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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

日向「俺の才能は、超高校級の殺人鬼だ」

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  1. 1 : : 2015/01/15(木) 17:27:33
    左右田「ちょ、超高校級の殺人鬼!?」

    日向「ああ、そうだ」

    日向「だが、ただただ人を殺すってわけじゃない」

    日向「俺は、"気にいらないヤツ"を殺すんだよ」

    九頭龍「な、何!?」

    日向「せいぜい俺に殺されないようにしろよ?ハハハ!」

    ※注意事項
    ・キャラ崩壊(主に日向)
    ・亀更新
    ・たぶんこっちの更新を優先します
  2. 2 : : 2015/01/15(木) 17:38:27
    モノクマのルール説明が面倒なのでカット
    -ジャバオック公園-

    モノクマ「何を言いたいかというと、オマエラにはコロシアイをしてもらいます!」

    日向「殺すのはヌイグルミでもいいのか?」

    モノクマ「卒業はできません!」

    モノクマ「あ、ちなみにボクを痛めつけた場合はキツイオシオキが待ってるよ?」

    日向「モノミは?」

    モノクマ「そっちは別に殺ってもいいよー」
  3. 3 : : 2015/01/15(木) 17:45:26
    日向「でも、学園長だか何だか知らねぇけど、偉そうだよなぁ?お前」

    モノクマ「偉いもん!」

    日向「よし、決めたぜモノクマぁ!俺はお前を殺す!ハハハ!」

    モノクマ「それは、脅迫と考えていいんだよね?」

    日向「そう考えてもらってもいいぜ?ハハハ!」

    モノクマ「助けて!グングニルの槍!」

    日向「うおっと、危ねぇな」ヒョイ

    モノクマ「そんな、グングニルの槍が避けられるなんて!」
  4. 4 : : 2015/01/15(木) 19:56:23
    日向www

    期待です!
  5. 5 : : 2015/01/15(木) 22:36:37
    危ねぇなwww
  6. 6 : : 2015/01/15(木) 22:36:59
    期待
  7. 7 : : 2015/01/16(金) 00:08:07
    期待
  8. 8 : : 2015/01/16(金) 17:50:10
    皆様、ご期待、ありがとうございます!
  9. 9 : : 2015/01/16(金) 17:54:09
    日向「モノクマァ?何しやがるんだよ?けがしたらどうすんだ?」

    モノクマ「そりゃ、殺るきだからねぇ?むしろ避けないでほしいんだけど?」

    日向「そりゃ無理だ!俺はお前を殺すまでは死なねぇぞ?」

    モノクマ「うぐ…」

    狛枝「お、落ち着いてよ日向クン…」

    豚神「そうだ、ここから出るための探索をしようじゃないか」

    澪田「もしかしたら、人を殺さずにここを出る手がかりが見つかるかも知れないっすからね」
  10. 10 : : 2015/01/16(金) 17:57:41
    小泉「だったら、二人一組にしない?何があってもいいように、さ?」

    花村「そうだね!それに、二人一組になれば、あんなことやこんなことができるし…」

    七海「はーい、じゃあ二人組つくってー」

    日向「うわぁぁぁぁぁぁ!」

    辺古山「ど、どうしたんだ日向!?」

    日向「その呪文はやめて、トラウマしかないから!」

    ソニア「あっ(察し)」
  11. 11 : : 2015/01/16(金) 18:01:11
    -二人組表-

    弐大・終里
    西園寺・小泉
    辺古山・九頭竜
    狛枝・花村
    豚神・澪田
    田中・ソニア
    罪木・七海
    日向・左右田
  12. 12 : : 2015/01/16(金) 18:04:41
    -一の島~二の島の橋前-

    日向「なんだありゃ?」

    左右田「バケモノか?近づきたくねぇな」

    日向「モノクマ」

    モノクマ「はいはい、なんですか?」

    日向「これなに?」

    モノクマ「それはモノケモノって言って、二の島に行けないようにしてるんだよ」

    日向「殺ってもいい?」

    モノクマ「殺れるものならね?うぷぷ…」
  13. 13 : : 2015/01/16(金) 18:15:30
    左右田(これからは俺視点で説明するぜ!)

    日向「さて、いっちょ殺りますか!」ダッ

    左右田(日向が地面を蹴った瞬間、強い衝撃波が生まれた)

    左右田(その強い衝撃波に目を閉じてしまった俺が、次に見たのは、金属のような体に大量に付けられたキズと)

    左右田(サバイバルナイフを持った日向の姿だった)

    日向「まだ死なねぇのかよ?」

    モノクマ「それ以上はさせないよ!」

    モノクマ「グングニルの槍、増量バージョン!」
  14. 14 : : 2015/01/16(金) 18:41:58
    日向「おっとっと!」

    モノクマ「これ以上モノケモノを攻撃したら容赦しねぇから!」

    日向「口調おかしいぞ?」

    モノクマ「一番おかしいのはお前の頭だよ!」

    日向「ッチ!仕方ねぇな、いったん帰るぞ!」

    左右田「なんでだ?」

    日向「攻撃の数が向こうは無茶苦茶あるから、流石に避けきれねぇかも知れねぇ」

    左右田「了解、それじゃ戻るか」
  15. 15 : : 2015/01/16(金) 18:45:21
    -食堂-

    豚神「これより第一回、報告会を始める!」

    豚神「何か報告があるものはいるか?」

    ワイワイガヤガヤ


    モノクマ(モノケモノどうしよう…)


    豚神「では、解散!」
  16. 16 : : 2015/01/21(水) 18:04:24
    日向(報告会中に感じた殺気…狛枝からか?)

    狛枝(さて、と)

    狛枝「ねぇ皆、掃除の当番を決めない?」

    ~くじ引き終了~

    日向「狛枝、旧館の掃除当番になるなんて、テメェ本当に幸運なのかよ?ハハハ!」

    狛枝「あはは…自分の好運を疑いたくなるね」

    日向(狛枝…今のは演技か?いや、自分の好運を信じただけ、か)

    日向(俺は気づいてるぜ?お前が旧館の掃除当番を引いた時、顔の筋肉がゆるんだのを)

    日向(そして、お前の"殺気"をな)
  17. 17 : : 2015/01/22(木) 17:13:57
    ~数時間後~

    日向(掃除も大体終わったし、旧館の様子を見に行くか)

    日向「掃除終わったから狛枝の応援に行ってくるぜ!」

    左右田「ちゃんと手助けしてやれよー」

    左右田(掃除まだ終わってないんだよなぁ…)

    日向 ダダダッ

    左右田「サラマンダーより、ずっと速い!」

    左右田「てか速すぎだよ!人にぶつかったらどうすんだ!」
  18. 18 : : 2015/01/22(木) 17:16:18
    日向(さて、どんな仕掛けをしてるんだ?)ダダダッ

    -旧館-

    狛枝「いてっ」ダン!

    日向 ダン!

