このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
仁「1人でらーぶらーぶ修学旅行?」
-
- 1 : 2015/01/11(日) 03:20:32 :
- 短めです。
キャラ崩壊とネタバレがあります
先に言っておきます。
『ごめんなさい』
前回
本格推理物
http://www.ssnote.net/archives/11129
-
- 2 : 2015/01/11(日) 03:23:14 :
ウサミ「はい!そうでちゅよ」
仁「……また1人か…」
ウサミ「1人じゃないでちゅ!」
仁「え?」
ウサミ「あっ………、あ、あちしがいまちゅ!」
仁「何が目的なんだ?」
ウサミ「本来は、らーぶらーぶしてもらうためなんでちゅ…」
仁「1人でらーぶらーぶか…虚しいな、響子とらぶらぶしたい…」
ウサミ「変態でちゅ!」
-
- 3 : 2015/01/11(日) 03:25:58 :
仁「ん?本来は…というと、どういうことだ?」
ウサミ「本来はここに15人来るはずなんでちたが…手違いでちゅかね」
仁「そう言えば目覚めたらここに居たな、ここはどこなんだい?」
ウサミ「はわわっ!それは言えないんでちゅ~!」ピュー!
仁「待て!!」ガシッ
ウサミ「ほわっ?!」
仁「さっきの発言…何か知ってるようだね逃がさないよ」
ウサミ「力に訴えまちゅか!それなら先生容赦しまちぇんよ」
仁「教師か…私は学園長だが?」
ウサミ「権力!!…でちゅが、男1人、本気のあちしが負けるわけ…!!」
仁「くくく…」
ウサミ「?」
仁「ククっくく…あはハハはははははハハハははッ!!!──ゴホッゴホッ」
ウサミ「むせたでちゅ…」
仁「ウェイウェイウェイ…いつ私が1人だと思っていた?」
ウサミ「…それはどういうことでちゅか?」
仁「見れば分かるよ。パラリラッパラーこびんー(ダミ声)」つ(小瓶
ウサミ「小瓶を取り出して何を…」
仁「こうするんだよ」キュポン
たらーーっ
ウサミ「こぼしてまちゅっ!」
仁「まあ、見てなさい…」
にょきっ
ウサミ「!?」
仁「へっへっへ、地球の土は良いな…よく育つぜェ」
にょきにょき
ウサミ「地面から……人の顔が!!!」アワワ
にょきにょきにょきにょき!!!
ウサミ「ほわっ!!!これは!!!」
仁2「…今回も響子は居ないのか」
仁3「苗木君ペロペロ」
仁4「あっ!私の前の仁、突然変異だ!!」
仁5「キィーー!」
仁6「ギィギィ!」
仁7「頭ぶっ飛んだ奴が二名いまーす!」
仁8「全裸の奴がここにいまーす!」
仁9「いや、地面から出てきたから皆全裸だろ」
仁10「全裸の私達…地獄絵図だ」オロロ
仁11「こまるたんhshs…」
仁12「ロリコンじゃないもん!響子が好きなだけなんだもん!!/////」
仁13「俺の後ろに立つな…命が惜しくばな」
仁14「どっかの殺し屋みたいな凛々しさだな」
仁15「やったね響子家族がふえるよ」
仁16「おいバカやめろ!」
仁「よし、皆無事に生えたな」ホッ
ウサミ「サイ○イマンでちゅかぁっ!?」
-
- 4 : 2015/01/11(日) 04:01:15 :
仁「これで私は一人じゃない!!」キリッ
ウサミ(なんでどや顔…)
仁2~16「「「そうだ!……それはそうと今さらだが私。うみ出してくれたこと感謝する」」」スッポンポン
仁「……あ」
仁2~16「「「……どうした?」」」スッポンポン
