このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
アルミン「人間って美味しいなあ。」
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- 1 : 2014/10/11(土) 18:32:32 :
- 亀更新になると思います。
アルミン「あははは。美味しいなあ、おいしー。」ガブガブ
エレン「ミ、ミカサが・・・。アルミン、お前、どうしちまったんだよ‼」
アルミン「えー、んーと、なんか食べたいって言う衝動がおさまんないんだよ。」
エレン「あ、アルミン。」
アルミン「エレン、大丈夫。すぐ食べてあげる。」
エレン「や、やめろ。アルミン‼」
何で、何でこんなことに‼
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- 2 : 2014/10/11(土) 18:40:49 :
- 時はとある日まで遡る
エレン「アルミン‼朝飯食べよーぜ‼」
アルミン「エレン。うん。」
エレン「腹へったよなあ。」
アルミン「さっきお腹なっちゃった。」
ミカサ「私も。」
エレン「Σ(Д゚;/)/ミカサ‼いきなりだな‼」
ミカサ「さっきからいたのにエレンが気づかなかっただけ。」
エレン「わ、悪い悪い‼」
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- 3 : 2014/10/11(土) 18:44:18 :
- エレン「またいつものパンと薄いスープか。肉食いてえなあ。」
ミカサ「開拓地で食べてたご飯よりはましな方。」
アルミン「そうだね。早く食べよう。僕おなかへっちゃった。」
エレン「そうだな。」
思えばこのときからアルミンは、おかしくなっていたんだ・・・
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- 4 : 2014/10/11(土) 18:49:33 :
- エレン「うめ~‼ごはんが食えるって最高‼」
サシャ「同感です‼」
ミカサ「二人とも、こぼれてる‼落ち着いて食べて。」
エレン「悪い。」
サシャ「エレンがパンくれたら落ち着いて食べますよ。」
エレン「はあ?誰がやるか‼」
アルミン「御馳走様。」
エレン「おっ、アルミン早いな、って、全然食ってねーじゃねーか‼」
アルミン「うん。なんか食欲がなくて。」
エレン「さっきまで、腹へったって言って食ってたじゃねーか‼」
アルミン「なんか、もういい。サシャ。あげるよ。」
サシャ「本当ですか?ありがとうございます‼」
ミカサ「アルミン、どうしたの?具合悪いの?」
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- 5 : 2014/10/11(土) 18:53:54 :
- アルミン「そういう訳じゃないんだ。ただなんか、いらない。 これじゃない‼」
エレン「はあ?これじゃない?」
アルミン「えっ?いや?何でもない。」
ミカサ「アルミン、やっぱり具合悪いんじゃあ?」
アルミン「大丈夫だよ。」
エレン「でも、お前‼顔色悪いぞ‼」
アルミン「平気。」
エレン「医務室に行った方が。」
アルミン「大丈夫だっていってんだろ‼」
エレン「‼」
ミカサ「‼」
サシャ「あ、アルミン?どうしたんですか、叫んで。」
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- 6 : 2014/10/11(土) 18:55:42 :
- アルミン「あ、いや、何でもない。」
アルミン「ちょと部屋に戻る‼」ダッ
エレン「アルミン‼」
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- 7 : 2014/10/11(土) 19:01:54 :
- アルミン「な、何で、僕、あんなことを‼」
心配してくれた二人に叫んでしまった。
自分でも何故か分からない。
不思議と朝御飯食べてないのに、僕はお腹がすいていない。
でも、何故か何かを食べたいという気持ちがある。
それが何か、僕自身分からない。
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- 8 : 2014/10/11(土) 19:07:34 :
- ジャン「アルミンのやつ叫んでたけど何かあったのか?エレン、ミカサ。」
エレン「ジャン。別になにもねえよ。」
ジャン「本当かよ‼あのアルミンが叫んだんだぜ‼」
ミカサ「私達がしつこくしてしまったから、アルミンだって怒る。」
エレン「ああ、アルミンって怒ると怖いんだよ‼」
ミカサ「ええ、いじめッ子についにぶちギレて、血の色に染まったことが。」
ジャン「はあああ‼」
エレン「馬鹿‼ウソに決まってんだろ‼」
ジャン「そ、そうか。そうだよな。」
その時、誰も思わなかった。
本当にそうなることを、アルミンが血の色に
染まることを・・・
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- 9 : 2014/10/11(土) 19:26:07 :
- アルミンが本当におかしくなったのはその次の日だった
エレン「アルミン、おい、起きろよ。」
アルミン「・・・」
エレン「訓練はじまっちまうよ‼」
アルミン「・・・」
エレン「おい‼」
アルミン「うるさい。」
エレン「‼」
アルミン「先いってて。」
エレン「・・・」
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- 10 : 2014/10/11(土) 19:27:40 :
- ミカサ「アルミンがおかしい?」
エレン「ああ、なんか冷たくなったような。」
ミカサ「気のせいよ、確かめてくる。」
エレン「ああ、頼むわ。」
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- 11 : 2014/10/11(土) 19:34:41 :
