この作品は執筆を終了しています。
【ボカロSS】無題
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- 1 : 2014/11/09(日) 20:06:28 :
- ボカロのssは初めてです。
へたくそですがいいですか?
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- 2 : 2014/11/09(日) 20:10:14 :
ガシャーーーーン
突然の出来事だった。
暗い車の中だったのにいきなり赤い炎に包まれたのだ。
そして、気づけば病院の天井を見つめていた
そして、僕は思い出した。あの時のことを……
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- 3 : 2014/11/09(日) 20:20:04 :
- あれは、僕らの誕生日のこと
父「リンレンお誕生日おめでとう!」
母「おめでとう!リン、レン」
リン「ありがとう!お母さん、お父さん!」
レン「あ…ありがとう///」
母「ふふっ…レン、そんな照れなくてもいいのよ?」
レン「うん…//」
父「よし!今日は二人のわがままを聞いてやろうじゃないか」
レン「え?」
父「とくにレンはいつも家族にさえ遠慮ぎみだからな」
母「ええ、いいと思うわ!もちろん別でプレゼントもあるわよ?」
リン「わぁーい!」
レン「ありがとう…父さん、母さん」
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- 4 : 2014/11/09(日) 20:28:54 :
- そして僕らはリンのわがままで近くの遊園地に行った。
リン「あー!たのしかったなぁ///」
レン「ねー///」
父「二人ともはしゃぎすぎだぞ」
母「ふふっ、で次はどこに行きたい?レン」
レン「ふぇ?」
リン「次はレンの番だよー?」
レン「行きたいところはもうここで充分だよ」
母「じゃあ、何か欲しいものはある?」
レン「えっと…新しいヘッドフォンが欲しい…」
父「そっか!じゃ、音楽店にあるよな」
母「ええ、あるはずよ」
あのとき、僕がこんなこと言わなければ…よかったのに
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- 5 : 2014/11/09(日) 20:43:00 :
- 今日は終わりです~
どんどんコメントしてください!
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- 6 : 2014/11/10(月) 20:12:11 :
- さくら~、SS2つ目書いたんだ‼期待!だよ~★
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- 7 : 2014/11/10(月) 20:20:18 :
- >>6 モモキタ―――!
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- 8 : 2014/11/10(月) 20:28:18 :
- 音楽店の帰り、もう辺りは暗くなっていた
リンは車の中で買ってもらったゲーム機を抱いて寝ている。
僕は嬉しくてプレゼントをじぃっと見つめていた。
その時
ガシャーーーン
車に大きな衝撃。
レン「うああ!?」
咄嗟に僕は頭を抱え丸まった
リン「きゃあああああああああ」
リンが叫んでいる。でも、リンを気にする暇などなかったのだ
。
母さんが逃げようとしてドアを開けたが、地面との摩擦でガソリンに引火して一気に辺りは真っ赤に染まった。
そこで、僕は、意識を、手放した…
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- 9 : 2014/11/10(月) 20:41:37 :
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…初めに戻る。僕は奇跡的に助かったのだ。両親とリンは…もう隣にはいなかった。
あのとき何があったのか警察に聞くと、大型トラックが居眠り運転で突っ込んできたらしい。父さんは頭を打って即死、母さんは爆死、リンは爆発に巻き込まれ焼死。僕は痕が残るくらいの火傷で、命に別状は無いそうだった。
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家族の葬式のとき、僕はずっと下をむいて黙っていた。
ずっと持っていたプレゼントのヘッドフォンは元の黄色はから少し黒く焦げてしまった。
そして、家族のいない僕を引き取ってくれたのはいとこのメイコ姉たちだった。
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- 10 : 2014/11/10(月) 20:49:32 :
- メイコ姉たちは長女のメイコと長男のカイト兄と末っ子のミク姉だ。メイコ姉とカイト兄は大学生で、ミク姉は高校生で、叔父さんは事故で亡くなり、その後を追うように叔母さんも亡くなった。(原因は病死である)
そんな家族に僕は引き取られた。
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- 11 : 2014/11/10(月) 20:57:35 :