『スッポンポン』
仁「うわぁぁあぁ!!」
ウサミ「ほえ!?どうしたんでちゅか!?いきなり叫んで」
仁「全裸の私がッ!!」
ウサミ「それは分かりきってたことでちょ!」
ウサミ「…それに…あちしみたいなか弱い女の子か叫ぶならともかく、自分と同じおじさんの裸体で叫ぶのはおかしい気が…」
仁「私たちのアニメ化が遠退く…」
ウサミ「アニメ化なんてしまちぇん!!アンタ何を言ってるでちゅかぁ!!」
全部の仁「「「そ、そんな!!」」」
ウサミ「あんたら頭可笑しいんじゃないんでちゅかぁ!?」
仁「とりあえず、何か服は無いか?流石に放送コードが危ないから………それにほら、設定でエログロ有りにしないといけなくなるだろ?」
ウサミ「まだ言ってるんでちゅか、それに同じ顔のおじさんが地面から生えてくる時点でグロでちゅ…トラウマでちゅ…」
仁「ハンサムだろぅ?」
ウサミ「古いでちゅ。それとちょっと違うでちゅ…」
ウサミ「それと服なら今ある分はその木の影に…」
仁2「あっ、ホントだ!」ダッ
ガサゴソガサゴソ
仁3「あっ、これ水着だぞ!」
仁8「ひゃっほい!目の前海だし、早速着ようぜ!」
ウサミ「外での着替えはだめでちゅ!!」
仁14「着“替え”じゃない。着るんだ…何故ならもともと全裸だからな!はい論破☆」
ウサミ「!?」
仁「仲間外れ嫌だから私も着替えて良い?」
ウサミ「……特別でちゅよ…」
仁「あ…ありがとう///」
ウサミ「!?!?」
-
- 5 : 2015/01/11(日) 04:02:23 :
仁10「さあ、着替えも終わったし、可愛い響子を探しに行くぞ!!」
ウサミ「居ないでちゅ!」
仁9「そうだ!可愛くない響子など居ない」
ウサミ「そういう意味じゃないでちゅ!」
仁5「あれ?そういえば他の仁は?」
仁7「お前普通に喋れたんだな…、そういえば居ないな」
木の影『ワイワイガヤガヤ』
仁7「………いや奥の木の影で着替えてみたいだな」
仁5「だな」
木の影『』ダッ!
仁「おや、出てきたみたいだな」
仁12「ごめーん待ったー?」←女性用スク水着用
他の仁&ウサミ「「!!」」ザワッ
仁4「待たせちゃってごめーん、この子が恥ずかしいって言い出しちゃって」←女性用スク水着用
仁6「ギィギィー!ギィギィギィー!!////」←女性用スク水着用
仁16「もう!仁ったら恥ずかしがりやさんなんだからぁ!」←女性用スク水着用
仁11「あっ、ちょっと男子!そんなにジロジロ見ないでよ…エッチ」←女性用スク水着用
仁15「本当に嫌よね、胸とか足見てるバレバレ」←女性用スク水
仁13「俺の後ろに立つな…お尻見られるの恥ずかしいから/////」←女性用スク水着用
←女性用スク水着用
←女性用スク水着用
←女性用スク水着用
他の仁&ウサミ「「「「うわぁぁあぁぁあぁああああああ!!!!」」」」
-
- 6 : 2015/01/11(日) 06:49:07 :
- お腹痛いwwww
期待です!
-
- 7 : 2015/01/11(日) 19:16:05 :
- >>6
ありがとうございます!(笑)
他の仁&ウサミ「「「「」」」」ブクブク.。o○
女装仁'S「「「「ほんっと、男子なのに情けないんだから!」」」」←女性用水着着用
【物陰】
モノクマ「………………何これ」
モノクマ「え、ホント何これ……何コレクション?おっさんコレクションなの?仁これ?」
タッタッタッ!
