【リヴァハン】ハンジ「リヴァイなんか大嫌いだ！」

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【リヴァハン】ハンジ「リヴァイなんか大嫌いだ！」

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1 : MARIA : 2014/11/10(月) 07:33:22

リヴァイとハンジさんがくだらないことで喧嘩するお話。

※リヴァイさんがちょっとアホ(天然？)

※リヴァ→ハン

※モブリット可愛くしたい。

※一応シリアス

執筆は夜に！(多分)
6 : MARIA : 2014/11/10(月) 19:58:24

11/9(日)

2100

ハンジ「リヴァイなんか大嫌いだ！！」

リヴァイ「」

そう言い、ハンジは部屋を出た。

ドアを閉める音は、リヴァイの鼓膜に大きく響いた。

リヴァイ「(・・・・・・？)」

リヴァイ「(夢だな。寝たらいい。寝たら忘れる。)」

リヴァイ「(朝起きたらハンジが笑顔で寄ってくる筈だ)」

リヴァイ「……」

リヴァイ「(寝る)」

リヴァイ「zzz......」
7 : MARIA : 2014/11/10(月) 20:05:08

喧嘩の原因。

時が遡ること10分前……。

ハンジ「ねーねー。リヴァイ♪」ｷﾗｷﾗ

リヴァイ「ん？」

ハンジ「今度の調査でさぁ…巨人生け捕りにしてよ♪」

リヴァイ「……断る」

ハンジ「ええっ！」ｶﾞｰｰﾝ

リヴァイ「これ以上付き合っている暇はねぇ。出ていけ」

ハンジ「お願い！一匹だけ」

リヴァイ「……エルヴィンに許可は取ったのか」

ハンジ「リヴァイが言えばいいかなって……」

リヴァイ「尚更お断りだ。」

ハンジ「お～ね～が～い～！」

リヴァイ「めんどくせぇ。」

ハンジ「ケチッ！チビ！」

リヴァイ「なんとでも言え」

ハンジ「……もういいよ」

ハンジ「リヴァイなんか大嫌い！！」
8 : MARIA : 2014/11/10(月) 20:54:55

11/10(月)

0700

リヴァイ「……」

ペトラ「兵長！おはようございます！」

リヴァイ「ああ。ところでハンジを見てないか？」

ペトラ「私はまだ見てませんね……」

モブリット「あ！分隊長なら、まだ自室ですよ」

リヴァイ「またか。起こしに行く。モブリットは今日ぐらいゆっくり飯を食え」

モブリット「ありがとうございます。リヴァイ兵長」

ニファ「モブリット～？今日は一緒に食べよ」

モブリット「ん？ああ」

0710

ハンジ自室

ハンジ「……」

ハンジは一夜漬けで巨人の生け捕りのことを考えていた。

リヴァイを恨みながら……(笑)

