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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

アルミン「モテキ?」※現パロになります

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  1. 1 : : 2014/10/27(月) 00:31:19
    ~はじめに~
    このSSはあるドラマと映画のシリーズを参考にしています。
    処女作になるので暖かく見守って下さいね(^^)
  2. 2 : : 2014/10/27(月) 00:36:39
    期待だよっヽ(´o`;バシっ
  3. 3 : : 2014/10/27(月) 01:37:44
    4月~

    はじめまして。僕の名前はアルミン・アルレルト(①)。

    普段は自己主張の少なかった僕が、両親の反対も聞かずに地元のシガンシナ大学への進学を拒否し、この国の首都であるシーナ区の私立大学(やや難関大学の設定です)に入学してから既に5年以上経ったらしい。

    憧れだった都会での5年間の生活で自分の身に起きた変革といえば「社会人(年齢的に)」になったことと、・・・いやそれくらいだ。

    昔の偉人に「何かを変えることが出来る人は、大切な何かを捨てることが出来る人である」みたいな気障な格言を残した人がいたらしいが、地元を捨てて都会の浮わついた雰囲気の中に身を投じてみても未だに童貞を捨てることも出来てない僕にはこの言葉の信憑性は薄いというものだ。
    もっとも、この偉人の人生は童貞を捨ててから確変が起きたのかもしれないけどね。

    大学卒業後、約1年間の半ニート生活を経たけど、こんな僕にも少しは社交性が付いたのか、来週いよいよサブカル関係の小さな会社に就職の為の面接に参加することが決まった。

  4. 4 : : 2014/10/27(月) 01:42:12
    ①アルミン・アルレルト
    23歳。童貞。
    シガンシナ区出身
    シーナ区在住
    今までに付き合った女性の数は1人
    秀才設定はあまりないかもです。
  5. 5 : : 2014/10/27(月) 02:11:18
    4月半ば~

    エレン「久しぶりだなぁ、アルミン!」


    アルミン「エレンがシーナ中央銀行に就職していらいかな!ほんとに立派な社会人やってるんだね!」


    エレン「よせよ。今日はアルミンの就職祝いだぜ!とりあえず乾杯だ/」


    アルミン「\乾杯だぁ!」


    グビ チビ


    この男はエレン・イェーガー(②)
    シガンシナ区出身の僕の幼なじみだ。
    高校卒業後に上シーナし、不毛大学(慶〇大学を連想して下さい)を卒業後にシーナ中央銀行に入行。
    生来の鈍感さもあいまった歯に衣着せぬもの言いを生業としてエリート街道をひた走っているらしい。
    かつては僕とどっちが早く童貞を卒業するか勝負しようと言いあった仲だが、エレンは不毛大学在学中にコンパで知りあったミカサ(③)という美人な女性とこれまた在学中に結婚している。羨ましいっ。
  6. 6 : : 2014/10/27(月) 02:19:56
    ②エレン・イェーガー
    シガンシナ区出身
    シーナ区在住
    エリートバンカー
    口癖:「やられたら駆逐する!駆逐返しだ!!」
    ミカサと既婚
    ハイスペック

    ③ミカサ・アッカーマン
    シーナ区在住
    シーナ大学卒業(東〇大学を連想して下さい)
    エレンと既婚
    ハイスペック
  7. 7 : : 2014/10/27(月) 03:15:58
    エレン「じゃあそろそろ解散するか!久しぶりだったけど楽しかったぜ!お前の就職先、『アナニー』だっけか?成功を祈ってるぜ!」


    アルミン「こっちこそ忙しい中付き合ってくれてありがとう。奥さんによろしくね!」


    アルエレ「またね(な)~」フリフリ


    言い忘れてたけどエレンはとっても良い奴だ。
    コミュ力もあるし童貞の僕なんかを今もこうして相手にしてくれる。


    アルミン「さて、ツイートして紅蓮の弓矢でも聞きながら帰りますか。」カチ


    ーTwitter

    @悪魔の末裔
    旧友と飲みわず!
    明後日からは初出勤だ!
    気合い入れるために紅蓮の弓矢聞いて帰るよ (^o^)




    カチクノアンネイ キョギノハンエイ ナントカカントカ~♪


    アルミン「仕事か、、憂鬱だよ。。」


    ピロローン♪


    アルミン「レスかな。珍しいな。」カチ


    ーTwitter

    @堕天の死神
    悪魔の末裔さんも紅蓮の弓矢好きなんですね~♪
    趣味合いそう(*^^*)
    今度2人でお話しません??




    アルミン「めんどくさいな~でもコミュ力アップのためと思って会ってみようかな。」


    ーTwitter

    @悪魔の末裔
    堕天の死神さんはじめまして(^^)v
    来週から仕事なんで明日とかどうですか?

    @堕天の死神
    自分も平日は仕事なんで明日が都合良いです!
    19時にマーク下集合でどうですか?

    @悪魔の末裔
    都合良くシーナ区在住同士なんですね。
    それでは19時マーク下で(^-^)ノシ



    アルミン「さて、寝よう」
  8. 8 : : 2014/10/27(月) 21:16:20
    日曜日~

    ーマーク下ー


    アルミン「堕天の死神さんどの人だろ~」キョロキョロ


    アルミン「うわ!凄いかわいい金髪の子がこっちに歩いてきてる!さすがにシーナ区は凄いなー」(※5年目です)


    金髪の子「もしかして・・・『悪魔の末裔』さん??」チラッ


    アルミン「え・・・?はい!私が悪魔の末裔で あります!!」ビシッ


    アルミン「え、でもなんで・・・・もしかして『堕天の死神』さん?」


    金髪の子「(クスッ//)やだ!悪魔の末裔さんったら事前に教えてくれてた特徴よりはるかに男前じゃん!(ていうか、かわいい///)」


    アルミン「そ、そんなことないよ!それより堕天の死神さんこそ女の子だったなんて思ってもみなかったよ!」


    金髪の子「クリスタでいいよ!私の本名はクリスタ・レンズ!私の趣味と合う人は大抵男の子ばかりだから、男の子と絡みやすいようにTwitterでは本当の自分をちょっと見せるようにしてるんだ~やっぱりこんな女の子って引いちゃうかな?」④


    アルミン「ははは、僕は男だけどその気持ちなんとなくわかるよクリスタ。全然ありだと思うよ!えと、僕の本名はアルミン・アルレルト!アルミンって呼んでよ!」
  9. 9 : : 2014/10/27(月) 21:19:34
    ④クリスタ・レンズ
    23歳
    シーナ区在住
    アルミンとは違う会社でサブカル関係の仕事をしている
    容姿端麗でファッションセンスがいい
  10. 10 : : 2014/10/27(月) 21:53:17
    クリスタ「よーし!お互いの本名もわかったとこで、一杯行きますか♪」ニコッ


    アルミン「レッツゴーだよ!(し、しあわせだ・・・)」


    @居酒屋 ハーフナー兵衛


    アルクリ「かんぱーい!!)/\(」


    グビ チビ


    クリスタ「え、アルミンも『後退の人類』読んでるの!?嬉しいな~私ちょうどさっき最新刊買ったとこだよ!」


    アルミン「僕は読み切りの頃から『後退』のファンだったよ!ヴァリイ兵士長、ホントに憧れちゃうなー!」


    クリスタ「え、嘘!?私も私も!内容もタイトルも死臭が凄いって読み切り当時は同出版社の『LEFT WING』の再来だ、とかでこてんぱんに叩かれてたのに今では世界一の人気漫画だもんね!叩いてた奴等ざまぁみろだよ!てか、ヴァリイ兵士長ってwアルミンもかなりの腐女子だねw私も一番好きだけどね~」


    クリスタ「・・・アルミンって見た目よりおしゃべりなんだね。楽しい・・・//」


    アルミン「//ば、馬鹿言え!お、俺は元から結構喋る!(クリスタだからに決まってんじゃん!いつもこんなに楽しくお喋りなんて出来ないよ~)」ゞ


    クリスタ「(クスッ)アルミン、その台詞全然似合わないよ~」


    アルクリ「あはははは~」


    デサ- ハツバイマエニニチャンヲミチャッテサ トウサンヲタベチャッテタンダョ
    イェー? ソレハビックリダヨ!

