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ペトラ「兵長、サヨナラ...」
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- 1 : 2013/11/14(木) 20:17:21 :
- ペトラ「兵長、サヨナラ...」の話を少し変えて
長めの話にしてみました
一度ご覧になったことがある方も、
話が違うので、ぜひご覧下さいー
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- 2 : 2013/11/14(木) 20:17:41 :
体を軽く、叩かれる
目を開けると、そこにはペトラがいた
ペトラ「兵長...?」
リヴァイ「ペトラか、どうした?」
ペトラ「今日は...サヨナラを言いにきました」
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- 3 : 2013/11/14(木) 20:18:07 :
リヴァイ「ー?」
ペトラ「覚えていらっしゃらないのですか...?」
リヴァイ「あぁ、よくわからない」
ペトラ「私たち、リヴァイ班のオルオ、グンタ、エルド、ペトラはー」
ペトラ「女型に負けてしまいました」
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- 4 : 2013/11/14(木) 20:19:14 :
リヴァイ「女型...って、てめぇ・・・」
ペトラ「あ、そうか・・・」
ペトラ「このことは、まだ5年前から生き残っている兵士しかしらないんでしたね」
リヴァイ「お前、盗み聞きしたのか?」
ペトラ「まさか、そんな・・・」
リヴァイ「じゃ、なんで知ってるんだ?」
ペトラ「それは...」
ペトラ「話すと長くなるんで///」
リヴァイ「そうか・・・」
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- 5 : 2013/11/14(木) 20:20:12 :
ペトラ「しかし本当に覚えていらっしゃらないのですか?」
リヴァイ「すまない、よくわからん」
リヴァイ「それに、覚えてるも何もねぇよ」
ペトラ「ですよね」
ペトラ「だって、私は未来からきましたから・・・」
リヴァイ「未来?」
ペトラ「はい・・・」
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- 6 : 2013/11/14(木) 20:22:21 :
ペトラ「ハッキリ言っちゃいますけど、私たち、次の壁外調査で死んじゃうんですよ..//」
ペトラ「まぁ、ほとんど私たちの力不足ですけどね」
リヴァイ「そうか...」
ペトラ「しかし、兵長は冷静に受け止めていらっしゃいますね」
リヴァイ「調査兵団に入ったからには...仕方の無い事だ」
ペトラ「...」
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- 7 : 2013/11/14(木) 20:22:45 :
リヴァイ「でも、仲間の死は慣れられない」
ペトラ「...わたしもそうでしたよ。でも、慣れちゃいけないと思います」
ペトラ「人が死ぬことに慣れてはダメです。それが当たり前という環境を作り出してはダメなんです。一人一人に大切な家族がいるのですから...。そのご家族が悲しんでしまう環境を作り出してしてはダメです」
リヴァイ「あぁ」
ペトラ「あ...なんかスイマセン...私なんかが兵長にー」
リヴァイ「いや、お前は正しい」
ペトラ「なんか残されたお父さんのコト考えたら、つい...」
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- 8 : 2013/11/14(木) 20:23:45 :
リヴァイ「俺は、お前らを守れなかったのか?」
ペトラ「・・・えへへ...//」
リヴァイ「そうか...」
リヴァイ「お前を守れなくて...すまなかった」
ペトラ「いえ、そんなー」
ペトラ「兵長は間違った選択はしていませんでしたよ」
リヴァイ「だが、結果は変えられたかもしれないんだろ?」
ペトラ「でも...もしかしたらさらに最悪な結果になっていたかもしれませんよ」
リヴァイ「・・・」
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- 9 : 2013/11/14(木) 20:23:59 :
ペトラ「あそこで...戦ったら全員死んでしまったかもしれないです」
リヴァイ「...逆に言えば、全員助かったかもしれない」
ペトラ「それが一番いいですが...結果は誰にも分からないです」
ペトラ「ただ...エレンを守れなくてスイマセンでした」
リヴァイ「エレンなら...たぶん大丈夫だろう」
ペトラ「そっかぁ。よかったー。でも、まだ危なっかしいですよね」
リヴァイ「あぁ。あのミカサっていうのもな」
ペトラ「ふふっ。みんなが成長する姿をもっと見たかったなぁ」
リヴァイ「・・・」
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- 10 : 2013/11/14(木) 20:29:14 :
ペトラ「あっ。でも、後悔はないです」
リヴァイ「本当か?」
ペトラ「はい、人類の勝利のために役に立てたのですから」
リヴァイ「お前らは...平和への一歩を踏み出した。それだけで十分だ」
ペトラ「ありがとうございます」
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- 11 : 2013/11/14(木) 20:29:28 :
ペトラ「あの...兵長?」
リヴァイ「なんだ?」
ペトラ「サヨウナラ」
リヴァイ「もういくのか?」
ペトラ「はい、もとの世界で兵長と生きて過ごせる時間を楽しみます」
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- 12 : 2013/11/14(木) 20:30:44 :
リヴァイ「元の世界?」
ペトラ「はい、それじゃ...」
ペトラ「もう一度、貴方と話せてよかったー」
ペトラ「兵長・・・」
ペトラ「さようなら」
