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エレン「さぁ、進撃を始めよう」

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  1. 1 : : 2014/10/12(日) 15:28:38
    どうも、元りゔぁっしーです。知ってる人はあまりいないと思いますが(笑)

    この作品は前に書こうとしたのが消えてしまったので書いていきたいと思います。

    それでは、始めます
  2. 2 : : 2014/10/12(日) 15:30:04
    ー850年ー

    「百年の平和の代償は、惨劇によって支払われた。」

    「当時の危機意識では突然の"超大型巨人"の出現に対応できるはずもなかった...」

    「その結果...先端の壁ウォール・マリアを放棄、人類の活動領域は現在我々のいるウォール・ローゼまで後退した。」

    「今この瞬間にもあの"超大型巨人"が壁を破壊しにきたとしても不思議ではない。」

    「その時こそ諸君らはその職務として生産者に代わり、自らの命を捧げて巨人という脅威に立ち向かって行くのだ!」

    「心臓を捧げよ!!!」

    「「「「「ハッ!」」」」」
  3. 3 : : 2014/10/12(日) 15:30:35
    「本日、諸君らは訓練兵を卒業する...その中でもっとも訓練成績が良かった上位10名を発表する呼ばれたものは前へ」

    主席...ミカサ・アッカーマン

    ミカサ「...」ザッ

    2番...ライナー・ブラウン

    ライナー「...」ザッ

    3番...ベルトルト・フーバー

    ベルトルト「...」ザッ

    4番...アニ・レオンハート

    アニ「...」ザッ

    5番...エレン・イェーガー

    エレン「...」ザッ
  4. 4 : : 2014/10/12(日) 15:31:10
    6番...ジャン・キルシュタイン

    ジャン「...」ザッ

    7番...マルコ・ボット

    マルコ「...」ザッ

    8番...コニー・スプリンガー

    コニー「...」ザッ

    9番...サシャ・ブラウス

    サシャ「...」ザッ

    10番...クリスタ・レンズ

    クリスタ「...」ザッ

    「以上、10名」

    やっと...ここまで辿り着いた、今度は人類の番だ
    今度は人類が...巨人を食い尽くしてやる!!!
  5. 5 : : 2014/10/12(日) 15:31:51
    「無論、新兵から憲兵団に入団できるのは成績上位10名だけだ。」

    「後日、配属兵科を問う。」

    「本日はこれにて第104期訓練兵団解散式を終える...以上!」




    「「「「「ハッ!」」」」」」
  6. 6 : : 2014/10/12(日) 15:32:19
    〜食堂〜

    ガヤガヤ ガヤガヤ ガヤガヤ

    「いーよなー、お前らは10番以内に入れてよ!」

    「どうせ、憲兵団に入るんだろ?」

    ジャン「あぁ?」

    ジャン「当たり前だろ、なんのために10番以内目指したと思ってんだ。」ギシッ

    マルコ「僕も憲兵団にするよ」

    マルコ「王の近くで仕事ができるなんて....光栄だ!」

    ジャン「まーたお利口さんやってんのかよマルコ...」ガシッ

    マルコ「ぶっ!」

    ジャン「言えよ、本音を」ニヤァ

    ジャン「内地に行けるからだろ?」
  7. 7 : : 2014/10/12(日) 15:33:05
    ジャン「やっとこのクッソ息苦しい最前線から脱出できるんだ!!内地での安全で快適な暮らしが俺たちを待っているからだろうが!」ドンドン

    マルコ「なっ...お前...」

    マルコ「恥を知れよ、少なくとも俺は...」

    ジャン「あぁ〜、すまん俺が悪かった。お前は優等生だったな」

    ジャン「しかし、お前らならどうする?」

    ジャン「俺らが内地に住める機会なんてそうないぜ!」

    ジャン「それでも"人類の砦"とかいう美名のためにここに残るのか?」

    「「「「「............」」」」」」
  8. 8 : : 2014/10/12(日) 15:33:36
    「そりゃぁ...好きでこんな端っこに生まれたわけじゃないし...」

    「巨人の足音に怯えなくて済むなら...」

    ジャン「だよなぁ...」ギシッ

    ジャン「みんな内地に行きたいよな...」

    ジャン「で...お前らは」

    ベルトルト「僕は憲兵団を志願するよ」

    アニ「私も...だけどあんたと一緒だと思われたくないわ」ジッ

    ジャン「ははは」

    エレン「...」ガタッ スタスタ

    ジャン「!...おいおいエレンどこ行くんだよ」

    エレン「...もう寝る」
  9. 9 : : 2014/10/12(日) 15:34:00
    ジャン「ふんっ!その前に聞かせてくれよ、調査兵団へ行く死に急ぎ野郎の意見をよぉ!」

    エレン「....なんの?」

    ジャン「はぁ、お前聞いてたのかよ?お前から見て内地を望んでいる俺らはどう映ってんだ?あぁ?」

    エレン「...さぁ、内地に行こうが壁外に行こうがそんなの人の勝手だろ?」

    エレン「俺がどうこう言えるわけでもないしな」

    ジャン「はぁ?おいおい、何綺麗に流してくれてんだよ!ほらっ、言ってみろよ!」

    エレン「....俺が素直に言って、お前がはいわかりましたっていった試しがないだろ」
  10. 10 : : 2014/10/12(日) 15:34:24
    ジャン「当たり前だろ!てめぇとは全く意見が合う気がしないからな!」

    エレン「じゃあ、言う意味がないな....それにさっき言ったのが俺の意見だ、別に流していたわけじゃない」

    エレン「まっ、卒業おめでとう。頑張れよ」スタスタ

    ミカサ「...」ガタッ スタスタ

    ジャン「..〜〜〜ッ!...じゃぁ、俺からは卒業の記念に...医務室の硬いベッドをプレゼントしてやるよぉ!」ダッダッダ

    エレン「....」クルッ

    ジャン「おらぁ!」ブンッ

    エレン「あのなぁ...」ハァ

    ウォォォォォォ ハジマッタゾ イケージャン

    エレンイイゾー ソコダー

    ジャン「避けてばっかじゃなくて、てめえもこいや!」ブンッ ブンッ

    エレン「はぁ、教官が来ちゃうだろやめろよっと」ガシッ ブゥンッ

    ジャン「はっ!しゃらくせぇ!」ダンッ

    ジャン「うぉぉぉぉぉぉ!」ダッダッダ
  11. 11 : : 2014/10/12(日) 15:34:49
    エレン「......」スッ

    ジャン「くらえy バキィ!

    ジャン「へぶっ!」ドシャッ

    ミカサ「フッ!」シュッ シュッ シュッ

    エレン「!...」パシッ ヒュン ヒュン

    ミカサ「はぁ!」ブゥンッ

    エレン「...」スッ ヒュン

    オォ!!! ジャンプデカワシタ! スゲェ

    エレン「どういうつもりだ?」スタッ

    ミカサ「...喧嘩はダメでしょう?」

    エレン「今のは喧嘩じゃないからな」

    ミカサ「返事は?」

    エレン「いや、だかrミカサ「返事」

    エレン「....はぁ、わかったよ」
  12. 12 : : 2014/10/12(日) 15:43:33
    〜食堂前〜

    ミカサ「熱くなるとすぐ衝動的に行動する...」

    エレン「え?いや、全然熱くなってないけど...」

    ミカサ「......エレンは、配属兵科....どこにするの?」

    エレン「俺の話スルーかよ!」

    エレン「まぁ、俺はずっと前から決まってるっつーの...」

    ミカサ「そう....その気持ちは変わらないのね。」

    エレン「あぁ」

    エレン「.....お前はどうなんだよ?」

    ミカサ「私は....エレンの行くところへ行こう。」
  13. 13 : : 2014/10/12(日) 15:44:02
    エレン「そっか....」

    ミカサ「何も言わないのね...」

    エレン「何が?」

    ミカサ「お前は憲兵団にしろとか言われると思った。」

    エレン「そりゃぁ、お前は首席だし破格の待遇を受けられるだろうな。」

    エレン「ぶっちゃけ、俺もお前には憲兵団に入って欲しいと思ってる。」

    エレン「だけど、さっきも言ったとおり最後に決めるのは自分だ。」

    エレン「お前が自分で決めたことなら、俺は反対はしないぞ。」
  14. 14 : : 2014/10/12(日) 15:59:29
    ミカサ「....エレンは変わった。」

    エレン「なんだよいきなり。」

    ミカサ「5年前は、もっと反抗期の化身って感じだった。」

    エレン「変な異名をつけるな、大人になったと言え。」

    ミカサ「そうね。」クスッ

    エレン「んだよ...」

    ミカサ「別に」

    アルミン「あ、いたいた今日はもうお開きだって。」

    エレン「お!アルミン、楽しかったか?」
  15. 15 : : 2014/10/12(日) 15:59:53
    アルミン「ははは、ライナーがクリスタに告白したり、振られた上にユミルにぶっとばされたり、みんな内心ライナーざまぁwwwとか思ってたり色々あったけど楽しかったよ。」ニッコリ

    エレン「お前はライナーになんの恨みがあんだよ...」ハァ

    アルミン「ところでなんの話をしてたんだい?」

    エレン「あぁ、配属兵科についてな、アルミンお前はどうするんだ?」

    アルミン「僕は...調査兵団にするよ。」

    エレン「そうか...」

    アルミン「あれ?なんか言われると思ったけど...」

    エレン「あれ?なんかデジャブ」
  16. 16 : : 2014/10/12(日) 16:00:18
    エレン「まぁ、一緒に頑張ろうぜ。」

    アルミン「うん、足だけは引っ張らないようにしないと...」

    ミカサ「アルミンは昔から自分の事を情けないと思ってるのかもしれないけどそんなことはない。」

    エレン「そうだぞー、俺らがどれだけお前に助けられたことか...」

    アルミン「....そうかなぁ?」

    エレン「あぁ、だからあんま悩むなよ?」

    アルミン「.......うん!」
  17. 17 : : 2014/10/12(日) 16:00:48
    ザッ ザッ ザッ ザッ

    エレミカアル「「「!」」」

    ハンネス「〜〜〜〜!」チラッ

    エレミカアル「...」ババッ

    ハンネス「...」トン

    ハンネス「では今日はここで解散」

    駐屯兵「「ハッ」」ババッ



    ハンネス「あ〜、直っていいぞ」
  18. 18 : : 2014/10/12(日) 16:01:17
    ハンネス「規律は大事だがお前らが相手だとどうも慣れねぇ...」

    ハンネス「久しぶりだな...」

    エレン「ははっ!本当に慣れないよ...」

    エレン「あの飲んだくれでも今や駐屯部隊長だからね...」

    ハンネス「まぁな...しっかしまた大きくなったなお前ら...」

    ハンネス「もう5年になるんだもんな....」

    ハンネス「...........すまねぇな...お前らの親救えなくて...」

    エレン「その話はもういいよ...仕方なかったんだから...」

    ハンネス「......まだお前らが生まれてくる前....」
  19. 19 : : 2014/10/12(日) 16:01:41
    ハンネス「俺の家内が流行の病気に罹った...同じ病気で多くも人が死んでいった....」

    ハンネス「ところがある日イェーガー先生がその抗体をもって現れて...みんな助かったんだ。」

    ハンネス「俺はその恩返しがしたかったんだがついぞ叶わないまま....」

    エレン「それ、今回で28回目だよ...」

    ハンネス「そのイェーガー先生の行方もまだわからないままだ...頼りは最後にあったエレンとアルミンの記憶なんだが...」

    アルミン「そこらへんは、全然覚えてないんだよねぇ...」

    エレン「何話してたかも思い出せねぇよ...」ハハハ

    ハンネス「そうか...何か思い出したら教えてくれ...俺が全力で探すからよ。」

    エレン「あぁ、期待してるぞぉ〜...」

    ハンネス「なんだその上から目線は...たくっ...じゃぁな〜」スタスタ

    アルミン「....」グラッ

    ミカサ「!」

    エレン「アルミン!」

    アルミン「うぅ...」ガクッ
  20. 20 : : 2014/10/12(日) 16:02:01
    ハンネス「アルミン!どうした!」

    アルミン「頭が...破裂しそうだ...」ズキッ ズキッ ズキッ

    エレン「ハンネスさん、アルミンを寮に!」

    ハンネス「あぁ、わかった!」

    エレン「俺は医務室に薬探してくる!...ミカサはアルミンについていてくれ!」

    ミカサ「わかった」タッタッタ






    エレン「.......もうすぐか。」
  21. 21 : : 2014/10/12(日) 16:02:23
    ーーーーーーーーーーーーーーー

    アルミン「おじさん?その注射どうしたの?」

    グリシャ「アルミン...これは――――の薬だ...君はエレンと一緒にこの壁内を救ってくれ...」

    アルミン「どういうことおじさん!」

    グリシャ「....エレンが君の力を覚醒させる鍵となる...」

    グリシャ「そのことは絶対に忘れないでくれ...」

    アルミン「おじさん!痛いよ!ちゃんと説明して!」

    グリシャ「腕を出してくれ...アルミン!」

    ーーーーーーーーーーーーーーー

    アルミン「!?」ガバッ

    エレン「アルミン!大丈夫か?」

    エレン「すごくうなされてたけどどんな夢を見てたんだ?」

    アルミン「なんだっけ?.....あれ.....?忘れちゃったよ。」
  22. 22 : : 2014/10/14(火) 22:33:56
    〜壁上〜

    エレン「...はぁ?調査兵団にする?」

    エレン「コニー、お前8番だろ前は憲兵団に入るって...」

    コニー「うるせぇ....人の勝手なんだろ!」

    エレン「そうだけどよ...」

    トーマス「コニーは少しでもエレンの助けになりたいんだよ。」

    コニー「い、いや....おれは...あれだ..そう!ジャンだ!」

    コニー「俺はあいつと同じ兵団に入りたくないだけだ!」

    ミーナ「説明になってないよ...」

    ミーナ「でも....わたしも調査兵団だよ!」

    エレン「ミーナまで...」

    ミーナ「そりゃぁ、この班にいれば自然とこうなるし...何よりエレンの手助けをしたいからね///」

    トーマス「当然、俺もな訳だが...」

    サシャ「あのぅ....」
  23. 23 : : 2014/10/14(火) 22:34:20
    サシャ「上官の食料庫からお肉盗ってきました。」

    みんな「oh」

    トーマス「お前、それ何回目だよ...」

    コニー「独房にぶち込まれるぞ...」

    サシャ「後でみなさんで分けましょう....スライスしてパンに挟んで...」ウヘヘヘへ

    ミーナ「戻してきなさい...」

    エレン「だめだ....頭痛い。」

    トーマス「土地が減ってから肉なんてとても貴重なんだぞ...」

    サシャ「...大丈夫ですよ。」ウヘヘ

    エレン「お前はすでに大丈夫じゃないけどな...」

    サシャ「話の腰を折らないでください....それに、土地を奪還すればまた...牛も羊も増えますから。」
  24. 24 : : 2014/10/14(火) 22:34:44
    トーマス「なるほど...ウォール・マリア奪還の前祝いにいただこうってわけか...」

    サムエル「食ったからには、腹くくるしかないな...」

    ミーナ「もちろん!私も食べるからね!」

    サムエル「ほら!作業にもどんねぇと、ばれちまうぞ!」

    ミーナ「お昼はまだ先だよ!」

    エレン「....」ギュッ

    あれから....5年が経った

    3分の1の領土と2割の人口をうしなってようやく....

    人類は尊厳を取り戻しつつある...


    勝てる!

    〜人類の反撃はこれからだ!〜

    ピシャァァァァァァァァン!

    超大型巨人「....」

    エレン「....まじか」
  25. 25 : : 2014/10/14(火) 22:35:14
    ブワァァァァァァァァァァン

    エレン「熱っ!」



    エレン「くっ!」ヒューン

    エレン「全員!立体起動に移れ!」

    サシャコニトーミナ「!」パシュッ

    サムエル「」ヒューン

    ミーナ「サムエル!」

    サシャ「!」ダダッ

    ダッダッダッダッダッダッ パシュッ

    サムエル「」ブスッ

    サシャ「サムエルー動いちゃダメですよー」

    トーマス「よかった...」

    グゴゴゴゴゴ ドゴォォォォォン

    コニー「壁が!」

    エレン「一匹...残らず!」

    エレン「サシャ!サムエルを任せた!」

    エレン「固定砲整備4班...戦闘用意!!」

    エレン「目標 目の前!超大型巨人!」パシュッ ヒュン

    エレン「...」パシュッ グルグルグル タンッ

    エレン「よう....5年ぶりだな....木偶の坊..」
  26. 26 : : 2014/10/15(水) 20:29:25
    まじかで吹いたwww
  27. 27 : : 2014/10/16(木) 17:48:51
    超大型巨人「....!」グォォォォ

    エレン「...お前と話す暇はないってか...よっと!」パシュッ ギュイィィィン

    超大型巨人「...」ズガガガガガガ

    エレン「(ただ、のろまなだけか?いや違うな...意図的に固定砲を狙ったのか!)」パシュッ

    エレン「(....半信半疑だったが、これを見せられたら納得せざる終えないな)」ギュイィィィン

    エレン「これで.....どうだ!」ジャキッ

    超大型巨人「.....!」ブォォォォォォォ

    エレン「くっ!....!」ギュイィィィン

    エレン「うらぁ!」スカッ!

    エレン「(殺ったか?いや..."戻ったのか"...)」
  28. 28 : : 2014/10/16(木) 18:09:01
    エレン「....悪い、逃した。」シュタッ

    トーマス「何言ってんだ、俺たちなんて動けなかったんだぞ。」

    コニー「おい...そんな話ししてる場合か!」

    コニー「もう壁が壊されちまったんだ!早く塞がないとまた巨人達が入ってくるぞ!」

    駐屯兵「何をしているだ訓練兵!」バッ

    駐屯兵「超大型巨人出現時の作戦はすでに開始している!ただちにお前らの持ち場につけ!」

    駐屯兵「そして"ヤツ"と接触した者がいれば本部に報告しろ!」

    エレコニ「「ハッ!」」

    コニー「先遣班の健闘を祈ります!」
  29. 29 : : 2014/10/16(木) 18:27:26
    〜本部〜

    ジャン「くそぉぉぉ!!」

    ジャン「なんで今日なんだ...!?明日から内地に行けたっつーのに!」

    ジャン「!?」

    ダズ「う....ぅう....おぇ!」ビチャビチャ

    クリスタ「大丈夫!?」

    ジャン「...くそっ!」スタスタ ドンッ

    エレン「ジャン....」

    ジャン「ちっ!どけ!」

    エレン「おい!ジャン」

    ジャン「んだよ!また説教か!」

    エレン「ちげえよ、つか説教なんてしたことねぇよ...それよりお前に行っておきたいことがある...」
  30. 30 : : 2014/10/16(木) 18:31:51
    ジャン「あぁ?」

    エレン「絶対に死ぬなよ....ジャン坊」ニカッ

    ジャン「てめぇ、なんでそれ知ってんだよ!」

    エレン「ハハッ....元気出たじゃねーか」

    ジャン「っ!!....礼なんて言わないからな!」

    エレン「しなくていい気持ち悪い....生きて内地の生活楽しんでこいよ。」

    ジャン「ハッ!たりめぇだ!!!」



    ミカサ「(エレンは大丈夫そう...)」
  31. 31 : : 2014/10/16(木) 18:49:03
    〜トロスト区〜

    エレン「お前ら.....絶対に焦って行動はするな....」

    アルミン「あぁ、僕たちの目標は死なないこと...」

    トーマス「おいおい...もうあんな巨人が来てるぞ....普段威張り散らしてる先輩方は何やってんだ....」

    ミーナ「.........エレン」

    エレン「どうした?」

    ミーナ「あの.....私.....っ!.....いや、やっぱりこの作戦が終わったらにするよ」

    エレン「....あぁ、まってるぜ」
  32. 32 : : 2014/10/16(木) 19:25:21
    エレン「うっし...行くぞ!!」パシュッ

    34班「「「おぉぉ!」」」パシュッ

    エレン「う〜ん、いっぱいいるなぁ...」

    エレン「......!奇行種だ!!避けろ!」

    巨人「....」グワァン ドォ!

    エレン「..全員無事か?」

    トーマス「あぁ、なんとかな」

    エレン「ふぅ...みんな奇行種は避けて行くぞ!」

    エレン「.....前方に巨人発見!連携して倒すぞ!」

    「「「「「おう!」」」」」
  33. 33 : : 2014/10/16(木) 19:31:14
    巨人「うぅ〜」ノシノシ

    ナック「おら!こっちだノロマ!」ヒュン

    トーマス「早く来い!」ヒュン

    巨人「うぅ...」ノシノシ

    エレン「はぁ!」ズバッ

    アルミン「今だ!ミーナ!」

    ミーナ「やぁ!」ズバッ

    巨人「」ドシーン

    エレン「やったな!ミーナ」

    ミーナ「うん!」

    トーマス「!ミーナ後ろに巨人だ!避けろ!」

    ミーナ「えっ?!きゃぁ!」ガバッ

    巨人「うぁ〜」ガァ ズガァァァン

    アルミン「ミーナ!」
  34. 34 : : 2014/10/16(木) 19:35:52
    「うらぁ!」ズバ

    巨人「」シュゥゥゥ

    ミーナ「.....あれ?」

    エレン「大丈夫か?」

    ミーナ「エ.....エレン?」

    エレン「おう、俺だぞ」

    ミーナ「なんで、助けに....?」ポロッ

    エレン「何言ってんだ....仲間だからだよ」

    ミーナ「で....でも...エレン....足が!」ポロポロ

    エレン「ははっ、人の命を救えたんだ...足なんて安いもんだ」
  35. 35 : : 2014/10/16(木) 19:50:17
    エレン「.....よっと...ふぅ、止血完了だ」ギュッ

    ミーナ「本当にごめんなさい」

    エレン「気にすんな」

    アルミン「!....大変だ巨人に囲まれてるよ!」

    エレン「はぁ.....お前ら覚悟を決めろ....」

    エレン「......正面突破だ!」
  36. 36 : : 2014/10/16(木) 19:56:01
    トーマス「エレン...立体起動できるのか?」

    エレン「おう...なんとかな」

    ナック「巨人が一番少ないところは.....あそこだ!」

    エレン「よしっ、行くぞ!」パシュッ

    トーマス「前方に巨人2体、どうする」

    エレン「俺とミーナは左、トーマス、ナック、アルミンは右を頼む!」

    トーアルナック「「「了解」」」パシュッ

    エレン「ミーナ、俺が足の腱を切るからうなじを頼む...」

    ミーナ「うん!」パシュッ
  37. 37 : : 2014/10/16(木) 20:01:13
    トーマス「喰らえ!」ズバ

    トーマス「くっ、浅いか!」ギュイィィィン

    ナック「俺が囮になる!そのうちに削いでくれ!」

    ナック「.....!?なっ、巨人がもう一体!?」

    巨人「...」ニタァ

    アルミン「ナック!」

    トーマス「くそっ!」

    ナック「うわぁぁぁぁ!」グシャァ

    ナック「」

    トーマス「うわぁぁぁぁ!」ギュイィィィン

    アルミン「トーマスだめだ!」

    トーマス「死ねぇ!」ジャキッ

    巨人「..!」グォォ バクンッ

    トーマス「うぅ....あぁ........」ガクッ

    アルミン「くそっ!くそっ!」
  38. 38 : : 2014/10/16(木) 20:03:11
    エレン「ふっ!」ズバ

    エレン「ミーナ!頼む!」

    ミーナ「はぁぁ!」ズバッ

    巨人「」ドシーン

    エレン「ふぅ、なんとかなったな」

    ミーナ「うん.....あれ?ナック達が!」

    エレン「やばいな.....行くぞ!」パシュッ

    ミーナ「うん!」パシュッ
  39. 39 : : 2014/10/16(木) 20:10:39
    アルミン「うぅ....くそっ!」

    エレン「アルミン!大丈夫か?」

    アルミン「僕は.....大丈夫...だけどトーマス達が....」

    ミーナ「今は、開けた道で脱出しよう!」パシュッ

    巨人「ぐぉぉ」ビュン バクンッ

    ミーナ「かはっ!」ビチャビチャ

    エレン「ミーナ!」ヒュン

    エレン「おいっ!....死ね!」ズバ

    巨人「」バターン

    エレン「ミーナ!大丈夫か!」

    ミーナ「うぅ....」

    エレン「くそっ!アルミン高いところに移動しよう!」

    アルミン「.....うん」

  40. 40 : : 2014/10/16(木) 20:22:37
    ミーナ「うぅ....エレン」

    エレン「ミーナ!もう喋るな....くそっ!血が止まらない!」

    ミーナ「も...うだい..じょうぶだよ....そ...ん..なこと...より、..いいたい...こと..が..あるの..」

    エレン「......なんだ」グスッ

    ミーナ「ふふっ....なに..ない...てるの...まだ..なにも..いっ..てないよ」

    ミーナ「私..もう..しんじゃうか..ら..このヘアゴム...もらって欲しいんだ...」パサ

    ミーナ「私の特徴...なんて...こん..なかみ...がた..だけでしょ..」

    ミーナ「だから...このゴム...エレン..にもらって欲しいの..」

    ミーナ「私の....ことを...忘れない..で欲しいから...」

    エレン「...忘れるわけないだろ」
  41. 41 : : 2014/10/16(木) 20:27:49
    ミーナ「...ふふっありがと」

    エレン「....ミーナ」ポロポロ

    ミーナ「絶対...生きてね..」

    エレン「あぁ、約束するよ」ポロポロ

    ミーナ「巨人を....くち...く..するまで...死んじゃ...だめだよ」

    エレン「あぁ、わかった」ポロポロ

    ミーナ「それと......最後に.........」





    〜〜〜〜 エレン....好きだよ 〜〜〜〜
  42. 42 : : 2014/10/16(木) 20:38:56
    エレン「...絶対忘れないからな...」ポロポロ

    アルミン「.....エレン」

    エレン「......アルミン、行こう」

    アルミン「うん.....」

    エレン「....アルミン、この鍵を見てくれ...」スッ

    アルミン「えっ?」

    ーーーーーー
    ーーーーー
    ーーーー
    ーーー
    ーー

  43. 43 : : 2014/10/16(木) 20:46:03
    ー5年前ー

    グリシャ「エレン...腕を出しなさい」

    エレン「はい」スッ

    グリシャ「えっ?」

    エレン「えっ?」

    グリシャ「い、いやなんでもない!(もっと抵抗されると思ってた...)」

    グリシャ「いいか...これからお前にはリミッターを解除できる薬をうつ...」

    エレン「りみったー?」

    グリシャ「あぁ...簡単に言えばミカサのようになれる」

    エレン「あ、オッケー」

    グリシャ「しかし、この薬は身体にものすごい負荷がかかる。あまり使いすぎるな」

    エレン「わかった...」

    グリシャ「そして、これを打てば多少記憶障害が起きる...時間が経てば治るからここはあまり気にするな」

    エレン「で?なにか重要なことが残ってるんでしょ?」

  44. 44 : : 2014/10/16(木) 20:51:20
    グリシャ「...鋭いな...今からアルミン君にもある薬を射ってくる....」

    エレン「リミッター解除の?」

    グリシャ「ちがう...簡単に言えば巨人化の薬だ...」

    エレン「ほぉー、でおれはどうすればいいの」

    グリシャ「お前がピンチだと思った時は、この鍵を見せなさい」

    グリシャ「記憶の一部がこれで戻る」

    エレン「ということは...アルミンも記憶障害が起きるのか?」

    グリシャ「あぁ、しかし巨人化の方はエレンにうつ薬より強い記憶障害が起きる.....」

    エレン「わかった」

    グリシャ「頼んだぞ....」プスッ


    ーー
    ーーー
    ーーーー
    ーーーーー
    ーーーーーー
  45. 45 : : 2014/10/16(木) 20:57:44
    誰か見てる人いませんかー?
  46. 46 : : 2014/10/16(木) 23:32:11
    みてますよー

    期待です
  47. 47 : : 2014/10/17(金) 21:31:47
    もしかして、エレンがチートでみんなが能力使うみたいな作品書いた人?

    あれは楽しく見させてもらった、消えてしまったのは残念だけど...

    でも、この作品もとても面白いです
    頑張ってください\(*⌒0⌒) b
  48. 48 : : 2014/10/27(月) 14:55:23
    応援コメありがとうございます(T ^ T)

    >>47はい!他にも潔癖症エレンや非リア充エレンなど書いていました。
    時間があったらまた書きたいと思います
  49. 49 : : 2014/10/27(月) 15:13:43
    アルミン「これは....僕の...記憶?」ズキズキ

    エレン「アルミン、今はお前の力が必要だ....頼む」

    アルミン「...ふふっ...エレンにそこまで言われちゃ仕方ないね...いいよ」

    エレン「..........ありがとう、アルミン」

    アルミン「この力の使い方は?」

    エレン「目的意識をしっかり持て、そして自傷行為を行えば使えるはずだ...」

    アルミン「...わかった、行ってきます」ニコッ

    エレン「あぁ...いってらっしゃい」ニィ

    アルミン「(今は、周りにいる巨人どもを駆逐する.....そして)」タッタッタ タンッ

    アルミン「(自傷行為!)」ガリッ

    ピシャァァァァァァァァン!
  50. 50 : : 2014/10/27(月) 16:02:57
    金髪の巨人「ウォォォォォォ!」

    エレン「さぁ、いくぞ!アルミン!」パシュッ

    ーーー中衛

    カン カン カン カン カン カン

    ミカサ「(....一時撤退の鐘はなったはず....なぜみんな動かないの?......あれは!)」




    ジャン「あぁ〜あ、どうすんだよ...あの腰抜け共...戦意喪失はねぇだろ」ハァ

    コニー「なんでてめぇはそんな余裕そうなんだよ!」

    ジャン「これが余裕に見えるか?現実逃避だよ...バーカ」

    コニー「んなもんしてねぇで、一か八か本部に群がる巨人どもを殺すしかねぇだろ!」

    ジャン「今日はやけに頭が働くな...じゃぁ、俺から質問だお前は.....」


    〜〜仲間を捨てる覚悟があるのか?〜〜
  51. 51 : : 2014/10/27(月) 16:08:30
    コニー「っ!!!み、みんな助かればいいんだろ!」

    ジャン「じゃぁ、どうやったらみんな助かれるんだ?」

    コニー「そ、それは...」


    アニ「ライナー...どうする?」

    ライナー「まだだ...やるなら人が集まってからだ」

    ベルトルト「.......」

    マルコ「だめだよ、どう考えても...」

    マルコ「僕らは...この街から出られず全滅...」

    マルコ「死ぬ覚悟をしてなかったわけじゃない....でも...」

    マルコ「まだ....死にたくないな」
  52. 52 : : 2014/10/27(月) 16:23:56
    期待ですヽ(´o`;バシっ
  53. 53 : : 2014/10/28(火) 13:36:04
    >>ありがとうございます

    投下していきます
  54. 54 : : 2014/10/28(火) 14:27:37
    ヒュォォォォ ザワッ

    ミカサ!オマエコウエイノハズジャ?!

    ミカサ「アニ!」

    アニ「!」

    ミカサ「状況はなんとなくわかってる....その上で私情を挟んで申し訳ないけど....」

    ミカサ「エレンの班を見かけなかった?」

    アニ「私は見ていないけど壁を登れた班も...」

    ライナー「もう壁を登っていることに賭けるしかないだろう...」

    ミカサ「...そう」
  55. 55 : : 2014/10/28(火) 14:35:25
    ミカサ「...じゃぁ、今はこの絶望的な状況から抜けなくては...」

    マルコ「そんな!...どうやって!!!」

    ミカサ「本部に群がる巨人を排除すればガスの補給ができてみんな壁に登れる.....違わない?」

    マルコ「...あぁ、確かにそうだ」

    ミカサ「じゃぁ、やるしかないでしょう」スッ

    ミカサ「今から、生き残りたい人は私についてきて...死ぬ人もいるかもしれない...しかしここで何もしないで死んでいくよりまし.....」

    ミカサ「生き残りたいなら、抗わなければならない...それがこんな残酷な世界の現状....エレンは今もきっと戦っているはず...私はそれを信じて戦うだけ...」

    ミカサ「強制はしない....だけど......

    〜〜戦わなければ.......勝てない〜〜
  56. 56 : : 2014/10/28(火) 14:40:27
    ウ、ウォォォォォォ ヤッテヤル!