モノクマ「ん?」
仁11「せーの」
女装仁'S「「「新春キャンペーン実施中!」」」
モノクマ「!?」
仁16「霧切仁です」
仁12「仁(はぁと」
仁15「じんー」
仁4「仁ですぅ」
仁13「霧切仁」
仁6「ギィギィーギギィギィーギギギィー!」
仁11「ガールフレンド(仁)はア○ーバで!検索検索!!」
モノクマ「ガール一人もいねぇじゃねえかぁああああ!!!」
-
- 8 : 2015/01/11(日) 19:17:11 :
モノクマ「はぁ…はぁ、久しぶりの出番で大きな声だしたから疲れちゃったよ…」
仁13「大丈夫か?」←女性用水着着用
仁4「あまり無理するんじゃないぞ」←女性用水着着用
モノクマ「いや、明らかにオマエラのせいだよ!」
仁12「そんな…私たちのせいなんて…」グスッ←女性用水着着用
仁16「あっ、仁ちゃん泣いちゃったじゃーん謝んなよ男子ぃ」←女性用水着着用
モノクマ「何これ凄くウザイ!!見た目がおっさんだけに尚のことだよ!!!」
仁12「ふぇえぇん」ポロポロ←女性用水着着用
モノクマ「ああ、もう!!ボクが替えの衣服用意したから早く着替えて!!」
仁11「おお、そうか済まないな」
モノクマ「いやいや、用意したのはボクのためでもあるからねぇ」ニヤニヤ
ガサゴソ!
仁13「ええ!?これって男物のスーツ?」
仁15「そうみたいだね。でも良いかも!一度こういうの着てみたかったんだ!」
仁4「それぇ凄く分かるぅ」
モノクマ(いつも着てただろ!)
モノクマ「ウププ、さあさあ、着替えて着替えて」ニッコリ
女装仁'S「「「後ろ向いててね!」」」
モノクマ「見ないから早く着替えろ!」クルッ
女装仁'S「「「全く……」」」ヌギヌギゴソゴソ
モノクマ「うぷぷ…」
仁4「どうしたの??」
モノクマ「うぷぷぷぷぷ………着替えたね?外で着替えちゃったね?校則違反だよ!」
仁6「なッ!お前が着替えるように言ったんでしょ!」
モノクマ「うん。でも“ここで”とは言ってないんだよねぇ」
仁6「!!」
モノクマ「それじゃあ、纏めて殺っちゃいましょう!!助けてーグングニルの槍ィー!!」
ーーーーーーーーー
-
- 9 : 2015/01/11(日) 19:18:30 :
ーーーーーーーーー
仁「ん…んん…」ムクリッ
仁(待て、目を開けるな私。下手をしたらまた泡を吐くことになるぞ私)
仁(まずは楽しいことを想像するんだ。周りには響子が沢山いるんだ)
仁(黒のドレスでも良いけれど、赤いドレスも良いな。それで私のことを見つめて…パパって上目使いで言うんだ)
仁「良いねェ良いねェ最ッ高だねェ!!!!」パチッ!
その時は私は見てしまった
仁「……………………え?」
モノミ「モノクマ…何て外道な手を…」グッ
いや、何故気付かなかったのだろう
磯よりも遥かに鼻につく…血の臭いに
仁「血………嘘だろ?……何でだ…」
そう、私が見たものは…
仁「何で、…何で五人もの仁がチミドロフィーバーしてるんだ!」
チミドロフィーバーしている私だった…
モノミ(…何故か分からないんでちゅが、緊迫感が全くないでちゅ)
-
- 10 : 2015/01/11(日) 22:09:08 :
仁「……そういえば君は何者だ」
モノミ「あちし…さっきまでウサミだったんでちゅが、モノクマに名前もステッキも権限さえも奪われまちた…」
仁「……そうか。(イミワカンナイ!)」
仁「それで他の仁はどうした?」
モノミ「きっと、混乱に紛れて逃げ出したんでちょうかね(他の仁…言い方)」
仁「奴は私たちを殺す気なのか?いや、まさか…コロシアイを!!」
モノミ「そんなことさせまちぇん!あちしは教師でちゅから皆さんを守るでちゅ!」
仁「モノミ…………私、学園長」
モノミ「あちゃあ、二回目でちた!」テヘ
仁「全く。お騒がせな奴だな」ハハッ
仁(守るか、ふふっ…ってあれ何で私…。アイツのことなんか全然好きじゃないのに)ドキドキ
仁「と、いう冗談はともかく、他の仁を探そう」
モノミ「そうでちゅね」
ザッザッザ
仁
レベル39
HP1006 MP205
E.希望のスクール水着
スキル
・愛があれば娘でも関係ないよね
・最近苗木君の妹も良いなって思ってる
・????