    ヤハハハハ-
    グララララ-


    こうして90分の飲み放題の時間は本当にあっという間に過ぎちゃったんだ。
  11. 11 : : 2014/10/28(火) 08:29:55
    アルミン「今日は楽しかったよ!クリスタ!」*フラフラ

    クリスタ「うへりゃりゃほにゃらふにゃら~」*


    アルミン「これは完全に酔っぱらてるな、、仕方ないけどお持ち帰りしよう」キリ


    アルミン「けっ、けして下心からではないぞ!酔っぱらった若い女の子を置いて帰るなど非常識だからだ!」


    ヨロヨロヨロ(帰宅中)


    ガチャッ


    アルミン「たった今~♪って!部屋汚いな;;」


    アルミン「とりあえずクリスタをベッドに運んで、っと」


    アルミン「僕は床で寝よう」


    ・・・・


    チュンチュンチュン

    朝6時


    ・・・・


    アルミン「(寝れないよ!!)」


    アルミン「」チラッ)


    アルミン「(かわいいな~)」ムラムラ


    アルミン「(この女神の寝顔を僕のスマートフォンに収めよう。そうしよう。)」


    そーッ


    そーッ


    カシャッ!


    クリスタ「(・.*)」パチ


    アルミン「(!!)」ベッドシタニダ-イブ


    クリスタ「あれ、ねちゃってたのか・・・」*


    クリスタ「アルみ~ん、お水ちょうだい。」


    アルミン「はいっただいま!」スタッ


    アルミン「クリスタったら男の部屋で寝てたってのに、、こういうの慣れてるのかな~」


    アルミン「はい、お待たせ。」


    クリスタ「ありがとう♪」グビグビ


    クリスタ「ぷは。アルミンにもあげる~」


    アルミン「ありがとう」


    アルミン「(やった!クリスタと間接的にキスだ!)」


    しかしクリスタは残りのペットボトルの水をおもむろに口に含み始めた


    アルミン「(?)あれ、僕にくれるんじゃ・・・?」


    クリスタ「ふひあへて」


    アルミン「へ?」


    アルミン「(どういうことだ?まさか!直接口内に!?)」


    そこからは一瞬の出来事だった


    いや違うか。僕の人生の中では最高クラスに永い10秒だったに違いない


    クリスタは自らの口に含んだ水を僕の口に直接流し混んできたのだ!


    まさにマウスtoマウスというやつだ

  12. 12 : : 2014/10/28(火) 08:56:41
    ピチャピチャ


    アルクリ「んっ・・・んっ・・・」


    プハッ!


    クリスタ「少しこぼれちゃったね。おいしかった?」ニコッ


    アルミン「(っ!)う、うん。おいしかったよ!」ヒキツッタエガオ


    アルミン「(まったくどういうつもりだよ!幸せだったからいいけどさ )」


    クリスタ「アルミン、今日から初出勤だよね。おうち何時に出るの?」


    アルミン「僕は昼からだからもう少しゆっくり出来るかな。」


    クリスタ「私もお昼から!じゃあオープンの時間くらいにスナバカフェ行こ!私おなかすいちゃった!」(※ここでのモデルはスタバではないです)


    クリスタ「シャワー貸りてもいいかな?あと、おしゃれなTシャツも貸して欲しいな!上だけは着替えたいし。アルミンのセンスで決めていいから!」


    アルミン「わかった用意しとくよ。君がお風呂入ったら外に置いとくから」


    クリスタ「はーい♪じゃあ行ってきます♪」フリフリ


    アルミン「気をつけてね♪」フリフリ


    ガチャッ


    シャーシャ-シャー♪


    アルミン「・・・・」


    アルミン「そうだ!Tシャツ用意しなくちゃ!」


    アルミン「これなんかほとんど着てないしお洒落かな」ガサゴソ


    アルミン「しかしクリスタとスナバデートとか・・・完全リア充じゃん!」


    ・・・・15分後


    クリスタ「お待たせ~♪似合うかな?」


    アルミン「うん。似合う!にあ・・・」


    クリスタ「??」ドーン


    アルミン「うっ(Love Me TENGA・・・)」(Tシャツのロゴ)
  13. 13 : : 2014/10/28(火) 17:24:23
    アレミンアルレルトさんエレン・イエーガーじゃなくてエレン・イェーガーだと思います。期待です
  14. 14 : : 2014/10/28(火) 21:07:47
    >>13
    ありがとうございます!
  15. 15 : : 2014/10/28(火) 21:32:21
    クリスタ「てんが・・・・ってなんだろ?珍しいブランドだね!」


    アルミン「て、TENGAっていうのはフロンティアスピリッツの具現化されたようなものだよ!」ゞ


    アルミン「やっぱりそっちはやめてこっちに着替えようよ!」サッ


    クリスタ「アルミン焦っててへんなの~(アルミンってやっぱり童貞なのかな~)」


    クリスタ「あ、これ去年のレッバスのTシャツじゃん!」(※レッバスはliveイベントだと思って下さい)


    クリスタ「私も会場にいたんだよ!」


    アルミン「へーやっぱりクリスタはこういうイベント好きなんだね。後ろのキャッチフレーズ『Gives You Wings』がカッコいいでしょ!」


    アルミン「実はこのTシャツはオークションで落札したものだから僕本人が参加してたわけじゃないんだ」


    クリスタ「そっか、じゃあ今年は一緒に行けるといいね♪」ニコッ


    アルミン「う、うん!そうだね!(あれ?今一瞬クリスタの背中に翼が見えた気がする)」ゴシゴシ
  16. 16 : : 2014/10/29(水) 02:31:34
    午前11時~
    ースナバカフェ前

    クリスタ「そろそろいい時間だね。私のお家向こうだからここで解散しよっか。」


    アルミン「そうだね。ホントに楽しかったよ!」


    アルミン「その・・・また今日みたいに遊べるかな?」


    クリスタ「もう!あたりまえじゃん!LINE教えとくし絶対また遊ぼ!」


    クリスタ「それじぁ初出勤 頑張ってね!」フリフリ


    アルミン「ありがとう。クリスタもお仕事頑張ってね!」フリフリ


    アルミン「・・・さて、女神と過ごした時間は一旦忘れて新たな船出に備えよう。」


    ~午後1時30分
    ー有限無限会社「アナニー」


    アルミン「いよいよ入社式だ。この職場は突っ込み所が多そうだけどこんな僕を採用してくれた会社だ。頑張るぞ!」


    カツンカツンカツン


    整った髪型の社長「こんにちは。私がアナニーの代表のエルヴィンだ。」⑤


    エルヴィン「まず言っておくが私はずらだ」カツラヲトル


    一同「!?」


    エルヴィン「どうだ?今君たちは満足したことだろう」


    エルヴィン「うちの会社の社名『アナニー』の由来は勘違いして欲しくないが『オナニー』ではない。」


    エルヴィン「・・・まあそれもあるが」


    アルミン「(やっぱあるんかい!)」


    エルヴィン「『あなたのニーズに応えます。』という意味があるのだ。」


    モブ「なるほど。か、感動した。」


    アルミン「(ずら暴露はニーズに応えてるといえるのか・・・)」


    エルヴィン「うちの会社はまだ創業5年目の若い会社だ。だがしかし!私の野心はこんなものじゃあない。諸君らと手を取り合って邁進しよう!」


    エルヴィン「ではこれより入社式恒例の通過儀礼を執行する!」


    一同「!?」
  17. 17 : : 2014/10/29(水) 02:35:56
    ⑤エルヴィン・スミス
    46歳
    5年前に有限無限会社「アナニー」を設立
    若くして髪の毛が抜け落ちたためか、かつらを被っている
  18. 18 : : 2014/10/29(水) 04:49:00
    モブ1「やはり、今年もあるのか(準備しといて良かったぜ!)」


