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ミカサ「私をた・べ・て」
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- 1 : 2014/10/15(水) 20:12:38 :
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850年 ローゼが破られてから1ヶ月後
調査兵団敷地 廃屋
ユミル(変なにおいがする…)
「うう…うう……」
ユミル(泣き声?)
ユミル「誰か…いるのか?」
エレン「うう…」
ユミル「エレン…?」
エレン「!!」
ユミル(何か、様子がおかしい)
エレンの元へと歩を進める
ユミル「おい、どうし…」
ユミル「!?」
ユミル(なんだよ…)
ユミル(なんだよコレ!?)
ユミル「ミカサを……」
ユミル「喰ってるのか?」
エレン「………」
エレンの口元は血と肉で汚れていた
そして、膝には腕を食いちぎられたミカサの姿
エレン「まただ…」
エレン「また、やっちまった」
ユミル「な、なんで…」
エレン「なあユミル」
エレン「お前には今の俺が何に見える?」
エレン「人か?」
エレン「巨人か?」
エレン「…いや」
エレン「ただの、化け物だ…」
───────────────
─────────
─────
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- 2 : 2014/10/15(水) 20:28:41 :
850年 ローゼが破られてから三週間後
サシャ「ミカサー!」
ミカサ「どうしたの?」
サシャ「聞きましたか!?」
ミカサ「何を?」
サシャ「不審者が現れたらしいですよ!」
ミカサ「不審者?」
ユミル「ほら、あのソニーとビーンいただろ?」
ミカサ「ええ、巨人の」
ユミル「そいつらを食べてる人間がいたらしいんだ」
ミカサ「え…」
サシャ「びっくりですよねー!」
サシャ「流石の私でも巨人を食べようとは思いません」
ユミル「うなじを傷つけはしなかったからよかったものの…」
ユミル「発見されてすぐにハンジさんに攻撃されてな」
ユミル「今は本部で寝てるらしい」
ユミル「でさ~」
ユミル「いってみねえか?」ニヤ
サシャ「怒られちゃいますよー?」
ユミル「大丈夫、大丈夫」
ミカサ「いく」
サシャ「ええー!?」
ミカサ(調査兵団に入ってから三週間たった)
ミカサ(まだ基礎事項を詰め込むことしかしていないけど)
ミカサ(調査兵団に仲のいい人がきてくれたのはうれしい)
ミカサ(ユミル、クリスタ、サシャ、ジャン、コニー)
ミカサ(でもアニとベルトルトとライナーは憲兵団へいった)
ミカサ(…けど、これ以上友達が減ってほしくはないという気持ちもある)
ユミル「じゃあ何か話しながらいくかー」
ミカサ「クリスタは?」
ユミル「ナナバさんにいろいろ聞いてる」
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- 3 : 2014/10/15(水) 20:54:42 :
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サシャ「あれから…三週間もたったんですね」
ミカサ「ええ、沢山人が…同期が死んだ」
ミカサ「絶対に忘れてはいけない」
ユミル「忘れられねえよ…」
ユミル「あの巨人のこともな…」
ミカサ(ローゼが破られたあの日)
ミカサ(卒業した私達訓練兵も戦いを強要された)
ミカサ(自己中な商人がいて避難に手間がかかったりしたけど…)
ミカサ(なんとか住民の避難を完了させ私はみんなのいる場所へむかった)
ミカサ(そこは絶望的だった)
ミカサ(訓練兵の半分以上はすでに死んでいて)
ミカサ(ガス切れをおこし巨人の巣窟に取り残されてしまっていた)
ミカサ(もうだめだと思ったその時)
ミカサ(巨人を攻撃する巨人が現れた)
サシャ「びっくりですよねー!」
ユミル「私はその時いなかったからなー」
ミカサ(その巨人は私達をガス補給所まで連れて行き)
ミカサ(そのままどこかへ消えた)
ミカサ(そしてガスの補給を完了させ)
ミカサ(私達が壁に上ったとき、奇跡をみた)
ミカサ(その巨人が巨人に開けられた穴を岩で塞いでいたのだ)
ユミル「あの巨人なんだったんだろうな」
サシャ「ほんとうに!」
ミカサ(あの巨人を見た瞬間胸が高鳴った)
ミカサ(多分”あの人”を思い出したから…)
サシャ「ミカサー?」
ミカサ「!!」
サシャ「つきましたよ」
ミカサ「少しぼーっとしていた…」
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- 4 : 2014/10/15(水) 21:11:23 :
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ハンジ「あれー?君たちもきたの?」
ユミル「君たち”も”?」
ジャン「よお」
コニー「うーっす」
クリスタ「えへへ…」
ユミル「クリスタ…!」
ユミル「…と、男共」
コニー「なんだその落差」
クリスタ「ナナバさんと一緒にきちゃったんだ」
ジャン「どんな異常者がいるのか気になってな」
ユミル「さて、私らもその異常者の顔をみてやろうじゃねえか…」
ミカサ(私達はその異常者が寝ているベッドへ向かう)
サシャ「思ったより若いですねー」
ハンジ「君たちと同じくらいだと思うよ」
ミカサ「!!」
ハンジ「あれ、ミカサどうしたの?」
ミカサ「あ……あ……」
コニー「初めて見るな、ミカサの動揺っぷり」
ジャン「もしかして、知り合いだったか?」
ミカサ「!!」
ミカサ「……!!」コクコク
ハンジ「本当かい!?」
ハンジ「いったいどこのどいつ!?」
ミカサ「彼は…」
ミカサ「私の、大事な人…」
────なんだよ?
ほら、早く帰ろうぜ────
─────おれ たちの家に──────
ミカサ「そう、家族」
ミカサ「エレン・イエーガーです」
ミカサ(ずっと…)
ミカサ(ずっと会いたかった人!!)
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- 5 : 2014/10/15(水) 22:10:27 :
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クリスタ「家族?」
ミカサ「血は繋がっていないけど…」
ハンジ「ちょっと詳しく話してもらっていいかな?」
ハンジ「この子とミカサの関係を」
ミカサ「はい」
ミカサ「六年前のことです」
ミカサ「私はお父さんとお母さんの三人家族で」
ミカサ「ある日、人攫いにお父さんとお母さんを殺されました」
ジャン「!!」
ハンジ「そんな…」
ミカサ「そして私は東洋人の血が流れているということで山奥の廃屋に連れて行かれ」
ミカサ「身体を拘束され、もう諦めかけていた時にエレンに助けられたんです」
ミカサ「…そこで行き場のなくなった私はイエーガー家の一員となることになりました」
ミカサ「そこからはずっとエレンと…もう一人の友達とずっと一緒にいました」
ミカサ「けど、その幸せは一年だけでした」
ミカサ「そう…超大型巨人のせいで、私達の幸せな生活はなくなったのです」
ハンジ「!!」
ハンジ「君は……シガンシナ区の子か」
ミカサ「はい」
ミカサ「壁の破片が私達の家にあたり」
ミカサ「お母さんは足を挟まれて身動きがとれず」
ミカサ「そのまま巨人に食べられました」
ミカサ「私とエレンは友達のおかげで助かったのですが…」
ミカサ「避難が終わった二日後」
ミカサ「エレンは突如姿をくらませました」
ミカサ「そして…そのまま私の元に帰ってはきませんでした」
ミカサ「以上です」
ハンジ「ごめんね…つらい話を」
ミカサ「いいえ」
ハンジ「5年も行方不明だった子が急に現れるとは…」
ハンジ「しかも巨人を喰う趣味があるときた」
ハンジ「何があったのかな?」
ミカサ(本当に何が…?)
