ジャン「俺の…俺のミカサに何さらしとんじゃ!!」ミカサ「貴方の物になった覚えは無い」
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- 1 : 2015/01/18(日) 12:38:11 :
- ネタは先日話題になった名探偵コナンでの平次の名言(?)です。話は勿論想像です。チマチマ書くので亀更新&編集ページから文を足すように書いていきます。ネタバレ、注意等があればここに書きます。
・アニメ一期及び原作10~11巻までのネタバレ有り
・ジャンがエレン達と別室←スミマセン
尚、執筆終了までに投稿されたコメントは非表示にしますがちゃんと見ます。返信も執筆終了後にしますのでご了承下さい。
不快に思ったらブラウザバッグ
-
- 2 : 2015/01/18(日) 12:42:39 :
- スレタイで既にワロタ
-
- 3 : 2015/01/18(日) 12:51:46 :
-
---訓練兵食堂---
エレン「はぁ~、今日の訓練は少しきつかったな。腹減った」
アルミン「確かに今日は座学が少なかったからね、僕にとっては地獄だったよ…」
エレン「ミカサは相変わらずピンピンしてんな」
ミカサ「そうでも無い。」
エレン「そう言っておいて本当は痩せ我慢してんじゃねぇか?」
ミカサ「もしそうだとしても、いちいち顔に出していられない」
エレン「っ…そうかよ…」
アルミン「…っと、エレンミカサの事心配してるんだね!;」
ミカサ「そうなの…でも私は大丈夫。」
---------
ジャン「…」ジー
マルコ「ジャン、手が止まってるよ」
ジャン「…」ジー
マルコ「…ミカサに見とれない!」
ジャン「うおっ…何だよ別に良いだろうが…」
マルコ「…そんなにミカサが好きなら、デートにでも誘ったらどうだい?」
ジャン「ばっ///んな事出来たら苦労しねぇ//」
-
- 4 : 2015/01/18(日) 12:52:18 :
-
マルコ「もう…僕食べ終わったから行くね」
ジャン「ちょ待てよ」イソイソ
ジャン (…デートか…)
ジャン (まあ、断られるのが関の山だしな)
ジャン (…でも、もしかしたらデートぐらい出来るかも…!)
ジャン (一回ぐらい良いよな)
ジャン (当たって砕けろって言うしな!)
ジャン「ミカサとデート///」
マルコ「ジャンもう置いてくよー」
ジャン「おい待てって」イソイソ
------------
---------
------
---
---男子寮---
マルコ「それで、どうやって誘ったら良いかって?」
マルコ「僕が知るわけ無いでしょ?!」
ジャン「だよなぁ」
マルコ「?!」
ジャン「すまん冗談だ」
マルコ「」イラッ
ジャン「まあまあそう怒るなよ。てかマルコもそういうの気にすんだなー」
マルコ「」グサ
マルコ「もう話聞いてあげないよ?!」
ジャン「すまんすまん頼むからそれだけは;」アセ
マルコ「…まあ、僕にはそういう事はよくわからないから、そうだな…フランツにでも聞いてみたら?」
ジャン「その手があったか」
---------------
フランツ「ミカサをデートにねぇ…」
フランツ「でもミカサってエレンにべったりじゃないか」
ジャン「言われなくても解ってるよ!」ウッ
フランツ「そんな泣かなくても」
ジャン「それでも一度だけでも良いからデートしたいんだよ…!だから104期きっての馬鹿夫婦してるお前に頼るしかないんだよ」シクシク
フランツ「夫婦って////まだ恋人同士だよ////」
ジャン「それがそうだっつってんだろうが!」
