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もう同じ ベルアニ
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- 1 : 2014/12/10(水) 21:43:19 :
- ベルアニ隊長です!皆様のおかげでベルアニシリーズも三作目となりまた!(^ノ▽^ノ)ワーイワーイ
一作目 守るという
http://www.ssnote.net/archives/26945
二作目 もう一度
http://www.ssnote.net/archives/27944
です!
-
- 2 : 2014/12/10(水) 22:06:06 :
- アニ「・・・ん・・・」
パチッ
ベルトルト「・・・アニ・・・」
アニ「ぇっ・・・あれ・・・痛くない・・・」
アニ(まさか・・・死ぬ寸前に時計のボタン押しちゃった・・・!?)
アニ(・・・また・・・私たちの時間がずれた・・・)
ベルトルト「・・・アニ・・・」
アニ「ああ・・・なんだい?」
ベルトルト「大丈夫・・・絶対に二人とも生存させる・・・君は僕が守る・・・」
アニ「___!?・・・何を言って・・・」
ベルトルト「時間を戻した分・・・皆と歩んできた人生がずれるんだろう・・・?」
アニ「・・・ぇっ・・・」
ベルトルト「でも・・・もう大丈夫・・・僕と君は・・・もうずれてないから・・・」
アニ「どういうこと・・・」
ベルトルト「あのあとね・・・アニが死んだんだよ・・・」
ベルトルト「そうすると君の鞄の中から時計が出てきた・・・それで僕は・・・時を戻した・・・」
ベルトルト「どうしても・・・僕は何年も・・・何十年も時がずれてもいい・・・君を助けたい・・・もう二度君を死なせない・・・悲しい思いをさせないから・・・!」
アニ「・・・時を戻したって事は・・・私たちはもう・・・」
ベルトルト「うん・・・同じ時・・・同じ時間に・・・コン人生を歩んでいるよ・・・」
アニ「・・・っ・・・あたしは・・・もう一人じゃない・・・?ベルトルトとこれから・・・同じときを過ごせる・・・?」
ベルトルト「うん・・・」
ベルトルト「もう同じ・・・だよ」
-
- 4 : 2014/12/12(金) 20:13:59 :
- アニ「・・・」(良かった・・・私だけずっと違う時間を過ごさないといけないとおもっていたど・・・ベルトルトがいるから・・・もう何も怖くない・・・)
アニ(ベルトルトが私の事を助けてくれた・・・これでベルトルトに助けられるのは何度目だろう・・・)
アニ(嬉しい・・・ベルトルトが私を悲しい思いになせないっていってくれた・・・前までの私みたいに・・・)
-
- 5 : 2014/12/12(金) 20:22:15 :
- 今はただ嬉しかったベルトルトが私のために時間を戻してくれたことがとても
アニ「必ず・・・」
ベルトルト「え?」
アニ「今度こそ・・・必ず死なせないから・・・絶対に守って見せるから・・・!」
ベルトルト「アニ・・・ありがとう・・・」
ベルトルト「僕も・・・頑張ってアニを助けるから!」
アニ「うん・・・」
-
- 6 : 2014/12/13(土) 13:12:29 :
- みてます!期待です
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- 7 : 2014/12/13(土) 21:25:39 :
- >>6 ありがとうございます
-
- 8 : 2014/12/13(土) 21:33:54 :
- -そしてあの日-
キキキキキキキキキキキキッ
アニ「避けるよ!ベルトルト!!」
ベルトルト「分かった!」
ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ
ダイジョウブカーケガハナイカー!!
アニ「ベルトルト・・・」
ベルトルト「よっと・・・アニ・・・大丈夫?」
アニ「良かった・・・」
これで・・・一安心・・・
アニ「三回目で・・・やっと・・・二人とも生存・・・」
アニ(これまで・・・ずっと繰り返してきたことが・・・成功した・・・)
ベルトルト「アニは怪我ないの?」
アニ「うん・・・かすり傷だけだよ」
ベルトルト「良かった・・・」
アニ「これでやっと・・・二人とも生存だね・・・」
ベルトルト「僕は一回目だけど・・・アニはもう二回も時を繰り返しているんだよね・・・」
アニ「うん・・・」
ウンテンシュハブジカー!