・????
・????
・????
【ワンポイント】
流石私、ハンサム
モノミ「何か始まったよ!!そしてツッコみ所が多すぎるよ!!!」
仁「武器や防具はちゃんと装備したか?持ってるだけじゃ何も意味ないからな」
モノミ「装備がスクール水着だけのおっさんの台詞でちゅか!?」
仁「装備おむつのウサギが何を言ってるんだ!!」カッ!!
モノミ「ご、ごめんなちゃ~いッ!!」
仁「分かればよろしい」
モノミ「しくしく…」
ナレーター『こうして、仁の旅は続くのであった』
ザッザッザ…
-
- 11 : 2015/01/12(月) 17:23:42 :
ーーーーーーーーーー
【モニター室】
モノクマ「うぷぷ、バカな中年男性が中二みたいな遊びしてる間にボクはボクを量産しちゃうよ。アイツらを始末して…私様を……絶望を甦られるために!!」
ドゴーーン!!
ボウボウ!!モクモク!!
モノクマ「何と!?工場が炎上してる!!(何だあの擬音)」
仁?「───。」
仁??「────。」
モノクマ「んん?あの女性用スクール水着は…!…うぷぷ死に損ないの哀れな抵抗だね!!」
-
- 12 : 2015/01/12(月) 17:24:39 :
【工場前】
派手に燃えモクモクと煙をあげ続ける工場の前に仁たちは居た
仁4「アイツらの仇…少しだけ果たせたな」
仁15「まだ終わりじゃない。気を抜くなよ」
モノクマ「いいや、君達の復讐はここで終わりだよ!」ボヨヨーン
仁15「…やっとお出ましか」
モノクマ「直ぐに君たち殺して帰るんだけどね!!いけ!グングニルの槍」
ヒュンヒュン!
仁15「なっ!?」
不意をついた完璧な一撃
グサグサ!!
その槍は無惨にも仁を貫いた──
モノクマ「ふぅ…呆気ないねぇ」
仁15「フッ…誰が呆気ないって?」
───はずだった
-
- 13 : 2015/01/12(月) 17:28:55 :
モノクマ「!!…あれ?確かに当たったはずだよ?」
仁15「残像だ」
モノクマ「うぷぷ…マジ?」
仁15「マジだ。あれからどれだけの時間が経ったと思っている?」
モノクマ(せいぜい数時間…)
モノクマ「なるほどね。おっさんも進化するってことなんだね」
仁15「ああ」
その時モノクマは目にした…
仁4「うう…。い…痛い」ボロボロ
槍で身体を貫かれた仁を!
モノクマ「って、嘘ついてんじゃねぇよ!!」
仁15「おいおい、中の人出てるぞ。絶望少女さん」
モノクマ「…中の人?何のこと?ボクの中にあるのは綿だけだよ?」
仁15「……言ってろ」
モノクマ「はあ、大人しく君たちもグングニルの餌になろうよ……愚かな中年男性のようにね!!」
仁4「愚かな中年男性?……キリギリのことか………キリギリのことかぁーー!!!」
ゴゴコゴゴゴゴゴッ!!!!!!!
仁4は激しく怒った。その怒りで大気は震え、陸は裂け
そして身体中から血を吹き出し、仁4はその生涯を終えた
仁4「」チーン
仁15「じ、仁4ーーー!!!!!」
-
- 14 : 2015/01/12(月) 23:52:38 :
- 修学旅行編も書いたんですかww
期待です!
-
- 15 : 2015/01/14(水) 23:14:49 :
- >>14
ありがとうございます!修学旅行です!
