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幹部もたまにははしゃぎたい!【リレーSS】

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  1. 1 : : 2015/02/03(火) 23:09:54
    こんにちはハンジがかりです。
    このたびいんこ班でリレーSSをさせて頂くことになりました。代表して一応ルールを書いておきます。

    ルール

    ・いんこ班の人なら誰でも大丈夫。
    (小桜いんこさん・88さん・キミドリさん・数珠繋ぎさん・とあさん・ハンジがかり)

    ・書く人はグループに前置きをする

    ・順番はなし

    ・テーマは雪!

    ・後は自由に好きなCPで


    それではよろしくお願いします♪
  2. 5 : : 2015/02/03(火) 23:29:53
    此処は調査兵団本部のある一室

    ふわふわと空から降り行く白い固まりは、そんな温かな一室の窓辺にふわりと落ち着いた

    それが繰り返されて降り積もった雪を、ある男は静かに窓を開け、少量だけ手に取った

    そんな男の行動を見ていた女性が駆け寄って来た

    そして、その白い物体を見たとたん、


    「やったぁー!雪だ!」

    と、飛び上がって喜んだ

    そして、部屋の奥の暖炉の前にある、ソファーに座っている人物に喜色の混じった声で話し掛ける

    「エルヴィン、ミケ、雪だよ!雪!」

    すると、エルヴィンと呼ばれた男は、にこりと微笑むと、

    エルヴィン「ハンジ、そう急かすな。減るものじゃないだろ」

    と言いながら立ち上がった

    そして、窓際まで来ると、

    エルヴィン「本当だな。一面真っ白だ。リヴァイ、どうだ?」

    エルヴィンは白銀の世界を眺め、目を細めながら言った

    リヴァイは手に取った雪を眺めながら、

    リヴァイ「何をだ?」

    すると、ハンジが横から口を挟む


    ハンジ「いいじゃん!行こう行こう!雪が降るなんて、滅多にないし!」

    そして、ハンジはリヴァイは手を取る


    ハンジ「幹部もたまにははしゃぎたい!」

    リヴァイ

  3. 12 : : 2015/02/04(水) 11:07:18
    そして差し出されたハンジの手を固く握り返す。

    幼い子供のようにはしゃぐハンジに引っ張られるようにして、光り輝く銀世界へと飛び出した。

    慣れない雪上であったのと全速力でかけて来たという理由からか、勢い余って雪の上に転がる。

    冷たい雪の感触が火照った体に気持ちいい。

    体勢を立て直し立ち上がる2人の服や体は 雪のせいで所々濡れている。

    リヴァイ『ちっきたねぇな…。』

    そう呟いたその時、一つの雪玉が飛んできた。

    そして真っ直ぐまるで右頬に吸い込まれたかのようにして命中する。

    顔に残った雪片を払い落としながら雪玉が飛んできた方向へ目を向ける。

    するとそこには案の定…ハンジがいた。

    リヴァイ『クソ眼鏡てめぇ何しやがる!』

    少々苛立ちながらも、爆笑しているハンジに声をかける。

    しかしハンジは遂にお腹を抱えて笑い転げ始めた。

    ハンジ『あはは!リヴァイおでこに雪がついてるよ?』

    その言葉にどうやらまだ微かに残っていたらしい雪片を拭い去る。

    リヴァイ『俺に雪玉を投げつけたということはそれなりの覚悟があるんだよな?』

    俺も少し大人気なかったと反省している。

    これが後に語り継がれることになる幹部組雪玉大戦争の始まりだった。
  4. 13 : : 2015/02/04(水) 12:05:22
    ハンジ「リヴァイに雪玉命中させた! ひゃっほー♪」

    リヴァイ「てんめぇ……クソメガネ」

    モフッ、パフパフ、グッグッ……

    リヴァイは青筋を立てながら、辺りの雪を集めて丸めはじめた

    やがてリヴァイの手には、拳大のかっちかちの雪玉が完成した

    ハンジ「リヴァイ、君の人間場馴れした握力で作り上げた、そのかっちかちの雪玉、いいや違う、雪の弾丸、どうするつもりなんだい……?」

    ハンジは身震いした

    リヴァイは、雪玉……にしては硬度が高すぎる物を、お手玉のように扱いながら、じりじりとハンジに向き直った

    リヴァイ「どうするつもりかって、決まってんだろうが! 」

    リヴァイはそう叫ぶと、雪玉をハンジめがけて投げつけた

    ハンジ「うわっ死ぬ! 」

    ハンジはひらりと避けた

    その時だった

    ガスッ!