    ジャン「.....はぁ、行くか生き残りを賭けて戦いによぉ!」ダッ

    コニー「こんなところで死んでたまるか!」ダッ

    ライナー「やれやれ」スタスタ

    ベルトルト「......」スタスタ

    アニ「ふぅ.....」
  57. 57 : : 2014/10/28(火) 14:53:39
    ミカサ「.....!」プシュゥゥゥゥ ズバ

    巨人「」バターン

    ミカサ「はぁ!!!」ズバッ ズバ

    巨人「」バターン

    巨人「」バターン

    ジャン「急げ!短期決戦だ!俺たちのガスが切れる前に本部に着くぞ!」パシュッ

    コニー「しかし、ミカサはすげぇなあんなに巨人を倒しちまってる!」パシュッ

    サシャ「そうですね、しかもあんなにガスを抑えて飛んでいますよ」パシュッ

    ライナー「....!見えたぞ本部との距離およそ300このまま突っ切るぞ!」
  58. 58 : : 2014/10/28(火) 16:44:52
    ミカサ「....ふっ!」パシュッ

    ジャン「ミカサに続けぇぇぇぇ!」パシュッ

    ウォォォォォォ!

    パリーン ゴロゴロゴロ

    ミカサ「.....みんな無事?」

    ジャン「あぁ、でも何人か食われちまった...」

    コニー「くそっ!救えなかった!」ガンッ

    ミカサ「コニーあなたのせいじゃない...全ては私が悪い....」

    サシャ「何を言ってるんですかミカサがいなかったらって...あれ?あなた達は!」

    補給班1「うぅ...」

    ジャン「ははっ、こんなところにいたのか補給班....お前ら...何してんだよ」
  59. 59 : : 2014/10/28(火) 16:50:14
    補給班2「仕方ないでしょ...本部に巨人が入ってきたんだから...」

    ジャン「お前ら.....ふざけんなよ!」

    ジャン「お前らはわかっていたはずだ!壁の中に巨人が入ってきたらこうなることくらい!だったらすべき事は巨人を倒すことより簡単だろ!」

    ジャン「なぜ!そんなとこで隠れてられんだよ!俺たちの気も知らないで!」グォ

    パシッ

    ミカサ「ジャン...落ち着いて」

    ジャン「ミカサ...」

    ミカサ「今は感傷的になっている場合じゃない...補給所をどうやって取り戻すか考えなkライナー「おい!伏せろぉ!」



    ドカァァァァァァァァァァァン

  60. 60 : : 2014/10/28(火) 16:53:05
    巨人「...」ニヤニヤ

    巨人「うぅぅ」

    ミカサ「っ!巨人」カチッ

    ミカサ「!」カチッ カチッ

    ミカサ「なんで?ガス切れ!?」

    ジャン「(あぁ、わかっていたはずだ...普通に考えてみろだれだってわかるこんなでかいやつに勝てないってことくらい...」
  61. 61 : : 2014/10/28(火) 17:04:07
    パシュッ! プシュゥゥゥゥ !

    ジャン「なんだ!?」

    その音は確かに聞こえた.....
    みんなが混乱する中かすかに聞こえた音
    他にも何人か気づいた奴はいた.....

    それが来たのは一瞬だった.........

    ???「うらぁ!!!」ズバンッ

    そいつは、瞬く間に巨人を削いで見せた

    「グォォォォォォォォォ!」ドゴォン

    そして、そいつを援護するかのようにもう一体の巨人を殺す.....巨人

    頭の整理が追いつかない...なんだあれは

    ???「ここは"オレ達"に任せてガスを補給しに行け!」

    後ろ姿しか見えない...誰だあれは....なぜ右脚がない?
    そんなことを考えていると

    ミカサ「ジャン」

    ジャン「なんだ?」

    ミカサ「今はあの人の言う通りガスを補給しに行きましょう」

    ジャン「しかし、どうやって!」

    ミカサ「大丈夫作戦ならある」
  62. 62 : : 2014/10/28(火) 17:07:59
    〜少しして〜

    マルコ「あったぞ、憲兵団管轄の品だ!」

    ジャン「しっかし、これは巨人に有効なのか?」

    ミカサ「ないよりはマシ」

    ライナー「まぁ、生き残るにはこれくらいしないとな!」

    ミカサ「作戦はさっき話した通り....行こう」
  63. 63 : : 2014/10/28(火) 17:15:30
    ミカサが話した作戦とは、リフトを使って大人数の人間を投下集まった巨人めがけて銃を撃ち、資格をなくした隙に選ばれた7人が巨人を倒すというシンプルな作戦

    ....成功するのか?


    ジャン「まぁ、やるしかないよな」

    ライナー「いざとなったら、このブレードを奴らのケツにぶち込む!」

    サシャ「そ、それで巨人が倒せるんですか?!」

    コニー「まじか、そいつはすげぇ!」

    ミカサ「サシャ、コニー純粋なのはいいけどライナーの言うことは信用してはいけない」マガオ

    ライナー「いやいや冗談だろ」
  64. 64 : : 2014/10/28(火) 17:24:45
    ガシャン ギギギギギギギギ

    「ひぃ!巨人!」

    マルコ「落ち着け!」

    マルコ「まだ、まだだ、あとすこし.....!撃てぇ!!!」

    ガチャ ババババババババババ

    巨人さん達「うぉ...ぉぉぉ」シュゥゥゥ

    ミカサ「..(絶対に!)」タッタッタ

    これが成功しなければみんな助からない...

    ジャン「(だから)」

    アニライベル「...」タッタッタ

    コニサシャ「.....!」



    〜〜この一撃で決める!!!〜〜
  65. 65 : : 2014/10/28(火) 17:30:04
    ミカサ「(捉えた!....他のみんなは?)」

    巨人「」バターン

    サシャ「くぅ!」スパッ

    コニー「うわっ」ザクッ

    ベルトルト「サシャとコニーだ!」

    ジャン「援護!急げェ!」

    ミカサ「!!!」ダッ

    サシャ「あ、あの....後ろから突然...」

    巨人「.....」グォン

    サシャ「ひっ!.....失礼しましたぁ!」ズザァー

    ズバンッ ズバンッ

    サシャ「えっ?」

    ミカサ「.....ふぅ」

    アニ「.....」


  66. 66 : : 2014/10/28(火) 17:34:24
    サシャ「ミカサぁぁぁ!助かりました!」

    ミカサ「怪我はない?」

    サシャ「はい、おかげさまで!」

    ミカサ「ならすぐに立つ」

    コニー「すまねぇな...」

    アニ「どうも」

    ライナー「おいおい、危なかったなアニ...怪我をしなくて本当によかったぜ」

    ベルトルト「....(汗)」

    ジャン「全体仕留めたぞ!補給作業に移行してくれ!」
  67. 67 : : 2014/10/28(火) 17:41:35
    支援
  68. 68 : : 2014/10/28(火) 17:42:46
    ヤッタゾォォォォ コレデカベヲノボレル

    ミカサ「...!」パシュッ

    ジャン「おい、どこ行くんだミカサ!」パシュッ



    ミカサ「.....あの人は?」

    ジャン「....!あそこじゃねえか?」

    ライナー「しかし、随分と巨人が減ったもんだ...」

    ミカサ「あの人.....もしかして」

    巨人「うあ〜」ビヨンッ

    ジャン「なっ!奇行種か!?」

    アニ「!?」

    ライナー「間に合わん!」

    ミカサ「くっ!」ギュッ

    「まったく......何してんだよ!」ズバンッ

    ジャン「はっ?.......お前は」

    「よう、ジャン生きてたみたいだな」

    ミカサ「......エレン?」

    エレン「おう、そうだぞ」
  69. 69 : : 2014/10/28(火) 17:51:04
    ミカサ「よかった.....でも足が」

    エレン「これは気にすんな、大して影響はないから...っとその前に少し待っててくれ」

    エレン「あいつも今ギリギリなんだは」

    ライナー「あいつ?」

    エレン「おう、説明はあとだ!」パシュッ

    金髪の巨人「グゥゥゥ」ボタボタ ブゥンッ

    エレン「はぁ!」ズバンッ

    エレン「もういっちょォォォ!」ズバズバズバ

    金髪の巨人「グォォォォ!」ドカァン

    巨人「」バターン

    ジャン「いったい何の夢だよ...」

    ミカサ「すごい」

    金髪の巨人「うぅ」バターン

    ライナー「さすがに力尽きたみたいだな」

    アニ「....!あれを見て!」

    ベルトルト「!?」

    金髪の巨人(死体)「」グチョグチョ ブチッ

    アルミン「....」
  70. 70 : : 2014/10/28(火) 17:51:49
    >>67支援ありがとうございます


    とりあえず休憩です

    つぎは夜に投下します
  71. 71 : : 2014/10/28(火) 22:03:38
    投下していきます
  72. 72 : : 2014/10/28(火) 22:09:07
    エレン「いやぁ〜、疲れた」ガシッ

    アルミン「....」

    ミカサ「エレン...どういうこと?」

    エレン「こういうこと」

    ミカサ「意味がわからない」

    エレン「今はわからなくていい....まだな」

    ジャン「おい!エレン!お前足どうしたんだよ!」

    エレン「食われた」

    ライナー「.....軽いな」

    エレン「いやぁ〜、もう深く考えてもしょうがないじゃん」

    エレン「まぁ、とりあえず壁を登ろうぜ」

  73. 73 : : 2014/10/28(火) 22:19:02
    ーアルミン、今はお前の力が必要だ...頼む

    エレン....当たり前じゃないか僕たち親友だろ

    ーさぁ、行くぞ!アルミン!

    やっと僕は君とこうやって戦える!
    もう...足手まといなんかじゃない!

    アルミン「はっ!」パチッ

    エレン「あ、起きたか」

    ミカサ「アルミン!大丈夫?」

    アルミン「エレン、ミカサ...ここは」

    エレン「あぁ〜、説明してやりたいんだが今ちょっとまずい状況なんだわ」

    アルミン「えっ?どういうk キッツ「意識が戻ったようだなアルレルト訓練兵!」
  74. 74 : : 2014/10/28(火) 22:27:16
    キッツ「今、貴様がやっている行為は人類に対する反逆行為だ!貴様らの命の処遇を問わせてもらう!」

    キッツ「下手にごまかそうなどとしたら榴弾をぶち込む、躊躇うつもりもない!」

    キッツ「率直に問う...貴様は人か?巨人か?」

    アルミン「あー.....(どうすんだよエレン何て説明すんの?!)」

    エレン「(一回ごまかしてみれば?案外いうこと聞いてくれるかも...)」

    アルミン「(無理だろ!百歩譲って出来たとしてもその後に榴弾ぶち込まれてアウトでしょ!)」

    エレン「(てか俺も巨人の操作疑惑とかでここに居なきゃならんのよ、立場は大して変わらん)」

    アルミン「(えっそうなの?まぁ、一回ごまかしてみるよ)し、質問の意味がわかりません...」
  75. 75 : : 2014/10/28(火) 22:35:21
    キッツ「シラを切る気か化け物め!」

    キッツ「もう一度やってみろ貴様を粉々にしてやる!一瞬でな!さぁ、どうなのだ」

    アルミン「(たはっ...だめだありゃ聞いてくれそうにない....こうなったら)」

    アルミン「あいにく、あなた達が必要としている情報は提供できそうにありません。私もさっきのことが本当なのか半信半疑なくらいでして...」

    アルミン「私は、人であって巨人ではないかもしれない....巨人であって人ではないのかもしれない....あ、ちょうど言い表せる言葉があるじゃないですか...」

    アルミン「さっき...上官殿が言った.....






    〜〜化け物なんじゃないんですかね〜〜
  76. 76 : : 2014/10/28(火) 22:41:04
    エレン「(マシンガントークすぎ)」

    ミカサ「(これはアウトな気が.....)」

    キッツ「そうか、化け物か...ならば仕方ない.....排除せねばな...」スッ

    アルミン「(あ、これちんだわ)」

    キッツ「しねぇ!」ブンッ

    アルミン「(これは、走馬灯......んなわけあるかぁぁぁ!)」ガリッ ピシャァァァァァァァァン

    ドガァァァァァァァァァァァァン


    キッツ「やったか?.....ひっ!」


    巨人「......(やってねーよ)」

    ウワァァァァァァァァ キョジンダ
  77. 77 : : 2014/10/28(火) 22:44:46
    アルミン「あー、やっちゃったよ...割とマジで...これきつ!」

    エレン「お疲れ....あとは任せとけ」

    ミカサ「どうするつもり?」

    エレン「心配すんな、体張ってでもお前らを助けてやっからよ...」トン

    アルミン「いろんな意味で心配だよ」

    エレン「お前は色々崩壊してるな....キャラ的な意味で」
  78. 78 : : 2014/10/28(火) 23:00:53
    タンッ タンッ タンッ タンッ

    エレン「片足で歩くのつら....」

    キッツ「動くな!動くと撃つぞ!」

    エレン「まぁまぁ、それよりお話ししましょうよ....(とりあえず観察だな)」

    キッツ「化け物の話など聞かん!お前も巨人の操作疑惑があるのを忘れるな!」

    エレン「まぁまぁ、べつに何も危害は加えませんよ、てかそんなことできません(話は聞く気はないな、考えることを放棄している...)」

    エレン「(だけど...付け入る隙はある)」ニィ

    エレン「そうですね....じゃぁ、ゲームでもしましょう」

    キッツ「な、何を言っている!」

    エレン「いいじゃないですか...榴弾の装填まで時間はあります...どうせ撃たれるなら最後は楽しく終わりたいですからね」
  79. 79 : : 2014/10/28(火) 23:08:42
    エレン「ルールは簡単、お互いに命令を決めそれを実行してもらう、出来なければ罰ゲーム」

    エレン「ねっ、簡単でしょ...そちらから命令をしていいですよ...」

    キッツ「っ!!!」

    エレン「あっ、最初にそんなこと言われても困りますよね..例えばこの腕を斬り落とせって言われたら本当にやりますよ」ニコッ

    キッツ「そ、そんなのできるわけがない!」

    エレン「(よし!掛かった)いいえできますよ」ニヤ

    キッツ「じゃぁ、やってみろ!今すぐ腕を斬り落とs ズバンッ ボトッ

    エレン「.....これでいいですか?」ポタポタ

    キッツ「あっ、あぁ」ガクガク

    エレン「さて、次は俺の番ですね....あれ装填完了したみたいですね」

    エレン「じゃぁ、これが最後になっちゃいますね...」

  80. 80 : : 2014/10/28(火) 23:15:41
    エレン「じゃぁ、俺の命令は....」

    キッツ「うっ、うわぁぁぁ」スッ

    エレン「その腕を下ろすのはいいですけど覚悟してくださいね」ガシッ

    エレン「あなたは、今気が動転している....自分の独断で人の命を奪うんですか?あなたは人を殺したという罪を背負って生きられますか?」

    エレン「目標以外にも人はいる....あなたはそれを必要な犠牲だと言えますか?自分は英雄だと胸を張れますか?」

    エレン「もう一度聞きます....あなたは..





    〜この腕を下ろす覚悟がありますか?〜
  81. 81 : : 2014/10/28(火) 23:40:06
    エレン「下ろすなら覚悟を決めて下ろすこれがおれの命令です」ニコッ

    キッツ「あ、が....」ビクッ ビクッ

    イアン「隊長!おのれ反逆者め、榴弾をぶちこm 「よさんか」

    イアン「ピクシス司令!!!」

    ピクシス「まったく、お主キッツに似て小鹿のように繊細な男じゃの...」

    エレン「.......」

    ピクシス「お主、名はなんと申すのじゃ?」

    エレン「エレン・イェーガーです」

    ピクシス「そうか、お主...見事であった、仲間を守るため自分の左腕を斬り落とすとは中々できるものではない」

    ピクシス「安心せい、あの者たちは殺さんよ」

    エレン「そうですか、ありがとうございまs フラッ バタン

    ミカサ「エレン!」

    ピクシス「少し血を流しすぎているのう、ブレツェンスカ君、彼を頼む」

    リコ「はっ!」バッ

    ミカサ「エレンは助かりますか?!」

    ピクシス「死なせはしない...彼とはうまい酒が飲めそうじゃからのう」
  82. 82 : : 2014/10/28(火) 23:46:51
    続きが楽しみ
  83. 83 : : 2014/11/03(月) 14:16:01
    ーーー病室

    エレン「ん.....ここは?」

    リコ「!.....目が覚めたか」

    エレン「あなたは....たしか」

    リコ「駐屯兵団精鋭班所属リコ・ブレツェンスカだ」

    エレン「あの...リコさん、ここはどこですか?」

    リコ「ここは本部にある病室だ...
  84. 84 : : 2014/11/03(月) 14:24:03
    エレン「そうですか...あれから丸一日寝てたんですね」

    リコ「何を言っている...もう一週間だぞ」

    エレン「えっ!?」

    リコ「そこまで驚くことじゃない...それほどの怪我だったということだ..」

    エレン「....そうですか、あの後何があったんですか?」

    リコ「あぁ...そうだな、説明してやろう」

    ーーーーーー
    ーーーーー
    ーーーー
    ーーー
    ーー
  85. 85 : : 2014/11/23(日) 15:11:46
    〜一週間前〜

    ピクシス「さて、アルレルト訓練兵よ少しばかり質問があるが良いか?」

    アルミン「はい」

    ピクシス「うむ、では一つ目の質問じゃ....お主はなぜ巨人になれる?」

    アルミン「それはグリシャさん...いや先ほど倒れたイェーガー訓練兵の父親に打たれた注射の効果だと思われます。」

    ピクシス「ふむ.....それ以外に情報はあるか?」

    アルミン「いえ...私は記憶障害が少しありましてその時の記憶があまりありません...しかしこの記憶障害は巨人化の薬の副作用だと思われます...」

    ピクシス「なるほどのぅ」
  86. 86 : : 2014/11/23(日) 15:33:18
    ピクシス「....二つ目の質問じゃ....お主は巨人化能力をコントロールすることはできるのか?」

    アルミン「まだ確実ではありません....それに体力の消耗も非常に激しいです、非力な僕には難しいかもしれません...」

    ピクシス「そうか....まぁその事も含めて最後の質問じゃ.....お主は、壁を塞げと言われたら...塞ぐか?」

    アルミン「え?」

    ピクシス「いや、少し言葉をかえよう.....アルレルト訓練兵、お主は壁内の希望になれるか?」

    アルミン「.....かつて、僕の親友がいいました..."巨人を駆逐する"と、しかし仲間を守るために左腕と右足を無くしました.....」

    アルミン「おそらく、調査兵団へ行くという目的は果たせないでしょう....だから僕は彼の願いを叶えたい...」

    アルミン「ピクシス司令は私に壁内の希望に...とおっしゃいました、しかしその"希望"になる男は私ではありません...」
  87. 87 : : 2014/11/23(日) 15:41:13
    ピクシス「では誰がなるんじゃ?」

    アルミン「エレン・イェーガーです。彼は必ずこの壁内を絶望から希望に変えるでしょう....どんな逆境でも自分を曲げず己の信念を突き通すような男です。」

    アルミン「彼はきっとこの壁内の矛盾に気づきなんとかしてくれるはずです....」

    アルミン「彼が人類を守る"盾"になるのなら私は人類のために戦う"矛"となりましょう。」
  88. 88 : : 2014/11/27(木) 18:17:16
    ピクシス「.........」

    アルミン「....ど、どうでしょうか?」

    ピクシス「.....ふっ.....ふははははははは....いやはや最近の若者は肝が据わっているのう」

    ピクシス「あいわかった、お主は絶対に死なせはしない....わしが約束しよう!」

    アルミン「あ、ありがとうございます!!!」バッ

    ピクシス「いいんじゃよ....お主がわしに見せてくれる景色は...平和か混乱か...しかと見届けよう」

    アルミン「....それまで絶対に死なないでくださいね...」

    ピクシス「ホッホッホ...まだまだ死なんよ...さて、わしはヤツに状況を報告しに行かなければな...」

    アルミン「ヤツ?」
  89. 89 : : 2014/11/27(木) 18:33:44
    ピクシス「あぁ...3つの兵団のトップ、ダリス・ザックレーじゃ」

    アルミン「そうなんですか」

    ピクシス「あぁ...おそらくダリスに決定権が委ねられる兵法会議になるだろう」

    ピクシス「そしてお主の生存を反対するのが憲兵...賛成するのが調査兵と言ったところか」

    ピクシス「しかし....これだけでは勝ちをもぎ取るのはちと苦しいかものう」
  90. 90 : : 2014/11/27(木) 18:38:56
    ピクシス「お主...何か策はあるか?」

    アルミン「いえ...まったく」

    ピクシス「まぁ...しばらくは牢獄生活になるかもしれん...苦労をかける」

    アルミン「そのくらいは覚悟の上です」

    ピクシス「そうか...ではわしはそろそろダリスの元へ向かうとするか...」

    アルミン「ピクシス司令!」

    ピクシス「なんじゃ?」

    アルミン「本当にありがとうございます!!!」

    ピクシス「そのセリフは助かってから言ってくれ」ヒラヒラ


    ーー
    ーーー
    ーーーー
    ーーーーー
  91. 91 : : 2014/12/04(木) 14:26:18
    リコ「.....と、まぁこんなことがあってアルレルトは地下牢に入れられてる」

    エレン「アルミンは...まだ無事なんですよね....」

    リコ「あぁ、審議にかけられるまでは無事だ」

    エレン「そうですか.....」

    リコ「....どうした?」

    エレン「いや、俺に何かできないかなって....」

    リコ「...審議までにまだ時間はある、ゆっくり考えろ」

    エレン「...そうですね、ところで審議はいつ開かれるんですか?」

    リコ「予定では一週間後だ...」
  92. 92 : : 2015/01/25(日) 18:41:34
    エレン「よし、まだ時間はありあますね....」

    リコ「一体、今度は何をしてくれるつもりなんだ?」フッ...

    エレン「いえ、ただ最悪の状況をひっくり返してくるだけですよ」ニヤ

    リコ「そうか、一週間前の事といい中々興味深い...」

    エレン「それはそれは、光栄ですね」ハハハ

    リコ「よしっ!私もお前のやることに協力しよう!」

    エレン「えっ!いやいいですよ...俺がこれからやろうとしてることは本当に危ないことですし、殺されるなんてこともあるかもしれないんですよ!」

    リコ「なら、なおさら興味が沸いた...お前が私に見せてくれる景色は少なくとも今までとは違うなにかなんだろう?」

    エレン「フフッ、あなた周りとは少し違うなんて言われません?」

    リコ「お互い少し狂ってるようだな...」

    エレン「少しなんてもんじゃありません、”俺達が”やろうとしていることはどっちにしろ並大抵の神経じゃやっていけませんよ...」

    リコ「ほぅ....”俺達が”...か」

    エレン「えぇ...よろしくお願いします」スッ

    リコ「あぁ、こちらこそよろしく頼む!」ギュ
  93. 93 : : 2015/01/25(日) 18:53:07
    リコ「ハハハ!”鬼人のイェーガー”が味方とは心強い!」

    エレン「なんすか?それ?」

    リコ「あぁ、そうかお前は知らないんだったな...」

    リコ「お前は、一週間前逃げ遅れていた民間人や、負傷した兵士を助けながら戦っていたらしいな...」

    エレン「えぇ、五年前のこともあるせいか困っている人を見捨てられない性格なんで...」

    リコ「それはそうとうなお人好しだ...お前に助けられた人達が口を揃えていっていたよ、巨人を倒す時のお前はまさに”鬼人”だってな...」

    エレン「あんま嬉しくないっすね、ただただ恥ずかしいだけですよ...」ハハハ

    リコ「街ではお前はまさに英雄だよ...ここの病室にだって助けられた人がお礼に来たくらいだからな...」

    エレン「まじっすか、俺は当たり前のことをしてるだけなんですけどね///」ポリポリ

    リコ「まぁ、そう照れるなそんな男だから私はお前を信用できる...」

    リコ「さて、私に今のお前の頭の中にある計画とやらを聞かせてくれ...エレンよ」

    エレン「......はい!」





    ~~~ 一週間後 ~~~
  94. 94 : : 2015/01/25(日) 19:08:07
    ~~~ ??? ~~~

    コンコン....

    「どうぞ....」

    ガチャ

    「やっほ~、そろそろ始まるよ~」


    「うるせぇぞ...クソメガネ」

    「ひど!傷つくわ~」

    「少し黙れ...」

    「はいはい、でどうなのよ”あの子”は獲得できそう?」

    「さぁ、神のみぞ知るってところだな...」

    「ふ~ん、私がここに来た用は別にあるんだけどね~」

    「なにかあったのか?」

    「少しあって欲しい人がいるんだよね~」

    「そいつはどんな奴だ...?」

    「あれ、チb...イヤ...ナンデモアリマセン...じゃなくていま巷で噂の彼だよ」

    「はぁ?だからどんな奴だと聞いt「そんなこと聞くよりあった方が早いから!!!」

    「じゃぁ!入ってきていいよ~」

    シツレイシマス

    キュルキュルキュルキュル

    「こんにちは、お会い出来て光栄です」

    「私は、彼が今回の”鍵”だとおもうなぁ~」

    「つまり彼を今回の審議に参加させろと?」

    「うん、そうだよ!」

    「....わかった、認めよう、君名前は?」

    「俺の名は......   



    ーーーーーーー
    ーーーーーー
    ーーーーー
    ーーーー
    ーーー
    ーー
  95. 95 : : 2015/01/25(日) 19:34:43
    ~~~ 審議場 ~~~

    ザワザワザワ      ザワザワザワ      ザワザワザワ

        ザワザワザワ     ザワザワザワ      ザワザワ

    ガチャ.....



    アルミン「......」スタスタスタ

    ミロヨキタゼ   キョジンダ  
              アレガ...   イカニモワルイコトシソウダゼ

    憲兵「そこに座れ」

    アルミン「...」スッ  ガチャン

    さてここに来て漸く状況が掴めてきた、憲兵団師団長ナイル・ドーク、調査兵団団長エルヴィン・スミス僕を取り合ってるのは主にこの二大勢力、そして憲兵団側につくウォール教、商会の豚d...人達、そしてヤジ...

    ピクシス指令から聞いていたことがほとんどだけど少し誤算があるな...予想以上に僕のことを恐すぎていて状況は圧倒的に不利

    これをどうするか......


    カンッ!  カンッ!   カンッ!   カンッ!

    ダリス「それでは、これより兵法会議を始める、この審議は通常の場合とはわけが違う...決定権は全て私に委ねられる、異論は無いか?アルレルト訓練兵よ...」

    アルミン「はい、ありません...」



    先ずは、状況把握...無駄なことはしないほうがいいな......

  96. 96 : : 2015/01/25(日) 21:35:50
    ダリス「さて、まずは憲兵団の案を聞こう...」

    ナイル「はっ!...我々憲兵団は彼から出来るだ多くの情報をていに入れた後、速やかに処分したいと考えています...」

    ナイル「今街の中では、彼を”救世主”などという言葉も聞きますが、大多数が”バケモノ””悪魔”などと言う意見を述べています。」

    ナイル「このままでは街中が混乱しパニックに落ちてしまいます...」

    ナイル「しかも、扱えるかもわからない代物を使う必要などあるのでしょうか?...以上のことにより彼には人類の英霊になってもらいます」

    ダリス「そうか...では調査兵団の案を聞こう...」

    エルヴィン「私たち調査兵団はアルミンの力を行使しトロスト区の奪還を最優先に行いたいと思います...」

    エルヴィン「彼から聞いた話によると、巨人の体は本人の身体能力に依存しアルミン自身の体を鍛えればトロスト区にある大岩を運べるという決論に至りました...」

    エルヴィン「よって、アルミンは調査兵団でその力を十分に発揮してもらいます」

    ダリス「ふむ...両者の意見が出揃ったな、何か言うことのあるものはいるか?」

    ニック「私が...」スッ
  97. 97 : : 2015/01/25(日) 21:46:41
    ニック「憲兵団、調査兵団、双方の意見には乗らずに即刻排除するべきだ!」

    ニック「本来壁は神聖なるものだ、巨人風情が足をひみ入れていいわけがない!」

    リヴァイ「その理由は今は関係ねえだろ、あいつは人間だ俺が保証する...」

    ニック「はっ!たわけたことをぬかすな!やつは巨人だ!これは揺るがない事実だ!!!」

    ダリス「落ち着け、私から少し質問をしよう...ここにミカサ・アッカーマンはいるか...」

    ミカサ「はっ!」

    ダリス「君は彼の幼馴染だと聞く、彼はどういう人間だ?」

    ミカサ「....とても真面目で、頭が良く正解を導く力をもった人間です...」

    ナイル「待ってください、彼女の意見は怪しいですね」

    ナイル「彼女は過去に 強盗である三人をもうひとりの幼馴染と殺害している!」

    ザワザワザワ  マジカヨ       シンジランネェ!

    ミカサ「........」







             「異議あり!!!」
  98. 98 : : 2015/01/25(日) 21:52:42
    「異議あり!ありありでーす!」キュルキュルキュル


    ダリス「.....君は?」

    「お初にお目にかかりますダリス・ザックレー総統...」


       「私、エレン・イェーガーと申します」

    エレン「以後お見知りおきを」

    ダリス「君が...まさか英雄”鬼人のイェーガー”に会えるとは...」

    エレン「それほんとに不本意なんですけどね」ハハハ

    ダリス「して、君の異議を聞こうか...」

    エレン「ありがとうございます」



    ------------
    ---------
    ------
    ----
    --
  99. 99 : : 2015/01/25(日) 22:02:11
    リヴァイ「鍵だと?何寝ぼけてやがる...」

    エルヴィン「まぁまて、エレン君の意見を聞こうか」

    エレン「はい、今回の審議このままいけばろくに調査兵団の話は聞かれずにアルミンが死亡するでしょう」

    エレン「調査兵団の皆さんがいろいろ考えているのはわかりますがまだ足りません...」

    エレン「今回、最も注意するのは憲兵団ではなく参加してくるであろう民衆、商会、そしてウォール教この三つです...」

    リヴァイ「そいつらをほっておくとどうなるんだ?」

    エレン「数の力に負け、押し切られてしまいます...」

    エルヴィン「我々もそこは考えていたが、そこまで驚異になるとは思えん...」

    エレン「えぇ、今回の決定権は恐らくダリス総統に委ねられるので、そこまで驚異ではないでしょう」

    エレン「しかし、それは彼らの意見がバラバラの時だけです」

    エレン「一致団結した人間ほど怖いものはありません..加えて憲兵団のことです、なにかこちらを負かす策を考えていてもおかしくはありません」

  100. 100 : : 2015/01/25(日) 22:09:32
    エレン「だから、無理やりにでもコチラの話を聞かせないといけないのです...」

    エルヴィン「君ならそれができると...」

    エレン「はい、様は注目されればいいわけです...」

    ハンジ「一体どうするんだい?」

    エレン「彼らが一致団結する寸前に異議を唱えます、そうすれば彼らは俺の話を聞かなければならなくなる...」

    リヴァイ「それでほんとにできるんだろうな?」

    エレン「はい、タイミングさえつかめればどうってことありません」

    エルヴィン「そうか...それでは頼んだぞ、君が言ったとおり絶望的な状況は変わらない」

    エレン「大丈夫です、アルミンは絶対に助けます!」


    ---
    -------
    ----------
    -------------
    --------------
  101. 101 : : 2015/01/25(日) 22:20:39
    エレン「まず一つ目は、ナイル・ドーク師団長が言った、彼を処分するという話です...」

    エレン「彼をどのように処分するおつもりですか?」

    ナイル「それは、いろいろあるだろ真っ二つにするとか、撃ち殺すとか」

    エレン「そうですか、ちなみに彼も巨人同様再生しますので以上の行為はやっても無駄ですよ...」

    アルミン「(何言ってんるんだ!そんなの知らないよ!)」ギョッ

    エレン「(勿論嘘なんだが...実際どうなんだろうか、)」

    ナイル「では項を斬ればいい!」

    エレン「ではそれは彼相手に有効だと思いますか?その根拠は、確信はどこから来るんですか?」

    ナイル「そ.....それは」

    エレン「あくまで仮定として項が効くとしましょう、巨人化されて暴れだしたら、憲兵で対処できますか?」

    ナイル「......」

    ダリス「確かに、憲兵だけは対処しきれないかもしれんな、彼はそこのエレン・イェーガーとともに50対以上の巨人を倒したと聞いている...」
  102. 102 : : 2015/01/25(日) 22:30:34
    エレン「そして、二つ目ですが...強盗殺害に関しての意義です...」

    エレン「さっきもうひとりの幼馴染と言ってましたが実はそれ俺のことなんですよね...」

    ザワザワザワザワ     アイツモヤッタノカ   バケモノカヨ

    エレン「しかし、あれはあくまで正当防衛となっていたはずです、元々憲兵の到着が遅れたせいでもあるんですよ...」

    エレン「それらしいことを言っておけばいいと思いました?確かに普通ならありえない行為です...今回の件とは別問題疑われるのはお門違いってもんですよ...」

    エレン「ナイルさんはお子さんはおられますか?」

    ナイル「あぁ、ひとりいるが...」

    エレン「もし、そのお子さんが殺されそうになっていたら?あなたはその子をほっておいてのうのうと生き延びますか?それとも殺そうとしてる奴を殺しますか?...俺たちはただそれが後者だっただけです...」

  103. 103 : : 2015/01/25(日) 22:40:07
    ナイル「.......たしかに、そうかもしれないな」

    エレン「ご理解いただけたようで、嬉しいです」チラッ

    さて、だいぶ切り崩せた....あとは

    商会「ちょっと待て、話を逸らそうとしても無駄だ!」

    エレン「(きた!)」

    商会「そいつを生かしたら何があるかわかったもんじゃない!」

    ニック「そうだ、本来はこの壁の中に巨人など入れてはならんのだ!」

    エレン「商会の方々はともかく、ニック司祭は巨人が入ることよりも壁を壊される方を怖がってるように見えますが?」

    ニック「ッッッ!!!」

    エレン「(ビンゴ)」

    エレン「確かに壁が壊されたら厄介ですが貴方は他のことが気がかりなようで...」

    ニック「戯言を!」

    エレン「ムキにならないでください、どっちにしろ調査兵団じゃないとアルミンは殺せませんよ...」

    ダリス「ふむ、ではアルレルト訓練生君の意見を聞こう...」

    アルミン「....僕は...」チラッ

    エレン「(あぁ、ここからはお前のターンだ...)」


    アルミン「.....!」ググッ
  104. 104 : : 2015/01/25(日) 22:46:48
    久しぶりに投下されたと思ったら、盛り上がる展開になってきた、エレンがこれからどうなるかも期待!
  105. 105 : : 2015/01/26(月) 20:24:24
    >>104  あざっす!頑張ります
  106. 106 : : 2015/01/26(月) 20:30:31
    ザワザワザワザワ    ザワザワザワザワ   ザワザワ

    ザワザワザワザワザワザワ     ザワザワザワ

    アルミン「(先ずは!うるさい奴らを黙らせる!!!)」

    アルミン「僕は!!!!!!!」




    シーン


    アルミン「調査兵団にいきトロスト区の奪還をし、巨人を.....いや...巨人共を...!駆逐したいです!!!」

    エレン「!!!」

    アルミン「僕の親友が叶えられない目的......奴らを一匹残らず駆逐します....このぼくが!!!」

    エレン「.....」フッ

    ダリス「ほぅ....」

    商人「嘘だ!!!」
  107. 107 : : 2015/01/26(月) 20:38:17
    商人「お前はそうやって味方につくふりをし我々を食べるつもりだろう!!!」

    アルミン「あなたが言ってる我々とは、あなたの周りにいるお友達のことを指すのでしょうか?....信じられないのも無理はありません...でも...」

    これ以上は、まずいか....?

