世良と灰原と少年探偵団と
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- 1 : 2014/11/21(金) 00:37:26 :
- このssはコナンくん達が旅館に行った時のお話しです。
ゆっくり書いてくと思いますので…
では!
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- 2 : 2014/11/21(金) 00:40:58 :
- 俺達、少年探偵団は2日間連休と言う休みを利用して、たまたま博士が福引で群馬にある旅館に宿泊できる一泊二日の旅行券を当てたため行く事になった。
しかし人数が1人足りないと言う事であと1人、誰を誘うか話し合っていた…
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- 3 : 2014/11/21(金) 00:43:30 :
- 博士邸にて
歩美「歩美は蘭お姉さんが良い!」
光彦「僕は隣に住んでいる昴さんが良いと思いますよ!」
元太「誰でも良いけどよ~、早く行こうぜー」
博士「わしも昴くんのが良いと思うぞ」
コナン「おいっ!博士!」コゴエ
博士「なんじゃ?」
コナン「昴さんは…ゴニョゴニョ」
博士「あぁ、そうだったな、忘れておったわい」
コナン「しっかりしてくれよな…」
灰原「何がしっかりしてくれよ、なのかしら?」
コナン「え?いや…何でも」アハハ
灰原「ふ~ん」
灰原「円谷くん、今回は『隣に住んでいる人』はダメみたいよ」
光彦「昴さんの事ですか?」
灰原「そう、その昴さん」
光彦「はぁ…」
歩美「なら蘭お姉さんに決まりだね!」
光彦「仕方ありませんね」
コナン「んじゃー蘭姉ちゃんに電話するぞー」
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- 4 : 2014/11/21(金) 00:44:21 :
- コナン「あっ、もしもし蘭姉ちゃん?」
蘭「ん?どうしたの?コナンくん」
コナン「実はね博士が福引券で旅行券を当てたから一緒に行かないか~って」
蘭「ごめーん、コナンくん」
コナン「へ?」
蘭「私、園子と二人で出掛けるの…だから今回は行けない…」
コナン「あっ…大丈夫だよ」
コナン「じゃっ、切るね~」
蘭「あっ、待って!」
コナン「ん?何?蘭姉ちゃん?」
蘭「さっき世良さんが来て、コナンくんの事探してたからたぶんそっちに世良さんが行くと思うから」
コナン「わ、わかった~ありがとう蘭姉ちゃん」
蘭「博士に迷惑かけちゃだめよ!?」
コナン「はぁ~い」
プツン
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- 5 : 2014/11/21(金) 00:45:00 :
- 歩美「蘭お姉さん来れない?」
コナン「今回は園子姉ちゃんと出掛けるから無理って」
灰原「(♪)」
円谷「じゃー誰にするんですか!」
元太「もー!昴の兄ちゃんで良いじゃんかよ」
コナン「あのさ…世良の姉ちゃんとか…嫌か?」
元太「もう、誰でも良いよ」
円谷「僕は大賛成ですよ!」
歩美「うん、歩美も良いよ!」
灰原「私はパス」
コナン「おっ…おい」
灰原「嫌よ、得体の知れない人と出掛ける何て」
コナン「大丈夫だって…何かあったら助けてやっからよ…」
灰原「…」
コナン「な?」
灰原「わかったよ」
コナン「博士もいいな?」
博士「わしは誰でも」
コナン「んじゃー世良の姉ちゃんに電話っと…」
『僕ならここに居るよ!』
コナン「え?」
みんなが一斉に玄関の方を向く
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- 6 : 2014/11/21(金) 00:46:30 :
- 円谷「あー!世良さんじゃないですかー!」
歩美「あれー?何時から居たの?」
世良「ついさっきだよ、誰も気づかないから話を聞いていたらコナンくんが僕に連絡するとか言ってたから」
灰原「へー、それで盗み聞きしたと」
世良「不味かったか?」
コナン「ううん、それより世良の姉ちゃんこれから2日間空いてる?」
世良「え?ん~別に要はないけど…何でだい?」
コナン「実は博士が福引券で旅行券を当てたから一緒に行かないかな~って」
世良「え!?良いのかい!?僕が行っても!」ニコニコ