    「ぎゃあ!」

    ハンジの後ろで鈍い音と共に叫び声がした

    ハンジは恐る恐る後ろを振り返った


  5. 14 : : 2015/02/04(水) 12:28:06
    ハンジ「…モブリット…かい?」

    振り向いた先には、降り積もった雪に埋もれ、顔面が雪で真っ白のモブリットらしき人が倒れていた

    ハンジはタタタっと駆け寄ると、モブリットの顔面についている白い雪をサッサッと払った

    ハンジ「おーい、モブリット君」

    ハンジは暫くモブリットの頬や、鼻、胴体などをつついたり、声を掛けたりしていたが、やがて諦めたのか、
    少し離れたところに居るリヴァイに、大きく手を振りながら言った

    ハンジ「リヴァーイ、こりゃダメだよ」

    すると、リヴァイが途中、転けながらも、モブリットの元へと駆け寄った

    ハンジはモブリットの頭を撫でながら、

    ハンジ「…可哀想に、モブリット…リヴァイの弾丸が命中したんだね…安らかに…」

    モブリット「死んでませんよぉぉお!!」

    いきなりガバッと起き上がったモブリットは、ハンジに向かって大声で叫んだ

    モブリット「何俺が死んだみたいになってるんですか!?酷いですよ!」

    モブリットの怒りが爆発している中、ハンジはヘラヘラと笑う

    ハンジ「ごめんよ~、冗談じょうだ…ふがっ!」

    モブリット「ハンジさん!?」

    ハンジに大きな雪の固まりが見事に命中した


  6. 15 : : 2015/02/04(水) 13:41:48
    ハンジ「ったぁ!誰?!」クルッ

    リヴァイ「俺じゃねぇ」


    ハンジ「…………」クルッ

    モブリット「俺でもないですよ!」

    ハンジ「じゃあ誰が………?」



    エルヴィン「いいなぁ~楽しそうだなぁ~~」ニギニギ ギュッギュッ


    リヴァイ「お前か」

    エルヴィン「意外と窓枠にも雪が積もっていてね。いい雪玉ができそうだ」

    ハンジ「あーーーっ!!エルヴィン!!君か!」

    エルヴィン「ハンジ、敵は何処からやってくるかはわからないんだ。油断大敵だよ」

    ハンジ「だからって団長室から攻撃が来るとは思わない!!」ブンッ

    エルヴィン「おっと」バタン

    リヴァイ「窓を盾にするたぁ…。やるな、エルヴィン」

    ハンジ「こんのぉ~~!!」

    モブリット「ハンジさん?!」


  7. 16 : : 2015/02/05(木) 18:02:34
    モブリット『ちょっ…それは流石に大きすぎるんじゃ…』

    そう言って見つめる先には1mほどの雪玉…

    ハンジ『エルヴィン覚悟!』

    モブリットの制止も虚しく、ハンジはその大きな雪玉を両手に抱えて放り投げた

    エルヴィン『あまいなハンジ』

    余裕の様子でスルリと身をかわすエルヴィン

    エルヴィンの後方でドーンとすごい音がし、ハンジの投げた雪玉は崩れ去った…

    しかしその残骸から人影が…

    ハンジ『えっナナバ⁉︎』

    ナナバ『…ケホッ』

    ハンジ『大丈夫?』アセアセ

    ナナバ『ハンジー?』

    積もる雪の中から何とか這い出たナナバはジリジリとハンジに詰め寄る

    そして頬をつねりながら引っ張った

    ハンジ『いひゃい!ナナバ…ちょっ…ごめんねって‼︎』

    ナナバ『ふふっ…どうしてあんなに大きな雪玉を投げたの?』
  8. 17 : : 2015/02/09(月) 21:39:35
    ハンジはナナバにつねられた頬をさすりながら

    ハンジ「そりゃあだって…えっと…」

    そんなハンジの様子に、ミケもエルヴィンも顔を見合わせ苦笑する。

    ハンジ「だってさあ!雪が降ったら普通やるでしょ、こういうこと!」

    ナナバはため息をついた。

    ナナバ「…やらないよ。少なくとも、私の知ってる常識の範囲では。」

    ナナバはミケを仰ぎ見て

    ナナバ「ねえ…ミケは、やるの?こういうこと。」

    しかしミケも皮肉な笑みを浮かべ、鼻をスン、と鳴らすだけ。

    ハンジが不服そうに声を上げようとした、そのとき…

    バスッ!バスバスッ!