    いや、僕が助かるにはこれしかない!!!

    アルミン「僕は本気だ!...僕の目的と夢を叶えるためになりふりなんて構ってられない!」

    アルミン「僕がお前らを助ける!...だから....だから!」




       ~いいから黙って!全部僕に投資しろ!!!~

       




    アルミン「ハァ.....ハァ」
     

    エレン「.....!」


    「アルミン!!!」

    その時、ミカサが叫んだ    なんだ?バキッ!!!...そんな音と共に僕の顔は何者かによってけられた...
  108. 108 : : 2015/01/26(月) 20:45:44
    リヴァイ「躾に一番効くのは痛みだと思う...」

    リヴァイ兵長、人類最強一人で一戸旅団並みの戦力と称される男が僕の前には立っていた...


    そんなことより、歯.....折れたな


    アルミン「...」ギロッ

    リヴァイ「ほぅ、まだそんな目ができたか...」トッ


    兵長がキックのモーションに入る...今はただ耐えるしかない...

    多分それが狙いだから.....

    だから僕はギュッと目を閉じ我慢することだけを考えた...


    刹那.....


    ガシィッ!!!

    エレン「...もう大丈夫でしょう」グググ

    リヴァイ「ほぉ....」グググ

    何が起こったか、よくわからない...エレンが僕を助けたってことでいいのかな?
    てか片腕で......

    エルヴィン「総統...」スッ

    エルヴィン団長が意見を申し立てた....
  109. 109 : : 2015/01/26(月) 21:01:44
    エルヴィン「リヴァイにアルミンの監視を任せてはいかがでしょうか?」

    ダリス「ふむ...」

    エルヴィン「リヴァイであれば、万が一アルミンが暴れた時でも対処することは可能です...」

    ダリス「...本当か?リヴァイ?」

    リヴァイ「あぁ、殺すことに関しては間違いなく」

    ダリス「憲兵にそのような人材はいたか?ナイル」

    ナイル「いえ、憲兵では実力不足であります...」

    エルヴィン「実力で言えば...そこにいるエレンでも良かったのですが...」

    ダリス「いまは立体機動ができるとは思えんしな...」

    ダリス「では...最後に質問させてもらう...」

    ダリス「お主らが計画している計画は何ヶ月....いや何年後に実施が可能だ?」

    エルヴィン「今考えている、計画ですとアルミン自身を鍛えるのに一年その間には壁外調査は行わずに調査兵も訓練させ...死亡率を下げます...そしてもう一年で巨人化による訓練を実施していきたいと思います」

    ダリス「二年か.....」

    ダリス「アルレルト訓練生...」

    アルミン「はっ...」

    ダリス「お主はできるのか?」

    アルミン「必ずや、成し遂げてみせます」

    ダリス「フッ...決まりだな...アルミン・アルレルトは調査兵団に託す!」
  110. 110 : : 2015/01/26(月) 21:20:29
    アルミン「(よかった...あれ?....エレンは?)」キョロキョロ

    リヴァイ「何をしている...手錠は外れた...とりあえずオレらが待機していた部屋に行くぞ...」

    アルミン「は、はい!(まぁエレンならきっとまた顔を出してくれるよね)」



    -----審議所廊下

    キュルキュルキュルキュル

    エレン「.....」

    「終わったみたいだな.....」

    エレン「リコさん......」

    リコ「さて、作戦(ゲーム)は始まった....命懸けのな....これからどうするつもりだ?」

    エレン「そうですね、まず”駒”を集めなきゃなりませんね....それにこの体も何とかしなければ」

    リコ「あてはあるのか?」

    エレン「えぇ、ストへス区にいきましょう...それとトロスト区から来た避難民のところへ...話はそれからです...」

    リコ「...あぁ、お前が言うならどこまでも...しかし避難民の元へは何の用で行くんだ?」

    エレン「えぇ...ちょっと...」ウツムキ

    リコ「まぁ、深くは詮索せんが...あまり気負いすぎるなよ...」


    エレン「....フフッ」






    キュルキュルキュルキュルキュルキュル


       


















    エレン「あれ?」

    リコ「どした?」

    エレン「そういえば駐屯兵団はどうしたんですか?」

    リコ「あぁ、やめてきたよ」

    エレン「え...」

    リコ「気にするな、お前とならどこでもやっていけるさ...」

    エレン「そうじゃなくて金銭的な問題が...」

    リコ「見くびるな、私はこれでも駐屯兵の精鋭結構稼いではいた、もっとも使うことがなくてたまったままだがな....」

    エレン「まじっすか」

    リコ「まじだ...今度こそ行くぞ!」

    エレン「.......はい!!!」

    キュルキュルキュルキュル
  111. 111 : : 2015/01/26(月) 21:39:19
    ---調査兵団待機室

    アルミン「エレンが僕のためにそんなことをお願いに?!」

    エルヴィン「あぁ....しかし彼はすごいな規格外の驚異的な身体能力...それに加えて頭の回転もはやい...」

    アルミン「ははは、身体能力は訓練兵当時はあんなにはすごくなかったはずなんですけど...」

    ハンジ「手でも抜いていたのかな?」

    リヴァイ「.....」

    アルミン「わかりません...でも頭の方に関しては右に出るものはいないくらいでした...」

    アルミン「特にゲーム、駆け引きなんかはすごく得意で誰もエレンには勝てませんでしたからね...ゲームに関しては彼は負けなしです....」

    エルヴィン「ほぉ、君も頭脳は訓練兵団でも一位二位を争うと聞いていたが...君からそこまで言わせるとはな...」

    アルミン「実際僕なんて歯が立ちませんよ...」ハハハ

    ハンジ「へぇ~、そんなにすごいんだ、こんどやってみたいな~」ウキウキ

    アルミン「(こうしてカモがまた増えるのであった...)」


    リヴァイ「なぁ、アルミンよ」ドサッ

    アルミン「はい?」

    リヴァイ「俺を恨んでいるか?」

    アルミン「いえ...必要な演出として理解しています...」

    リヴァイ「そうか.....ならいい」

    ハンジ「良くないね!エレンが止めてなかったらもっと続けてたもんね!ちゃんとした謝罪を!」

    アルミン「ハハハ......ダイジョウブデス」

    ハンジ「それにほら、歯だって折れちゃったんだよ!」スッ

    リヴァイ「もってくんなよ...」

    ハンジ「大事なサンプルなんだよ!アルミン折れ方によっては危ないかも知れないから見せてくれるかい?」

    アルミン「はい...」カパッ

    ハンジ「エ~ットどれどれ......あれ?」

    エルヴィン「どうした?」




       









    ハンジ「歯が........生えてる」
  112. 112 : : 2015/02/01(日) 19:41:26
    ---避難所

    エレン「よし...あとはここだけ...」

    リコ「では...行ってこい、私はここで待っている...」

    エレン「はい...行ってきます」キュルキュルキュルキュルキュルキュル






    エレン「...すいません」

    「はい?」

    エレン「ここに、カロライナさんという人はいますか?」

    「それは、私のことですが...」

    エレン「そうですか...申し遅れました、私...訓練兵団所属エレン・イェーガーと申します...」

    「まぁ、あなたが街の人を守ったイェーガーさんですか!ここまでお若いとは...」

    エレン「恐縮です...それで今回ここに来た理由は...あなたの娘さん...ミーナさんについてなんです...」

    ミーナ母「....娘に何かあったんですか?」

    エレン「......はい」

    ミーナ母「ここでは、冷えるでしょう...小さいテントですが...さぁ中に入ってください...」

    エレン「...ありがとうございます」
  113. 113 : : 2015/02/21(土) 18:46:22
    エレン「....失礼します」

    ミーナ母「まぁまぁ、そんな硬くならずに」

    ミーナ父「ん?....その人は誰だい?」

    ミーナ母「訓練兵のエレンさんですって、ほら...トロスト区の人たちをたくさん救ってくれた人よ」

    ミーナ父「あぁ!..君があの、みんなを救ってくれてありがとう」

    エレン「いえ....俺はただ....」ウツムキ

    ミーナ父「....それで、今日はどうしてこんなところまで?」

    エレン「実は......」ギュッ

    エレン「今回のトロスト区襲撃により、ミーナ・カロライナさんが自分の使命を全うし......戦死しました...」

    ミーナ母「....ソンナ」

    ミーナ父「.......」

  114. 114 : : 2015/02/21(土) 18:56:50
    エレン「すみませんでした!!!」ゴンッ!

    エレン「私が無能なばかりに、班員を守ることもできずに....グズッ....本当に...すみませんでした!」

    ミーナ母「.....!」ポロポロ

    ミーナ父「.....顔を上げてください」

    エレン「......」スッ ポロポロ

    ミーナ父「....!」バキィ!

    ミーナ母「あなた!」

    ミーナ父「今あなたを殴ったのは、あなたが殴って欲しそうな顔をしていたからです....」

    ミーナ父「...その腕と足は、おそらく仲間や娘を守るために負った傷だと思います....」

    ミーナ父「だけど!...そのことに関してあなたが責任を負う必要はない!」

    エレン「で....でも!俺は.....また...守れなかった!決めたはずなのに!」

    ミーナ父「あなたは以前に誰かを亡くしているんですか?」

    エレン「...五年前...母が巨人に食われました...」

    ミーナ父「...そうですか....」スッ

    エレン「!」

    ミーナ父「もう...いいんじゃないですか?」

  115. 115 : : 2015/02/21(土) 18:58:10
    続きが楽しみ
  116. 116 : : 2015/02/21(土) 19:08:32
    ミーナ父「確かに、母親を亡くして....人を守ることに執着するのもわかります...ただ......少しくらい休んでもいいじゃないですか...」

    ミーナ母「そうですよ....失敗したら次頑張ればいい...あなたがそんなに気張る必要もないんですよ....」

    エレン「でも....でも!なくしてしまっては意味がないじゃないですか...」

    ミーナ母「大丈夫ですよ...私たちがついてます」ギュッ

    エレン「....えっ?」

    ミーナ母「たとえ失敗しても...私たちが支えます....だからあなたは....思う存分失敗してきなさい!」

    エレン「~~~~~ッ!」ポロポロ

    ミーナ父「私たちのことは、もう家族だと思ってくれていいぞ.....今日からここは君...いや...エレンの家だ!」

    エレン「グズッ..うぅ...」ポロポロ

    ミーナ母「といっても...こんなボロテントだけどね」ウフフ

    ミーナ父「どうした?エレン....まだ返事を聞いてないぞ?」

    エレン「.....!」ゴシゴシ




    エレン「......はい!」
  117. 117 : : 2015/02/21(土) 19:10:11
    >>115

    ありがとうございます
  118. 118 : : 2015/02/21(土) 19:18:32
    エレン「すいません...すっかりお邪魔してしまいました....私はこれで...」スッ

    ミーナ母「いつでも、きてね...ここはあなたの家なんだからね」

    ミーナ父「じゃぁ...またなエレン」

    エレン「はいっ!」


    ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ

    ミーナ母「.....手紙に書いてあった通りの子ね」

    ミーナ父「あぁ、ミーナが惚れるのもわかる気がするよ...真っ直ぐでいい子だな...」

    ミーナ母「あらっ...ホモはお断りよ」

    ミーナ父「...」

    ミーナ母「冗談よ、泣きそうにならないで(いつでも来ていいのよ.....エレン)」



    ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ


    エレン「(待っていてください....俺が必ず...トロスト区を奪還してみせます!!!)」







    ---その頃



    リコ「...........」


    ヒュォ~~~~~~~~

    リコ「...さむっ!」

  119. 119 : : 2015/02/21(土) 19:22:32
    続きが楽しみ
  120. 120 : : 2015/02/21(土) 19:38:24
    アルミンside

    アルミン「ハァ....ハァ...ハァ」ザッザッザッ

    リヴァイ「どうした?...ペースが落ちているぞ...」


    アルミン「ハァ...ハァ...すみません」ゼェゼェ

    リヴァイ「すこし...休もう」

    「そんなんでよく兵士になれたもんだな!」

    アルミン「すいません...オルオさん...昔から体力がなくて」

    オルオ「フンッ...まぁ俺くらいの兵士になるとこんな訓練じゃ疲れやしないがな...」ハァハァ

    「いやいや...普通に疲れてるじゃないの」

    オルオ「はぁ?ペトラ...俺は全然疲れてないんだが!ないんだが!」ハァハァ

    ペトラ「エルドとグンタからも言ってよ...」

    グンタ「アルミンはよくやったほうだと思うぞ...体力はとっくに限界を越してたのに走るなんて...大した根性だよ」

    エルド「初日で吐いたオルオやペトラとは大違いだな」

    ペトラ「ちょっ、なんでいうかなそういうこと!威厳とかなくなっちゃうでしょ!」

    オルオ「俺は吐いてない!つかあんなもんもう疲れねぇよ」

    リヴァイ「オルオはあと100週追加だ..」

    オルオ「えぇ!!!」


    アルミン「ははは(愉快な人たちだな)」
  121. 121 : : 2015/02/21(土) 19:56:00
    続きが楽しみ
  122. 122 : : 2015/03/29(日) 21:18:02
    はよ
  123. 123 : : 2015/05/30(土) 15:55:51
    ---???

    「まさかあいつが巨人だったなんて...」


    「もしかして彼が座標なのかな?」


    「まだ断定するには早いんじゃない?」


    「だが、確かめる価値はありそうだ...」


    「でも、いつやる気なんだい?」


    「そうだよ...さっきミカサに聞いてきたんだけど、壁外調査はしばらくないって...」


    「だったら、奪還作戦にあわせればいいだろう...」


    「わかった...じゃぁ、あんた達は予定通り調査兵団へ...」


    「私は、憲兵団でいいかい?」


    「あぁ、せいぜいばれんようにな」


    「ハッ!私がそんなヘマをするとでも?」


    「いいや...じゃぁ作戦はゆっくり考えていこう...」


    「それじゃぁ...またね」


    「....あぁ」
  124. 124 : : 2015/05/30(土) 16:14:35
    ~~~数日後


    ジャン「.......」ググッ


    マルコ「ジャン...ホントにいいのかい?」


    ジャン「あぁ、誰のためでもない自分のために...」


    ジャン「俺は...そう決めた」


    マルコ「そうか...なら反対はしないよ」


    ジャン「悪い...」


    マルコ「謝らなくてもいいよ...最後に決めるの自分だ、それが正解だと思うなら...」


    ジャン「?」


    マルコ「全力で突き進んでくれ!」


    ジャン「....」フッ


    ジャン「当たり前だ!お前は俺の心配より自分の心配をしやがれ!」


    マルコ「あぁ...まぁ僕はジャンより早く出世しちゃうだろうけどね」フフン


    ジャン「いったな!俺の伝説を聞き逃すんじゃねぇぞ!」


    マルコ「うん、それでこそじゃんだ...」


    ジャン「お前こそ、最後の最後までお前らしいな...」


    マルコ「やめてくれよ...最後の最後だなんて...別に会えなくなるわけじゃないだろう?」


    ジャン「あぁ、そうだな...んじゃ次会う時までどっちがより活躍してるかで勝負でもするか!」


    マルコ「フフッ!負けないよ!」




    「訓令兵整列!壇上正面に倣え!!!」


    ジャン「よし、いくか」


    マルコ「....うん」




  125. 125 : : 2015/05/30(土) 16:40:21
    エルヴィン「私は、調査兵団団長エルヴィン・スミス」


    「調査兵団の活動方針を王に託された立場にある...」


    「所属兵団を選択する本日私が諸君らに話すのはやはり調査兵団の勧誘にほかならない」


    「...しかし、あえて長く語る気もない」


    「...そこで調査兵団の活動の内容を少し話そうと思う」


    「調査兵団は二年後のトロスト区奪還作戦に備え兵の強化を行う!」


    「もちろん、その作戦の後には壁外調査にも行くつもりだ...」


    「既に巨人の恐怖に屈した者や自分の限界を知ってしまった者もいるかもしれない..」


    「しかし、こんな大きな損害の中にも希望はある...それは、アルミン・アルレルトの存在だ...」


    「だが、彼に続いていっても脂肪率が格段に下がるわけではない...むしろそれ以上の存在を殺してしまうかもしれない...」


    「問おう...君たちは近々死ぬだろう、それでも残ってくれるものはここにのこってくれ」


    「以上だ、他の兵団希望者は解散...」


    ザッ    ザザッ  ザッザッザッ

                   ザッザッザッザッ   ザッ


    ザッザッザッ


  126. 126 : : 2015/05/30(土) 16:49:03
    コニー「(いやだ...)」



    いやだいやだいやだ...!ここにはもう居たくない!



    コニー「(だけど...もう誰かが傷つくのは見たくない!)」



    サシャ「(早く離れないと、手遅れになってしまう...憲兵になって美味しいものいっぱい食べようと思ってたのになぁ...)」



    ここから離れれば...美味しいものだけでなく命だって助かります



    サシャ「(フフッ、誰かさんのが伝染っちゃいましたね...もう失わせません!)」







    ジャン「........」
  127. 127 : : 2015/05/30(土) 17:04:32
    ただただ、ぼんやり考えていた...



    俺は何も変わっちゃいない...入団初日にあいつにあって少し.......ほんの少しだけだけど俺の考えは変わっていった。



    卒団したってのに宴会の時までもクールぶるんだあいつは...




    俺はあいつが気に入らない、だけどあいつの考えは間違ってはいない...




    そうだ..あいつはいつだって正しいことをしてきた、そんなあいつを異端だという奴はたくさんいた。



    俺だってその一人だ...口では憲兵に行くとは言っていたもののずっと迷っていた...




    訓練だってあいつは真面目に取り組んでいた...だけど全力を出していないんじゃないかなんて思って..突っかかったらどっかの誰かさんの足技を真似てひっくり返されるし...


    でも、今思えばあれは全力を出していないんじゃなくて制御できていないだけだったのかもな...



    それを確信に変わらせたのも最近だあいつ片足を失ったってのに平気で立体機動使いやがって...


    ....ほんとにすげえよ


    俺はあいつに憧れていた...だから気に食わない



    ハハッ、変わってないなんて言ったけど...だいぶ変わったな...




    お前は少し休んでいろ...







      
    俺が....お前の分まで頑張るからよ


    だから、絶対戻ってこいよ!   エレン!!!


     

    ジャン「...(もう...迷わない!)」グッ!


    ミカサ「...!(...ジャン)」フフッ
  128. 128 : : 2015/05/31(日) 15:56:44
     
    エルヴィン「......君たちは、死ねと言われたら死ねるか?」


    「死にたく......ありません!」


    エルヴィン「そうか、皆...いい表情だ...」フッ


    エルヴィン「では今!ここにいる者を新たな調査兵団員として迎え入れる!」



    エルヴィン「これが本物の敬礼だ!.....心臓を捧げよ!!!」



             「「「ハッ!!」」」


    ミカサ「.....」


    ジャン「ハハッ!最悪だよチクショウ」


    コニー「後悔はしてねえよ」ハァ


    サシャ「ほんとに...これからどうなるんでしょうね?」ブルブル


    ライナー「やるしかないだろう」


    ベルトルト「......あぁ」


    クリスタ「....ウッ...ウッ...」ポロポロ


    ユミル「....たくっ、泣くくらいならよしとけってんだよ!」



    エルヴィン「敬礼をしているものは、総勢20名だな......よく恐怖に耐えてくれた...君たちは勇敢な兵士だ...」
















             ~~心より尊敬する~~
  129. 129 : : 2015/05/31(日) 16:22:02
    ~~~一ヶ月後 ウォール・シーナ ストへス区


    「.......」コツッ コツッ コツッ


    「あ~、やっと起きた...あんたの寝顔怖くてさぁ...起こせなかったんだよねぇ~、ごめんね~アニ」


    「お前は、最近弛み過ぎだぞ」


    アニ「.....ほっといてくれるかい?」


    「え~、どうして~?」


    「愛想のないやつだな...」


    「まぁまぁ、マルロにヒッチそのへんにしときなよ」


    マルロ「むっ...そうは言うがマルコ、最近こいつはほんとにたるんで来てるぞ!」


    ヒッチ「ひど~い、マルロ女の子に弛んでるとかデリカシーなさすぎ~」


    マルロ「.....ハァ」


    ヒッチ「あ?何そのため息?」


    マルコ「....アハハ...!ほら上官たちがきたよ!」


    「「「....」」」ババッ!


    「いーって...そんなの......今日はいつもどうり街の巡回にいつもの雑務だ今日もしっかりな」


    「上官達は忙しいからな...お前ら頼むぞ~」ギィッ



    「だが、ヘマだけはやるな?」....バタンッ

  130. 130 : : 2015/05/31(日) 16:34:35
    マルロ「クソッ!、ほんとに何なんだ上官たちは...」


    ヒッチ「ほんとツクヅク腐ってるよね~...まぁ、だから選んだんだけど...」


    ヒッチ「でも、新兵のうちはほとんどの仕事押し付けられるんだね~、知らなかった」


    マルロ「クズ共め...いつかきっちり働かせてやるからな!」


    「は?...マルロお前は楽したいから憲兵に入ったんじゃないのか?」


    マルロ「俺をあんなクズと一緒にするな!」


    ヒッチ「へぇ~、あんたは違うと?」


    マルロ「あぁ、俺は憲兵団を正すためにここに来た!」


    マルコ「へぇ!すごいじゃないか!」


    ヒッチ「ダハハハハ!あんたすごい面白いね~ただの堅物だと思ってたよ!」


    マルロ「何とでも言え!...これはお前らに対しても言っていることだ!おれは不正が大嫌いなんだ!だから上に立って給料分はきっちり働かせる!」


    アニ「....どうだろうね」


    マルロ「なんだ...お前まともにコミュニケーションがとれたんだな」


    アニ「あんたが思っていることではないのは確かだよ...それにあんたみたいなのが体制を占めたらそれこそ終わりだと思うけどね...」


    マルロ「...ほぅ、ちょうどいい聞かせてくれよお前の意見を」


  131. 131 : : 2015/05/31(日) 16:47:46
    アニ「あんたは正しい、私もそんな人を知っているから...」


    マルコ「...」フフッ


    アニ「大きな流れに逆らうのは大変だから...そういう人は珍しいってことだよ...」


    マルロ「何が言いたいんだ?」


    アニ「つまり...あんたは普通じゃなくて特殊な人と呼ばれるんだ...」


    アニ「それに対して、あんたみたいな大層な理由がない私たちはなんと呼ばれるべき?」


    マルロ「それは...」


    アニ「クズ...悪そう呼んだ...私の見てきた限りでは訓練兵団にはそんなクズや悪が大半を占めていた...途中からその特殊な人に感化されて調査兵になった奴もいるけどね」


    マルロ「....結局は何が言いたいんだ?自分はそんなにクズではないと?」


    アニ「いいや、実際クズだと思うよ...到底正しいとも言えない...」


    アニ「それも...普通の人間なんじゃないの?」


    マルロ「......」


    アニ「あんたの言うように本来人間が皆良い人ならこの組織はそんなに腐ってはいないでしょ?」


    アニ「この組織の組み込みが人間の本質がよく表れる構造になっているだけで...」


    アニ「だから、私は.....そんな流されるだけの弱い奴でも.....人間と思われたいだけ...ただ.......それだけ」


    マルロ「...」
  132. 132 : : 2015/05/31(日) 17:13:40
    ヒッチ「あんた話が長いよ、眠くなっちゃったじゃん」ファ~


    「しっかし、実戦経験者は考えてることが違うな」ハハッ


    「普段喋らない奴がしゃべると止まらないな!」


    マルコ「....アニ、さっきの話って...」フフフッ


    アニ「あぁ、どっかの馬鹿の受け売りだよ」


    マルロ「なぁ、その馬鹿って調査兵団に行ったのか?」


    マルコ「いいや、彼はあの時仲間を助けるために足を食われてね....そのあとに左腕も失くしちゃって...」


    マルコ「生きているのか?」


    アニ「あぁ、どこに行ったかは知らないけど...」


    マルコ「この前、たまたま会ってね...」


    マルロ「そうなのか...いつか会ってみたいな...」


    アニ「あえるんじゃない?....それに...」


    マルロ「それに?」


    アニ「あいつはきっとこの戦いに参加すると思うから」


    マルロ「戦い?...なんのことだ?」


    アニ「...この壁内で起こる戦い...かな」


    マルコ「...?」


    マルロ「...おっと、長話しすぎたな行くぞ!」


    マルロ「アニ...マルコ...」


    マルコ「ん?」


    アニ「なんだい?」


    マルロ「よかったらこんど聞かせてくれ...お前らが言うその馬鹿の話を...」


    アニ「あぁ、気が向いたらね」


    マルコ「さて、ちゃっちゃと片付けよう!」


    ヒッチ「お~」


    マルロ「(いたのか!)」キョウガク!
  133. 133 : : 2015/05/31(日) 17:34:59

    アァー  ダルイナー   ハヤクオワラセヨーゼ  


    アニ「.....」スタスタスタ


    ~~~時間は少し遡り...数週間前


    マルコ「アニ...巡回に行こう」


    アニ「...あぁ」


    ―――大通り


    マルコ「しかしあれだね、ここはいつも賑わっているね...ローゼとはだいぶ違うや...」


    アニ「そうだね...平和ボケした奴らばっかで正直あくびがでるよ...」


    マルコ「まぁ...仕方ないことなのかもね、でももう少し危機感を持って欲しいもんだよ」


    アニ「それは無理でしょ...」


    マルコ「それもそうだね」ハハハ


    「あれ?おまえら、アニとマルコか?」


    マルコ「え?」クルッ


    アニ「....」スッ


    「よぉ!ずいぶん久しぶりだな!」ニイッ


    マルコ「エレンじゃないか!もう大丈夫なのかい?」


    エレン「あぁ、まぁな...もう調査兵団への入団はできないけどな、お前らは頑張ってるみたいだな」ナハハ


    アニ「....そんなあんたはこんな真昼間からデートかい?」


    エレン「いや、違うよ...この人は俺の友達のリコさん」


    リコ「リコ・ブレツェンスカだ、よろしく頼む」


    マルコ「いえいえこちらこそ.....ん?あなたは駐屯兵団の方でしたよね?」


    リコ「もうやめたよ...今はこのエレンに付き添っている」

  134. 134 : : 2015/05/31(日) 17:49:20
    マルコ「やめたって...なんでまた?」


    リコ「そうだな...強いて言うならエレンといるほうが面白いからかな」ハハハ


    マルコ「な、なるほど...」


    アニ「で、こんなとこになんでいるんだい?」


    エレン「あぁ、このあたりにある店を知りたいんだがどこにあるかさっぱりでな....あ、お前ら知らないか小さな工房なんだが...」


    マルコ「この辺で工房なら...この通りをまっすぐいって右に曲がったところにいくつかあるよ!」


    エレン「おぉ!ありがとな、早速行ってみるよ!」


    エレン「いや~、しかし二人共憲兵の風格が出てきたんじゃないか?」


    マルコ「そんなことないよ、まだ雑用しかやらされてないんだから...」


    エレン「そっか...やっぱ上官達は腐ってんのか?」


    マルコ「うん...多分いまも、酒飲んでどんちゃん騒ぎだよ」


    エレン「...大変なんだな」


    アニ「...あんたは、憲兵の風格と言った...」


    エレン「ん?」


    アニ「それは、ろくでなしって意味?」


    エレン「まったく...お前は相変わらずひねくれてんな...」ハハッ


    アニ「そりゃどーも、ただ気になっただけ...あんたから見たあたしたちはどう見えてんのかなって...」


    エレン「うぅん...そうだな」


    リコ「.....」
  135. 135 : : 2015/05/31(日) 18:04:26
    エレン「.....普通の人?」


    アニ「...................は?」


    エレン「おぉぅ、溜めたな....すごい溜めたな」


    アニ「どういう意味?」


    エレン「世間一般では憲兵のことをクズだの悪だの言ったりする声もあるだろ?」


    マルコ「うん、シーナの方はわからないけど少なくともローゼの人たちからは酷評だよね...」


    リコ「調査兵団といい勝負だな」フフッ


    エレン「まったくそのとおりですね...」


    エレン「でだ...憲兵になった奴がみんなろくでなしになるなら当然目指してた奴らもろくでなしだ...」


    エレン「ろくでなしってのはオブラートに包んだのかよくわからんが要するにクズって意味だよな?」


    アニ「まぁ...そうなるね」


    エレン「だけど俺は憲兵に入ったやつも目指してたやつもクズだとは思わない...」


    アニ「それはなぜ?」


    エレン「強いて言えば、俺は本当にクズなやつを見たことがあるから...」ググッ


    アニ「.....」


    エレン「あいつらは、憲兵団の比じゃねえよ...だから少なくとも俺はお前らがクズだとは思わない...」


    エレン「まぁ...要するに人それぞれってことだな俺みたいな異常なやつや...」


    アニ「自覚あったんだね...」


    エレン「うるせー...アニ達みたいな普通なやつそれをひっくるめて人間だろ?」


    エレン「普通かクズかどっちに転ぶかなんてわかんねえよ...」


    マルコ「ほんとに君は変わらないね...」


    アニ「...ほんとに、変わらないね」
  136. 136 : : 2015/05/31(日) 18:18:38
    エレン「結果、周りの反応がひどいのは憲兵団という組織の仕組みが人間の本質がよく表れる構造になっているから...だな」


    アニ「あんたは頭がいいのか悪いのかわからないね...」


    エレン「おいおい、俺は天才だぜ...」


    マルコ「怪我して少し性格おかしくなった?」


    エレン「ひどっ!マルコひどっ!」


    リコ「まぁまぁ、というか随分足止めさせてしまったが君ら仕事は大丈夫なのか?」


    マルコ「あぁ!まずいよアニはやく巡回を済まさなきゃ!」


    エレン「あ、アニちょっといいか?」チョイチョイ


    アニ「なんだい?」


    エレン「.......」ジー


    アニ「?」


    エレン「二年後、お前らが本気なら....俺たちもお前らを止めるために動くからな」ボソッ


    アニ「!!!」


    エレン「ま、そんだけだ!じゃぁな"また、会おうぜ"」


    アニ「......あぁ、また」


    マルコ「うん、またね」フリフリ


    エレン「それじゃぁ、いきますかリコさん」


    リコ「あぁ」


             キュル キュル キュル キュル キュルキュル キュル


    ~~~現在


    アニ「.....」



    あいつは、私たちの正体に気づいている?


