この作品は執筆を終了しています。
エレン「泣くな…アニ…」 アニ「最期はもっと…普通が良かったよぉ…!」ポロポロ
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- 1 : 2014/09/24(水) 22:33:10 :
- エレン「今日から高校だな~」
アルミン「だね! 彼女できるかな?」
エレン「お前はモテるだろー!!」
アルミン「よく言うよ!卒業式の時、告白された回数は⁉」
エレン「……6回?」
アルミン「いや聞くなし。」
エレン「アルミンってたまに恐いよな!」
アルミン「そうかい?」
エレン「あぁ。」ドン
エレン「ッイタ」
??「あっ、ごめんなさいっ!」
エレン「いや俺は別に大丈夫だけど、ケガないか?」
??「あー、スリキズだから大丈夫!」
エレン「大丈夫じゃねぇだろ。 ほらよ。」っタオル
??「ありがと。……名前、何て言うの?」
エレン「エレンだ!エレン・イェーガー。 お前は?」
アルミン(僕は空気かな…)
??「アニ・レオンハートだよ!よろしくね」
アルミン「その制服は進撃高校?」
アニ「うん!2人もだよね?」
エレン「そうだぞ!なんなら一緒に行かねぇか?」
アルミン「いいね!」
アニ「いいのかい?」
アルミン「うん!」
アニ「ありがと!」ニコ
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- 2 : 2014/09/24(水) 22:39:58 :
- 挨拶遅れました((汗 こんにちは!
今回3回目の投稿です!なるべくキャラは壊さないようにしたいのですが、アニちゃんだけは…原作より元気でよく笑います。
もちろんエレアニです!アルクリもたまーに出てきます!最後までお付き合いしていただけると嬉しいです‼
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- 3 : 2014/09/24(水) 22:52:22 :
- 出会いはぶつかっただけ…
ごく普通なのに..................何で、何で別れはもっと普通じゃないんだろ...?
ーーーーー
ーーーーーー
ーーーーーーー
アニ「同じクラスだったね!」
エレン「だなー!改めてよろしくな!」ニカ
アニ「うん!」(カッコいいかも…//)
エレン「どうした?」
アニ「い、いや、何でもないっ!」
エレン「そうか?」
アニ「うんうん」
エレン(コクコクするアニ可愛い~)
キース「おーい!HR始めるぞー」
皆「はぁい」
アニ「だって、席は…そんなに近くないね」
エレン「まぁ、でも帰りも一緒に帰ろーぜ!」
アニ「!うん!」
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- 4 : 2014/09/24(水) 23:38:25 :
- 期待です!
エレアニ?
アルアニ?
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- 5 : 2014/09/25(木) 00:40:36 :
- ⬆︎どっちにしろ楽しみです!
期待!!
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- 6 : 2014/09/25(木) 07:16:59 :
- エレアニです!
期待ありがとうございます!
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- 7 : 2014/09/25(木) 07:17:11 :
- 期待です!
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- 8 : 2014/09/25(木) 07:34:52 :
- キース「じゃぁまず、自己紹介だな。そこの金髪女子!」
アニ「はい、私はアニ・レオンハートです。好きな食べ物はチーハンです!」
キース「次!」
アルミン「はい!アルミン・アルレルトです!得意な教科は5教科です!」
皆(教えてもらお…)
キース「次!」
エレン「俺はエレン・イェーガーだ!俺もアニと一緒でチーハンが好きです。よろしく!」
アニ(私と一緒って…///)
何人か自己紹介して
???「こんにちは、ミカサ・アッカーマンです。よろしく。」
こうして自己紹介が終わった
〈エレンのクラスの人〉
エレン・イェーガー
アニ・レオンハート
アルミン・アルレルト
ミカサ・アッカーマン
ジャン・キルシュタイン
マルコ・ボット
クリスタ・レンズ (クリスタの方で出ます)
モブ女7人・モブ男8人
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- 9 : 2014/09/25(木) 07:44:57 :
- たーのーしーみーだー((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))((o(^∇^)o))
-
- 10 : 2014/09/25(木) 07:50:03 :
- 期待です( ̄Д ̄)ノ
-
- 11 : 2014/09/25(木) 15:32:41 :
- 期待なのだよ超絶期待なのだよ!!
d(・ω・)♭
-
- 12 : 2014/09/25(木) 16:42:19 :
- 皆さんありがとうございます‼
~HR後~
エレン「あ~終わった~」
アニ「ね~、意外と疲れた…」
エレン「だな…てか、帰ろーぜ‼入学式だから早くて楽だよなー」
アニ「だねっ!」
スタスタスタ
アニ「アルミンはいいの?」
エレン「ああ。大丈夫だ!さっきクリスタってやつと一緒に帰るって言ってたし」
アニ「あぁ、クリスタね!私の友達だよ!」
エレン「へ~そうなのか」
アニ「エレンはそういう人いないの?」ドキドキ
エレン「は?今お前と帰ってんじゃん」
アニ「.........いや違u……うん、そうだね」(鈍感なんだね……)
エレン「どうしたんだ?」
アニ「いや、別に大丈夫! あっ!家どこまで一緒なの?」
エレン「あー、送ってくから良いよ」
アニ「えっいいの?」
エレン「全然いい」
アニ「ありがとっ!」ニコ
エレン「おう//」(何でドキドキしてんだ俺…?)