- カイト「……グス」
メイコ「あ…レンくん、この度はご愁傷様です…」
ミク「う…あぁ…ん」ポロポロ
カイト兄は涙ぐんで一言も話さない。
メイコ姉は「ご愁傷様」と言ったっきり黙り込んだ。
ミク姉は声を出して泣いている。
…ごめんなさい。僕がわがまま言ったから、父さんと母さんとリンは死んだんだ…ごめんなさいごめんなさい…
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- 12 : 2014/11/10(月) 20:58:09 :
- 今日はここまで!どんどんコメントください><
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- 13 : 2014/11/13(木) 20:16:49 :
- なんか、シリアスになってきたね…。
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- 14 : 2014/11/15(土) 21:52:39 :
- それから僕は与えられた部屋に閉じこもった。(食事など以外)
メイコ姉たちと話すらしないで一週間がたったころリビングからある会話が聞こえた
メイコ「レンくん、いつになったらでてくるのかしら…」
カイト「学校もあるしね」
学校?そんなのもうリンがとなりにいないのに学校なんて…
ミク「私が…私が説得してみるよ…」
今まで話さなかったミク姉が言った
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- 15 : 2014/11/20(木) 20:39:18 :
- 本当のこと?
ドキドキだよ~
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- 16 : 2014/11/30(日) 16:05:27 :
- 期待です!!
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- 17 : 2014/12/25(木) 21:25:03 :
- 遅くなってすみません><。
トストス
ミク姉が階段を上がる音がした
僕は咄嗟に部屋の鍵をした
コンコン…
ミク「…レンくん?」
レン「…」
僕は無言でドアに背を向けて座った
ミク「レンくんは…もし、もしもリンちゃんが部屋から出ないで学校にも行かなかったら…レンくんはどう思う?」
レン「…」
ミク「…嫌だよね?心配だよね?」
ミク「私も…レンくんが落ち込んでるのはわかる…わかるよ?私たちだっておじさんとおばさんそして、リンちゃんが一気に居なくなって絶望したよ。まぁ、ずっと一緒にいたレンくんのほうが辛いよね。でもね?レンくん、絶望から立ち直らなきゃ…前へは進めないよ?」
レン「…っ」
ミク「リンちゃんは…きっとレンくんが自分のせいで引き籠ってるのは…嫌だと思うよ?望んでないと思う」
レン「……ってる」
ミク「え?」
レン「わかってるよ!でも立ち直れないから!こうなっちゃったんだよ…グス」
扉ごしに叫ぶ
ミク「レンくん…っ」
ミク「…なら!私が、レンくんを立ち直らせて!一緒に学校に行く!」
レン「!!」
ミク「私じゃ…私じゃリンちゃんの代わりになれないかな…?」
レン「……」
カチャ
僕は、鍵を、開けてしまった
嬉しかった。
自分のためにここまで説得してくれて
レン「ぁ…ありがと…う」
泣きながら、少し笑って、部屋の外に出た
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- 18 : 2014/12/25(木) 21:29:13 :
- それから数年たって、僕は高校を卒業した。
これからは恋人のミクと二人暮らしをすることになった。
僕はリンを忘れない。
心のなかにしっかりいる。
もし、僕とミクが結婚することになっても、きっとリンは優しいから笑って
『おめでとう』
って言ってくれるかな
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- 19 : 2014/12/25(木) 21:29:42 :
- 終わりました!
有り難う御座いました!!
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- 20 : 2014/12/30(火) 20:34:27 :
- さくらさん!!
覚えてる、かな…?
久しぶりだね(^ ^)
いま、優しい君が好き。エレアニ(現パロ) っていうの書いてるから、良かったきてね!!
このss面白かった!!また書いて~
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- 21 : 2015/01/15(木) 18:01:08 :
- 先輩!!お久しぶりです~またあえて嬉しいなぁ♪
先輩のSS見に行きます!
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- 22 : 2015/02/07(土) 18:59:14 :
- わお、終わってたwww
感動系だね。。。
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