このスレッドの編集には編集パスワードが必要です。 表示するレスにはチェックしを、表示しないレスはチェックを外してください。 全てのレスを表示する 全てのレスを非表示にする ▼一番下へ 1 : 今でも : 2014/12/02(火) 14:25:48 僕には、23歳になるかわいい彼女がいた。 僕自身は25歳。 ようやく公務員として働くことにも慣れていた僕は、3ヶ月前に付き合ったばかりの彼女のアパートへと足を運んだ 彼女「あ、おかえりー」 僕「あはは。ただいま」 身長152センチと大きくない彼女は、その素敵な笑顔を僕に見せながら「おかえり」と言ってくれる 僕自身が身長が182センチあるため、いつも彼女を見下ろしている状況だから、尚更可愛く思える 僕「今日も疲れたなあー」 彼女「あはは。毎日お疲れ様です。公務員様」 彼女はそう言いながら、料理を作っていた皿を電子レンジで温めてくれる 今日はたまたま僕の帰りが遅かった訳だが、本来は大手のトリミング専門店でチーフとして働く彼女の方が、帰りが遅い 毎日犬や猫等のペットのシャンプーで手が皸を起こしている それなのに、わざわざ料理を作ってくれていて、待っていた彼女を思うと堪らなく愛おしい 2 : ずっと : 2014/12/02(火) 14:33:52 彼女「はい、できたよー」僕「ありがとう」今日の晩御飯も、いつもと同じく美味しそうだ口の中が唾液でいっぱいになるのを堪え、僕は彼女の手料理を口にする僕「美味しい!」彼女「ふふ、嬉しい」彼女「今日も、デザートあるからね」僕「おお、やったー」デザートであるティラミスは、彼女の得意スイーツだ冷凍庫で保存もきくし低価格で作れるとのことで、彼女の手料理を食べた後にティラミスを食べるのは、僕の毎日の日課とも言っていい彼女「はい。ティラミスどうぞ。少しだけ解凍したから、ちょうどいいと思う」僕「ありがとう。うーん!美味しい!」彼女「あははは。そう言ってくれるなら作り甲斐があるね」彼女「でも、毎日毎日、ティラミスで飽きない?」僕「いやあそんなことないよ。だって美味しいから」彼女「そう言ってくれるならいいけど」僕は嘘を言う方ではないのだけれど、そこは彼女を傷つけまいと嘘をつく彼女の作るティラミスは、世界で一番美味しいティラミスであることには間違いない。ただ、さすがに毎日は飽きてきたのかなと思う、今日この頃 3 : 君のことが : 2014/12/02(火) 14:39:56 ◇◇◇彼女「はい。今日のデザートはティラミスですー」僕「あ、ああ。ありがとう」あれから3ヶ月たち、僕らの交際期間も半年が経過した変わらず、彼女は僕にティラミスを出してくれる彼女「あ・・・さ、さすがに飽きちゃった?」僕「え?い、いや。大丈夫だよ。ティラミス美味しいし」彼女「・・・・・・なら良かった」僕「・・・・・・うん。今日も美味しい」彼女「・・・・・・」彼女「ねえ、今日はその・・・」僕「ん?」彼女「・・・・・・食器、自分で洗ってもらえる?」僕「え・・・ああ。別にいいけど・・・」彼女「・・・・・・ごめんね。ちょっと、疲れちゃって」僕「いや、いいよ。僕も毎日洗ってもらうの、気が引けてたし」彼女「・・・ありがとう」思えばこの頃から、何かしろ彼女はわがままになっていったのかもしれない 4 : 愛おしい : 2014/12/02(火) 14:46:00 ◇◇◇彼女「もう!洗濯物干してって言ったのに!」僕「あ、ごめんごめん」彼女「これで3回目だよ!?3回目!」僕「わ、悪かったって・・・職場に朝から呼び出されて時間なくてさ」彼女「・・・・・・もう!」彼女は怒った顔で洗濯機に着替えを入れる付き合って7ヶ月目なんだか、彼女のわがままがもっと横暴になってきた気がするいや、気がするんじゃなくて、実際そうなのだ何かとつけて、僕に文句を言ってくる僕「・・・・・・」彼女「・・・・・・はい。今日のデザート」僕「・・・今日もティラミス?」彼女「はあ!?美味しいって言ってたじゃない!」僕「い、いや。美味しいんだけどさ。毎日毎日はちょっと・・・」彼女「じゃあ食べなくていいよ!」僕「・・・・・・」しまった来週にはお互い休みが取れたクリスマスというのに相当、彼女の機嫌を損ねてしまったようだ 5 : そっちは今 : 2014/12/02(火) 14:52:12 ◇◇◇僕「はい。クリスマスプレゼント」彼女「・・・わあ・・・!」彼女の機嫌を直してもらうためにも、僕は似合わないバラの花と、5万円もする指輪を彼女にプレゼントする彼女「・・・・・・ありがとう」僕「あはは・・・いつかは婚約指輪を買おうと思ってるからさ・・・それに、その指輪欲しかったんだよね?」彼女「う、うん・・・」僕「・・・・・・?嬉しくない?」彼女「あ・・・嬉しいよ。嬉しい。嬉しい・・・」僕「・・・・・・」彼女「さ、今日はチキン買ってきたから、食べよ?」僕「あ・・・うん」彼女「今日は、腕によりをかけてデザート作ったから」僕「おおー。もしかして、クリスマスケーキ?」彼女「・・・えへへ。ティラミスだよ!」僕「・・・・・・」彼女「・・・なに?その不満そうな顔」僕「あ、いや・・・」彼女「言いたいことがあれば、はっきり言えば?」