    日向「おお、狛枝か、すまん」

    狛枝「あはは、大丈夫だよ日向クン」

    日向(こいつ、少し焦ってるな。ここで何かやるのは無理そうだな)

    日向「俺も掃除しようか?」
  19. 19 : : 2015/01/22(木) 17:21:59
    狛枝「いや、もう少しで終わるから大丈夫だよ」

    日向「いいからいいから」

    狛枝「いや、いいって」

    日向「掃除させろよ」チャキ

    狛枝「分かった!分かったから!サバイバルナイフをしまってよ日向クン!」アワアワ

    日向「解ればいいんだよ解れば」スッ

    狛枝「そしたら日向クンにはトイレをお願いするよ」

    日向「了解!」ダダダッ

    狛枝(危ない危ない…ナイフはばれたくないからね)
  20. 20 : : 2015/01/22(木) 17:25:40
    -男子トイレ-

    日向「トイレ掃除開始!」

    日向「①、まずバケツで水をばらまきます」バシャ

    日向「➁、サバイバルナイフで床ごと汚れを削ります」ザザザッ

    日向「③、サバイバルナイフを研ぎます」キラーン

    日向「④、水を放置します」

    日向「しばらくすると汚れが全部排水溝に入ってるぜ!」

    日向「同じことを女子トイレでもやります」
  21. 21 : : 2015/01/22(木) 17:27:32
    -女子トイレ-

    日向「男子の憧れ女子トイレ」

    日向「でも今はさっさと掃除をしたいから」

    日向「爆☆破」

    日向「やべぇ、ダイナマイトがねぇ…」

    日向「仕方ない、同じことをやるか」

    -数分後-

    日向「さてと、水は引いてないけど終わり!」
  22. 22 : : 2015/01/22(木) 17:30:31
    -トイレ前-

    日向「さぁ探索だ!」ダダダッ

    日向「アイロンとエアコン発見!」ドス ベギ バギィ

    日向「分解完了!」

    日向「床下発見!」

    日向「さっきのアイロンとエアコンの破片を撒いて…」

    日向「完了!」

    狛枝(あれ?下から声が…気のせいかな?)
  23. 23 : : 2015/01/22(木) 17:33:49
    日向「なんか殺気を感じる肉発見!」

    日向「ファイア!」ライターボッ

    日向「なんか液体になった鉄出てきた」

    日向「悪は滅びた!」

    日向「ついでにこの鉄で小刀作っとこう」

    日向「錬成完了!」

    日向「切れ味バツグンだぜ!」

    日向「こんなもんか」
  24. 24 : : 2015/01/22(木) 17:57:38
    -なんか広いアレ-

    日向(アレの名前なんだっけ…)

    狛枝「お帰り、日向クン!」

    日向「おう、狛枝、トイレは掃除しといたぞ(終わったとは言ってない)」

    狛枝「本当かい?ありがとう」

    日向「お安い御用だぜ?(荒らすのは)」

    狛枝「日向クンはもう帰っていいよ」

    日向「おう、そうさせてもらうぜ」
  25. 25 : : 2015/01/23(金) 18:03:07



    日向「お前を倒して、な」アテミッ


  26. 26 : : 2015/01/23(金) 18:10:46
    日向?「さてと、始めのコロシアイは回避できそうですね」

    日向?「この程度のツマラナイ仕掛け、ボクに通用するとでも?」

    日向?「ボクの才能を使えば、簡単にヤツの目を欺くことなど簡単です」

    日向?「さてと、次も頑張りますかね」

    -食堂-

    日向「ただいま」

    左右田「お帰り~」

    七海「狛枝くんは?」
  27. 27 : : 2015/01/23(金) 18:16:45
    日向「もう少しかかるそうだ」

    七海「そうなんだ」

    モノクマ(とりあえず応急処置だけしたけど…)

    豚神「今夜パーティーを開くぞ!」

    澪田「ファーーーww」

    花村「…What?」

    左右田「花村がんばれ」

    ソニア「パーティーですか!楽しみです!」
  28. 28 : : 2015/01/24(土) 16:29:03
    -パーティー会場-

    日向「いただきファーーー」

    澪田「ファァァァァ!」

    終里 モグモグ

    豚神 モグモグ

    狛枝「ハッ」ガバッ

    左右田「おう狛枝、今起きたのか」

    狛枝(あ、ありのまま今起こったことを話すぜ!)

    狛枝(首の後に何かあたったと思っていたら、いつの間にかパーティーが始まっていた!?)

    狛枝(何を言ってるかわからないと思うけど、僕も何が起こっているのかわからない!)

    狛枝(だけど、コロシアイとか、モノクマとか、そんなもんじゃあ断じてねぇ!)

    狛枝(もっと恐ろしい才能を味わったよ!)
  29. 29 : : 2015/01/24(土) 17:01:26
    日向「おう狛枝、今起きたのか」モグモグ

    狛枝「日向クン?あれ?掃除は?」

    日向「何言ってるんだ狛枝?もう終わったってお前が言ってたじゃないか」

    狛枝(なんだろう、思い出せない…)

    狛枝(まるで、記憶に霧がかかっているような…)

    日向(アイデアかクトゥルフ神話を振ってください)

    狛枝(アイデア75→100 ファンブル)

    日向(未知の殺人鬼の恐怖を味わった探索者は1/2d100のSANチェックです)

    狛枝 チーン
  30. 30 : : 2015/01/24(土) 17:05:43
    狛枝「アハ、アハハ」

    七海「どうしたの狛枝君?」

    狛枝「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」

    日向(SAN値直送コース、見事に125持っていかれました)

    狛枝「そうかい、皆絶望だったんだね!」

    日向(パラノイアかな?とりあえず精神分析しとくか)

    七海(二人だけなんで別のゲームやってるの?)

    日向(精神分析99→100 ファンブル)

    七海(新しいキャラシーつくらなきゃ(使命感))
  31. 31 : : 2015/01/24(土) 17:27:27
    狛枝「アヒャ、アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ」

    日向「狛枝?大丈夫か?絶望とか何言ってるんだ?」

    七海「狛枝くん?ニャルラトホテプはいないよ?」

    日向「俺はニャルラトテプ派だな」

    豚神「いったい何を言っているんだ狛枝!」

    狛枝「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、アヒャ、げほ、ごほ、ぜー、はー」

    ソニア「まさに蜘蛛の息ですね!」

    左右田「ソニアさん、それは虫の息です」
  32. 32 : : 2015/01/24(土) 17:31:46
    狛枝「お、お前らが、お前らが悪いんだ!」

    日向「まじでSAN値0だったか」

    日向「精神分析(物理)キック!」ドゴォ

    狛枝「グフッ」

    狛枝「ぼ、ぼくはいったい何を!?」

    日向「お帰り狛枝」

    狛枝「た、ただいま…?」

    ~グダったので二章までカット~
  33. 33 : : 2015/01/24(土) 17:36:18
    -第一章 "キチガイトロピカル" 完-

    ~その後~

    日向「さぁモノケモノ、第二回戦だぜ?」

    日向 ダッ

    モノクマ「そうはさせないよ!グングニルの槍!」

    日向 サササッ

    モノクマ「うそでしょ!?全部かわすなんて!」

    日向 ダッ

    日向 ヴォン
  34. 34 : : 2015/01/24(土) 17:41:01
    ドサッ

    モノクマ「モノケモノが…負けた?」

    モノミ「モノケモノ!今日こそ勝負でちゅ!って、あれ?」

    日向「残念だったなぁモノミ、お前の見せ場はこのssでは俺にすべて奪われる!」

    モノミ「そんなぁ…」
  35. 35 : : 2015/01/24(土) 17:50:35
    -第二章 "海と殺。死と牛乳"-

    DIEジェスト

    モノクマ「ゲームやれ」

    九頭龍「」ピコピコ

    トワイライトシン(ry クリアー!

    ~ここまでテンプレ~

    日向(九頭龍の野郎…)

    日向(俺が一番最初にクリアしたかったのに!)

    日向(許さねぇ…)
  36. 36 : : 2015/01/24(土) 18:44:17
    九頭龍が危ない!
  37. 37 : : 2015/01/25(日) 14:54:15
    日向「さて、復讐の時間だ」

    日向「まず、なんかものすごい殺気を感じる九頭龍をだれも殺さないようにします」

    日向「とりあえず、こいつに直接危害を与えると、辺古山が起こるだろうな…」

    日向「辺古山を部屋から出ないように死なないようにしてから、九頭竜をどうにかするか(ゲス顔)」ニヤ

    日向「辺古山が眠ってから作戦開始だ」
  38. 38 : : 2015/01/25(日) 14:59:44
    -辺古山のコテージ前-

    日向「定番なのは荷物を置くだったりするが、流石にあいつには通用しないか」

    日向「ああ、なんで二人の事情を知っているかって?」

    日向「二人で接する時の顔のからたまにある言い間違え」

    日向「雰囲気から体の動き」

    日向「服従関係にあることが簡単にわかったんだ」

    日向「さてと、どうするかな」
  39. 39 : : 2015/01/25(日) 15:05:27
    日向「思いついた」ニヤ

    日向「大体使いそうなのは持ってきたから…」

    日向「まずはこれをこうして…」

    ~10分後~

    日向「完成だな」

    日向「九頭龍をどうにかするのは明日だな」

    日向「ねみぃなぁ」

    日向「この作業めんどくさいなぁ、左右田を今から仲間にしに行くか」
  40. 40 : : 2015/01/25(日) 15:08:27
    -左右田のコテージ-

    左右田「zzz…」

    <左右田!起きろ!おきなかったら殺すぞ!