ベルトルト「僕を守ろうとしてくれて・・・救おうとしてくれてありがとうね・・・」
アニ「そんなの・・・あたりまえだよ・・・!だって・・・友達だもん・・・」
友達なんていったけど・・・私が思っている思いは違う・・・友達じゃない・・・
好きな人だから・・・
でも・・・恥ずかしくて『好き』なんていえない・・・
-
- 9 : 2014/12/13(土) 21:49:44 :
- ベルトルト「僕ね・・・多分アニが時を戻す前に言おうとしたはずなんだけど・・・」
アニ「え?何を?」
ベルトルト「ええ・・・っと・・・それは・・・その・・・」
ベルトルト「あの・・・さ・・・僕ずっと・・・アニのことが好きだったんだ・・・」
アニ「・・・え・・・」
まさか相手からそんなこと言われるなんて思ってなかったから一瞬頭が真っ白になった
ベルトルト「僕弱虫だからさ・・・ずっと言えなくて・・・今までいう事を躊躇してきたんだ・・・断られるのが・・・怖くて・・・」
アニ「断りなんか・・・しない・・・」
アニ「私も・・・ベルトルトが好き!ずっと・・・時を戻す前から!ずっと・・・ずっと前から・・・!!」
ベルトルト「えっ・・・?」
ベルトルト「ほ、本当・・・?こんな僕でいいの・・・?」
アニ「そんな・・・そんなあんただからいいんだよ・・・!優しくて・・・いつも私の事を気遣ってくれた・・・そんなあんただから・・・あたしは好きになったんだと思う!」
ベルトルト「こんな僕が・・・そんなことしてたのかな・・・?」
アニ「自覚ないの?」クスッ
ベルトルト「え・・・僕達・・・本当に両想いなの・・・?」
アニ「話聞いてた?」フフッ
ベルトルト「え・・・いや・・・その・・・」
アニ「私はあんたが好きだから・・・」
ベルトルト「本当の本当に・・・両想いなの?」
アニ「・・・ぅん・・・」
-
- 10 : 2014/12/14(日) 22:01:00 :
- -学校-
そして数日後・・・ミーナに私たちが両想いになったことを伝えると・・・
ミーナ「ええっ両想い!?転校してきたばっかなのに!羨まし~!」
アニ「羨ましいのかね?」
ミーナ「羨ましいとも!」
私たちはあの日以来、すごく仲がよくなった。
ミーナ「あっ次移動教室だ。行こう」
アニ「ん」
-
- 11 : 2014/12/14(日) 22:04:10 :
- 期待
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- 12 : 2014/12/17(水) 23:06:29 :
- -理科室-
アニ「…」
先生「じゃあレオンハートこの問題を解きなさい」
アニ「…」
ガタッ
カリカリカリカリ…
先生「正解!」
パチパチパチパチ
アニ「…」
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- 13 : 2014/12/19(金) 16:02:09 :
- アニたんかわゆす
-
- 14 : 2014/12/19(金) 21:19:18 :
- ミーナ(・・・あれ?アニって学校来たことないんだよね・・・?)
ミーナ(なのに・・・なんであんなに難しい問題が解けるんだろう・・・)
-
- 15 : 2014/12/19(金) 21:20:32 :
- ベルトルト(さすがアニ・・・いっぱい繰り返してきたからかな・・・難しい問題でもすぐに解けちゃう・・・今度勉強教えてもらおうかな・・・?)
-
- 16 : 2014/12/19(金) 21:25:54 :
- -休み時間の屋上-
アニ(気分転換したいから屋上でも行こっと)
ガチャ・・・
???「あたし・・・ベルトルさんのことが好きなんだ!」
アニ「!?」
パタ・・・
ベルトルト「ぇ・・・」
ベルトルトの声が扉の隙間から漏れて、少し聞える
・・・たしかに・・・時を何度も戻して・・・何度も知らないうちに会っている奴と付き合うなんて・・・正直気持ち悪いかもしれない・・・
・・・これも・・・ベルトルトのためかな・・・
ダダッ
-
- 17 : 2014/12/20(土) 12:43:14 :
- -五分時間-
ベルトルト「アニー!」
アニ「ベルトルト・・・」
-廊下-
クリスタ「でね~っ」
???「おう」
アニー ベルトルト・・・
???「!」
壁|???