僕「・・・・・・別に」 6 : 元気ですか? : 2014/12/02(火) 14:58:41 彼女「・・・・・・なによ」僕「・・・・・・」彼女「あ。ちなみに私お金ないから、ティラミスがクリスマスプレゼントね」僕「・・・・・・ねえ、僕のこと本当に好きなの?」彼女「・・・・・・なんで?」僕「いや・・・なんか最近・・・すごく冷たいから」彼女「別に。これが普段の私」僕「もう4ヶ月も一緒に寝てないし」彼女「・・・・・・」僕「そっちこそ、言いたいことあるんじゃない?」彼女「・・・・・・別に」僕「真似すんなよ」彼女「はあ?うざ・・・なんなのこれ」僕「僕だって、別に君に見返りを求める訳じゃないけど・・・最近の態度変だよ!」彼女「は・・・?何が」僕「毎日の家事は全部僕に押し付けて・・・どんなことでも文句つけてくるし、おまけにどっかに行って一週間は帰ってこない時もあるし!」彼女「・・・・・・」僕「・・・もしかして、他の人でもできた?」彼女「はあ!?」 7 : こっちは : 2014/12/02(火) 15:02:14 彼女「ふざっけんな!あんたが別に言わなくていいとか言ったんでしょ!?」僕「いや・・・そうだけど・・・でも、昨日のイブも一緒に過ごせなかったし・・・」彼女「・・・・・・」僕「・・・・・・他の人がいるなら、はっきり言っていいよ」彼女「・・・うるさい!!」彼女「帰れ!!バカ!!」僕「・・・・・・」完全に怒らせてしまった最悪のクリスマスだ 8 : 元気です : 2014/12/02(火) 15:14:09 ◇◇◇あれから、1ヶ月がたった1月も後半に入り、街も相変わらず雪が降る僕「・・・ただいま」僕「・・・・・・」相変わらず、彼女は留守だクリスマスのことを謝ろうと、週に2度程彼女のアパートに来るけど彼女は、いない「おかえり」という笑顔を見せてくれた彼女の微笑ましい光景が頭に浮かぶ僕「・・・・・・どこ行ったのかな・・・・・・」僕はそう言って、買ってきた缶ビールを開ける一人で飲む酒は、まずい3ヶ月程前までは、隣に美味しい料理を作ってくれる彼女がいたのに僕「・・・・・・」お腹もすいたので冷蔵庫を開けるしかし、冷蔵庫は少しの飲み物しか入っていないそのついでに、冷凍庫も開ける10個程度のティラミスが、保存して置いてある僕「・・・ティラミスか」先日見たときは、5個くらいだった彼女も少しは、家に帰ってきているようだ 9 : もうすぐ : 2014/12/02(火) 15:19:12 ◇◇◇バレンタインデー当日あれから僕と彼女は、一度も顔を合わせていないメールや電話、LINEも全部無視らしい既読はつくので、読んではいるみたいだけど僕「・・・ただいま」情けない限りであるが、まだ別れを告げていない僕にとって、やはりバレンタインくらい彼女と過ごしたいそう思い、1週間ぶりに彼女の家に訪れた彼女「・・・・・・おかえり」僕「・・・あ。いたんだ」なんてこったまさか、いるとは思ってなかったどうせ、別の彼氏のところで過ごしているのだと思っていたから彼女「・・・いたんだ・・・って。ここ私の家なんですけど」僕「・・・ああ。そうだったね」彼女「・・・・・・」僕「・・・・・・」少しの沈黙が流れる 10 : 残りの : 2014/12/02(火) 15:25:15 彼女「・・・・・・なに?」僕「え、いや」僕「確かに寒いけど、厚着しすぎじゃない?」彼女「・・・は?」僕「帽子もマスクもして、変質者みたいだよ」彼女「・・・・・・」僕「・・・・・・今日は、どうしたの?最近家に帰ってないみたいだけど」彼女「・・・・・・別に。まあすぐ出て行くし」僕「・・・・・・」ああやはりこれは、もう戻ることはできないんだなバレンタインデーなのに、素っ気ない彼女の返事から、僕はそう思った僕「・・・・・・そう」彼女「つか、なんであんた家に来てるの?」彼女「・・・あ、そうか、今日バレンタインだもんね」僕「・・・・・・」彼女「・・・冷凍庫のティラミス、食べていいよ。チョコじゃないけど」僕「・・・・・・」彼女「・・・・・・何よ。なんか言ったら?」僕「・・・・・・別れよう」彼女「・・・・・・」 11 : ティラミスは : 2014/12/02(火) 15:30:04 彼女「・・・・・・はは」彼女「うん。いいよ」僕「・・・・・・」彼女「ようやく言ってくれたね」僕「・・・・・・」彼女「・・・・・・あなたに私から別れるって、言いたくなかったから」僕「・・・・・・あっそ」彼女「・・・・・・じゃ、さよなら」僕「・・・・・・待ってよ」彼女「・・・・・・なに?」僕「・・・・・・僕のどこが、いけなかった?」彼女「・・・・・・別に」僕「・・・・・・」彼女「ティラミス、好きじゃなかったんでしょ?」彼女「毎日毎日、うざかったでしょ?」僕「・・・・・・」僕「いや。好きだったよ」僕「世界で一番」彼女「・・・・・・そう。良かった」僕「・・・・・・」 12 : 少なくなってきました : 2014/12/02(火) 15:34:04 彼女「・・・・・・じゃ。行くわ」僕「・・・・・・あ、合鍵返すよ」彼女「・・・・・・いいよ別に。来月引っ越すから」僕「・・・別の、人のところ?」彼女「・・・・・・ま、そんなとこ」僕「・・・・・・そう」彼女「・・・・・・じゃあね。あなたと過ごしたこの1年。