    左右田「ハッ!?」ガバッ

    <起きたか左右田!早く開けろ!

    左右田「開けるかよ!ぜってぇ殺されるだろ!」

    <開けなかったら明日殺す

    左右田「開けますはい」ガチャ
  41. 41 : : 2015/01/25(日) 15:11:46
    日向「よう、左右田」

    左右田「何の用だ日向?」

    日向「俺をお前の仲間にしてやる」

    左右田「それで俺に何のメリットがあるんだよ!」

    日向「お前が俺に殺されないのと、ほかの奴らも殺されない」

    左右田「どうせあれだろ!自分の罪を俺に押し付けんだろ!」

    日向「いやいや、そんなことはしねぇよ」

    日向「俺の罪は自分で認めるさ」
  42. 42 : : 2015/01/25(日) 15:14:16
    左右田「そ、そうなのか…?」

    日向「つまり何が言いたいのかというと、俺がコロシアイを止めるのと、vsモノケモノの時に協力してくれ」

    左右田「まぁ、別にいいけどよ…でもなぁ」

    日向「なんだ?」

    左右田「なんでオレなんだ?」

    日向「仕掛けを作るのめんどい」

    左右田「あ、そう」

    日向「流石に俺でも機械とかは無理だわ」
  43. 43 : : 2015/01/25(日) 15:37:04
    日向「まぁ、そんな感じで」

    日向「よろしくな、左右田」アクシュ

    左右田「ああ、よろしく日向」アクシュ

    日向「早速だが、明日までにこういうの作ってくれ」

    左右田「ん?ほう、何々…ファッ?」

    日向「頑張れよ~」ノシ

    左右田「お、おう…」

    左右田「これをこうするとなると…ここをこうして…あれがこれだから…」ブツブツ
  44. 44 : : 2015/01/26(月) 17:19:16
    ~翌日~

    -食堂-

    左右田「おはよー…」ゲッソリ

    狛枝「左右田クン、大丈夫?とてもげっそりしているけど…」

    左右田「気にしないでくれ、ただの寝不足だ」

    七海「私も眠いなぁ…」

    九頭龍「テメェはいつものことだろうが!」

    七海「あはは…ばれた?」
  45. 45 : : 2015/01/26(月) 17:37:18
    小泉「そういえば、ペコちゃんは?」

    田中「知らん」

    ソニア「まだ寝ているんじゃないですか?」

    日向「俺見てこようか?」

    豚神「お前一人だと不安だな…」

    日向 チラッ

    左右田「あー、じゃあ俺もついてくわ」

    弐大「それなら安心じゃな!」
  46. 46 : : 2015/01/26(月) 17:39:27
    ~移動中~

    左右田「日向、辺古山に何かしたのか?」

    日向「勘のいい奴で助かるよ」

    左右田「しかも俺に目くばせをしたってことは人には見せられないような仕掛けってこった」

    日向「ご名答」

    左右田「いったい何したんだよ」

    日向「みりゃわかるさ」

    左右田「そうかよ」
  47. 47 : : 2015/01/26(月) 17:43:47
    左右田「…なぁ日向」

    日向「なんだ?」

    左右田「狛枝のことなんだが」

    日向「狛枝がどうした?」

    左右田「あいつ、パーティーの途中で目が覚めた時に、掃除とか何とか言ってたよな」

    日向「ああ、それ俺」

    左右田「やっぱオメーだったか」

    日向「あいつが人を殺りそうだったからな」
  48. 48 : : 2015/01/29(木) 16:36:54
    左右田「なんでわかったんだ?」

    日向「"殺気"を感じたんだよ」

    左右田「殺気?よくそんなの分かったな」

    日向「殺人鬼特有の直感ってやつだ」

    左右田「なるほど、自分と同じような考えをしているやつは簡単にわかるってことか」

    日向「そんなところだ」

    日向「そして、それを今回九頭龍から感じた(のをいいことにゲームを先にクリアされた恨みを晴らしたい)んだ」
  49. 49 : : 2015/01/29(木) 16:40:58
    日向「っと、ついたぞ」

    左右田「…どうやって中に入るんだ?」

    日向「昨日カギを変えておいたからな、これで開けられる」ヒョイ

    左右田「カギを変えたって、中に入らないとできないだろ」パス

    日向「ああ、だからピッチングした」

    左右田「(゜o゜)」

    左右田「(; ・`д・´)」

    左右田「\(^o^)/」
  50. 50 : : 2015/01/29(木) 16:44:36
    日向「さて、中に入るぞ」

    左右田「お、おう」ガチャリ

    ギィー

    辺古山「日向!左右田!お前らがこれをやったのか!」

    左右田(俺が見たのは)

    左右田(鉄格子で遮られた向こうにいる辺古山と)

    左右田(鉄板をつけられた窓。そして…)

    左右田「九頭龍の写真…だと?」ピラ
  51. 51 : : 2015/01/29(木) 16:52:56
    辺古山「やめろ!坊ちゃんの写真をそっちにもっていかないでくれ!」

    左右田「お、おう…」ポイ

    辺古山「ふう、よかった」サッ

    日向「ここに追加の写真があるが、欲しいか?」

    辺古山「欲しい!!」ガッ

    日向「じゃあこの機械を頭につけろ」

    辺古山「了解!」スッ

    左右田「それって、俺の作った傑作じゃねぇか」
  52. 52 : : 2015/01/29(木) 17:44:09
    辺古山「これはいったい何なんだ!」

    日向「これか?これは"嘘発見器"だ」

    辺古山「何!?」

    日向「これから俺が言う質問にすべて答えてくれたらこの写真をやろう」

    日向「答えなかったらこの写真は処分させてもらう」

    辺古山「くっなんて卑劣な!」

    左右田「何やってんだこいつら」
  53. 53 : : 2015/01/29(木) 17:47:11
    日向「質問、九頭龍とおまえの関係はなんだ?」

    辺古山「他人だ」ピー

    日向「質問、九頭龍との関係は恋愛か?」

    辺古山「違う」

    日向「質問、九頭龍とお前は服従関係にあるか?」

    辺古山「そんなことはない!」ピー

    日向「九頭龍が一人の男として好きか?」

    辺古山「ち、違う!」ピー

    左右田「ほうほう…」
  54. 54 : : 2015/01/30(金) 16:40:55
    ~番外編~

    左右田「なぁ日向」

    日向「なんだ?」

    左右田「日向って、いままでどれくらい殺したんだ?」

    日向「…どこからどこまでが殺したってことになるんだ?」

    左右田「え?…と、とりあえず、心臓が止まったらで」

    日向「それだったら5~600人かな」

    左右田「!?」
  55. 55 : : 2015/01/30(金) 17:08:23
    左右田「で、でもお前みたいなやつテレビで見たことねぇぞ!?」

    日向「俺の殺人はな?ばれない、見せない、まねさせないがモットーなんだよ」

    左右田「つまり、警察にばれないようにして、模倣犯も出ないようにしてるってことでいいのか?」

    日向「大体そんな感じだ」

    日向「だから俺が殺ってきた奴らはみんな行方不明だよ」

    左右田「死体は?」

    日向「さぁ?どこだろう」
  56. 56 : : 2015/01/30(金) 17:13:52
    左右田「覚えてないのか?」

    日向「全部マグマに突き落としたからな…」

    左右田「ファッ!?」

    日向「いやだって見つかったら嫌だし」

    左右田「そうかよ…」

    日向「ここにはマグマが無いからな…海の底にでも突き落とすか」

    左右田「そりゃ見つからねぇわ」

    ~番外編 "殺人鬼(無名)" 完~
  57. 57 : : 2015/02/08(日) 12:56:07
    日向「大体もうわかってたことだな」

    辺古山「それよりも写真を!早く!」

    日向「…よしわかった」

    辺古山「!」

    日向「鉄格子を一時的になくす」ボソ

    日向「鉄格子がなくなったらモノクマと話していてくれ」ボソ

    日向「三時間ぐらい頼む」ボソ

    日向「この作戦が終わったら写真をくれてやる」ボソ

    辺古山「了解した」ボソ
  58. 58 : : 2015/02/08(日) 13:09:21
    日向「辺古山よ!この鉄格子をなくしてほしいか!」

    辺古山「ああ!早くなくしてくれ!」

    日向「良かろう!」ポチ

    日||辺
      ̄

    日__辺
     ||
       
       |
       |
    __左ド____日__辺
    |д゚)
  59. 59 : : 2015/02/08(日) 13:26:27
    日向 ノシ