    突如雪玉の奇襲に遭い、幹部たちは思わず身構えた。

    外を見れば、リヴァイが雪玉を作りながら、挑発するような視線を送ってくる。

    ナナバ「…ハンジ…」

    ハンジ「ん、なあに?」

    ナナバ「前言撤回!!!」

    そう叫ぶなり、ナナバは団長室の窓から、ひらりと外に舞い降りた。

    ナナバ「雪が降ったら雪合戦!!!これは万国共通の常識だ!!!」

    その言葉に、ハンジも再び瞳を輝かせ、ナナバのあとに続く。

    ハンジ「よっしゃあナナバ!!!反撃だー!!!」

    その様子を…頭に少々雪の欠片を残したまま傍観していたミケは、静かに口を開いた。

    ミケ「…見ての通りの展開になったが…どうする、エルヴィン…?」

    エルヴィンはこの兵団の長だ。彼のかけ声ひとつで、この“茶番”を収束させることも可能なのだが…

    エルヴィンは、自身の…仮にも“美男子”と呼ばれて久しい顔に深々とめり込んだ雪玉を払いのけ…

    エルヴィン「ミケ…俺も今しがた思い出したんだが…」

    ミケ「…なにをだ?」

    エルヴィン「兵士たるもの…売られた雪合戦は…買わなきゃならん、とな。」

    ミケは静かにフッと笑うと

    ミケ「奇遇だな。俺も今、それを思い出したところだ…」

    かくして、長身の熟練兵士2人も、これから始まる、白銀の大地の上で行われる戦場へと、降り立ったのだった。
  9. 18 : : 2015/02/11(水) 23:17:53
    モブリット「こほん! そ、それでは只今より、調査兵団幹部対抗、雪上のバトルロワイヤル、当たっちゃダメよーダメダメ!を開催します! 」

    ニファ「モブリットさんかっこいいー! 」

    ケイジ「第4分隊の名に懸けて、負けないでくださいよ!ハンジさん、モブリット! 」

    エルヴィン「では、メンバー紹介からだな。まずは団長チームは俺と、ミケと、ナナバ」

    ミケ「負けるはずがない、スン」

    ナナバ「ミケに隠れてぶちかまそう」

    リヴァイ「金髪狸にでけえ猫。的がでかいから当てやすい」

    モブリット「兵長チームは、リヴァイ兵長と、ハンジさんと、俺ですね」

    ハンジ「よっしゃあ!リヴァイと一緒なら負ける気しない!」

    ペトラ「兵長ー頑張ってくださーい! ファイト!ファイト!」

    モブリット「ペトラが短いスカートをはためかせて、生足なんですが、兵長」

    ハンジ「なんか、きらきらした丸いのを振って応援してるね」

    リヴァイ「ちっモブリット、俺の部下の生足をガン見するな」

    モブリット「皆見てますけど……」

    ハンジ「ペトラみたいな格好流行ってるのかな?私も着ようかな♪」

    リヴァイ「お前には似合わねえ」

    モブリット「お年を考えて下さい分隊長! 」

    ハンジ「なんだよ君たち失礼だな!私は傷ついた!あっちのチームに行くよ! 」

    ハンジはぷんぷん怒って、エルヴィンのチームに合流してしまった

    「ハンジさんがいなくなった。ので、私が兵長チームの助っ人してあげてもいい。幹部じゃないけど、幹部より強い、私は強い、ので入れて欲しい」

    突如現れた美女に、リヴァイとモブリットは目を見合わせた

  10. 19 : : 2015/02/14(土) 21:13:36
    ハンジ「ちょっと待てぃ!いやいや、可笑しい可笑しい!何でミカサが!」

    ミカサ「こんにちは、ハンジさん。何か可笑しいですか?」

    ハンジ「いやいや!こっち負けるっしょ!?ボロ負けだよ!?」

    ミカサ「...いくら首席で合格したとはいえ、調査兵団の分隊長が負けるとは思わない...」

    リヴァイ「年下に負けんのか、クソメガネ。弱ぇな」

    ぶちっ

    ハンジ「おうよ!やってやるよ!」ニギニギ

    エルヴィン&ナナバ(えっ...)