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- 13 : 2013/11/14(木) 20:30:55 :
ペトラ「兵長っ!起きてくださいよ」
リヴァイ「なんだ、朝から...」
朝、起きると不思議な感覚だった
さっきまで夢を見ていた事は分かる
だが、それがどんなものだったのか・・・
俺には思い出せなかった
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- 14 : 2013/11/14(木) 20:31:11 :
ペトラ「何だって、始まりますよ」
リヴァイ「何がだ?」
ペトラ「忘れてたんですか?」
リヴァイ「...?」
ペトラ「明日の第57回壁外調査の作戦会議ですよ」
リヴァイ「あぁ」
ペトラ「もう団長もハンジさんも待ってますよ」
リヴァイ「今いくと伝えてくれ」
ペトラ「はい...あの兵長...」
リヴァイ「なんだ?」
ペトラ「わたしたちは絶対、死にません」
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- 15 : 2013/11/14(木) 20:31:24 :
リヴァイ「・・・あぁ」
ペトラ「だから、安心してくださいね」
リヴァイ「お前らは、俺が守る」
ペトラ「・・・ありがとうございます//」
ペトラ「だけど...」
ペトラ「さようなら・・・」
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- 16 : 2013/11/14(木) 20:31:40 :
リヴァイ「あぁ?」
ペトラ「あ、いえ...もし、私が死んじゃったら話すのこれで最後になっちゃうかもしれないんで」
ペトラ「一応、言っておこうかと...」
リヴァイ「お前らは死なねーよ」
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- 17 : 2013/11/14(木) 20:32:04 :
ペトラ「・・・はい」
ペトラ「最前を尽くします」
ペトラ「この国の未来の為にー」
ニコッと笑いながら敬礼をするペトラー
俺は誓った
こいつらは俺が守る
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- 18 : 2013/11/14(木) 20:32:20 :
リヴァイ「おい、ペトラ」
ペトラ「はい?」
リヴァイ「さよならは...」
リヴァイ「言わせねーよ」
「はい!」と、笑顔でペトラはこちらを振り返った
お前ときちんと、話したのは...
これが最後だった
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- 19 : 2013/11/14(木) 20:32:33 :
「早く行きますよー」
ペトラが言う
俺は、おまえの後に続いて部屋を出る
さよならは...
言わない
end
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- 20 : 2013/11/14(木) 20:34:50 :
- 以上ですー
漫画の新作で、新しいリヴァイ班が結成され、
旧リヴァイ班とは、少しお別れしなくちゃな...と
考えている今日この頃です//
だけど、やっぱり、ペトラやオルオに捕われ過ぎの私です...ww
これからは、新しいリヴァイ班の話とかも書いていきたいなぁと思っておりますー
ssの希望などありましたら、お願いします
rinnka
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- 21 : 2013/11/14(木) 21:03:57 :
- お疲れ様でした!
前のリヴァイ班を思うと、やっぱりちょっとさみしいです・・・
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- 22 : 2013/11/14(木) 23:41:23 :
- 今回も、切なく読ませていただきました。お疲れさまです。
今月号のエレンの頭の三角巾と、表情。
やっぱりあのリヴァイ班の4人あってだとおもうので、感慨深いです。
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- 23 : 2013/11/15(金) 10:56:34 :
- 読ませていただきました!
私も、旧リヴァイ班が好きなので…
寂しいですよね(´・ω・`)
あたらしい
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- 24 : 2013/11/15(金) 10:58:06 :
- ↑途中になってしまって
すみません(ノД`)
新しい班のことも書きつつ、
旧リヴァイ班のことも書いていただけたら嬉しいです(●´ω`●)
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- 25 : 2013/11/15(金) 16:39:46 :
- はい...//
やっぱり、リヴァイ班最高です♡
これからも、他のも書きつつ、頑張りたいとおもいます
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- 26 : 2013/11/16(土) 10:08:43 :
- よかったです!
リヴァイ班最高です!
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- 27 : 2014/01/31(金) 17:30:06 :
- 切ないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ
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- 28 : 2014/01/31(金) 17:43:48 :
- ヤバイ、アニが嫌いになるかも……
切ない
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- 29 : 2014/10/11(土) 21:21:15 :
- お疲れ様でした!面白かったです♪
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