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儚く散った其の翼

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  1. 1 : : 2014/11/29(土) 18:52:00
    目が覚めるとそこは

    暗くて

    終わりも無くて

    闇に閉ざされた世界のようで

    でもそれは

    自分がいるというよりは

    他人の体に意識を移している

    そんな感覚で

    突然ひどい痛みに襲われて

    意識がだんだん薄れていって____




    エレン「……!…夢…か……。」

    ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
    ◎     ☆注意☆      ◎
    ◎文章力?そんなのは駆逐した! ◎
    ◎更新は時々遅くなるだろう!  ◎
    ◎以上だ!では再開だ!     ◎
    ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

    クリスタ「そんな夢を見たの?」

    エレン「…あぁ。」

    クリスタ「きっと、もうすぐ壁外調査
    だから不安だったり心配があったりす
    るでしょ?そのせいじゃないかな?」

    エレン「ははっ!だよな!」

    そうだ。
    夢なんだ。ただの夢だから気にするこ
    となんてないんだ。

    ミカサ「エレン、どうしたの?」

    エレン「わっ!?ミカサ!いつの間に
    !?」

    ミカサ「さっきアルミンと一緒に。」

    アルミン「あ…はは(笑)」

    エレン「……あ。」

    ミカサ「どうしたの!?」

    エレン「ごめん……もうすぐ7:00に
    なるから兵長のところに行かないと…。」

    クリスタ「わかった!」ニコッ

    エレン「ああ。ごめんな!」タタッ

    あーあ。部屋を出てきちゃったよ…。
    本当は呼ばれてなんていないけど。

    何でだろうな。
    ちょっと一人になりたかった。

    ハンジ「エレン?どうしたの?」

    エレン「わっ!ハンジさん!?びっく
    りさせないでくださいよ……。」

    ハンジ「ああ…ごめん。あ、そういえ
    ばさっきリヴァイが呼んでたよ!で俺
    の部屋に来いって伝えといてって言わ
    れた!」

    エレン「あ…はい。」

    言ったことが現実になっちまった…。
    そういや前にもこんなこと……。

    あ、早く兵長のところ行かないと!
    また怒られる……。

    コンコン

    エレン「兵長。俺です。」

    リヴァイ「来たか。入れ。」

    ガチャ

    エレン「失礼します。」

    そういえば兵長の部屋の中に入るのは
    初めてだ。緊張するな…。

    リヴァイ「3日後の壁外調査のことだ
    。」

    エレン「!!」

    あー、このタイミング…というか今壁
    外調査の話を持ち出されたくなかった
    な。

    リヴァイ「資源が足りないんだ。」

    エレン「え?」

    リヴァイ「その件で今エルヴィンは外
    出している。」

    エレン「はい…。」

    資源?資金じゃなくて資源が?

    リヴァイ「氷爆石が少ないらしい。」

    エレン「え!?そんな…それじゃあ立
    体機動に必要なガスがいつもより少な
    いんですか!?」

    リヴァイ「そういうことだ。」

    エレン「でもどうして俺に…」

    リヴァイ「お前の同期にも伝えておけ
    。それだけだ。」

    エレン「わかりました。」

    あーあ…またあいつらのところに行か
    なきゃならないのか…。

    どうしてだろうな?『嫌』なんだ。
    自分でも分からない。

    ガチャ…

    ミカサ「エレン!」

    エレン「何だよ…。」

    正直ウザい。けど嫌という訳ではない
    。いや、嬉しくもないけどな?

    アルミン「エレン?何か伝言があるん
    でしょ?顔に出てる。」

    アルミン。お前は人の心を読めるのか
    よ。

    エレン「ああ。3日後の壁外調査では
    …」

    クリスタ「……。」

    エレン「いつもより…」

    ミカサ「………。」

    エレン「ガスを…」

    アルミン「……。」

    エレン「持っていく量が少ない。」

    ミカサ「え?どうして!?」

    エレン「氷爆石があまり採れなかった
    らしい。」

    ゾクッ

    え……?
    今寒気が………。

    ミカサ「エレン?大丈夫?」

    エレン「あ…あぁ。」

    壁外調査前なの風邪でも引きかけてん
    のか?今日はゆっくり休んでおこう。

    ミカサ「エレン。顔色が悪い。今日は
    安静にして。」

    エレン「あぁ。俺もそう思ってたとこ
    ろだ。」

    そうして俺はいつもの部屋に戻ろうと
    したのだが……。

    エレン「…ぅ……」

    廊下を歩いている途中で全身の力が抜
    けた。最後に誰かが俺の名前を呼ぶの
    が聞こえて____________

    どうなったんだろうな?
  2. 2 : : 2014/11/29(土) 21:04:14
    ……ン!
    …レン!
    エレン!

    エレン「!!」

    ハンジ「良かった。目を覚ましたんだ
    ね。」

    エレン「ハ、ハンジさん…?」

    ハンジ「大丈夫?体の調子は?」

    エレン「あの…ここは…?」

    ハンジ「医務室だよ。」

    エレン「あ、そうだ。俺倒れて…」

    ハンジ「うん。」

    エレン「……!」



    『戻って来てよ!』


    『大丈夫だ。』


    『駄目!戻って来て!』


    『大丈夫だ!』


    『え…駄目…あ…あああああああああ
    ああああああああっっっっ!!!』



    エレン「!?」

    今のは一体…。

    ハンジ「エレン!?」

    エレン「あ…何でもないです。」

    ハンジ「そう。なら良かった。」

    エレン「あの…」

    ハンジ「何?」

    エレン「誰がここまで運んできてくれ
    たんですか?」

    ハンジ「ああ。リヴァイだよ。」

    エレン「え…」

    また兵長に迷惑を掛けた。
    この前の訓練で装置が故障したときも
    そうだ。

    ハンジ「ねぇエレン。暇でしょ?」

    エレン「え…まぁ、はい。」

    ハンジ「じゃあ巨人の話でも…」ニコニコ

    巨人の話をしようとするハンジさんは
    いつも笑顔だ。でも今日の笑顔は無理
    をして笑っているようだった。

    と思うのは俺だけなのか?

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