    そうとしか考えられない....じゃないとあんなことを言うはずがない....


    アニ「(まぁ、あいつらにも相談しなきゃね...)」
  137. 137 : : 2015/05/31(日) 18:28:33
    「..........」カチャカチャ ガチャッ



    「ようやく、お帰りですか?」


    「!」ビクッ


    「こんにちは、随分長い間家を開けていたようで...」


    「なんのようだい?、こんなおやじ襲ったってはした金しか出てこないぞ」


    「ハハハ、警戒なさらないでください...今日はお願いがあってきました...」


    「....おねがい?」


    「あ、その前に確認しなければならないことがあります....あなたはグリシャ・イェーガーをご存知ですか?」


    「!...君は何者だい?」


    「申し遅れました、私グリシャ・イェーガーの息子エレン・イェーガーと申します」


    「ほぅ、グリシャに息子がいたのか...しかしエレン君その腕と足は......ハッ!」


    エレン「察しが早くて助かります...」


    「とりあえず、中に入りたまえ....話はそれからだ」


    エレン「ありがとうございます」
  138. 138 : : 2015/05/31(日) 18:47:35
    「で....そちらの方は」


    エレン「あぁ、俺の友達です」


    リコ「リコ・ブレツェンスカです」


    「そうか....で、こんなおやじに何をご所望かな?」


    エレン「わかっているのに言っているんですか?」


    「ハハハ、冗談だ...だがきみが欲しているものは私は専門外なんだが?」


    エレン「知っています...かつて父の医療道具を作っていたことも、ここも父からの紹介でしたから....」


    「グリシャは今どうしてるんだい?」


    エレン「父はもう亡くなりました...」


    「そうか...」


    エレン「気にしてませんから大丈夫ですよ..」バサッ


    「これは?」


    エレン「設計図です...あなたにはこれを作って欲しい」


    「これは、君が考えたのか?」


    エレン「えぇ、訓練兵の頃考えたものです」


    「ハハハ!訓練兵でこんなものを考えつくとは君は天才かい?」


    エレン「いいえ、子供のかってな妄想ですよ」


    「神経を繋ぐか...面白い!」


    エレン「やっていただけますか?」


    「あぁ、しかし時間が必要だ、作れたとしてもリハビリで三年はかかるぞ!」


    エレン「いえ......半年で何とかしてみせます!」


    「......そのために、血反吐を吐くことになるぞ」


    エレン「覚悟の上です!」


    「君はすごいな、わかった三ヶ月後ここにきてくれそれまでになんとかしよう!」


    エレン「ありがとうございます」


    「俺の名前はアンヘルだ、よろしくなエレン!」


    エレン「あの"発明王"の名前と一緒とはますます期待できそうです!」






    エレン「お願いします!俺の新しい........




















                ........"翼"を!」





    アンヘル「おう!!!」
  139. 139 : : 2015/05/31(日) 18:50:37
    期待!!!


    アンヘルのおじさんかっこよすぎw
  140. 140 : : 2015/05/31(日) 18:51:25
    >>139  

    ありがとうございます!

  141. 141 : : 2015/05/31(日) 19:23:04
    ~~~夜


    マルコ「はぁ~、やっと終わったっと...」スタスタ


    オイ、マダミツカラナイノカ? インヤダイダイメボシガツイタラシイゾ


    マルコ「ん?なんだろうな」スッ


    「まじか!で...一体どんなやつなんだその貴族の妾の子ってのは!」


    マルコ「(妾?)」


    「そんな、興奮すんなよ!気持ち悪い...たしか聞いた話によると調査兵団のク...クリなんとかってのが怪しいらしい...」


    マルコ「(クリ....それってクリスタのことなんじゃ!)」


    「だが、調査兵団が壁の中にこもるらしいからそいつをさらうのは二年後のトロスト区奪還作戦の混乱に乗じてなんだと!」


    「ハハ!そりゃいいやそんときなら死亡扱いで誰も詮索しない!」


    「それとこれはさっき聞いた話なんだが...」


    「おぉ!なんだんなんだ」


    「オレら第一憲兵の中でも幹部の中でしか知らされてない内容なんだがさっき隊長が酒飲んでてみんなにばらしてたんだよな...」


    「隊長大丈夫かよ...」


    「それが、巨人の小僧をその妾の子に食わせてその能力を使い世界を変えるんだと!」


    「いや....まったくわからんけどな」


    「だな、隊長もそこらへんで気づいてこの話をやめちまった」


    「気になるな~」


    マルコ「(大変だ!今の話が本当ならエレンとクリスタは!.....急いで知らせなくちゃ!)」


    「おい.......」


    マルコ「!!!」


    背筋が凍る、ここでやっと理解した俺は大変な事実を聞いてしまったんだと



    マルコ「(でも.....友達が危ないのにここで黙って殺されはしない!)」グォッ!










          ドンッ!          ドンッ!

  142. 142 : : 2015/05/31(日) 19:30:35
    「なんだ?」


    「あっちの方からだ、行くぞ!」







    「.........」




    「おい!何があった!」


    「お前は....第一憲兵か....」



    「お前ら.....話す内容はちゃんと選べ...この新兵に聞かれていたぞ...」



    「な!まじかよ」



    「このことは、上には報告しないでやる...だから今日はもう帰れ...」



    「わ、わかった」


    「秘密にしてくれるんだな...」



    「あぁ、お前らもこのことは他言無用だ、死体は私が処理しておくお前らは戻れ...」



    「あ、あぁ」



         スタ スタ スタ スタ スタ スタ スタ








    マルコ「」




    「..............」グィッ








    「なぁ、さっきの人第一憲兵だよな」


    「多分な、しかも幹部の人じゃないか?」


    「ほんと助かったな」


    「あぁ、殺されずに済みそうだぜ...しかし、気になるな暗くて顔が全然わからなかった...」


    「おれもだ、女だってわかったけど....」
  143. 143 : : 2015/05/31(日) 19:43:22
    ~~~数日後
     

    マルコが死んだことは調査兵団にも知らせが届いていた



    ジャン「はっ?」


    ジャン「嘘ですよね...そんな...あいつが...あいつが死ぬはずがない...」


    ネス「すまないな、まだ全部の情報が入ってきてるわけじゃない...ただゴロツキに撃たれて死んだって知らせしか来てなくてな...」


    クリスタ「.....うそっ」ポロポロ


    ユミル「おいおい、憲兵は安全なんじゃなかったのかよ...」


    ミカサ「.....」


    サシャ「ウワァァァン、ンマルコォォォォ」ボロボロボロ


    コニー「嘘だろ...俺たちより先に死んでんじゃねーよ」ポロ


    ネス班長によるとマルコはゴロツキに撃ち殺されてぐちゃぐちゃにされて殺されていたらしい....


    マルコだと断定はできていないが憲兵団で行方不明なのでマルコということで決まりみたいだった


    ジャン「......」フラッフラッ


    ネス「ジャン!何処へ行く!」


    ジャン「....ちょっと風にあたってきます...」




    ミカサ「.......」
  144. 144 : : 2015/05/31(日) 19:59:05
    ジャン「........」


    「悲しくないの?」


    ジャン「.....ミカサか、悲しいってのはマルコのことか?」


    ミカサ「えぇ」


    ジャン「正直、実感わかなくてよ...まだ口で伝えられただけだし信じらんねぇっつうか...」


    ミカサ「......そう」


    ジャン「お前は、悲しいか?」


    ミカサ「えぇ、とても」


    ジャン「その割には、随分平気そうだな」


    ミカサ「あなたにはそう見える?....でも私と関わった人が死んで行くのはとても悲しい...」


    ジャン「そうか...良い奴だったな...マルコ」


    ミカサ「えぇ...すごく良い人だった...」


    ジャン「やっぱあれかな...」


    ミカサ「?」


    ジャン「マルコを殺したゴロツキどもがいるのはこんな狭い壁の中にいるからなのかな...」


    ミカサ「.......わからない」


    ジャン「そりゃぁ、ストレス溜まるわなぁ~どんどん壁が壊されてくんだぜ..冗談じゃねえよな」


    ミカサ「....そうね」


    ジャン「....終わらせなきゃな...俺らが...こんなクソみたいな壁必要なくなるまで巨人を駆逐して.....」


    ジャン「もう.....あいつみたいなやつが増えないようにしないとな...」


    ミカサ「なんだか、ジャン....エレンに似てきた...」


    ジャン「ハハッ!まじかよ冗談きついぜ...」


    ジャン「ありがとなミカサ、気が楽になったわ」


    ミカサ「そう、良かった」ニコッ


    ジャン「...あ、あれ...なんだこれ..ハハハ、すっげえ出てくる..おいおいやべえな...」ポロポロ


    ミカサ「今日は特別.....思いっきり泣くといい」ギュッ


    ジャン「ぅ....ぅうぅう...うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ポロポロ


    ジャン「マルコォ!なんで先に逝っちまうんだよぉ!約束したじゃねえか!」ポロポロ


    ミカサ「.........」ポンッ ポンッ









    ミカサ「...強くなろうね...ジャン...」


  145. 145 : : 2015/05/31(日) 20:20:39
    エレン「.....俺は....俺の戦いを!」グッ



    もう、なにも失いたくはない...全部守るために







    アルミン「人類の命運が僕の手に....」グッ



    逃げるのは、もうやめた...人類を救うために







    ミカサ「これ以上、誰も悲しむことのないように...」グッ



    誰かの悲しむ顔は見たくない、みんなを笑顔にするために







    ジャン「死んでいったやつらが報われるように」グッ



    そして.........なにより自分自身のために










                 「「「「戦う!」」」」











    それぞれの思いを胸に少年、少女達は戦うことを決意した....








    そして....時代は852年、あの日から二年が立った
  146. 146 : : 2015/05/31(日) 20:39:30
    うぉぉぉぉ期待!
  147. 147 : : 2015/05/31(日) 20:42:02
    >>146

    ありがとうございます

    がんばりまーす
  148. 148 : : 2015/06/01(月) 18:06:31
    ―――ウォール・ローゼ 人里離れた森の中


    ヒュォォォォォォォォォォォォォォォォォォ



    「.............」



    ザッ  ザッ   ザッ   ザッ


    「またここにいたのか...」


    「...どうしたんですか?」


    「そろそろ時間だ...あいつらも待ってるぞ...」


    「わかりました...ちょっと待っててください...」


    「わかった」


    「..............」スッ







    「...よし...いきますか」


    「それはいいが...髪の毛伸びすぎじゃないか?」


    「あぁ、そうですね...じゃぁ」ゴソゴソ


    「?」


    「...あった...これで結んでもらえますか?」


    「...別に構わんが...これお前のか?」


    「いいえ...仲間の形見みたいなもんです...」


    「そうか、そこの奴らの...」シュルシュル


    「えぇ、俺の大切な仲間です...」


    「よし...できたぞ」キュッ


    「ありがとうございます...でもこれは?」


    「ポニーテールだ」フフン


    「まぁ.....いいですけど」


    「そろそろ、行くぞ怒られてしまう」


    「そうですね」


    ザッ   ザッ   ザッ   ザッ   ザッ



    「.....」クルッ







    「.......行ってきます」












    ヒュォォォォォォォォォォォォォォォォォォ












    勇敢な兵士、ここに眠る






    104期 訓練兵  第34班






    トーマス・ワグナー






    ナック・ティアス






    ミーナ・カロライナ

  149. 149 : : 2015/06/01(月) 18:32:47
    ―――調査兵団 本部


    コンッ  コンッ


    「どうぞ~」


    「班長....時間です....」


    「......ミカサ」


    ミカサ「......なんですか?」


    「その他人行儀やめてくんね?」


    ミカサ「そう言われましても...上官への態度はしっかりせねばなりませんから...」


    「お前は、毎回わざとなのか?...同期なんだから別にいいっつの!」


    ミカサ「...ならば、ジャン」


    ジャン「......おぅ、切り替えが早くて何よりだ...で、どうしたんだ?」


    ミカサ「...団長が呼んでいた...多分一週間後のトロスト区奪還作戦についてだと思う...」


    ジャン「へいへい...じゃぁ行こうぜ...優秀な副班長様」


    ミカサ「ジャンに言われると屈辱...嫌味にしか聞こえない」


    ジャン「....なんでだよ!」


    ミカサ「あなたは...私を差し置いて班長になった...6番に負けるなんて...」


    ジャン「....泣いちゃうぞ...いいのか?...泣いちゃうぞ?!」


    ミカサ「冗談...あなたは冷静な判断ができる人だから団長も班長に選んだんだと思う...優秀な班長のもとで働けるのは光栄なこと....」フフッ


    ジャン「...それを聞けて安心しtミカサ「多分」


    ジャン「多分かよ!」


    ミカサ「これも...冗談」


    ジャン「....たくっ...ほら行くぞ...ミカサ」


    ミカサ「えぇ」



    コツッ  コツッ   コツッ   コツッ   コツッ









    今日も、調査兵団本部には二人のコントが響き渡る......
  150. 150 : : 2015/06/01(月) 19:02:54
    ―――調査兵団 訓練場



    ダッダッダッダッ!!!


    「でやぁ!!!」シュッシュッ! ビュンッ!
     

    鋭い、三連擊!


    「....!」パシッ パシッ パシッ


    それを難なく防ぐ


    「....クッ!...」ジャリッ! ブンッ!


    砂を相手に向かい投げる!


    「!...フッ!」バサッ!


    「なっ!マントで!」


    一瞬の出来事...投げられた砂をマントで防ぐ...


    「.........」


    彼の敗因はそこだった.......


    「...あっ」


    「...マントが汚れちまったじゃねえか!」ブォンッ!


    「うっ!!!」ドカッ!


    そのまま、吹き飛ばされる!

     
    ブォン!  ズザザザザザザザザッ


    「痛たたた....」


    ザッ ザッ ザッ ザッ


    「...立てるか?」スッ


    「あ、はい....すいません」ギュッ


    「まだまだだな」


    「あはは...隙を突いたつもりだったんですけどね...」


    「...馬鹿か、あれは俺を怒らせるだけだ..」


    「ですよねー」


    「残念だったわねアルミン、これで305戦中305勝0敗でリヴァイ兵長の勝ちね...」


    リヴァイ「...」


    アルミン「また負けちゃいました」ハハハ


    リヴァイ「さて...服の汚れを落としたら団長室に集合だ」


    アルミン「トロスト区奪還作戦のことですか?」


    リヴァイ「あぁ、俺もマントを洗ったらすぐに行く...ペトラお前は先にいけ...エルドたちも先に行かせてある」


    ペトラ「了解しました」


    ペトラ「じゃぁ、アルミンまた後でね」


    アルミン「...はい、また後で」



    ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ




    アルミン「.......」ウツムキ


    リヴァイ「......なんだ?怖いのか?」


    アルミン「...はい...ほんとに自分にできるんでしょうか?」


    リヴァイ「さぁな...結果なんざ誰にもわかんねえ」


    アルミン「...そうですね、誰にもわかりませんよね...」


    リヴァイ「....ただな」


    アルミン「?」


    リヴァイ「絶対に悔いの無い方を選べ、俺が言えるのはそれだけだ...」



    アルミン「....はいっ!」フフッ









    人類の希望はまた一つ成長したのであった...
  151. 151 : : 2015/06/01(月) 19:59:50
    ―――団長室


    「...エルヴィン」


    エルヴィン「なんだ?ハンジ」


    ハンジ「いけると思う?今回の作戦...」


    エルヴィン「なんだ...珍しくビビってるじゃないか」ハハハ


    ハンジ「いや...ビビってるんじゃなくて...いや...ビビってるかも...」


    エルヴィン「ミケお前からもなんか言ってやれ」


    ミケ「............フッ」


    ハンジ「ちょっ、何なんだよ二人して私が言いたいのはアルミンが岩を運んでる時に邪魔が入ったらって意味で...」


    エルヴィン「...そのための、秘密兵器だろ?」


    ハンジ「...いや、そーなんだけどさ」


    エルヴィン「だいじょうぶだ...みんな強い」


    ハンジ「.....うーん、そうだね」


    ミケ「...フッ」


    ハンジ「ちょっ、また笑ったな!」


    エルヴィン「フフフッ....」


    コンッ  コンッ


    エルヴィン「ほら、来たみたいだ準備を始めよう...」


    ハンジ「.....ハァ、わかったよ」


    ミケ「......」コクッ


    エルヴィン「どうぞ、入って!(作戦は成功するか.....か、それはやってみないとわからないな!)」フッ











    調査兵団 団長 エルヴィン・スミス

    生まれながらの博打打ち(ギャンブラー)一世一代の大勝負!!!
  152. 152 : : 2015/06/01(月) 20:51:02
    ―――ウォール・シーナ 王宮


    コツッ コツッ コツッ コツッ コツッ


    「準備が整ったぞ」


    「...ご苦労」


    「しっかし...あんたもよくやるよな」


    「何がだ?」


    「娘が必要だからって...奪還作戦の最中でも攫ってこいって...」


    「そこは、済まないと思っているよ...なにか異常が起きない場合は作戦を実行してくれ」


    「はいよ....」


    「...ケニー」


    「あぁ?」


    「迷惑をかけるな」


    ケニー「はっ!なにをいまさら」



    ケニー「.....なぁ」


    「なんだ?」


    ケニー「あんたは...娘のことをただの道具として見てるのか?それとも人...つまり一人の娘として見てるのか?」


    「.....お前らしくないな、そんな質問をするなど」


    ケニー「いいや、ただ純粋に気になっただけだ...で、どうなんだよ」


    「さぁ....どうだろうな」


    ケニー「.....いや、あんたの目をみたら分かっちまったよ...流石、本物の王様ロッド・レイスは違うね!!!」


    ロッド「.....」  


    ケニー「どうだい?...フリッツを追い出し自分が玉座についた感想は?」


    ロッド「私も、あの娘の代わりでしかないそれ以外に何も思っちゃいないさ...」


    ケニー「けっ!...そうかよ」


    ケニー「...じゃぁな」


    ロッド「あぁ」



    コツッ コツッ コツッ コツッ コツッ コツッ










     

    トロスト区奪還作戦の水面下で全く別の作戦が動き出そうとしていた...
  153. 153 : : 2015/06/01(月) 21:54:02
    期待
  154. 154 : : 2015/06/02(火) 18:38:08
    ~~~一週間後 


    エルヴィン「これより!トロスト区奪還作戦を開始する!所定の位置に着き次第、緑の信煙弾で合図をしろ!」



    「「「「「「ハッ!」」」」」」ババッ!








    ハンジ「...始まるね」


    エルヴィン「あぁ.....私達も準備をしよう...」


    ハンジ「...うん」





    パシュゥッ!       パシュゥッ!      パシュゥッ!


        パシュゥッ!       パシュゥッ!  



    次々と信煙弾が上がる.....



    エルヴィン「......」カチャカチャ   パシュゥッ!  



    作戦開始の赤の信煙弾が上がり今作戦が開始される!!!




    ―――???  


    「.....始まるみたいだぞ」


    「...そうみたいですね」コンッ!


    「...何をしてるんだ?」


    「チェスですよ....やりますか?」


    「...いや、そんな時間はないよ...いつ奴らが来るかわからないからな...」


    「...頼みましたよ、二人共...」


    「あぁ!」バサッ!


    「...うん」バサッ!




    黒いマントを羽織り二人の兵士は外に出た...



    太陽は完全に沈み、巨人の活動は鈍り始めるころ...

    闇夜に紛れて作戦は開始される...
  155. 155 : : 2015/06/02(火) 18:56:45
    ―――トロスト区  



    パシュッ! ギュイィィィィィィィン   パシュッ! ギュイィィィィィン
     
          パシュッ!ギュィィィィィン


    リヴァイ「...急ぐぞ」


    アルミン「はいっ!」


    オルオ「いいか!ガキ!巨人の相手をするのは必要最低限だからな!くれぐれも余計な行動はするなよ!」


    ペトラ「あんたが、一番心配なのよ!...兵長の真似して一人で突っ込んでくんじゃないわよ!」


    オルオ「はぁ?突っ込むわけねえだろ!俺だってそのくらいわきまえる!」


    エルド「そうだぞ、ペトラ...オルオもそこまでバカじゃない」


    グンタ「それに、今回はいつもの壁外調査と違って行動の内容も全く違うからな...」


    ペトラ「...それもそうね」


    オルオ「納得してんじゃねえよ!」


    リヴァイ「...そろそろ大岩につく集中しろ...」



    アルミン「...」


    この人たちを見てるとリラックスできる気がする...

    いや....僕が緊張しないようにわざとかな?....


    僕はこの人たちの期待に応えたい!そのための二年間だ!!!




    リヴァイ「アルミン、準備はいいか?」


    アルミン「はいっ!いつでもいけます」


    リヴァイ「そうか.....たのんだぞ」


    アルミン「....はい......スゥー....ハァー」


    深呼吸をする...不思議と緊張はしない


    リヴァイ「お前のタイミングでいい...始めろ!」


    アルミン「.......」コクッ



    巨人に勝つ! 僕がこの手で!!!



    ガリッ!   ピシャァァァァァァァァァァン!!!


    金髪の巨人「ウォォォォォォォォ!」




    リヴァイ「....」



    今宵は月明かりがある....ひとまず第一段階成功か.....
  156. 156 : : 2015/06/02(火) 19:50:32
    このトロスト区奪還作戦は....


    アルミンの巨人化能力で大岩を持ち上げそれを前門まで持っていくという作戦になっている...



    金髪の巨人「グォォォォォォォ!!!」ズズズズズ


    大岩『』ズズズズ


    人間の比率でいってもこの大岩を持ち上げられるかは、わからなかった...持ち上げたとしても押しつぶされる可能性すらあった.団員達もそれを覚悟の上で作戦に望んでいる...全てはここから始まるのだ...


    金髪の巨人「グゥゥウゥゥゥウウ!」ズゴゴゴゴ


    グンタ「やったか?」


    金髪の巨人「グッ!......」ブシュッ ブシュッ!


    オルオ「おいおい、肉が裂けそうじゃねえか!」


    ペトラ「兵長!やはり無理です!大岩を押す作戦に切り替えましょう!」


    リヴァイ「......いや、問題なさそうだ」


    金髪の巨人「グォォォォォオォオォ!!!」ズンッ ズンッ ズンッ



    今のアルミンにとって作戦を変更するということは頭にはなかった...全てはこの大岩を持ち上げることに全力を注いでいたから...



    そして、この作戦にはもうひとつ大事な箇所がある、それが....



    巨人「うぉぉあぁおぁ!」ブォンッ



    「来るぞ!避けろ!」パシュッ


    「「「!」」」パシュッ




    ズガァン!








                  
                 囮である!!!


    巨人たちは、夜になると活動が鈍くなり動きが消極的になるのだが...

    個体差があり、動ける巨人は見えるだけでもかなりいる....その活発な巨人を倒しつつアルミンに巨人を向けさせていないのだ...








    そして....巨人殺しに特化した班がリヴァイ班の他にもう一つ...



    ジャン「.....!うらぁ」ズバッ!


    ミカサ「フッ!」ジャキンッ!



    巨人「ぐぉぉお?!」ブシュッ ジュゥゥゥゥ



                 彼らである



    ジャン「よし...サンキューミカサ」


    ミカサ「...ジャンもナイスアシスト...」



    「ジャン!向こうも倒したぞ!」


    「次は十時の方向、10m級です!」


    ジャン「よし、コニー、サシャ陽動をたのむミカサ俺が隙を作るから項をたのむ」


    ミカサ「了解した」


    サシャ「合点承知です!」パシュッ


    コニー「俺に任せろ!」パシュッ


    104期生で構成された班...ジャンを班長としミカサ、コニー、サシャ、ユミル、クリスタの班員とともに巨人を討伐する



    ズガァンッ!!!



    「「「「!」」」」



    巨人「うわぁぁぁっぇあぁ」ズダダダダダダダ



    パカラッ  パカラッ  パカラッ  パカラッ  パカラッ



    クリスタ「くっ!」


    ユミル「おいおい、気張れよお馬さ~ん!」



    ジャン「おいおい、まだあんな走れる奴がいるのかよ!クリスタたちの援護に行くぞ!」


    「「「了解!」」」


    クリスタとユミルは最も危険な役割馬で足の速い巨人を誘い込む役割をしてくれている..一歩間違えれば死ぬ可能性が最も高い役割だ...彼女たちはそれを率先してやってくれている...
  157. 157 : : 2015/06/02(火) 20:12:36
    巨人「ぐぉぉお」ドンッ ズガァァァァン


    ジャン「うぉぉぉ!」パシュゥ  ギュィィィィン  ブシュッ


    巨人の目にブレードを差し込む!


    巨人「ぐわぉぉお!」ブォン  ブォン


    巨人が手を振り回す


    コニー「たくっ!大人しくしやがれ!」ズバッ


    サシャ「チェア!」ズバッ


    タイミングを見計らい腕の筋肉をそぎ落とす




    そして......


    ギュイィン!  シュルルルルルル


    ミカサ「....シッ!」ズバァン!



    巨人「おぉぉお.....」ジュゥゥゥゥゥゥゥ



    ジャン「よし...一旦屋根に登るぞ!」



    彼らは、個人の強さはリヴァイ班には及ばないものの...チームワークに関してはリヴァイ班と互角以上の戦いを見せた...調査兵団では誰もが彼らを認めこの作戦への参加を強く希望した...


    コニー「ほかの班はうまくやってんのかな?」


    サシャ「わかりません...ですが巨人が減っているのは確かです..」


    ジャン「すこし、休憩したら次に行くぞ!」


    クリスタ「フフフ、すっかり班長だね!」


    ユミル「あぁ、最初はどうなることかと思ったけどな...」


    ミカサ「激しく同意」


    ジャン「いろいろ、突っ込みたいがそれは帰ってからだ...」ハァ


     
    班長としての苦悩も増えつつあるのであった....



    ジャン「よし....そろそろいくk



    彼が合図をだそうとした瞬間...



    「お前ら...全員武器を捨てろ」カチャ



    「「「「「「!!!」」」」」」」





    最悪のタイミングで最悪の敵に遭遇してしまった....

  158. 158 : : 2015/06/02(火) 20:34:52
    ―――時計台近く


    ネス「よし...あらかた片付いたぞ」


    シス「そろそろ、移動しますか?」


    ネス「あぁ、そうだな...ライナー、ベルトルト移動するぞ!」


    ライナー「了解です」


    ベルトルト「はい」




    プシュッ!  ギュイィィィィィン







    ネス「とりあえずここで様子見だな...」


    シス「しっかし随分と減りましたね...」




    ライナー「.....」チラッ


    ベルトルト「......」コクッ










    ガツンッ!      ガツンッ!      



    ネス「...」バタッ


    シス「...」バタッ






    ライナー「ここなら巨人に襲われずに済むでしょう...」


    ベルトルト「.....ごめんなさい」


    ライナー「おれらも、情が湧いちまったかな.....」


    ベルトルト「...そうだね」


    ライナー「....フゥー!...兵士気分はここまでだ...今から俺たちは戦士だ」


    ベルトルト「さぁ、いこう....僕たちの故郷を救うために!」





    ライナー「だが....」



    ベルトルト「ごめんなさい」



    ライナー「本当に大好きだった」



    ベルトルト「あぁ、僕も...彼らと過ごした時間はとても楽しかった...」









    ライナー「よし....いくか!」


    ベルトルト「....あぁ!」



     



    二人の戦士は戦うことを選び人類に牙をむく!
  159. 159 : : 2015/06/02(火) 20:52:45
    ―――場所は変わって前門付近


    ズンッ    ズンッ    ズン    ズンッ



    金髪の巨人「グゥゥゥゥゥゥ!」ブシッ  ブシュゥ



    ペトラ「アルミン、頑張って!もうすぐよ!」


    オルオ「踏ん張れ!ガキ!」


    エルド「いけぇ!」


    グンタ「根性見せろぉ!」



    リヴァイ「.........いけ!」





    身体がグチャグチャに潰れそうだ....今からでもかえって休みたい.....

    エレンにこの力を教えてもらったのに当の本人は行方不明ときたもんだ...はぁ

    思わずため息が溢れる

    ただ.....これがなかったら僕はずっと前に死んでいたんだろうか?

    いや、考えるのはやめよう....今はこれに全力を!!!











    金髪の巨人「グオォォォォォォォォォ!!!」グォン!




    奪還作戦は人類側の勝利で終わり作戦は成功.......




















                  
    否!!!






    ピシャァァァァァァァァァン!    ズダァンッ!   ギュンッ!!!




           
              ドゴォォォォォォォォォォォォォン!!!




    雌型の巨人「.....コォォォォォォ」シュゥゥゥゥ





    金髪の巨人「ガ.....ア....ガガァ」



    金髪の巨人の左半身が突如現れた雌型の巨人により吹き飛ばされる!



    リヴァイ「!!!お前ら...戦闘態勢に入れ!」




    「「「「はっ!」」」」




    本当の戦いはまだ始まったばかりだ.......
  160. 160 : : 2015/06/04(木) 17:18:54
    ―――壁上  


    「団長!」


    エルヴィン「どうした?」


    「突如あらわれた謎の巨人により、アルレルトがやられました!」


    エルヴィン「なんだと!」


    ハンジ「まさに、最悪のタイミングだね....エルヴィン!私達が援護に行くよ!」


    エルヴィン「...よし!ミケの班と第五班はハンジに続け!」



    ―――



    ―――



    ―――




    ハンジ「急ぐよ!みんな」



    「はいっ!」



    ミケ「クンックンッ....!ハンジ!」


    ハンジ「どうしたんだい?ミケ」


    ミケ「...みろ」


    ハンジ「?......!」





    「.........」ザッ





    ハンジ「どうしたんだい?君の班は向こうのはずだよ.....




               





                     ........ベルトルト!」





    ベルトルト「.....語る必要はなさそうですね....」




    ハンジ「.....」




    ベルトルト「ハンジさん...ミケさん...あなた達は危険だ.....ここで足止めさせてもらいます!」



    ハンジ「....どうしても、やらなきゃだめかい?」


    ベルトルト「えぇ...これは避けられないことなんです...」


    ハンジ「訓練の時とは違って怖い顔をするね...でもいいのかい?私たちにばらしちゃっても」


    ベルトルト「いいんです...僕は"大切な人"が生きていられるなら...自分の命なんて安いものだ!!!」


    ハンジ「.....そうか....君たちにも事情はあるだろうけど私たちも人類を守る身全力で戦わせてもらうよ!」


    ベルトルト「.....最後になるかもしれない相手があなた達で良かった......」


    ハンジ「そりゃお互い様....」


    ミケ「...フッ...さぁ行くぞ....」



    ハンジ「...あぁ!」












    ベルトルト「.......行くぞ!!!調査兵団!!!!!」ガリッ




    ピシャァァァァァァァァン!!!  ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!



    超大型巨人「ォォォオオォォォォオオォォォオ!!!」ブシュゥゥゥゥゥゥッ

  161. 161 : : 2015/06/04(木) 17:39:12
    ―――雌型side
     

    ブシュッ  ザクザクッ   プシュゥゥゥゥゥゥ    ヒュンッ


        
    強い! これが人類最強!



    雌型「....フッ!」ブンッ


    リヴァイ「...!」プシュゥ! ザンッ!


    さっきからよけられてばかりだ....しかも....



    エルド「...」クイックイッ


    グンタ「...」コクッ


    ペトラ「...はぁ!」ザンッ


    オルオ「...はっ!」ズバッ



    この人たちも厄介だ...


    金髪「....あ...ぁぁ」シュゥゥゥゥゥゥ



    アルミンは再生まであと三分はかかる、なら...三分以内にこの人たちを倒す!



    リヴァイ「...お前が今考えていることを当ててやろうか?」



    !!!....なんだ急に....



    リヴァイ「...今、俺たちをアルミンが再生し終わる約三分の間で倒そうと思ったろ?」



    なんだ!....こちらの考えがバレている!?


    リヴァイ「お前は今少なからず動揺を見せた.....中にアルミン同様人が入ってることを証明できたわけだ...」


    リヴァイ「そんなお前になぜ考えてることがわかったか教えてやろう...」


    .........