ハンジ「何だよあいつ……。身長も心も小さいんだから……」

コンコン

ハンジ「どーぞ」

リヴァイ「……よお」

ハンジ「……」

ハンジは無言でドアを無理矢理閉めた。
9 : MARIA : 2014/11/11(火) 21:06:02

リヴァイ「」

リヴァイ「夢では無かった……？」

ハンジ『リヴァイなんか大嫌い！もう顔も見たくないよ！チビ！』

リヴァイ「」

リヴァイ「……」ﾄﾎﾞ…ﾄﾎﾞ…

ハンジ「……」プンプン

食堂

リヴァイ「はぁ……」

グンタ「き、今日の兵長はどうしたんだ……？」

エルド「分からん。とにかく、下手に振る舞わない方が……」

エレン「兵長！おはようございます！」

オルオ「てめっエレン！新兵の分際で俺より先に挨拶するとは！！兵長、おはようございます」

エレン「早いもの勝ちですよ～！」

オルオ「このやろ……っ！今日の訓練5倍だ！！」

エレン「今日は休日ですよ～！」

オルオ「」

ペトラ「へっ、間違えてやんの。」

エルグン「「バカがいたぁぁ！！」」

リヴァイ「……はぁ…」
10 : MARIA : 2014/11/12(水) 07:30:06

エレン「……兵長？元気ないですね。」

リヴァイ「ああ……」

エレン「何かありましたか？俺で良ければ相談に乗りますよ」

オルオ「バーカ！お前なんかに兵長が相談すると思うか！」

ペトラ「オルオうるさい。」

オルオ「」

リヴァイ「……エレン、後で話がある。俺の部屋に来い。」

ガタッ　　スタスタ

エレン「」

オルオ「くくく……兵長の気にさわったな…」

ペトラ「あんたは黙れ」

オルオ「フッ……俺の嫁だからって毒舌はいけねえぞペトラ……」

ペトラ「……死ね」

エレン「確かに今のはウザイですね」

オルオ『』

エルド「ご愁傷さま……」⊃⊂
13 : MARIA : 2014/11/15(土) 14:06:30

0800

コンコン

リヴァイ「……入れ」

エレン「し、失礼します……」

リヴァイ「適当に座ってろ。茶を淹れてくる」

エレン「いえ、先にお話を聞かせてもらえますか？」

リヴァイ「……わかった」

リヴァイ「……ハンジが怒っている」

エレン「へ？兵長にですか？」

リヴァイ「ああ。巨人の生け捕りをしてこいとかなんやら」

エレン「(ハンジさん無理言い過ぎ……)」

エレン「……それでお元気無いんですか？」

リヴァイ「……」
14 : MARIA : 2014/11/15(土) 14:15:40

エレン「……俺の話、少しいいですか？」

リヴァイ「……ああ。」

エレン「俺も先日、……家族と喧嘩してしまって……」

リヴァイ「……俺を睨んでいた黒髪のか。」

エレン「はい。ミカサって言うんですけど、俺はつまらないことで喧嘩してしまって……」

リヴァイ「……」

エレン「その後、あいつと距離取ってしまって……。あの日、幼馴染みに叱られました。」

エレン「『ミカサの元気がない。おかしいよ。君が何か言ったの？』って」

リヴァイ「……」

エレン「……あいつ、強いと思っていたけど意外に傷つきやすかったんですよ」

リヴァイ「あいつがか？」

エレン「はい。俺も、この間まで全く気づきませんでした。」

リヴァイ「……それが、俺の話と関係あるのか。」

エレン「……外見は元気でも、中身はズタボロだと言いたいんです」

リヴァイ「！」

エレン「……ハンジさんも、ミカサと同じような感じ、じゃないかな～？と思って」

エレン「悪魔で、俺の予想ですよ」
15 : MARIA : 2014/11/15(土) 14:19:12

エレン「……実は、仲直りしてないんですよ。外出許可、いただけますか。」

リヴァイ「……今日だけは好きにしろ」

エレン「！？」

エレン「はいっ！兵長も、頑張ってください！」

__________________________________

リヴァイ「……」

リヴァイ「……よし。」

スクッ
16 : MARIA : 2014/11/15(土) 14:32:20

リヴァイは何かを思い付いたようだ。

0800

ハンジ「リヴァイなんか本当に大嫌い！！」

ハンジ「巨人の生け捕りなんか自分でやってやる！！」

同時刻。ハンジはとんでもない発言をしていた。

モブリット「分隊長！！」

ハンジ「わあああああ！！！」

モブリット「す、すみません。報告書の書類を届けようと思ったら分隊長の声がして……」

ハンジ「……心臓止まるかと思った。」

モブリット「すみません。あ、報告書類です」

ハンジ「またかぁ～♪」

モブリット「……巨人の生け捕り、ダメですよ」

ハンジ「……おっさんがやってくれないんだもん！」

モブリット「……兵長も、お疲れです」

ハンジ「はぁ！？一昨日、私の膝で寝てたんだよ！？」

モブリット「」

ハンジ「しかも足にギューって……」

モブリット「やめてください！！私の兵長像が……」

ハンジ「wwwもう、5年の付き合いだからね」

モブリット「そんなに、仲がいいなら、嫌いのはずありませんよ」
17 : MARIA : 2014/11/15(土) 14:34:25

ハンジ「……そうだね。仲直り、してあげようかな。」

モブリット「素直じゃないですね……」

ハンジ「？」
18 : MARIA : 2014/11/15(土) 14:40:11

2100

エレン「た、ただいまです……」ﾌﾗﾌﾗ

ペトラ「お帰り。なんか疲れてるね」

エレン「づ、疲れまじだ……。」

グンタ「(……相当疲れてるなこの子)」

エレン「き、今日は……ちょっと失礼します……」

オルオ「…へっ、明日の訓練こそは5ば……ガリィッ！！…

オルオ「」

ペトラ「そのまま死んで？」
19 : MARIA : 2014/11/15(土) 14:44:42

ハンジ「どうやって謝ろうかな……」

ガチャ

リヴァイ「入るぞ」

ハンジ「あ！」

リヴァイ「ハンジ。」

ハンジ「ど、どうしたの！手が傷だらけ……」

リヴァイ「そんなことはどうでもいい。ほら、これ……」

ハンジ「……何これ？」

リヴァイ「あけてみてくれ……」

カサカサ

ハンジ「……巨人の…人形……？」

リヴァイ「……お前、好きなんだろ？」

ハンジ「……リヴァイ」
20 : MARIA : 2014/11/15(土) 14:49:28

リヴァイ「……」

ハンジ「……私が好きなのは、巨人の研究だよ？」

リヴァイ「……」

リヴァイ「……」

リヴァイ「……」

リヴァイ「へ？」

ハンジ「私は巨人が好きなんじゃなくて、巨人の研究が好きなんだよ？」

リヴァイ「」

ハンジ「……でも。」

ハンジ「かわいく出来てるね……リヴァイにしては……」

リヴァイ「え？怖くないのか……？」

ハンジ「は？」

リヴァイ「できるだけリアル感を作ったんだが……」

ハンジ「ぷっ……あんたいつも巨人を削いでるのに、こういうことは…wwww」

リヴァイ「？」

ハンジ「ぎゃははははwwwwおかしいww」

リヴァイ「……？」
21 : MARIA : 2014/11/15(土) 14:54:43

11/11(火)

0710

ハンジ「おっはよ～！！ハンジさん登場だぁ～！」

エレン「な、仲直りしたんですね……」

ハンジ「えへへ♪♪」

リヴァイ「……」

あの後、リヴァイはハンジの巨人報告を徹夜で聞かされたらしい……。

おかげで、とても不機嫌だ。

エレン「兵長♪おはようございます♪」

リヴァイ「あ”あ”！？」

エレン「」

ハンジ「リヴァイ♪」

リヴァイ「ん”？」

ハンジ「大好き♪」

リヴァイ「……ん♪」

ご機嫌♪

終わり
37 : 名無しさん : 2014/11/29(土) 18:02:45

おもろかったwwwwwww乙です
38 : みーみーです！SwnCfFB6RI : 2015/07/22(水) 09:13:57

兵長、ハンジさんの膝で寝てたんすかｗｗｗｗｗｗｗｗ
乙です！
39 : ハンジ : 2017/11/11(土) 18:35:17

リヴァイとハンジお似合い〜

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著者情報

MARIA

@eremika1

この作品はシリーズ作品です: 思い付き短編集シリーズ

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