フランツ「…まぁ、俺が思うにミカサは普通の女子と色々違うからな…何とも言えん」
ジャン「それもそうか」シュン
フランツ「そう落ち込むなって。だから、ミカサと仲が良い…」
ジャン「死に急ぎ野郎に聞けってのか?!ふざけんな!」
フランツ「最後まで聞け」
ジャン「お、おう」
フランツ「アルミンが居るだろうが」
ジャン「…あ」
フランツ「まぁ、今日はもう遅いから明日にでも聞いたらどうだ?」
ジャン「そうするぜ!サンキューな、フランツ」
フランツ「頑張れよ」
ジャン「ああ」
-
- 5 : 2015/01/18(日) 15:28:15 :
-
------次の日 食堂------
アルミン「あ、ミカサおはよー」
ミカサ「おはようアルミン」
アルミン「ジャンおはよ」
ジャン「ん…ああおはよ」
ジャン「…」
ジャン「ミっミカサおはよッ」//
ミカサ「…おはよう」
アルミン(あはは…)
ジャン『…アアルミンちょっと来い』小声
アルミン「なんだい?」
ジャン『何でもいいから…!』アセ
アルミン「ミカサ、今日はジャンと食べるね」
ミカサ「ではまた後で」
ミカサ「エレン、おはよう」
エレン「ああおはよ。アルミンはまだか?」
ミカサ「今日はジャンと食べるらしい」ユビサシ
エレン「そっか、じゃあ食べようぜ」
----------
ジャン「ぐぬぬ…」ギリギリ
アルミン「もしかしてミカサの事かな?」
ジャン「…正解だ。流石だな」
アルミン「見ればわかるよ…君も懲りないね」
ジャン「悪かったな!」イラ
アルミン「冗談だよ^ ^;
…で、用件は?」
ジャン「…その前に一つ良いか?その…
やっぱりミカサは死に急ぎの事が好きなのか…?」
アルミン「そんな事ないよ」
ジャン「えっ?!?!」ガタッ
アルミン「そんな驚かなくても;」
ジャン「驚かないで居られるか!奴等を見りゃ…」
アルミン「まあ、信じられないのも、無理はないけどね^^;
確かにミカサはいつもエレンにべったり付いてるけど、あ」
ジャン「何だよ」
アルミン「言わない方が君の為になると思ったから」
ジャン「んなっ…そこまで言ったんなら教えてくれよ」
アルミン「まあ、それは少し置いといて。
…要するに、ジャンはミカサと付き合いたいんだよね?」
ジャン「ツキアウ//…いやちょっと飛びすぎだな。
俺はミカサをデートに誘いたいんだがどう声を掛けたら良いか解らなくてだな…」
アルミン「なんだ、そんな事か」
ジャン「そんなこと言うな!」
アルミン「ここはエレンも入れて話をしよう。エレンならミカサの好きな物とか場所とか知ってるだろうし」
ジャン「ちょっと待った!死に急ぎ野郎に話したら意味がねぇだろうが!と言うより尺に障る!」
アルミン「そんな;兎に角デート成功させたいでしょ?」
ジャン「そりゃあ…」
アルミン「よし決まり。今はもう時間無いからお風呂上がりに僕達の部屋に来てよ」
ジャン「んなっ…」
-
- 6 : 2015/01/18(日) 16:36:27 :
-
----------
コンコン
ジャン「…入るぞー」ガチャ
アルミン「ジャン、こっちこっち」
ジャン「お邪魔するぞ」
エレン「脳内お花畑のお前が悩み事するなんてな」
ジャン「喧しいわ!」
アルミン「まあまあ、エレンもそう言わずに聞いてあげてよ」
ジャン「じっ実はだな…ちょっと待てエレン、お前さ」
エレン「何だよ」
ジャン「そのミカサの事が好き…なのか?」
エレン「恥ずかしながら…」
ジャン「っ」
エレン「家族としては大好きだぞ!」
ジャン「分かっててやるな!」
