リツコ「母の愛情は、海よりも深いものよ」
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- 1 : 2014/10/19(日) 00:22:14 :
- シンジ「ねえ、アスカ」
アスカ「なによ」
シンジ「結局のところ、“エヴァ”って一体どんな存在なんだろう」
アスカ「はあ?今さら何言ってんだか、エヴァはエヴァじゃない」
シンジ「だって、ネルフの人たちはエヴァを人造人間だって」
アスカ「そうよ。装甲を全部ひんむけば筋肉も内臓もあるわ」
シンジ「ていうことはさ、エヴァもれっきとした人間だよね」
アスカ「え?」
シンジ「僕たちは人間を操って、使徒と戦っているってことだよね」
シンジ「人間が人間を乗っ取って、使徒と戦わせているってことだよね」
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- 2 : 2014/10/19(日) 00:30:00 :
- アスカ「馬鹿言わないで、大体エヴァには意志がないじゃない」
シンジ「じゃあシンクロ率ってなに?」
アスカ「当然、エヴァとパイロットがどれだけシンクロしているか測った数値じゃないの?」
シンジ「そっか、そうだよね。でもシンクロっていうのは自分と相手の気持ちや意志がぴったり合わさるってことだろ?」
アスカ「まあ、そういうことね」
シンジ「それはつまり、エヴァにも意志は存在するってことだよ」
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- 3 : 2014/10/19(日) 00:32:50 :
・・・・・はい、みなさんこんにちは。石田恋です。
この作品は、上のような感じでナナヒカリシンジ君とエリートアスカちゃんがゆるゆるとお話しをするSSです。
当然オチはありませんし、山場もありません。
完全無計画の状態で書き込んでいます。
それでも覗く気が失せなかったよという方だけ、読んでください。
言っておきますが、本当にただの会話です。
更新は不定期になるかと思いますが、よろしくお願いします。
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- 4 : 2014/11/15(土) 21:46:14 :
- 期待しています!
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- 5 : 2015/01/14(水) 21:59:25 :
- 更新、不定期すぎだろ!
期待してるんだぞー
書いて下さい!!
楽しみにしてます!リツコさん、結構好きなんで!!
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- 6 : 2015/01/26(月) 10:59:42 :
- シンジ「本当に、エヴァはあんなことしたいのかな?」
シンジ「僕たちパイロットは、やりたくないってはっきり言えるよ」
シンジ「でも、エヴァはできないんだ。ダミープラグでどうにでもなるんだ」
シンジ「悲しくないのかな、それって」
アスカ「・・・・・」
シンジ「僕たちは人類のために、使徒を倒している。はず」
シンジ「学校では、けんかは駄目だって教えられるんだ」
シンジ「でも人類は使徒を知ろうとしないんだ。使徒にだって考えることはあるはずだよ」
シンジ「・・・・・カヲルくんがそうだったように」
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- 7 : 2015/01/26(月) 11:04:31 :
- アスカ「じゃあ聞くけど」
アスカ「あんたは一体何なのよ」
アスカ「やれエヴァがかわいそうだみたいなこと言っといて、今度は使徒の味方?」
アスカ「じゃあどうしろっていうの、ネルフもヴィレも全部消えればいいの?」
アスカ「人類みんながあんたと同じ考え方をすればいいの?」
アスカ「それ、人類補完計画とまるで同じじゃない」
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- 8 : 2015/01/26(月) 11:08:50 :
- アスカ「全く、親が親なら息子も息子って感じね」
アスカ「改めて失望したわよ、碇シンジさん?」
シンジ「違う、違うんだよアスカ」
シンジ「人は人、エヴァはエヴァ、使徒は使徒」
シンジ「それぞれの気持ちが対等な立場でいられる世界が、僕が本当に欲しいものだって気づいたんだよ」
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