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アルミン 「君を失った悲しみ/君と会えた喜び」 【11,3企画SS】
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- 1 : 2014/10/19(日) 09:19:20 :
- これは、とあさん主催のアルミン誕生日企画です!
できるだけ誕生日まで完成出来るよう努力します。
コメントやアドバイスを言っていただけると嬉しいです。
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- 2 : 2014/10/19(日) 09:26:19 :
- アルミン大好きなんで、応援&支援&期待!!!♪( ´▽`)頑張ってください!
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- 3 : 2014/10/19(日) 10:05:05 :
- 期待です。
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- 5 : 2014/10/19(日) 10:46:35 :
- アルミン (あぁ最悪だ…)
今日は壁外調査の日。
僕はこの日が一番大嫌いだ。
まぁ、調査兵団に入ったから避けられない運命なんだけどね。
アルミン (今日も、仲間の死や叫びを目の当たりにしなければいけないのか…)
僕が落ち込んでいたその時…
エレン 「よ!アルミン!」
僕の親友であるエレンが声をかけてきた。
なのに僕は…
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- 6 : 2014/10/19(日) 17:41:06 :
- えっ?どうしたの?
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- 7 : 2014/10/19(日) 18:02:16 :
- エレン 「あ、アルミン?悩み事とか心配事とか、なんでも相談してくれよな?」
アルミン 「ごめんエレン。ほっといてくれないか…一人になりたいんだ…」
エレンが慰めてくれたのに僕は冷たい言葉を発してしまった。
エレン 「えっ…で、でもよ…「お願いだよ!!!ほっといてくれよ!!!」
エレン 「アルミン!………行っちゃった。」
エレン (今日誕生日だから、何か欲しいものを、聞こうと思ってたのに…)
* * *
アルミン 「はぁ…はぁ…はぁ…………あっ…」
僕は初めて親友に怒鳴ってしまった。
あれほど母さんに友達は大事にしろと言われてたのに…
アルミン (僕は何してるんだろう…)
「アルミン」
アルミン 「み、ミカサ…」
ミカサ 「もう少しで、出発すると聞いた。ので、準備をしよう。」
アルミン 「そ、そうだね」
ミカサ 「…エレンは?」
アルミン 「さ..さぁ?」
ミカサ 「エレンを探そう。」
アルミン 「!!え、エレンならもう準備したんじゃないの…?」
ミカサ 「………そうかもしれない……」
アルミン 「僕たちも早く準備しよ?」
ミカサ 「えぇ。」
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- 8 : 2014/10/20(月) 08:29:13 :
- ***
ハンジ 「第60回壁外調査を始める。前進せよおおおお!!!!!!!!!」
パカラッパカラッパカラッパカラッ!!
***
モブ1 「いやあああああ!!!!離せええええええええええ!!!!!!」
もう嫌だ…
モブ2 「く、くるなああああああ!!!!!」
やめてくれ…
モブ3 「いやあああああ!!!!」
アルミン 「もう…もう悲鳴を上げないでくれ…」
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- 9 : 2014/10/20(月) 08:32:58 :
- 11,3企画!期待してます!
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- 10 : 2014/10/20(月) 16:11:13 :
- >>9
ありがとうございます!
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- 11 : 2014/10/20(月) 17:00:05 :
- 期待です( *・ω・)ノ
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- 12 : 2014/10/20(月) 17:01:24 :
- 巨人 「アーン」
モブ4 「」グチャ
まただ…
モブ5 「いやあああああ!!!!」グチャ
また人が死んだ…
僕もああ死んでしまうのかな…
エレン…
エレンに会いたい…
アルミン 「ごめんね…エレン…「そんなことは終わってから言え!!!」
アルミン 「?!…エレン!?」
エレン 「なにそんなこと言ってんだ!!!ここは壁外だぞ?!少しでも弱音吐いたらぶっ飛ばすからな?!」
アルミン 「ごめん…でも、なんで君がここに?」
エレン 「ん?…いやぁなんとなく?」
アルミン 「へぇー」
エレン 「んじゃ!無事帰ってきたらやろうな!じゃあまた、あとで!」
アルミン 「ええ?!なにをやんの!ちょっとエレーン!!!」
アルミン 「あーあ行っちゃった…まぁ、まずは生き残らなきゃ…」
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- 13 : 2014/10/20(月) 17:01:41 :
- >>11
ありがとうございます!
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- 14 : 2014/10/20(月) 17:05:52 :
- いやっほおぉぉい!!!!アルミン誕生日もうすぐだー!!!!あ、期待でーす!!!!
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- 15 : 2014/10/20(月) 17:08:14 :
- 頑張ってください(^^)
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- 17 : 2014/10/20(月) 18:00:05 :
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無事…じゃないけど壁外調査がやっと終わった。
エレン、何をやるんだろう…
あっミカサだ。
アルミン 「ミカサー!エレンを見なかった?」
ミカサ 「ごめんなさい。見てない。」
アルミン 「そう…わかった!」
エレン….どこに行ったんだろう。
まさか…
いや、でもあのエレンだ。
きっと無事なはず…
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- 18 : 2014/10/20(月) 19:15:34 :
- なにかとエレンを心配するアルミン可愛いなあ。期待です!
