好きの気持ちを伝える方法その2
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- 1 : 2015/01/13(火) 18:43:16 :
- ユミル「前回はダメだった.....今回こそは!!」
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- 2 : 2015/01/13(火) 18:50:05 :
- 前に私は大好きなエレンに素直に好きって言う事を試みた
けど
失敗だった
恥ずかしいからな
だから今回は新しく作戦を考えてみた!
「名付けて!月が綺麗ですね!作戦!」
今日の学問で習ったとこだし、これならエレンも気付いてくれる!
私は出来る限り不自然にならないよう何度も何度も言葉を練習して、呼び出したエレンの所に向かった
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- 3 : 2015/01/13(火) 20:42:36 :
- 「おせーよ!寒いし....」
私が声を掛けるより先にエレンは鼻を赤くさせながら私にそう言ってきた
待ち合わせよりは少しはやいんだけどな...こういう変なところでちゃんとしてんだよな
ユミル「あーわりーわりー便所行ってたわ」
違う!こんな下品な事言いたいんじゃない!!
エレン「なんだなら仕方ないな。で?なんか用だったのか?」
ユミル「つ、月が!綺麗だな!!」
言ったー!!!!ちょっと詰まったけど...これならエレンも....
エレン「何言ってんだ?」
ユミル「....いや、だから月が綺麗だなって!」
エレン「あのなぁユミル....今日は雨だぞ」
えっ
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- 4 : 2015/01/13(火) 20:46:35 :
- 期待してます♪
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- 5 : 2015/01/13(火) 22:48:01 :
- 私はエレンに返事をする事なく窓の外を見た
雨...というよりはまだくもりに近い空が広がってる。
星や月なんて見えない....
ユミル「いや、あのほら....」
自分でも顔が真っ赤になっていく事がわかるくらいに熱い
ユミル「み、みるな!こっちみんな!」
そういって私はエレンに背を向けた
エレン「あのなぁ...」
エレンが呆れた声で呟いた...私泣きそう
エレン「まぁいいや。そっち向いたままで良いから聞けよ」
私は頷く事しか出来なかった
エレン「あなたと見る景色は月でも雨でもたとえ何もなくても、隣にあなたがいれば私には特別です」
ユミル「えっ」
言葉を発する間もなくわたしの頭の上には重みが...
その重みはやけに暖かくて、私の頭の形をなぞりながら優しく上下に動いた
エレンの手...あったかい....
じゃない!こんなところ!
ユミル「エr....!!!」
振り返ると目の前にエレンの顔が
それはそれは近くて私の唇とエレンの唇が重なるくらい近い距離だった
そっかそっか頭撫でれるくらいの距離ならそうなるよな!
えええぇぇぇぇぇ!!!!?
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- 6 : 2015/01/14(水) 10:01:00 :
- エレン…あざといな
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