    アルミン「!(そうだ。通過儀礼についてここにいる周りの新入社員は知っていたんだ。)」


    モブ2「なんだよこれ・・・ほんと、なにこれ・・・・」


    アルミン「(撤回だ・・・)」


    エルヴィン「では50音順でまずアルミン・アルレルト!壇上にあがりニーズに応えた自己紹介をしてみろ!」


    アルミン「へ、へいっ!(うわ~。さっきの社長の自虐を超えることが僕なんかに出来るのか?)」カチコチ


    アルミン「(ていうか社長、最初の挨拶の時とどこか雰囲気が違う?)」


    タンタンタン


    アルミン「はじめまして。シガンシナ区出身のアルミン・アルレルトです。馬鹿みたいな名前ですが、祖父が付けてくれました!」


    アルミン「・・・・以上です。」


    モブ1「やれやれ可哀想に。こりゃこっぴどくやられるぜ。」


    エルヴィン「・・・」


    アルミン「(ドキドキドキ!)」


    エルヴィン「アルミン、貴様・・さては童貞だな?」


    一同「なっ・・・!」


    アルミン「はい?」


    エルヴィン「このパソコンにお前のTwitterのアカウントの情報が入っているが、『@悪魔の末裔 フォロー875人に対してフォロワー16人」


    エルヴィン「3日前のツイートは『グラマラスエビフライに中出ししたった!まじ気持ちいー』だ。」


    エルヴィン「中二病をこじらせているが社交性ほぼ0と容易に伺える。童貞の典型例だ。」


    エルヴィン「うちの会社に童貞はいらん。一皮剥けるよう精進しろ。」


    アルミン「はいっ・・・」カーッ///


    アナニー式通過儀礼ー
    現在の自分を蔑まれることで未来への捲土重来を促す儀式。というのが名目だが、実のところはエルヴィン・スミスという人間を新入社員にいち早く認識させる場でもある。この通過儀礼はどんなに周到に準備をしたところで理不尽さの前にその努力は水泡に帰す。


    エルヴィン「次!モブ1!」


    モブ1「イェーサー!(楽勝♪)」


    チガウ!キサマハブタゴヤシュッシンカチクイカダ!
    ・・・・


    ・・・こうして僕の初出勤は終了した。



  19. 19 : : 2014/10/29(水) 05:12:46
    このSSではエルヴィンのキャラは原作とは大きく異なる予定です。
    はじめに断っておきますがエルヴィンファンの皆様、どうかご理解お願いしますm(__)m
    ちなみに私は原作のエルヴィン大好きです!
  20. 20 : : 2014/10/29(水) 06:21:49
    時はちょっと流れ5月初週~


    ピンポーン♪


    アルミン「珍しい。LINEだ。」


    ーLINE


    エレン『5月5日に合コンするんだけどアルミンも来ないか?』


    アルミン「合コンか・・・ってエレンにはミカサがいるのに。」


    アルミン「でもエレンが集めてくれたメンバーならきっとレベル高いはずだし、『是非参加させてよ!』っと。」ソウシン


    ピンポーン♪


    エレン『オッケー!これで男4人、女3人になったけどアルミン誰か暇な女友達いないか?』


    アルミン「そう言えばクリスタはGWは仕事休みって言ってたな。」


    アルミン『1人思いあたる子がいるよ!』


    エレン『やったな!それじゃあ5日の午後6時にマーク下で!』


    アルミン「さて、クリスタにLINEだ!」ピポパ
  21. 21 : : 2014/10/29(水) 06:24:13
    >>7
    でアルミンがミカサのことを「奥さん」と呼んでいますがふたりは既に面識があり「ミカサ」「アルミン」と呼びあうくらいの仲です。
    設定ミスでした。
    申し訳ないです。
  22. 22 : : 2014/10/29(水) 21:21:38
    5月5日~
    ーマーク下


    アルミン「お待たせ~」


    エレン「おう!待ってたぜ!」


    クリスタ「アルミン、おひさ♪お仕事頑張ってる?」


    アルミン「う、うん。まあね・・・」


    ーナレーションー
    実のところ入社からの約1か月間は、仕事内容などがアルミンが予想していた範疇に収まらないストレスの連続であり、彼は今、胃痛に苦しめられていたという大してこの物語に影響しない事実がある。


    クリスタ「私はもうここにいる人たちとはあいさつし終えたよ。アルミンも話かけて来なよ。


    アルミン「うん、そうするよ。」


    アルミン「はじめまして。エレンと同じシガンシナ区出身のアルミンです。クリスタとはつい1か月前に知りあったばかりだよ。」


    ホモっぽい男「おう!よろしくな!俺はライナー。エレンと同じ大学で同じ剣道部に所属してたぜ。」⑥


    ライナー「あと今日はありがとよ。あんな女神さまを連れて来てくれて。」ボソ


    腰巾着みたいな男「僕はベルトルト。エレンさんやライナーさんの1つ下の学年で剣道部に所属してたよ。」⑦


    見るからにびっちな女「私はヒッチ。犀帝辮大学って聞いたことはあるでしょ?そこの卒業。頭悪いでーす♪今日のメンバーで知り合いはエレンだけだよ。」⑧


    肌荒れが目立つ女「アルミン久しぶり。今日はシーナ区まで遊びに来たついでにエレンに誘われたのよ。」


    アルミン「あれ?君もしかしてペトラ?」⑨


    ペトラ「そうよアルミン。シガンシナ附属中学校以来だね。」


    アルミン「うわ~本当に久しぶりだよ!」
  23. 23 : : 2014/10/29(水) 21:36:50
    ⑥ライナー・ブラウン
    23歳
    不毛大学卒業
    ホモ疑惑あり
    剣道部では先鋒を任されていた
    ウォーリア鉄道に勤務


    ⑦ベルトルト・フーバー
    社会人1年目だが23歳
    不毛大学卒業
    自分の意志がない
    剣道部では中堅を任されていた
    ウォーリア鉄道に勤務


    ⑧ヒッチ・ユッルーウーマン
    23歳
    犀帝辮大学卒業(※底辺の大学です)
    びっち
    バーで働いておりエレンと知り合う


    ⑨ペトラ・ラル
    23歳
    シガンシナ区出身
    芸術の道を目指していた
    アルミンは中学以来の彼女の動向を知らない
  24. 24 : : 2014/10/29(水) 21:41:39
    ⑨ペトラ・ラル(追加)
    シガンシナ附属中学校時代に学年1の美女として有名であり、学校中で彼女を知らない者はいなかった
  25. 25 : : 2014/10/29(水) 21:58:51
    エレン「アルミン、自己紹介は終わったみたいだな。」


    アルミン「うん。でももう1人くるんじゃないの?」


    エレン「ああ、だがその子もお前と同じで4月から働きだしたから今日も仕事で忙しくて現地集合になるみたいだ。」


    エレン「てか隠す意味ないから言うけどその子、お前も良く知ってる子だぞ。」


    アルミン「えっ?(僕の人生で記憶に残る女の子なんて・・・)」


    アルミン「ま、まさか!どうして彼女がシーナ区で働いてるの!?」


    エレン「やっぱりお前、忘れれてないんだな。成人式に出てないお前は知らないだろうけど、あの子、シガンシナ大学を1年で辞めて長谷田大学に再受験したんだ。」(※〇稲田大学を連想してください )


