リヴァイ「ハンジが1匹…ハンジが2匹…」
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- 1 : 2014/11/07(金) 23:28:15 :
- ※ギャグ
※思いつきの超短編
ほんとに思いつきの作品なので、消すかもしれませんが、よろしくお願いします!
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- 4 : 2014/11/07(金) 23:50:09 :
- リヴァイ「…」
暗闇の中、俺はひたすらに目を瞑っていた
ここ最近、なかなか寝付けない
正確には、眠くならないと言ってもいいだろう
別に、嫌な事がある訳でもねぇし、ストレスも溜まっていない。特にこれと言った理由が見つからない
なんでだ?
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- 14 : 2014/11/08(土) 14:00:50 :
- 結局、朝まで起きてしまった
理由を考えても思いつかない。羊はダメ元で数えたが、やはり無理
ひとまず、ベットから降りてカーテンを開け、朝の光を浴びた
リヴァイ「はぁ…」
思わずため息が溢れる
元々、寝るタイプじゃないが、流石に何日も寝れないのはキツい
今日の夜に向けて、もう一度考えることにした
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- 15 : 2014/11/09(日) 18:52:05 :
- 朝食を食べに、食堂へ行ったが兵士達が見ている気がした
席に着き、静かに朝食を食べ始めた
やっぱり、寝てない性なのか頭がボーっとする。静かにしておくとしよう
なんだ?
一人で食べてるのかって?
俺は一人の方が好きなんだ。ごちゃごちゃうるせぇと、食べるもんも食べれなくなるからな
ハンジ「リヴァイ見ぃ〜けっ!おっはよーー!」
言ってる側から来ちまった。こういう奴は、注意しといた方が身の為だ
俺は取り敢えず、首だけで振り向いておいた
ハンジ「あっちゃ〜、何時もよりご機嫌斜めかな?」
リヴァイ「うるせぇのが来ちまったな」
ハンジ「なぬ!?なんか、酷くないかい」
ハンジはそう言いながらも笑顔で、
俺の隣に座ってきた
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- 16 : 2014/11/10(月) 02:24:22 :
- ハンジ「リヴァイ、ちゃんと食べてね〜」
ハンジはそう言うと、魚を掴んだ箸を
俺の口に運んできた
リヴァイ「おい。何してんだ」
ハンジ「いや、見ての通りだけど?」
返されても困るんだが…
リヴァイ「周り見てみろ。すげぇ、注目の的だぞ」
ハンジ「そんなの気にしない、気にしない!」
リヴァイ「てめぇ…なんなんだ?やけに絡んでくるだろ」
ハンジ「ん?そう思う?リヴァイ、元気無さそうに見えたからね」
ハンジ「ほら、早く」
ハンジは先程の箸を、俺の口にガシガシと押し付けてきた
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- 17 : 2014/11/10(月) 13:11:01 :
- リヴァイ「…」
ハンジ「食べる元気もないの?」
リヴァイ「馬鹿か。注目浴びてるつってんだろ」
いくら心配してるとは言え、こんなのできるか!!
って、思わずツッコミそうになった
ハンジ「えぇぇぇ〜食べてよ〜ねえねえ〜」
リヴァイ「チッ」
俺は舌打ちをすると、諦めて固く結んでいた口を開けた
ハンジ「うっしゃあ!!」
リヴァイ「わざわざ、食べさせなくていんだよ」
ハンジ「いいの、いいの」
何がいいんだよ…ほんとにコイツといると調子狂う
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- 18 : 2014/11/10(月) 16:10:35 :
- 期待!
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- 19 : 2014/11/10(月) 16:17:06 :
- >>18
きどっち、ありがとう!!
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- 20 : 2014/11/10(月) 16:35:33 :
- 期待です!(`^´)ゞ
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- 21 : 2014/11/10(月) 21:10:01 :
- 期待っ!
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- 23 : 2014/11/13(木) 18:12:24 :
- 朝食を食べ終え、食堂を後にした
やはり、飯を食べたからと言ってさほど変化は無かった
部屋に入り、執務机に座ると今日しなければならない書類が目に入る
勿論、やらなければならないが気力がない
食ってる時に、風邪かと考えていたが、
その割に、鼻水や咳はでてねぇ
訳が分からず、思わず頭に手を押さえガシガシと力を込めていた
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- 24 : 2014/11/13(木) 18:17:13 :
- ガチャ
ドアが開く音が低く響くと同時に、
"リヴァイ"
と、俺の名前を呼ぶ声が聞こえた
リヴァイ「ハンジか…」
ハンジ「心配で来てみたけど、本当に辛そうだね」
そう、こいつは心配で来てくれたんだ
わざわざ、俺がおかしいのを見つけ、
自分の時間を割いてまで
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- 25 : 2014/11/13(木) 22:40:18 :
- ハンジ「最近変だなって思ってて、今日は一段と様子変だけど、どうしたの?」
リヴァイ「いや…俺、そんなに変なのか?」
ハンジ「まあ、見てる限りはね」
ここで、ハンジに相談してもいいものなのか…
相談はしたいが、余計に心配するし迷惑がかかりそうで怖い
ハンジならむしろ、相談してよ!