楽しかったよ」彼女「さよなら」僕「・・・・・・」彼女はそう言って、家を出ていった僕「・・・・・・」僕は黙って、冷凍庫を開けるそこには、30個程小分けにされたティラミス僕「・・・・・・」さすがに彼女と別れた後に、そのティラミスを食べる気にはなれなかった 13 : このティラミスを : 2014/12/02(火) 15:41:51 ◇◇◇その2週間後、僕はまた彼女のアパートにやって来た突然、彼女から手紙が来たのだ冷蔵庫の処分をお願いします、と僕「・・・・・・」その部屋は、すでにほとんどの家具が片付けられていた二人で過ごしたこたつも、ベッドもすでになくなっていたあるのは、台所に静かに佇む冷蔵庫だけ僕「・・・・・・」僕はその冷凍庫を開ける僕「・・・・・・はは」その中には、パンパンに詰められたティラミス50個はあるだろうか僕「・・・どんだけティラミス作ってんだよ」そして、冷蔵庫の上には一通の手紙僕「・・・・・・」 14 : 食べ終わったら : 2014/12/02(火) 15:56:40 あなたへ1年間、ありがとう私、嘘が下手だから気づいていたかもしれないけど、白血病という病気に犯されています今まで生意気な意見や態度をとって、本当にごめんなさいあなたに新しい人を見つけてもらうために、嫌われたかった。嫌おうとしてましたでも、どうしても嫌いになれませんでした正直な話、ずっと一緒にいたかったです情けないあなたのことだから、もしかしたらずっと落ち込んでいるかもしれないと思ったので、ひとつ命令をします冷凍庫のティラミスを食べ終わったら、私のことを忘れて、ちゃんと前に進んでくださいたくさん食べて飽き飽きしているかもしれないけれど、私の最後のお願いなので、ちゃんと約束は守ること!もう分かってると思いますが、あなたの家に手紙が届いた時点で、私は死んでるってことです色々後悔することもあると思いますが、ダメだよ?せっかくあなたに嫌われたのに、また好きになっちゃうとか許しません(;^ω^)っていうのは嘘。ごめん、もう少しの間、私を好きでいてください大好き幸せになってねできればケーキとか、パイとか、いろんなお菓子を作ってあげたかったんだけど最後には体に力が入らなくて、慣れたティラミスしか作れませんでしたごめんねでは、ここでお別れです来世では今度こそ結ばれたいなだから、今回の人生は、違う人を愛するのを許します!じゃ、最後にひとつティラミスも、私も好きになってくれて、ありがとう。じゃあね 15 : 少しずつ : 2014/12/02(火) 15:59:02 僕「・・・・・・」僕「・・・・・・」僕「・・・・・・」僕「・・・・・・」僕「う・・・・・・」紙に涙をこぼしながら、僕は冷蔵庫から、ティラミスを一つ取る僕「・・・・・・」とても甘くて、美味しいティラミスなのだけれど僕「うっ・・・ぐっ・・・・・・!」今日だけは、とてもしょっぱかった 16 : 歩き出すよ : 2014/12/02(火) 15:59:22 17 : ありがとう : 2014/12/02(火) 16:06:03 ◇◇◇すでに5月に入り、僕の心は晴れやかだった冷凍庫のティラミスは、昨日全部食べ尽くしてしまった僕「・・・・・・」彼女との最後の約束なのだ僕も、立ち止まってはいられない僕「・・・・・・さて」僕「僕もティラミス作ってみたけど、やっぱうまくいかないや」僕「・・・けど、心はたくさん込めたから、食べてね」僕は、彼女のお墓の前で、青空を見上げる僕「・・・・・・あれだけ飽きてたのになあ・・・」僕「・・・・・・最後には・・・・・・」僕「なくなってしまうのが、悲しくて悲しくてしょうがないくらい、とても美味しかった」僕「・・・・・・」僕「・・・また、そっちに行ったら、飽きるくらい作ってね」僕「ティラミスを」 18 : さよなら : 2014/12/02(火) 16:06:31 ティラミス完 19 : ブドウ&グラウ : 2014/12/23(火) 13:19:51 感動しました… 20 : ブドウ&グラウ : 2014/12/23(火) 13:25:28 連投で申し訳ありませんが、名前が男の人のメッセージになっているんですね! 21 : ピカチュウ : 2014/12/23(火) 13:32:43 感動しました名前は男の人の言いたい事を表してるんですね!( ^_ゝ^)>>20を見て上までスクロールしてもう一度読み返しましたwwwこれは伸びるべき(´・_・`) 22 : R,B アルビ : 2014/12/23(火) 13:35:51 とても感動してます男の人のメッセージがとてもとても感動しました 23 : ・ : 2014/12/23(火) 14:03:09 >>20ほんまや!トドメで泣きましたお疲れ様です 24 : はん : 2014/12/23(火) 15:14:16 感動しました(>_<)名前がメッセージになっているのに気付き、もう一度読み返してきました! 25 : M.O.V.E. : 2014/12/23(火) 18:21:38 乙。 26 : クリーム : 2014/12/23(火) 19:26:23 御疲れ 27 : とあ : 2014/12/24(水) 05:59:03 感動した 28 : ラン : 2014/12/24(水) 06:13:16 乙 29 : 背筋ちゃん : 2014/12/25(木) 23:32:22 感動しました!