    リヴァイ「一つ...アルミンの再生にかかる時間を把握してるのはお前ら巨人化能力者だけとは限らない...」


    リヴァイ「二つ...お前は人間の姿でも絶対に嘘は下手なタイプ...」


    リヴァイ「三つ...俺はそういう舐めた態度をしたクソ野郎を日常的に見ている!...」




    ......むちゃくちゃだ!!!

  162. 162 : : 2015/06/04(木) 18:22:31
    リヴァイ「そして...ひとつ謝ることがある」







    リヴァイ「手加減して悪かったな...ここからは俺も本気でやらせてもらう...」



    本気じゃない!?...ハッタリ?それとも....


    リヴァイ「お前ら...アルミンの周りについていろ!」


    「「「「はっ!」」」」


    リヴァイ「三分以内に倒されるのは...」パシュッ!




                 ~お前だ!~



    来る!....いや、遅いいける!



    雌型「.....!」ブゥンッ



    リヴァイ「!...っらぁ!!!」ズバズバズバズバズバッ!



    なっ!腕を切りながらのぼってくる!


    リヴァイ「っし!」ズドンッ


    クッ!...目をやられた!
    速い....全てが桁違い....完敗だよ....私だけじゃ到底叶わない......



          


                私、一人なら....ね




    パシュッ




    リヴァイ「!」キンッ



    リヴァイ「.....これは仲間に向けるものではないが?......」





    リヴァイ「ライナー....」ギロッ



    ライナー「....フッ...まぁ、そう怒らないでくださいよ...」



    リヴァイ「...なぜ攻撃した?」


    ライナー「...兵長、あんたが危険だからだ...」


    リヴァイ「...その発言...お前は"あっち側"と認識していいのか?」


    ライナー「えぇ...俺たちは最初からこのつもりでここに来た!」


    リヴァイ「...そうか、だがわからんな...お前らはそうまでして何がしたいんだ?恨みか?それとも...命令されているのか?」


    ライナー「...命令されてるんですよ...あるやつにね...」


    リヴァイ「...ほぅ...で、お前も俺と戦うのか?」


    ライナー「そのつもりです」


    リヴァイ「...じゃぁ、精々守りたいもん守れるくらい全力でかかってこい!」


    ライナー「なんだ...だいぶ気づいてるんじゃないですか?」


    リヴァイ「さぁな....だが、お前の相手は俺ではないらしい...」


    ライナー「はっ?」


    パシュッ ギュイィィィィィン    パシュ   パシュゥ ギュイィィィィン



    ジャン「兵長!ご無事ですか?」


    リヴァイ「あぁ」


    ミカサ「....ライナー」


    ライナー「そうか...お前らが」フッ


    クリスタ「ねぇ!どうして!なんで人類を攻撃するの!」


    ライナー「...俺に勝ったら教えてやるよ」


    ユミル「いいのか?お前安々と承諾しちまって...」


    ライナー「俺は負けない...いや負けるわけにはいかないからな!」


    コニー「おいおい...それなんていうか知ってるか?.....えっと.....え~っと」


    サシャ「フライですね!」


    ジャン「フラグだ馬鹿」


    ライナー「...かかってこないのか?」


    ジャン「ばーか...早くしろよ...本気でやんなきゃ意味がない...それにお前の気も済まないだろ...」


    ライナー「...フッ、ならば本気で行こう!」ガリッ



    ピシャァァァァァァァン!  ズドォンッ  


    リヴァイ「...こちらも復活したらしいな...」



    鎧の巨人「コォォォォォォ!」ゴゴゴゴゴ


    雌型の巨人「フゥゥゥ!」パキパキ


    ジャン「行くぞ、お前ら...抜け!」


    リヴァイ「お前たちも行くぞ...出し惜しみしても勝てる相手じゃない...」


    リヴァイ「見せてやるぞ...」


    ジャン「新兵器を!」


    リヴァイ「...それに」フッ


    リヴァイ「三分たったぞ...雌型」



    金髪の巨人「ウォォォォォォォォォォォ!!!」


    リヴァイ「俺たちは雌型をやる、お前たちは鎧だ!」


    ジャン「はっ!」



    リヴァイ「さぁ...いくぞ」


    ジャン「俺はお前を....駆逐する!」
  163. 163 : : 2015/06/04(木) 18:55:45
    ―――時間は少し遡る


    「お前ら...全員武器を捨てろ」カチャ


    「「「「「「!!!」」」」」」


    ジャン「...何だお前ら?」


    「お前が知る必要はない」


    ジャン「じゃぁ、質問を変える...なんのようだ?」


    「それも、知る必要はない」


    ジャン「そうか....」


    相手は10人ちときついかもしれないな...


    ジャン「お前ら、ここは言うことを聞こう...」


    ガシャンッ   ガシャンッ  ガシャンッ   ガシャンッ  ガシャンッ




    「よしよし、聞き分けがいいじゃないか...」ツカツカ


    ジャン「...!」ドゴォッ


    「おいおい、なにしてくれてんだよ!」ズザザ


    ジャン「攻撃するなとは言われてないからな」


    ミカサ「...」ダッズドンッ


    「ぐはぁ!」ドサァ


    コニー「...ほっ!」ドゴッ


    サシャ「やぁ!」


    「うぐっ!」ドサァ


    クリスタ「はっ!」ボガッ


    「うっ!」ザッ


    ユミル「はい止め!」スパァン!


    ジャン「お前ら一気に畳み掛けるぞ!」


    「そう簡単に行くかよ!」シュッ カチャ


    ジャン「!...一体何もんだよ...あんた」


    「さぁな....じゃぁ、さよならだ...中々面白かったぜお前ら」


    ジャン「クソッ」


    こんなところで死ぬわけには行かない!なにか解決策は!


    「......」スゥ チキッ


    もうだめだ!  やられる!!!



    パシュッ   バキンッ


    「ちっ!」シュバッ


    ジャン「なっ!...だれだ!?」


    銃をアンカーで弾きやがった!



    「おいおいおいおいお~い、一体何だ?何もんだお前ら?」



    「....なんの変哲もない悪役....バイキンマンと...」


    「ドキンちゃんで~す」


    「はぁ?ギャグのつもりか?センスがねぇよ」


    バイキンマン?「我らがリーダーがひと晩考え込んだ名前でね...センスはないけど馬鹿にするのは傷ついちゃうからやめてあげてよ...」


    ドキンちゃん?「あぁ、やめてやれ...泣くぞ...センスがないのは認めるが...」


    「.....急にお前らのリーダーがかわいそうに思えてきた...」


    ドキンちゃん?「さぁ、君らは早く行きたまへ...」





    ピシャァァァァァァァァァン!    ズダァンッ!  




    ドキンちゃん?「!...あちらの方も大変みたいだからな」




    ジャン「あっちは、アルミンか!すまない...ここは任せた」


    ミカサ「ありがとう...」


    バイキンマン?「礼には及ばないよ...困ったときはお互い様さ...」


    ジャン「.....?....まぁいいや、とにかくありがとう!」パシュッ


    サシャ「今度会えたらお礼をさせてください!」


    ドキンちゃん?「いや....いい」


    コニー「じゃぁな!黒マントの人!」






    ジャン「.....」



    さっきの人どこかであったことがあるかもしれない......





    ―――


    ―――


    ―――


    「あ~ぁ、逃がしてくれちゃって、どうしてくれんだよぉ~」


    バイキンマン?「その割には待っててくれたみたいだけど」


    「どうだかな....お前らこの人数差で勝てると思ってんの?」


    ドキンちゃん?「ほぅ、逆に勝つ自身でもあるのか?切り裂きケニー...いや、今は第一憲兵隊長ケニー・アッカーマンか?」


    ケニー「ほぉ、俺を知っているのか....面白い...お前ら...殺るぞ」





    ドキンちゃん?「残念ながら、お前たちは...」


    バイキンマン?「僕たちにあった瞬間...」


    ドキンちゃん?「詰んでるんだよ...」






    バイキンマン?「バイバイキ~ン!」





    ケニー「はっ!腹にどでかい風穴開けてやるよ!!!」

  164. 164 : : 2015/06/05(金) 21:29:12
    まだ?
  165. 165 : : 2015/06/07(日) 16:02:44
    ―――ハンジ&ミケside

      
    ドゴォォォォォォォォォォォォォォンッ!!!


    ハンジ「次!来るぞ、避けろ!」パシュッ



    超大型巨人「オォォォォォオオオォ!!!」ブゥンッ!



    ミケ「.....むぅんっ!」ズバッ



    ハンジ「腕をやれたかい?」



    ミケ「だめだ....厚すぎる俺一人じゃ到底削げない...」



    流石、調査兵団の精鋭....こんな遅い攻撃じゃ避けられてしまう...


    ハンジ「よし....なら、モブリット!」


    モブリット「はっ!」


    ハンジ「君は増援を呼んで"アレ"を持ってきてくれ...それまで私たちは耐えとくから...」


    モブリット「分かりました!」パシュッ



    ミケ「....俺の班は右腕...ハンジと第五班は左腕だ、いいか...決して焦るな!」


    ハンジ「さぁ~て、人類の底力見せてあげるよ!ベルトルト!」

  166. 166 : : 2015/06/07(日) 16:16:36

    超大型巨人「グォォォォォォ!」ズガガガガガガガガッ!


    ハンジ「なっ!両腕で攻撃してきた!」


    ミケ「ハンジ!行けるぞ!」パシュッ


    ハンジ「あぁ、行くぞ!」パシュッ


    ハンジ「みんな!一斉にかかるぞ!」


    ミケ「お前ら、この一撃に全てをかけろ!」



    ハンジ「全員で!」


    ミケ「削り取れ!」




    ズバッ!   ズバッズバッズバッ!   ズバッ!  

       ズバッ!        ズバッズバッズバッ!  ズバッ!




    ドォオンッ!    ドォオンッ!



    ハンジ「よし!、両腕もらった!」


    ミケ「今だ!、全員で項を切り取れ!」パシュッ




    あなた達に意地があるよに.....僕にも曲げられない意地があるんだ!!!




    超大型巨人「オォォォオオォォォオ」ボォォォォォォォォォォ!!!



    ハンジ「うわっ!熱い!!!」


    ミケ「くっ!...どうする?これでは近づけない...」


    ハンジ「しかも...熱風を出しながらも再生はできるみたいだ....しかもあの再生速度...以上だよ...」



    超大型巨人「オォォオオォォォオオォォ!!!」シュゥゥゥゥゥゥ ボォォォォォォ


    ミケ「このままでは、ジリ貧だ」


    ハンジ「いや...こちらが圧倒的に不利さ...見なよ...」



    ミケ「...!これは」



    ハンジ「さっきの両腕の攻撃だろうね...アンカーが届く射程距離内に建物がない.....全て壊されてしまったんだよ」


    ミケ「.....」


    ハンジ「いよいよ、ピンチだね...」
  167. 167 : : 2015/06/07(日) 17:14:16
    超大型巨人「オォォォオオ!」スゥッ


    ハンジ「どうやら、出すのもおさめるのも自由なようだね...」


    ハンジ「ミケ...後どのくらい飛べる?」


    ミケ「もって数回...あいつの腕を削ぐとなると怪しいな...」


    ハンジ「なりふり構ってられないか...」



    「ハンジ分隊長!」



    ハンジ「!...モブリット!」




    カラカラカラカラカラカラカラカラ...




    モブリット「ただいま戻りました!」


    ハンジ「ナイスタイミングだ!それに....」


    モブリット「えぇ...間に合いました」

      
    ???『』ゴゴゴゴゴゴゴゴコ


    ハンジ「まったく、夜じゃなかったらこんなもの持ち出せないよ...」


    ミケ「だが、おかげで勝機が見えてきた...」


    ハンジ「あぁ!」


    ハンジ「モブリットに増援のみんな、みんなはこれを超大型の真正面に当たるようにして欲しい...」


    モブリット「了解です!」


    「「「「はっ!」」」」


    ハンジ「そして...第五班、ミケの班はさっき同様超大型のうでを削ぐよ!」


    ミケ「あぁ!」


     

    何だあれは?シートがかけられていて何かわからない....だが僕の直感が告げている......あれはヤバイ!!!


    早く壊さなくては!



    超大型巨人「グォォォォォォォォオオ!」ブゥンッ!


    「目標、狙いはこれです」


    ハンジ「させるか!」パシュッ


    ミケ「.....」パシュッ


    「「「「「.....」」」」」パシュ


    ハンジ「これで終わりさ!」



    ミケ「ふんっ!」




    ズバッ!   ズバッズバッズバッ!   ズバッ!  

       ズバッ!        ズバッズバッズバッ!  ズバッ!





    ドォオンッ!    ドォオンッ!



    くっ!腕が!!!




    モブリット「さぁ、いくぞ!」バサッ!



    砲台『』ガゴォンッ!!!



    なっ!砲台!?



    ハンジ「君はトロスト区襲撃時、固定砲台を狙った...それが"ある"兵士の話で分かっている...君にも有効なんだろ?これ」


     
    まさか!!!


    「準備、完了しました!」




    ハンジ「対超大型巨人専用兵器.....名を...Titan・Killer!」



    ミケ「勿論普通の砲台じゃない...その威力は榴弾のおよそ10倍これが何を意味するか....わかるな」


    ハンジ「君の負けだ!ベルトルト!!!」




    モブリット「撃てぇ!!!!!」ビッ




    T・K『』ドォォォォォォォォォォォォォン!





    ヒュォォォォォォォォォォォッッッ!!!






    ごめん....ライナー...アニ.....負けちゃった.....









    ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!!!


  168. 168 : : 2015/06/10(水) 17:57:05
    ―――リヴァイside


    パシュッ  キンッ  キンッ  キンッ




    リヴァイ「チッ...なんだそりゃ...お前も鎧同様、硬化ができるのか?」


    ペトラ「兵長!だめです!ブレードでは通りません!」


    雌型の巨人「フゥゥゥゥゥ」パキパキッ


    リヴァイ「グンタ!オルオ!ペトラ!お前らは硬化していないところを斬れ!隙は俺とエルドがつくる!」



    オルオ「了解!」ギュンッ


    ペトラ「はいっ!」ギュンッ


    グンタ「はっ!」ギュンッ






    リヴァイ「行くぞ!エルド」パシュッ


    エルド「了解です!」パシュッ









    雌型の巨人「.......」スッ
  169. 169 : : 2015/06/27(土) 18:20:11
    この作品人気なさすぎワロタwww
  170. 170 : : 2015/06/28(日) 04:59:28
    同意wwww
  171. 171 : : 2015/06/28(日) 06:11:17
    期待
  172. 172 : : 2015/07/01(水) 19:01:26
    見てみると意外に面白いな...


    人気ないけどw
  173. 173 : : 2015/07/19(日) 14:51:19
    人気の作品なんてほとんど訳の分からんチートものだからな
    進撃の世界観壊さないでやってるのは珍しいな
  174. 174 : : 2015/08/14(金) 15:28:34
    人気がないのは自覚済みです(笑)

    気長に投稿していくので、みなさんも

    あぁ、まだやってたんだなこの作品くらいの気持ちで見ていただければ幸いです

    では、始めていきます

  175. 175 : : 2015/08/14(金) 15:42:30
    期待です
  176. 176 : : 2015/08/14(金) 16:13:27
    期待です!
  177. 177 : : 2015/08/17(月) 12:32:12
    期待コメありがとうございます!
  178. 178 : : 2015/08/17(月) 13:23:46
    リヴァイ「.....エルド、抜刀準備」パシュッ


    エルド「はっ!」パシュッ


    リヴァイ「.......」




    まさか、本当に出てくるとはな.......


    ―――――――――――
    ―――――――――
    ――――――
    ――――


    ハンジ「え!?新しい武器が必要?」


    エルヴィン「どういうことだ?リヴァイ」


    リヴァイ「....あぁ、聞いた話によると鎧の巨人ってのはブレードは愚か砲弾までも効かないらしい」


    リヴァイ「それに、いつ鎧同様の能力をもった巨人が現れてもおかしくない...」


    ハンジ「いや...それはどうだろうね」


    リヴァイ「まぁ、我ながら頭のおかしい発想だとは思う...だがな常に最悪を想像しなければ奴らに何か到底勝てやしない」


    エルヴィン「なるほどな.....一理ある、ハンジ考えてみてくれないか?」


    ハンジ「う~ん、難しいけどやってみるよ!...で、どのような武器をご所望かな?」


    リヴァイ「.....折れないブレードがいる」


    ハンジ「そりゃまた無理難題ふっかけてくれるね...」


    リヴァイ「今のブレードじゃ立体機動をしても限界がある...より鋭利に深く切れるそんな武器が必要だ」


    ハンジ「って言ってもなぁ~....!いや、確か東洋の文献でそんなのがあったような」ブツブツ


    エルヴィン「どうした?ハンジ」


    ハンジ「そうだ!リヴァイさっきの案現実にできるかもしれない!」


    リヴァイ「.....ほぅ」


    ハンジ「そうだ、これが上手くいけば鎧にも有効な攻撃ができる...加えてアルミンと協力すれば倒すことも夢じゃない!」


    ハンジ「早速、技巧班にこの案を伝えてくる!」


    エルヴィン「フッ、いつもの怪しい発明品じゃないことを祈っているよ...」


    ハンジ「まかせて!今のところ案は二つあってね、もう頭の中で出来上がってる!」


    ハンジ「まぁ、どちらも使う人の腕次第だけどね!」


    リヴァイ「...いいじゃねぇか、俺たちには今馬鹿みてえな訓練期間があるんだ、必ずものにしてやるよ...」


    リヴァイ「一ヶ月で完成させてこい!」


    ハンジ「まかせとけ!」ダッ


    ――――
    ――――――
    ―――――――――
    ―――――――――――


    リヴァイ「.....!」ジャキンッ


    エルド「!」ジャキンッ


    雌型の巨人「!!!」パキパキ


    ガキィンッ  ガキィンッ


    !?ブレードが折れない 


    ズバッ    ズバッ    


    くっ!腕の筋肉がやられた!


    オルオ「へっ!ざまぁみろ!」パシュッ


    ペトラ「...」パシュッ


    それになんだ?あのブレードは今までとは明らかに違う


    リヴァイ「....これは東洋に伝わる”カタナ”といってな従来のブレードより強度、切れ味ともに格段に上だ...その分癖も強くてモノにするのに大分かかっちまった...」


    ......カタナ?とにかくあれを壊せば私の勝ちだ


    リヴァイ「さぁ、雌型...硬質化の具合は十分か?」チャキッ
  179. 179 : : 2015/08/17(月) 13:56:28
     
    くそっ!壊せないどんどん切られていく!


    雌型の巨人「フッ!...フッ!」ブンッ ブンッ


    グンタ「はぁ!」スパァンッ


    リヴァイ「こいつは俺の手によく馴染む....」カシャンッ


    エルド「兵長!またカタナ一本でやる気ですか!ほんと危険ですからやめてください!」


    リヴァイ「...フッ」タンッ パシュッ


    オルオ「兵長が無茶をなさるなら!」スパァンッ


    ペトラ「私達がその手助けをする!」ズバッ


    グンタ「今です!兵長!!!」ガキィンッ


    リヴァイ「....あぁ」チャキンッ


    立体起動装置の横に取り付けてある鞘をとりそこにカタナをしまう....



    雌型「フー!フー!」グググッ


    くそ!くそくそくそっ!間に合わない!


    リヴァイ「....!」


    お前の硬質化は一箇所にしかできない...それを今グンタが斬った箇所に使った...


    リヴァイ「....お前の....負けだ」スッ!!!


    抜刀術...カタナを鞘に収めた状態で帯刀し、鞘から抜き放つ動作で一撃を加えるか相手の攻撃を受け流し、二の太刀で相手に止めを刺す形、技術を中心に構成された武術である!


                 スパァンッ!
       
     

    一撃目!



                 スパァンッ! 


    そして、即座に二擊目....その正確な太刀筋は項の周りを抉り取った!



    雌型の巨人「ァ....アァ」ブシャッ




    く........そ...ごめ....お..父...さん




    パシュッ   スタッ


    リヴァイ「安心しろ....峰打ちだ」キンッ


    リヴァイ班「いや、それはない」
  180. 180 : : 2015/08/17(月) 14:16:41
    ―――ジャンside


    ジャン「お前ら...準備はできたか?」


    ミカサ「...」チャキッ


    コニー「おぉ!」


    サシャ「いつでもいけます!」


    ユミル「おいおい、クリスタビビっちまったのか?」ケラケラ


    クリスタ「こ、これは武者震いってやつだよ!」プルプル


    ジャン「あー、いいんだな...さて、目標は俺たちの準備を待ってくれるような紳士だ、丁重に相手をするぞ!」


    ジャン「よし....行くぞ!!!」パシュッ


    104期班「了解!」パシュッ



    鎧の巨人「.....」


    さて、来たか自分でも思った以上に冷静だ...これならいける!
    しかし、警戒しなければいけないのはあの武器だ...

    何だありゃ?ブレードじゃない形状で言えば棍棒に近いしかし、随分と鋭利じゃないか

    ははっ、柄にもなくワクワクしてきた!


    鎧の巨人「グォォォォォ!」ダッダッダッ


    かつての仲間だからといって、容赦はしない!
  181. 181 : : 2015/08/17(月) 15:24:18
    鎧の巨人「グォッ!」ブンッ


    ミカサ「フッ!」ギャギャギャッ


    鎧の巨人「.....」

    見たところ折れない武器といったところか....だがそんなナマクラでは俺の鎧に傷一つつけられんぞ!


    ジャン「言っとくけど...これはお前の鎧を砕くためにあるんじゃない...お前の骨を砕くためにあるんだよ!コニ―、サシャ、ミカサ、やれ!」


    コニー「よっしゃぁ!」

    サシャ「はっ!」

        
       ガキィンッ  ガキィンッ


    ミカサ「しっ!」

    ジャン「でやぁ!」

           ガキィンッ   ガキィン



    なんだ?両肩の前後を同時に叩かれた?....


    鎧の巨人「....!」バキッバキッ ガクンッ


    な!腕が!


    ジャン「鎧徹し、相手の防具越しに威力を伝える古流の武術だそうだ、それを巨人相手にやるってんだうちの上司は頭のネジが一つや二つ飛んでるじゃねぇか?」


    ミカサ「でも、ちゃんと効いている...」


    ジャン「まぁ、そうなんだが」


    おいおい、まじか鎧を貫通して中の骨だけ砕くとかどういうことだよ...だが、腕がやられたからといって負けるわけではない!


    ジャン「それを、ほかの奴が頑張ってやった技とは比べないほうがいい、俺達は天才じゃないが」


    ジャン「達人ではあるからな...通常より修復には時間がかかる」ニヤッ


    ミカサ「まぁ、私は天才だが」ムッ


    ジャン「はいはい、文句はあとでたっぷり聞いてやるよ、クリスタ!ユミル!今だ」バッ


  182. 182 : : 2015/08/17(月) 15:34:34

    ユミル「ふっ!」ズバッ


    クリスタ「ほっ!」ズバッ


    ジャン「あれだけ早く動けるんだ、膝の裏は硬質化してないのはわかってたよ」


    鎧の巨人「グッ!」ガクンッ


    ジャン「そして、体制が崩れ抵抗ができなくなった瞬間、アルミン!」


    金髪の巨人「ぐぉぉぉ!」ガシッ


    後方から鎧の巨人の腰に腕を回し、クラッチしたまま、後方に反り投げる、それはまさしく


    金髪の巨人「うぉぉぉ!」ブゥンッ



    ジャン「ジャーマンスープレックスってか」



    ズドォォォォォォォォォンッ!!!



    鎧の巨人「グ......ガガ」



    ありがとう.......みんな





    ジャン「そのまま、鎧ごと砕けることを願うよ...お前の戦士としての意志がな」






    ミカサ「格好付け、乙」


    ジャン「うっせぇ!」
  183. 183 : : 2015/08/17(月) 15:53:29
    くっそwwwツッコミに笑っちまうww


    期待してるよ!
  184. 184 : : 2015/08/17(月) 21:13:28
    >>183  

    マジですかΣ(゚д゚lll)自分でキーボードうってて恥ずかしくなってたんですけど(笑)
  185. 185 : : 2015/08/17(月) 21:50:52
    リヴァイ「終わったようだな」


    ジャン「兵長!そちらは?」

     
    リヴァイ「無事、捕獲した」


    ジャン「てことは、あとはハンジさんのとこがどうなったかですね...」


    リヴァイ「いや、あちらも決着がついたようだ」


    ジャン「そうですか....」ホッ


    ミカサ「ジャン、ライナーの捕獲、たった今完了した」


    ジャン「そうか、でライナーの様子は?」


    ミカサ「吹っ切れたような顔して眠っている」


    ジャン「そっか...」


    ミカサ「安心した?」


    ジャン「ん?いや、良かったなとは思ったけどまだ安心はできねぇよ...上がどんな判決を下すか分かんねえからな」


    ミカサ「...そうね、でも今はまず壁を塞がなくては...」


    ジャン「そうだった、アルミン!できるか?」


    金髪の巨人「...アゥ」コクッ




    ズズズズズズズズズズズ







    852年、人類は初めて巨人から領土を取り戻した


    これが人類史上初となる歴史的な勝利として語り継がれていくことになる



               ~報告書~


    作戦参加人数 78人

    負傷者 10人の内重傷者 2人

    死亡者 3人


    戦果 トロスト区奪還、知性巨人、ベルトルト・フーバー、アニ・レオンハート、ライナー・ブラウンの確保

    彼らの処遇については後日審議を行う


                      





              報告者:調査兵団団長エルヴィン・スミス  
  186. 186 : : 2015/08/17(月) 22:24:19
    ダリス「ふむっ、今回はよくやってくれたね」


    エルヴィン「いえ、よくやってくれたのは私ではありません、彼らがいたからこそ実現できた作戦です」


    ダリス「そう謙遜をするな、これは間違いなくお前のおかげだ」


    エルヴィン「恐縮です」


    ダリス「...話は変わるが例の巨人化能力者だがお前はどのように考えているのだ?」


    エルヴィン「アルミン同様、調査兵団に協力してもらいたいですが今回ばかりは難しいでしょうね...」


    ダリス「うむ、アルレルト君のように人類に貢献してくれるのならよいが、彼らが起こしたことは少々大きすぎてな...民衆やら他の兵団さらにはウォール教までもが大反対、いま暴動が起こっても不思議ではない...」


    エルヴィン「...」





    その後日、確保された巨人化能力者について審議が行われたがエルヴィンの予想通り、彼らはこの壁内の害という判決を受けた

    民衆の前での公開処刑それにより人類の士気を高めるというのが調査兵団以外の判断だった...



    判決が下された日の夜、地下深くに収容された巨人化能力者たちはある人物に会っていた



    アニ「.....これはどういうことだい?」


    ライナー「なにがだ?」


    ベルトルト「憲兵の人が拘束を解いてどっかにいったことでしょ」


    アニ「私達、一応死刑囚だよね?」


    ライナー「そうだな、なにか理由があるんじゃないか?」


    ベルトルト「それとも、うっかり?」


    アニ「さすがの憲兵でもそれは...」


    ライナー「ないとは言い切れんな」ハハッ


    ベルトルト「ん?誰か来たみたいだよ」


    コッ  コッ  コッ  コッ    ギィィィィィィィィ


    アニ「あんたは!」






             「よう、”また、会ったな”」

  187. 187 : : 2015/08/17(月) 22:41:26
    ―――死刑執行日


    「貴様ら、出ろ」


    アニ「....」ジャラッ


    ライナー「.....」ジャラッ


    ベルトルト「....」ジャラッ



    彼らは何かを決意し死刑台へ向かう





    エルヴィン「最初に謝罪しておきたい、君たちを救えなくてすまなかった」ペコッ


    ライナー「――――――ッ!!!、何を言ってるんですか!俺達は壁を壊したんですよ、むしろこれが当たり前なんです!」


    ベルトルト「それに、覚悟してなかったわけじゃありません」


    アニ「もういいんですよ」


    エルヴィン「.....本当にすまない、だが最後に何かしてほしいことはないか?私にできることなら何でもする」


    ライナー「な、ならっ!あいつらに俺たちの同期に合わせてくれませんか?!」


    ベルトルト「....ライナー」


    アニ「.....」


    ライナー「あいつらにちゃんと謝りたいんです!、許してもらえるとは思わないけどじゃないと俺の気が済まない!」


    アニ「....俺のじゃなくて俺たちでしょ?」


    ベルトルト「そうだよ、謝りたいのは君だけじゃない...団長僕からもお願いします」ペコッ


    アニ「私からも、お願いします!」ペコッ



    エルヴィン「わかった...彼らには伝えてくる、ここで待っていてくれ」スタスタ


    ライナー「~~~ッ!ありがとうございます!!!」バッ
  188. 188 : : 2015/08/17(月) 23:09:05
    ―――しばらくして....


    エルヴィン「すまない、一時間ほどしか時間が取れなかった」


    ライナー「いえ、ありがとうございます」


    エルヴィン「では、私は席を外すよ」ガチャッ


      

          バタンッ



    部屋が静寂に包まれる、その静寂を破ったのは


    ライナー「お前ら、俺の話を聞いてくれるか?」


    ジャン「フッ、随分とすっきりした顔してんな、ここに集まった奴らはお前らと話がしたかったやつらだ、存分に話せよ」


    ライナー「.....ありがとう」



    ライナー「みんな、すまなかった!」ガバッ


    ライナー「俺はお前らを騙していた、こんなんで許されるとは思わんが言わせてくれ!本当にすまなかった!」


    アニ「ごめんなさい!」ガバッ


    ベルトルト「ごめん!」ガバッ


    ミカサ「....顔を上げて」


    ライナー「....えっ?」


    ベシッ!  ベシッ!  ベシッ!


    顔を上げた三人の脳天にチョップが炸裂する


    ミカサ「これでこの話は終わり、さて次の話にいこう」


    ベルトルト「ちょ、ちょっと待ってくれ!僕ら死刑執行される前に殺される覚悟で謝ったのになんかすっごい軽くあしらわれた感じなんだけど!」


    ミカサ「...実際、あなた達はひどいことをしたかも知れない、でも戦士としてのあなた達は、あの日私たちに倒され消え今話しているのは兵士としてのあなたたちにだ」


    アルミン「そうだよ、君たちの顔をよく見ればわかるよ...」


    サシャ「とりあえず、これでこの件はおわりですね!」


    コニー「だな」


    アニ「で、でも...」


    クリスタ「これは、みんなで決めたことだよ」


    ユミル「今日ここに来たのはホントに世間話程度なんだけどな、訓練所にいた頃みたいのな...」


    ジャン「まぁ、その前にも聞かせてくれよ、お前らの話訓練所で話した内容が嘘ってことはまだお前らのことなんも知らないってことになるだろ...」


    ライナー「あぁ、わかった....これから話す内容は突拍子もなくて信じられないような話だが聞いてくれるか?」


    ジャン「最初に言ったろ?存分に話せってな」ニカッ


    ライナー「ありがとう......俺たちは―――――――――






    ライナーはポツポツと自分たちの生い立ちを話し始めた

    その話の中で出てきた、獣の巨人というのがライナーたちを壁内に送り”座標”と呼ばれる力をもつ巨人化能力者を探してくる

    ざっくり要約するとこんな感じだ....


    そのほかにも、自分たちの家族を人質に取られていることや、どのように知性をもつ巨人になったのかなど、嘘偽りなく彼らは語ってくれた.....
  189. 189 : : 2015/08/17(月) 23:36:42
    ライナー「と、まぁこんな感じか...」


    アルミン「その話が本当なら...僕は誰を食べたんだ.....」


    ライナー「そういうのは、覚えてないのが普通だ....俺やアニ、ベルトルトも覚えてないからな...」


    アルミン「そうなんだ...」


    ジャン「おいおい、なんか辛気くせえぞお前ら!もっと楽しく会話できねぇのかよ!」


    ミカサ「そのとおり、こんなままでは悔いが残る...あと三十分ほどある思う存分話そう」


    アニ「.....あぁ!」



    それからは、色々な話をした訓練兵のころの愚痴、思いでこの時は訓練兵の頃に戻ったような感覚で話をしていた、楽しい時間はそう長くは続かなくて別れの時はやってくる....


