……何時間歩いたのだろうか。


もう足が棒になって自分のものではないようだ。


坂はどこまでも続いているように見える。


本当に俺は登りきれるのか?




不安、恐怖。


様々な負の感情が俺の脳内を駆け巡る。


戻ればいいと分かってる。


けど、俺は歩き続けた。


自分でもよく分からず、ただ歩き続けた。


ゴールがあるのかさえ分からない"みち"を。


俺は歩むのをやめない。


俺には叶えたい夢があるから。










「人生・未知・道」





〜fin〜