と、言いそうだが…
ハンジ「もしだったら、相談のるよ?
話したくなかったら、別だけど…」
リヴァイ「…お前に迷惑かかんねぇか?」
ハンジ「ぶはっ!!リヴァイ、何言ってんの!お互い、悩みがある時は昔から相談してたじゃないか」
その時、俺は改めてこいつが良い奴だと思った。奇行種だの、変人だの言われていたが俺よりよっぽどまともで、思いやりがある奴だと思う
リヴァイ「ハンジ」
ハンジ「ん?」
偶には、素直にならねぇとな
リヴァイ「その…ありがとな」
ハンジ「うん、全然気にしないで!」
ハンジはそう言うと、いつもの笑顔を向けた
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- 26 : 2014/11/13(木) 22:43:44 :
- おぉ、更新されている…!!
期待です!(`^´)ゞ
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- 27 : 2014/11/15(土) 22:00:28 :
- >>26
96猫さん、ありがとうございます!
ハンジ「で、原因は?」
俺達はソファーに座ると早速、話を始めた
リヴァイ「寝不足…てか、寝れねぇんだ」
ハンジ「成程ねぇ…いつから?」
リヴァイ「大体、一週間前。眠気がある日と、ない日があるがどっちみち寝れねぇ」
ハンジ「ん〜、嫌な事とか、ストレスとか思い当たる事ある?」
リヴァイ「特にねぇな」
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- 28 : 2014/11/15(土) 22:11:34 :
- 素直に相談するのはいい事だ(-ω-)(ウンウン
しつこいようですが期待です!(`^´)ゞ
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- 29 : 2014/11/23(日) 09:37:54 :
- >>28
96猫さん、ありがとうございます!!
ハンジ「なんでだろうね……羊は?」
リヴァイ「ダメ元でやったぞ」
ハンジ「やっぱり無理かぁ。…あ!」
ハンジは、腕組みをして少し考えた後、思い付いたように顔を上げた
ハンジ「羊が駄目ならさ、人を数えてみてはどう?例えば…私とか?」
リヴァイ「…」
何言ってんだこいつ…
ハンジ「え…や、う、嘘だよ?人を数えるのはいいと思うけど」
リヴァイ「お前を、数えたら例え寝れたとしても、悪夢を見そうだな」
ハンジ「なっ、悪夢とかひでぇ」
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- 30 : 2014/11/23(日) 20:39:58 :
- リヴァイ「本当だろ。まぁ、試してみる価値はあるか」
ハンジ「今夜、試してみなよ?後で結果教えて」
リヴァイ「ああ」
ハンジ「じゃあ、取り敢えず私はこれで」
リヴァイ「忙しい時に、悪かった」
ハンジ「いいって!それじゃあ、夜の幸せを…じゃあね〜」
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- 31 : 2014/11/23(日) 21:42:20 :
- さてと…
ハンジが居なくなった後、書類に目を通す事にした
後々、面倒になるしな…
それよりも、さっき言っていた羊ならぬ、人を数えて寝るって言う話しだったが
誰を数えるか。これが重要だと思う
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- 32 : 2014/11/24(月) 00:21:41 :
- まずは、思い付く名前を挙げていくか…
いつも近くの奴から
エルヴィン
ミケ
エレン
上の二人はむさくるしいな…
エレンは…巨人が出てきそうだな
近くの奴からとは、言ったがなかなか難しいな
後は、ハンジがいるがコイツは流石にな…
絶対、寝れねぇだろ。
一先ず、夜になったら数えてみるか
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- 33 : 2014/11/24(月) 00:22:46 :
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・・・。
いよいよ、来ちまった…
毎日、続けてあの状態だったから夜がトラウマになりそうだ
早速数えるか
リヴァイ「…え、エレンが1匹…1匹じゃねぇか。エレンが1人…エレンが2人…
リヴァイ「エレンが56人…エレンが57人…」
リヴァイ「寝れねぇ…"駆逐"ばっか言ってるから、巨人しか思い付かねぇな」
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- 40 : 2014/11/24(月) 14:37:15 :
- リヴァイ「はぁ…次行くか。エルヴィンが1人…辞めだ。むさ苦しい」
リヴァイ「ぶっちゃけ、意味ねぇだろこれ。どうするか…」
俺はその後、悩みに悩んで結論を出した
リヴァイ「もう一回、羊を数える!これしかねぇ…」
まぁ、数えてねぇ奴がいるがそこはあえてツッコむなよ?