    サシャ「うぇぇぇぇぇえぇん!行かないでくださいよ~」ポロポロギュー


    ライナー「おいおい、無茶言うな」ナデナデ


    コニー「.....なぁ、このまま逃げる気はないか?今なら俺も手助けできる...」


    ベルトルト「ははは、気持ちは嬉しいけど自分の命をそんな簡単に投げ出すようなことはダメだよ...それにこれは僕らが決めたことだからね」


    ミカサ「....アニ」


    アニ「なんだい?」


    ミカサ「怖くわないの?」


    アニ「ホントに最後の最後まであんたらしい質問だね....怖くないって言ったら嘘になる....これから行くところは文字通り死そのものなんだからね...」


    ミカサ「....」


    アニ「そんな悲しい顔はやめてくれよ」ポロッ


    アニ「ほらっ、あんたが悲しい顔するから雨が降ってきたじゃないか...」ポロポロ


    クリスタ「本当に行っちゃうんだね...」


    ユミル「仕方ないだろこればっかりは...私たちにできることは見届けることくらいなんだからよ」


    クリスタ「でも!」ポロポロ


    ライナー「クリスタ....いいんだよ」


    ジャン「....」


    アルミン「もう、会えないんだね」


    ライナー「何言ってんだ、アルミン」


    アルミン「え?」


    ライナー「きっとどこかで、会えるはずさ悪役ってのはな、どんなに理不尽な攻撃を受けようとも次の日にはピンピンしてるんだぜ、だから.....また...どこかで...”会えるはずだ”」ポロポロ


    アルミン「フフッ、なんだいそれ?でも確かに輪廻転生なんて説もあるくらいだ、またどこかで友達に...仲間にきっとなれるよ」ポロポロ


    「時間だ、出てこい」


    ベルトルト「時間みたいだね」


    アニ「あぁ、行こうか」


    ライナー「それじゃぁ、お前ら”またな”!」






            「「「「あぁ、また」」」」

  190. 190 : : 2015/08/17(月) 23:59:54
    ジャン「....行っちまったな、あいつら俺たちに心配かけないようにわざわざまた会おうなんて言いやがって....」


    ミカサ「行こう、私たちも」


    コニー「な、なぁ俺やっぱりやだよ、仲間が死ぬところを見るなんて」


    サシャ「......」


    ユミル「いいや、これは見なきゃいけないことなんだ、いくぞ」


    コニー「で、でもよぉ」


    クリスタ「コニー、気持ちはわかるけど...仲間の死はちゃんと見届けてあげようよ...」


    アルミン「うん、その通りだよ、時間も迫ってる行こう」






    「これから、お前らは民衆の前で殺されるその準備はいいか?」


    三人組「「「はいっ」」」


    「では、いくぞ」コッ コッ コッ





    デテキタゾ!   キョジンダ   ハヤクコロセ!  オレノムスメヲカエセ


         マダコロサナイノカ       サッサトシロ 


    コロセッ!    コロセッ!  コロセッ!     コロセッ!   コロセッ! 




    コッ   コッ   コッ   コッ   コッ


    一段また一段と階段を登る死刑台は高さにして10数メートル多くの民衆に見せつけるために用意された...

    その段数の多さは恐怖心を煽り精神を破壊していくには申し分なかった.....


    コッ   コッ   コッ   コッ   コッ



    アニ「......」


    ライナー「.......」


    ベルトルト「......」


    死刑台の上に立つ、民衆が静まり返ると執行人が口を開く




    「これより、超大型巨人、鎧の巨人、雌型の巨人を処刑する!!!」


           ウォォォォォォォォォォォオォオォォォオオォォォォオオォォ!


    この一言により民衆のボルテージは最大限まであがり早く殺せと言わんばかりに叫んだ....



    「.....」チャキッ




    執行人がブレードを構える....



        ズバッ      ズバッ      ズバッ


    3回の切断音、そのあとにゴトッと音を立てて落ちる首....


    切断面からは血が吹き出し処刑台を真っ赤に染め上げる...




    壁外の戦士たち


    ライナー・ブラウン


    ベルトルト・フーバー


    アニ・レオンハート



                              死亡 






    ジャン「くっ!」


    ミカサ「.......」


    サシャ「...ぅっ....うぅ」


    コニー「くそ!くそ!くそぉ!!!」


    ユミル「.....?」


    クリスタ「~~~~っ!」ポロポロ


    アルミン「.....(...この匂いは?)」



    数名が疑問を残し巨人化能力者の公開死刑は幕を閉じた....

  191. 191 : : 2015/08/18(火) 00:14:33
    なんか、またいろいろ起きそうな展開になってきましたな...



    まぁとにかく期待してまっす!
  192. 192 : : 2015/08/18(火) 14:34:59
    ありがとうございます

    これからも頑張っていきたいと思います!
  193. 193 : : 2015/08/18(火) 15:25:43
    それから数週間、調査兵団本部


    .......ガチャッ


    「いつまで、辛気臭い顔してやがる...」


    ジャン「....リヴァイ兵長」


    リヴァイ「まったく、覚悟していなかったわけではないんだろう?」


    ミカサ「......」


    ジャン「えぇ、まぁ....」


    コニー「でも、やっぱ....辛いっすよ....」


    リヴァイ「.....そうだな」


    サシャ「そ、それで今日はなんでこちらまで...?」


    リヴァイ「...お前らの様子を見にと、もう一つは仕事の話だ」


    ユミル「仕事ぉ?....生憎私たちは仕事を無事こなせるかもわからない精神状態ですよぉ?」


    クリスタ「ちょっ、ユミル...」


    リヴァイ「まぁ、無理にとは言わんがこちらの方も人が足りなくてな...今は対人戦に優れた精鋭が少しでも必要だ...」


    ミカサ「...対人戦?」


    リヴァイ「...なんでも、お前ら104期は対人格闘に優れた兵士が多いそうじゃないか...できることならこの任務にも参加して欲しいのだが...」


    ジャン「内容は?どんなことをするんですか?」


    リヴァイ「...最近、シーナの方でゴロツキや人拐いが増えているらしい...憲兵や駐屯兵だけでは対処しきれないからとこちらにも要請が来たらしい...」


    ジャン「....ゴロツキ」ピクッ


    ミカサ「人拐い...」


    ジャン「...俺は参加しますよ」


    リヴァイ「......他の者は?」


    ミカサ「...私も行きます」


    コニー「当然俺もだけど、そんなに大事になっているんですか?」


    リヴァイ「あぁ、なんでもそいつらは組織的な行動をしていてかなりでかい規模まで拡大してるらしい...」


    サシャ「そうなんですか....見過ごせませんね、私も行きます!」


    クリスタ「わ、わたしmユミル「お前はやめとけ」


    クリスタ「な、なんで?!」


    ユミル「お前が行っても何ができる?そんなヒョロヒョロなのに...」


    クリスタ「で、でも!困ってる人達がいるのに!それを見てるだけなんて私はできない!」


    ユミル「それは.....お前の本心か?....それとも」


    クリスタ「これは、私の本心私が望んだからそうするの!」


    ユミル「........そうかい、それならなにも言えねえ、へいちょ私も参加するよ...」


    リヴァイ「あぁ、ジャンの班は全員参加だな」


    ジャン「それで、俺たちはシーナのどこに行けばいいんですか?」


    リヴァイ「シーナの方は憲兵が片付けてくれるらしい..だが、他の区にもそいつらが移ってきている...調査兵団は二手に別れヤルケル区、エルミハ区に向かう...お前たちはヤルケル区に向かってもらう」


    ジャン「了解です」


    リヴァイ「お前の班には、俺とアルミン、ミケの班が加わることになっている....」


    ミカサ「兵長は自分の班はいいんですか?」


    リヴァイ「今は俺の班よりお前らの班の方が心配だからな....」


    ジャン「そうっすか、ありがたいです」


    リヴァイ「早速準備に取り掛かれ、出来次第出発する!」






         「「「「「「はっ!」」」」」」
  194. 194 : : 2015/08/18(火) 15:41:23
    ―――エルミハ区


    リヴァイ「...今回の作戦内容は、奴らをひとり残さず捕まえること...そのためなら多少、痛めつけても構わん...」


    ミケ「だが、奴らも馬鹿ではない...油断しないでいこう」


    リヴァイ「......そろそろ偵察に行った奴も帰ってくるだろう...」






    「ただいま戻りました、リヴァイ兵長!」



    リヴァイ「あぁ、でどうだった?」



    「敵の数およそ三十、銃などは確認できませんでしたがナイフを所持している者がほとんどでした...」


    ジャン「三十か...」


    リヴァイ「正攻法でいっても被害を増やすだけだ...アルミン考えられるか?」


    アルミン「...はい、そう言われると思って考えておきましたよ」




    リヴァイ「そうか、ならばその作戦を教えてくれ、皆に伝わり次第......作戦開始だ」

  195. 195 : : 2015/08/18(火) 16:06:41
    ―――裏路地



    「へへっ、でよぉ~」


    「おいおい、まじかよ」



    コンッ  コロコロコロコロコロ.....



    「あ?何だありゃ?」



    プシッ!...ブシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ


    「うわっ!煙幕d バキッ


    「おい!どうした!...うわぁ」ドゴッ


     
    「く、憲兵の奴らか?!」


    「いけ!お前らやっちまえ!」


    ジャン「憲兵じゃねーよ」ヒュンッ


    「なっ!」バキッ



    リヴァイ「敵数残り十このままいくぞ!」



    ミカサ「...!」ブンッ


    「ぐはっ!」ドサァ



    「くっ、このままじゃ......!」



    サシャ「あと少しです!」


    コニー「一気に行くぞ!」



    「お前ら、動くなぁあぁぁぁぁ!!!」


    ユミル「あん?」ピタッ


    アルミン「.....!」


    クリスタ「あれは!」


    「へへへ、動くなよ....この女を殺されたくなかったらな


    少女「.....」ダランッ



    ミカサ「お前!.....さらってきた少女を!」








    「ふぅ、鬱陶しい煙幕もなくなってきたな.....さて、こいつらが起きるまでもう少し待ってくれよ?」




    ミケ「.....クッ」


    ミカサ「...(ここはイチかバチか)」チャキ




    「いってててて」ムクッ


    「まったく....容赦ないぜ...」




    少女「ウッ.....ウゥ」


    「おっと!お嬢ちゃんも目ェ覚ましちまったか!だがもうしばらくおいちゃんたちに付き合ってくれるかい?」チャキッ


    少女「ひっ!」


    リヴァイ「人質なら....俺が変わろう」


    「はっ!なにいってんだぁ?あんたリヴァイだろ?そんな奴人質にできるわけねえよ!」


    リヴァイ「.....ちっ!」


    「まぁ、あんたの人質を救いたい気持ちはよぉ~くわかったぜ?」


    「なら、そこの金髪二人....来い」


    アルミン「....え?」


    クリスタ「わ、わたし!?」


    「そうだ、お前らだお前らとなら交換してやってもいいだろう



    アルミン「......」チラッ


    ミカサ「....」コクッ


    アルミン「分かりました」スタスタ


    クリスタ「....」スタスタ

  196. 196 : : 2015/08/18(火) 16:35:28
    アルミン「.....」スタスタ


    クリスタ「.....」スタスタ


    「へへへっ」チャキッ


    アルミン「....」スゥ


    アルミン「今だぁ!!!!!!」ゴォ!!!


    「なっ!」ビクッ


    ミカサ「ありがとう、アルミン!」ブンッ


    「しまっ グサッ 


    「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!」


    ミカサ「安心して欲しい、急所は外しておいた....さぁ、こっちへ!」


    少女「う、うん」タタタッ


    ミカサ「少女、保護しました!」


    リヴァイ「よくやった」ダッ


    ジャン「よしっ!....ん?」


    ミカサ「もう大丈夫、安心して」



    「フー!フー!」ギロッ


    ジャン「ミカサぁ!」ダッ


    「死ねぇぇぇぇぇ!」ヒュンッ


    ジャン「くっ!」バッ


    あぁ、なにやってんだ俺....俺は巨人に殺されるんじゃなくて人間に殺されんのかよ!

    あーもう!こんなことならミカサに告白しとけば良かった!

    まぁ、好きな女守れて死ぬんだそれこそ本望だな.....




        ガキィィン!!!


    それは、金属音...人体にナイフが刺さる気味の悪い音ではなく金属と金属がぶつかりあった音



    ジャンの前には黒いマントを羽織った人間が立っていた....



    「よく、やったな.......ジャン」ギギギギギギ


    声からして男だろうか、どこかで聞いたことのあるような声この人は自分の知り合い?そんな考えがジャンの頭には浮かんでは消えていく....そんなことより今ありえない光景を見ているのだから.....人の腕でナイフを防ぐ?



    「隊長!ご無事ですか!?」


    隊長?「んー?おー無事無事....さてお前らこれから始まるのはただの一方的な蹂躙作業だ....」バキッ


    静かに男は言う.....次第に彼と同じような黒いマントの集団が周りを包囲していた...



    隊長?「さてさて、死にたいやつから前にでろ...今なら殺して並べて晒すだけで勘弁してやるよ」ニヤッ



    男は不敵に笑う....ゴロツキ達には恐怖しかなかった....恐怖だけになった人間は冷静な判断力を失ってしまう...


    「う、うわぁぁぁぁぁ!」


    ゴロツキの一人が黒マントに殴りかかる


    ウワァァァァァ    オラァ


    一人また一人と増えていきいつしかゴロツキ全員が攻撃を仕掛けていた


    隊長?「やれやれ、おとなしく話を聞けばいいものを....ま、ちょっとまっててくれや、すぐ終わる」


    男はそう言ってゴロツキ立ちの方に向かう





    何はともあれ.....俺生きてんだなぁ
  197. 197 : : 2015/08/18(火) 17:04:18
    「はぁ、はぁ.....嘘だろ?」


    隊長?「たくっ、おいお前」


    「な、なんだ?」


    隊長?「お前....ゴロツキじゃないな?」ギロッ


    「は?な、何言って」


    隊長?「大方、第一憲兵のやつか?」


    「―――ッ!!!そんなの証拠がない!」


    隊長?「その動揺が何よりの証拠だよ、まぁここにいる半分は第一憲兵かな」
      

    アルミン「(このやり口もしかして!)」


    「フッ.....あぁそうだよ、でもなんでわかったんだ?」


    隊長?「お前らはゴロツキと違って格闘術を...それも訓練で習うものを...制圧ではなく殺人に特化した形で使っている...そんなの使ってんの...汚れ役を担うあんたら位しか使わないだろうよ!」


    「はっ!だがわかったからってどうしようってんだよ!」


    隊長?「そう、急ぐなよ...もう少し推理に付き合ってくれよ...あんたらの狙いはそこにいるアルミンとクリスタを捕まえてくる...違うか?」


    「........」


    隊長?「沈黙は肯定とみるぜ」


    ミカサ「(まさか!そんなはずは)」


    隊長?「さて、ここからが本題だ.....お前らそいつらを離してやれ...」


    「「「了解」」」


    リヴァイ「(一度捕まえたのに....なぜ?)」



    「.......なんのつもりだ!」チャキッ ダッダッダ


    隊長?「フッ......お前らのボスに伝えとけ」ヒュンッ


    「.....!」バッ


    男からとぶハイキックすかさずガードをとるが.....



    パシュッ!   ギュンッ    バキィッ!!!!


    「ぐぁぁあ!!!」ズザザザザ


    ものすごい勢いでぶつけられたキックは第一憲兵の腕の骨を両方へし折った



    ジャン「蹴りが.....加速....した?!」



    ....バサッ 


    蹴りと同時に男のフードが取れる



    サシャ「あ!」


    ユミル「....!まじか」


    コニー「すげぇ!!!」


    クリスタ「うそ!」


    アルミン「.....ふふっ!」


    ミカサ「....よかった」


    ジャン「....おいおい、なんのサプライズだぁ?これは」





    "あの頃"から、外見には多少変化が出たが男のことをみんな知っていた...








    エレン「次は俺から会いにいくってよ」ニヤッ


  198. 198 : : 2015/08/18(火) 17:35:50
    期待だぁ!!!
  199. 199 : : 2015/08/18(火) 17:54:43
    エレン「はい!みんなお疲れさん!今日のところは戻ってていいぞ」


    「「「了解!」」」


    エレン「あ、でもバイキンマンとドキンちゃんはやつらの後を追ってやつらのアジトを突き止めといて」


    ドキン「あぁ」


    バイキン「了解」


    彼は仲間に指示を出し終えるとこちらを向き一言


    エレン「久しぶりだな...お前ら!」


    彼の変わらなさに彼の知り合いは少し安心していた


    アルミン「まったく、今まで何処ほっつき歩いてたのさ...」


    悪態をつくがアルミンだがその表情はどこか嬉しそうだ


    エレン「あぁ、心配かけたな」


    ミカサ「エレン...髪の毛伸びている...切らないの?」


    エレン「開口一番がそれかよ、まったく母さんかっての」


    ミカサ「それにそのゴム...」


    エレン「あぁ、そうだよ...俺がこの長い髪を切るのは全てを終らせて...決着をつけた時なんだ...」


    ミカサ「...そう」


    ジャン「それより、お前その腕と脚.....まさか、巨人?」


    エレン「いや、これはな」スッ


    「「「「「!!!」」」」」


    一同は彼の腕を見て驚いていた...


    クリスタ「...鋼の腕?!」


    ユミル「それならまだいいんだが、どうしてそこまで精密に動かせる?義手はそこまでできる代物じゃないだろう...」


    エレン「あぁ、これは神経と接続することにより俺の意志で動かせるようになってるんだ...」


    アルミン「確かそれは!」


    エレン「うん、訓練兵団の頃考えたものだよ」


    アルミン「でもあれは、実現が難しいからって技巧師の人たちにも却下されてたのに....」


    エレン「別に驚くことじゃない、不可能を可能にするいい人がいたんでな」


    コニー「そ、そんなことより!さっきのキックすごかったな!」キラキラ


    エレン「コニー!やっぱりお前はわかるやつだと思ったぜ!」


    コニー「あぁ!やっぱこういうのにはロマンがあるよな!さっきのはどういう仕組みになってんだ?」


    エレン「さっきのはな、立体起動のガスを利用してキックを加速させるんだ!ほかにもあるぞ!」


    コニー「マジで!見たいぜ!」


    エレン「おぉ、今見せるぞここをこうすると――――――


    コニー「うぉぉ、すげぇ!!!」






    サシャ「男ってなんでああいうのではしゃげるんですかね?」シラー


    ミカサ「やはり、男性にしか分からないことがあるのかもしれない」シラー


    ユミル「あぁ、そうだな」シラー


    クリスタ「アハハ(ちょっとかっこいいとおもった...)」


    ジャン「まったくガキだぜ(あ、あとで見せてもらおっと)」ソワッ


    アルミン「まぁ、いいじゃないか(くっ、まざりたい!)」ソワッ




    リヴァイ「......(かっけぇ)」ウズウズ


    ミケ「........フッ」

  200. 200 : : 2015/08/18(火) 17:55:18
    進撃さん期待ありがとうございます!
  201. 201 : : 2015/08/18(火) 18:20:18
    ―――調査兵団本部

    ハンジ「Foooooooooooooo!、なんだいそれ触っていい?」


    エレン「えぇ、勿論ですよ!」


    ハンジ「すっげぇ!こういうのを見るのはやっぱ興奮するよねー!」


    リヴァイ「別にしないが(確かにするわー)」ウズウズ


    ハンジ「そんなこといってー!ウズウズしてるぞ!」


    リヴァイ「ウズウズなんてしてない」ウズウズ



    ハンジ「脚には加速装置と武器が収納、腕には手のひらから小型ライフル、手首から肘にかけては出し入れ自由の刃が~~~~~~~~~っ!ロマンだね!」ガシッ


    エレン「えぇ、わかってくれますか!」ガシッ


    エレハン「HAHAHAHAHAHAHAHA」


    エルヴィン「とりあえず、話を進めて大丈夫かい?」


    エレン「あ、はい大丈夫です」


    ハンジ「じゃぁ、エレン後でもっと見せてね!」


    エレン「はーい、いいですよ」


    リヴァイ「....(俺も後で行こ)」


    アルジャン「(同じく)」



    リヴァイ「(入ってくんな)」



    エレン「で、どこから説明すればいいですか?」






    エルヴィン「そうだな、まずなぜアルミンとクリスタが第一憲兵に狙われているのか.....教えてくれるかい?」
  202. 202 : : 2015/08/18(火) 21:01:28
    ツッコミとボケが淡々としててなんか引き込まれるわw
  203. 203 : : 2015/08/18(火) 21:31:39
    >>202 そう言ってもらえると助かりますね(笑)

  204. 204 : : 2015/08/18(火) 21:53:46
    エレン「あ、いきなり話の核ですか」


    エルヴィン「なにか不味かったかい?」


    エレン「いや、とりあえず注意をしときますよ...これを聞いたら後戻りはできませんからね...もしかしたら消されるかもしれない」


    リヴァイ「...そりゃぁ、穏やかじゃないな」


    エレン「とりあえず死にたくない奴は出て行ってもらって構いません...」



    ................




    エレン「大丈夫そうですね...」


    エルヴィン「それでは頼む」


    エレン「アルミンとクリスタが狙われる理由ですよね...それを説明するにはまずアルミンがどのようにして巨人化能力を手に入れたか話さなければなりません...」


    アルミン「僕が誰を食べたか知ってるのかい!!!」


    エレン「!...なんだ、そこまで分かっているのか...」


    アルミン「ライナー達から聞いてね」


    エレン「...そうか...ライナーが」ボソッ


    ミカサ「....エレン?」


    エレン「あ、いやなんでもない」


    アルミン「あ、そういえばエレンはライナー達が巨人だったてことまだ知らないんだよね...」


    エレン「いや...そのことなら二年前から知ってるぞ」シレッ


    ジャン「は?」


    アルミン「え?」


    コニー「まじか!」


    エレン「あぁ、言ってなかったんですか?団長」


    エルヴィン「わざわざ言うほどのことでもないと思っていたが...なんかすまん」


    ハンジ「彼がライナー達は巨人ってことを私たちに教えてくれて、専用の兵器を作るのにも協力していたんだよ」


    ミカサ「.....」


    ユミル「はぁ?まてまて協力ってどういうことだよ!?」


    ハンジ「エレンには、設計図なんかを作ってもらったりしてたんだ!」


    エレン「まぁ、そういうことだ」


    サシャ「あれ?でもどうしてライナー達のことを知ってたんですか?」


    エレン「あぁ、あれは訓練兵団卒業間近の時だったな...たまたま自主連の帰りに三人が話してるの聞いちまってよ...」


    サシャ「な、なるほど」


    クリスタ「でも、なんでその時言わなかったの?」


    エレン「そりゃ、あの時じゃ絶対勝てなかったからな」


    エレン「てか、話戻すぞ」
  205. 205 : : 2015/08/18(火) 22:06:33
    ペトラ「ちょ、ちょっと待ってください!」


    エレン「えっと、あなたは」


    ペトラ「あ、私ペトラっていいます、よろしく」


    エレン「あぁ、よろしくお願いします」


    ペトラ「.....じゃなくて、あなた誰なんですか!?」


    グンタ「(よく聞いた!ペトラ空気とかしていた俺たちじゃ決してできないことだぜ!)」グッ


    エルド「(ぶっちゃけ、あのまま話を聞くだけでもよかったんだが....彼のことも気になるしな)」


    オルオ「よく聞いた!ペトラ!」


    エルグン「(声に出すんかい!!!)」


    エレン「あー、とりあえず自己紹介が先でしたね...」


    エレン「お初にお目にかかります、リヴァイ班のみなさん...元訓練兵団所属、エレン・イェーガーです、後言っとくことは~....あ、卒業順位は5位でした」


    ペトラ「最後のはどうでもよかったんだけど分かりました...話残しを折ってごめんなさい」


    エレン「いえいえ、時間はまだありますからね...焦る必要はありませんよ...」ハハハ


    ジャン「なら、俺からも一ついいか?」


    エレン「ん?....なんだ」


    ジャン「トロスト区奪還作戦の時...俺たちは変な連中に襲われたんだ...あの時助けてくれた黒いマントの二人組はお前の仲間か?」


    エレン「あぁ、そうだよ」


    ジャン「そしてこれは勝手な憶測だが....俺たちが襲われたのはクリスタが関係しているのか?」


    クリスタ「え?!」


    エレン「あぁ、正解だ...それも含めて話していこうと思う」
  206. 206 : : 2015/08/18(火) 22:38:03
    エレン「まずは、アルミンの巨人化能力のことから...」


    エレン「とりあえず最初の質問に答えるよ、アルミン」


    アルミン「あ、あぁ」


    エレン「お前が能力を手に入れる際食った人物は....グリシャ・イェーガーつまり、俺の父さんだ」






    アルミン「え.....ぼくは...僕はそんな大事なことを覚えていない?」


    エレン「とりあえず、これからの話お前にはもっと精神的なダメージを負うことになる....聞かないのもひとつの手だ....どうする?」


    アルミン「........いや、聞く!」


    エレン「そうか....それと」


    アルミン「なんだい?」


    エレン「親父のことは気にしないでくれ...親父が好きでやったんだあれが自分で選んだ道らしいからな...」


    アルミン「うん!わかった」


    エレン「だが、問題はこれからだ」


    アルミン「問題?」


    エレン「あぁ、クリスタ」


    クリスタ「.....なに?」


    エレン「この話をするってことは.....その...お前の出生について話さなきゃいけなくなる...」


    クリスタ「.......」


    エレン「お前が嫌なら、この話はもう終わりだ....どうする?」


    クリスタ「エレンの話を聞けば...私が忘れている記憶も戻る?」


    エレン「え?」


    クリスタ「たまに、夢にでてくるの女の人が私にいろんなことを教えてくれた...でもその人の名前も顔もはっきり分からない...いつも靄がかかったように私の記憶を遮る何かがあるの...」


    エレン「......」


    クリスタ「それがどんな結果でも....私は受け入れる...だから聞かせて.....」



    エレン「わかった....」


    エレン「巨人化能力者を食うことで能力をえる...アルミンはそう聞いたか?」


    アルミン「あぁ」


    エレン「ならば、なぜ親父は能力を持っている?」


    ジャン「そりゃぁ、能力者を食ったんだろ?」


    エレン「あぁ、だがその能力者は?」


    アルミン「......壁の中にも....巨人化できる人たちがいる?」


    エレン「あぁ、その通りだ....その一族は....レイス家」



    クリスタ「!」


    エレン「そして.....親父はその一族から座標と呼ばれる力を奪ったんだ...」
  207. 207 : : 2015/08/18(火) 23:23:03
    ハンジ「奪ったってことはその座標ってのは移し替えることも可能なのかい?」


    エレン「えぇ、座標を持った巨人を喰うことでその喰った巨人へと座標が移されます」


    ミカサ「つまり、今その座標を持っているのは...」


    エレン「あぁ、アルミン...お前だ」


    アルミン「ま、待ってくれ、その座標ってのは一体どういう力なんだい?」


    エレン「ざっくり言うと...巨人を意のままに操りさらには人類の記憶を書き換えることができる」


    リヴァイ「なら、座標が向こうに渡れば...俺たちは今聴いたことも忘れるってのか?」


    エレン「はい、しかし記憶の改竄を受けない一族があります」


    エルヴィン「その一族とは?」


    エレン「......一つは東洋の一族」


    ミカサ「!」


    エレン「そしてもうひとつは、アッカーマン一族」


    リヴァイ「.....!」


    ジャン「え?ミカサ!?」


    ミカサ「知らなかった」


    エレン「それゆえ、二つの一族は迫害を受け山奥に移りこんだ...」


    エレン「俺が知っている、座標と一族に関してはここまで...そして次はクリスタ....お前についてだ」


    クリスタ「うん....覚悟はできてる」


    クリスタ「私は、クリスタじゃないの.....本当の名前は....ヒストリア......ヒストリア・レイス」


    ユミル「.....そうか、本当の名を名乗って生きるんだな...」


    ヒストリア「うん、ごめんねユミルにはいっぱい迷惑かけた」


    ユミル「気にすんなよ」


    ヒストリア「でも、レイス家の人間と言っても私は、父ロッド・レイスとレイス家の使用人の間にできた....妾の子、だから家の事情なんかも全然知らなかった」


    エレン「......」


    ヒストリア「エレン....続けて」


    エレン「あぁ、何で今になってヒストリアを連れ戻そうとしているか.....答えはレイス家の人間が殺されたからだ」


    アルミン「それは...グリシャさんに?」


    エレン「そうだ、そしてレイスはヒストリアとアルミンを拐ってヒストリアに座標を移す気だ...」


    ハンジ「でもなんでレイスじゃなきゃだめなんだい?別にアルミンでも構わないじゃないか...」


    エレン「いいえ...座標の力はレイスじゃないと本来の力を発揮しないんです...それにレイスこそがこの壁の真の王なんです」



    「「「「「「!!!」」」」」」


    エレン「しかし...レイスに座標が渡ると先代の意志に支配され巨人を駆逐することはしません....それは座標を継承したレイスにしかわからないそうです」




  208. 208 : : 2015/08/18(火) 23:44:32
    エレン「ロッド・レイスはもうすでに王としてヒストリアを待っています...第一憲兵団を使い拐ってこようとしているのはこのせいです」


    ジャン「疑問なんだが...どうしてお前はここまでの情報を知っているんだ?」


    エレン「情報元はいくらでもあるんだが...この二年間何もしていなかったわけじゃないからな...俺にできる最大限のことをした....ただそれだけだ」


    エレン「ヒストリア」


    ヒストリア「...どうしたの?」


    エレン「アルミンの手をさわれ、それでお前の知りたいことがわかるはずだ」


    ヒストリア「.....アルミン」スッ


    アルミン「う、うん」ギュッ



    瞬間、アルミンとヒストリアの中には膨大な記憶が送り込まれる


    ヒストリア「あ.....あぁ」ポロポロ


    ヒストリア「そうか...お姉ちゃん....なんで今まで忘れていたんだろう...」



    アルミン「........」


    エレン「アルミン?大丈夫か?」


    アルミン「す、すまない.....]


    エレン「無理もねえよ...親父がお前を巻き込んじまった本当にすまないと思っている」


    エレン「ヒストリアにも謝らなきゃいけない.....本当にすまない」


    ヒストリア「う、うぅん...もういいのさっきのエレンの話を聞いて思ったの確かにあの時お姉ちゃんは先代の意志に支配されてたのかもしれない....逆に私がお礼を言わなければならないよ...お姉ちゃんを救ってくれて...ありがとう」ニコッ


    エレン「お前の笑顔...初めて見たかもしれない」


    ヒストリア「うん...心の底から笑えたのは本当に久しぶり......本当にありがとう」


  209. 209 : : 2015/08/19(水) 15:48:13
    俺も後で行くからな!!!

    期待です!
  210. 210 : : 2015/08/19(水) 22:32:28
    進撃さん

    期待ありがとうございます!頑張ります!
  211. 211 : : 2015/08/19(水) 23:27:15
    エレンの話を聞き終えた僕たちはそれからいろいろなことを聞いた...


    エレンは二年間どのように過ごしていたかとか...

    鎧の義手の詳しい説明や本当に他愛の無い話


    最後には、みんなでポーカー、ババ抜きやらで盛り上がった...


    この時だけは...まるで訓練兵団の頃に戻ったみたいな気持ちになって...寂しい気持ちや懐かしい気持ちが僕の中ではあった...


    そして......




    エレン「いやぁ、遅くまでお邪魔しちゃってすいません」


    エルヴィン「いや、いいんだよ...君ならいつでも来てくれて」


    リヴァイ「....あぁ、そうだな」


    ハンジ「ねぇねぇ!今度君のアジトに連れてっておくれよ!」


    エレン「えぇ、ぜひみんなで....それに、ジャンたちには会わせたい人もいるしな」


    ジャン「あぁ?だれだそりゃ」


    エレン「それは、会ったらわかるよ」


    ジャン「はっ!そーかい....じゃぁな」


    エレン「おう」


    ミカサ「エレン...」


    エレン「心配すんなよ...それよりお前は副班長として頑張れよ!」


    ミカサ「...わかった」


    アルミン「また、来てくれるよね」


    エレン「あぁ、また来るよ.....てか、次はお前らから会いに来るかもな」


    アルミン「え?それってどーいう...」


    エレン「いや、なんでもねーよ.....んじゃ、またな」スタスタ



    彼がいった言葉の意味はこの時の僕には理解できなかった...