自分で何を書いてるのか分からなくなってきてます!(笑)
-
- 16 : 2015/01/14(水) 23:17:52 :
一方…
【工場物陰】
七海「…どういうことなのかなぁ。分からないことが多すぎるよ」
七海「から…だの、震えが…止まらない。うさみちゃん、どこ?」ガタガタ
草むら<ガサガサ
七海「ひぃっ…!だ、誰?」ビクビク
仁「あっ!野生の仁が現れた!」コラッタのお面
七海「!?」ビクッ
モノミ「アウトでちゅ!それとネズミはやめてくだちゃい!」
七海「また、同じ顔の変態と…ウサミちゃん?」
モノミ「姿が変わってますがそうでちゅ!千秋ちゃんも無事でちたか!」
仁『ちあき が なかまに なりたそう に こちらを みている』
七海「見てないよ?」
仁「ええ!?なりたくないの?」ズイッ
七海「なりたくない…」
モノミ「…………」
仁「テーテーテーテレレレレーン♪やったぁ千秋を捕まえたぞ!」
七海「私はポケモンじゃないよ?」
モノミ「…………」
仁「………………泣きそう」
モノミ「アンタが悪いんでちょうが!」
-
- 17 : 2015/01/14(水) 23:23:08 :
…………………………………………………………
…………………………………………
……………………………
………………
………
…………………
……………………………………………………………………………
……………………………………………………………
…………………
………………………………………
……………………………
【未來機関本部】
モニター『仁「俺が…悪いって言うのか?」』
モニター『モノミ「何で逆ギレしてるんでちゅかあ?!」』
カムクラ「………………おかしい」
カムクラ「…おかしい…おかしいです…僕は確かに彼女のアルターエゴだけを投入したはず…一体…何が?」
-
- 18 : 2015/01/14(水) 23:27:24 :
苗木「…………これで終わりだよ…カムクライズル君」
カムクラ「苗木誠……フッ。これも全て貴方の仕業ですか?」
苗木「嫌。違うよ」
カムクラ「……じゃあ何だと言うんです?この最悪な状態は、僕の計算能力でも分からない」
苗木「分かるわけ無いよ、もし、ノーヒントで分かってしまったら…それは、もう駄目なんだ…」
カムクラ「それでは一体誰が!この事態の黒幕なのですか!?死んだ父親の影を見た娘の犯行ですか?自身を絶望させるために起こした彼女の自作自演?それともあの、ツマラナイ幸運の──」
苗木「全部違うよ」
カムクラ「ワカラナイ…ワカラナイワカラナイワカラナイ!!!!」
苗木「………………分かる筈ないよ。君は確かに優れているよ………でも、決して完璧じゃないんだから」
カムクラ「……ボクの……ボクの敗け…?…ボクは完璧じゃ無かった…?ボク…俺は……ボクは……」
苗木「……それじゃあ事件を始めから振り返っていくよ」
カムクラ「……」ゴクッ
-
- 19 : 2015/01/15(木) 19:55:02 :
- 期待!
仁最高wwwww
-
- 20 : 2015/01/21(水) 20:33:01 :
- >>19
ありがとうございます!!