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- 42 : 2014/11/24(月) 19:14:13 :
- いんこさん!
ありがとうございます( ̄∇ ̄*)ゞ
エルヴィンは寒気ですかね〜w
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- 43 : 2014/11/24(月) 20:01:55 :
- リヴァイ「…もう、なんなんだ。俺の体おかしいのか?なぁ?」
リヴァイ「惨めだから、辞めるか。暗闇で独り言とかどうしたんだよ…」
リヴァイ「…」
リヴァイ「ミケが1匹…ミケが2匹…
動物思い出すな、これ。」
リヴァイ「ミケが72匹…ミケが73匹…
そろそろ、俺の精神が持たねぇ」
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- 44 : 2014/11/24(月) 20:17:29 :
- リヴァイ「はぁ….本読むか」
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- 45 : 2014/11/24(月) 20:20:18 :
- 翌朝
結局、本を読むことにして寝れなかった
やはり、人は数えても無駄と、いう事だ
もう一人数えないのか?って?
悪夢だからな。前々から分かってる事をしても時間の無駄だろ
さてと、ハンジに報告しますかね
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- 46 : 2014/11/24(月) 20:26:24 :
- リヴァイ「駄目だった」
ハンジ「へぇ、人数えるの試したんだね。面白い…くくっ」
リヴァイ「お前の案だろ?」
ハンジ「まぁね。で、誰を数えた?」
リヴァイ「エレン。これは、巨人が思い付いた」
リヴァイ「エルヴィン。これは、1人数えた時点で、すぐ辞めた。むさ苦しからな」
ハンジ「うわぁ、可哀想」
リヴァイ「ミケ。73匹まで数えた。
動物、思い出したが、精神的にやられそうだったから、ここでstopだ」
ハンジ「匹って…面白いねやっぱり」
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- 47 : 2014/11/24(月) 20:37:44 :
- ハンジ「あれ、私、数えなかったの?」
リヴァイ「当たり前だ」
ハンジ「ちぇっ…うそうそ、冗談だよ」
リヴァイ「そのうちな…」
ハンジ「えっ!?いいの?」
リヴァイ「気が向いたらって言ってんだろ」
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- 48 : 2014/11/24(月) 21:46:29 :
- ハンジ「よしっ!待ってるよ」
リヴァイ「ふん…じゃあな」
ハンジ「はいよ〜、今夜こそはお幸せにー」
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- 49 : 2014/11/25(火) 14:54:55 :
- リヴァハンか?リヴァハンなのか!?リヴァハn(((
ゴホッゴホッ期待しております!
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- 50 : 2014/11/25(火) 16:54:33 :
- きどっち!
リヴァハン連呼wwwww
ありがとう!
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- 51 : 2014/12/01(月) 16:31:33 :
- ハンジの部屋を出た後、自室に戻り
俺はいつも通りの仕事を始めた
が…
1つ気になる事がある
やはりあいつを数えた方がいいのか…?
リヴァイ「はぁ…」
もう、何度目か分からねぇ程のため息が口から溢れた
よし。ここは、覚悟を決めるしかねぇな…
今夜、唯一数えていないハンジを数える事にす……
……
いや、やる。ぜってぇ数えてやる
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- 52 : 2014/12/01(月) 16:51:04 :
- 期待です!!
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- 53 : 2014/12/16(火) 18:01:52 :
- キー♪さん!
ありがとうございます!
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- 54 : 2014/12/16(火) 18:17:28 :
- ***
・・・。
一人、自分の部屋で長い沈黙が起こり、よりいっそうしずまっている
。。。何を躊躇っているんだ
やはり、自分の心の何処かでハンジを数えることに抵抗があるのだろう
まあ、実際のところ本当にそうだがな
あいつを数えたところで、仮に眠れたとしても見る夢は”巨人”か、”悪夢”だろう
しかし、数えると決めたからにはなんとしてでも数えて見せる
再び決意し、深呼吸をした
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- 55 : 2015/01/28(水) 22:02:20 :
- 続きを〜〜!
ここで終わりは生殺しですよ〜〜〜!
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- 56 : 2015/01/29(木) 22:17:44 :
- すみません。時間見つけて、更新しますね!
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- 57 : 2015/01/30(金) 16:32:52 :
- お願いします〜。
更新がんばってください〜。
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- 58 : 2015/05/21(木) 17:36:22 :
- 期待です!
更新頑張ってください
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