最高です! 30 : I'm died : 2014/12/28(日) 20:52:47 もっと評価されるべき作品なのに未分類だからPVが伸びないとか......悲しきかな(´‐`)非常によい作品でした!是非これからも良作を産み出していってください! 31 : りう : 2015/01/01(木) 17:16:20 乙です 32 : 腹筋くん : 2015/01/04(日) 23:31:34 こんなに感動できる良作をありがとうございました今でもずっと君のことが愛おしい。そっちは今元気ですか?こっちは元気です。もう残りのティラミスは少なくなってきました。このティラミスを食べ終わったら、少しずつ歩き出すよ。ありがとう。さよならこの、男の人のメッセージもとても素晴らしいですね 33 : 作者 : 2015/01/06(火) 20:18:38 皆さんたくさんのコメントやお気に入り、ありがとうございました(^^これは、自分自身の昔の体験談をお話にさせて頂きました。皆さんも恋人ができたら、後悔しないように精一杯その人を愛してあげてください。ご愛読ありがとうございました。 34 : 変な人 : 2015/01/09(金) 02:21:59 乙。 35 : h.a : 2015/01/12(月) 17:40:51 感動した。感動した。 36 : いちご大福 : 2015/01/12(月) 21:40:01 短編なのにここまで感動するとは…(*´∇`*)お疲れさまです! 37 : 名無しさん : 2015/01/13(火) 19:32:51 泣いた( ; ω ; ) 38 : 名無しさん : 2015/01/31(土) 18:01:11 ティラミスがしょっぱかったっていうのは白血病のせいで彼女の味覚がおかしくなっていたからなのかそれとも心理的なアレなのか 39 : haruka : 2015/02/03(火) 22:15:59 >>38涙の表現だと思うですがそれは 40 : 羣雲@相棒はセイヤさん : 2015/02/04(水) 19:53:03 泣いたわ(´;ω;`) 41 : らーめん屋 : 2015/03/01(日) 13:50:14 お疲れ様です。感動しました。。゚(゚ノД`゚)゚。皆さん書いていらっしゃいますが、名前のメッセージも凄いです。これはもっと伸びるべきです。本当にお疲れ様です。 42 : Rin.@喰種×進撃ss投稿開始! : 2015/03/04(水) 21:25:16 お疲れ様です。感動しました(T ^ T)名前のメッセージはレスの数を考えて書いていたんですね。ただただ尊敬の念でいっぱいです!本当にお疲れ様でした!! 43 : さくらもち : 2015/03/18(水) 19:43:04 尊敬します。感動しました。こんなにもいい作品をありがとうございます 44 : 蒼 : 2015/03/31(火) 21:04:50 グループで紹介されていて拝見させて頂きました!文章が綺麗でとても読みやすかったです!そして、名前のメッセージは後から知って見せてもらいましたが素晴らしぃと思いました!本当に感動しましたお疲れ様です! 45 : 彩羽 : 2015/05/26(火) 21:53:52 感動しました!泣いた(ノ_・。)名前が彼女さんへのメッセージになってて素晴らしいと思いました来世でお二人が結ばれるのを祈っています 46 : 名無しさん : 2015/06/03(水) 17:21:21 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||感動しました ||__________| ∧_∧ || (´д` )|| / づΦ 47 : 名無しさん : 2015/06/03(水) 17:21:53 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ||__________| ∧_∧ || (´д` )|| / づΦ 48 : 名無しさん : 2015/06/16(火) 19:28:35 : 今でも: ずっと:君のことが : 愛おしい: そっちは今: 元気ですか? : こっちは : 元気です : もうすぐ: 残りの : ティラミスは: 少なくなってきました : このティラミスを: 食べ終わったら : 少しずつ: 歩き出すよ: ありがとう: さよならこのメッセージにも泣けます…! 49 : ひなのん♪ : 2015/07/22(水) 08:54:58 お疲れ様でした。感動しました!名前のとこが、メッセージになっていてさらに感動しました… 50 : rara : 2015/07/22(水) 11:31:42 すごい・・・すごいですよ・・・名前まで使うなんて・・すっごい感動しました!!!乙です!!!! 51 : 名無しさん : 2015/11/26(木) 06:37:51 乙です、一番員の出版応援しています。 ▲一番上へ 編集パスワード スレッド投稿時に設定した編集パスワードを入力してください。