    アルミン「し、知らなかったよ」


    アルミン「(アニと会うの何年振りだろう・・・)」ドキドキ⑩
  26. 26 : : 2014/10/29(水) 22:03:12
    ⑩アニ・レオンハート
    23歳
    シガンシナ区出身
    シーナ区在住
    長谷田大学卒業
    シーナ中央銀行勤務(エレンも務めるメガバンク)
    アルミンの生涯唯一の彼女
    エキゾチックな見た目で男性の評価は2分するがアルミン的にはかなりかわいい
  27. 27 : : 2014/10/29(水) 22:17:18
    現パロ?
  28. 28 : : 2014/10/29(水) 22:19:31
    現 パロ…まぁ再度期待だぁ
  29. 29 : : 2014/10/29(水) 22:21:10
    現パロあんま好きじゃ無いけど、なんかこれ良い
    て事で期待
  30. 30 : : 2014/10/29(水) 22:47:09
    >>27
    >>28
    完全な現パロになります
    スレタイに書いておくべきところを忘れてしまい申し訳ないです。

    私も原作とのギャップのひどさに我ながら呆れてますが頑張っていきます!
  31. 31 : : 2014/10/29(水) 23:07:35
    >>26
    にアルミンの「生涯」唯一の彼女と書いたのですが、「生涯」という語を「これまでの人生で」という意味があると思ってて使ってます。これからのアルミンには彼女が出来る可能性は残ってます。
    変な書き方をしてしまい申し訳ないです。
  32. 32 : : 2014/10/30(木) 05:47:32
    エレン「みんなちょっと聞いてくれ。これから連絡してたとおりジョジョ園に移動する!」


    アルミン「(アニと・・・仲直りできるかな・・・・)」


    移動中アルミンはかつての彼女、アニ・レオンハートとの甘く切ない思い出を久しぶりに振り返った。


    ーアルミン回想ー


    僕たち2人は小学校からの幼なじみで、人との関わりが苦手な僕にとっては数少ない女の子友達だった。


    僕が彼女を女性として意識しだしたのは中学の3年くらいだったと思う。


    それからは彼女のすべてが気になって気になって仕方がなかった。


    彼女のTwitterのアカウントは(付き合ってからもフォローは出来ずじまいだったけど)毎日チェックしていた。


    彼女が高3の部活のバレーボールの最後の試合で負けて泣いている時は応援に行っていた僕も涙を流してた。


    高3の体育祭の後夜祭の後に彼女に告白された時は、まさに青天の霹靂といったかんじでホントに嬉しかった。


    一緒に学校から帰ったり、シガンシナ大学への合格を目指して勉強したり、2回だけだけど休日にデートもした。


    本当に幸せな毎日だった。


    しかし、11月3日の僕の誕生日に手編みのマフラーをくれたきり、急に彼女の態度がよそよそしくなり、次第に言葉も交わせなくなっていった。


    原因はエレンの調査によると、僕が彼女に付き合ってからキスすら求めなかったために、彼女は僕に愛されてないと思い始めてたらしかった。


    はやく誤解を解くべきだったのだが、男らしくない 僕には彼女に直接謝るという行動をとるということは出来ず、エレンや彼女の友達に、自分が彼女をどれほど愛しているかということを切々と伝えることしか出来なかった。


    (事実僕には、彼女との休日デートの時に自転車の荷台に彼女を乗せて自転車を漕いでいるだけで、彼女の柔らかさに自分の下半身がアルレルトしそうになるのを感じるほど彼女を愛しているという確信があった。)


    こんな僕の消極的な態度は余計に彼女の怒りを大きくしたようで、彼女はいっそう僕から離れていくように感じられた。


    クリスマス、正月、バレンタインと受験生カップルがストレスを吹き飛ばすようにリア充アピールをしてくる中で、何事もなく月日とともにこれらのイベントを消化しいくうちに、僕の心のうちにある思いが浮かんだ。


    それはアニと別れようというものだった。


    シガンシナを離れなければこんな自分は変えられないのではないかと思い始めたからだ。


    僕は両親やなぜか自分の名付け親であるいちゃんの反対も聞かず、シガンシナ大学の試験会場に行なかった。
  33. 33 : : 2014/10/30(木) 05:53:19
    >>32
    最終行訂正です
    名付け親であるいちゃん
    →名付け親であるじいちゃん
    申し訳ないです。
  34. 34 : : 2014/10/30(木) 06:11:56
    卒業式の日、みんなが写真撮影をするなか僕は一目散に学校を後にした。


    彼女の友達から彼女が僕と写真を撮りたがっていたという話を聞いて1人で部屋で泣いた。


    彼女のシガンシナ大学への合格と受験勉強の終了宣言をTwitterで確認したのちに、もう彼女に精神的に辛い思いをさせても問題ないだろうと感じたので、LINEでだけど「別れ」を伝えた。


    彼女の感情はLINEを通じあうだけでは伝わらなかったけど、僕がシーナ区の私立大学に進学することは既に彼女は知っていたことがLINEの返事の内容から伺え、一度会って話がしたいと伝えられた。


    僕はそれに応じなかった。


    勇気が足りなかったからだ。


    後で彼女のTwitterを確認するとこのようなツイートがあった


    「・・・ったく傷つくよ。どうせこのツイートも見てるんでしょ?



    ごめんね。」っと


    その日の別れのLINE以来、今日まで彼女とは一度も連絡を取っていない。


    ー回想終了ー


  35. 35 : : 2014/10/30(木) 11:49:36
    ー焼肉屋 ジョジョ園


    エレン「みんな、着いたぞ!」


    アルミン「(いや、このシーナ区での5年間で僕はほんの少しは成長した!僕からアニにあのときのことを謝るんだ!)」


    アニ「みなさん、遅れてごめんなさい。」


    アルミン「!!!」ドキドキドッキーン


    アルミン「(まだ心の準備が出来てないよ。)」


    エレンたち「全然いいぜ(よ)」


    アルミン「(アニ、Twitterで写真を何度か見てたけど、ますます色っぽくなったな・・・)」


    アルミン「あ、アニ、ひ、久しぶり。」


    ・・・・


    アニ「久しぶりだね、アルミン♪」ニコ


    アルミン「(!)」パーッ


    アルミン「え、エレン。合コン始まる前で悪いんだけど、僕たちは少し店の前で話してから入ってもいいかな?」


    エレン「ん。構わないぜ。(アルミン、男見せろよ!)」


    ライナー「アルミン、男にはヤらなきゃならない時もあるが、今がその時だとは俺はおもわないぜ?早漏か? 」


    アルミン「うるさいライナー///(たぶん早漏だけど)」


    クリスタ「・・・」アルミンヲジーッ

  36. 36 : : 2014/10/30(木) 15:10:54
    エレン「じゃあ、俺たちは先入っとくからな!」


    ヤダ-ライナ-オモシロ-イ
    キミハヘイシジャナイダロウ


    アルミン「・・・」


    アニ「・・・」


    アルミン「(しっかりしろ!アルミン・アルレルト!あの時と同じ思いをまたしたいのか!?)」


    アルミン「あ、あ、『あの時のイノキ』っていう芸人最近見てないよね~」


    アルミン「(うわぁ~僕のバカバカバカー!)」


    アニ「アルミン・・・あの時は、ごめんね。」


    アルミン「!!(またアニから言ってもらっちゃったよ。いい加減にしゃきっとしろよ。)」


    アルミン「謝るのは僕のほうだ。僕が普通の男ならあんな別れ方にはならなかったと思う。」


    アルミン「今でも・・・ずっと後悔してたんだ。」


    アルミン「謝っても許されないほど時が経ち過ぎたけど、本当にごめんね。」アタマヲサゲル


    アニ「よしてよアルミン。私たちはもう制服を着てたあの頃には戻れないけど、こうして5年以上経った今日、シガンシナ区から数100キロも離れたこの場所でまた出会えて止まったままの時間を取り戻せたんだ。今は私はそのことが嬉しいよ。」


