このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
アルミン「信じてたのに......」 (戦争パロ)
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- 1 : 2014/12/07(日) 08:18:02 :
- ミカサside.
ドンッ
アルミン「....!!」
アルミン「エ、エレン.....?」
ミカサ「何を....!!」
目の前が、急に絶望へと変わる。
敵を全て倒して、私達が勝利したのに.......
クリスタ「がはっ....!!」
ジャン「うっ.....!!?」
ジャン「死に急ぎ.....野、郎....!!テメェ....」
後ろにいたクリスタとジャンが、銃に撃たれて倒れた。
........いや、亡くなった。
アルミン「クリスタ!!?ジャン!!!」
アルミン「ねぇ!!!目を開けてよ!!!?」
アルミンが、咄嗟に二人の元へと駆け寄る。
そして、二人の手を握りしめ、静かに泣き始めた。
ミカサ「っ....!!」
私だって、今すぐ二人の元に腰を降ろしたい。
けれど....
ミカサ「エレン....どうして??」
ミカサ「どうして、二人を撃ったの......!!?」
エレンの行動が、理解できない。
ミカサ「仲間、でしょ?」
エレン「仲間?」
エレン「笑わせるなよ。ミカサ」
エレン?
エレン「仲間なんて、裏切る為にあるんじゃないのかよ?」
ミカサ「っ....!!」
嘘、でしょ?
本当に.....エレンなの?
ミカサ「!!」
ミカサ「どこいくの!?エレン.....!!」
エレンは銃を片手に、何処かへ消えていった。
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- 2 : 2014/12/07(日) 11:01:59 :
- アルミンside.
リヴァイ「.........」
あれから、僕達の本拠地へ戻った。
僕とミカサ、ジャン、クリスタの四人で。
いや.....正確には、二人の人間と、二体の死体と.....かな。
リヴァイ「本当に、エレンがやったのか....?」
リーダーであるリヴァイさんは、僕達に背を向けて、二人の亡骸を見つめてる。
ミカサ「は....はい」
ミカサは、この状況が信じれないのか、声が震えてる。
リヴァイ「そうか.....」
リヴァイ「つまり、生き残ってる仲間は俺とミカサ、アルミンということか」
アルミン「そうです.....」
どうして?
ずっと小さい頃から一緒にいて
リヴァイさんの元に部下として着いていって
最後まで血を流して戦ったのに
どうして......裏切ったの?
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- 3 : 2014/12/07(日) 11:22:06 :
- 夜
_____________
_____
ミカサside.
昨日まで六人で机を囲い、楽しく食べていた食事も、今日は寂しい。
仲間の裏切りで減った仲間。
三人で囲う食卓が、こんなにも虚しいとは思わなかった。
ミカサ「.......エレン」
食事を終えて一人、外のベンチに腰を掛ける。
そして見上げた夜空は、無数の星が散りばめられていた。
ミカサ「どうして.....裏切ったの?」
もしかしたら、エレンも同じ夜空を見上げているのかもしれない。
ミカサ「どうして.....!!」
そう思うと、目が離せなくなった。
何時も、手が届いていたのに。
側に居たのに。
もう、あの背中には触れられない。
ガサッ
ミカサ「...!!?」
エレン!!?
「ここに居たのか。ミカサ」
ミカサ「リヴァイ.....さん」
そうだ。
エレンは、もう此処には居ない。
分かってるのに.....
リヴァイ「隣、いいか?」
ミカサ「はい.....」
会いたいと、願ってしまう。
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- 4 : 2014/12/07(日) 11:43:35 :
- リヴァイside.
リヴァイ「今、何を考えてた?」
ミカサ「........」
俺の問いに、ミカサは答えない。
リヴァイ「エレン.....か?」
ミカサ「...........はい」
うつ向くミカサは、何時もとは違って弱々しい。
それほど、エレンが大事な存在だったんだろう。
リヴァイ「お前にとって、エレンは何なんだ?」
ミカサ「家族です」
家族....か。
本当にそうなのか?