ハンジ「とにかく起きてもらわない限りはどうにもならないね」
ミカサ(起きて)
ミカサ(あなたには沢山ききたいことがある)
クリスタ「でもミカサ」
クリスタ「会えてよかったね」
ミカサ「ええ」
ユミル「よく話してたもんな、こいつのこと」
サシャ「確か調査兵団選んだのもこの人が原因ですよね」
ミカサ「ええ」
ミカサ(エレンは私にとっての生きがい)
コニー「ああ、初日にいってたやつか」
ユミル「そうそう」
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- 6 : 2014/10/15(水) 22:31:55 :
ミカサ(訓練兵になって初日…)
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モブ男「ええ!?シガンシナ区出身なのかよ!」
モブ女「超大型巨人見た!?どうだった!?」
ミカサ「大きかった」
モブ男「鎧の巨人は!?」
ミカサ「堅そうだった」
モブ女「じゃあ普通の巨人は?」
ミカサ「…………」
ミーナ「ちょっともうやめようよ!」
ミーナ「大丈夫?」
ミカサ「ええ…大丈夫」
ミカサ「私は巨人を…許さない」
ミカサ「私の幸せな生活を奪ったあいつらを許さない」
ミカサ「私のお母さんはやつらに殺された」
ミカサ「お父さんと…大切な人は姿を眩ませた」
ミカサ「大切な友達もどこかへ行ってしまった」
ミカサ「私を…また一人にした巨人共を」
ミカサ「駆逐してやる」ギロ
ミーナ(こ、こわい…)
ライナー「ってことは調査兵団か?」
ミカサ「ええ」
ジャン「はっ…」
ジャン「好き好んで調査兵団に入るとは」チラ
ジャン「………!!」
ジャン(やば、めっちゃ美人!!)
ミカサ「何か文句が?」
ジャン「い、いや…」
ジャン「怖くはないのかなあ~って」
ミカサ「…家族が減る恐怖に比べたら」
ミカサ「自分が死ぬ恐怖など恐れるに値しない」
ミカサ「それに…」
ミカサ「調査兵団に入ったら…」
ミカサ「もしかしたら、もしかしたら!」
ミカサ「行方不明の彼がいるかもしれない!」
ミカサ「彼はずっと調査兵団に憧れていたから」
ミカサ「どこかこことは違う場所で訓練兵をやっているのかもしれない!!」
ジャン「そ、そっか…」
マルコ「どうしたの?がっかりして」
ジャン「うるせー」
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ミカサ(エレンは調査兵団にいなかった)
ミカサ(てことは…)
ミカサ(エレンは訓練兵ではなかった?)
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- 7 : 2014/10/16(木) 19:55:52 :
エレン「ん……」
ミカサ「!!」
ハンジ「おお!目を覚ましたようだね」
エレン「??」キョロキョロ
ミカサ「エ、エレン!!」
エレン「??」
エレン「エレンって……俺のことか?」
ミカサ「!!」
ハンジ「あちゃー…記憶障害を起こしちゃったか」
ミカサ「そんな…」
ハンジ「もしかしたら攻撃を受けちゃったショックかな…?」
ハンジ「君、何か自分のことについて覚えていることある?」
エレン「ええっと…」
エレン「あれ…?」
エレン「何も…思い出せねえ」
ハンジ「これは大変だ」
ハンジ「身体の痛みはある?」
ハンジ「ブレードで背中を斬りつけちゃったから…」
エレン「?」
エレン「特に痛みはありません」
ハンジ「そう?」
ハンジ「一応傷をみせて」
エレン「はい」
ミカサ「………」
クリスタ「大丈夫?」
ミカサ「え、ええ」
ユミル「せっかく色々聞けると思ったら記憶喪失だからな」
ハンジ「…あれ?」
ミカサ「どうかしましたか?」
ハンジ「傷が…」
ハンジ「ない?」
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- 8 : 2014/10/16(木) 20:10:54 :
ジャン「ほんとだ…」
サシャ「ハンジさんの気のせいだったとか…でしょうか?」
ハンジ「いや、確かに血が出ていた」
ハンジ「ブレードをちゃんと拭いたのを覚えてる」
ハンジ「君は本当に何者なんだ…」
ハンジ「巨人を食べていたことは覚えてる?」
エレン「!?」
エレン「俺…巨人を食べてたんですか?」
ハンジ「うん、必死にね」
エレン「そんな…」
ハンジ(巨人という存在についての記憶はあるみたいだね)
ミカサ「エレン…」
エレン「…俺のことでいいんだよな?」
ミカサ「わ、私のこと覚えてる?」
エレン「えーっと、悪い」
エレン「とりあえず名前を教えてくれ」
ミカサ「ミカサ…」
エレン「!!!」
エレン「ミ…カサ」
エレン「アッカーマン…」
ミカサ「!!」
ハンジ「もしかして記憶が戻ったの!?」
エレン「ちょ、ちょっとまってください…」
エレン「……………」
エレン「そうだ…俺はエレン・イエーガー」
ハンジ「!」
エレン「シガンシナ区で生まれて…」
エレン「父さんと母さんと3人で暮らしていて」
エレン「ミカサが家族になって」
エレン「超大型巨人がきて…うう!?」
ハンジ「だ、大丈夫かい!?」
エレン(なんだ…?)
エレン(頭が…いたい!!)
