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男「先輩へ」

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  1. 1 : : 2015/01/06(火) 11:56:31

    注意※突然始まって、突然終わります!!
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    先輩➡愛

    後輩➡奏多


    ーーーーーーーーーーー






    今日は私の家に奏多がくる。


    その奏多と言うのは私の後輩であり恋人だ
    つきあって数ヵ月。

    結構何度も家に来ているが、それらしいことはまだしたことがない。


    それだけではなく、まだ奏多には謎が多い。


    今日は色々聞きたいことがあって奏多をよびだしたのだった。







  2. 2 : : 2015/01/06(火) 12:11:15
    ピンポーン


    玄関のインターホンが鳴る。

    私はいつも以上になぜか緊張していた。

    なぜならいままで彼を質問攻めなどしたことがないからである。


    愛「………よし!」


    ガチャ とドアを開ける。


    奏多「お邪魔します。」

    愛「はいって」

    彼を自分の部屋へ案内する。
    今日は都合良く親が出掛けていて二人っきりだ。

    愛「じゃあ、そこで待ってて!いま飲み物を持ってくるから。」

    と浮き足立ちながら飲み物を取りに行く。

    私がいない間に机のなかを探られるんじゃないか、とか
    ロッカーを開けてなかに荷物が押し込んでいるのがばれるんじゃないか、とか

    奏多が家に始めてきたときはそんなことばかり考えていたが、いまはもうその概念はなくなっていた。

    飲み物を運びながら再び自室へ入る。

    愛「はい、どうぞ。」

    とジュースを彼の前へおく

    奏多「ありがとうございます。で、今日僕を家に呼んだのはどんな理由で?」

    彼は首をかしげて不思議そうだ。

    愛「えーとだね………」

    口を小さくすぼませて良いずらそうに聞き出す。


    愛「今日は君にいくつか質問をさせてもらう。」

    奏多「………?」

    奏多はさっきよりも不思議そうに困った顔をした。

    奏多「………僕が何かしましたか?」



  3. 3 : : 2015/01/06(火) 12:20:31

    愛「いや、………してない。………むしろなにもしてこなさすぎる!」

    奏多「?!ど、どういう意味ですか………」


    愛(そんなのひとつしかないじゃん!)

    私は動揺を抑えながら、慎重に伝える。

    愛「か、奏多は………私のこと好きだよね………?」

    奏多「大好きです。」

    胸が破裂するかとおもった。

    愛「あ、あんま軽くそんなこと言うなよ………ときめいたじゃんか。」

    奏多「?」

    彼はとても素直だ。ずっと変わっていない。

    それだけに、ビックリさせられることが多い。

    愛「と、兎に角!」

    目をキリっとさせて奏多を見つめる。

    愛「奏多は………その私のこと好きなら………ふ、触れたいとか………そういうこと思わないの?」

    奏多「思いません。」

    ?!

    衝撃の一言だった。

  4. 4 : : 2015/01/06(火) 12:33:35

    愛「えっ………ちょ、えぇ~?!」

    驚きのあまり声を荒上げる


    愛「な、なんでよ!!ちょっと!」

    と、彼の両肩を掴み頭を揺らす。

    愛「ま、まさか女の人に興味ないとか?!私達の恋をカモフラージュにして………」


    奏多「ちょ、やめてください………。僕はちゃんと女性が好きですよ!」


    愛「じゃあなんでよ!!」


    奏多「………だって、そういうのって一方通行な思いじゃ犯罪になるし、お互いが思って成立するものだと思うんです。だから、先輩は嫌かなって思うから………」


    彼は私が触られることに嫌悪感を抱くと思っているらしい。

    愛「は………?!全然嫌じゃない、嫌じゃないから!」

    とわたしはとっさに焦りだす。

    愛「わ、わたし触れられたいし!!奏多のことも触りたいし!そう!触りたいの!あなたのこと!」

    あまりの動揺で私が結局変態みたいになってしまった。

    奏多「え!先輩!僕のこと触りたいんですか?!きゃー変態!!」

    愛「おい
  5. 5 : : 2015/01/06(火) 12:35:33
    愛「押し倒すぞwww!」

    奏多「ひー!警察ー!!」



    愛「おい!いい加減に………っと?!」


    ガタッと立ち上がったとき足が机に引っ掛かる



    ガッターン







  6. 6 : : 2015/01/06(火) 12:43:02


    奏多「って先輩………。ほんとにドジですね。」

    彼は伏せ目がちにこちらをみる。

    私は状況を把握できず目の前を見ると奏多の両手を拘束して股がる私がいた。


    愛「!!!うわっえっ!?ごめ………」

    奏多「まるで痴女ですね。ほんとに通報しますよ?」


    愛「ちょっとやめてよー………あれ、?でも………」

    愛(結構良い眺めかも………)


    奏多「でも、なんですか?」

    愛「いや、何でもないです。」


    と、しぶしぶかれの上に股がっていた足を戻す。


    愛「ま、まだ聞きたいことあるんだからね!!」


    奏多「はいはい、なんでも質問してください」



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