    アルミン「そうだね。アニのいうとおりだよね。」


    アニ「うん。積もる話もあるけどもう入ろう。エレンたちに悪いよ。」


    アニ「あとアルミン、『あの時のイノキ』はないと思ったよ。」


    アルミン「うるさいよ//」カーッ
  37. 37 : : 2014/10/30(木) 22:59:25
    イラッシャイ
    カップルサマゴライテンデ-ス


    アルミン「お待たせ!」


    エレン「おう。お前たち二人もまずはビールでいいだろ?」


    エレン「えー、今日は俺の呼び掛けからみんな忙しい中、集まってくれてありがとう。全員23歳の社会人ということもあり、この機会に初めて知り合う人とも今後に繋がる関係を作ってくれたらと思ってる。それじゃあ、乾杯!」


    一同「かんぱーい/\」


    ヤンヤヤンヤ


    ベルトルト「先鋒のライナー、当時メンバーで唯一の3回生だった中堅の僕、中堅の僕!大将のエレン、そして僕の活躍でインカレの決勝戦で宿敵・長谷田大学を倒すことが出来たんだ!」(※サドンデスてきなやつにもつれた訳ではありません)


    アニ「そこはかとないわけではないけども(二重否定)なんかムカつく。」


    ライナー「アニに激しく同意だ。幼なじみにア〇ペの気があるとは知らなかったぜ。」


    ヒッチ「ベルトルトさん剣士verなんて考えただけで萌えるんですけど~」


    ベルトルト「名刀・フーバーを同じく名鞘・ユッルーウーマンに納刀する、か。」ハァハァ


    エレン「何勝手に妄想してんだこいつ。」


    アルミン「ベルトルトは酔うと饒舌になるんだね。」


    クリスタ「アニやペトラはお酒強いんだね!」*


    エレン「ペトラは顔に出ないだけでアニは本当に強いぞ!」


    アルミン「(僕の知らないことは平然と知ってのけるのかエレン。)」


    ライナー「そこに痺れる憧れるぅ!」アルミンヲチラッ


    アルミン「(まさか・・・思考を読まれたのか!?)」ゾクゾク


    デサーライナ-ノヤツナンテイッタトオモオ
    ヨヨセエレンソレダケハ





    ペトラ「え、私?もっとも稼いでた時は月に600万はいってたわよ。」


    アルミン「(僕の年収2年分だ!)」


    ペトラ「でも今はからっきしよ。自分の夢を叶えるためと思って黒い繋がりを作ることを選択したけど今となって残ったのは後悔だけよ。」


    アルミン「それは違うよペトラ。確かに人生っていつだって思い通りにいかないしあの時こうしとけば良かったと後悔することなんてしょっちゅうだ。でも時間って止まってくれないし、選択を迫られる時は必ず来る。タイムループなんて頼りたくても頼れないんだ。何も行動を起こせない人はいつまでたっても前に進めないけど、考えた末に行動を起こせた人が一番偉いんだ。また道を間違えてもその度に考えることが出来るんだもん。」


    アルミン「今のペトラは昔みたいに笑ってない。良いことがあるから笑えるんじゃなくて、笑顔でいないといいことなんて起こらないと思うよ。」


    エレン「お、いいこと言ったアルミン。」


    クリスタ「アルミンカッコいい!」*


    ライナー「さすが俺の男!」


    ベルトルト「僕にはちょっと及んでないけどね。」*


    ヒッチ「???(バカなの?常に最善手を選べる私のような人が偉いに決まってるじゃない!)」


    アニ「(今の台詞、私が好きな作家『シェークベガスピア』の隠れた名言だ。アルミン、シェークベガスピア作品なんて読んだことなかったはずなのに・・・)」


    アルミン「ごめんね生意気言って///(僕は何を口走ってるんだ!自分のことは棚にあげさ!)」カーッ
  38. 38 : : 2014/10/30(木) 23:05:18
    >>37
    最終段
    自分のことは棚にあげさ!
    →自分のことは棚にあげてさ!
    です。いつもすいません。
  39. 39 : : 2014/10/30(木) 23:11:00
    >>37
    アルミンの年収が小さな会社の1年目にしては多いですね・・・
    この世界の物価が都合良く高かったという設定を入れておきます。
  40. 40 : : 2014/10/30(木) 23:33:45
    ペトラ「ううん。ありがとうアルミン。そういう哲学的な考え私は好きよ。」


    ペトラ「ただ、私はもう・・・いやなんでもないわ。」


    アルミン「?」


    エレン「・・・」


    デサーライナガ-サー
    ココカオレノサイゴハココナノカ


    アルミン「(エレン、君まさか・・・)」


    アア-ライナーガソソウダ
    ソソオソソオソソオ




    エレン「1次会@ジョジョ園はここまでだ!これより2次会のカラオケに移動だ!」


    エレン「だがペトラは今からシガンシナ区へ帰るためここでお別れだ。」


    クリスタ「え~ペトラも来ればいいのにぃ」*


    エレン「クリスタ我が儘言うな!俺は幹事としてペトラを駅まで送ってくる!」


    エレン「カラオケの場所は・・・アニ、お前が決めて俺に位置情報を送っといてくれ!」


    アニ「わかったよ。」


    エレン「じゃあ、後で!」フリフリ


    一同「ペトラまたね!/~~~」フリフリ


    ペトラ「(ニコッ)」フリフリ


    その時、2次会へと向かう僕らがペトラの笑顔が二度と見れなくなるとは知るよしもなかった。
  41. 41 : : 2014/10/31(金) 00:01:50
    >>22
    ベルトルトがエレン、ライナーをさん付けで呼んでいますが、形式ばった状況下以外ではベルトルトは1学年上の二人を呼び捨てにする存在でした。
    ふてぶてしいやつですね!
  42. 42 : : 2014/10/31(金) 04:54:14
    ウォーリアシーナ駅ー