エレン「すみません…」
エレン「これ以上は…」
ハンジ「ありがとう、もう大丈夫だよ」
ハンジ「さて、どうしたものか…」
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- 9 : 2014/10/16(木) 20:21:03 :
ジャン「一度街に連れて行った方がいいんじゃないですか?」
ハンジ「そうだね…」
ハンジ「どこから来たのかもよくわからないし」
エレン「!!」
エレン「ま、街はやめて下さい!!」
ハンジ「え?」
エレン「街は…嫌です」
ハンジ「………」
エレン「………」
ハンジ「どうして?」
エレン「わ、わかりませんが」
エレン「本能が嫌だと言っている気がして…」
エレン「お願いします!」
エレン「俺を…かくまって下さい!」
ハンジ「ええ~~」
ミカサ「ハンジさん、どうするのですか?」
ハンジ「うーん…勝手に決めるわけにもいかないしね」
ミカサ「…記憶が戻るまでここにいさせてあげる訳にはいきませんか?」
ハンジ「うーん」
ハンジ「よし!」
ハンジ「確かに君の素性や身体の作りが気になるからね…」
ハンジ「君の身体を研究させてくれるならいいよ!」
エレン「け、研究!?」
ハンジ「大丈夫大丈夫」
ハンジ「そんな斬ったり焼いたりするわけじゃないから!」
エレン「は、はい…」
ハンジ「それじゃあ私はエルヴィンに伝えないとだめだから…」
ハンジ「それまでこの新兵ちゃんたちと一緒にいてね」
ミカサ「!!」
ハンジ「ミカサ、沢山話しておいで」ニコ
ミカサ「は、はい!」
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- 10 : 2014/10/16(木) 20:42:14 :
エレン「ええーっと…」
エレン「よろしくな?」
コニー「おう!」
コニー「俺はコニー・スプリンガーだ」
クリスタ「クリスタ・レンズだよ」
サシャ「サシャ・ブラウスです!」
ジャン「ジャン・キルシュタインだ」
ユミル「…ユミルだ」
エレン「あれ?ファミリーネームは…」
ユミル「まあまあそこは置いといてさ」
ユミル「とりあえずミカサと話したらどうだ?」
エレン「ああ…」
クリスタ「じゃあ私達は一旦でようか」
コニー「まともな食べ物はねえけど歓迎パーティーでもするか!」
サシャ「やったー!食べ放題です!」
ジャン「誰が食べ放題っていったんだよ」
ミカサ(皆はそう言い残して部屋からでていった)
エレン「ええーっと…」
エレン「あんまり覚えてねえんだけどさ」
エレン「もしかして、久しぶりか?」
ミカサ「!!」
ミカサ「……」
エレン「えーっと…な、泣くなよ」
エレン「わ、悪い」
ミカサ「うん…久しぶり」
ミカサ「ずっと…ずっと待ってた!!」
エレン「うお!?」
ミカサはエレンに抱きつく。
エレン「俺…ローゼが破られた辺りから記憶がないんだ」
エレン「いつ、お前と離れたんだ?」
ミカサ「…ローゼが破られてから2日後」
ミカサ「エレンはグリシャお父さんに連れられて」
ミカサ「それ以来戻ってこなかった」
エレン「今は…何年だ?」
ミカサ「850年」
エレン「え!?」
エレン「五年も経ってたのかよ…」
ミカサ「アルミンもあの後…エレンを探しに行ったきり戻ってこなかった」
エレン「!!」
ミカサ「私は…ひとりぼっちだった」
エレン「………」
エレンはミカサを抱き返す。
エレン「…悪かったな」
ミカサ「いいの、また会えたから」
エレン「でさ、ここはどこだ?」
ミカサ「調査兵団本部」
エレン「は!?調査兵団!?」
エレン「お前調査兵団入ったのか!?」
エレン「あんなに俺が入るの嫌がってたのに…」
ミカサ「エレンがいると思ったから」
エレン「お、おう」
ミカサ「どこか別の土地で訓練兵として…生きていると信じていたから」
エレン「………」
エレン「俺さあ…」
エレン「訓練兵…だったのかな?」
ミカサ「でもエレンは調査兵団にはいなかった」
エレン「…俺がもし訓練兵だったら絶対調査兵団にいるよな」
ミカサ「絶対」
エレン「…………」
エレン「はあ…わかんね」
ミカサ「今はあまり考えなくても大丈夫」
ミカサ「とにかく…」
ミカサ「色々、話したい//」
エレン「…そうだな!」
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- 11 : 2014/10/16(木) 20:54:34 :
エレン「にしてもミカサ大きくなったな」
ミカサ「エレンも」
エレン「……てか、がたい凄くよくねえか?」
ミカサ「頑張ったから」
ミカサ「総合一位」
エレン「す、すげえ!?」
エレン「さっきいた奴らは友達か?」
ミカサ「そう」
ミカサ「とてもいい人たち」
エレン「そうか…よかったな」
ミカサ「因みに全員総合10位以内に入っている」
エレン「す、すご!?」
エレン「でも…あいつらはなんで憲兵団に行かなかったんだ?」
ミカサ「……」
ミカサ「元々調査兵団に行こうとしている人はそれなりにいた」
ミカサ「けど、その決意が揺らぐ出来事がおきた」
ミカサ「三週間前、ローゼが超大型巨人によって破られた」
エレン「は、はあ!?」
ミカサ「なんとか岩で穴を封じられ、私達は生き残ることができたけど…」
ミカサ「沢山の同期の死を目の当たりにした」
エレン「……」
ミカサ「そんな中で…あのジャンって子が友人の死をきっかけに」
ミカサ「調査兵団に入ることを…決意した」
ミカサ「彼はずっと憲兵団にいくと行っていた」
ミカサ「…そんな彼の決意を見て、みんなは調査兵団を志望したの」
エレン「へえ…」
エレン「よかった、本当にいい奴らで」
ミカサ「…うん」
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- 12 : 2014/10/16(木) 21:02:47 :
エレン「そーいや岩で穴を塞いだといったよな?」
ミカサ「ええ」
エレン「どうやって?」
ミカサ「人間に危害を加えない巨人が現れたの」
エレン「!!」
エレン「そいつが…穴を塞いだのか?」
ミカサ「そう」
エレン「………」
ミカサ「どうしたの?」
エレン「!!」
エレン「い、いや何でもない!」
エレン「お腹へったなー…とか思っただけだ」
ミカサ「ふふ…」
ミカサ「そろそろみんなが食事を用意してくれたと思う」
ミカサ「食べにいこう」
エレン「ああ、ありがとな」
エレン(ミカサか…)
エレン(本当に大きくなったな)
エレン(髪も長くなったし大人っぽくなったし)
エレン(それに…綺麗になった//)
ああ、
本当に
───オイシソウダナ───
エレン「!!」ビクッ
ミカサ「?」
ミカサ「どうしたの?」
エレン「な、なんでもねえ」
ミカサ「ならいい」
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- 13 : 2014/10/17(金) 20:13:13 :
クリスタ「あ!」
クリスタ「二人とも!準備できたよ!」
エレン「ありがとな」
ユミル「二人で話してどうだったよ~?」ニヤニヤ
ユミル「もしかしてキスとかしちゃったか?」
ミカサ「!?//」
エレン「は!?//」
ジャン「な…」
ミカサ「わ、私とエレンはそのような関係ではない!」
エレン「そ、そうだ!」
エレン「俺たちは家族だからな!」
ユミル「ははは!おもしれ~」
サシャ「みなさん食べないんですか?」
コニー「な、お前食うのはやっ」
コニー「みんな、早く食わねえとなくなるぞ!」
エレン「はははっ!」
エレン(なんだか、楽しいな)
エレン(こうやって、同年代の子と楽しく話すのも)
エレン(久し振りな気がする)
エレン「なあなあ、ジャン」
ジャン「あ?」
エレン「お前って…ミカサが好きなのか?」ボソ
ジャン「ブフォ!!」
ジャン「な、なな、何を…」
エレン「いや、なんかさっき反応してたし…」
ジャン「…………」
ジャン「はあ…」
ジャン「おまえと会ったかのが調査兵団に入ってからでよかったぜ」
エレン「?」
ジャン「…訓練兵の頃に会ってたらお前に取っつきまくってただろうよ」
エレン「なんだそりゃ」
ジャン「どれだけお前のことを聞いたと思ってんだ」
エレン「は?俺のこと?」
ジャン「ああ」
ジャン「いつであったとかは聞いてなかったけどよ」
ジャン「お前との生活がどんなに楽しかったかいつも語ってた」
ジャン「…ほんと楽しそうにな」
エレン「そっか…」
ジャン「だからよ、俺にはいる隙間はねえなって」
ジャン「告白する前に失恋したようなもんだよ」
ジャン「お前はどうなんだ?」
エレン「俺?」
ジャン「…ミカサのこと」
エレン「うーん」
エレン「なんだかよく分からねえ」
ジャン「は?」
エレン「俺の中では…ミカサはただの家族」
エレン「兄妹みたいなもんだった」
エレン「だけど…その、いきなり大人になった状態であってさ」
エレン「女なんだな~って思ったら変な気分で…//」
ジャン「……はっ」
エレン「なんだよ」
ジャン「のろけてくれるぜ…」
エレン「でもな」
エレン「記憶がないせいでよく分からないんだ」
エレン「さっきまでずっと若いミカサといたような気分にもなるし」
エレン「何年も会ってないような気分にもなるし…」
ジャン「まだ混乱してるんだな」
エレン「ああ」
エレン「記憶がないといっても自分が昔と性格が変わったとも思う」
エレン「昔はここまで落ち着いていなかった」
ジャン「じゃあ完全に5年間の記憶が抜け落ちたわけじゃないんだな」
エレン「ああ」
エレン「ローゼが破られてからいきなりここにいたって気がしたわけじゃない」
エレン「どこかで暮らしていたことは覚えている」
エレン「でもその内容がまったく思い出せない」
ジャン「大変なんだな」
エレン(まったく──か?)
