このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
友情とリングとコロシアイ
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- 1 : 2015/01/06(火) 07:40:41 :
- お久しぶりです
2015年もよろしくお願いします
今回のお話は途中打ち切りの場合があります
その場合は作品を削除させていただきます
苦手なことに挑戦していこうと思います
それでは
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- 2 : 2015/01/06(火) 07:41:11 :
- 「なんだろうここ」
目が覚めると知らない部屋・・・いや
知らない空間にいた
僕の名前は苗木 誠 希望ヶ峰学園の一年生
希望ヶ峰と言えばみんなわかると思うけど
特別な学園
超高校級の才能を持つ学生が集まる学園
そんなところに入学することになった平凡な僕の才能は
超高校級の幸運
幸運と言っても宝くじに連続当選したわけでもなく勘を頼りに道を歩けば目的地に着くわけでは無く必ず迷う
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- 3 : 2015/01/06(火) 07:41:29 :
- そんな僕もこの学園生活に慣れてきたある夏の日の事だった
「誰かの発明品かな」
この学園にはさっき言ったように多種多様な才能を持った人がいる
そんなことを考えながら数分
何もない部屋に1つの箱が出現した
「ほら、やっぱり誰かの発明品だね」
何もない所から箱が出て来るなんて非現実的だもんね
でも、これ開けてもいいのかな
その時頭上から機械合成の声が聞こえた
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- 4 : 2015/01/06(火) 07:41:56 :
- 『みなさんおはようございます これからあなたたちにはリングを奪い合うサバイバルに参加していただきます
参加者は78期生16名
既に箱を開けてしまった人もいますがその中には腕輪が入っています
その腕輪を手首に装着してください』
「腕輪ね」
箱を開けるとその通り1つの腕輪が入っていた
腕輪を手に取り手首に合わせると自動で装着された
『全員の装着を確認しました これからこのサバイバルのルールを説明します』
ゲームをするためにはルールをしっかりと理解することが重要
僕は耳を澄ます
『これから3日間 皆様にはそのリングをかけてサバイバルをしていただきます
リングの取得方法はリング装備者の絶命』
息が止まる
背中に汗が一筋流れ落ちる
今、なんと言ったんだ? 絶命?
殺すってこと?クラスメイトを?
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- 5 : 2015/01/06(火) 07:42:27 :
- 「殺すなんてできるわけじゃないか!クラスメイトを」
『皆さま静粛に』
「そんな事僕はしたくないし、絶対にしないぞ!」
『皆様良いのですか?ルールを聞き逃しますよ?』
その言葉を受け言葉が詰まる
これが誰かの発明品じゃないだとしたら
警備の厳重な学園から僕たちを拉致したということ
『よろしいですね 続けます
手段は何でも構いませんどのような殺し方でもいいので殺してリングを取得してください
そして、このサバイバルを公平にするためにそのリングの取得者には自分の能力を特化させます』
どういうことだ?
確かに万が一、大神さんや戦刃さんがこのサバイバルのルールにのっとってコロシアイをするとしたら圧倒的に有利になるはずだ
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- 6 : 2015/01/06(火) 07:43:22 :
- 『能力の特化についてはこちらからは説明しませんのでご自分でお探しください
サバイバル進行中に色々なルールが追加されていきますので通知をしっかり確認ください
それでは、次はペナルティについて説明させていただきます
尚、ペナルティに引っかかってしまった方はこちらからの直接な死を与えることはしませんが生存確率をかなり下げますので犯さないほうが身のためです
1つめに腕輪の破壊 使用不能にする行為
2つめに追加ルールの無視 または 時間制限つきの指令を達成できなかった場合
3つめに2日終了時点でリング所持数が2未満の方
以上です それではこの後30分後にスタートします 皆様のご健闘をお祈りしています』
「なんてこった・・・」
殺さなければペナルティ 苗木 誠の顔は青ざめ引きつっていた
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- 7 : 2015/01/06(火) 07:43:39 :
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「なるほどな」
リングに目を落としつつこれから始まるサバイバルの開始を待つ
俺が俺としてここに居れるということは
他の人間には理解の範疇を超えたサバイバルがあった
それを乗り越えてきた俺にこの程度のこと何のことは無かった
リング取得のためには相手の絶命が必要条件であるなら
迷うことは無い
それがルールなのだから
電子生徒手帳をポケットに入れて立ち上がる十神 白夜の顔は引き締まっていた
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- 8 : 2015/01/06(火) 07:43:59 :
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「意味わかんないんですけどー」
あたしが直接手を下して殺さなきゃなんないわけ?
表向きのあたしは超高校級のギャルとかくっそさぶい才能だっつーの
「あれ?」
今の思考に違和感がある
何だろう 先ほどのルールを思い出す
「あー、成程 こりゃ楽勝だわ」
全員殺さなければいけないとしたらもう少し思考を回さなければならなかったが
「んじゃ、そろそろあたしも行きますか」
電子手帳を操作しながら歩き出す江ノ島 盾子は鼻歌交じりだった
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- 9 : 2015/01/07(水) 01:56:04 :
- サバイバルものですね!
明けましておめでとうございます!
期待です!!
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