エレン「ああ、アルミンも好きだぞ!親友だからな!」
アルミン「エレン…」ジーン
ジャン「お前等相談乗る気ねぇだろ!」
アルミン「ごめんごめん」
エレン「冗談だよ冗談」
ジャン「ったく…」
アルミン「ジャン、エレンとについては納得かい?」
ジャン「お、おう…」
アルミン「じゃあ、今からはジャンとミカサのデートについて話そうか」
ジャン「よ、よろしく頼むぜ//」
エレン(こいつおもしれーな)
-
- 7 : 2015/01/18(日) 17:37:48 :
-
エレン「にしてもお前、ミカサが好きなのか~」
ジャン「そ、それがなんだってんだよ。」
エレン「いやミカサだぞ?確かに顔立ちは綺麗な方かもしれねぇけど、何かあっても無表情だし」
ジャン「」イラッ
エレン「怪力だし」
ジャン「お前よりな」
エレン「」シュン
アルミン「エレンの結構気にしてる事を;」
ジャン「だいたいなぁ、ミカサは顔立ちは綺麗で何があっても屈しなく表情にも出さない屈強な精神に男共にも勝る屈強な身体、そして何よりあのさらさらの黒か
アルミン「はいはいわかったわかったデートについて話そーかはいはい」
ジャン「」
エレン(良かったな~ミカサ)
-
- 8 : 2015/01/18(日) 18:02:55 :
-
アルミン「取り敢えず、どんなお店に連れて行きたいの?」
ジャン「そういうのわからねぇわ…」
エレン「やっぱり」プッ
ジャン「仕方ねぇだろ!」
アルミン「(そろそろ面倒くさくなってきた)
そうだな…エレン、ミカサに必要そうな物とかある?」
エレン「なんだろ…」ウーン
ジャン「…」
ジャン「……お前等その、ありがとな…」
エレン「何だよ…まあ、俺等が出来る事なら協力するぜ!」
アルミン「僕も」
ジャン「お前等…」ジーン
アルミン(なんか、喧嘩ばかりの二人が仲良くしてる…良い機会だね)
エレン「悪人馬面でそんな顔すんなよー」ヒデェカオ
ジャン「テメェに悪人言われたくねぇよ!?」
エレン「なんだと!」
アルミン「」
アルミン「喧嘩するほど仲が良いとは言ったものだね…^^;」
ジャン「あ、そういや」
エレン「何だよ」
ジャン「ミカサのあの長い前髪に意味あるのか?」
アルミン「あぁー」
エレン「言われてみれば確かに」
ジャン「前から鬱陶しそうだなと思ってたんだが、もし理由が無ければ、何かその前髪を留めるものを買ってやりたいなと思ったんだが…」
エレン「良いんじゃないか?」
アルミン「多分意味は無いと思うよ
一応聞いてみるね。きっとミカサも喜ぶよ」
アルミン「後は…ちょっと良さそうなのを書き出してみよう」
__________
・服屋
・公園
・小物屋
・レストラン(昼食)
__________
ジャン「男の俺等にはこれが限界か」
アルミン「でもとれも良さそう出し十分だと思うよ」
エレン「だな。俺は喜んでくれると思う」
ジャン「これらの“どこ”に行くかだな」
ジャン「ハックショイ」
ライナー「お前等、後5分で消灯だぞー」
アルミン「あ、じゃあ明日良さそうな所を調べておくよ」
ジャン「手間かけるな。俺も観光本とか借りてくるわ。じゃあまた明日なー」
アルミン「お休みー」
エレン「じゃーな」
-
- 11 : 2015/01/18(日) 22:04:02 :
-
ライナー「なぁお前達ジャンとなに話してたんだ?」
アルミン「誰にも言わない?」
ライナー「あぁ、約束する」
アルミン「実はね…」
-------説明中-------
ライナー「それなら、女子に良さそうな髪留めが売っている所を知ってるぞ」
ベルトルト(…!)