    ホンジツノサイシュウビンシーナイキハ


    エレン「・・・そっか。じゃあお前と会えるのも今日が最後なんだな。」


    エレン「アルミンも臭いこと言ってたけど俺からも一言わせてもらう」


    エレン「胸張って生きろよ。」


    エレン「・・・うん。じゃあな。」


    マモナクハッシャイタシマスキイロイセンノ


    エレン「・・・」




    ーカラオケハウス「偉大なるカボチャ」877号室


    ガチャ


    エレン「おまたせ!みんな盛り上がってるか?」


    ライナー「おう!次は俺が歌う番だぜ!」ピッ


    パッ『女々しくて』ゴールデンボーラー


    タラララララ-♪タラララララ-♪タラララララ-♪


    エレン「ゴールデンボーラーか。」


    ライナー「ホモだって!ホモだって!ホモだって!つーらーいよぉ~♪」


    一同「・・・」


    ライナー「騙してたって!どうぞ構わない!きみとー居れるなーら~♪」


    ライナー「ホモだって!ホモだって!つーらーいよぉ~♪」


    ベルトルト「それはもう知ってる。」


    アルミン「なまじ上手いからたちが悪かったよ。」


    ヒッチ「ホモとはさすがに経験ないわ~」


    クリスタ「次は私が歌うよ♪」ピポパ


    ベルトルト「エレンが来る前にも歌ってたけど、クリスタ凄い上手なんだよ。」


    エレン「へぇ、そりゃ楽しみだな。」


    アルミン「ベルトルトはしれっと平常運転に戻ったね。」


    パッ『群青日和』シーナ事変


    アルミン「シーナ林檎ちゃんか。懐かしいね。」


    クリスタ「シーナ区はー豪雨ーあなた何処へやらー今日が~♪ 」


    一同「・・・」


    クリスタ「答にならぬー高い゛有料の(高い)論理゛で~♪」


    クリスタ「誰かー此処へ来ーて 青く燃えてくシーナ区の日~♪」


    エレン「確かに上手かったな。」


    ライナー「結婚しよ(ロックな感じがお洒落なクリスタにぴったりだ)」


    ベルトルト「君はどこのSSでも台詞と感情が逆になるね。一度病院で診てもらったら?」


    ヒッチ「次は私よ!」ピポパ


    アニ「大方、腐女子受けが良い失恋ソングを選ぶんでしょうね。」


    パッ『ヤりたくて』 西のカナタ


    アルミン「正解だね。」


    エレン「ひどい曲名だな。」


    ヒッチ「ヤーりたーくて、ヤりーたくて、震えてる~♪」


    ライナー「1人エッチ系女子か、それも良い。」


    ヒッチ「ヤーりたくて、ヤりーたくて、震えてる~♪」


    ヒッチ「あの日ーのように、ヤりたーいよ~♪」


    ベルトルト「ヤりたくて、オナニーして終わったね。」


    ライナー「それでもヤり足りてない絶倫女の淫らな姿をオブラートに包んだ表現を用いてそれとなく示唆している。名曲だ!」


    アルミン「もういいよ。次は僕が歌おう。」ピポパ
  43. 43 : : 2014/10/31(金) 05:57:35
    パッ『はんぶんこ』ステレオコニー


    エレン「これまた懐かしいな。ゲレンデを滑りながらバックグランドでこの曲が流れてるの聞いたら恋したくなるよな。」


    アニ「どうでもいいけど作者のコニーの扱いひどくない。」


    ライナー「そうかもな。」


    ベルトルト「そうだといいね。」


    アルミン「はーぶんこーした愛のかけらをー今でもまーだ持ってますか~?♪」


    クリスタ「かわいい歌詞と声だね♪私もこの曲大好きだよ!」


    アルミン「『もういいや。諦めよう。』って頭じゃー分かってるのに~♪」


    アルミン「大粒の塩辛い涙が溢れてくるほどーあなたを愛してるーあなたを愛してる~♪」


    ライナー「あれ?目から汗が・・・」


    エレン「主人公補正で正しい歌詞を歌いきってたな。」


    アニ「・・・」


    ベルトルト「次は僕が挿れよう。」ピポパ


  44. 44 : : 2014/10/31(金) 09:40:01
    パッ『HANABI』Mr.dirtyoldman


    エレン「お前にしたらまともな曲選んだな。」


    アルミン「バンド名がMr.dirtyoldmanっていう曖昧模糊とした危うさを大衆に感じさせた時点で既に彼らがわが国1番のロックバンドとなる伝説の序章になってたよね。」


    ベルトルト「どーれくらいの値打ちがあーるだろー僕が今生きてるこーの世界に♪」


    アニ「素朴な歌詞だけど誰にも書けない詩的な言い回しが沢山の信者を生み出したんだろうね。」


    ヒッチ「さっきからあんたらなんなのよ!全部作者の好みでしょ!こんなまどろっこしい歌詞、私はまったく好きじゃないわよ!」


    アルミン「ヒッチ、君にもいつか分かる時がくればいいのにね。」


    ヒッチ「!?(なによ、この人を見下したような台詞。)」


    ベルトルト「もー1回、もー1回、もー1回、もー1回、なんどでもー君とヤりーたい♪」


    一同「・・・」


    ベルトルト「もー1回、もー1回、もー1か・・・」ブチ


    『演奏を終了しました』


    アルミン「これは明らかなベルトルトの悪意を感じたね。」


    アニ「ベルトルトが曲を入れた時に感じた違和感はこれだったのね。」


    エレン「せっかくいい声してたのに台無しだな。」


    ライナー「ベルトルト、お前はやはり漢だ。」


    ヒッチ「私もこの曲の良さが初めて分かった気がするわ。」


    エレン「さて、気を取り直して俺の十八番入れますかー」ピポパ



  45. 45 : : 2014/10/31(金) 10:43:35
    パッ『純恋歌』シーナノ風


    ベルトルト「来たか。ハイスペック過ぎ野郎の十八番。」


    アルミン「だからなんで君は大粗相した後にしれっと復活できるの!」


    ライナー「静かにしろアルミン。やつが歌う『純恋歌』は間紛れもなく、世界一だ。」


    エレン「目を開けば億万の星 一番光るお前もいる~♪」


    クリスタ「う、うまい・・・(こんなに歌上手い人初めて見た)」


    ベルトルト「満天の星の中であっても君を見つけられる。産まれ代わってもあなたの許へ辿り着ける。そんな素敵な恋を僕もいつかしてみたいものだ。」


    アニ「(この曲、『あの日』もエレンが歌った十八番だ・・・)」


    アニ「(どうしてエレンは、こんな歌なんか好きなんだろう・・・)」


    エレン「・・・のー歌~♪」


    パチパチパチパチ
    ヒューヒューヒューヒュー


    エレン「お粗末さま。」


    クリスタ「凄い凄い!私惚れそうになっちゃった!」


    ヒッチ「私は濡れそうに・・・いや濡れてたわ。」


    アルミン「エレンの『純恋歌』が聞けただけでも今日集まった甲斐があるくらいだよ!」


    アニ「・・・」


    ライナー「それにしてもエレンの時だけ歌の描写少なくなかったか?」


    ベルトルト「大方、作者が歌詞を冒頭の部分しか知らないとかの理由だよ。」


    エレン「もうすぐ2時間経つな。次のアニの曲で最後にしよう!」


    アニ「・・・」ピポパ
  46. 46 : : 2014/11/01(土) 00:11:40
    パッ『えりあし』Love子


    エレン「Love子!?お前の十八番はJUDY OR MARYのはずだろ!」


    クリスタ「アニって歌上手いの?」


    アルミン「今日はまだ1度も歌ってなかったけど僕の知る限りの彼女はエレンと同等かそれよか上の歌い手だよ。趣味もヒトカラだけど大人数でのカラオケはあまり好きじゃないみたいだ。」


    アニ「ぶったりして、ごめんね。愛しくて仕方なかった~♪」


    ヒッチ「は!?愛しくてブツ??普通好きなら誘惑するでしょ!」


    エレン「ヒッチ、少しだまれ!」


    一同「!?」


    アルミン「・・・」


    アニ「あの~~ね♪♪こんなあたしでもこれからは~ 変わらない夢を抱きしめーて~♪」


    クリスタ「(本当に、信じられないくらい上手・・・)」


    エレン「・・・」


    アニ「5年後あなたを見つけたら~♪背筋を伸ばして声を掛けるね~♪一度たりとも忘れたことはない少し伸びた襟足をあなたのヘタな笑顔を~♪」


    クリスタ「こ゛んなの・・・泣いちゃうよ・・・」グスッ


    ライナー「お゛ろろ~ん!お゛ろろ~ん!」ヒグッ


    ベルトルト「ライナー、永久にだまれ!」


    アルミン「・・・」


  47. 47 : : 2014/11/01(土) 00:14:19
    >>46
    アニの歌詞「変わらない夢」
    が「変わらない思い」です!
  48. 48 : : 2014/11/01(土) 01:00:37
    ーカラオケハウス 偉大なるカボチャ 前


    エレン「みんな、今日はほんとうに素晴らしい時間をありがとう!これで明日朝が早いアニは解散になるけど、さっきくじで決めたペアの各自は3次会に移行するのも自由だ。またいつかこうして今日のメンバーで集まれたらいいな!それまで各々の持ち場での活躍を祈ってる。それじゃあ、解散!」


