱしゃん」「ぱしゃん」

    リーゼ「?」「ぶくぶく」「ぶくぶく」


    寺中「土人て銃弾では死なかったような」

    渋ヶ石の隣に静かにブーストを止め、首をかしげた。

    渋ヶ石「銃弾は楔だよ、銃弾で穴を空けられた土人は河の水が体にしみこみ、沼水になって消えるのさ」

    寺中「土人は土できているから、土人なんですね」


    渋ヶ石(厳密には土と人の血なんだけどね)

    「ワァ-ン・ワァ-ン」

    寺中・渋ヶ石「?」


















  22. 22 : : 2015/02/23(月) 16:39:01


    稜地「く、なんて腐臭だ」

    ヤシ畑の中に、無数のハエが飛んでいた。

    「ガサガサ、ガサガサ」ブシュー

    稜地の前20メートル、背が高い雑草から血が飛び散った。

    黒い影の女(強敵ね、ふふふ)

    艶気を含んだ低い声の影は、翼になり、黒のアームに赤斑をみせた。

    稜地(彼女を愛せない。なら、エクシード様を倒して金をあいしてやりますよ)


    黒い影の女(人は愛せなくても、私を愛すことはできるわよ)


    稜地(く・・・・)//


    黒い影の女(冗談よ。っさ、踊りましょうか)


    「ガザガザガザ」ドーン

    腐臭の元から衝撃覇が暴風を起こした。

    稜地は風で、体勢を崩した。

    「ねー、ねー。お兄さんは私を殺しにきたの?」

    目が緑に光り、金髪ポニーテールの幼女は問いかけてきた。


    稜地「殺さないけど、ちょっと痛い目にあってもらおうか」

    稜地は一跳び宙返りし、距離をつめ、正拳突きを2度素早くくりだした。

    「ぐああ・・・」

    幼女は口から泥水を吐き、腹を押さえ苦しんだ。

    苦しみに耐える幼女は、素早く距離をとった。

    「彼方もパパやママと同じで、私を殴るの?」

    涙を見せる幼女の嘆きは稜地の動きを鈍らせた。

    稜地(・・・・この子も親から)

    「ああああああああああーーーーーーーーー」

    幼女は、口から鋭い泥の刃を放出し、稜地の腹を抉った。

    稜地「く、、、こしゃくなマネを・・・」


    鋭い泥の刃は一つから三つに分裂し、浮遊する稜地を連続で襲った。

    稜地は翼を美味く使い、回避するものの、腕・腰・首にかすり傷をつける。

    黒い影の女(距離をとりなさい、あの刃の速さではもたないわ)

    黒い翼はシールドに変形し、シールドは稜地の跳び台になった。

    「ふひひひひーーーーーふふふふふ、逃がさないわ」

    シールドを蹴り、後ろに下がる稜地目掛けて幼女は走った。

    稜地はしゃがみ、地につき、黒い翼を広げた。

    「うううああああああーーーーー」ババババババ

    翼から吹き出る黒い弾丸が吹雪のごとく、幼女を襲った。

    「あれは・・・・」シューンシューン

    幼女は土の壁でガードしながら、後ろの気配に気づいた。

    「ヤツもこっちにきていたのか・・・」

    幼女の声ではなく、怪物の声で喋っり焦りを見せた。

    黒い影の女(マナも溜まったわ、今よ)

    「ぬ」

    土の壁の上から、稜地が現れた。

    そして素早く正拳突きをし、右アッパーで幼女を浮かせたる。

    「無駄よ、ふふ」

    稜地「100万円ーーー」

    稜血は左のアームをソードに変形させた。

    「なんだそれ・・・」

    その左手の巨大な刃には、宇宙が広がっていた。

    「ウああああああああああああああーー」

    幼女は斬られ、身体を黒い炎で焼かれた。








  23. 23 : : 2015/02/24(火) 23:58:41

    申し訳ありませんが、このスレはココで終わります。


    中途半端な文章力で書くより、勉強してから書くことします。

    修行に出ます。


    リーゼ「ご主人様、ご主人様」


    渋ヶ石「なんだいリーゼちゃん」

    リーゼ「///何もないよ」テヘ


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    渋ヶ石「即席は無理があったね。だけどわかったことが一つある」


    渋ヶ石「無理な計画はすぐに破綻する。だからこそ自分にできる目標を立てることは重要だよ」


    渋ヶ石「読者のみなさま、次に会う時はいつになるかわからないよ」

    渋ヶ石「次会うときは、ミラクル・・・」

    リーゼ「リーゼと結婚」

    渋ヶ石「いけないよ、リーゼちゃん。お付き合いを飛ばして結婚なんて・・」

    リーゼ「てへ//」



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ヤンデル男

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