ベルトルト「今日一緒に・・・」
???「!!」
アニ「いいけど・・・」
???「・・・」
ギリッ
-
- 18 : 2014/12/20(土) 12:45:34 :
- ベルトルト「でね~」
アニ「・・・ん・・・」
???「ベルトルさん♪」
アニ「!??」
この人・・・
ベルトルト「ユミル・・・」
ユミル「よお、アニさんだっけ?よろしくな」
アニ「うん・・・」
-
- 19 : 2014/12/21(日) 10:53:27 :
- ???「ベルトルさん♪」
ミーナ「!」
アニ「!??」
ベルトルト「ユミル・・・」
ユミル「よお、アニさんだっけ?よろしくな」
アニ「うん・・・」
ミーナ「・・・」
ミーナ(まさか・・・ね・・・だってアニはベルトルトと・・・)
ミーナ(でも・・・)
-
- 20 : 2014/12/22(月) 21:15:39 :
- -授業-
アニ(あの二人・・・かなり仲良かったな・・・ベルトルトも・・・ユミルって人が好きなのかな・・・)
グググ・・・
私達・・・本当に両想いになれたのかな・・・
グググググ・・・
バキッ
アニ「あっ・・・」
考えすぎたのか、手に持っていた鉛筆を割ってしまった
考えるのは・・・もうよそう・・・
-
- 21 : 2014/12/22(月) 21:51:23 :
- -帰り道-
アニ「あの・・・ベルトルト?」
ベルトルト「何?」
アニ「あ・・・のさ・・・」
アニ「本当は・・・私の事・・・そんなに好きじゃない?」
ベルトルト「え?」
アニ「私・・・屋上でベルトルトが告白されてるの・・・見て・・・」
ベルトルト「見ちゃってたの!?」
アニ「うん・・・なんか・・・その人ともイイカンジだし・・・」
アニ「ホントは私の事・・・どうでもいいんじゃないかって・・・」
グイッ
アニ「わっ」
ギュ
ベルトルト「嫌いなわけないよっ」
ベルトルト「アニが死ぬところを見て・・・僕も死のうと思った・・・!そうしたら・・・また夢でもいいから会えるかなって・・・っ」
アニ「え・・・」
それほど私の事・・・
ベルトルト「好きだよっ好きって言葉に表せないほど好きだからっそんなこと言わないでよっ」
アニ「ベルトルト・・・ごめん・・・私・・・自分に自信がなくて・・・だって・・・時をもどして二回もあんたと会って・・・正直気持ち悪いって思われてるかもってずっと思ってて・・・!でも・・・嬉しいよ・・・全然傍にいてあげてないのに・・・私の事を好きになってくれたことが!凄く嬉しい・・・っ」
ベルトルト「ずっと前からすきだったから・・・」
-
- 22 : 2014/12/25(木) 19:06:44 :
- フワフワ・・・
アニ「ん・・・なんか白いのが・・・」
ピト
アニ「冷たっ・・・ってこれ雪?始めてみた・・・」
ベルトルト「僕も・・・」
ここへんの地方はあまり雪が降らない場所だった。
アニ「ここで雪が降るなんて・・・」
ベルトルト「あっ今日ってクリスマスだったよね?」
アニ「うん、そうだけど・・・」
ベルトルト「じゃあホワイトクリスマスだ!」
アニ「ホワイトクリスマス?」
ベルトルト「クリスマスに雪が降るとホワイトクリスマスになるんだよ~」
アニ「そうなんだ・・・じゃあ、ここらへんだと今日が始めてのホワイトクリスマスなんじゃない?」
ベルトルト「あははっ多分ね」
アニ「今日はいい日だね~」
ベルトルト「あっそうだ」
アニ「?」
ゴソゴソ
ベルトルト「あっ、あった」
フ ワ ッ
アニ「ん・・・何これ暖かい」
ベルトルト「はいっクリスマスのプレゼントだよっ」
アニ「ありがと・・・」
この日はここらへんの地方の人にとって、初めてかもしれないホワイトクリスマスとなったけど、私は、人生初めての最高の日となりました。
アニ「この青いマフラー・・・絶対に大切にするから・・・」
ベルトルト「うんっ」
ベルトルト「あっまだあったや」
ベルトルト「はい」
カシャッ
アニ「この時計・・・」
ベルトルト「ごめんね・・・アニの時計勝手に使っちゃって、そのままポケットに入れたままだったのを忘れてたよ」
アニ「うん・・・」
アニ「あ、私からも何か渡さないとね」
アニ「はい」
ベルトルト「わっ綺麗なブレスレット・・・」
アニ「あげるよ・・・お返し」
ベルトルト「ありがとう・・・絶対に大切にするからね」
アニ「そうさせてもらうよ」
ベルトルト「手・・・繋いで帰ろうか」
アニ「うん」
-