    ライナー(withベル)「俺たちはやらなきゃならないことがあるから先に行く!じゃあな!みんな!」フリフリ


    アルミン(withクリ)「安定のカップルだね。ばいばい/~~~」フリフリ


    エレン(withヒッチ)「またな。相棒。愛しき後輩。」フリフリ


    アニ「捕まらないようにしなよ!」フリフリ


    アニ「私はあっちね。みんな、今日は楽しかった。また次あれば是非呼んでね。」


    ヒッチ「アニもクリスタもせっかく仲良くなれたんだし、いつか私のバーで女子会でもしようね。」


    クはリスタ「いいねそれ♪私も初対面の人ばかりだったけど凄く楽しかったよ♪」


    エレン「気を付けて帰れよアニ。」


    アニ「うん。エレンも今日は幹事お疲れさま。・・・ミカサさんにもよろしくね。」


    エレン「おう!」


    アルミン「じゃあね。アニ。元気で、ね?」フリ


    アニ「アルミンも。風邪引かないようにね。」フリ


    アルミン「・・・・」


    アニ「・・・・」クルッ


    アルミン「行っちゃったね。エレン、ちょっといいかい?」


    エレン「ん?どした?」


    アルミン「あまり遅くならないようにしなよ。ミカサ心配してる。」ヒソヒソ


    エレン「ああ、心配すんな!ヒッチを家まで送ってくだけだ。」


    エレン「・・・それに今日は、そんな気分でもないしな。」


    アルミン「(どういう意味だろう?)」


    エレン「お前はアニと仲直り出来たみたいで良かったな!クリスタとはビシッと決めろよな!」


    アルミン「もう!そういうこと言わないでよ!」


    アルミン「じゃあね。アニのこともだし本当に今日はありがとう。」フリフリ


    エレン「いいってことよ。じゃあな。」フリフリ


    アルミン「行こうか。クリスタ。」


    クリスタ「うん♪」


  49. 49 : : 2014/11/01(土) 02:00:47
    ー帰り道


    クリスタ「今日は楽しかったね♪私みんなに会えて良かったよ♪」


    アルミン「僕もだよ!ライベルにヒッチ、みんな本当に気持ちの良い人たちだったよね!」


    クリスタ「エレンの人徳が成せる業なのかもね。」


    クリスタ「・・・アルミン?アニのことまだ好きだよね?」


    アルミン「ぶっ!!どうしたの?いきなり?」アタフタ


    クリスタ「今日アニと会ってからのアルミン見てたら分かっちゃったんだ。ふたりの関係を深くは知らないけど、別れてからも彼女のこと、ずっと忘れられなかったんだよね?」


    アルミン「そ、そんなことないよ!アニと別れてから確かに5年間で彼女は1人も出来てないけどそれは僕に力がなかっただけだし・・・」


    クリスタ「・・・じゃあ、なんで今泣いてるの?」


    アルミン「あれ!?いつの間に・・・」


    アルミン「なんで??こんな・・・」


    クリスタ「私が『忘れられなかったんだよね?』ってアルミンに確認した辺りからだよ?」


    クリスタ「ずっと探してたんでしょ?悩みを打ち明けられる人。辛かったよね?1人で5年以上も抱えこんだまま我慢してたんだ・・・」


    クリスタ「あなたは良く頑張ったよ?たった1人で。でもこれからはずっと、いつまででも私が側にいてアルミンの支えになってあげられるよ。それでふたりの恋が実るように応援してあげるんだ。」


    そう言ってクリスタは赤ちゃんのように咽び泣き、野獣のように慟哭し始めた僕を優しく、かなり長い間抱きしめてくれた。


    泣き疲れた頃に、僕はクリスタの柔らかさから自分のアルレルトが屹立し、クリスタのお腹ら辺にずっと押し当たったままだったことに気がついて凄く恥ずかしくなったけど、彼女はそれを気にする素振りを微塵もみせず笑顔を向けてくれた。


    以前の僕ならたったこれだけのことでもしばらくはクリスタの顔をまともに見れなくなってたかもしれない。


    けど、今は違う。


    確信があった。


    僕は今日、彼女のおかげで久しぶりにアニとの過去の呪縛から解放された。


    そして、彼女とならアニとの新たな恋を実らせるための確かな一歩を踏み出せる、と。
  50. 50 : : 2014/11/01(土) 10:51:35
    ー翌日昼 アナニー


    アルミン「こんにちはございます!!!」ガチャッ


    モブ「おい童貞!いい加減言うこと聞きやがれ!ここはお前の『常識』は通用しない場所なんだ。俺たちに順応しろ!」


    エルヴィン「こんにちは。→みんな」ガチャッ


    モブ「おはようございます!エルヴィン社長!」


    アルミン「こんにちはございます!エルヴィン社長!」


    ーナレーションー
    職種によってそれぞれ違った挨拶の仕方がある。
    朝は「おはようございます」昼は「こんにちは」
    常に「お疲れ様です」
    どの時間帯でも「おはようございます」
    作者は幼稚園児でも出来る、時間帯に合わせた挨拶をきちんとするのが正しいと考えている。
    皆さんは、どうでしょうか。


    エルヴィン「ん。少しはいい顔になったんじゃないか。童貞は卒業出来てないようだが。」


    エルヴィン「それでは。今日も頑張って行こう。」


    エルヴィン「アルミン、今週の金曜日にわが社が懇意にさせていただいてるシーナ中央銀行の接待に君も新入社員で唯一参加してもらう。拒否権は、なしだ。」


    アルミン「了解です!(う、ついに来たか)」


    アルミン「(でも新入社員で唯一なのか。頑張るぞ!)」


    アルミン「(それにもしかしたらエレンやアニも来るかもしれない!)」


    エルヴィン「・・・」
  51. 51 : : 2014/11/02(日) 03:16:53
    ~木曜日


    アルミン『もう、アニと会えるかもしれないと考えただけでドキドキだよ!』


    クリスタ『アルミンかわいすぎるよ~♪どんな接待なのかわからないけど私も応援してるよ!』


    アルミン「さて、明日に備えて寝よう。」


    あれから僕はクリスタとLINEで連絡を取り続けてる。


    クリスタと話しをすると何故か落ち着くし、クリスタがいるからアニへの恋の炎を大きくすることが出来てるんだと思う。


    僕は彼女の好意に応えるためにもこの恋を成功させ、幸せになるんだ。
  52. 52 : : 2014/11/03(月) 12:07:47
    ピンポーン♪


    アルミン「LINEだ。クリスタどうかしたのかな。」


    アルミン「!」


    ミカサ『アルミン、こんな遅い時間にごめんなさい。少しiPhoneで話を聞いてくれたら嬉しい。』


    アルミン「こんな遅い時間にどうしたんだろう。まさか・・・!」


    ~合コン1次会時のアルミン回想


    デサーライナガ-サー
    ココカオレノサイゴハココナノカ


    アルミン「ちょっとトイレに」スッ


    ライナー「お前もか。いっトイレ。」


    ートイレ前


    ヒッチダメダココハマズイ
    エレンワタシガマンデキナイヨ


    アルミン「(エレン、君まさか・・・)」


    アルミン「トイレ埋まってたから帰ってきたよ。」


    クリスタ「おあえり。あるみん♪」*


    アア-ライナガ-ソソウダ
    ソソオソソオソソオ





    アルミン「もしかしたら退っ引きならない事態かもしれない。すぐにミカサに電話だ! 」
  53. 53 : : 2014/11/03(月) 16:10:28
    アルミン「・・・うん。じゃあねミカサ。またエレンと一緒にどこかお出かけ行こ。うん!それじゃあね。」ブチ


    電話に出たミカサの声は、僕が知っている彼女の声とは随分異なって、とても疲れて聞こえた。


    ミカサの話では、エレンにはここ2か月ほど他の女の影がちらついており、最近では午前様なことも頻繁で、『ヒッチ』という女の携帯の着信表示を見つけてからは、エレンが仕事のために遅くなっているという話も信じられなくなっているらしく、今日も明日仕事の飲み会だと言っていたくせに0時を過ぎても帰って来ないのは他の女のとこに言ったのではとしか考えられなくなってしまった、ということらしい。