エレン(ただ、楽しくはなかったな)
ミカサ「二人とも、何を話してるの?」
ジャン「い、いや別に…」
サシャ「お腹もいっぱいになりましたし皆でお話しましょー!」
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- 14 : 2014/10/17(金) 20:39:28 :
~調査兵団:エルヴィンの部屋~
リヴァイ「例の不審者を調査兵団に入れる…?」
ハンジ「か、完全に入れる訳じゃないよ」
ハンジ「記憶が戻るまでこっちで面倒をみようって感じ」
リヴァイ「…巨人も倒せねえようなやつにタダメシを食わせるのか?」
ハンジ「そうなるけど…」
ハンジ「でも彼の身体について調べる価値はあると思うんだ」
エルヴィン「脅威の回復力と巨人を食べていたことか?」
ハンジ「うん」
ハンジ「どう考えても普通じゃない」
ハンジ「彼からも身体を調べる許可をもらった」
エルヴィン「…………」
エルヴィン「なあ君たち」
エルヴィン「マリアが破られてから二年後のシガンシナ区奪還作戦を覚えているか?」
リヴァイ「忘れるわけがねえだろ」
リヴァイ「口減らしのために人口の二割を投入した」
リヴァイ「そしてどうやったかは知らねえが」
リヴァイ「再び穴を塞いだ」
リヴァイ「そのことだろ?」
エルヴィン「そうだ」
ハンジ「まあそれ以来私達の仕事はマリア内に入った巨人を」
ハンジ「全滅させる役になったんだけどね」
ハンジ「もう三年前からやってるのになかなかいなくならないね」
ハンジ「で、そのことがどうかしたの?」
エルヴィン「…………」
エルヴィン「人口の二割を投入しただけで、穴を塞げるのか」
エルヴィン「お前達はどう思う?」
リヴァイ「無理だろうな」
リヴァイ「糞がいくら集まってもどうにもならねえ」
ハンジ「そんなすぐに対応できるものじゃなかったと思う」
リヴァイ「…で、どうしたんだ?」
エルヴィン「三週間前に現れた穴を岩で塞いだ巨人」
エルヴィン「恐らくその巨人が関わっている」
ハンジ「!?」
エルヴィン「そしてその巨人と王政府が関わっているだろう」
リヴァイ「根拠はあるのか?」
エルヴィン「あの巨人には知性があることは間違いないな?」
ハンジ「うん」
エルヴィン「そんな巨人が現れたとなれば政府は黙っていないだろう」
エルヴィン「その巨人が敵側だったとしたら大変だからな」
エルヴィン「しかし政府に動きはない」
リヴァイ「…だからアレが政府の所有物とは」
リヴァイ「少々飛躍し過ぎじゃねえか?」
エルヴィン「…それと政府で秘密裏に捜している少年がいるらしい」
ハンジ「秘密裏に?」
エルヴィン「ああ」
エルヴィン「中央憲兵と一部の憲兵、駐屯兵団と駐屯兵団の幹部にしか知らされていない」
エルヴィン「もしその少年が例の巨人だったら?」
エルヴィン「そして」
エルヴィン「もしその少年が例の不審者くんだったとしたら?」
ハンジ「!!」
エルヴィン「…ハンジ」
エルヴィン「彼の研究結果」
エルヴィン「楽しみにしているぞ」
ハンジ「…ああ、そうだね」
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- 15 : 2014/10/17(金) 20:59:08 :
次の日
ハンジ「よしエレン!」
ハンジ「色々と調べさせてもらうね」
エレン「はい」
ハンジ(うーん…まずは歯かな)
ハンジ「口あけて~」
エレン「」アー
ハンジ(構造が…普通とちがう)
ハンジ(まず門歯が小さくて獲物を捕らえるのに役立つ構造をしている)
ハンジ(頬歯が鋭いし、少ない)
ハンジ(これは肉を切り裂くためか?)
ハンジ(しかも犬歯が発達している…)
ハンジ「まさに…肉食動物」
エレン「え?」
ハンジ「い、いや~ごめん」
ハンジ「ねえ、君の歯って昔からこうだった?」
エレン「いや、違ったと思います」
エレン「こんな犬歯生えてなかったし…」
ハンジ(やっぱり…)
ハンジ(空白の五年間に何かがあったみたいだね)
ハンジ「ねえエレン」
ハンジ「少しだけ手に切り傷を作ってもいいかな?」
エレン「えっ」
ハンジ「だ、大丈夫!」
ハンジ「日常生活に困らないような軽いやつだから」
エレン「……………」
エレン「わかりました」
エレン(タダで飯をもらってるのも悪いし…)
ハンジ「そうか!ありがとう!」
ハンジ「じゃあちょっと痛いけど我慢してね」
エレン「う…」
ハンジ(即座に傷を回復する)
ハンジ(そう、まるで巨人)
ハンジ(今目の前で傷の回復が行われたならば…)
ハンジ(エルヴィンの言ったとおり)
ハンジ(彼が巨人の可能性が高まる)
エレン「?」
エレン「何も…おきませんね」
ハンジ「……あれ?」
ハンジ「ほんとだ」
ハンジ「もっと深い方がいいとか?」
エレン「ええ!?」
ハンジ「はは、冗談冗談!」
ハンジ(おかしい…)
ハンジ(やはり私の見間違えだった?)