    ナナバ「いや、死ぬって!あんた馬鹿!?ねぇねぇ、馬鹿なの!?」

    ハンジ「おりゃっ!」ブンッ

    モブリット「ふがっ」バフッ

    リヴァイ「おい、ずるいぞ、クソメガネが!」ブンッ

    ハンジ「ふっ、甘いね!」ヨケッ

    ナナバ「ぎゃっ」バフッ

    こうして、今度こそ本当に雪上のバトルロワイヤルが幕を上げた






  11. 20 : : 2015/02/21(土) 09:18:23
    リヴァイ「モブリット、お前は援護だ。ミカサ、行くぞ! 」

    ミカサ「兵長に指図されたくない」

    モブリット「ミカサ、不貞腐れないで。負けてしまうよ?っと危ない!」

    ミカサめがけて飛んできた三連発雪玉は、リヴァイによってことごとく撃墜された

    リヴァイ「ぼーっと敵にけつ向けんな、ミカサ! 」

    ミカサ「う、油断した……兵長、仕方がないからあなたに着いていく。勝つために」

    リヴァイ「仕方がないのはこっちが言いたい台詞だ。……行くぞ!」

    リヴァイとミカサは、左右回り込むような形でエルヴィンチームに襲いかかった


    リヴァイ「うらぁぁ!」

    ミカサ「はっ!やぁっ!」

    ビュビュッ……バンバンバン!

    ただの雪とは思えない重力を持った雪の弾丸は、確実にでかい的……エルヴィンに向かって走る

    だが寸前でエルヴィンはひらりと避けた

    ミカサ「ちっ、団長やりますね……」

    リヴァイ「ちっ、エルヴィンめ。大人しく当たってりゃいいのによ」

    二人は毒づいた
  12. 21 : : 2015/02/23(月) 11:50:20
    戸板で作った簡易的な防御壁にチームリヴァイの3人は小さく身を隠し、次の攻撃の機会を窺う。

    リヴァイ「向こうはヅラにスンスンにヅカ2人。こっちはモブと根暗か…。もうひとりぐらい加勢が欲しいな……」

    モブリット「敵だけでなく味方にも厳しい呼称付けるんですね」

    ミカサ「そういうことなら貴方は間違いなく“チビ”」

    モブリット「“ケッペキ”ってのもありますよ」

    リヴァイ「お前ら人の話を聞け。
    あとひとり、こちらに引き込むとしたら誰がいい?あの辺りでポンポン振ってる奴らから選んでも構わんが……」


    ボスッ


    ハンジ「いつまで隠れてるんだよ!もう降参?!」


    リヴァイ「チッ…。ミカサ、今から俺たちが一斉攻撃を仕掛けるから、誰か戦力になりそうな奴を適当に連れてこい。
    モブリット、雪玉は沢山出来たか?」

    モブリット「はい」

    リヴァイ「中に石は?」

    モブリット「……そういう地下仕込みのゲスいことは止めましょうね。一応、調査兵団の仲間なんですし」

    リヴァイ「地下に雪は降らねぇよ。エルヴィンから教わっただけだ」

    モブリット「団長……」



    ミカサ「………行っていいですか?」



    リヴァイ「よし、行け!」


    リヴァイの号令でミカサが戸板から走り出す。

    待ち構えていたハンジとナナバがミカサ目掛けて雪玉を投げた。
    走ることを想定して前方へ投げたのにも関わらず、更にその先をミカサは走る。


    ハンジ「は、速い……。足下も悪いはずなのに…!」ボスッ


    ミカサの動きに気を取られていた二人をリヴァイとモブリットが追い詰める。


    リヴァイ「余所見してんじゃねぇよ」

    モブリット「これが巨人だったら命取りでしたね」

    ハンジ「なにをぉっ…!」

    ナナバ「ハンジっ、ミカサがっ!!」


    ミカサの姿はもう何処にもなかった。


    ハンジ「何を企んでいる?」

    リヴァイ「さあな」

    ハンジ「むぅ…。一先ず一回エルヴィンのところに戻ろう」






  13. 22 : : 2015/02/26(木) 20:49:19
    ヅラヅカスン団基地へと戻ったハンジとナナバは、今の出来事を2人に説明した。

    その話を聞いたエルヴィンは、不適な笑みを浮かべる。

    エルヴィン『ということは…今あそこにいるのは潔癖二人組だけ。ということか?』

    ハンジ『うん。そうだけど…?』

    エルヴィン『よし!今のうちに奇襲をしかけよう‼︎』

    ミケ『…スン…』

    ナナバ『…。』

    ハンジ『…流石エルヴィン!せこい技だけは壁内1だ!』

    エルヴィン『ははは。では作戦だが…』

    ナナバ『ちょっと!本当にやるの?』

    ハンジ『はぁ…じゃあナナバは、負けてもいいの?』

    ミケ『何かを得るためには何かを捨てなくてはならない。』

    エルヴィン『ミケ…それは私のセリフなん…。』

    ハンジ『ナナバ…泥をかぶってでも、血をかぶってでも私達は目的に向かって進んで来た。それは…目指すことがなんであれ。1度決めたことはどんな手を使ってもやり遂げるものじゃない?』