アルミン「それは何処にあるの?」
ライナー「ウォール・ローゼ西区◯◯町△△通りの右の奥だ。因みに店の名前は…なんだっけな」
ベルトルト「…“Clover”だよ、その店の名前。」
アルミン「ありがとう、是非参考にさせてもらうよ」メモメモ
エレン「でも何でその店知ってんだ?」
アルミン「何でって何で?」
エレン「いやだってその店女子が行く店何だろ?ガタイの良い男のお前等には縁の無い店だろ」
ライナー「それもそうだな。いや、ずっと前にア」
ベルトルト「アニがその店に入っていくのを見たんだ!」
エレン「そーなのか」
ライナー「因みにアニがその店には可愛い物がたくさん売っていたって言ってたぞ」
ベルトルト「ミーナにね」
アルミン「アニもやっぱり女子だね」
エレン「いつも怖い顔してんのにな。想像できねぇな」
ベルトルト「アニはいつも皆の前じゃ無愛想な顔してるけど本当はムググムグ」
ライナー「こ、こいつこの前アニが野良犬とニコニコしながら戯れてたのを偶々見たらしくてな」
ベルトルト「」モゴモゴゴ
エレン「ライナーベルトルト放してやれよ;」
ライナー「おっと。いやアニにこの事黙ってろって言われててな」パッ
エレン「駄目じゃねぇか」
ライナー「だから俺の命の為に黙っててくれ」タノム
アルミン「別にいわないけどさ;」
アルミン「兎に角ジャンに提案してみるね」
ライナー「上手く行くと良いな」
ベルトルト「そうだね」
教官「もう消灯時間はとっくに過ぎたが?」ガチャ
シーン
教官(こういった時だけ行動がやけに素早いんだよな…懲りん奴等め)
教官「次は無いからな…」ガチャ
エレン『ばれたか』小声
アルミン『でも見逃してもらえて良かったね』
ライナー『また見つかるから早く寝ろお前等』
エレン『へーい』
アルミン『お休み~』
__________
ライナー『ベルトルト』小声
ベルトルト『何だい?』
ライナー『さっきお前の口走ろうとした事は
俺等とアニとの関係がバレるだろうが』
ライナー『俺が居なかったらやばかったぞ。
以後気を付けてくれ』
ベルトルト『それは済まないと思っているけど…』
ベルトルト『君は自覚が無いのかい?
僕の前に僕と同じ事をやらかそうとしてた事を』
ライナー『俺が?そんな覚えは無いぞ』
ベルトルト「君が…」
ベルトルト「君がそんなんだから…!」フルフル
ライナー「!」
ライナー『おい静かにしろ!声がデカイ!』
ベルトルト「もう良い」ボフッ
そう言ってベルトルトはライナーと反対を向いて布団にくるまってしまった。
ライナー「…」
ライナー「ごめんな」
_________
______________
____________________
-
- 12 : 2015/01/19(月) 17:22:12 :
__時は少し遡って
女子寮_____
クリスタ「…でね、サシャと顔が近くなったと
きに、コニーの顔が真っ赤になって
離れちゃったの!」キャー///
ユミル「あのチビ坊主がねぇー」ケラケラ
サシャ「あーあれですか。私はコニーが怪我
でもしたのかと思い聞いてみたら、
コニー『な、なんでもねえよ!!//』ダダ
…と言って走り去ってしまったんです
よー」
ミーナ「サシャ!良かったじゃない!
と言うかあなた顔可愛いしスタイル
抜群なんだから、もっとお淑やかに
してなさいよ!」モッタイナイヨ!
サシャ「オシトヤカって何ですか?