ハンジ「うーん…」
ハンジ「今日はもういいや!」
ハンジ「明日もまた試させて」
ハンジ(日によって変わるとかもあるだろうしね)
エレン「わかりました」
ハンジ「じゃあ新兵の皆とでも話しておいで」
エレン「…!」
エレン「はい!」
ハンジ「楽しそうでいいね~」
エレン「へへ…」
ハンジ「でも顔色が良くないね」
エレン「そうですか?」
ハンジ「まあ体調が悪かったらすぐにいってね」
エレン「はい」
-
- 16 : 2014/10/17(金) 21:58:35 :
コニー「おー来たなエレン!」
クリスタ「検査どうだった?」
エレン「………………」
ユミル「どうした?」
ユミル「クリスタに見とれたか?」
クリスタ「え、ええ!?//」
ミカサ「な………!」
エレン「そ、そんなんじゃねえよ!?」
ユミル「でもかわいいだろ?」
クリスタ「ちょっとやめてよユミル!」
エレン「まあ…確かに」
エレン「おいしそうだよな!」ニコ
クリスタ「え」
ユミル「は?」
エレン「……?」
エレン「!!!」
エレン「わ、悪い!言い間違えた!」
エレン「た、確かに可愛らしいよなって…」
クリスタ「だ、だよね!」
クリスタ「いやこれはかわいいに肯定してるんじゃなくておいしそうに対する否定のだよねで…」
ユミル「クリスタ落ち着け」
コニー「お前がいうと冗談っぽく聞こえねーんだからさー」
エレン「うう…」
ミカサ「エレン、落ち込まないで」
サシャ「でも実際巨人ってどんな味がするんですか?」
ミカサ「サシャ!?」
エレン「いや俺巨人喰ってた記憶ないからさ…」
ジャン「なんだよ」
ジャン「まさか本当に食べるつもりか?」
サシャ「い、いや~」
サシャ「どうしても!どうしても困ったときに…」
ユミル「お前流石の私でも巨人は喰わないっていってたじゃねーか」
サシャ「で、でも巨人って回復するってことは無限に食べ放題なんですよ!?」
エレン「いや、どうだろうな…」
エレン「ほら巨人ってうなじを削がれた後に消えるじゃねえか」
エレン「てことは本質としては栄養となるものなんて無くて…」
エレン「空気を喰ってるみたいな…ただ一時的に空腹を満たすもの」
エレン「そんなんだと思うぜ?」
皆( ゚Д゚)ポカーン
エレン「な、なんだよ…」
ユミル「…経験者は語るってか?」
クリスタ「ちょ、ちょっとやめなよユミル!」
エレン「大変だ…」
エレン「俺の印象が悪くなりつつある」
ミカサ「それはいけない!」
ミカサ「私が今からエレンの素晴らしさを語る」
ミカサ「一時間ほど」
コニー「ながっ」
ユミル「もうそれは訓練兵時代に嫌って言うくらいきいたからよ…」
ジャン「そんなことよりクリスタの恋バナでもしようぜ」
ユミル「あ?お前クリスタに乗り換えるつもりか?」
ジャン「そ、そんなんじゃねえよ!」
エレン「…………」
ミカサ「エレン」
ミカサ「皆何とも思ってないから大丈夫」
エレン「そ、そうだよな」
ジャン「あーもう」
ジャン「じゃあエレンの好きなタイプでも聞くか」ニヤ
エレン「は、はあ!?」
ミカサ「!!」
エレン(このまま時が止まってしまえばどんなによかっただろう)
エレン(だけど、時間はこちらの都合などお構いなしに)
エレン(進んでいく…)
-
- 17 : 2014/10/17(金) 22:09:44 :
次の日
ハンジ「エレン…」
ハンジ「顔色が悪いようだけど…」
エレン「だ、大丈夫です」
エレン「ただ少し気持ち悪いだけで」
ハンジ「風邪かな?」
エレン「さあ…」
ハンジ「まあ体調が悪いとこ悪いけど今日も手に傷をいれるね」
エレン「はい」
ハンジ「?」
ハンジ「ねえ、エレン」
ハンジ「腕、どうしたの?」
エレン「!」
ハンジ(右手の腕に数カ所噛みついた痕がある)
ハンジ(特徴的な歯形からエレンが自分で噛んだのかな)
エレン「これは…」
エレン「多分寝てるうちに無意識でやったんだと思います」
ハンジ「うーん」
ハンジ「ストレスとか?」
エレン「どうでしょう…」
ハンジ「……………」
エレン「……………」
コンコンコン
ハンジ「!」
ハンジ「誰だろう?」
ハンジ「どうぞー!」
ガチャ
???「…ここにいたか」
エレン「!!」
ハンジ「えっと…誰かな?」
???「エルヴィン団長の言動を不自然に思って来てみて正解だったな」
エレン「あ……あ……」ガクガク
???「どうしてエレンを差し出さなかったのかは不思議だが」
???「戻ろうか、エレン」
エレン「……と」
エレン「父さん…」
ハンジ「!?」
-
- 18 : 2014/10/17(金) 22:20:57 :
- グリシャ「どうも、エレンの父のグリシャ・イエーガーです」
グリシャ「家出息子を引き取りに来ました」
ハンジ「父…親?」
グリシャ「さあ、エレン戻ろう?」
エレン「い、嫌だ!!」
グリシャ「お前も気づいているだろう?」
グリシャ「そろそろ限界だって…」
エレン「げ、限界…?」
ハンジ「…エレンは今記憶障害に陥っています」
グリシャ「なんだと?」
ハンジ「そのため記憶が戻るまで身元をこちらで預かっていました」
ハンジ「それに、本人が執行に街へ行きたくないといっていたので」
グリシャ「…………」
エレン「お、思い出せないけど戻りたくない!」
エレン「父さんは…母さんか死んでから変わってしまったんだ!」
グリシャ「………はあ」
グリシャ「なら強制的につれていこう」
エレン「嫌だ!!」
ハンジ「待って下さい!」
ハンジ「本人が嫌だと言っているんです」
ハンジ「記憶障害の身、不安もあるのでしょう」
ハンジ「もう少し待つことはできないのですか!?」
グリシャ「…………」
グリシャ「後悔してもしらないぞ?」
グリシャ「エレン」
エレン「………」
グリシャ「お前は父さんの元にいないと生きていけないんだ」
グリシャ「このままだと大切な人を傷つけることになる」
グリシャ「それでも、戻らないか?」
エレン「………」コク
グリシャ「そうか」
グリシャ「では地獄を味わえ」
グリシャ「後からついて行けばよかったと思っても遅いからな」
グリシャ「いずれ、自分の方からやってくるだろうがな」
ガチャ
ハンジ「なんだったんだ…?」
エレン「…………」
エレン「地獄くらい…もう、何度も…」
ハンジ「ちょ、エレン!?」
エレンはそのまま気を失い、倒れた。
-
- 19 : 2014/10/17(金) 22:45:45 :
『強く──りたいか?』
『おま───巨人────人間を──ることで可能に──る』
『君は希──になる──だ!!』
『そのた──に、僕は──!!』
「───レン!」
ミカサ「エレン!」
エレン「!!」
エレン「あれ…俺…??」
ミカサ「エレンは気を失っていたらしい」
ミカサ「顔色が悪いようだけど大丈夫?」
エレン「ああ…」
───タベタイ────
エレン「!!?」
エレン「うう……」
ミカサ「大丈夫!?」
エレン「あ、ああ…」ズキズキ
エレン(頭が…いてえ)
───オイシソウダナ───
エレン(なんなんだ!?)
───クッテヤル────
ミカサ「大丈夫!?」
ミカサ「頭、頭なの!?」
───マズワ、コイツヲ────
エレン「くそお!!」ガリッ
自分の手の甲を思いっきり噛む。
ミカサ「!!!」
手の痛みが強まると同時に頭の痛みは和らぐ。
エレン「はあ…はあ…」
エレン「悪い、少しだけ一人にしてくれ」
ミカサ「……わかった」
-
- 20 : 2014/10/18(土) 19:31:39 :
二日後
エレン「はあ……はあ…」
ハンジ「エレン、大丈夫かい?」
エレン「つらい…です」
ハンジ「………」
ハンジ(腕の傷が増えてる…)
ハンジ(一体何が原因で苦しんでるんだ?)