このスレッドの編集には編集パスワードが必要です。 表示するレスにはチェックしを、表示しないレスはチェックを外してください。 全てのレスを表示する 全てのレスを非表示にする ▼一番下へ 1 : 今でも : 2014/12/02(火) 14:25:48 僕には、23歳になるかわいい彼女がいた。 僕自身は25歳。 ようやく公務員として働くことにも慣れていた僕は、3ヶ月前に付き合ったばかりの彼女のアパートへと足を運んだ 彼女「あ、おかえりー」 僕「あはは。ただいま」 身長152センチと大きくない彼女は、その素敵な笑顔を僕に見せながら「おかえり」と言ってくれる 僕自身が身長が182センチあるため、いつも彼女を見下ろしている状況だから、尚更可愛く思える 僕「今日も疲れたなあー」 彼女「あはは。毎日お疲れ様です。公務員様」 彼女はそう言いながら、料理を作っていた皿を電子レンジで温めてくれる 今日はたまたま僕の帰りが遅かった訳だが、本来は大手のトリミング専門店でチーフとして働く彼女の方が、帰りが遅い 毎日犬や猫等のペットのシャンプーで手が皸を起こしている それなのに、わざわざ料理を作ってくれていて、待っていた彼女を思うと堪らなく愛おしい 2 : ずっと : 2014/12/02(火) 14:33:52 彼女「はい、できたよー」僕「ありがとう」今日の晩御飯も、いつもと同じく美味しそうだ口の中が唾液でいっぱいになるのを堪え、僕は彼女の手料理を口にする僕「美味しい!」彼女「ふふ、嬉しい」彼女「今日も、デザートあるからね」僕「おお、やったー」デザートであるティラミスは、彼女の得意スイーツだ冷凍庫で保存もきくし低価格で作れるとのことで、彼女の手料理を食べた後にティラミスを食べるのは、僕の毎日の日課とも言っていい彼女「はい。ティラミスどうぞ。少しだけ解凍したから、ちょうどいいと思う」僕「ありがとう。うーん!美味しい!」彼女「あははは。そう言ってくれるなら作り甲斐があるね」彼女「でも、毎日毎日、ティラミスで飽きない?」僕「いやあそんなことないよ。だって美味しいから」彼女「そう言ってくれるならいいけど」僕は嘘を言う方ではないのだけれど、そこは彼女を傷つけまいと嘘をつく彼女の作るティラミスは、世界で一番美味しいティラミスであることには間違いない。ただ、さすがに毎日は飽きてきたのかなと思う、今日この頃 3 : 君のことが : 2014/12/02(火) 14:39:56 ◇◇◇彼女「はい。今日のデザートはティラミスですー」僕「あ、ああ。ありがとう」あれから3ヶ月たち、僕らの交際期間も半年が経過した変わらず、彼女は僕にティラミスを出してくれる彼女「あ・・・さ、さすがに飽きちゃった?」僕「え?い、いや。大丈夫だよ。ティラミス美味しいし」彼女「・・・・・・なら良かった」僕「・・・・・・うん。今日も美味しい」彼女「・・・・・・」彼女「ねえ、今日はその・・・」僕「ん?」彼女「・・・・・・食器、自分で洗ってもらえる?」僕「え・・・ああ。別にいいけど・・・」彼女「・・・・・・ごめんね。ちょっと、疲れちゃって」僕「いや、いいよ。僕も毎日洗ってもらうの、気が引けてたし」彼女「・・・ありがとう」思えばこの頃から、何かしろ彼女はわがままになっていったのかもしれない 4 : 愛おしい : 2014/12/02(火) 14:46:00 ◇◇◇彼女「もう!洗濯物干してって言ったのに!」僕「あ、ごめんごめん」彼女「これで3回目だよ!?3回目!」僕「わ、悪かったって・・・職場に朝から呼び出されて時間なくてさ」彼女「・・・・・・もう!」彼女は怒った顔で洗濯機に着替えを入れる付き合って7ヶ月目なんだか、彼女のわがままがもっと横暴になってきた気がするいや、気がするんじゃなくて、実際そうなのだ何かとつけて、僕に文句を言ってくる僕「・・・・・・」彼女「・・・・・・はい。今日のデザート」僕「・・・今日もティラミス?」彼女「はあ!?美味しいって言ってたじゃない!」僕「い、いや。美味しいんだけどさ。毎日毎日はちょっと・・・」彼女「じゃあ食べなくていいよ!」僕「・・・・・・」しまった来週にはお互い休みが取れたクリスマスというのに相当、彼女の機嫌を損ねてしまったようだ 5 : そっちは今 : 2014/12/02(火) 14:52:12 ◇◇◇僕「はい。クリスマスプレゼント」彼女「・・・わあ・・・!」彼女の機嫌を直してもらうためにも、僕は似合わないバラの花と、5万円もする指輪を彼女にプレゼントする彼女「・・・・・・ありがとう」僕「あはは・・・いつかは婚約指輪を買おうと思ってるからさ・・・それに、その指輪欲しかったんだよね?」彼女「う、うん・・・」僕「・・・・・・?嬉しくない?」彼女「あ・・・嬉しいよ。嬉しい。嬉しい・・・」僕「・・・・・・」彼女「さ、今日はチキン買ってきたから、食べよ?」僕「あ・・・うん」彼女「今日は、腕によりをかけてデザート作ったから」僕「おおー。もしかして、クリスマスケーキ?」彼女「・・・えへへ。ティラミスだよ!」僕「・・・・・・」彼女「・・・なに?その不満そうな顔」僕「あ、いや・・・」彼女「言いたいことがあれば、はっきり言えば?」