野菜ですかね?」
クリスタ「…」^ ^;
ユミル「こいつは性欲が全て食欲に換算されち
まってんだなw」
ミーナ「言えてるかも;」
クリスタ「ユミルはそういう話無いの?」キラキラ
ユミル「うっ、…嫁からの熱い視線が痛いぜ」
クリスタ「私はユミルの嫁じゃない!」
ミーナ「…そー言えばミカサはエレンとはどう
なの?」
ミカサ「どう、とは?」
クリスタ「…えっと、例えば仲が進展したと
か?」
ミカサ「………?」
ミカサ「…私では理解が出来ない」ムー
ミーナ「んなっ…!」ドゲン
ミカサ「家族以上にとうやって進展をするの」
ユミル「それもそーだな」
クリスタ「確かに ^ ^;」
-
- 13 : 2015/01/19(月) 18:12:17 :
-
ユミル「ミカサから見てエレンは家族の中でど
のポジションな訳?」
ミーナ「あー成る程」
クリスタ「例えば恋人とか、夫婦とか?」キラキラ
ミカサ「うぅーん………」
ミカサ「…弟…?」
ユミル「期待させんなコラ!」
ミーナ「その…恋愛感情は無いの?」
ミカサ「はっきり言って生まれてこの方一度も恋
愛感情らしきものを持った事は無い。
エレンへの想いもきっと家族愛…?に
近いものだと思っている。」
ミカサ「但し」
ミカサ「エレンは私にとってかけがえの無い
家族であり、エレンと引き換えに
自分の命をも差し出す事は容易だ。」
ユミル「…まあ要するに家族愛であって」
クリスタ「…恋愛感情は無いのね;」
ミーナ「…あれ?じゃあ…」
クリスタ&ミーナ《ジャンにも希望の光が…!》
ミカサ「?」
ユミル『いやそれは無いだろ』
クリ&ミー(この子直接脳内に…!!)
ユミル「だって馬面だしw」
ミーナ「馬面だけど、格好良い方だよね?」
クリスタ「確かにそーだよ!」
ユミル「ま、まさか、お前等ジャンの事が…」
ユミル「ミーナは良いとしてクリスタは駄目
だ!あんな悪人馬面とは!!」
ミーナ「解せぬ」
クリスタ「違うよっ!でもジャンは悪人じゃな
いよ!」
ミカサ(何の話なの)
ミーナ「あ、もう2分で消灯時間だー」
クリスタ「ミカサ!明日も恋愛話しよーね!」
ミカサ「わかった」
お休みなさーい
お休み
お休みー
_________
____________
_____________________
_____次の日・対人格闘訓練_____
エレン「行くぞ!」タタタッ
アニ「…」ヒラリ
エレン「くそッ…はぁ!」
アニ「」バシィッ
エレン「!」
ドサ…
アニ「一回転しないだけマシになったね」
エレン「そんなんじゃ駄目だ。勝てなければ意味がないからな…もう一回!」ダダッ
アニ(懲りないね…)
アニ「…まぁ一生私に勝つのは無理だけどね」バシッ
エレン「痛ってえええ…!」
_________
ミカサ(エレンが痛そう…)
ミカサ(心配にはなるけれど…
やっぱり違う…と思う)
ライナー「…」
ミカサ「ライナー早く立って」
ライナー「もう少し待ってくれ…」イタタ
___夕方・食堂___
ミカサ(エレンがこんなに近くに居るけれど、緊張
もしない)
ミカサ「…」ジー
エレン「…何だよ」
ミカサ「いや、別に考え事をしていただけ」
エレン「そうか」
エレン「やっぱ腹は膨れねぇな」
エレン「先行ってるな、お休みミカサ」
ミカサ「お休み」
ミカサ「ご馳走様でした」スク
ジャン「うを?!」ガッ
ミカサ「!済まない、気が付かなかった」
ジャン「ミカサこそ怪我してないか?」
ミカサ「ええ」
ジャン「なら良かったよ」
ジャン「また明日な!」
ミカサ「…」///
-
- 16 : 2015/01/20(火) 07:53:24 :
-
__男子寮・エレン達の部屋__
ジャン「お邪魔ー」ガチャ
アルミン「昨日より随分気楽だね」