    エレン「~~~♪」スタスタ


    「随分とご機嫌だな」


    エレン「およ?....おぉ、ドキンちゃん...いや今はリコさんかな?」


    リコ「二人の時くらいドキンちゃんはやめろ」


    エレン「はいはい、で...わかりました?」


    リコ「あぁ、やつらのアジトは王城とは別の箇所にあった...だが、奴らは第一憲兵の中でも末端の末端...おそらくお前の予想通り王城に本隊がある」


    エレン「あ~、そうなると...やっぱあれしかなさそうですね」


    リコ「なら、帰ったら準備に取り掛からなければな....」


    エレン「そうですね...あいつらにも作戦を教えなきゃいけないですね」


    リコ「...この作戦は人類のためになるんだろうか?」


    エレン「....さぁ、やってみないとわかりませんからね...俺はこうしたほうが壁の中の人は安全に暮らせると思ったただ...それだけですよ」



  212. 212 : : 2015/08/19(水) 23:52:05
    ―――数日後


    リヴァイ「...王都に召喚だぁ?」


    エルヴィン「あぁ、私とリヴァイの二人でだ」


    リヴァイ「....ちっ、めんどくせぇ」


    エルヴィン「もう、迎えの馬車がくる....準備をしておけ」


    リヴァイ「.....了解だ」


    エルヴィン「だが、警戒だけはしておけ」


    リヴァイ「あ?なんでまた」


    エルヴィン「この前、エレンも言っていたろ....もしかしたら消されるかもしれないと」


    リヴァイ「....罠かもしれないから気をつけろと....そういうことだな」


    エルヴィン「....あぁ」


    リヴァイ「準備を急ぐ...お前もさっさと準備してこい」


    エルヴィン「あぁ、わかっているよ」
  213. 213 : : 2015/08/20(木) 13:17:06
    期待です!
    (ドキンちゃんがリコか...バイキンマンって誰だwまさかイアンじゃないだろうなw)
  214. 214 : : 2015/08/20(木) 13:31:01
    フフフ それはいずれわかりますよ(笑)

    これからも悪役シリーズはちょいちょい出てきます
  215. 215 : : 2015/08/20(木) 13:49:04
    ハンジ「あ~、リヴァイ達がいないと暇だなぁ~」


    ハンジ「.........」


    アルミン「....」


    ハンジ「.....あれっ!?なんで反応してくれないの!」キョウガク


    ジャン「......いや....なんで俺たちの方に来たんすか?」


    ハンジ「だって暇なんだもん」


    ミカサ「自分の班に帰ってください」


    ハンジ「...ミカサは相変わらず辛辣だね」


    ユミル「....へいちょ、達はいつ帰ってくるんすか?」ハァ


    ハンジ「確か2日くらい掛かるって言ってたよ....てか、何そのため息」


    ユミル「いや.....二日間、分隊長のお守りかっておもうと....ね?」


    ハンジ「ちょっと....ジャン!君の班は上官に対する態度がだね」



    ジャン「あ、はい」


    コニー「って言っても....暇だな」


    サシャ「暇ですね」


    ヒストリア「そうだね~」


    ハンジ「全く!私がいなかったらアルミンだってここに居れないんだぞ!もっと感謝したまへ!!!」ドンッ!!!


    アルミン「あ、はい」


    ハンジ「それさっき、ジャンがやったよ!」


    ヒストリア「これが、二日間かぁ~」


    ハンジ「あれっ!?ヒストリア....君までそんな口が悪くなって....サシャぁ~!!!君だけが癒しだよ!」ガバッ


    サシャ「アハハ....ただ...何事もなく帰ってきてくれるといいんですが...」


    ハンジ「...?どういうことだい?」


    サシャ「...なんか...嫌な予感がするんですよねぇ」


    アルミン「.....」


    サシャ「それと...ハンジさん」


    ハンジ「なんだい?」




    サシャ「昨日はお風呂に入りました?」


    ハンジ「えっと....」


    サシャ「はぁ...実験にのめり込むのはいいですけど....お風呂はちゃんと入ってください」



    ハンジ「あ...はい」

  216. 216 : : 2015/08/20(木) 13:57:45
    臭かったのかな?w
    サシャは鼻がいいからねw
  217. 217 : : 2015/08/20(木) 14:03:56
    ちょっと一回やってみたかったんですよねw
  218. 218 : : 2015/08/20(木) 14:13:03
     

     ザァァァァアァァァァァァァァァァァァァァァァ!



    パシャッ パシャッ パシャッ


    リヴァイ「....ちっ!」


    イタカ?  イヤ、コッチニハイナイ


    エルヴィンの言ったことが、まさかほんとになるとはな...

    アイツともはぐれちまったし、これからどうするか...


    リヴァイ「.....!」ピクッ ダッ


    相手は....1...4...8人か

    今は丸腰同然....行けるか?



    ン? イタゾ!  ゼンインデカコメ!




    リヴァイ「チッ!....やるしかねぇよな....!」バッ


    「....あれ?よけられちゃった」


    リヴァイ「てめえは!」


    「お久しぶりです...リヴァイ兵長」



    リヴァイ「おいおい...なんの冗談だ?」


    「別に....俺は最善の選択をとっているだけです」



    リヴァイ「.......」



    「ま.....あなたには死んでもらいますけどね」ニヤッ







           パァンッ! パァンッ! パァンッ!
  219. 219 : : 2015/08/20(木) 14:46:01




























  220. 220 : : 2015/08/20(木) 14:47:46
    ―――数日後


    ハンジ「エルヴィン達遅いね~」


    アルミン「そうですね...もうとっくに帰ってきてもおかしくないのに」


    ジャン「例のごとく、今日も居座るつもりですか?」


    ハンジ「なんだい!そんなに人のことを邪険にして」プンプン


    コンコンッ


    ミカサ「開いてまーす」


    ジャン「なぜお前が答える」


    「ハンジ分隊長、憲兵の方が見えているんですが」


    ハンジ「おや、モブリット...憲兵が何の用かな?」


    モブリット「いえ、詳しくわ聞いていないのですが...少々焦っているようでしたので...」


    ハンジ「わかった...今行くよ、ジャンは一緒に来てくれるかい?それ以外はここで待機」


    ジャン「はっ!」








    ガチャッ


    ハンジ「お待たせしました...で今日はどういったご用件で?」


    「はっ!私...憲兵団所属のマルロ・フロイデンベルクと申します...本日は分隊長殿にお伝えしなければならないことがあり参上いたしました」


    ジャン「......」


    ハンジ「それは、一体?」


    マルロ「.....昨日調査兵団所属....エルヴィン団長並びにリヴァイ兵士長が何者かにより殺害されました」



    ハンジ「.....は?」


    ジャン「...嘘だろ!?」


    マルロ「いえ....残念ながら」


    ハンジ「だ....誰に!?....いったい誰に殺されたんだ!?」ガッ


    ジャン「分隊長!落ち着いてください!」


    マルロ「....犯人はまだわかっていません...ただ死体の状況、足跡の数から....犯人は複数、死亡原因は銃ということがわかっています」


    ハンジ「.....なんだいそれ....ほとんど..わかってないじゃないか」


    マルロ「しかし...今は第一憲兵の方々が調べています!我々も必ず犯人を見つけるのでそれまで待っていてください!」



    ハンジ「!」


    ジャン「!」


    ハンジ「あ、あぁ....今回はわざわざ来てくれてありがとう...それじゃ....私はこの事をほかの団員にも伝えなければいけなから」


    マルロ「はっ!失礼します!」




    ガチャッ



    バタンッ




    ハンジ「ジャン...君はどう思う?」


    ジャン「おそらく...消された可能性が」


    ハンジ「あぁ....これは、いよいよまずいかもね」




  221. 221 : : 2015/08/20(木) 15:24:09
    ―――王宮


    ロッド「それでは、壁を壊せる巨人はいなくなったので.....そろそろ...ヒストリアに継承をさせるということで...異論は無いですか?」


    貴族1「えぇ、もちろんですとも」


    貴族2「それで、我々が守られるならば」


    貴族3「しかし、人類の希望を拐うとなると余計な虫までついてきそうですが....」


    ロッド「心配するな...もうすでに手はうってあるさ」


    貴族4「...ほぅ、それはどのように?」


    ロッド「もうじき、来ますよ」


    コンッ コンッ


    ロッド「.....どうぞ」


    ガチャッ



    「約束通り....例の二人は始末しました...」


    ロッド「ごくろう...後処理は第一憲兵に、任せたまへ」


    貴族2「それはどういうことで?」


    ロッド「あぁ....調査兵団で最も厄介になる奴を始末させたのだ」


    「これで....晴れて俺はあなたのお仲間ということでいいんですか?」


    ロッド「あぁ、君は実に優秀だ....しかし、君がこちら側につくとは思いもしなかったな...」


    「....俺は、強い方につきますから」


    ロッド「ふふふ...それは正しい判断だとおもうよ...君の組織はちと厄介だったからね....味方に回ってくれるとはありがたい」


    「.........」


    ロッド「そして.....次の仕事なんだが、ヒストリアをさらってきてくれるかい?」



    貴族3「....娘さんだけで良いのですか?」


    ロッド「あぁ、彼のシナリオ通りに行くのなら....向こうからくるはずだからね....そこを叩けばあとは邪魔者は全ていなくなる」



    「じゃぁ...いってきまーす」



    ロッド「よろしく頼むよ.....エレン・イェーガー君」








    エレン「.....フッ、りょーかい」ニヤッ
  222. 222 : : 2015/08/20(木) 15:35:14
    リヴァァァァァァイ!!!!!
    エルヴィィィィィン!!!!!
    マジで!?死んじゃったの!?
    なんてこったい!!!!
    そしてまさかのエレェェェェェェェェン!!!!!!

    はい期待です
  223. 223 : : 2015/08/20(木) 15:43:09
    物語もついにラストスパートです!

    最後まで楽しく見ていってください!
  224. 224 : : 2015/08/20(木) 15:59:08
    ―――調査兵団本部


    オイオイ マジカヨ  アノヘイチョウトダンチョウガ?!


    ハンジ「今、私達が置かれている状況ははっきり言ってかなりやばい....」


    ペトラ「....私たちはこれからどうするんですか?!」


    ハンジ「正直....わからない、みんなを巻き込んでいいのか」


    ジャン「何言ってんですか!いまさら」


    オルオ「そうですよ!リヴァイ兵長達をやったのは第一憲兵でしょう?!俺らがあの人たちの敵を討つんです!」


    ソウダソウダー


    ハンジ「でも君たちも死ぬかも知れないんだよ!?」


    エルド「そんなの、調査兵団なんですから当たり前です」


    グンタ「だが、どうする...仮に第一憲兵を捉えたとしても、奴らは実行犯にしかすぎない....おそらく王政からの命令です」


    ハンジ「あぁ....君たちがこの戦いに参加してくれるなら....私は王政を討ち取りに行く」


    アタリマエデス! ヤッテヤリマショウ



    「ハンジさん....一体何があったんですか」


    ハンジ「エレン!なぜここに?!」



    エレン「少し用事があってきたんですが...立て込んでたみたいですね」


    ハンジ「いや、いいんだ」


    エレン「しかし、この状況は?」


    ハンジ「実は―――――――――――


  225. 225 : : 2015/08/20(木) 16:14:03
    エレン「なるほど....兵長達が...」


    ハンジ「エレン!君も協力してくれないか!!!」


    コニー「おぉ、エレンがいてくれれば勝率もぐっと上がるに違いねぇ」


    サシャ「エレン!一緒に王政を討ちましょう!」




    エレン「.......すいません、お断りします」


    ハンジ「.....その理由を聞いても?」


    エレン「俺にも立場というものがあってですね」スタスタ


    ハンジ「.....立場?」


    エレン「.....そう....例えば」ピタッ


    ヒストリア「....?」


    ガッ シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!



    エレン「.....こんな仕事を任されていたりね」



    ドサッ    ドサッ
                 ドサッ    ドサッ



    ミカサ「兵士がどんどん倒れていく!」フラッ


    ハンジ「...!!!この煙を吸うなおそらく睡眠薬だ!?」



    エレン「さて....付いてきてもらうよ、ヒストリア」



    ヒストリア「エレン.....なんで?」フラッ フラッ



    エレン「.......さぁ、なんでだろうな」



    ユミル「ま、まてよ!」ハァハァ


    エレン「おいおい、大の大人でも吸った途端に眠っちまうのにまだ立ってんのかY....!!!」



    ユミル「はぁ....はぁ」ポタッポタッ シュウゥゥゥゥ


    エレン「なるほど.....お前も付いてきてもらうぞ....ユミル」ドスッ


    ユミル「うっ!」ガクッ



    ハンジ「待てエレン!君は私たちを騙していたのか!!!」グググッ



    エレン「......フフッ、騙される方が悪いんですよ?」


    ハンジ「.....畜生.....」ドサッ




    アルミン「......エ....レン」ドサッ



    掠れゆく意識の中で、辛うじて見えたエレンの表情はとても......とても楽しそうに見えた...
  226. 226 : : 2015/08/20(木) 16:46:19
    エレェェェェェェン.....
    畜生....
    期待じゃぁぁぁ
  227. 227 : : 2015/08/20(木) 16:58:25


    なぜ?エレンは裏切った.......

    裏切るならばなぜ私たちに有益な情報を?

    まさか、それも嘘?いや....記憶を取り戻したアルミンとヒストリアの様子から見て....嘘だとは思えない


    なら.......なぜ      なぜ?


                    なぜ   

                          なぜ

       なぜ





                  なぜ?


     



       ――ンッ   ―――ジサンッ     ハンジさん!!!




    ハンジ「....はっ!」ガバッ


    ジャン「やっと起きましたね」


    ハンジ「あれ?....そういえば!ヒストリアは!?」


    アルミン「僕たちが起きた時には....もう...ユミルと一緒にさらわれたみたいです」


    ミカサ「なんで....エレンがあんなことを...」


    ハンジ「そんなの....聞いてみなきゃわかんないよ!」


    ミカサ「え?」


    ハンジ「....私たちで、王政を討つ....理由なんて後でいくらでも聞ける」


    アルミン「.....そうですね、でも.....どうやって」


    「随分と...派手に仕掛けられたようじゃの」


    「.........」


    ハンジ「ピクシス指令!それにナイル師団長まで!?なぜここに?」


    ナイル「エルヴィンの野郎から頼まれていてな...」テガミ ヒラヒラ


    ピクシス「わしのところには直接きたぞ....お主嫌われておるのか?」



    ナイル「え!まじですか!?あの野郎死んでなかったら一発ぶん殴ってやったのに!」



    ハンジ「エルヴィンから.....?」


    ピクシス「あぁ.....自分が死んだら調査兵団に協力してやってくれ....とな」


    ナイル「俺の方もそんなもんだ」


    ピクシス「さて...状況は大体わかった....わしの兵を貸そう」


    ナイル「俺も協力する」


    ハンジ「....でも、いいんですか?ナイル師団長はともかくピクシス指令は争いごとがあまり好きではないはずです!」


    ピクシス「あぁ、だからひとつ約束してくれ.....絶対に誰も死なせないでくれ...それが、味方であっても敵であっても」


    ナイル「それに....エルヴィンだけじゃない...あいつにも頼まれたことだからな」


    ハンジ「あいつ?」


    ナイル「いや、こっちの話だ」


    ピクシス「....フッ、エルヴィン以外にもわしらを頼ってきた奴がおっただけじゃ....気にするな」


    ハンジ「は、はぁ...」


    ピクシス「それで、先の質問の答えは?」


    ハンジ「......はい!必ずや、守ってみせます」


    ピクシス「よう言った!....それでは作戦会議と行こうかの...」


    ナイル「ハンジ...残りの調査兵団員も起こしてこい」


    ハンジ「はい!」ダッ
  228. 228 : : 2015/08/20(木) 17:00:58
    >>進撃さん

    今回のエレンは悪役ですからね...

    これから、いろんなところでサプライズが起きるので楽しみにしてください!
  229. 229 : : 2015/08/20(木) 17:13:13
    了解!楽しみに待っているよ!
  230. 230 : : 2015/08/20(木) 17:48:08
    ―――王宮


    エレン「はい....連れてきましたよっと」ドサッ


    ヒストリア「....」


    ロッド「やはり、お前に頼んで正解だった」


    エレン「てか、第一憲兵は?」


    ロッド「あいつらは、今本部にいる.....なぁに、お前が予定してた日付までには着く」


    エレン「なるほど.....ま、俺たちは俺たちなりに準備するよ」


    ヒストリア「ン....ウゥ」


    エレン「お....起きたみたいだな、じゃぁ、部下を待たせてるんで....俺は行くよ」スタスタ


    ロッド「あぁ....」







    ヒストリア「...ここは?」


    ロッド「ヒストリア....すまなかった」ギュッ




    ヒストリア「え?.....お父さん?」







    エレン「.....」コッコッコッ


    「おい、私は何のために連れてこられたんだ?」


    エレン「そりゃ、お前...何するかわかんないし」


    「そりゃ、ないぜ...たくっ....」


    エレン「まぁ、ぶっちゃけお前にはヒストリアに付いててもらいたかっただけ」


    「へぇ~」


    エレン「あとで、俺の部下ってことで連れてくからよろしくな....ユミル」


    ユミル「....お前が何を考えているかさっぱりわからん」


    エレン「まぁ、少しくらい教えとくよ...ロッドが何するかわからんから...ヒストリアの護衛ということで監視しといてくれ」


    ユミル「私のメリットは?」


    エレン「ヒストリアを守れる...これだけじゃ不満か?」


    ユミル「はぁ、わかったよ」


    エレン「....今話せるのはこれくらい、あとはなんとなくわかるよ...ただ、ヒストリアにはお前のことばらすなよ」


    ユミル「へいへい、お前とは利害の一致で協力するだけだ....裏切り者のエレンさんよぉ」


    エレン「あぁ、俺はこれが最善の選択だと思ってる...どっちに転んでもやることは一緒だからな」


    ユミル「まぁ、ヒストリアが無事ならそれでいいさ」


    エレン「よし、交渉成立だ...こっちに来い、仲間を紹介する....きっと驚くぜ?」


    ユミル「へぇ~、そりゃ楽しみだっと」
  231. 231 : : 2015/08/20(木) 17:51:42
    リヴァイだったりして
  232. 232 : : 2015/08/20(木) 17:52:37
    それもあるかもしれませんよ ニヤニヤ
  233. 233 : : 2015/08/20(木) 18:02:21
    あるのかw
  234. 234 : : 2015/08/20(木) 18:21:04
    ハンジ「まず....駐屯兵、憲兵には王城の周りを包囲してもらいたいんです」


    ピクシス「ほぉ...それだけでいいんか?」


    ハンジ「はい、私が思うに...警備は中に集中されているんだとおもいます」


    ナイル「だが、包囲するということは何かしらあるのだろう?やることが」


    ハンジ「はい、みなさんには...逃げ出すものを捕まえて欲しい....」


    ハンジ「王城へ突攻するのは....我々調査兵団...必ず、王を討ちます」



    ピクシス「お前が考えたにしては随分と荒っぽいのう」


    ハンジ「ここまで来たら、総力戦です...もう、あれこれ作戦を立てる必要も無いでしょう」


    ナイル「これが失敗すれば...俺たちみんな処刑か....」



    ハンジ「大丈夫です....そんなことさせませんから!」


    ピクシス「ほっほ、それは頼もしいの」


    ナイル「で?肝心の結構日は?」


    ハンジ「それは――――











    ユミル「なぁ、お前の予想は調査兵団がほかの兵団と協力してここに攻めて来るって話だったよな」


    エレン「あぁ、100%来ると断言できる」


    ユミル「なんでそこまで...自信満々なのか」


    エレン「そりゃ、言っちまえば俺が天才だからかな」


    ユミル「はいはい、わかったよ」


    ユミル「で?あの人たちはいつ攻めて来るんだ?」


    エレン「あぁ、それは――――













    エレハン「「三日後の夜!!!」」


  235. 235 : : 2015/08/20(木) 18:21:32
    >>進撃さん 

     まぁ、彼は死んじゃいましたがね(笑)
  236. 236 : : 2015/08/20(木) 18:25:37
    じゃあ誰だwww
  237. 237 : : 2015/08/20(木) 20:22:20
    壁|覗きにきたぁ…笑(多分あの3人だろうね!笑)
    "会えるはずだ"がキーワードかな??笑っ間違ってたらごめんなさーい笑

    期待です!笑
  238. 238 : : 2015/08/20(木) 21:20:52
    いらっしゃい(。´・∀・)ノ


    えぇ、彼らも死んじゃったんですね...はい

    期待ありがとうございます!
  239. 239 : : 2015/08/20(木) 21:34:07
    ―――作戦決行日


    ハンジ「みんな......準備はいいかな?」


    ジャン「いつでも」


    ミカサ「大丈夫です」


    コニー「作戦内容は...ガンガンいこうぜだな?」


    サシャ「えぇ、ガンガン進みますよ」


    アルミン「なんだろう.....正しいことを言ってるのになんか違う気がする...」


    ペトラ「私たちも大丈夫です」

     
    オルオ「いつでもいけます」


    グンタ「いっちょやりますか」


    エルド「なんか心配だ」


    ミケ「.......フッ」


    ハンジ「調査兵団員総勢71名、私からの命令は一つ....絶対に死ぬな!」


    調査兵団「「「「「「はっ!!!」」」」」」ババッ



    ハンジ「スゥ~~~~~~ッ」カッ!






    ハンジ「進撃!!!開始!!!」バッ









    ロッド「動いたみたいだな....」


    エレン「しかし....ただ待つだけも暇ですね、チェスでもやりますか?」


    ロッド「おぉ、やろうか」




    ヒストリア「(なんか、攻め込まれてる雰囲気じゃないんだけど)」



    ユミル「(なんだ、こいつら)」アキレ


  240. 240 : : 2015/08/20(木) 22:00:25

    ガチャッ ギィィィィィィィィ


    ハンジ「周囲を警戒しながら進むよ!」


    「侵入者だ!捕まえろ!」


    ハンジ「第一憲兵だ!手はず通り頼むよ」


    「了解」ダッ


    ガキィンッ!   パシュッ  ドスッ!
           



    ハンジ「さて、一番厄介そうなのが目の前に....4人かな」


    「......」


    「.......」


    「......」


    「.......」



    ジャン「お前らは...エレンの仲間か?」




    「.....そうだよ、君には一度あったことがあるね」



    ミカサ「.....まさか」



    「僕は、バイキンマン...これはコードネームみたいなものかな....」


    「ドキンちゃんもいま~す」



    コニー「それふざけてんのか?真面目にやってるのかわかんねぇよ」


    サシャ「いや、絶対ふざけてるでしょう」



    ドキン「何をいうか、大真面目だ」


    バイキン「さて、僕らの相手は君たちかい?」


    ジャン「そうなるな....卑怯だとは言わせないぜ」





    ペトラ「え~っと、あなたが私たちの相手になるのね...」



    「......」



    オルオ「名前くらい名乗れよ!」



    「チッ!.....ベジータだ」



    グンタ「機嫌がわるいのか?....だがお生憎様」


    エルド「俺たちも今は虫の居所が悪い!」カチャッ


    アルミン「....来ます!」



    ハンジ「さぁて、私たちもやろうか」


    「.....あぁ、そうだね」


    ミケ「.....」


    「私は、ディオ....さぁ、きたまへ」


  241. 241 : : 2015/08/20(木) 22:11:20
    バイキン「卑怯?....それはないね、だって君たちはそこまでしなければならない状況に陥ってるから」


    ドキン「それに、私たちは二人いれば十分だ」


    ジャン「随分、舐めたこと言ってくれるじゃねぇか...」


    ミカサ「....これ以上は、不毛」


    コニー「さぁ、さっさとかかってこいよ!」


    サシャ「なに挑発してんですか!?」



    バイキン「それが君たちの正義ならば...僕は僕の正義を貫くよ」


    ドキン「.......」チャキッ



    バイキン「ほんとに変わらない」ボソッ ダッ




    バイキン「悪には、悪の正義がある!!!」ゴォ!

  242. 242 : : 2015/08/20(木) 22:20:06

    オルオ「こいつ!丸腰で俺たちと戦うつもりか?!」



    ベジータ「いいや.,...武器ならある」トッ シュッ



    オルオ「あぶねぇ」バッ



    オルオ「へっ!当たらねぇぜ」



    ペトラ「馬鹿オルオ!武器取られてんじゃない!」



    オルオ「え.....あ!俺のカタナが!」



    ベジータ「もう一本あるだろ」スラッ カチャッ



    オルオ「ちくしょぉ、お前かくg ガリィ プシャァァァァァ!



    アルミン「わぁ!!!オルオさんが舌を噛んだァ!」



    グンタ「なんで!今なんだよ!!!...最近全然なかったろ!」



    エルド「おまえ、マジふざけんなよ!!!」



    オルオ「てぃ、てぃくしょ~」




    ベジータ「ハッ....きたねぇ花火だ」シュッ
  243. 243 : : 2015/08/20(木) 22:25:52
    ハンジ「う~ん...ディオさん、私とあったことない?」



    ディオ「さぁ?ないと思うが?」



    ミケ「....!」スンスン



    ハンジ「まぁ、倒してそのフードの中を見ますか!」ダッ



    ディオ「...おっと、いきなりだな」サッ



    ミケ「.....はっ!」ブンッ



    ディオ「...ふっ」ガッ ヒュンッ



    ハンジ「これは中々手ごわいね」



    ディオ「それはどうも」



    ハンジ「でも、まだ本気じゃない....見せてよ、あなたの本気」



    ディオ「ふっ......」ダッ



    ハンジ「さぁ、行くよミケ!」



    ミケ「あぁ!」





    ディオ「無駄、無駄、無駄、無駄ァ!!!」
  244. 244 : : 2015/08/20(木) 22:52:29

         
         コンッ!         コンッ!


    ロッド「む....やるな」


    エレン「こういうのは得意ですからね....チェスは特に」


    ロッド「へぇ....しかし、意外だなあまり頭脳戦っは得意ではなさそうなのに...」


    エレン「いやいや、案外こっちのほうが得意だったり....それになんか好きなんですよね...」



    ロッド「.....チェスがか?」



    エレン「えぇ、チェスって結構、現実でも当てはめられたりできるんですよね.....例えば」





    ポーンみたいに一見弱そうに見えても実は一番重要だったりする奴...




    ......ヒュォォォォォォォ


    「......」


    「しかし、塔の上で待てっていうのも酷だよな」


    「まぁ、仕方ないじゃん....これが僕たちの役なんだし」








    ハンネス「てめぇ!待やがれ!」ガシッ


    「くそっ!捕まった」


    ヒッチ「ほら...さっさとお縄につきな!」ゲシッ


    「ひぃぃぃぃん///」


    ヒッチ「何赤くなってんだよ!」ゲシッ






    ナイトみたいに自由に駆け回り相手を翻弄する奴...




    ドキン「....はぁ!」ガキィンッ



    ミカサ「くっ!」ギリギリッ


    サシャ「チェアッ!」ブンッ


    ドキン「おっと....」ダダダッ



    ミカサ「ちっ....ちょこまかと!」





    バイキン「ふんっ!」ビュオッ



    ジャン「ほっ!....やぁ!」ブンッ


    コニー「はっ!」シュッ シュッ


    バイキン「くっ!」ヒョイッ ヒョイッ


    コニー「くそぉ!あたんねぇ!」シュシュシュッ


    バイキン「フフフ」ヒョイヒョイヒョイッ



    ジャン「乗せられてんじゃねえよ!」


  245. 245 : : 2015/08/20(木) 22:57:59
    なぬ死んだのか…笑
  246. 246 : : 2015/08/20(木) 22:58:07
    あ、期待です
  247. 247 : : 2015/08/20(木) 23:09:36
    ビショップのような変わり者....


    ディオ「はぁ!」ガッ


    ハンジ「まったく、極端な性格してるよ....本気でこいって言ったらほんとに来るし...手を抜けって言ったら、手を抜いてくれるのかな?」


    ミケ「ふっ!」ブンッ


    ディオ「さぁ?こういう性格だから手を抜けって言われても本気出してるよ、多分ね」ガッ


    ハンジ「変わった性格してるねっと!」ビュンッ


    ディオ「それはお互い様だよ!」ブンッ



    ルークのような生き方を知っている奴.....



    アルミン「はぁっ!」ビュッ



    ベジータ「.....!」ガシットンッ


    アルミン「うわっ!」ドサッ



    ペトラ「はぁぁ!」ガキィンッ!


    オルオ「後ろががら空きだ!」シュッ



    ベジータ「...!」スットンッ


    ペトラ「きゃぁっ!」トットットッ


    オルオ「うおぉ!危ないだろ!」


    ペトラ「しょうがないでしょ!もう」



    グンタ「こんな時まで、夫婦漫才してんじゃねぇ!」ブンッ


    エルド「たくっ....仕方がないやつらだ!」シュッ



    ベジータ「....こんなもんか?」キィンッ キィンッ




    そして、キングとクイーン......





    ロッド「........」





    ヒストリア「(あ、クイーンて私のこと?)」





    エレン「いろんな人間がいるからこそ、面白いんですよ...この世は」コンッ!


    ロッド「なるほど....中々、面白い話を聞かせてもらった」コンッ!






    ユミル「(暇だ)」
  248. 248 : : 2015/08/20(木) 23:10:35
    >>レンさん

    えぇ、死にました(・_・)


    期待あざっす!
  249. 249 : : 2015/08/20(木) 23:21:28
    エレン「おっ...そろそろ、ケニーが参戦するんすかね」


    ロッド「随分遅かったな...あいつ」



    エレン「気まぐれですからね....」カチャカチャ


    ロッド「何をしてるんだ?」


    エレン「えぇ、次の支持をだそうと思って」


    ガチャッ  パシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ



    ロッド「外に信煙弾なんか撃って気がつくのか?」


    エレン「音なら聞こえるんで大丈夫です」


    ロッド「音だったら、音響弾でもいいだろう?」


    エレン「それは別の用途で使いますからねー」ボソッ



    ロッド「ん?どうした?」


    エレン「いや、なんでもないっす...さてさて、再開しますか」





    ―――その頃




    パシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ




    ドキン「む...」



    バイキン「あれ...もう」






    ベジータ「.....」





    ディオ「...やれやれ」









  250. 250 : : 2015/08/20(木) 23:40:57
    ドキン「そろそろ、終わりにしよう....」



    ミカサ「えぇ、私もちょうど同じことを思っていた」



    ミカサ「その前に、もうフードをとったらどう?元駐屯兵団...精鋭のリコさん」




    ドキン「まぁ、私の方はバレバレだと思っていたが」バサッ



    リコ「まっ、正体がどうとかあんま興味なかったしな」



    ミカサ「サシャ....下がっていて」



    サシャ「はいっ」




    バイキン「あれ?バレちゃったのかリコさん」



    ジャン「お前は、見せてくんねえの顔?」



    バイキン「あ~、パスなんか照れくさいから」


    ジャン「はっ!なんだそりゃ!?」


    バイキン「だって今更だし」


    ジャン「違ぇねぇ!」



    ジャン「コニーお前も待機だ」



    コニー「はいはい、ミカサの手前カッコつけたいのはわかるけど無理すんなよ」



    ジャン「うるっせぇ!」








    リコ「......!」ダッ



    ミカサ「......」スッ



    バイキン「.....フフッ」ダダッ


    ジャン「うぉぉぉぉぉ!」ダダダダダ




        

                ガガッ!!!!







    ミカサ「....ウゥ」ガクッ



    ジャン「―――っ!痛ってぇ」ガクッ ズキズキ



    リコ「痛たたた.....お前の勝ちだ」ドサッ


    バイキン「いやぁ~負ける気なかったんだけどなぁ~」ドサッ



    サシャ「おぉ!やりました」


    コニー「やったなジャン!いいとこ見せたぞ!!!」


    ジャン「ははっ!うるせ」


    ミカサ「リコさん....]



    リコ「なんだ?」


    ミカサ「あなた、最後わざと当たらなかった?」



    リコ「....フッ、さぁ、なんのことやら」



    ミカサ「.....勝ったのに負けた気分」



    リコ「お前らの勝ちだよ...さぁ、早く上へいけ」


    ジャン「え....休憩は」


    サシャ「ないです」


    コニー「ねぇよ」


    ジャン「ミ、ミカサァ!」


    ミカサ「.......しかたない、他の人が終わるまで待とう」


    ジャン「ひゃっほぃ!」


    サシャ「コイツほんとに班長ですか?」

  251. 251 : : 2015/08/21(金) 00:02:20


    ガキィンッ!    キィンッ   ガッ   ドスッ



    アルミン「ハァ....ハァ(圧倒的すぎる!!!)」


    アルミン「(もう、僕とエルドさんしか残ってない)」


    グンタ「」チーン


    ペトラ「」チーン


    オルオ「」ゴーン


    エルド「くっ....でやぁ!」ガキィンッ


    ベジータ「.....」シュッ


    アルミン「うっ!」バッ



    ベジータ「フッ!」ガガガッ


    エルド「ぐはっ!」ドサッ チーン


    アルミン「(ついに僕一人か....)」



    でも、僕はあきらめない!