僕「・・・・・・別に」 6 : 元気ですか? : 2014/12/02(火) 14:58:41 彼女「・・・・・・なによ」僕「・・・・・・」彼女「あ。ちなみに私お金ないから、ティラミスがクリスマスプレゼントね」僕「・・・・・・ねえ、僕のこと本当に好きなの?」彼女「・・・・・・なんで?」僕「いや・・・なんか最近・・・すごく冷たいから」彼女「別に。これが普段の私」僕「もう4ヶ月も一緒に寝てないし」彼女「・・・・・・」僕「そっちこそ、言いたいことあるんじゃない?」彼女「・・・・・・別に」僕「真似すんなよ」彼女「はあ?うざ・・・なんなのこれ」僕「僕だって、別に君に見返りを求める訳じゃないけど・・・最近の態度変だよ!」彼女「は・・・?何が」僕「毎日の家事は全部僕に押し付けて・・・どんなことでも文句つけてくるし、おまけにどっかに行って一週間は帰ってこない時もあるし!」彼女「・・・・・・」僕「・・・もしかして、他の人でもできた?」彼女「はあ!?」 7 : こっちは : 2014/12/02(火) 15:02:14 彼女「ふざっけんな!あんたが別に言わなくていいとか言ったんでしょ!?」僕「いや・・・そうだけど・・・でも、昨日のイブも一緒に過ごせなかったし・・・」彼女「・・・・・・」僕「・・・・・・他の人がいるなら、はっきり言っていいよ」彼女「・・・うるさい!!」彼女「帰れ!!バカ!!」僕「・・・・・・」完全に怒らせてしまった最悪のクリスマスだ 8 : 元気です : 2014/12/02(火) 15:14:09 ◇◇◇あれから、1ヶ月がたった1月も後半に入り、街も相変わらず雪が降る僕「・・・ただいま」僕「・・・・・・」相変わらず、彼女は留守だクリスマスのことを謝ろうと、週に2度程彼女のアパートに来るけど彼女は、いない「おかえり」という笑顔を見せてくれた彼女の微笑ましい光景が頭に浮かぶ僕「・・・・・・どこ行ったのかな・・・・・・」僕はそう言って、買ってきた缶ビールを開ける一人で飲む酒は、まずい3ヶ月程前までは、隣に美味しい料理を作ってくれる彼女がいたのに僕「・・・・・・」お腹もすいたので冷蔵庫を開けるしかし、冷蔵庫は少しの飲み物しか入っていないそのついでに、冷凍庫も開ける10個程度のティラミスが、保存して置いてある僕「・・・ティラミスか」先日見たときは、5個くらいだった彼女も少しは、家に帰ってきているようだ 9 : もうすぐ : 2014/12/02(火) 15:19:12 ◇◇◇バレンタインデー当日あれから僕と彼女は、一度も顔を合わせていないメールや電話、LINEも全部無視らしい既読はつくので、読んではいるみたいだけど僕「・・・ただいま」情けない限りであるが、まだ別れを告げていない僕にとって、やはりバレンタインくらい彼女と過ごしたいそう思い、1週間ぶりに彼女の家に訪れた彼女「・・・・・・おかえり」僕「・・・あ。いたんだ」なんてこったまさか、いるとは思ってなかったどうせ、別の彼氏のところで過ごしているのだと思っていたから彼女「・・・いたんだ・・・って。ここ私の家なんですけど」僕「・・・ああ。そうだったね」彼女「・・・・・・」僕「・・・・・・」少しの沈黙が流れる 10 : 残りの : 2014/12/02(火) 15:25:15 彼女「・・・・・・なに?」僕「え、いや」僕「確かに寒いけど、厚着しすぎじゃない?」彼女「・・・は?」僕「帽子もマスクもして、変質者みたいだよ」彼女「・・・・・・」僕「・・・・・・今日は、どうしたの?最近家に帰ってないみたいだけど」彼女「・・・・・・別に。まあすぐ出て行くし」僕「・・・・・・」ああやはりこれは、もう戻ることはできないんだなバレンタインデーなのに、素っ気ない彼女の返事から、僕はそう思った僕「・・・・・・そう」彼女「つか、なんであんた家に来てるの?」彼女「・・・あ、そうか、今日バレンタインだもんね」僕「・・・・・・」彼女「・・・冷凍庫のティラミス、食べていいよ。チョコじゃないけど」僕「・・・・・・」彼女「・・・・・・何よ。なんか言ったら?」僕「・・・・・・別れよう」彼女「・・・・・・」 11 : ティラミスは : 2014/12/02(火) 15:30:04 彼女「・・・・・・はは」彼女「うん。いいよ」僕「・・・・・・」彼女「ようやく言ってくれたね」僕「・・・・・・」彼女「・・・・・・あなたに私から別れるって、言いたくなかったから」僕「・・・・・・あっそ」彼女「・・・・・・じゃ、さよなら」僕「・・・・・・待ってよ」彼女「・・・・・・なに?」僕「・・・・・・僕のどこが、いけなかった?」彼女「・・・・・・別に」僕「・・・・・・」彼女「ティラミス、好きじゃなかったんでしょ?」彼女「毎日毎日、うざかったでしょ?」僕「・・・・・・」僕「いや。好きだったよ」僕「世界で一番」彼女「・・・・・・そう。良かった」僕「・・・・・・」 12 : 少なくなってきました : 2014/12/02(火) 15:34:04 彼女「・・・・・・じゃ。行くわ」僕「・・・・・・あ、合鍵返すよ」彼女「・・・・・・いいよ別に。来月引っ越すから」僕「・・・別の、人のところ?」彼女「・・・・・・ま、そんなとこ」僕「・・・・・・そう」彼女「・・・・・・じゃあね。あなたと過ごしたこの1年。