家族ってだけじゃないだろ。
リヴァイ「他には?」
ミカサ「私の、心の支えでした.....」
ミカサ「何があっても、エレンは決して諦めなくて、平和な未来のため、全力で突っ走っていた.....」
ミカサ「その姿が......私にとってはヒーローに見えた」
ヒーローか。
確かに、そういわれても違和感はない。
アイツは、敵も仲間も、絶対に殺さなかった。
そんな奴を、本当はヒーローと呼ぶのかもしれないな。
ミカサ「けど....」
ミカサ「エレンはヒーローなんかじゃなかった....!!」
リヴァイ「....!!」
ミカサの方に目をやると、少しだけだが、泣いていた。
肩を震わせ、縮こまって......
ミカサ「私.....間違ってたんですか....?」
ミカサ「信じるものを.....!!!」
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- 5 : 2014/12/07(日) 14:32:14 :
- アルミンside.
ふぅー....
今日は、信じれないことだらけの日だった。
アルミン「エレン........何が君を変えたんだい?」
ちょっとベンチに......
___!!
ミカサ..!!
リヴァイさん...!!
リヴァイ「さあな」
リヴァイ「信じるものは、自分で決めろ」
ミカサ「信じたものが、間違っていてもですか....?」
信じるもの....?
リヴァイ「信じるものに、間違ってるとか、正解とかはないだろ」
ミカサ「...!!」
ミカサ「リヴァイさんも、信じてるものがあるんですか....?」
リヴァイ「あぁ」
リヴァイ「.....いや。信じていた。という方が正しいかもな」
リヴァイさんは、遠くてあまり正確には分からないけど、遠い、何かを見ているようだった。
リヴァイ「お前と....いや、お前らと同じ.....アイツを信じていた」
リヴァイ「アイツなら、この世から戦争を消してくれるだろう.....とな」
ミカサ「......」
"アイツ"
それって、エレンのことだよね?
リヴァイ「俺達は、ギリギリ勝った」
リヴァイ「だが、まだ....戦わなけりゃならねぇとは、流石に思わなかった」
リヴァイ「それも......仲間と」
アルミン「くっ....!!」
エレン。
君は、自分がどれだけ罪なことをしたか分かっているのかい?
僕やミカサ、リヴァイさん......そして、君が殺したジャンとクリスタ。
皆を、絶望に陥れたということを。
アルミン「くそっ!!」
僕は、君を許さない。
大事な親友として、君を止めてみせるよ。
そして.......
二人の仇をとってみせる_____!!
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- 6 : 2014/12/07(日) 14:56:05 :
- ちょっと皆さんに伝えたいことがありまして.....
この度、"色んなキャラ達と話しまくろうze☆"というグループを作りました!!!
普通に、キャラ達と話すというグループですが、入ってくれると嬉しいです。
私も、キャラ達も
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- 7 : 2014/12/07(日) 16:58:41 :
- 期待!
頑張れー!!!
-
- 8 : 2014/12/07(日) 17:00:51 :
- >>7
グループでも、こちらでも、
ありがとうございます!!!
期待、ありがとうございます!!!
頑張ります!!!
-
- 9 : 2014/12/07(日) 19:49:30 :
- すごく面白いです‼期待‼
-
- 10 : 2014/12/07(日) 20:11:06 :
- >>9
面白いですか!!?
う...嬉しいですー!!!
期待、ありがとうございます!!
-
- 11 : 2014/12/07(日) 21:12:23 :
- 続きがどうなるか楽しみです+期待です
-
- 12 : 2014/12/07(日) 23:24:21 :
- >>11
楽しみにしてくれて、嬉しいですー♪
期待、ありがとうございます!!
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- 13 : 2014/12/08(月) 21:36:34 :
- エレンside.
??「そうか。勝ったんだな」
エレン「はい」
??「それで殺したんだ?」
??「.......仲間を」
仲間....か。
"仲間、でしょ?"
エレン「仲間なんて言わないで下さい」
ミカサ....