    エレンは合コンのことは、僕たちシガンシナ区出身者の同窓会だと彼女に伝えていたらしく、彼女は彼がその同窓会と銘打たれた集まりに参加することは心良く思ってなかったらしい。その日は3時前に帰ってきたことから僕たちと別れてからは彼自身の口から聞いていたとおりにヒッチを家に届けて直ぐに帰宅したと思われたので、合コンにヒッチが参加していた事実は伏せて、彼女に安心するよう伝えると少し安心した様子だった。


    しかし、エレンの「浮気」の疑いは消えてないようで相当気をもんでいるようだった。


    それもそのはずだ。


    彼女は、幼い頃に両親を失った影響から、人の愛情というものを知らずに成長し、彼女の高い才能の多くを発揮できずに人生のもっとも輝ける期間を無駄にした。


    その大きさは今となっては計り知れないが、そんな彼女の唯一の救いが、わが国最高のシーナ大学に合格し、大学内でその美貌に引かれたジャンという男(⑪)に嫌々連れていかれた合コンでエレンと出会えたことだろう。


    彼女はエレンが人生で初めて愛せた人だ。


    彼女にとって愛するエレンの存在は今後の彼女の人生の幸せの全てに関わると言っても過言ではない。


    アルミン「エレン、ほんとに何をしてるんだ。これじゃあエレンがもっとも嫌う人物をエレン本人が演じてるじゃないか。」


    アルミン「でも人って変わっちゃうし、現実はこんなものなのかな。」
  54. 54 : : 2014/11/03(月) 16:50:09
    ⑪ジャン・キルシュタイン
    23歳
    シーナ大学卒業
    ミカサに恋をしていたが、鈍感なエレンとミカサを結びつけるために一役買う
    現在はシーナ区の外資系企業に就職
    アルミンとは直接面識はなく、本編では登場はない予定

    ジャン好きの方申し訳ないです。
  55. 55 : : 2014/11/03(月) 17:54:59
    >>53
    その日は3時前に帰ってきたことから
    → その日は1時前に帰ってきたことから
    に変更して下さい。
    2次会まであったとはいえ、集合時間が早かったのと、カラオケがすぐ終わったことを考えると、1発やるには充分な時間でした。
  56. 56 : : 2014/11/04(火) 09:27:11
    ~翌日午後6時30分懐石料理店(貸し切り)


    ピクシス「今日集まってくれたアナニー社員の一同ありがとう。シーナ中央銀行常務のドット・ピクシスじゃ。今日は無礼講なので若い衆もわしらと一緒に楽しんで、どうかここで、ぶっつぶれてくれ!」⑫


    ヒューヒュー
    パチパチパチ


    この集まりは、アナニーによるシーナ中央銀行による接待と銘打たれた集まりであるが、実際は会計はシーナ中央銀行持ちで、参加者の中には重役はほとんど見当たらず、新入社員を含む、見た目が悪くない20代や30代前半の若者が40人以上はいるであろうか、まるで学生の新歓コンパの様相を呈していた。


    エルヴィン「私は確かにズラだが、ズラであることをコンプレックスにしているようでは今の私はいない。私などよりはるかに能力の高い君たちには今後の金融界を背負って経つ人材に成長して欲しいと思っている。」


    シーナ女子社員1「エルヴィン社長って、ズラだけどダンディーでカッコいいわよね。」


    シーナ女子社員2「ええ。あの人になら抱かれてもいいわ。」


    アニ「・・・」


    エレン「はは。あのおっさんも変わらねぇな。」


    アルミン「エレンは社長と面識あったんだよね。4月に2人で飲んだ時確かそう言ってた。」


    僕は、エレンやアニらシーナ中央銀行の新卒1、2年目が座る席に同じく腰を下ろしていた。


    エレン「ああ。つっても入行前の俺の結婚祝いをシーナ中央銀行がしてくれた時以来だから1年半以上ぶりかな。」


    エレン「そういやアニもその時エルヴィンさんと知りあってるはずだろ。」


    アニ「あ、ああ。そうだったね。忘れてたよ。」


    アルミン「シーナ中央銀行は、入行が決まった新採用の人たちの待遇が凄いらしいね。」


    シーナ中央銀行は、採用が決まった者には海外旅行をさせるなど、残る就活期間中に他の企業に入社させることを防ぐために新採用には異例の待遇を見せる企業として有名である。


    アルミン「そう言えばアニは、エレンの披露宴では見かけなかった気がするね。どうして当時3回生のアニが、シーナ中央銀行のエレンの結婚祝いに参加出来たの?」


    エレン「アニは俺の披露宴には部活のバレーが忙しくて来れなかったんだよな。うちからの結婚祝いに来てくれたのは、俺がアニがうちに入りたいことを知ってたから、挨拶しとくのに都合が良いと思って紹介しといたからだ。」


    アルミン「へぇ、そういう経緯があったんだ。(しかしアニさっきと顔色が変わったし、どこかおかしい?)」


    アルミン「(でも、やっぱりかわいいな!)//」


    ピクシス「それで、それでこれもんじゃ!」


    女子社員たち「ピクシス常務っておもしろ~い!」


    アルミン「ピクシス常務もモテモテだね。」ニガワライ


    エレン「あいつのいつものやり口さ。行内のやつの横暴の数々からは想像もつかない異様な光景なんだけどな。」


    エレン「ま、あいつもいつか俺が駆逐してやるさ。」


    アルミン「はは。エレンはシーナ中央銀行の膿を取り除くのが目標だもんね。」
  57. 57 : : 2014/11/04(火) 09:29:34
    >>56
    アナニーによるシーナ中央銀行による
    →アナニーによるシーナ中央銀行への
    でした。
  58. 58 : : 2014/11/04(火) 09:42:03
    ⑫ドット・ピクシス
    52歳
    シーナ中央銀行常務
    「部下の手柄は上司の手柄、上司の失敗は部下の責任」という典型的なジャイアニズムの持ち主で、その手法で現在の地位に上り詰めた。
    同じくシーナ中央銀行頭取のザックレーの地位も奪おうとする野心家
    行内融和を図ろうとするザックレーやエレンらと対立しており、エレンの駆逐リストの最上位に位置している。
    結婚はしており、公にはされていないが、若い女性社員をタブらかし、買収行為も用いながら食らい続けている。
    アニも対象にされそうになったこともあり、エレン、ザックレーの奔走がなければ入行後まもなく出行になりかけたこともある。
  59. 59 : : 2014/11/04(火) 09:50:46
    >>58
    出行になりかけた
    →出行されかけた
    の方が正しいですね。
    ピクシスによりアニが出行に貶められそうになったということです。
  60. 60 : : 2014/11/04(火) 10:02:08
    頑張ってください!
    期待です!!
  61. 61 : : 2014/11/04(火) 10:08:35
    >>60
    平日の朝からありがとうございます!
  62. 62 : : 2014/11/04(火) 10:36:41
    >>42
    ホンジツノサイシュウビンシーナイキハ

    ここ間違ってますね。
    シガンシナ行きです。
    大変失礼しました。
  63. 63 : : 2014/12/23(火) 21:43:04
    よろしければアルクリにしてください。           無理ならいいんです。
               
  64. 64 : : 2016/03/30(水) 19:28:04
    うわー放置だー
  65. 65 : : 2017/09/23(土) 22:00:15
    あー放置ですねワカリマス
  66. 66 : : 2018/12/07(金) 14:56:53
    放置かよ。書くなよなら。面白いのが台無しじゃねぇーーーーーかぁーーーー!!このぉー!裏切りもんがァーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!

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アレミン・アレルレト

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