    辺古山 ノシ

    左右田 ポカーン

    豚神(何やってんだあの三人?)テクテク

    <ガチャ

    日向「さて左右田、九頭龍の部屋に行くぞ」

    左右田「日向、まさかあれ、お前ひとりで作ったのか?」

    日向「ん?ああ、そうだけど?」

    左右田「日向、オメー、すげぇな」
  60. 60 : : 2015/02/08(日) 13:40:32
    日向「そんなことより、さっさと行こうぜ、左右田」

    左右田「おう!」

    -九頭龍のコテージ前-

    左右田「で、来たわけだが」

    左右田「日向、どうするんだ?」

    日向「昨日作っといてもらった一号機を頼む」

    左右田「これのことか!」

    左右田「ピッキングマシーン、略して"ピッキン"だ!」
  61. 61 : : 2015/02/08(日) 13:46:05
    日向「それだ、それ、それで鍵を開けてくれ」

    左右田「あいよ!」カチャ

    左右田(この機械は、鍵穴に装着するといろいろ弄れる機械だ)

    左右田(これを鍵穴に付ければ、機械が鍵穴を調べてくれる)

    左右田(そのあと、やりたいことをモニターで選択すればいい)

    ピッキン「鍵穴、判別完了!」

    日向「鍵開け鍵開けっと」ポチ

    ピッキン「この鍵にはピッキングを妨害する要素が含まれています。鍵を開けますか?この作業には10秒ほどかかる恐れがあります」

    日向「承認!」ポチ
  62. 62 : : 2015/02/08(日) 13:51:48
    ピッキン「承認!」ガガガッ

    ピッキン「終了!」ピー

    日向「速いな」

    左右田「速いな」


    日向「マア、そんなことはどうでもいいんだ」

    日向「サァ、ショータイムの始まりダ」ガチャ

    左右田(日向がおかしい…いや、いつも通りか)

  63. 63 : : 2015/02/08(日) 14:16:31
    ~数分後~

    日向「終わったぜ!」

    左右田「それじゃ、俺のコテージにいるか?」

    日向「そっちのほうがやりやすそうだな」

    ~移動中~

    左右田「なぁ日向」

    日向「なんだ?」

    左右田「九頭龍、生きてるのか?」

    日向「…」

    日向「さぁ?」
  64. 64 : : 2015/02/08(日) 14:21:37
    ~左右田のコテージ~

    左右田「さてと、あいつの部屋に置いてある監視カメラは…」

    左右田「よし、ちゃんと機能してるな」

    日向「九頭龍…ゲームの恨みは重いぜ?」

    左右田「お、帰ってきたぞ」

    九頭龍 ガチャ

    九頭龍 テクテク

    ガチャン!

    九頭龍『何!?』
  65. 65 : : 2015/02/09(月) 17:29:58
    日向「ひっかかったか!馬鹿め!」

    九頭龍『その声!日向か!』

    左右田「俺もいるぞー」

    九頭龍『お前ら!こいつをどうにかしろ!』

    左右田「残念だったな」

    左右田「それはお前の足ピッタリに型を取ったスポンジだ」

    左右田「それを二方向からピストンで押したのさ!」

    左右田「ちなみに足の大きさは辺古山のデータだ」

    九頭龍『通りでピッタリなわけだ!そんなことより、早くこれを外せ!』
  66. 66 : : 2015/02/09(月) 17:32:57
    日向「なら交換条件だ」

    九頭龍『なんだ!』

    日向「ゲームクリアの特典を見せること、そして」

    日向「一発殴らせろよ?もちろんフルスイングだ」メキメキ

    九頭龍『…拒否する』

    左右田「なんでだ?」

    九頭龍『俺はやらなくちゃぁいけねぇことがある』

    九頭龍『こんなところで立ち止まってちゃぁいけねぇんだよ!』
  67. 67 : : 2015/02/09(月) 17:36:09
    日向「そうか、お前はそこまでして妹の仇を取りたいのか」

    九頭龍『な、なんで知ってやがる!』

    日向「左右田君が一時間でやってくれました」

    左右田「何故七海に頼まなかった…」

    日向「なんかあいつ苦手なんだよ」

    左右田「まぁ確かに、お前の苦手なタイプだよな、あいつ」

    九頭龍『俺抜きで話進めてんじゃねぇよ!』

    日向「おっと、すまんすまん」
  68. 68 : : 2015/02/09(月) 17:39:44
    九頭龍『ともかく、事情を知ってようが知っていまいが関係ねぇんだよ!』

    左右田「そうか、残念だ」

    左右田「そしたらお前は、そろそろやばいぞ」

    九頭龍『あぁ?』

    左右田「地味に前に進んでるの、解らなかったか」

    九頭龍『な、何!?』

    日向「その先は、死にたくても死ねないし、出たくても出られない、簡単に言っちまえば、地獄だ」
  69. 69 : : 2015/02/09(月) 17:41:50
    九頭龍『テメェ…』

    日向「じゃぁな、九頭龍」

    九頭龍『クソ!離せ!』

    左右田「 ま た 明 日 」

       プツン

    九頭龍『…』

    ウイーン

    ピ ピピピ
  70. 70 : : 2015/02/09(月) 17:42:33




      ガガガガガッ
  71. 71 : : 2015/02/09(月) 17:46:37
    ヒューン


    九頭龍(何かと思ったら…)

    九頭龍『ジェットコースターじゃねぇかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!』

    左右田「あいつ、今頃楽しんでるかな」

    日向「お前も乗ればよかったのに」

    左右田「俺乗り物酔い激しいから無理」

    日向「じゃぁ俺乗ってくるわ」

    左右田「ファッ!?」

    ガガガガガ

    日向「じゃーな」ヒュン
  72. 72 : : 2015/02/09(月) 17:48:51
    左右田(そのために俺のコテージの近くまでレール伸ばしたのかよ…)

    左右田「まだ昼飯も食ってねぇのに疲れた…」


    -ジェットコースター-

    九頭龍「日向ぁ!これ止めろよぉ!」

    日向「これ、三時間ぐらい止まらないんだよ」

    九頭龍「ふざけんなぁぁぁ」
  73. 73 : : 2015/02/09(月) 17:50:51
    ~朝~

    -食堂-

    九頭龍 グッタリ

    辺古山 イッタイナニガ?

