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エレン「…誕生日?」

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  1. 1 : : 2013/11/12(火) 03:04:27
    ~朝 食堂~
    エレン「誰のだよ?」

    ミカサ「…」

    アルミン「え、エレン!?」

    エレン「なんだよアルミンまで」

    アルミン「エレン今日は

    ミカサ「アルミン、もういい……ごちそうさま」

    エレン「は?お前まだ半分も食ってねぇじゃねぇか」

    ミカサ「…」

    スタスタ

    エレン「なんだあいつ?」

    アルミン「エレン!!」

    エレン「うおっ、なんだよアルミン。お前ら今日どうしたんだよ」

    アルミン「どうしたもこうしたもないよ!今日が何の日か本当に忘れたの!?」

    エレン「…?」

    アルミン「ミカサの誕生日だよ!!」

    エレン「…………今日か?」

    アルミン「まさか忘れてるなんて…最低だよエレン…」

    エレン「うっ…」

    アルミン「僕はミカサを探してくるから、エレンはその間に謝る言葉を考えとくんだよ?」
  2. 2 : : 2013/11/12(火) 03:07:00
    エレン「…なんで忘れてたんだ俺は」ボソッ

    「…エレン?」

    エレン「!ミカサ!?」

    サシャ「え、いや私ですけど…」

    エレン「…なんだサシャかよ」

    サシャ「さっき来る途中にミカサとすれ違ったんですけど、何かあったんですか?ミカサ凄く悲しそうな顔してたんですけど…」

    エレン「いや、サシャに言ってもな…」

    サシャ「む、失礼な!私だって食べるだけの芋女じゃないんですよ!」

    エレン「…まぁ、なんつーか…ミカサの誕生日忘れてたっていうか…」

    サシャ「え!?忘れてたんですか!?」

    エレン「いやそうなんだけ

    サシャ「最低ですねエレン」

    エレン「うっ…」

    サシャ「で、どうするんですか?」

    エレン「アルミンにはミカサ連れて来るまでに言うこと考えとけって言われたけど…全然思いつかねぇ。忘れたって事実は変わらねーしな・・」

    サシャ「それなら、とっておきのいい方法がありますよ?」

    エレン「!なんだそのとっておきって!?」

    サシャ「・・甘いものを食べさせることです・・!(キリ

    エレン「…やっぱ食べることばっかじゃねーか!」

    サシャ「ちがいますよ!泣いたり怒ってる女の子には甘いものって昔から決まってるんです!!」

    エレン「自分が食いたいだけじゃねーのか?」

    サシャ「ほとぼりが冷めるまで待とうとする人いますけど、あれが一番ダメですね!きちんと向き合う誠意を見せるのが大事なんです!」

    エレン「でも俺チョコとか高いもん買えねーぞ・・?」

    サシャ「調理場に材料なら沢山あるんで、忍び込んで作りましょう!手作りチョコとか渡されたら怒りとかも吹っ飛んじゃいますよ!」
  3. 3 : : 2013/11/12(火) 03:07:42
    今日は寝よう…眠い
  4. 4 : : 2013/11/12(火) 15:30:39
    手づくりチョコネ申キタァァァァ
  5. 5 : : 2013/11/12(火) 18:09:31
    期待してます!
  6. 6 : : 2013/11/13(水) 22:08:07
    ~調理場~
    エレン「おい、サシャ…ここ勝手に使っていいのかよ」

    サシャ「そりゃダメでしょうね」

    エレン「こんなところ見られたら終わりだぞ…誕生日忘れた上に調理場でサシャと食い物盗みに来て見つかるとか、洒落にならねぇ…」

    サシャ「食料を得るのは命がけなんですよエレン…ようやく私の気持ちが分かりましたか?」フゥ~

    エレン「いいからその顔はやめろ」

    エレン「そもそもチョコなんか作れんのか?いっとくが、俺作れねぇぞ?」

    サシャ「大丈夫ですよ、クリスタとお菓子を何回も作ってますから。夕飯作りに来るまでに作っちゃいましょう」

    エレン(クリスタに頼めばよかったかもな…)
  7. 7 : : 2013/11/13(水) 22:33:00
    ~調理場 夕方~
    エレン「できた…サシャ、お前料理上手かったんだな」