エレン「やっぱ俺、父さんのところへ行った方がよかったんでしょうか?」
ハンジ「でもエレンは戻りたくないんでしょ?」
エレン「はい…」
ハンジ「どんな苦しさなの?」
エレン「頭が割れそうです」
ハンジ「なるほど…」
ハンジ「あと…」
ハンジ「…なんでエレンは目を合わせてくれないの?」
エレン「!!」
エレン「それは…」
ハンジ「ほら、こっちを向いて」クル
エレン「!!」
ハンジ「あれ、よだれがでてるね…」
ハンジ「だいじょう「アアアア!!」
エレンは自分の手を強く噛む
ハンジ「ちょ、ちょっと!?」
ハンジ「や、やばいって!」
ハンジ「ちぎれる、ちぎれるよ!?」
エレン「うう…うう!!」
エレン「く……そ……」
ハンジ「…………」
ハンジ(これは…もしかして…)
ハンジ「ねえ、エレン…」
ハンジ「ちょっと、きてほしい場所があるんだ」
エレン「………?」
-
- 21 : 2014/10/18(土) 19:44:20 :
エレン「ここ…は…」
エレン(あの巨人のいる部屋か)
ハンジ「ソニーとビーンだよ」
ハンジ「うーん…ビーンでいいかな」
リヴァイ「おい、何で俺も呼んだんだ?」
ハンジ「何が起こるか分からないからね…」
ハンジ「じゃあ、エレン」
エレン「?」
ハンジ「食べていいよ?」ニコ
エレン「!?」
リヴァイ「おい、何言ってんだ?」
ハンジ「うなじさえ狙わなければいいからさ」
ハンジ「さあ、おたべ?」
リヴァイ「!!」
エレンは、ハンジが言い終わるよりも先に巨人へと向かい
そのままビーンの足に食らいつく
ハンジ「やっぱりか…」
リヴァイ「ちっ……きたねえ」
その姿はまるで猛獣
理性を忘れ、食べることだけに夢中になっていた
ハンジ「!」
リヴァイ「どうした?」
ハンジ「傷が…」
リヴァイ「?」
リヴァイ「!!」
リヴァイ「腕の傷が…治ってる?」
ハンジ「さっきまで治らなかったのに…」
リヴァイ「やはり、こいつは巨人か?」
ハンジ「かもしれない」
エレン「!!!」
エレン「お、俺は…いったい…」
ハンジ「あ、自我が戻ったみたいだね」
エレン「きょ、巨人を…食べてた?」
エレン「うう…!」ズキ
エレン「まだ…頭が…」
エレン「俺は、一体…」
エレン「何なんだよ…」
リヴァイ「………」
リヴァイ「実はもう思いだしかけてるんじゃないか?」
エレン「!!」
リヴァイ「巨人…だろ?」
エレン「!!!!」
-
- 22 : 2014/10/18(土) 20:02:10 :
-
エレン「そんな…はずは…」
リヴァイ「ローゼを塞いだのはお前か?」
エレン「巨人なんかじゃ…」
リヴァイ「王政と関わってるんだろ?」
エレン「巨人……」
エレン「………………」
エレン「そうだ、そうだった」
リヴァイ「!?」
リヴァイの元へ飛びかかる
エレン「巨人だけじゃ…足りねえよ…」
リヴァイ「近寄るんじゃねえ…」
エレン「お前、おいしそうだなあ…」
ハンジ「リヴァイ!」
ハンジ「目が正気じゃない…」
リヴァイ「分かってる」
リヴァイ(とあえず眠らせるか)ゴス
エレン「う……」
ハンジ「なんとか気を失わせることができたけど…」
ハンジ「次起きたらどうしよっか…」
リヴァイ「俺らじゃどうにもできねえ」
リヴァイ「こいつを調べたい気持ちも分かるが王政に引き渡すのが一番だろ」
ミカサ「……エレン?」
リヴァイ・ハンジ「!!!」
ミカサ「今、引き渡すって…いいました?」
リヴァイ「ちっ……」
ハンジ「エレンが苦しそうだからね…」
ハンジ「君もせっかく会えてうれしいだろうけどエレンの為だから、ね?」
ミカサ「…エレンは戻りたくないと言っていた」
ミカサ「そこへ戻すなんて…ダメ」
ハンジ「おい!ミカサ!」
ミカサはエレンを担ぎ、部屋をでる
リヴァイ「ちっ…」
リヴァイ「あの野郎立体機動をつけてやがったな」
ハンジ「早く追わないと!!」
-
- 23 : 2014/10/18(土) 20:20:10 :
-
ミカサ(もう…家族と離れるのはいや!!)
ミカサ(エレン…安心して)
ミカサ(私が、助けてあげるから)
ミカサ「!!」
ミカサ「一旦この廃屋に入ろう」
~廃屋~
エレン「ん……」
ミカサ「よかった、目をさまして…」
エレン「ミカサ…?」
ミカサ「大丈夫?」
ミカサ「あのチビに何かされていない?」
エレン「!!」
エレン「おい、ミカサ…」
エレン「俺から離れた方がいい」
ミカサ「え…どうして?」
エレン「全部思い出したんだ」
ミカサ「!!」
エレン「この、五年間のことを」
エレン「これ以上俺と一緒にいたらお前を傷つけることになる」
ミカサ「そんなことどうでもいい!」
ミカサ「どれだけ傷つけられても、私はエレンと一緒にいる!」
ミカサ「もう、誰も…」
ミカサ「私を置いていかないで…」
エレン「……………」
エレン「ダメだ」
エレン「ミカサ…」
ミカサ「なあに?」
エレン「アルミンが失踪したのは…」
エレン「俺が、喰ったからだ」
ミカサ「!!?」
-
- 24 : 2014/10/18(土) 20:37:44 :
ミカサ「どういう…」
エレン「俺はもうお前が知ってる俺じゃねえんだよ…」
エレン「そうだ、あの日からもう俺は人間じゃなかった」
ミカサ「エレン…?」
エレン「あの日から…あの日から…」
エレン「ローゼが破られてから2日後…」
エレン「ミカサ、聞いてくれ」
ミカサ「?」
エレン「俺がどんなに最低なやつなのかを」
エレン「俺と言う存在がどれだけ危険なのかを…」
─────────────────────
ローゼが破られてから2日後
エレン「父さん、いきなり呼び出してどうしたの?」
グリシャ「エレン…お前は強くなりたいか?」
エレン「当たり前だろ」
エレン「俺が強かったら母さんを守れたんだ…!」
グリシャ「じゃあ、この薬をさすぞ」
エレン「は…?」
エレン「薬…!?」
グリシャ「まだ研究段階だが、これさえあればお前は強くなれる!」
グリシャ「奴らより!!」
エレン「ちゅ、注射!?」
エレン「何の薬だよ父さん!?」
グリシャ「巨人より強くなれる薬だ」
グリシャ「大丈夫…副作用がでたとしてもお前なら耐えられる!」
エレン「やめてよ!!」
エレン「そんな薬で強くなんか…」
グリシャ「俺のいうことを聞け!!」
エレン「父さんは母さんが死んでからおかしくなったんだ!」
エレン「うわぁぁああ!!!」
-
- 25 : 2014/10/18(土) 21:02:26 :
エレン「う…」
グリシャ「目が醒めたか」
エレン「俺はどうなったの?」