    左右田「ジェットコースターどうだった?」

    九頭龍「吐いた」

    左右田「流石にそうなるか」

    日向「やっはろー」
  74. 74 : : 2015/02/09(月) 17:57:36
    左右田「お前がやっても可愛さの欠片もねぇな」

    七海「ひゃっはろ~」

    左右田「七海は陽乃ポジじゃないだろ…」

    澪田「何々?何の話っすかー?」

    左右田「ラノベの話だよ」

    田中「材木座に負ける気はない」

    左右田「ああ、あっちにも厨二病キャラ居たっけ」

    ソニア「厨二病!聞いたことがあります!確かお父さんと話したくなくなるやつですよね!」

    左右田「ソニアさん?それはただの反抗期ですよ?」
  75. 75 : : 2015/02/11(水) 13:00:37
    ※ここから急展開です
     日向の殺人鬼ぶりが見たい方は
     後日作成する
    日向「俺の才能は、超高校級の殺人鬼だ」七海「キチガイ版…だよ?」
     にて、この後も日向の殺人鬼ぶりが見れます
     急展開を見たくない方は、もう少しお待ちください
     また、このスレとキチガイ版は最終的には結末がリンクします
     よって、ここからはネタバレ注意にもなりますので、よろしくお願いします
  76. 76 : : 2015/02/11(水) 13:01:40








    ????「もう、終わりにしましょう」





  77. 77 : : 2015/02/11(水) 13:07:39
    左右田「え?」

    狛枝「な、何を言ってるの?」

    七海「終わりするって、何を終わりにするの?」


    七海「日向…くん?」

                   ゲーム
    日向?「もう、こんなツマラナイ"絶望"を終わりにしましょう」

    日向?「"江ノ島盾子"」
  78. 78 : : 2015/02/11(水) 13:11:10
    モノクマ「うぷぷ…」

    モノクマ「皆の絶望する姿をゆっくり見たかったけど、仕方ないね」

    モノクマ「"カムクライズル"」

    モノクマ「そいつら、皆殺しにして?」

    カムクラ「貴方も協力してください」

    モノクマ「もう、仕方ないなぁ…」

    フォォォォ
    (アニメの12話の江ノ島登場シーンみたいな感じ)

    江ノ島「私様が協力してやろう!」
  79. 79 : : 2015/02/11(水) 13:23:55
    罪木「ひ、日向さぁん?い、一体何があったんですかぁ?」

    辺古山「!逃げろ皆!この二人からただならぬ殺気を感じるぞ!」

    カムクラ「貴方には監視カメラを見て指示をお願いします」

    江ノ島「分かったクマー!」ダダダッ

    カムクラ「誰か、死にたい方はいますか?今すぐ殺してあげますが」

    カムクラ「そちらも、僕としても楽でいいので」

    左右田(!)

    左右田「お前ら、逃げろ!ここで俺が時間を稼ぐ!そのうちに逃げるんだ!」
  80. 80 : : 2015/02/11(水) 13:28:34
    九頭龍「テメェ!何言ってやがる!」

    左右田「走り回ってもこいつに追いつかれるぞ!」

    左右田「早く逃げるんだ!」

    カムクラ「なるほど…死にたいのは左右田和一ですか」

    ソニア「…左右田さん」

    左右田「なんですか?ソニアさん」

    ソニア「生きて、帰ってきてくださいね」

    左右田「…死亡フラグを立てるのはやめてください」

    左右田「どうせ、生きては帰ることはできないんですから」
  81. 81 : : 2015/02/11(水) 13:35:43
    七海「行こう、皆」

    小泉「何を言ってるの?」

    七海「…左右田くんのために、行こう」

    狛枝「どういう意味かな?」

    七海「左右田くんの分まで生きよう」

    七海「あの日向くんには、私たちみんなで戦っても無理だと思う」

    西園寺「七海おねぇ!何でそんなこと言えるの!」

    弐大「…ワシは七海に賛成じゃ」
  82. 82 : : 2015/02/11(水) 13:44:27
    西園寺「なんで!」

    弐大「マネージャーだからわかるのじゃよ」

    弐大「ヤツの構え、一切の無駄がない」

    弐大「戦いに慣れている」

    終里「極めつけは、あの"オーラ"ってわけか」

    終里「あいつはただの殺人鬼じゃねぇ」

    終里「殺って、殺って、殺りまくったやつのオーラだ」

    花村「で、でも、ぼくら全員なら!」
  83. 83 : : 2015/02/11(水) 13:52:06
    豚神「だめだ!」

    花村「ッ!」

    七海「逃げよう、皆」

    九頭龍「左右田、また、何処かで会おうぜ」

    左右田「地獄で会おうぜ」

    ダダダッ

    左右田「さて、邪魔者は消えたぜ?」

    カムクラ「お疲れ様でした。左右田和一」
  84. 84 : : 2015/02/11(水) 14:06:11
    ~数時間後~

    =五の島=

    -軍事施設-

    七海「モノケモノがいない…?」

    狛枝「皆!武器があるよ!」

    弐大「いつヤツが来ても良いように、銃を持っておけ!」

    豚神「監視カメラの視界に入らないところで待ち伏せしろ!」
  85. 85 : : 2015/02/11(水) 14:11:34
    (七海視点)

    七海(この部屋の隅…監視カメラからだと見えないはず!)サッ

    七海(ん?なんだろう、この紙切れ)

    「考えていることは丸わかりですよ?
     七海千秋 さん  カムクライズル」

    七海(!?)キョロキョロ

    七海(誰もいない?)

    七海「あぐっ」ビリビリ

    カムクラ「七海千秋 脱落」
  86. 86 : : 2015/02/11(水) 14:21:41
    (西園寺視点)

    西園寺「怖いよぉ…グス」ポロポロ

    小泉「大丈夫、大丈夫だから」

    罪木「ここ、どこですかぁ?」

    小泉「あ、ここの裏な監視カメラに見つからなさそうだよ!」

    罪木「あれ?なんですかぁ?この紙」ピラ

    「解りやすい三人組ですね
     西園寺日寄子 小泉真昼 罪木蜜柑 さん
               カムクライズル  」

    小泉「うぐっ!」ビリビリ

    罪木「小泉さあぐっ!」ビリビリ

    西園寺「!?ああっ!」ビリッ

    カムクラ「小泉真昼 西園寺日寄子 罪木蜜柑 脱落」
  87. 87 : : 2015/02/11(水) 14:34:50
    モノクマ「順調だねぇ…うぷぷ」

    カムクラ「行動は大体読めていますからね」

    カムクラ「監視カメラの助けもありますし」

    モノクマ「次は豚神と花村だよ?」

    カムクラ「場所は?」

    モノクマ「四の島のお化け屋敷だね」

    カムクラ「予想通りです」

    モノクマ「うぷぷ…行ってらっしゃい」

    カムクラ ダッ
  88. 88 : : 2015/02/11(水) 14:41:12
    今日はここまでです

    ~次回予告~
    脱落していく超高校級の者たち
    そして、日向のフリをしていたカムクラの狙いとは?