楽しかったよ」彼女「さよなら」僕「・・・・・・」彼女はそう言って、家を出ていった僕「・・・・・・」僕は黙って、冷凍庫を開けるそこには、30個程小分けにされたティラミス僕「・・・・・・」さすがに彼女と別れた後に、そのティラミスを食べる気にはなれなかった 13 : このティラミスを : 2014/12/02(火) 15:41:51 ◇◇◇その2週間後、僕はまた彼女のアパートにやって来た突然、彼女から手紙が来たのだ冷蔵庫の処分をお願いします、と僕「・・・・・・」その部屋は、すでにほとんどの家具が片付けられていた二人で過ごしたこたつも、ベッドもすでになくなっていたあるのは、台所に静かに佇む冷蔵庫だけ僕「・・・・・・」僕はその冷凍庫を開ける僕「・・・・・・はは」その中には、パンパンに詰められたティラミス50個はあるだろうか僕「・・・どんだけティラミス作ってんだよ」そして、冷蔵庫の上には一通の手紙僕「・・・・・・」 14 : 食べ終わったら : 2014/12/02(火) 15:56:40 あなたへ1年間、ありがとう私、嘘が下手だから気づいていたかもしれないけど、白血病という病気に犯されています今まで生意気な意見や態度をとって、本当にごめんなさいあなたに新しい人を見つけてもらうために、嫌われたかった。嫌おうとしてましたでも、どうしても嫌いになれませんでした正直な話、ずっと一緒にいたかったです情けないあなたのことだから、もしかしたらずっと落ち込んでいるかもしれないと思ったので、ひとつ命令をします冷凍庫のティラミスを食べ終わったら、私のことを忘れて、ちゃんと前に進んでくださいたくさん食べて飽き飽きしているかもしれないけれど、私の最後のお願いなので、ちゃんと約束は守ること!もう分かってると思いますが、あなたの家に手紙が届いた時点で、私は死んでるってことです色々後悔することもあると思いますが、ダメだよ?せっかくあなたに嫌われたのに、また好きになっちゃうとか許しません(;^ω^)っていうのは嘘。ごめん、もう少しの間、私を好きでいてください大好き幸せになってねできればケーキとか、パイとか、いろんなお菓子を作ってあげたかったんだけど最後には体に力が入らなくて、慣れたティラミスしか作れませんでしたごめんねでは、ここでお別れです来世では今度こそ結ばれたいなだから、今回の人生は、違う人を愛するのを許します!じゃ、最後にひとつティラミスも、私も好きになってくれて、ありがとう。じゃあね 15 : 少しずつ : 2014/12/02(火) 15:59:02 僕「・・・・・・」僕「・・・・・・」僕「・・・・・・」僕「・・・・・・」僕「う・・・・・・」紙に涙をこぼしながら、僕は冷蔵庫から、ティラミスを一つ取る僕「・・・・・・」とても甘くて、美味しいティラミスなのだけれど僕「うっ・・・ぐっ・・・・・・!」今日だけは、とてもしょっぱかった 16 : 歩き出すよ : 2014/12/02(火) 15:59:22 17 : ありがとう : 2014/12/02(火) 16:06:03 ◇◇◇すでに5月に入り、僕の心は晴れやかだった冷凍庫のティラミスは、昨日全部食べ尽くしてしまった僕「・・・・・・」彼女との最後の約束なのだ僕も、立ち止まってはいられない僕「・・・・・・さて」僕「僕もティラミス作ってみたけど、やっぱうまくいかないや」僕「・・・けど、心はたくさん込めたから、食べてね」僕は、彼女のお墓の前で、青空を見上げる僕「・・・・・・あれだけ飽きてたのになあ・・・」僕「・・・・・・最後には・・・・・・」僕「なくなってしまうのが、悲しくて悲しくてしょうがないくらい、とても美味しかった」僕「・・・・・・」僕「・・・また、そっちに行ったら、飽きるくらい作ってね」僕「ティラミスを」 18 : さよなら : 2014/12/02(火) 16:06:31 ティラミス完 19 : ブドウ&グラウ : 2014/12/23(火) 13:19:51 感動しました… 20 : ブドウ&グラウ : 2014/12/23(火) 13:25:28 連投で申し訳ありませんが、名前が男の人のメッセージになっているんですね! 21 : ピカチュウ : 2014/12/23(火) 13:32:43 感動しました名前は男の人の言いたい事を表してるんですね!( ^_ゝ^)>>20を見て上までスクロールしてもう一度読み返しましたwwwこれは伸びるべき(´・_・`) 22 : R,B アルビ : 2014/12/23(火) 13:35:51 とても感動してます男の人のメッセージがとてもとても感動しました 23 : ・ : 2014/12/23(火) 14:03:09 >>20ほんまや!トドメで泣きましたお疲れ様です 24 : はん : 2014/12/23(火) 15:14:16 感動しました(>_<)名前がメッセージになっているのに気付き、もう一度読み返してきました! 25 : M.O.V.E. : 2014/12/23(火) 18:21:38 乙。 26 : クリーム : 2014/12/23(火) 19:26:23 御疲れ 27 : とあ : 2014/12/24(水) 05:59:03 感動した 28 : ラン : 2014/12/24(水) 06:13:16 乙 29 : 背筋ちゃん : 2014/12/25(木) 23:32:22 感動しました!