    アルミン「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」ダッダッダッダ


    ベジータ「.....」カシャンッ クルッ


    アルミン「え?」


    ベジータ「.....」スタスタ


    アルミン「な、なんで背を向けるんですか?!」



    ベジータ「.....お前ら全然なってない...次やる時までにもうちっとマシにしてこい」


    アルミン「えぇ~、結構覚悟して突っ込んだのに....」



    それに、今の雰囲気.......



    アルミン「リヴァイ兵長?」


    ベジータ「.....」ピクッ


    アルミン「あ、今反応しましたよね....絶対兵長ですよね!?」


    ペトラ「そんなわけないじゃない...兵長は...もう」グスッ


    アルミン「あ、復活してる」


    アルミン「いや、でも!」


    ベジータ「リ、リヴァイ!?だだだだだ誰だそれは?」コケッ


    オルオ「あ、兵長っぽい」


    エルド「ほんとだ...変なとこでドジ出すとことかそっくりだ」


    アルミン「てか、動揺の仕方が半端ありませんね」


    グンタ「......」スッ


    ベジータ「......」ソワソワ


    グンタ「ほっ!」バサッ


    ベジータ「....あ」


    リヴァイ班「「「「「...あ」」」」」



    リヴァイ「....」バサッ


    グンタ「あ、かぶり直さないでくださいよ!?絶対兵長ですよね?!」


    リヴァイ「兵長とかしらんな....俺はベジータだ」サッ


    ペトラ「あ、顔逸らした」


    オルオ「ちょっ、もう言い逃れはできませんからね」


    アルミン「それはもう無理がありますよ(兵長が生きてるってことは...)」


    リヴァイ「そんなことより....早く先に進め」


    エルド「あ、話も逸らし始めた」
  252. 252 : : 2015/08/21(金) 00:14:11
    ハンジ「こっちも、いい加減決着をつけようか」プラプラ


    ディオ「あぁ」グッグッ


    ミケ「......」スッ



    ハンジ「!」ダダダッ!


    ミケ「!」ダッ




    ディオ「.......」スゥ
















    ディオ「降参~」つシロハタ フリフリ



    ハンジ「え?」ピタッ



    ディオ「あれ、聞こえなかったかい?降参だよ降参」



    ミケ「......」


    ディオ「あれ、不満がおありかな?でも仕方ないんだよね....結局やってても私が負けたしね」



    ハンジ「ホント、君は変わってるよ..........エルヴィン?」



    エルヴィン「エルヴィン?....誰だいそれは、ズラみたいな名前だね」


    ハンジ「やめてほんと!見てて可愛そう....」


    ミケ「......フッ」


    ハンジ「ほらぁ!ミケにも笑われてるぞ!いい加減観念するんだ」


    エルヴィン「いや、ほんと分かんないな...」サッ


    ハンジ「こらこらこら、逸らすな!」


    エルヴィン「まぁ....ほら、君たちのお仲間がお待ちかねだよ....早く行かなきゃ」



    ハンジ「まったく、ミケいこう」


    ミケ「あぁ」





  253. 253 : : 2015/08/21(金) 00:33:15
    ハンジ「じゃぁ、行こうか」


    ジャン「うぃっす」


    ミカサ「了解」


    ミケ「....!」





    「おいおいおいおいおいおいおい!なんだぁ?この状況はァ???」




    リコ「......ケニー」



    ケニー「お前ら全員負けちまったのか?はっはっはぁ!こりゃ傑作だ....笑っちまうよ!」カチャッ


    ケニー「言っとくが、俺ァこいつらほど甘くないぞ」



    コニー「あいつ!前にも!」


    サシャ「えぇ、奪還作戦の時邪魔してきたやつですね!」



    ケニー「おぉ、その節はどうもってかぁ!?」



    ジャン「そこを通してもらおうか」チャキッ



    ケニー「それは出来ない相談だなぁ!」バァンッ






         チュインッ!




    ケニー「はぁ!?!?」



    リヴァイ「.....行け」キンッ


    リコ「ここは私達が相手をする」


    ジャン「はぁ?だってあんたらさっき.....はっ!、まさかこの時のためにわざと!?」


    バイキン「さぁ?どうでしょう?」


    エルヴィン「早く行ってやりなさい」



    ケニー「.....いいぜいいぜ!弾丸を剣で斬るとはなぁ、クソチビィ!!!」


    リヴァイ「はっ!....言ってろハゲ」


    エルヴィン「禿げてない!」


    リヴァイ「うるせぇ」




    エルド「ありがとうございます!リヴァイ兵長!」ダッ


    リヴァイ「だから、ベジータだ」


    ケニー「こっちのほうが面白そうだ...お前らなんか見逃してやるよぉ!」



    エルヴィン「君は良かったのかい?」


    バイキン「何がですか?」


    エルヴィン「仲間に顔を見せなくて....」


    バイキン「いいんですよ....小っ恥ずかしい....まぁ、この戦いが終わったら見せに行こうかな」



    ――お前の力を貸してはくれないか?


    いいですよ


    ――えぇ、なんか軽くないか....


    そんなことないですよ、それに



    仲間を守りたいのは僕も同じですから



    ――そりゃよかった、これからよろしくな




    バイキン「まぁ、これを切り抜けなければ無理な話なんですけどね」バサッ


    エルヴィン「フッ....そうだな!」


    リヴァイ「あぁ、さっさとコイツぶちのめして...帰るぞ」


    リコ「最近、休暇という休暇がなかったからな...これが終わったらいっぱい休むぞ」








    マルコ「さぁ、行きましょうか!」

  254. 254 : : 2015/08/21(金) 00:44:13
    生きてるんかい!www
  255. 255 : : 2015/08/21(金) 02:54:20
    一気に読んでしまいこの時間…
    期待してる
  256. 256 : : 2015/08/21(金) 10:50:24
    >>名無しさん 
     
    えぇ!新しい名で生きております!


    >>エレアニ大好きさん

    うぉっ!ありがとうございます!

    あなたの作品大好きです!
  257. 257 : : 2015/08/21(金) 11:20:24
    ―――王宮

    ガチャッ 



    エレン「おっ!来たみたいですね....チェック!」コンッ!


    ロッド「....予定より人数は多いが.....仕方ない...む!」コンッ



    ジャン「エレン!」ギリィ!


    アルミン「なぜだ!エレン....なぜ、裏切った!?」


    エレン「おいおい、俺は強い方についたんだ....それに、俺はいつからお前らの仲間になったんだ?」


    ミカサ「そんな!?エレン、あなたは私たちの仲間これだけは変わらない!」


    エレン「.....そーかい、そりゃよかった.....だがな、俺は人類にとって最善の選択をした...敵が王政だろうが調査兵団だろうが、敵に回れば叩き潰すだけだ!」グッ


    ヒストリア「(....エレン)」


    ユミル「(あの野郎もしかして...)」



    コニー「なぁ!くだらない冗談なんてやめて....帰ろうぜ...」


    サシャ「そうですよ!さぁ、一緒に!」



    エレン「悪いな....引くわけには行かない....これが俺の考えたシナリオだから」



    ハンジ「一体何を言って!?」


    エレン「だから、全て俺の計画通りってことですよ....あなた達は俺の手のひらで踊らされていただけ...」



    ミケ「.....もう、勝利を確信したような口ぶりだな」




    エレン「さぁ、ロッドさん....あの場所へ行こう」



    ロッド「....いいや...継承はここで行う」スッ




    エレン「は?.....あんた何言ってんだよ」




    ロッド「ここで行うといったんだ....彼らを撒くのは至難ならばここで行うのが当たり前だろぅ?」



    エレン「こんなとこで、巨人化させてみろ....そのサイズはシーナ内の人間をも巻き添えにするぞ!」



    ロッド「.....別に気にすることはない....記憶の改竄など後でいくらでも出来る」



    エレン「じゃぁ、あんたは、元々ここで継承をするために....俺を利用したってのか....」




    ロッド「あぁ.....そうだ、扱いやすかったぞ....お前は」



    エレン「あんたは、人類をなんだと思ってるんだ...」



    ロッド「別に.....最近ちと増えすぎてるようだからな...これを機に少し人口を減らそうと思ってるがね」



    エレン「そーかい.....俺も.....結局踊らされてただけなのか.....」ガクッ







    ロッド「.....お前はよくやったよ......さて」



    ヒストリア「!.....い、いや!」ピクッ



    アルミン「ヒストリア!」ダッ



    ロッド「おっと、動くなよ.....お前の親友を殺してやってもいいんだぞ」チャキッ



    エレン「オ..ハ.....イッ..イ....ナニガシ..ッタンダ」ブツブツ



    アルミン「くっ!....エレン」



    ロッド「さて、邪魔をするものはいない...始めようか」スッ



    ヒストリア「(なんで.....なんでこんな時に笑っているの?)」








    エレン










    エレン「........」ニヤッ














                パリィンッ!!!




  258. 258 : : 2015/08/21(金) 11:38:59
    ロッド「――――――ッ!キサマァァァァァァァ!」グォッ



    「邪魔をするものがいないだって?......」ガッ ブォンッ


    ロッド「ぐぁ!」ドサッ



    ヒストリア「(え.....なんで?)」



    「ここにいるだろ.....ばぁ~か」




    一同「「「「「ユミル!」」」」」





    ロッド「な.....ぜ、いつの間に....」ギリギリギリィ!




    ユミル「はぁ....これでよかったのかい?....エレン」




    エレン「......あぁ、バッチリだ」



    ジャン「は?さっきまで落ち込んでたのに?何なんだいきなり!?」




    エレン「あぁ、名演技だったろ」



    ミカサ「何が何だか....わからない」



    ロッド「くそっ!....ケニー!ケニーはどこだぁ!」



    パシュッ   パシュッ   ズザザ



    ケニー「はいよぉ!」



    アルミン「まさか!?あの人たちがやられたのか!?」



    ケニー「いんや.....逃げてきただけだ....少し危なかったんでな」



    「ケニー隊長!我々も加勢します」



    ミケ「......まだこれだけの兵を隠してたのか....」


    ハンジ「こりゃ、万事休すってやつかな?」


    パシュッ ズザッ




    リコ「すまん、エレンこっちまで侵入を許してしまった」


    エレン「大丈夫ですよ.....もぅ、ロッドの本音も聞けたし」





    ロッド「本音だと!?」



    エレン「あぁ、あんたを捕まえるには...イマイチ証拠が揃わなかったからな....この状況を作り出し...お前に本音を言わせるためだけに....こんな大それたことまで考えたんだ....最後まで抵抗してくれよ?」


    ジャン「....こんの、クソ裏切り野郎が」ハハッ



    ロッド「し、しかし!私についていた方がお前は自由になれた!これから待っているのは絶望だけだ!!!」









    エレン「言っただろ?俺は強い方につくって.....」




  259. 259 : : 2015/08/21(金) 11:50:25
    ロッド「それなら!私と組んだ方が良いではないか!!!なぜそんな雑魚どもなんかに!」



    エレン「わかってないなぁ~、どうしても調査兵団につきたいってやつがいるんだもん、お前の巨人の一匹や二匹...俺たちの戦力に比べたら....天と地ぐらいの差はあるね」



    ロッド「ならば、試してみよう!!!やれ!ケニー!そこの座子供を捻り潰せ!」







    エレン「あっははははははははははは!」




    ロッド「な、何がおかしい!」




    エレン「いつ、俺が?お前に全戦力を見せたよ?」



    ロッド「はぁ?」



    エレン「さって、ロッド....あんたはポーンが敵陣の最終ランクまで到達するとどうなるか知っているかい?」



    ロッド「.......そんなの知っているに決まってる」



    エレン「まぁ、ご存知の通りプロモーションと言って...キング以外の好きな駒になれる....」カチャカチャ



    エレン「さぁ、全員耳を塞げ...」カチャッ




         


            パァンッ!  キィィィィィィィィィィィィィィンッ!









    エレン「あんたの敗因は...”切り札”(ポーン)を見逃したことだ」コンッ!



          カッッッ!!!   ズドォォォォォォォォォン!!!
  260. 260 : : 2015/08/21(金) 12:04:20
           
             キィィィィィィィィィィィィィィンッ!


    「音響弾だ.....行くよ」


    「ほんとに行くのかよ....あいつら潰れたりしないよな...」


    「大丈夫でしょ...きっと」



    「あんたのが一番でかいんだ...気をつけな」







    ――よう、また会ったな


    一体何のようだい?


    ――話し合いに来ただけさ....


    話し合い?


    ――あぁ、単刀直入に聞く俺達に協力して欲しい


    はぁ、何言ってんるんだい?僕たちは人類の敵、君たちを騙していたんだよ?!


    ――そうだな、もし....もし、その罪を生きながら償い、人類を共に救ってくれる気があるのなら、頼む!協力をしてくれ!!!


    ......わかった



    で、でも!いいのかい?!



    あぁ、死刑で死ぬなんて逃げたみたいで嫌だ...


    そうだな....どうせ死ぬなら、償いをしてから死のう



    ――まっ、そんなこと俺がさせないけどな



    私はあんた達に協力する


    おれもだ


    僕も



    ――そうか.....ならば明日、戦士としてのお前らは死に...名を捨て....兵士としてこの世界を救うぞ!





    「さぁ、始めようか」ガリッ



    「.....」ガリッ



    「........」ガリッ










           カッッッ!!!   ズドォォォォォォォォォン!!!
  261. 261 : : 2015/08/21(金) 12:13:28

      
         ズガガガガガガガガガガガガガッ!!!


    ジャン「天井が!?」


    ペトラ「みんな気をつけて....ほら、オルオ舌を噛むんじゃないわよ!」


    エルド「だから、夫婦漫才やめろって」


    グンタ「お前ら、ピクニックに来てんじゃねえんだぞ!」






    超大型巨人「......」プシュゥゥゥゥゥ




    鎧の巨人「ぐぉぉぉぉ!」




    雌型の巨人「フッー!」




    ミカサ「一体これは....」


    アルミン「だって....あの時、死んだはずじゃ...」



    コニー「じゃぁ、誰なんだよ!?」



    サシャ「いや、やっぱり」



    ヒストリア「う....嘘....夢?」



    ユミル「残念ながら現実だよ.....まぁ、残念とは思ってないだろうがな」








    ロッド「まさか.....私がケニーを使ってくることまで読んで....」





    エレン「はっ!......俺は完璧主義なんでね....あ、そうそうさっきの言い間違いなんだわ」





    ロッド「........」










    エレン「チェック・メイトだ、ロッド・レイス」









     
  262. 262 : : 2015/08/21(金) 12:19:42
    おお!生きていたか!
    あれ?w
    首落ちてなかったっけw
  263. 263 : : 2015/08/21(金) 12:23:03
    あれ、人形ですよ?W

    執行人はエレンでしたからね


    血は......これから書きます(笑)
  264. 264 : : 2015/08/21(金) 12:43:51
    ロッド「しかし、貴様は自分で巨人化するなと言っておきながら奴らに巨人化させてるではないか!それでは矛盾しているぞ!」



    エレン「いや、この王城から半径500m圏内にかけてもう住人は避難させてありますよ」ニコッ













    マルロ「はーい、押さないでくださいね~」



    ゾロゾロゾロ      ゾロゾロ    ゾロゾロ  ゾロ





    マルロ「はぁ....(なんで、僕ばかりこんな役を)」トホホ


    ナイル「ほら、そこ!ちゃんと働け」



    マルロ「はっ!、すいません!(しかし、エレンのやつめ....本当に巨人が出てるじゃないか、一体どうやって?)」




    ナイル「.......」



    まったく、王政を真正面から叩き潰すとは



    ――ナイルさん!お願いです!調査兵団に協力してください!


    しかし、君だけではダメなのか?


    ――あぁ、俺ちょっと王政に潜り込んで、裏切り者ってことになるんで



    まじか......






    ナイル「.......フッ!」



    これで、いいんだな....エレン





    アルミン「ちょっと待ってくれ!」


    エレン「ん?なに....」


    アルミン「....君が実は裏切り者じゃないってことはわかったよ.....でも、あの巨人は!?もしかして.....」



    エレン「さぁ、誰だろな?」ニヤッ










    コロセッ!    コロセッ!  コロセッ!     コロセッ!   コロセッ! 




    コッ   コッ   コッ   コッ   コッ


    ――さぁ、早くそこに隠れろ


    こんな人形で黙せるのかい?


    ――大丈夫だ、誰がこんな馬鹿でかい死刑台を選んだと思ってんだ?



    まぁ、いいけどよ....おれら結構感動的な別れしてきたんだけど...


    ――恥ずかしいな....(笑)


    人ごとだと思って!絶対楽しんでるだろ!


    ――いいや、ほら、ほらはやく グイグイ


    あ、ちょっ 



    コッ   コッ   コッ   コッ   コッ





    ――これより、超大型巨人、鎧の巨人、雌型の巨人を処刑する!!!




    ウォォォォォォォォォォォオォオォォォオオォォォォオオォォ!




    ――..... チャキッ




        ズバッ      ズバッ      ズバッ



              ブシャァァァァァァァァァァァ!!!



    ――(the!トメトジュ――――ス!!!....うっはぁ、トマトくせえ(笑)バレるだろこれ)






    エレン「......」フフフッ





    ロッド「お前らは!何なんだ!....なぜこいつに従う!!!」









         「”何だかんだ”と聞かれたら!!!」








  265. 265 : : 2015/08/21(金) 13:10:22
    アルミン「は?」


    超大型「」ブシュゥゥゥゥゥ


    「プハッ...答えてあげるが世の情け!!!」



    「壁内の滅亡防ぐため!!!」



    「壁内の安寧守るため!!!」



    「愛と真実の悪を貫く!!!」



    「ラブリーチャーミーな悪役!!!」



    「ムサシッッッ!」



    「コジロォウッ!」



    雌型「」ブシュゥゥゥゥ



    「...ニャ、ニャースでニャース///」



    一同「「「「「は.....?」」」」」



    エレン「うん、うん」マンゾクゲ




    ムサシ「世界をかける巨人組の三人には!!!」キランッ



    コジロウ「Sun rises!!!明るい明日が待ってるぜ!」ビシッ





    ニャース「にゃ~んてにゃ!!!」





    アルミン「えっと.....ライナー、ベルトルト、アニだよね...」




    ライナー「え?俺はムサシだけど?」サッ


    ベルトルト「僕もただのコジロウだけど」サッ


    アニ「私も、ただのニャースだから」サッ




    アルミン「おい!さっきもやったよ!このやり取りぃ!!!」



    ライナー「だってなぁ」



    エレン「なぁ~」



    ジャン「なんだ、この茶番...」



    ロッド「私は....こんなふざけたやつに負けたのか...」


    エレン「いやいや、あんたがどんなに足掻こうが....結局は俺が勝ってたよ....いったでしょう?あなた達は俺の手のひらで踊らされていただけってね」




    ロッド「そうか....」




    エレン「さてと....後始末もしなきゃなぁ~」グググッ





    アルミン「エレン!」




    エレン「んぁ?」






    一同「「「「「おかえりっ!!!」」」」」












    エレン「おう、ただいま!」


  266. 266 : : 2015/08/21(金) 13:11:35
    the!トメトジュ――――ス!!!wwwwwwwww
    わろたwwwww
    だめだろwww

    ロケット団じゃねーかwwwwww
  267. 267 : : 2015/08/21(金) 13:19:06
    >>進撃さん


    今回のコンセプトは悪役ということで...悪役ばっかり人選してたんですが...ここは一番悩みましたねw

    いや、何を迷ってたかっていうとロケット団かドロンジョ様かですがねwww


    さてさてこれからエピローグに入ります!


    物語が終わっても次回作の予告などをやるので!ぜひ最後まで見てってくださいね!
  268. 268 : : 2015/08/21(金) 13:21:06
    どっちも笑ってしまうよwww

    最後まで見るよ!w
    期待してるよw
  269. 269 : : 2015/08/21(金) 13:22:54
    ありがとうございます!


    これで私は頑張れる(笑)
  270. 270 : : 2015/08/21(金) 13:24:16
    頑張れ!ww
    応援するぞ!w
  271. 271 : : 2015/08/21(金) 13:30:18
    期待してる
  272. 272 : : 2015/08/21(金) 13:35:22


    エルヴィン「人類は負け続けた....何度も、何度も、何度も!奴ら巨人に仲間は喰われ!踏み潰され!殺されたその度に我々は撤退を繰り返し!反撃の機会を伺ってきた!」



    リヴァイ「......ワクワクするのをやめろ」


    ハンジ「.....え?」ワクワク


    ミケ「.....もう手遅れだ」


    オルオ「......!」ガリィ プシャァァァ


    エルド(ついに喋らずに舌を噛み始めやがった!)」ギョッ


    グンタ「(こいつやっぱすげぇ!)」キョウガク


    ペトラ「うわぁ....」アキレ


    アルミン「アッハハ....」


    ジャン「準備はいいか?お前ら...」


    ミカサ「いつでも...」


    コニー「おう!」


    サシャ「.....お腹減った」


    ジャン「ちょっと黙れ」


    ライナー「いつでも!行ける」


    ベルトルト「....フフッ」



    ライナーベルトルトはジャンの班で人類に貢献するという形で調査兵団に再入団を果たした.....







       



    「.......」



    「あの中に入りたいのか?エレン」




    エレン「.....まぁ、ちょっと入りたいとは思いますけど...てかリコさん、なんでここにいるってわかったんですか」


    リコ「バカと悪党は高いところが好きと言うだろう?」


    エレン「言わねーよ」


  273. 273 : : 2015/08/21(金) 13:35:59
    進撃さん、エレアニ大好きさん



    ありがとうございます!

  274. 274 : : 2015/08/21(金) 13:49:55
    エレンはバカかw

    どうもどうもw
  275. 275 : : 2015/08/21(金) 13:51:40
    ―――王宮


    「はいはい、次はこっちお願いね~」


    「了解しました、ヒストリア女王」


    ヒストリア「もぅ...そんな固くならなくていいよ、さぁ、みんな!あと一週間で瓦礫撤去しちゃうよ!」パンパンッ




    「「「「うぃ~すっ」」」」




    「アニ姐!ユミルの姉御このでかい瓦礫よろしくお願いします!」


    アニ(巨人)「.......」ヒョイッ


    ユミル(巨人)「......がぅ」ズズズッ



    アニ「(なんで、私はこんなところで、花礫撤去をしてるんだ?)」


    ユミル「(しらねーよ)」


    アニ「(ナチュラルに脳内に話しかけてこないでよ)」



    ヒストリア「ほら!アニにユミル!喋ってないで手を動かして!」



    アニ「(.......ねぇ)」


    ユミル「(言うなわかってる)」




    アニユミ「「(なんで、喋ってるってわかるの?!)」」





    ヒストリアは...真の女王として...政治に参加する...





    ........わけではなく、壊れた王城の瓦礫撤去作業の指揮をしている。ちなみに、働いているのは駐屯兵、憲兵の皆様とエレンの愉快な仲間たちである


    本人曰く、


    「やっぱり、物事は形から入らなきゃね!ということで新しく王城立てるから、兵を貸して」


                         ...だそうだ




    しかし、兵だけではさすがに人手が足りないので...ユミルとアニを巨人化させ...作業効率を高めているのだ!












    リコ「そういえば、お前の立体起動用の義手、義足が完成しそうとのことだ」


    エレン「...ようやくかぁ」


    リコ「で、お前はこれからどんな景色を見せてくれるんだ?」



    エレン「.....そりゃもう、最高の景色ですよ!」




  276. 276 : : 2015/08/21(金) 13:52:20
    >>進撃さん


    バカと天才は紙一重ってやつですよwww
  277. 277 : : 2015/08/21(金) 13:54:17
    おおwww
  278. 278 : : 2015/08/21(金) 14:09:54
    エルヴィン「そして!同時に巨人は元は人間だとわかった!」



    「彼らもまた、悪夢を見続けた被害者でしかない!」


    「その大元である巨人を断ち!!!我々のチカラで人類へと栄光を!」





             ウォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!





    エルヴィン「我々が行うのは...進撃!進撃!!快進撃!!!」





    エルヴィン「今こそ、集え精鋭よ!!!調査兵団の名の下に!!!」








    リコ「ふふっ...やっぱり、お前といるのが一番楽しい!」




    エレン「リコさん...話を聞いてもらえますか」



    リコ「ん....どうした?」



    エレン「俺が道を踏み外さなかったのは....仲間もありますけどそれ以上にリコさんがいてくれたからなんです...ありがとう...感謝してもしきれません」



    リコ「あ、あぁ...そんな直球で言われると照れるな///」




    エレン「そして...これは、よかったらなんですが//」ポリポリ




    リコ「ん?なんだ?言ってみろ」




    エレン「その....これからは俺の妻として共に......生きていきませんか?」




    リコ「......へ?///」



    エレン「いや、だかr リコ「聞こえてる聞こえてる!ちゃんと聞こえてるから!」




    エレン「それはよかった」




    リコ「えっと...それはプ、ププ、プロポーズというやつか?」



    エレン「どのプロポーズかは知りませんが俺が知ってるプロポーズは一つしかありませんよ?」キョトンッ



    リコ「だ、だよな....悪いなちょっとテンパってて」アタフタ



    エレン「返事は今じゃなくても、大丈夫ですゆっくり考えてください」クルッ




    リコ「.......」アワアワ



    そうじゃないだろ.... そうじゃないだろ!リコ・ブレツェンスカ!



    リコ「(私の答えなどもう決まっている!)」ダッ



       



                 ギュッ




    エレン「うぉ!....リコさん?」




    リコ「こんな、私でよかったら....その....これからもよろしく頼む!」ギュー









    エレン「はい!喜んで!」ニコッ
  279. 279 : : 2015/08/21(金) 14:14:46
    リコさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!
    まさかのエレリコォォォォォ!!!
    わかってたけども!!!!
    わかっていたけどもぉぉぉぉ!!!!
  280. 280 : : 2015/08/21(金) 14:29:26


    「開門!30秒前!」







    エレン「......」スタスタ




    これから人類が進む道は....希望か....絶望か....





    いや.....俺がいるんだ絶対に絶望になんかさせない!






    それに、俺には





    仲間が、親友が、家族が!!!




    本当ようやくだ....ようやくお前らをちゃんと見送れた気がする



    トーマス.....ナック......ミーナ



    お前らは先にそっちで待っててくれ....俺は全部終わったらそっちに行くから.....




    ハサミ「」



    エレン「........」カチャッ






          

          ジャキンッ....      パサッ










    エルヴィン「進めぇ!!!」ダッ




            ウォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!







    エレン「......フッ」ギュッ








    エレン「さぁ、進撃を始めよう」











     
    Let's begin the attack! ~END~
  281. 281 : : 2015/08/21(金) 14:34:26
    終わりかな?
    続きあれば見たいな!
    新作作るのかな?
    何意はともあれみにいくよ!
  282. 282 : : 2015/08/21(金) 14:47:16
    くぅ~~~~~~っ!  


    これにて完結です!


    いや~ほんとね、最初は人気がでなくて焦りましたwww

    まぁ、今も人気があるとは言えないんですが(;´Д`)


    それでも、最後まで見てくださった方々には感謝してもしきれません!


    作中でのあんなことやこんなとこが面白かったというコメントを見るのが私のやる気へ繋がりここまで出来ました!




    このssが完結したのも読者の皆様方のおかげです!





    本当にありがとうございます!

      

    それでは次回作の予告やっちゃいます!
  283. 283 : : 2015/08/21(金) 14:47:53
    まってました!!!
  284. 284 : : 2015/08/21(金) 15:11:11


    ヒュォォォォォォォォォォォ





    「俺は......ヘタレだからな」ハハッ




    読者待望!!!←まってねーよ(笑)





    エレン「壁の中で悠々自適に暮らしたいんだ...」



    主人公!エレン・イェーガーは.......ヘタレ?!




    ミカサ「....守られるだけは、もう嫌だ!」


    覚醒してないミカサちゃん 今作もジャンミカ!!??




    アルミン「ぼくは....人類の希望に!」


    またしても巨人化しちゃうアルミン君 








    そして、訓練兵団にいる、ライバルたち!




    ジャン「き...綺麗な黒髪だ」ポッ


    ライナー「第一回、ぶっちゃけトーク大会~♪」
                          パフパフ♪

    ベルトルト「ここの星は見てると、心が安らぐ...」ポエミーww


    マルコ「よーし!お前らケツをだせ....しばいてやる!」誰だコイツw


    コニー「俺は.....馬鹿なのか?」ガクッ


    サシャ「自信をなくさないでくださいコニィィィィィィィィ!」


    ユミル「...今だけは...今だけは私に甘えな」アネサン!


    アニ「まったく、そんなに避けられると傷つくよ....」


    クリスタ「私は....ずっと偽ってきた!必要とされるために!」オイオイシリアスwww








    エレン「くそっ!くそくそくそっ!」




    エレン「落ちないんだ......アルミン」







    エレン「....アアァ....巨人だ」








    カルラ「エレン!早く逃げなさい!」




    エレン「巨人なんかに母さんは奪わせやしない....」チャキッ
















    エレン「俺はヘタレで......潔癖症」


                   ep.1 終わりと始まり

                      















    キース「おい...貴様、何をしている」



    エレン「....へ?」ゴシゴシッ←洗濯中



                         お楽しみに♪
                      
  285. 285 : : 2015/08/21(金) 15:15:46
    最後wwwww
  286. 286 : : 2015/08/21(金) 15:16:03
    見たら分かるだろwwww
  287. 287 : : 2015/08/21(金) 15:19:19
    新しいシリーズ書いていきます


    http://www.ssnote.net/archives/38762



    よかったらこちらからどうぞ!
  288. 288 : : 2015/08/21(金) 16:00:16
    次回予告のユミルかっこよすぎwww
  289. 289 : : 2015/08/21(金) 16:01:47
    >>名無しさん

    えぇ!そうでしょう!ユミルは個人的に大好きだから活躍させたいですねーwww
  290. 290 : : 2015/08/23(日) 00:18:28
    メッチャおもろかった
  291. 291 : : 2015/08/24(月) 15:10:45
    >>名無しさん◆wyRgrvWruo



    最後まで見て下さりありがとうございました!

  292. 292 : : 2015/08/25(火) 23:02:44
    今日この物語読ませていただきました!ものすごく面白かったです!
  293. 293 : : 2015/08/26(水) 23:17:17
    話の内容が上手くまとまっていて素晴らしかった!

    最後の髪を切ってからのセリフには鳥肌がたったwww

    すごい面白かったです!


    次の作品にも期待してます

  294. 294 : : 2015/08/27(木) 17:01:04
    >>名無しさん


    ありがとうございます!


    はっきり言うと、髪切らせるの忘れてたんですよね(笑)
  295. 295 : : 2015/08/30(日) 21:24:00

    エレンカッコよかったです!
    ロケット団は吹いてしまいました(笑)

    エレン「俺はヘタレで......潔癖症」も、めっちゃ期待しています!
  296. 296 : : 2015/09/27(日) 22:36:56
    ロケット団ww吹いたww。
    とてもおもしろい、良かった。
  297. 297 : : 2016/05/21(土) 18:47:41
    このエレンって、身体能力は、原作エレンにリミッター解除をして、頭脳は、ノゲノラの空ってとこですかね?うん、最高の組み合わせだ。面白かった。
    出来れば、後日談とか書いて欲しいなぁ〜。(>_<)
  298. 298 : : 2018/05/22(火) 23:11:15
    俺の読み落としかも知れんけど結局バイキンマンって誰なん?
  299. 299 : : 2018/11/09(金) 00:32:54
    >>298それな
  300. 300 : : 2019/03/28(木) 16:57:58
    >>298
    マルコって書いてあったで
  301. 301 : : 2020/10/06(火) 10:03:25
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

    http://www.ssnote.net/categories/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA/populars?p=18
  302. 302 : : 2020/11/22(日) 06:32:06
    34の最後ミーナとエレンがどっかの海賊に....
  303. 303 : : 2023/07/04(火) 14:26:38
    http://www.ssnote.net/archives/90995
    ●トロのフリーアカウント(^ω^)●
    http://www.ssnote.net/archives/90991
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
    http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
    2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
    sex_shitai
    toyama3190

    oppai_jirou
    catlinlove

    sukebe_erotarou
    errenlove

    cherryboy
    momoyamanaoki
    16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ちょっと時間あったから3つだけ作った

    unko_chinchin
    shoheikingdom

    mikasatosex
    unko

    pantie_ero_sex
    unko

    http://www.ssnote.net/archives/90992
    アカウントの譲渡について
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654

    36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
    理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな

    22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
    以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。

    46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね

    52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
    一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑

    89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
    noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ

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singeki0109

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