ジャン「ミカサと行くデートスポットを決める
のが楽しみでな。」
エレン「一緒に行ってくれるか分からない
けどな」
ジャン「合ってるから怒るに怒れねぇ」
エレン「冗談だ」
アルミン「それでね、今日図書館から沢山
観光本を借りてこられたんだ」ドサ
ジャン「そんなにあったのか。本当、
こんなんに付き合わせて悪いな」
アルミン「そりゃあ、幼馴染みをこんなに想っ
てくれている人がいて、大切な人に
なるかもしれないんだ。それなら何
でもやるよ!」
エレン「俺もだ。いつも俺達にべったり
だしな。」
ジャン「主にお前にな…」
エレン「心配すんな。少なくとも俺はミカサ
をそういうふうに見てねぇから」
エレン「ミカサは知らねーけどな」
ジャン「グサッ…もう良いわ…元々当たって砕け
るつもりでいるからな…」
アルミン「あはは…あ、そういえば、ライ
ナー達が女子が好きそうな
小物屋を教えてくれたんだ」
ジャン「そうなのか!ライナー達
ありがとなー」
ライナー「おうよ」ヒョイ
ジャン「でもよく知ってたな」
ライナー「偶々だ」
ライナー「今日は色々あって疲れたからな。俺
はもう寝る。
ジャン、精々頑張れよ!」
ベルトルト「僕も」
ジャン「おう。期待に添えられるように
頑張るぜ」
エレン「また明日な」
アルミン「お休みー」
________
アルミン「それで、小物屋はそこで良い?」
ジャン「まあもしミカサが気に入らねぇってな
ら、別の所探して行くしな」
アルミン「じゃあ後は上から決めてこう。次
は服屋だね」
アルミン「僕はここが良いと思うんだ」ペラ
アルミン「ミカサは昔から良く丈の長いスカー
トとかを来ていたから、ここには
スカートがウォール・ローゼ西区で
一番の品揃えで、服のジャンルも
種類も豊富らしいよ」
エレン「確かに丈の長い服良く来てたな」
アルミン「ワンピースね ^ ^;」
ジャン「おお!じゃあそこにするか!」
アルミン「よし。じゃあ次はは公園だけど…」
ジャン「それなんだが、その日もし晴れていた
ら、ここで昼を食べたら良くと思った
んだがどうだ?」ペラ
エレン「何か花が沢山あって綺麗だな」
アルミン「ここならミカサも喜ぶと思うよ!」
アルミン「えっとここから近いのは…」ペラペラ
アルミン「…あっここなんかどう?」
エレン「うおぉ、旨そうじゃねぇか」
ジャン「そうだな!それにそこまで高くない
し、俺等には丁度良いな。
そうしよう」
アルミン「じゃあこれでデートコースは
決まりだね!」
ジャン「これ全部回るとどのくらい掛かる?」
アルミン「うーん…多く見積もっても7時間かな。
だから9時から4時で、流れは
服屋→昼食→小物屋 かな?」
ジャン「それが良さそうだな。流石アルミン」
-
- 17 : 2015/01/20(火) 23:44:06 :
ジャン「後はミカサを誘うだけか…」
アルミン「そこだけは僕達にはどうしようもない、君次第だ。自信持ってミカサに接してね」
エレン(俺等ミカサにが行けって言えば絶対
行くだろうな…)
ジャン「お前等本当に感謝するぜ…!」
ジャン「約束する…!俺は必ず…誘いもデート
も成功させる!!」
エレン「こんだけ付き合あったんだ、成功させ
ろよ!」
アルミン「その意気だよ!頑張ってね!」
ジャン「うん」
-
- 18 : 2015/01/22(木) 17:53:48 :
-
____次の日・食堂____
エレン「ふあぁ…ねみぃ」
ミカサ「エレンおはよう」
エレン「あぁおはよ」
アルミン「おはよー」
ジャン「ミカサ、おはよう」
ミカサ「おはよう…ジャン」
ジャン「…」
ジャン(…ぃいやったあぁあああぁあ!!!)
ジャン(ちゃんと言えたぜぇええええええ!)
ジャン(しかも…しかも…!)