    次回「絶望の希望」

    ??「俺の才能?それは…」
  89. 89 : : 2015/02/13(金) 18:16:45
    =四の島=

    -お化け屋敷-

    豚神「ここらへんなら俺らでも隠れられるぞ!」

    花村「あんなに強い攻めは無理だよ~」

    豚神「ん?なんだこれは?」

    「逃げても無駄ですよ?
     十神白夜 花村輝々 」

    豚神「あがっ」ビリビリ

    花村「うぐっ」ビクンビクン

    カムクラ「十神白夜 花村輝々 脱落」
  90. 90 : : 2015/02/13(金) 18:20:43
    カムクラ「…」

    カムクラ「ふう」

    カムクラ「もう演技はいいかな」

    カムクラ?「始めようぜ、左右田」

    ポチ

    カムクラ?「ZETUBOU NO OWARIだ」

    左右田「ああ、終わらせようぜ」

    左右田「日向」

  91. 91 : : 2015/02/13(金) 18:27:43
    日向「いや、始めようぜ?」

    左右田「いや、お前がOWARIって言ったんだろ?」

    日向「いや、言葉の綾だよ」

    左右田「そうか」

    日向「とりあえず行こうぜ」

    左右田「おう」カチャ

    日向「なんだ今の音」

    左右田「何のことだ?」シラー
  92. 92 : : 2015/02/13(金) 18:30:37
    -ジャバオック公園-

    江ノ島「え?なにこれ?どういうこと?」

    日向「おっと、自己紹介がまだだったか?」

    日向「俺の名前は日向創だ」

    日向「俺の才能?それは…」

    日向「"超高校級の希望"だよ」

    江ノ島「嘘…でしょ?」

    日向「さぁ、江ノ島」

    日向「最終決戦だ」
  93. 93 : : 2015/02/13(金) 18:39:15
    -??のコテージ-

    花丸「ハッ」

    花丸「ここはどこ?僕は変態?」

    七海「あ、花丸君起きた?」

    花丸「皆、何を見ているんだい?」

    小泉「これだよ」ユビサシ

    花村「モニターかぁ…!?」
  94. 94 : : 2015/02/18(水) 17:47:28
    日向「おっと、忘れてた」

    日向「苗木、どうだ?」

    苗木『終わったよ、日向くん』

    江ノ島「な、なんなの!?」

    苗木『インターネットにつながっていた江ノ島アルターエゴの全破壊を確認したよ』

    江ノ島「!」

    苗木『それ以外のアルターエゴも破壊完了だよ』

    日向「了解だ」
  95. 95 : : 2015/02/18(水) 17:51:45
    日向「さて、江ノ島」

    日向「ついにお前一人だな」

    江ノ島「フフ…」

    江ノ島「アハハハハハハハハハハハハハハハ」

    江ノ島「最っ高!」

    江ノ島「こんな絶望始めてよ!」

    江ノ島「きっと、私の本物も最高の絶望を味わっていたんでしょうね!」

    江ノ島「でもね、もう手遅れだよ?うぷぷ…」
  96. 96 : : 2015/02/18(水) 17:54:11
    日向「どういう意味だ?」

    江ノ島「貴方の仲間でも見てみたら?」

    左右田「…!まさか」

    罪木「あ、ああ、」

    西園寺「う、あぐ、」

    田中「ぐ、ああ、」

    ソニア「あ、うぐ、」

    弐大「う、あぐ、」
  97. 97 : : 2015/02/18(水) 17:54:31







    「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」





  98. 98 : : 2015/02/18(水) 17:58:37
    狛枝「そうか!そうだったんだね!」

    罪木「江ノ島様ぁ」ハァハァ

    日向「クソ!何でこんな!」

    左右田「なんでこいつらがここにいるんだ!」

    七海「気が付いたらここにいたんだよ」

    左右田「先生の権限か!」

    日向「どうする左右田!」

    左右田「どうするって、やるしかないだろ!」
  99. 99 : : 2015/02/18(水) 18:01:37
    左右田「論破するしかない!」

    日向「ああ、そうだな!」

    七海「お供するよ!」

    左右田「銃を構えろ!」スチャ

    日向「了解!」スチャ

    七海「私はどうすればいいの?」

    左右田「七海はこれを使え!」

    七海「剣?」
  100. 100 : : 2015/02/18(水) 18:06:34
    左右田「そいつで切るんだ!」

    七海「よくわからないけど、わかったよ!」スチャ

    ※銃
     左右田「やっぱ、ソニアさんは高嶺の花だな」
     で登場する銃。肉体に触れると絶望を論破するコトダマを放つ。

    ※剣
     今作で初登場。肉体に触れると絶望を切る。
     学級裁判のナイフのやつみたいな感じ。
  101. 101 : : 2015/02/20(金) 17:36:42
    ※茶番です

    左右田「世の中にはレスが100行っても本人のモチベが上がらないSSがあるらしい」

    サイバー「ダレダロウナー」

    日向「世の中にはボッチでやることもないからSSを書いてるやつがいるらしい」

    サイバー「ダ、ダレナンダロウナー」

    ソニア「世の中には見る専なのに調子に乗ってSSを書いたやつがいるらしいですね」

    サイバー「…」

    田中「この世界には…」

    サイバー「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
  102. 102 : : 2015/02/21(土) 23:12:32
    応援してます
  103. 103 : : 2015/02/22(日) 16:49:15
    >>102
    ありがとうございます!
  104. 104 : : 2015/02/22(日) 16:55:54
    罪木「この世界に希望はないです…」

    罪木「絶望だけが私を救ってくれるんです…」

    罪木『どうせ、希望に私の居場所はないんですから』

    日向「それは違うぞ!」ダン!

    braek!

    日向「お前の居場所が無いなら、俺が作ってやる!」

    日向「だから、俺を信じろ!」

    日向「俺は、お前の味方だ!」
  105. 105 : : 2015/02/22(日) 17:01:51
    罪木「ひ、日向さん…」

    罪木「…信じて、いいんですか?」

    日向「ああ、信じてくれ」

    罪木「日向ざぁん」グス

    罪木「ごめんなさい、日向さん」グス

    罪木「日向さんに、いっぱい助けてもらってたのに…」

    罪木「ここに来る前、やさしくしてもらってたのに…」

    日向「大丈夫だ、罪木。俺はお前を信じる」

    罪木「日向さん…」
  106. 106 : : 2015/02/22(日) 17:09:40
    田中「フハハハハ!」

    田中「この世に希望などいらぬ!」

    田中「俺様には絶望だけで十分だ!」

    田中『俺様を望む人間もいないのだからなぁ!』

    左右田「何寝ぼけた事言ってんだオメーは!」

    braek!

    左右田「オメーを望む人間がいねぇ?そんなことがあるわけねぇだろ!」

    左右田「ソニアさんはお前を望んでただろうが!」

    左右田「お前は、俺らに必要なんだよ!」
  107. 107 : : 2015/02/22(日) 17:15:05
    左右田「そして、お前の理解者を見てみろよ」

    田中「理解者?」

    左右田「お前のことを、一番知っているやつだよ!」

    ハムスターズ「チュウ…」

    田中「破壊神暗黒四天王…」

    左右田「そいつらは、お前の絶望なんて望んでないだろ!」

    田中「…フ、フフフ」

    田中「ハハハハハハハ!」
  108. 108 : : 2015/02/22(日) 17:19:57
    田中「まさかこんなことになるとはな!」

    田中「この俺様が絶望に屈するとはな!」

    田中「俺様は制圧せし氷の覇王だ!」

    田中「絶望するわけが無かろう!」

    左右田「良かったぜ、それでこそお前だよ、田中」

    田中「さあ、終焉なる宴の始まりだ!」
  109. 109 : : 2015/02/22(日) 17:40:20
    西園寺「もう嫌だ || よこんなの!」

    西園寺「なんで私 || がこんな目に合わないといけないの!」

    西園寺「皆変わっ || ちゃった!」

    西園寺「小泉おね || ぇも、ゲロブタも、皆!」

    西園寺『どうせ | | 誰も助けてくれないんだ!』
           | |
           | /

    七海「そんなこと言わないで!」ザン!

    braek!

    七海「西園寺さん、きみが諦めてどうするの?」

    七海「小泉さんや、罪木さんが絶望してるんだったら、きみが希望になればいいんだよ」

    七海「西園寺さんは、それができるような希望を持ってるよ」
  110. 110 : : 2015/02/22(日) 17:48:10
    西園寺「わたしが、希望に?」

    西園寺「そんなこと、わたしにできるのかな」

    七海「きっとできるよ」

    七海「だって西園寺さんは、"超高校級の日本舞踊家"でしょ?」

    七海「希望の象徴である西園寺さんなら、きっとできるよ」

    西園寺「…そっか」

    西園寺「わたしも、希望になれるんだ」

    西園寺「ありがとう、七海おねぇ。おかげで、がんばれそうな気がする」
  111. 111 : : 2015/02/22(日) 17:55:35
    狛枝「君たちには本当にがっかりだよ」

    狛枝「君たちが絶望だったなんて…」

    狛枝『初めから君たちは希望になんてなれなかったんだね』

    日向「それは違う!」ダダダダダダダダダダダダン!

    braek!