コナン「え?うん、みんな賛成したからね…」アハハ
世良「行く!コナンくんも行くんだろ?」
コナン「うん」
世良「なら無理矢理でも行くよ」ニコニコ
コナン「そ、そう」アハハ
灰原「…」
世良「何時出発するんだい?」
博士「準備が出来次第行こうと思っておるが」
世良「オーケー!なら準備して来るから待っててな!♪」ニコニコ
コナン「う、うん…」
ガチャ バタン
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- 7 : 2014/11/21(金) 00:47:36 :
- 光彦「それにしても随分嬉しそうでしたね~」
歩美「ね~!旅行行けるから嬉しいのかな?」
元太「たぶん旅館の飯を食えるからじゃないか?」
光彦「元太く~ん、それは無いと思いますよ~」
歩美「アハハ♪」
灰原「ちょっとちょっと」コゴエ
コナン「ん?」
灰原「僕ッ子探偵が居たこと気づいてたの?」
コナン「え?いや…」アハハ
灰原「そう…私も気づかなかったわ」
コナン「まぁ…たぶん敵じゃないから」
灰原「何でかしら?」
コナン「それは…」
灰原「あー!もしかしてまた」
『ホームズファンに悪い人は居ないから!』ニッコリ
灰原「何て言わないでしょうね?」
コナン「アハハ…」
コナン「そもそもホームズファンなのかも知らねーよ」
灰原「そう、まっとにかく」
灰原は立ち上がる
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- 8 : 2014/11/21(金) 00:48:19 :
- 灰原「守ってよね、死ぬ気で」
コナン「へいへい、分かってますよ」
コナン「って、何処に行くんだよ」
灰原「トイレよトイレ、見たい?人がトイレで用を足すところを!」イラッ
コナン「い、いえ」
灰原「フン」
歩美「ね~!!コナンくん!」
コナン「ん?どうしたの?」
歩美「寝るとき一緒に隣になって寝ない?嫌…かな?」
コナン「別に良いけど、たぶん部屋は2つに分かれると思うから男子と女子に分けて寝た方がいいんじゃない?」
光彦「そーですよ!!分けましょう!」
元太「俺は何でもいいや」
歩美「え…?あっうん…」
歩美「(コナンくんと隣で寝たかったな…)」
光彦「(あっでも歩美ちゃんと灰原さんに挟まれて寝てみたいですね~!)」
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- 9 : 2014/11/21(金) 00:48:44 :
- ―――空想中―――
歩美「光彦くん…寒いから近づいてもいい…?」
光彦「はい!良いですとも!」
灰原「円谷くん…寒いからそっちに行っても良いかしら?」
光彦「はい!もちろんです!」
歩美「え~!!哀ちゃんずるい!」
灰原「円谷くんは私と寝るのよ!」
―――空想終わり―――
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- 10 : 2014/11/21(金) 00:49:49 :
- 光彦「(おっと…いけない…僕としたことが…こんなふしだらな事を考えるとは…)」
コナン「おい、光彦どうしたんだ?難しい顔して」
光彦「え?いえ!何でもないですよ!」アハハ
それから少しして
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- 11 : 2014/11/21(金) 00:51:32 :
- ガチャ
世良「ヤッホー!準備して来たよ!」
コナン「あれ?バイクで来たの?」
世良「ん?あぁ…歩くの面倒だったし車に乗れなかったら嫌だからな」ニコニコ
コナン「アハハ」
博士「少し早いが行くとするかのぉ」
歩美「はーい!」
光彦「行きましょう!」
元太「おー」
灰原「ふぁぁぁ…(眠い)」
博士「荷物を詰め込むの手伝ってくれー」
光彦「良いでしょう!手伝います!」
元太「俺っもー!」
そして荷物を詰め終わり
博士「じゃー、出発じゃ!」
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- 12 : 2014/11/21(金) 00:52:33 :
- 車に乗ってる席順としては
荷物
―――――――
世良 歩 光 元
―――――――
博士 コ哀
分かりにくくてすいません…
※また明日、更新します!