グリシャ「巨人になる薬を注射した」
エレン「は!?」
グリシャ「これで…戦えるだろ?」
グリシャ「しかもお前の巨人化は奴らとは違う!」
グリシャ「耐久力も持久力も遙かに上回っている」
エレン「そんな…巨人に…」
エレン「どうやって…?」
グリシャ「お前の巨人化は人間を食べることで可能になる」
エレン「は!?」
グリシャ「元々知性巨人になるには他の知性巨人を食べるしか方法がなかった」
グリシャ「でもこれは違う!」
グリシャ「最初から知性巨人としての存在を許されたんだ」
エレン「何を言って…」
グリシャ「しかし段違いなパワーの根元を人肉で補うこととなったがな…」
グリシャ「だがそんな犠牲安いものだろう?」
グリシャ「人類の勝利の為ならな…」
────────────────────
ミカサ「そんな…」
エレン「はは、狂ってるだろ?」
エレン「シガンシナ区奪還作戦…覚えてるか?」
ミカサ「ええ」
ミカサ「人口の二割が投入され、岩を塞ぐことができたと聞いた」
エレン「あの穴を塞いだのは俺だ」
ミカサ「!」
エレン「身体を硬化させて壁を作ったんだ」
ミカサ「じゃあ、どうして二割の人口が…」
ミカサ「!!」
エレン「そう」
エレン「その二割の人口は…」
エレン「俺の硬化作業の犠牲になったんだよ」
ミカサ「……」
エレン「巨人を倒そうとして死んでいったやつもいたけどな…」
ミカサ「ローゼを塞いだ時の巨人化は?」
エレン「巨人になる時はは硬化作業ほど犠牲がいらないんだ」
エレン「死刑囚や犯罪者を食べさせられたよ…」
ミカサ「そう…」
エレン「そんな凄い力を手に入れた訳だが」
エレン「これで終わるなんてことはなかった」
エレン「続き、話すな?」
-
- 26 : 2014/10/18(土) 21:43:53 :
────────────────
エレン「う……」
グリシャ「どうしたエレン」
エレン「く…るし、い」
エレン「頭が…いたい!!」
グリシャ「………」
グリシャ「やはり何か副作用がでたか」
エレン「助けてよ、父さん…」
エレン「本当に痛いんだ!!」
グリシャ「どんな風に痛いんだ?」
エレン「裂けるみたいに…」
エレン「ああ…ああ……」
エレン「食べ…た、い」
グリシャ「!!」
エレン「肉…肉…」
エレン「食べ、た、い」
グリシャ「エレン…」
エレン「ああ、ここにあるじゃないか…」
エレン「おいしそうな肉が!!」
グリシャ「く……」
グリシャ「なるほど…」
グリシャ「どのような副作用がでるかと思ったが」
グリシャ「まさか、普段から人肉を摂取しないと耐えられない身体になるとは…」
グリシャ「まあ、それくらい私が犠牲になればどうってことない」
グリシャ「私は知性巨人」
グリシャ「いくら腕を喰われようがまた生える」
───────────────────
ミカサ「グリシャお父さんも巨人だったの?」
エレン「ああ」
エレン「俺とは構造から何から全然違うけどな」
エレン「どちらかというと超大型巨人や鎧の巨人と同じ種類か」
ミカサ「超大型巨人達も元は人間?」
エレン「恐らくな」
ミカサ「エレンは人肉をたべないとだめなの?」
エレン「ああ」
エレン「嫌な体質になっちまったぜ…」
ミカサ「食べなかったらどうなるの?」
エレン「まずひどい頭痛が起きて…」
エレン「その後は理性が飛び、肉を探し求め続ける」
エレン「…その後は分からねえ」
ミカサ「…じゃあ、エレンはグリシャお父さんの腕を食べれば症状は収まる?」
エレン「…事はそんな簡単なものじゃなかった」
エレン「続き、話すな」
-
- 27 : 2014/10/18(土) 22:05:11 :
────────────────
ローゼが破られてから4日後
エレン「はあ……はあ……」
グリシャ「…………」
グリシャ「なぜだ…?」
グリシャ「私の身体じゃだめなのか!?」
エレン「くるし…い」
グリシャ(まずいな)
グリシャ(このままでは巨人を倒すどころではない)
アルミン「あ…エレン!」
グリシャ「!?」
アルミン「グリシャさんも…」
エレン「アルミン!?」
エレン「どうしてここ…に…」
アルミン「エレンが中々帰ってこないから心配になってね…」
アルミン「苦しそうだけど大丈夫?」
エレン「お、おう…」
アルミン「?」
エレン「…あるじゃねえか」
アルミン「え?」
エレン「純正の……人肉が!」
アルミン「!?」
エレンはアルミンにしがみつき、腕を思いっきり噛む
アルミン「いたっ!?」
エレン「」ガリッガリッ
アルミン「グリシャさん!?」
アルミン「エレンを止めて下さい!!」
グリシャ「………」
グリシャ「なるほど…」
グリシャ「いくら人間の姿をしているとはいえ、巨人の肉ではだめなのか…」
アルミン「グリシャさん!?」
グリシャ「一時の空腹は満たせても何の意味もない…か」
グリシャ「アルミン、すまない」
グリシャ「エレンの為に死んでくれ」
アルミン「!?」
アルミン「どういう意味ですか!?」
グリシャ「エレンは巨人化の力を手に入れた」
グリシャ「この力は壁内人類にとって必ず好機となる物だ」
グリシャ「しかし、この力を出すためには人肉を摂取する必要がある」
グリシャ「このまま人肉を摂取しなければエレンは死んでしまうだろう」
グリシャ「それは人類の負けと同じ」
グリシャ「だから……頼む!!」
アルミン「…………」
アルミン「わかり、ました」
グリシャ「!!」
アルミン「そうだ…そんな力が本当にあるのなら!」
アルミン「人類は勝てる…!」
アルミン「ずっと僕にできる事なんて無いと思っていた」
アルミン「だけど、今ここで僕がエレンに食べられることで」
アルミン「人類の未来に繋がるんだね!!」
アルミン「エレン、君は希望になる存在だ」
アルミン「そう、人類の、希望にね!!」
アルミン「そのために僕は喰われてやる!」
アルミン「それが僕にできることだから!!」
────────────────────
ミカサ「アルミンは…そんなことを」
エレン「ああ」
エレン「俺は…泣きながらも必死に笑うアルミンを食べた」
エレン「親友を…食べちまったんだよ…」
エレン「そこからの人生は地獄だった」
エレン「安定した人肉摂取のため、王政府に近づいた」
エレン「地下に幽閉され、3日に一度人肉を食べ、1週間に一度巨人化の練習をする」
エレン「そんな日々が続いていた」
-
- 28 : 2014/10/18(土) 22:08:53 :
- うむ、少し怖いが、期待!!