【『クライマックス推理』】
苗木「まず。新世界プログラムを作る過程で必要なのがアルターエゴによる世界創造と、教師…つまり監視役の創造だった」
苗木「そして七海さんとウサミの基盤を創ったのは、僕たちだったんだ…それがいけなかった」
苗木「使ったのは僕たちのパソコン、つまり霧切さんのパソコンも使った……そこに密かに隠されていた仁アルターエゴに気付かずにね」
苗木「自称アルターパパはこう供述しているよ。『愛ゆえだ』とね」
苗木「つまり、黒幕は、自らを無断で娘のパソコンに侵入させていた霧切仁…学園長だったんだよ」
苗木「そして、アルターパパにより、皆が入る前に新世界プログラムを身勝手に開始させた」
苗木「だから、江ノ島盾子の、新世界プログラムのリアルな死により、生きた屍から身体を乗っとる計画は失敗に終わったんだ」
苗木「…これが事件の全貌だよ」
カムクラ「…………………(くだらな)」
苗木「ちなみに、七海さんが学園長を嫌がっているのは、霧切さんが学園長の声と顔を嫌がるようにプログラミングしたからなんだよね…」
カムクラ「あの世界は…どうなるんですか?」
苗木「間もなく、終わる筈だよ」
-
- 21 : 2015/02/05(木) 23:26:12 :
【プログラム内】
モニター『ザーザーパ、ザーパ』
その時プログロム内の至るところにあるモニターから一斉に声が聞こえる
仁「ん?」
その声の主は…
モニター『…パパ』
仁「この声は!MYエンジェル響子!!」
モニター『裁判場で、モニターを同時押ししてくれたら私良いことしてあげるべ』
仁「するする!パパ頑張る!!」ダッ
………………………………
……………………
……………
【未來機関】
霧切「葉隠君、ご苦労様」
葉隠「わざわざ、俺が変声機使わんでも、霧切っちが、言えば良かったんじゃねえのか?」
霧切「嫌よ気持ち悪い」
葉隠(アルターパパが少し可哀想だべ…)
-
- 22 : 2015/02/05(木) 23:28:07 :
【プログラム内】
『モノクマロック前』
ナレーター『裁判場。そこへ向かうためスク水の男達はモノクマロックの前に集う』
仁「押すぞ野郎共ぉおおおお!!!」
仁達「「「「「」おおおおおおおおッ!!!!!!!!!!!」」」」
モノクマ「「「「させないよ!!」」」」
意気揚々と獅子奮迅するかの如く吠える中年親父の前に大量の熊が立ち塞がる
仁「くッ、大量のモノクマ…」
怯んだおっさんを見てモノクマは、頬を緩ませる
モノクマ「過半数満たなきゃ意味がない…。だから、悪いけどオシオキさせてもらうよ」
??「させまちぇぇん」
その時!日曜の夕方六時半に聞きそうな声が戦地へ響く
仁『テレレテッテテテ、テーテテテーテ-~♪』
その声の主は──
モノミ「もう大切な生徒には傷ひとつつけさせないでちゅ!」
仁「も、モノミ!?」
モノミ(BGM歌ってたのに白々しいでちゅ)
モノミ「さあ、あたちが時間を稼ぐから早く行ってくだちゃい!」
モノクマ達と仁の間に立ち、両手を広げ仁に背中を見せた状態でモノミは言う
仁「ダメだ!このままではモノミが自爆しながら『さよなら…仁さん!』的な展開になってしまう!!そんなことはさせない!!」
モノミ「あたちは負けまちぇん…。死にまちぇん。あたちを信じて先に進んでくだちゃい」
それはまるで自分に言い聞かせるようだった。そして懇願するようにも聞こえた
仁「モノミ…」
-
- 23 : 2015/02/05(木) 23:28:49 :
モノクマ「………そろそろ諦めたら?茶番に飽きちゃったし、君達に勝ち目は無いんだって」
欠伸をするかのように口元に手を当てながらモノクマはつまらなそうに言う
不意打ちしてこなかったのは、余裕の現れであろう。それ程に戦力には差があった
仁「いや………勝算はある。」
だが仁はそう言い放った。その目は諦め自暴自棄になった目ではなく、あるかすら分からない勝機を見つめているかのような眼差しだった
その目を見て違和感と不愉快の感情を同時に芽生えさせたモノクマは挑発するようにこう言った
モノクマ「…じゃあ答えてみなよ、この絶望的な状況でボクに逆転する方法を!!」
仁「……」
そして、仁は目を閉じた
答えにたどり着くために!!
-
- 24 : 2015/02/05(木) 23:29:23 :
【閃きアナグラム開始】
~○○○ジョン~
仁(……そうか!)