    ナナバはその言葉にハッとしたように対して顔をあげる。

    ナナバ『私は…大切なことを忘れていた…』

    エルヴィン『それでは第二回奇襲作戦…開始‼︎』

    かくして、ヅラヅカスン団の進撃が始まった。
  14. 25 : : 2015/03/11(水) 20:52:48
    エルヴィン 「極寒の雪の環境の中で行う事といえば!!!」

    ハンジ 「言…えば…なんだろう…」

    エルヴィン 「…ミケ、準備できたか?」

    ミケ 「急に言われたからな…でも、頃合いのものが厨房にあった…」

    ナナバ 「ミケ!いつの間に厨房に?」

    ミケ 「…フッ…」

    ハンジ 「ミケは調査兵団ナンバー2の実力者だからね!」

    エルヴィン 「…よし、では始めるか…」

    リヴァイ 「あいつら…何をこそこそしてやがる…」

    モブリット 「ミケ分隊長が何かを持ってきたみたいですね…」

    エルヴィン 「あー…こほん。番組をご覧の奥様方、大変お待たせいたしました…」

    ミケ 「…お待ちかねの…」

    エルヴィン&ミケ 「チャレンジJ●Y!!!」

    ハンジ 「えっ…ええっ!?」

    エルヴィン 「さてここに、だらしなくも汚ならしくもミートソースまみれのタッパーがあるわけだが…」

    ミケ 「ここに…氷水と…」

    エルヴィン 「J●Yを入れて…」

    ミケ 「フタをして…軽くふる…」

    ジャカジャカジャカ…

    リヴァイ&モブリット「…ゴクリ…」

    エルヴィン 「…さあ、シンクに流してみましょう!!!」

    ミケ 「…。」ザザッ。

    エルヴィン 「すると~?」

    ミケ 「……む、これは…」

    エルヴィン 「なんという事でしょう!!!油汚れが1度にスッキリ!!!」

    ミケ 「…。」

    キュッキュ。

    ミケ 「…ふん。」

    リヴァイ 「ミケのあの表情…仕上がりは本物のようだな…」ゴクリ。

    モブリット 「アレさえあれば…分隊長が汚したアレやソレもピカピカに…」

    エルヴィン 「こちらの商品!今ならなんと20%OFFの、19,800円!!!金利手数料はミケネットが負担します!!!」

    ミケ 「俺か…」

    リヴァイ 「…チッ…今が買い時ということか…」

    モブリット 「うっ…こ、心が揺れる…!」


    ミカサ 「連れてきた…心強い…助っ人…」
  15. 26 : : 2015/03/20(金) 00:30:18
    ハンジ「高っ!というかミカサ...!助っ人って...ま、まさかの...」

    ナナバ「.......エレン?」

    エレン「えっと...あの...どういう状況ですか?」

    ミカサ「心強い助っ人。私はエレンがいれば、何でも出来る」ドーン

    ハンジ「なんか、ミカサなら本気でやりそうなんだけど...」

    エルヴィン「はっはっはっ、エレンよ!私のチームへ来ないか?今ならこのJ●Yが、何と、ただで1つプレゼント!どうだ?」

    エレン「い、いや...俺は...」

    リヴァイ「よし、俺が行こう」

    モブリット「えっ!?兵長!?」

    ミカサ「...ちっ...裏切り者め...不毛」ギュッギュッ

    エルヴィン「おお!リヴァイが来てくれるのか!...というか、私の団長の権力を駆使すれば、リヴァイをこちらのチームに入れる事など簡単なのだがな」

    ハンジ「腹黒っ」

    ミカサ「とりあえず、あのチビから殺る。ので、エレン、力を頂戴」

    リヴァイ「おい、エレン。そこの腹筋女に手を貸したら、後で覚えてろよ?」

    エレン「えっ...えっと...」

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levihan

ハンジがかり

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