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- 19 : 2014/10/20(月) 20:32:52 :
- >>18
自分で書いててそう思いましたw
ありがとうございます!
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- 20 : 2014/10/20(月) 20:36:14 :
- 時間が迫るにつれ不安が襲ってくる。
もしかして、本当に逝っちゃったの?
あっそうだ。
団長に聞けば…
アルミン 「ハンジさーん!」
ハンジ 「アルミン!お疲れ様〜」
アルミン 「団長こそ、お疲れ様です!ところで…エレンを見かけなかったでしょうか?」
その言葉を聞くとハンジは黙り始めた。
アルミン 「ハンジ…さん?」
ハンジ 「アルミン…ちょっと付いてきてくれ…」
アルミン 「?…はい」
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- 21 : 2014/10/20(月) 21:08:06 :
- ハンジさんに連れて行かれたところは…
霊安室だった。
アルミン 「そんな…」
ハンジ 「すまない…私のせいで君の親友を死なせてしまって…」ポロ
ねぇエレン?
嘘だよね?
お願いだよ。嘘だと…
アルミン 「嘘だと言ってくれよ!!!!」ポロポロ
僕は信じられなかった。
そして、最後まで喧嘩しかできなかった自分が憎く、許せなかった。
アルミン 「まだ…まだちゃんと仲なおりしてないのに…」ポロポロ
アルミン 「まだ…外の世界に行ってもないのに…」ポロ
エレンはそこで眠っているのに、そこにエレンの意志はない…
僕はエレンの顔を見たくなかった。
彼の顔を見たら…悲しみが込み上げ更に涙が出るからだ。
でも…親友を見ないわけにはいかなかった。
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- 22 : 2014/10/20(月) 21:31:34 :
- 遅くなってすみません!
参加ありがとうございます!
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- 23 : 2014/10/20(月) 21:59:51 :
- >>22
とあさん!
見に来てくれてありがとうございます!
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- 24 : 2014/10/20(月) 22:33:33 :
- ハンジ 「アルミン…これを」
そう言ってハンジさんは僕に一通の手紙を渡した。
ハンジ 「エレンからだ…」
僕は手紙を開けた。
〜アルミンへ〜
アルミン。
お前がこの手紙を読んでるってことは、俺は死んでるんだよな。
ははっ…この手紙、今日書いたからな。文章が、めちゃくちゃだが最後まで読んでくれ。
まず、一緒に外の世界を探検できなくてすまない…
お前とシガンシナにいた時約束したのにな…
だが、外の世界の話はすごく楽しかったぞ!
そして、今まで迷惑かけてごめんな。
俺は訓練兵の時訓練ばっかり夢中になっててお前のことを気にかけてあげられなかった。
お前が俺のために座学のノートをわかりやすく整理してくれたり、いつも寝起きの遅い俺を最後まで待っててくれてたり、色々面倒かけてごめんな。
俺は全部知ってるぞ?
全てジャン達から聞いたからな。
そして、最後に…
今日、お前の気持ちを考えてやれなくてすまなかった。
ほっといてくれよって言われてるのにどうも、相談して貰いたくて、結局怒らせて、こんな結末になっちゃったからな…
こういうことは1番やってはいけないことだって1番わかってるのにな…
だけどこれだけ言わせてくれ………
アルミン 「あれ?」ポロポロ
エレンの手紙はここで途切れてた。
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- 25 : 2014/10/20(月) 22:46:31 :
- ギュッ
アルミン 「!」ポロ
エレン 「誕生日おめでとう。アルミン。」
アルミン 「ゔ...エレン…エレンの…ばかぁ…!!!!うわーん!!」ポロポロ
エレン 「ごめんな、アルミン」ヨシヨシ
アルミン 「本当に死んだかと思ったじゃないかぁ!!!」ポロポロ
エレン 「本当にごめんな。」ヨシヨシ
アルミン 「ゔ..エレン…また、会えて良かった…」ポロ
エレン 「俺もだよ。もうこれからは、壁外調査の前は喧嘩しないようにしような!こんな事が本当に起きちゃいけないからな。」
アルミン 「うん…!」
エレン 「俺と仲なおりしてくれるか?」
アルミン 「勿論さ!」
エレン 「ありがとな!あの…ハンジさん、ご協力ありがとうございました!」
ハンジ 「いや〜バレるかと思ってヒヤヒヤしたよ!」
アルミン 「ええ!?あの涙演技だったんですか?!」
ハンジ 「うん!そうだよ?」
アルミン (マジ泣きだと思った… )
エレン 「さてと…よし!行くか!」
アルミン 「ど、どこに?!」
エレン 「それは行ってからのお楽しみ!」
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- 26 : 2014/10/20(月) 23:06:08 :
- 僕とエレンは一つの大きい扉を開けた
バタン…
パーンパパーン!!
104期 「お誕生日おめでとう!!アルミン!!」
アルミン 「!!」ポロ
僕は驚きのあまり声が出なかった。
そして、嬉しさのあまり涙が出てしまった。
エレン 「みんな、お前の為に準備してくれたんだ。」
アルミン 「みんな!ありがとう!」ポロ
この時僕は思った。
必ずエレンと…みんなと壁の外へ出よう。
それまで僕は死んではならない。
そのためには強い心を持ち勇ましく生きよう。
と。
-END-
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