    狛枝「あばばばばばばばば」

    日向「狛枝、俺らは最初から希望だっただろ?」ダダダダダダダダダ

    狛枝「痛い痛い痛い痛い痛い痛い!」
  112. 112 : : 2015/02/22(日) 17:58:51
    日向「ごめん、これフルオートだった」タマギレ

    狛枝「(´・ω・`)」

    日向「話を戻すが、お前が一番望んでいたものはなんだ?」リロード

    狛枝「"希望"」

    日向「だったら、俺らは何の象徴だ?」

    狛枝「"希望"」

    日向「だったらお前はなんだ?」

    狛枝「"幸運"」

    日向 ダン!
  113. 113 : : 2015/02/22(日) 18:02:35
    日向「違うだろ?狛枝」

    日向「お前も、俺たちと同じ""希望"だ」

    日向「俺らは、仲間だろう?」

    狛枝「日向クン!」

    日向「お前は、これからも希望を望み続けろ」

    日向「お前は、希望に希望していろ」

    狛枝「…ありがとう」

    狛枝「キミのおかげで、また希望を愛せそうだよ」
  114. 114 : : 2015/02/22(日) 18:05:13
    本日はここまで
    ちなみに狛枝君への銃弾はすべて口の中に打ち込んでます
    痛そう(小並感)
  115. 115 : : 2015/02/23(月) 16:25:42
    ソニア「この絶望に包まれるような感覚…」

    ソニア「これこそわたくしが望んだもの…」

    ソニア「これが欲しかったのです!」

    ソニア『希望を持ったとしても、もっと大きな絶望になるだけ…』

    左右田「それは間違っています!」ダン!

    braek!

    左右田「希望が大きな絶望になるんだったら、もっと大きな希望になればいい!」

    左右田「絶望に負けないような希望になればいいんです!」

    左右田「そうすれば「聞きたくありません!」
  116. 116 : : 2015/02/23(月) 16:30:39
    ソニア「そんなのただの希望論です!」

    ソニア「一度絶望に負けたわたくしたちは、勝てるわけがないんです!」

    ソニア「大きな希望を持っても、もっと大きな絶望に壊される!」

    ソニア「そんなのもう嫌なんです!」

    ソニア「もう絶望することがないような場所にいさせてくださいよ!」

    ソニア「今はわたくしも絶望していません!」

    ソニア「でも、希望を持てばすぐに絶望する!」

    ソニア「そんなのもう嫌なんです!」

    ソニア「絶望なんて「それはただ逃げているだけです!」
  117. 117 : : 2015/02/23(月) 16:36:19
    左右田「ソニアさんはそれでいいんですか!」

    左右田「絶望に負けたままで!」

    左右田「絶望から逃げたままで!」

    左右田「ノヴォセリック王国の王女が、絶望に負けたままでいいんですか!」

    ソニア「!」

    左右田「貴方の国民たちはどうなるんですか!」

    左右田「貴方が愛した民には、まだ希望をもって、絶望と戦っている人もいるでしょう!」

    左右田「なのに、貴方が絶望に負けてどうするするんですか!」
  118. 118 : : 2015/02/23(月) 16:38:24
    ソニア「そう、ですね」

    ソニア「国民のためにも、私は戦わなくてはいけないんですよね」

    ソニア「私は、立ち上がります」

    ソニア「もう、絶望には負けません!」

    左右田「ソニアさん!」

    ソニア「ありがとうございます、左右田さん」
  119. 119 : : 2015/02/23(月) 16:40:14
    気が付いたら左右田とソニアのパートが長くなっていました
    ソニアサンド好きスギィ!
  120. 120 : : 2015/03/06(金) 15:47:45
    弐大『ワシ||は』

    七海「ごめん空気読んで」

    braek!(心が)

    左右田「ここに居ねぇ奴らは!?」

    日向「この島の中にいるはずだ!」

    七海「手分けして探そう!」

    狛枝「ボクたちはどうするの?」

    日向「江ノ島を探せ!あいつは今、動けなくなっているはずだ!」
  121. 121 : : 2015/03/06(金) 15:52:17
    -未来機関-

    アルターエゴ『江ノ島アルターエゴ、一体を残して殲滅完了だよ!』

    苗木「プログラムの中にいるのは?」

    アルターエゴ『日向くんに頼まれた通り、何もできない状態にしておいたよ!』

    苗木「ありがとう!」

    苗木『えーっと、聞こえる?皆』

    日向「聞こえてるぞ~」

    苗木『問題ないみたいだね』
  122. 122 : : 2015/03/06(金) 15:56:51
    苗木『これから、作戦会議を始めるよ』

    苗木『江ノ島アルターエゴには聞こえないようになってるはずだよ!』

    苗木『ええっと、これからみんなにやってもらうのは…』ペラペラ

    ~数分後~

    苗木『では、作戦を開始するよ!』

    日向「了解だ!」

    日向「総員!配置につけ!」

    左右田「イエス!サー!」
  123. 123 : : 2015/03/06(金) 16:03:21
    -日向のコテージ前-

    日向「苗木の協力により、残りが全員ここにいることが分かった!」

    左右田「武器を持て!」E:RPG-7

    七海「うん!」E:P-50

    弐大『了解じゃ!』E:T-40(戦車)

    狛枝「いつでも行けるよ!」E:AK-47

    罪木「だ、大丈夫ですぅ…」E:ロケラン

    ソニア「まだですか?まだですか?」ソワソワ E:火炎放射器
  124. 124 : : 2015/03/06(金) 16:09:14
    田中「あと5秒待ってくれ!」魔方陣カキカキ

    西園寺「まだ?」E:M16アサルトライフル

    日向「行くぞ!」E:AA-12

    弐大 ダン!

    ヒュン!

    ドゴン!

    日向「突入!」ズダダダダ

    ダダダダダダダダダダダダダダ
  125. 125 : : 2015/03/06(金) 16:12:33
    弐大『装填完了!』

    日向「部屋の外に逃げろ!」ダダダダダ

    左右田「完了!」ダン!

    弐大 ズドン!

    日向「待て、煙が晴れるぞ!」



    七海「まだだれか残っているか?」

    左右田「死体(気絶)だけです」
  126. 126 : : 2015/03/08(日) 09:57:24
    日向「江ノ島のところに急ぐぞ!」

    -???-

    江ノ島「なにこれ!絶望的ィ!」タタタッ

    江ノ島「なんでカムクラが日向に戻ってるの?」タタタッ

    江ノ島「この絶望をじっくり味わうのもいいけど…」タタタッ

    江ノ島「それは死ぬ!」タタタッ

    江ノ島「負けるわけには行けない!」タタタッ

    江ノ島「私様が勝つ…」ダッ
  127. 127 : : 2015/03/15(日) 09:12:27
    江ノ島「何も見えない!」ゴン!

    江ノ島「いて"ぇ!」ヒリヒリ

    江ノ島「なんだ今の?」オデコイタイ

    日向「よう、江ノ島」ダイジョウブ?