- ミカサ「アルミン。」
アルミン「ミカサ・・・。」
ミカサ「次は格闘術だから、私と一緒にやろう。」
アルミン「・・・。」
ミカサ「アルミン?」
アルミン「やだ。」
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- 12 : 2014/10/11(土) 19:39:25 :
- ミカサ「えっ?」
アルミン「もう話しかけないでくれる。はっきり言って、うざい。」
ミカサ「えっ、あ、アルミン?」
アルミン「一人にさせてくれってことだよ。」
ミカサ「な、何で?アルミン‼」
アルミン「別に何だっていいだろ‼」ダッ
ミカサ「アルミン‼」
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- 13 : 2014/10/11(土) 19:43:54 :
- アルミン「これでいいんだ、これで・・・」
昨日から僕はおかしい。
何がおかしいか、それは
人間を食べたい
と思ってしまうことだ。
昨日、訓練で、誰かが怪我して、血を流してた。
それを見たとき僕は、吸いたい。食べたいと思ってしまった。
飛び付いて、食いちぎって、内蔵、た、たべた、食べたいと思ってしまった‼
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- 14 : 2014/10/11(土) 19:45:33 :
- きっと朝御飯を食べなかったからだと思ってパンを盗んで食べたが、全く食べれず、食べたものも吐いてしまった。
何で、自分でも何故か分からない。
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- 15 : 2014/10/11(土) 19:52:05 :
- 僕は何がなんだか分からなくなって、ベランダでボーっとしてたら、クリスタが来たんだ。
クリスタ『どうしたのアルミン?』
アルミン『クリスタ‼』
クリスタ『朝、食堂で叫んでたけど、大丈夫?』
アルミン『えっ、いや』
クリスタ『よかったら相談に乗るよ‼』
アルミン『えっ、いいよ。平気。』
クリスタ『本当に?心配なの‼悩み事?少し私と話そう。人と話せばきっと落ち着くよ。』
アルミン『わ、分かった。』
あのときなにがなんでもどっかにいってもら
えば良かった。
そうすればあんなことにはならなかった‼
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- 16 : 2014/10/11(土) 19:57:47 :
- クリスタとは話が弾んだ。楽しかった。
僕はやっと落ち着いて皆の所に行こうとした。
その時、クリスタは転んで怪我をした。
血が流れた。
その時、僕は内側からくる何かの衝動に駆けられた。
その瞬間、目の前が赤くなり暗くなった。
気づいたとき、クリスタの姿はなく、赤く染まった床に立ってる赤く染まった僕がいた。
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- 17 : 2014/10/11(土) 19:59:10 :
- 最初、何がなんだか分からなかったが、すぐ分かった。
僕はクリスタを
食べたんだ。
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- 18 : 2014/10/11(土) 19:59:26 :
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- 19 : 2014/10/11(土) 20:01:23 :
- アルミン『う、うわあああウワアアアあぁあぁあああアアア‼ああアアあぁあぁあああアアアアアアあぁあああ‼』
食べたんだ‼クリスタを‼僕が‼人間を‼
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- 20 : 2014/10/11(土) 20:15:41 :
- もう、僕は人じゃない。化け物だ、エレン達とはもう、一緒にはいられない。
エレン達と距離を置こう。そして、自殺しよう。
それがいい。じゃないと、僕は、エレン達を
食べてしまう。
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- 21 : 2014/10/11(土) 20:18:58 :
- 数日後
エレン「ミカサ‼朝飯食いにいこうぜ‼」
ミカサ「ええ。」
ジャン「俺も‼」
サシャ「コニーの御飯頂き。」
コニー「あー‼」
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- 22 : 2014/10/11(土) 20:22:32 :
- エレン「クリスタが死んで悲しいけど、いつまでもうじうじしてられないよな‼」
ミカサ「ええ、クリスタの分も生きましょう。」
良かった。エレン達と距離を置けた。エレン達はもう僕がいなくても大丈夫だ。
エレン「‼」
アルミン「あっ」
目があった。
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- 23 : 2014/10/11(土) 20:26:15 :
- エレン「・・・」フイッ
アルミン「‼」
目、そらされた。当然だよ、ここ数日ずっと無視してきたんだから。
そうなることを望んでたじゃないか‼
アルミン「・・・」
気持ちが変わる前に自殺しよう。
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- 24 : 2014/10/11(土) 20:31:15 :
- 夜
アルミン「この森なら首をつって死ねる。」
アルミン「サヨナラ。」
エレン「やめろ‼」
ミカサ「早まらないで‼」
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- 25 : 2014/10/11(土) 20:33:06 :
- えっ?エレン?ミカサ?