~TVのジョン~
×ブブー
-
- 25 : 2015/02/12(木) 00:19:14 :
仁(なん…だと…?TVのジョン……じゃない!?)クッ
モノミ(あたりまえでちゅ)
仁(考えろ…)
~フュージョン~
仁「そうか分かったぞ!!」
仁「フュージョンだ」
モノミ「!?」
~二分後~
仁「出来なかったね」
モノミ「そうでちゅね」
結果。勝算無し
-
- 26 : 2015/02/12(木) 00:20:17 :
モノクマ「ぶひゃひゃひゃひゃ、中年男子の足掻きもこれまでだね!!」
仁「…いや、私達の勝ちだよ」
モノクマ「うぷぷ…何を言ってるの?」
仁「そうぞうりょくが たりないよ」
モノクマ「はぁ?アンタマジで何言ってんの?」
仁「やれやれ、本当に気付いていないのかい?さっき君も言ったように過半数を満たせば良いんだ。生き残った仁は私を除いても8人。つまり私を除く全員でも条件は満たせる!」
モノクマ?「さっきから静かだと思ってたら、アイツらいないんですけど!?仁4の件でも見逃してたし、マジありえない!!いつから!?」
仁「モノミが来たときの、地の文を見てみな」
『モノクマ達と仁の間に立ち、両手を広げ仁に背中を見せた状態でモノミは言う』
仁「既に私一人だ」
モノクマ?「アイツら仲間見限んの早ッ!!」
仁「フッ、私の勝ちのようだな!!モノクマ…いや、江ノ島盾子!!!希望は絶望に何か負けないんだ!」
エゴ島「嘘…負けた?私が?」
仁「敗けだよ。君は中年男性に敗けたんだ」
エゴ島「嘘…こんな、こんなこんなこんなこんなこんなこんなのってェ!!!!」
仁「次にお前の言う台詞はこうだ。『仁さんマジハンサム』」ビシッ
エゴ島「……絶望的ィイイ!!!!」
仁「………………」ムスッ
エゴ島「…………え?これアタシが悪いの?」
仁「……君の敗因は1つ、空気が読めないところだ」
エゴ島「いや読めてないのはアンタでしょ。何さっきの流れ私のせいにしようとしてんのよ」
モノミ「……最後まで、しまらないんでちゅね…」
-
- 27 : 2015/04/01(水) 11:32:23 :
【裁判場】
仁14「何か名残惜しいな」
仁2「俺お前らのこと絶対忘れないからな!」
仁8「へへっ、忘れたくても忘れるかよ。こんな濃いやつら」
仁5「ギィギィギギギ!!(そうだよね…忘れるわけ無いよね)」
仁3「ははっ、何て言ってるかさっぱり分かんねェや」
仁14「そろそろ行くぞ野郎共!」
仁15「せーのって言ったらしような…俺言っていい?」
仁5「ギィギィギーギィ(うん。任せたよ)」
仁11「コイツが、最後は自分に任せて欲しいって言ってます」
仁5「ギィ!?(えっ!?)」
仁14「…しゃあねぇーな、じゃあ任せたぜ」
仁5「ギィギィ!(言ってないよ!)」
仁11「最後に相応しい掛け声いかせてもらいますだそうです!」
仁5「ギィーギィ!!(こいつ何なんだよ!)」
仁11「こいつ何なんだよ」
仁5「ギィ!?(えっ!?)」
仁5「ギィギィーギ───(まあ、でもこんな大役を──)」
仁11「せーの」
仁5「!?」
他の仁「「「「「「よろしくお願いしまーす!!!!!」」」」」」
仁5(なんて締まりの無い掛け声!)
ポチッ!
ピーピーー!!
【未來機関】
ピー!!ピー!!
『希望更正プログラム強制シャットダウンを開始します』
苗木「…終わったんだね」
カムクラ「終わったんですね…」
…………………………
…………………
…………
こうして。スーパーダンガンロンパ2は始まること無く、終わりを告げたのだった
そして
ウサミ「らーぶらーぶしてくだちゃい!」スッ
日向「これは…おでかけチケット?」
江ノ島アルターエゴの現れない世界で
アイランドモードが始まる
end
-
- 28 : 2015/04/01(水) 11:34:15 :
- やっと終わりました!
こんな駄文キチガイSSを読んでくださった皆さん。貴重な時間を奪ってしまい申し訳有りません!
アイランドモードに出てくるモノクマは、今気付きました…
-
- 29 : 2015/08/01(土) 23:49:38 :
- お疲れ様でした!仁さんシリーズはやはり面白いです\(^o^)/
- 著者情報
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