    サシャ「この借りは夕飯のパンでいいですよ」

    エレン「そもそも今何時だ?」

    サシャ「五時です!」

    エレン「急いで片づけないと今日の調理担当が来ちまう!」

    サシャ「今日の担当は確か…ジャンもいたような」

    エレン「…早くかたづけるぞ」

    サシャ「いえ、ここは私に任せて、エレンは行ってください!」

    エレン「は!?奴らが来んのにあと一時間もねぇんぞ!?」

    サシャ「食堂で集まるより前にミカサに渡すべきです!ここより早くミカサのところに!」

    エレン「…!悪いなサシャ、お前のこと見直したぜ。ありがとな!」

    ダダダッ
  8. 8 : : 2013/11/13(水) 22:33:20
    サシャ「・・さ、食べ物の’後始末’しましょうかね~」

    アルミン「食べちゃダメだよサシャ!」

    サシャ「え、アルミン?」

    アルミン「せっかく見なおしたのに…まぁサシャらしいけどさ」

    サシャ「いつからそこに…?」

    アルミン「ついさっきだけど…サシャ一人じゃ無理だよ。僕も手伝うから!」

    サシャ「じゃあアルミンも一緒にパンを」

    アルミン「…サシャ」

    サシャ「…いや、分かってますよ!しませんって…たぶん」
  9. 9 : : 2013/11/13(水) 22:52:25
    ~宿舎の裏の湖 夜~

    スタスタ

    エ「…やべぇ、もう陽が落ちちまった…。女子宿舎にはいなかったし…」

    トボトボ

    エレン「アニはここにいるかもって言ってたけど…本当に」

    エレン「…!ミカサ!」

    ミカサ「……アルミンにここに来てと言われた、ここにきてと」

    エレン「いや、その、、悪かったな、誕生日。。家族の誕生日忘れるなんて最低だ」

    ミカサ「私もそう思う」

    エレン「・・、でさ、こんなんで済むとは思ってねぇけど・・これ」

    ミカサ「…これ、エレンが作ったの?」

    エレン「あぁ!味には自信ねぇけど、祝う気持ちは誰にも負けねぇぐらい入れた!」

    ミカサ「・・・」

    エレン「・・・///」

    ミカサ「・・ありがとうエレン・・私は・・嬉しい・・~宿舎の裏の湖 夜~

    スタスタ

    エ「…やべぇ、もう陽が落ちちまった…。女子宿舎にはいなかったし…」

    トボトボ

    エレン「アニはここにいるかもって言ってたけど…本当に」

    エレン「…!ミカサ!」

    ミカサ「……アルミンにここに来てと言われた、ここにきてと」

    エレン「いや、その、、悪かったな、誕生日。。家族の誕生日忘れるなんて最低だ」

    ミカサ「私もそう思う」

    エレン「・・、でさ、こんなんで済むとは思ってねぇけど・・これ」

    ミカサ「…これ、エレンが作ったの?」

    エレン「あぁ!味には自信ねぇけど、祝う気持ちは誰にも負けねぇぐらい入れた!」

    ミカサ「・・・」

    エレン「・・・///」

    ミカサ「・・ありがとうエレン・・私は・・嬉しい・・!」
  10. 10 : : 2013/11/13(水) 22:57:10
    すみません、手作りチョコの調理の場面は書いてません…
    チョコ作ったことないけど、エレンが手作りチョコ作って渡したら素敵かなと。
    調理過程を期待してくださった方、すみません
    見て下さった方、ありがとうございました
  11. 11 : : 2013/11/13(水) 23:04:10
    見直したら間違いが沢山…
    しっかり終わりを書いたことに意義がある…はず。
  12. 12 : : 2013/11/14(木) 02:51:34
    支援!!
    エレミカもいいな!ε∽(´∀`)

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