    江ノ島「日向!?」ダイジョウブ

    左右田「動くな、手を上げろ!」カチャ

    江ノ島「え?え?」スッ

    左右田 ダン!
  128. 128 : : 2015/03/17(火) 16:39:11
    「動くなといっただろう?」
    左右田は、笑いながらそう言った。
    左右田の放った銃弾は、江ノ島の頭を貫いた。
    江ノ島は、痙攣をした後、動かなくなった。
    ――これで、よかったのだろうか?
    その答え合わせは、俺にはできない。
    だから、俺はせめて、これがよかったと思いたい。
    「未来機関、見えてるか?」
    「皆、大丈夫!?」
    聞き覚えのある声だ。おそらく、苗木だろう。
    七海がそれに返す。
    「皆、けがはないみたい」
    「それは良かったわ」
    今度は霧切のようだ。
  129. 129 : : 2015/03/17(火) 16:46:03
    「ほかの78期生はそこにいるのか?」
    苗木や、霧切がいるんだったら、ほかのやつらがいてもおかしくないと思った。
    「安心しな!俺たち全員いるべ!」
    「やっとひと仕事終わったから、ドーナツ食べに行かない?」
    「何を言っている。まだ事後処理が残っているだろうが」
    生存者たちは、皆、そこにいるようだ。
    「元気そうで何よりだ」
    そんなことを言いながら、これからどうするべきか考える。
    「苗木、そろそろここから出してくれないか?」
    俺は、何も見えないところに聞いた。現実なら、何も聞こえないはずだが、空から声が聞こえてくる。
    「大丈夫だけど、作戦通りにはいかなかったよ」
    「…どこまで消せた?」
    「――何も消えなかった」
  130. 130 : : 2015/03/17(火) 17:10:08
    「は?」
    俺は、アホみたいな声を出した。
    こんな声、俺の口からよく出たな。
    「正確には、記憶は消せなかっただけで、本来の作戦は成功してるよ」
    本来の作戦。俺が"殺人鬼"を演じた理由。
    ――新世界プログラムのやり直し。
    苗木たちと、俺たちで作り上げた作戦。
    俺たちの"才能"で、作り上げた作戦。
    予定が狂い、調子が狂い、俺は狂った真似をした。
    そんな中でも、ここは予定道理の狂い方だった。
    『コロシアイを、一度なかったことにすればいいんじゃないかな』
    苗木のそんな言葉で、この作戦は作られた。
    プログラムの再起動。新世界プログラム起動時のバックアップを元に、もう一度コロシアイを始めた。
  131. 131 : : 2015/03/17(火) 17:24:50
    江ノ島アルターエゴは、すでにバックアップにも潜んでいた、
    だが、プログラムに細工をしていなかった。
    そして俺らは、再びここに来たのだ。
    想定外だったのは、俺以外、何も覚えていなかったところだ。
    だから、俺だけがやった。
    左右田だけは途中で思い出したが、残りは無理だった。
    その結果がこれだ。
    一応は、作戦成功だ。
    だが、"アレ"が残ってしまうのは、少しキツイな。
    "アレ"とは何か。
    ――コロシアイの記憶だ。
    できれば、これは消しておきたかった。
    だが、無理だったようだ。
    それでも、作戦は遂行できた。
    それだけは、素直に喜ぼう。
  132. 132 : : 2015/03/18(水) 16:14:14
    だが、まだやるべきことがある。
    「さて、仕上げをしようか。左右田」
    俺はそういうと、AA-12のモードを変えた。
    「…了解だ」
    左右田は、RPG-7を構えてそう言った。
    俺が、やらなければならないこと。
    …始めようか。
    「殺れ!」
    言った瞬間、近くの戦車が爆発した。
    それを確認したのち、俺は高さの違う"的"たちにたまを打ち込む。
    正確なヘッドショット。アイツの才能があるからこそできる人間離れした技。
    一回分打ち込み、周りを見た。そこには
    ――赤く染まった、ナニカがあった。
    まだ、いるはずだ。
  133. 133 : : 2015/03/18(水) 16:25:26


    あいつらがいるとしたら、ここだろう。
    俺のコテージ。おそらく、ここにいる時間はあまりなかった。
    狛枝や九頭龍の事件を止める必要があったからな。
    鍵を開け、扉をあけ放った。
    「この距離なら、近接武器のほうが速い」
    竹刀が、俺に振り落とされる。
    瞬間、辺古山の首から血が噴き出す。
    「ああ、確かに早いな」
    そういって、赤く染まった小刀を壁に刺した。
    それと同時に、左右田が一発撃ち込む。
    爆風の中、こちらに走ってくる影が一つ。
    誰かはわかる。九頭龍だろう。
    その影に向かって、刺した小刀を投げた。
  134. 134 : : 2015/03/18(水) 16:37:58
    辺古山と同じところに刺さり、後ろに飛んだ。
    煙が晴れると、倒れた九頭龍。
    それを遠目に見て、俺と左右田は外に出た。
    それと同時に、何かがぶつかった音。
    しばらくして、もう一度ドアを開ける。
    両側にある大きな穴。
    赤く染まったカーペット。
    俺から見て、左の方向の穴を下方向に見る。
    懐かしいジェットコースター。
    これで全員だ。
    「作戦完了。これより帰還します」
    さあ、帰ろうか。
  135. 135 : : 2015/03/18(水) 16:38:26






    「「リンクアウト」」




  136. 136 : : 2015/03/22(日) 17:19:29


    意識が戻りかけていた。
    聞こえてくるのは、泣き叫ぶ声。
    一週目に、救えなかった声。
    誰もが、覚えている声。
    二週目を覚えているのは、誰だったか。
    確か、思い出した奴だけだ。
    ――俺と、左右田
    それだけだ。
    それ以外は、"俺たち"が殺した。
    "クロ"も、"シロ"も、みんな殺してしまった。
    これで、皆帰れる。
    二週目は、だれも覚えていないんだ。
  137. 137 : : 2015/03/22(日) 17:24:21
    目を開けると、異世界だった――
    そんなことはない。
    ただ、外の風景は、緑色だった。
    俺は、迷わずカプセルを開けた。
    それと同時に、もう一つカプセルが開く。
    そこを見ると、左右田がいた。
    悲しい目をしていた。
    「よう、左右田」
    「よう、日向」
    当たり障りのない会話。
    できるだけ、自然に。
    俺等だけは、覚えているから。
  138. 138 : : 2015/03/22(日) 17:35:32
    「ごめんなざい、西園寺ざん、澪田ざん…」
    罪木が、泣きながらそう言った。
    一週目のことは、皆覚えている。
    "クロ"に残るのは、罪悪感。
    "シロ"がするのは、クロの慰め。
    そうして時間は過ぎてゆく。
    しかし、突然、誰かが手を鳴らす。
    「えぇっと、先輩方、説明すべきことがあるので、静かにしてください」
    苗木がそういうと、扉から五人入ってきた。
    78期生の奴らだ。
    苗木達が部屋に入ってくる。
    苗木が俺の横を通る時、静かに耳打ちをする。
    「作戦通り、お願い」
    苗木は、泣きそうな顔をしていた。
  139. 139 : : 2015/03/22(日) 17:44:51
    俺はとりあえず、左右田のところに向かった。
    左右田の近くまで行くと、左右田が小さな声で言った。
    「…これで、よかったんだよな?」
    俺はそれに、こう答える。
    「ああ、きっとよかったんだ」
    ――この"嘘"が、ばれるのはいつだろうか?
    きっと、いつか嘘はばれる。
    誰かがボロを出し、誰かが追及する。
    だからこそ、俺は隠す。
    隠して、無くそうとする。
    けれど、なくならない。
  140. 140 : : 2015/03/22(日) 17:51:13
    失い
    探し
    見つけ
    壊し
    無くし
    嘘をつき
    隠し
    見せず
    見られず

    これが全てのストーリー。
    こうして、この物語は幕を閉じる。
    いや、閉じてくれ。
    もう、嫌なんだ
  141. 141 : : 2015/03/22(日) 17:53:09
    はい、第一部終了です!
    見てくださった方々、ありがとうございました!
    第二部は、キチガイ版も終わってからです!
    では、お疲れ様でした。
  142. 142 : : 2015/04/29(水) 20:13:14
    お疲れ様でした!
  143. 143 : : 2015/05/01(金) 19:25:17
    >>142 さん

    ありがとうございます!次回作もゆっくりと期待せずにお願いしますw
  144. 144 : : 2023/07/07(金) 15:00:57
    http://www.ssnote.net/archives/90995
    ●トロのフリーアカウント(^ω^)●
    http://www.ssnote.net/archives/90991
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
    http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
    2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
    sex_shitai
    toyama3190

    oppai_jirou
    catlinlove

    sukebe_erotarou
    errenlove

    cherryboy
    momoyamanaoki
    16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ちょっと時間あったから3つだけ作った

    unko_chinchin
    shoheikingdom

    mikasatosex
    unko

    pantie_ero_sex
    unko

    http://www.ssnote.net/archives/90992
    アカウントの譲渡について
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654

    36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
    理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな

    22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
    以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。

    46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね

    52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
    一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑

    89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
    noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ

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