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エレン「...天使の歌声?」修正版

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  1. 1 : : 2013/11/11(月) 02:16:26
    ”夜“


    ー男子寮ー



    エレン「...天使の歌声?」キョトン

    ライナー「クリスタのことかっ!?」ガバッ

    アルミン「落ち着いてライナー」

    ベルトルト「でも、天使なんて言ったら一人しか当てはまらないね」

    ライナー「あぁ、クリスタは天使だっ!」グッ

    エレン「...詳しく聞かせてくれよ」

    アルミン「夜になると寮の何処からか歌が聞こえてくるんだって」

    ベルトルト「...つまり、その歌が天使のような歌声ってこと?」

    アルミン「うん、僕も直接聞いたことは無いんだけどね」

    エレン「聴いてみたいなその歌声」

    ライナー「クリスタの歌声...」ウットリ

    アルミン「小鳥が集まってくるのが容易に想像できるね...」ウットリ

    エレン「...」

    ベルトルト「...」

    エレン「寝るか」

    ベルトルト「そうだね」


  2. 2 : : 2013/11/11(月) 02:28:07
    ”夜“


    ー女子寮ー


    クリスタ「えぇっ!!わ、私じゃないよぅ...///」モジモジ

    サシャ「でも、天使みたいならクリスタが有力ですね」

    ミーナ「小鳥が集まってくるのが容易に想像できるわね」ウンウン

    ユミル「...」

    クリスタ「ち、違うよぅ///」モジモジ

    サシャ「まあ、クリスタが夜中に抜け出したりしたらユミルが黙ってませんからね!」

    ユミル「...そうだな」

    ミーナ「ユミル?どうかしたの?」

    ユミル「別になんでもねーよ」シレッ

    ユミル「クリスタ、私と寝ようぜ~」グイッ

    クリスタ「もぅ、止めてよユミル~」ジタバタ

    サシャ「私も一緒に!」バッ

    ユミル「私とクリスタの愛の巣にくんな芋女!」

    サシャ「ひどいっ!」ガーン

    ミーナ「...?」


  3. 3 : : 2013/11/11(月) 02:35:08
    ...真夜中...

    ー宿舎裏ー


    ユミル「...天使の歌声か」

    ユミル「...気にしたこともなかったな」

    ユミル「”アイツ“にバレたら幻滅されるだろうな...」

    ユミル(そばかす女が歌なんか歌ってるって...)

    ユミル「また、別の場所を探さねぇと...」

    ユミル「...」

    ユミル(独りでいることに...慣れちまった)

    ユミル(独りだ...)

    ユミル(いつも、独りだ)


    ユミル「~♪」

    ユミル(歌が寂しさを紛らわしてくれる...)

    ユミル「~♪」




  4. 4 : : 2013/11/11(月) 02:51:35
    ー*歌*.*ー


    ユミル「~♪」


    ........................................................................................


    ( Ich tue nichts in den Baukasten...♪ )
      積み木箱には何も入れない...


    ( Ich will nichts verlieren...♪ )
     ”もう何も失いたくない...“


    ( Ich versteckte die Bauklotzen vor die...♪ )
    ”君“に見つからないように”私“は積み木を隠した...


    ( Ich Mauere wie der mit Stёinen vorsichting...♪ )
         私はまた慎重に石を積む...


    ........................................................................................



    ユミル「~♪」

    エレン「...ユミル?」

    ユミル「なっ...死に急ぎ野郎っ!?///」バッ

    ユミル「何でこんな所にいるんだよっ!?///」

    エレン「なんでって言われてもなぁ...」

    エレン「ここ、男子トイレの裏だぞ?」

    ユミル「」


  5. 5 : : 2013/11/11(月) 03:10:14
    ...真夜中...


    ー備品倉庫(裏)ー



    ユミル「...」

    エレン「...」

    ユミル「笑えよ」

    エレン「え?」

    ユミル「私なんかに歌なんて不釣り合いだったろ?」

    ユミル「とっとと笑えばいいさ...」

    エレン「別にそんなこと思ってなんてねーよ」

    エレン「なぁ...ユミル?」

    ユミル「なんだよ」


    ”もっと聴かせてくれよ“


    ユミル「はぁっ!?」

    エレン「お前の”声“すげぇ綺麗だったからもっと聴きたいんだ!」

    エレン「頼むよ!」

    ユミル「誰が死に急ぎ野郎に子守唄なんて...っ!!」

    エレン「よし、じゃあ皆を連れてくる!」ダッ

    ユミル「なんでそうなるんだよ!」ガシッ

    エレン「俺だけ聴くのは皆に悪いだろ?」

    ユミル「そういうことじゃねぇよ!」グイッ

    エレン「うぉ!?」


    ドサッ


    エレン「おいおい、いきなり...」ムニッ

    エレン「?」

    ユミル「...いつまで汚ねぇ手で人の胸触ってんだよ?」ボソッ

    エレン「わ、わりぃ!!別にそんなつもりじゃっ!!///」ガバッ

    ユミル「...分かってるよ」

    ユミル「...」

    エレン「わ、わりぃ...」

    ユミル「ま、魔が差したら」

    ユミル「また明日、一人でここに来い」

    エレン「...え?」

    ユミル「...じゃあな」スタスタ

  6. 6 : : 2013/11/11(月) 03:24:30
    ー.歌*.*ー


    ユミル「~♪」


    ..............................................................


    ( Es ist wie das spiel mit Bauklotezen...♪ )
        それは積み木遊びのよう...


    ( Ich mauere mit Steinen vorsichting...♪ )
         私は慎重に石を積む...


    ( Es ist wie das spiel mit Bauklotezen...♪ )
        それは積み木遊びのよう...


    ( Ich sehe meinen leeren Baukasten an...♪ )
       私は空っぽの積み木箱を眺める...


    ( Du brichst meire Mauere arglos mit schmutzigen Handen...♪ )
    ”君は“無邪気に”私の“壁を汚れた手で壊してしまうね


    ............................................................



    ユミル「~♪...」



    ユミル「...鈍感野郎」ボソッ




  7. 7 : : 2013/11/11(月) 03:26:14


    進撃の名無し「終わり」

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parumezon

進撃の名無し

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