-
- 29 : 2014/10/18(土) 22:17:33 :
エレン「だから俺は…脱走することを決めた」
エレン「ローゼが破られた兼でごちゃごちゃしていたからな」
エレン「脱走は案外簡単だった」
エレン「だが、そこからは…ダメだった」
エレン「麻薬が切れた薬中患者のようになってしまったんだ」
エレン「意識が途切れかけている中俺は肉を探し続けていた」
エレン「死体を喰ったりしたが、だめだった」
エレン「そんな時…調査兵団の小屋にいる巨人を見つけて…」
エレン「いてもたってもいられなくなり、俺は巨人を食べていたんだ」
エレン「そしてその後ハンジさんに攻撃をされて…まあ、今に至る」
ミカサ「………」
エレン「俺は人を喰わなきゃ生きていけねえ異常者だ」
エレン「もう自分が何なのかもよくわからねえ」
エレン「そんな俺とこれ以上一緒にいたらダメだ」
エレン「すぐにまた理性がふっとんで…お前を喰ってしまうかもしれねえ」
エレン「だから……はあ……ここから……はあ」
エレン「でてい……け」
ミカサ「…………」
ミカサ「でていかない」
エレン「!?」
ミカサ「エレン」
ミカサ「私をたべて」
-
- 30 : 2014/10/18(土) 22:23:50 :
-
エレン「は!?」
エレン「何言って…」
ミカサ「エレン、とっても苦しそう」
ミカサ「私があなたを楽にしてあげる」
エレン「今の俺にそんなことをいったらだめだ!!」
ミカサ「でも…このままエレンが何も食べなかったら」
ミカサ「グリシャお父さんの元へいく前に」
ミカサ「死んでしまうだろう」
ミカサ「それは、ダメ」
エレン「お前は死んでもいいっていうのか!?」
ミカサ「…」コク
ミカサ「私は一度エレンに命を救われた」
ミカサ「今度は私がエレンを救う番」
ミカサ「エレンがまた王政にいってしまったらどうせ会えなくなる」
ミカサ「それなら…今ここで」
ミカサ「私をたべて」
-
- 31 : 2014/10/18(土) 22:46:52 :
─────
─────────
───────────────
エレン「そして…俺はそのまま無我夢中でミカサを喰った」
ユミル「な…………」
エレン「俺はまた…大切な人を食べちまったんだ!!」
エレン「なあ、ユミル」
エレン「俺は何の為に生きてるんだ?」
エレン「多くの人を食べて…地下に入れられて…」
ユミル「……」
エレン「もう、死んだ方がいいんじゃないか?」
エレン「俺のせいで皆が不幸になるんじゃないか?」
エレン「俺は…」
エレン「何なんだ?」
ユミル「!!」
ユミル「……死んだら、だめだ」
エレン「は?」
ユミル「私も…詳しくは話せねえが」
ユミル「何度も死にたいと思ったし自分が分からなくなる時があった」
ユミル「だけどよ…」
ユミル「自分が何かなんて今から見つければいい」
ユミル「そう思ったんだよ」
エレン「!」
ユミル「エレン、お前はどれだけ人類を喰おうが人類の希望であることは間違いねえ」
ユミル「お前を死なせたらだめだ」
ユミル「壁内を地獄にしないためにもな」
ユミル「私の腕を食え」ス
エレン「は…?」
ユミル「私も知性巨人だ」
ユミル「腹持ちは良くねえと思うがお前の父さんがくるまでの時間稼ぎにはなるだろう」
ユミル「これ以上ミカサを食べたくないだろ?」
ユミル「こいつは腕を喰われた位じゃ死なねえ」
ユミル「だから、早く」
エレン「お前は…それでいいのかよ」
ユミル「いい」
エレン「………」
エレン「ありがとう…」
-
- 32 : 2014/10/18(土) 23:28:13 :
────────────────
ユミル「ん……」
ユミル(ここは…どこだ?)
ユミル(…腕がねえ)
グリシャ「目がさめたか」
ユミル「!!」
グリシャ「安心してくれ」
グリシャ「君が巨人だということは誰にも言っていない」
グリシャ「エレンを救ってくれてありがとう」
ユミル「……」
グリシャ「そんな君に見せたい物がある」
グリシャ「おいで」
???「…………」
ユミル「!?」
ユミル(小さい…ミカサ?)
グリシャ「食用の人類だ」
グリシャ「ミカサの細胞を使って作った」
ユミル「!?」
ミカサ?「私をたべて」
グリシャ「作るのが難しくてな」
グリシャ「ここまでしか成熟しないようだ」
グリシャ「だがこれほどのものを作れるとはミカサの細胞は素晴らしい!」
グリシャ「5体も完成している!」
ミカサ?「私をたべて」
グリシャ「これでエレンは抵抗する人類を食べる必要がなくなった」
ユミル「ミカサの細胞から作ったのなら人間じゃねえのか?」
グリシャ「コレは食べられることを望んでいるんだ」
ミカサ?「私をたべて」
グリシャ「嫌々私達に食べられる家畜よりはいいと思わないか?」
ユミル「………」
グリシャ「では私はエレンの様子を見に行く」
ユミル「……はあ」
ミカサ?「私をたべて」
ユミル(こんなことしたところで…)
ユミル「なあ、お前は本当に食べられることを望んでいるのか?」
ミカサ?「私をたべ……で」
ユミル(自分が何者か分からねえ奴を増やすだけじゃねえか)
グリシャ「はは!エレン!」
グリシャ「これからは気兼ねなく食べるとこができるぞ!」
ミカサ?「私をたべ……で」
ミカサ?「私をたべ……
ない、で」
ミカサ?「私をたべないで」
おしまい
-
- 33 : 2014/10/18(土) 23:29:44 :
- 見て下さった方、コメント下さった方
ありがとうございました!
エロい話だと思って開いた人いたらごめんなさい
-
- 34 : 2014/10/19(日) 17:16:59 :
- 続面
き白
書か
いっ
てた
下で
さす
い!
-
- 35 : 2014/10/22(水) 00:21:55 :
- 面白かったです!
お疲れ様でした!
-
- 36 : 2014/10/27(月) 15:32:35 :
面白かったです
乙乙
-
- 37 : 2014/12/06(土) 22:11:38 :
- 執筆お疲れ様でした!
面白かったです♪
-
- 38 : 2015/04/19(日) 00:21:38 :
- ちょっと怖かったです
-
- 39 : 2020/10/27(火) 14:08:41 :
- http://www.ssnote.net/users/homo
↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️
http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️
⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
今回は誠にすみませんでした。
13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
>>12
みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました
私自身の謝罪を忘れていました。すいません
改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
本当に今回はすみませんでした。
⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️
http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ごめんなさい。
58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ずっとここ見てました。
怖くて怖くてたまらないんです。
61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
お願いです、やめてください。
65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
元はといえば私の責任なんです。
お願いです、許してください
67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
アカウントは消します。サブ垢もです。
もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
どうかお許しください…
68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
これは嘘じゃないです。
本当にお願いします…
79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ホントにやめてください…お願いします…
85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
それに関しては本当に申し訳ありません。
若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
お願いですから今回だけはお慈悲をください
89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
もう二度としませんから…
お願いです、許してください…
5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
本当に申し訳ございませんでした。
元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。
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