ジャン「名前呼んだよな」…ジーン
ミカサ(名前呼んだのが嫌だったのかな…)
ミカサ「ジャン。名前呼んだのが不快だったな
申し訳ない」
ジャン「…え?そそそんな訳無いぞ!
寧ろじゃんじゃん呼んで良いぞ!」アセ
コニー「何自分の名前連呼してんだよwww」
ジャン「」
ミカサ「……ふふ」
ジャン「可愛い…!」
ミカサ「え?!」
ミカサ「…ジャンは変な事言う//」
ジャン「ま、間違った事言ってねぇよ。
もっと自信持てよ」
クリスタ「…あ!ミカサ!キース教官が呼んで
たよ!少しの間だけだって。」トタトタ
ミカサ「分かった」ヒュー
皆(足早えええ)
エレン(そういや今さっき『え?!』つった
ぞ。ミカサからそんな言葉
聞いた事無いぞ)
アルミン(僕等邪魔というか空気)
ジャン(やべぇ、つい声に出しちまった…
変に思われたよな絶対…でもまあ
ミカサの可愛い所が見れた…もう今日
1日頑張ろ)
__教官室__
コンコン
キース「誰だ」
ミカサ「ミカサ・アッカーマンです」
キース「入れ」
ミカサ「失礼します」ガチャ
キース「すまんな、こんな朝っぱらから」
ミカサ「いえ」
キース「今度の休暇の事だが、お前に少々
付き合って欲しいことがある。
実は書類を調査兵団に届けて欲しい。
私は生憎その日は他の教官達と用があっ
てな。」
キース「お前は格闘術においてはダントツトップ
だ。最近ウォール・ローゼで強盗が
相次いでいるのは、知ってるな?」
ミカサ「はい」
キース「だからお前に頼みたいのだ。せっかくの
休日だし危ないので少々気が引けるが…
良いかアッカーマン」
ミカサ「はい。問題在りません」
キース「すまんがよろしく頼む。書類はその日
に渡す。戻って良いぞ」
ミカサ「はっ」バッ
-
- 19 : 2015/01/29(木) 17:07:11 :
___夕食・食堂___
ジャン(ミカサだ…やべ、なんか緊張してきた…
断られたら…ってそもそもその方が
可能性低いじゃねえか。いやわかってた
んだけどな?…)
アルミン「…」
アルミン「ミカサ!」
ミカサ「なに?」
アルミン「僕とエレンは今日はライナー達と食
べるね。えっと…色々話したいこと
があってね」
ミカサ「わかった」
アルミン(ジャン!今だ!)チラチラッ
ジャン「ミカサ!」
アルミン 「…」ソソクサ
ミカサ「何?ジャン」
ジャン「一緒に食べねぇか?」
ミカサ「丁度エレン達が居ないので、大丈夫」
ジャン「そ、そうか。じゃあ隣失礼」ヨイショ
ミカサ(隣…)
ジャン(勝負はここで決める!!)
ジャン「なぁ、今度の休暇に一緒にウォール・
ローゼの西区に行かねえか?」
-
- 20 : 2015/01/29(木) 17:30:58 :
ミカサ「…すまない、その日は教官に頼まれて
調査兵団本部に書類を届けなければ
いけない」
ジャン「」ガーン
ジャン(いや待てよ)
ジャン「じゃあ、それ一緒に届けにいこうぜ!
丁度近くに行きたいんだ」
ミカサ「有難いけど、私に頼まれた事でジャン
に手間を掛けさせたくない」
ジャン「じゃあ俺がついて行きたい!」
ミカサ「…わかった。有り難う」
ジャン(しゃーーあぁあああぁああああああ
あぁあああぁあぁ!!!!)ガッツポーズ
ミカサ「?」
ミカサ「ところで行って何をしにいくの」
ジャン「買い物とかをしたいと思ってる」
ミカサ「?それなら私が居なくても…」
- このスレッドは書き込みが制限されています。
- スレッド作成者が書き込みを許可していないため、書き込むことができません。
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