お前、ビックリするくらい俺に尽くしてたな。
"家族だから"
エレン「はっ...!!」
エレン「誰が家族だよ.....血、繋がってねぇじゃねぇか」
??「エレン?」
??「何か言ったか?」
エレン「いえ....」
ミカサ、アルミン、ジャン、クリスタ、リヴァイさ.....リヴァイ
エレン「とにかく.......アイツらは、ただの壊れた駒」
エレン「後は、俺らで潰すだけです」
テメェら全員_____
??「あぁ。そうだな」
??「裏切りって.....恐いねぇ...!!」
_____________皆殺しだ。
-
- 14 : 2014/12/09(火) 21:50:39 :
- 次の日
_____________
_____
ミカサside.
リヴァイ「っ...!!」
クリスタとジャンの死体......を、三人で埋める。
アルミン「何人もここに眠らせてあげてきましたけど.....」
アルミン「これだけは慣れませんね.....」
戦争をしているような時代だから、ちゃんとしたお墓なんて作ってあげれない。
けれど、お墓は形じゃない。
大事なのは、その人を忘れない気持ちでしょ?
ミカサ「慣れるわけないじゃない.....!!」
ミカサ「ユミル.....マルコ、コニー、サシャ、ジャン、クリスタ、オルオさん、ペトラさん、エルドさん、グンタさ((リヴァイ「やめろ!!!!」
ミカサ「!!」
リヴァイ「思い出させるんじゃねぇよ....!!」
........そうね。
あんな悲しいこと、もう思い出したくない。
アルミン「リヴァイさん.....」
だからこそ、許せない。
ミカサ「私は、貴方を絶対に殺す」
一人、小さく呟いた。
リヴァイ「ミカサ、運ぶのを手伝え」
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- 15 : 2014/12/12(金) 17:55:22 :
- 数日後
______________
_____
リヴァイside.
庶民「あ..!!」
庶民「リヴァイさんだわ...!!」
庶民「帰ってくるなんて、何があったのかしら??」
庶民「三人か....他の奴等はどうしたんだ??」
庶民「まさか、降伏したのか...!!?」
俺達は、母国へ戻る。
久しぶりだな.....
リヴァイ「お前ら....無事だったんだな」
庶民「何言ってんの!!」
庶民「あなた達が守ってくれてたんだから、無事に決まってるわ!!」
庶民「その通りだ!!!」
あはは!!、と笑い出す民衆。
はっ...!!
もう一回、この笑顔に包まれるとは思わなかった。
リヴァイ「.......」
エルヴィン国王の元、兵士として働いていた俺達。
"戦争だぁぁぁぁぁぁあ!!!!!"
国王のその一言で、俺達...兵士は国を守るため、戦争に出掛けた。
リヴァイ「お前らに....言いたい事があ((「あの!!!!」
??
声がする方に振り返ると、そこには一人の女性が立っていた。
それは...
ミカサ「ぁ....」
アルミン「カルラ....さん」
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- 16 : 2014/12/12(金) 20:00:45 :
- 期待だぁ
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- 17 : 2015/02/27(金) 14:10:51 :
- か、カルラァァァァァァァ!!!
エレンを止めるんだァ!!
きたぁぁぁい!!!
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- 18 : 2017/01/02(月) 01:08:46 :
- >>17カルラが殺されちまう!
エレンどうしたんだろう...ま,まさか...ライナー達に洗脳されたのか?!ライナー....待っていろ...
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- 19 : 2017/06/03(土) 22:26:48 :
- エレーーーーーーン
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- 20 : 2017/06/03(土) 22:27:43 :
- あーあ
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- 21 : 2017/12/04(月) 23:34:12 :
- 真似してあーあ
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- 22 : 2018/01/27(土) 19:23:23 :
- カルラ死なないでねー!あとエレンちょっとひどいけどそれでも格好いい!
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- 23 : 2021/08/17(火) 18:58:04 :
- 死ね
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- 24 : 2021/08/17(火) 18:58:39 :
- 放置乙
放置するなら書くなよ
読者のことも考えられねぇやつは死ねば?
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