- 23 : 2014/12/25(木) 19:17:41 :
- -家の玄関-
アニ「クリスマスって事完全に忘れてた」
ベルトルト「あはははっ僕もだよ~」
アニ「よ~しっ」
アニ「クリスマスだから私が料理作る!」
ベルトルト「え?いいよ、むしろクリスマスなんだから僕が作らないと」
アニ「いいや、私が作る」
ベルトルト「僕が作るよ」
-結局二人で作るハメに・・・-
アニ「もう・・・私が作るって言ったのに・・・」
ベルトルト「だって~」
アニ「じゃあ何作ろう?」
ベルトルト「う~ん・・・キッシュとか・・・」
アニ「難しそう・・・チーハンでよくない?」
ベルトルト「でも・・・なんかそれだと普段作れるような気が・・・」
-結局二つとも作るハメに・・・-
アニ「じゃあ作ろう」
ベルトルト「チーハンつくるの手伝うっ」
アニ「じゃあミンチ肉・・・あった」
ベルトルト「コネコネするんだよね?」
アニ「う~ん・・・じゃあ」
アニ「なんとかできた~」
ベルトルト「あとはチーズを乗せて焼くだけ!」
アニ「ほっ」
ジュー
アニ「つぎはキッシュ?」
ベルトルト「うん」
アニ「キャッシュじゃなくて?」
ベルトルト「どうやって作るの・・・」
アニ「えっと・・・パイシート・・・」
ベルトルト「なんだ分かってるじゃん」
アニ「まあ、わかるっちゃ分かる」
ベルトルト「ほうれん草入れよっか」
アニ「オッケ」
アニ「オーブンへGO」
アニ「焼かれてもあんたの存在は忘れないよ」
ベルトルト「食べちゃうから忘れちゃうと思うけど・・・」
アニ「気にするんじゃないよ」
ベルトルト「うん・・・」
アニ「暇~」
-
- 24 : 2014/12/27(土) 22:16:03 :
- -数分後-
ピピピッピピピッ
アニ「あっキッシュ焼けた」
ベルトルト「どうなってるかな?」
アニ「きっと死んでるよ」
ベルトルト「どういうこと?」
ガチャッ
アニ「あっイイカンジ」
ベルトルト「ミトン・・・よいしょっと」
アニ「・・・こんなに食べれるもんかね?」
ベルトルト「まあ、三日以内に食べればいいって感じかな?」
アニ「へ~結構持つじゃん」
ベルトルト「まあね」
-
- 25 : 2014/12/27(土) 22:40:12 :
- -夕飯-
二人「いただきます」
アニ「チーハン♪最高」
ベルトルト「美味しいね」
アニ「うん・・・ねえ・・・」
アニ「あのさ・・・ベルトルトあたしのこと好きって・・・言ってくれたよね・・・」
ベルトルト「えっ///あ、うん・・・」
アニ「えっとその・・・あたしも・・・好きだよ」
ベルトルト「あ///えっ・・・///う、うん///うれしいよ///」
アニ「あ///に、二度と言わないよ・・・っ///絶対・・・///」
ベルトルト「え~っそんなあ~あと一回でもいいから~言ってよお~」
アニ「も、もう・・・っ・・・ば・・・ばか・・・///」
ベルトルト「う~っ」
-
- 26 : 2014/12/27(土) 22:56:41 :
- それから、二人が死んでまた時を戻すようなことは起きなかった・・・
-数年後-
ミーナ「アニーっ結婚おめでとおおおお~」
ライナー「ベルトルトもお幸せにな~」
アニ「うん・・・でも・・・私は今の時点でもう幸せだけどね・・・」
ベルトルト「うん・・・僕もだよ」
アニ「ふふふっ」
アニ「ブーケトスいくよっ」
アニ「せーのっ」
ポイッ
パシッ
ミーナ「あれ・・・とれた・・・あたしとれた!」
アニ「まさかのミーナ!?」
ミーナ「やったあっ」
ベルトルト「次はミーナが幸せになれるかもね」
アニ「だね」
アニ「ふふっ・・・ミーナ彼氏すでにいるしね」
ベルトルト「そうなの?しらなかったよ~」
はい、これで最終話になってしまいました・・・(書いてなくてすみません)
見ていただいた方ありがとうございました。
-
- 27 : 2015/01/15(木) 00:07:37 :
- めっちゃ感動!!
ミーナの彼氏はマルコあたりかな?
ベルトルトとアニに幸あれ♪
-
- 28 : 2016/05/14(土) 20:24:50 :
- きゃーーーーー!!
ベルトルさんイケメンすぎです!
2人ともお幸せに〜!
-
- 29 : 2018/11/24(土) 20:13:27 :
- thank you
あなたはさいあんどこう
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