〜拝啓〜



リヴァイ「遺品の整理をしていたらまったく嫌なもの見つけっちまったぜ。」



ペトラへ

お前が今この手紙を読んでいるという事は俺は多分ここにはいねぇな。
とりあえず俺はお前のことが好きだった。嫁にするってのもガチだったんだぜ割と。
なんで俺様がお前を好きになったかって?さぁな。まぁお前の淹れる紅茶は俺の嫁に値した。
悪い。冗談だ。俺は知ってたよ。お前が人一倍優しくておせっかいなことをな。
エレンの餓鬼に気い遣ってたことも、俺が舌をきった時にさりげなく薬みたいなの置いといてくれたこともよ。
俺は確かにリヴァイ兵長のようにはなれねぇかもしれないけどよ。お前のことは誰よりもよく理解しているつもりだから。
俺様が死んで悲しくても泣くんじゃないぜ。お前は、その‥笑っている顔が1番可愛いから…。
あああもうわけわかんねぇ〜!もういいや以上だ!
元気でな。


オルオ






リヴァイ「……ック。」







オルオへ

私がいないからって体に悪いもんばっか食べてんじゃないでしょうね?そんなことだったら承知しないんだからね!天国からずっと見てるから!!
あんたは、うで「だけ」はいいんだから、自分の体大切にしなさいよ!まぁリヴァイ兵長には及ばないけど。
そうそう、リヴァイ兵長といえば、あんたリヴァイ兵長の真似するのやめてくれない?似てないし、本当に。
あんたはあんた!オルオなんだから!かっこ悪くても、ダサくても、オルオなんだから!
それにそんなにかっこ悪くもない‥んだから 。
オルオは、大兄弟の長男だから変に面倒見のいいとこあったよね。私が疲れて机で寝ちゃった時に毛布かけてくれたのあんたでしょ!かっこつけてもお見通しなんだから!オルオが優しいの知ってるんだから…。
オルオ、好き。ずっと一緒に居たかった。ずっとずっと一緒に居たかった。あんたと笑って居たかった。
まぁ、紅茶くらい淹れれるようになりなさい。

ペトラ






リヴァイ「………………。」
リヴァイ「チッ、最後までめんどくさい奴らだな。」




ENDー