アルミン「何でここに?」
エレン「最近様子おかしいからわざと距離をとって様子を見てたんだよ‼」
ミカサ「何で‼死のうとしたの?」
アルミン「‼」
エレン「何か悩みあるなら相談してくれよ‼」
ミカサ「アルミン‼」
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- 26 : 2014/10/11(土) 20:39:07 :
- 優しすぎるよ二人とも。
アルミン「ありがとう。二人とも。」
でも、もう、僕は、限界だった。
エレン「何でも話せ‼」
うん。
ミカサ「何でも聞くよ‼何でもする‼」
本当に?
エレン「アルミンは親友だからな‼」
そう、ありがとう。じゃあ、何でもしてもらおっかな・・・
僕はもう、僕ではなくなっていた。
アルミン「ミカサ。ありがとう。じゃあ、サヨナラ~‼」
ガブッ
ブシャアッ
赤いミカサの血がスローモーションのように宙を舞った。
ははは‼キレ~‼
ミカサ「あ、あ、アルミン?」
エレン「えっ?」
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- 27 : 2014/10/11(土) 20:41:23 :
- グシャッパキッグチョッ
ミカサ「あ、アルミン・・・。」ガクッ
美味しい‼美味しい‼美味しい‼
やめられない‼
グシャッパキッグチョッ
最高‼ははは‼
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- 28 : 2014/10/11(土) 20:43:46 :
- アルミン「あー、美味しかった‼」
エレン「あ、アルミン。お、お前‼」
アルミン「エレン。大丈夫。エレンもすぐ食べてあげる。」にこっ
エレン「あ、あ、あ、アルミン‼う、う、うわあああウワアアアあぁあぁあぁあぁあぁあああアアアアアアアアアアあぁあ‼」
グシャッ
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- 29 : 2014/10/11(土) 20:45:34 :
- そうだ、思い出した。僕の名前はアルミン・アルレルトじゃない。
アルミン・マイヴェス
食べてやる‼
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- 30 : 2014/10/11(土) 20:48:48 :
- ジャン「おい‼アルミン‼どうしたんだ。お前‼血だらけじゃないか‼」
アルミン「・・・。」
コニー「お、おい?アルミン?」
教官「アルレルト‼どうしたんだ‼その格好‼」
アルミン「じゃない。」
ジャン「は?」
アルミン「僕はアルミン・アルレルトじゃない。アルミン・マイヴェスだ‼」
ガブッ
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- 31 : 2014/10/11(土) 20:49:00 :
-
- 32 : 2014/10/11(土) 20:50:15 :
- 我にかえったときにはもう遅かった。
アルミン「ウワアアア‼」
食べてしまった。
エレン
ミカサ
ジャン
コニー
サシャ
クリスタ
皆
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- 33 : 2014/10/11(土) 23:21:25 :
- ぎゃあ!
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- 34 : 2014/10/12(日) 19:12:55 :
- >>33
コメントありがとうございます‼
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- 35 : 2014/10/12(日) 19:15:27 :
- それからアルミンは調査兵団に入った。
壁外に幾度に巨人を食べて、人間を食べたいという衝動を抑えていた。
しかし、それでも人間を食べたいという衝動は、おさまらず、時々人間を食べていた。
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- 36 : 2014/10/13(月) 18:48:47 :
- っていうのは夢でした。
終わり
アルミン「変な夢見ちゃった。最悪‼」
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- 37 : 2014/10/13(月) 18:56:51 :
- 夢オチwww.
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