最高です! 30 : I'm died : 2014/12/28(日) 20:52:47 もっと評価されるべき作品なのに未分類だからPVが伸びないとか......悲しきかな(´‐`)非常によい作品でした!是非これからも良作を産み出していってください! 31 : りう : 2015/01/01(木) 17:16:20 乙です 32 : 腹筋くん : 2015/01/04(日) 23:31:34 こんなに感動できる良作をありがとうございました今でもずっと君のことが愛おしい。そっちは今元気ですか?こっちは元気です。もう残りのティラミスは少なくなってきました。このティラミスを食べ終わったら、少しずつ歩き出すよ。ありがとう。さよならこの、男の人のメッセージもとても素晴らしいですね 33 : 作者 : 2015/01/06(火) 20:18:38 皆さんたくさんのコメントやお気に入り、ありがとうございました(^^これは、自分自身の昔の体験談をお話にさせて頂きました。皆さんも恋人ができたら、後悔しないように精一杯その人を愛してあげてください。ご愛読ありがとうございました。 34 : 変な人 : 2015/01/09(金) 02:21:59 乙。 35 : h.a : 2015/01/12(月) 17:40:51 感動した。感動した。 36 : いちご大福 : 2015/01/12(月) 21:40:01 短編なのにここまで感動するとは…(*´∇`*)お疲れさまです! 37 : 名無しさん : 2015/01/13(火) 19:32:51 泣いた( ; ω ; ) 38 : 名無しさん : 2015/01/31(土) 18:01:11 ティラミスがしょっぱかったっていうのは白血病のせいで彼女の味覚がおかしくなっていたからなのかそれとも心理的なアレなのか 39 : haruka : 2015/02/03(火) 22:15:59 >>38涙の表現だと思うですがそれは 40 : 羣雲@相棒はセイヤさん : 2015/02/04(水) 19:53:03 泣いたわ(´;ω;`) 41 : らーめん屋 : 2015/03/01(日) 13:50:14 お疲れ様です。感動しました。。゚(゚ノД`゚)゚。皆さん書いていらっしゃいますが、名前のメッセージも凄いです。これはもっと伸びるべきです。本当にお疲れ様です。 42 : Rin.@喰種×進撃ss投稿開始! : 2015/03/04(水) 21:25:16 お疲れ様です。感動しました(T ^ T)名前のメッセージはレスの数を考えて書いていたんですね。ただただ尊敬の念でいっぱいです!本当にお疲れ様でした!! 43 : さくらもち : 2015/03/18(水) 19:43:04 尊敬します。感動しました。こんなにもいい作品をありがとうございます 44 : 蒼 : 2015/03/31(火) 21:04:50 グループで紹介されていて拝見させて頂きました!文章が綺麗でとても読みやすかったです!そして、名前のメッセージは後から知って見せてもらいましたが素晴らしぃと思いました!本当に感動しましたお疲れ様です! 45 : 彩羽 : 2015/05/26(火) 21:53:52 感動しました!泣いた(ノ_・。)名前が彼女さんへのメッセージになってて素晴らしいと思いました来世でお二人が結ばれるのを祈っています 46 : 名無しさん : 2015/06/03(水) 17:21:21 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||感動しました ||__________| ∧_∧ || (´д` )|| / づΦ 47 : 名無しさん : 2015/06/03(水) 17:21:53 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ||__________| ∧_∧ || (´д` )|| / づΦ 48 : 名無しさん : 2015/06/16(火) 19:28:35 : 今でも: ずっと:君のことが : 愛おしい: そっちは今: 元気ですか? : こっちは : 元気です : もうすぐ: 残りの : ティラミスは: 少なくなってきました : このティラミスを: 食べ終わったら : 少しずつ: 歩き出すよ: ありがとう: さよならこのメッセージにも泣けます…! 49 : ひなのん♪ : 2015/07/22(水) 08:54:58 お疲れ様でした。感動しました!名前のとこが、メッセージになっていてさらに感動しました… 50 : rara : 2015/07/22(水) 11:31:42 すごい・・・すごいですよ・・・名前まで使うなんて・・すっごい感動しました!!!乙です!!!! 51 : 名無しさん : 2015/11/26(木) 06:37:51 乙です、一番員の出版応援しています。 ▲一番上へ 編集パスワード スレッド投稿時に設定した編集パスワードを入力してください。