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- 13 : 2014/11/22(土) 04:25:43 :
- 車内にて
光彦「それにしてもこのメンバーで旅行に行けるとは楽しみですね!」
コナン「あー!しかも温泉の種類がかなりあって、広い温泉もあるみたいだぜ?」
元太「本当か!なら泳ぎたいぜ!」
光彦「良いですね!人が少なかったら競争しましょう!」
博士「これこれ、他の人に迷惑はかけちゃいかんぞ」
元太「わかってるって!博士!」
灰原「分かってないから言ってるのよ」
元太「はーい」
光彦「元太くん、素直ですね~」
元太「だって灰原を怒らすと怖ぇ~からな…」コゴエ
灰原「悪かったわね、怒ると怖くて」
元太「ひぃぃぃぃ」
歩美「アハハ!」
コナン「おっ、おい何か機嫌悪いんじゃねーか?」
灰原「そう?」
コナン「あっ、分かった…」
コナン「俺と隣だからイライラしてるんだろ?」
灰原「はぁ?別に嫌なんかじゃないわよ、むしろ嬉しい♪」
コナン「は、はぁ?」
灰原「なーんてね?」クスクス
コナン「オメーな…」
灰原「それより…世良…しっかり監視しといてよね」
コナン「あっ、あぁ…分かってるよ」
コナンは世良の方を向く
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- 14 : 2014/11/22(土) 04:26:19 :
- 世良「…」
コナン「今は監視はしなくて良さそうみたいだな」
灰原「何でかしら?こっからよく見えないから分からないわ」
コナン「寝てるよ」
灰原「あら、疲れてたのね」
コナン「そうだな」
灰原「でも何で疲れてたのかしらね?」
コナン「さぁ?もしかしたら俺達を始末するために見張ってたり?」
灰原「ちょっと!」
コナン「なぁーんてな?」
灰原「もう…」
コナン「さっきのお返しな」
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- 15 : 2014/11/22(土) 04:57:23 :
- 灰原「バカ…」
それから何時間か経ち旅館に着いた。
駐車場
博士「ほぉー!創業30年って書いてあったからそれなりの旅館かと思ったら随分、新しいのぅ!」
元太「うわぁ!スゲー!」
光彦「すごいですね!これは楽しみです!」
博士「さて!行くかのぉ」
歩美「哀ちゃん!行こ?」ニコッ
灰原「えぇ、今行くわ」
そう言うと歩美は博士達と旅館に向かう。
灰原「ね?工藤くん」
コナン「ん?」
灰原「起こさなくていいの?」
コナン「今、起こそーと思ってたんだけどさ」
灰原「?」
コナン「世良って前に会ったことあるような気がするんだよなー」
灰原「前って工藤くんが工藤くんの時?」
コナン「え?あぁ…」
灰原「何処でよ?」
コナン「それが思い出せないんだよな…」
灰原「はぁ…探偵なら覚えておきなさいよね」
『やっぱり覚えてないか…』
コナン「え?」
世良「悪かったな!寝てしまって」
コナン「ううん…それより…やっぱりって…」
世良「さぁ~て!!着いたんだから早く行こうよ!コナンくん!」
コナン「う、うん(こいつ…俺達の事…)」
世良「灰原哀くん?だったよな」
灰原「えぇ…」
世良「さぁ!君も早く行くよ!」ニコッ
世良はそう言うと灰原の腕を引っ張り旅館に入っていく。
灰原「ちょっちょっと!」
コナン「(てか、何時から起きてたんだ!?)」
コナン「(こりゃー迂闊に余計な事を話すと厄介だな…)」
コナンも考え事をしながら旅館に向かう。
※また後で更新します。
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