アニ(エレンといると楽しいな…)
エレアニ(明日この気持ちをアルミン(クリスタ)に相談するかな)
ーーーー
ーーーーーー
ーーーーーーーー
アニ「ここだよ!」
エレン「すぐ近くだな!お前、どこの中学行ってたんだ?」
アニ「私はシーナの私立に行ってたから!」
エレン「マジかよ⁉じゃぁ頭良いのか⁉」
アニ「まぁ…進撃高校の合格率は90%は超えてた、かな?」
エレン「マジかよ…。でも何で私立に行かなかったんだ?」
アニ「お父さんが、死んじゃって…私立じゃ大変でしょ?ここから遠いし…!」
エレン「なんか…悪いこと聞いちまったな…」
アニ「ううん!全然。エレンに聞いて欲しかったし!」
エレン「そうか…でもまぁ、これからは、俺とかアルミンとかクリスタとか、お前を支えるやつはいっぱいいるから、安心しろ!」ニカ
アニ「エレン…ありがとう!」
エレン「おぉ!じゃぁまた明日な!」テヲフル
アニ「うん!送ってくれてありがとっ!」フリフリ
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- 13 : 2014/09/25(木) 17:04:47 :
- キーターイーです!頑張って!
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- 14 : 2014/09/25(木) 17:08:38 :
- 頑張ります!
エレン「さぁ…俺も帰るか…」ズキ
エレン「い"っ! 何だよ急に…熱でもあんのか?」
ーーーー
ーーーーーー
ーーーーーーー
エレン「ただいま~」
カルラ「おかえりー!友達できた?」
エレン「まぁな。てか、頭いたいから今寝るわ」ズキズキ
カルラ「大丈夫? 今、体温計持ってくるから自分の部屋行ってなさい」
エレン「んー」
スタスタ
エレン「……マジいてぇ…」
エレン「明日には治るか…」
コンコン
カルラ「はい、測って」
エレン「……」
...............ピピピ ピピピ
カルラ「何度?」
エレン「36,2度。大丈夫だな。」
カルラ「じゃぁ寝てなさい、ご飯できたら呼ぶから。」
エレン「いや、昼はいらねぇ…」
カルラ「本当に?なら、夕方まで寝てなさい」
エレン「ん、おやすみ」
バタン
エレン「…」ズキズキ
エレン「う"……明日には治るか…」
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- 15 : 2014/09/25(木) 17:48:41 :
- ~翌日~
ぴ ぴ ぴ ぴ ぴぴぴぴっぴぴぴぴっぴぴぴぴぴぴぴ カチッ
エレン「ファ~……治ってんな…」
エレン「…うしっ!支度するかな…」
カルラ「エレーン‼ご飯できたよー!」
エレン「今いくー‼」
タッタッタッタ
カルラ「おはよう」
エレン「はよう」
カルラ「頭治った?」
エレン「おぉ。 いただきます!」
~~~~
エレン「ごちそうさまでした!」
ピーンポーン
カルラ「はい!」ガチャ
アニ「おはようございます!」
カルラ「あらっ!エレンのお友達?」
アニ「はいっ!エレンはー、まだ寝てたりします?」
エレン「起きてるぞ!行くかっ!」
カルラ「いつのまに⁈」
エレン「モースピードで支度した」
カルラ「この子のためだと速いのね!」ニコニコ
アニ「///」
エレン「そ、そんなんじゃねぇよ‼///」
カルラ「あーそー。行ってらっしゃい!」
バタン
カルラ「2人とも顔赤くしちゃって!」ニヤニヤ
ーーーーー
ーーーーーー
ーーーーーーー
エレン「ごめんな。母さんが変な事言って」
アニ「ううん、いいのいいの!」
エレン「そうか? 俺、あんま女友達いなかったからさー」
アニ「そうなんだ?実は私も!」
エレン「それって、中学が女子校だったからじゃないのか?」
アニ「…そうかも!」
エレアニ「ハハハ!」
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- 16 : 2014/09/25(木) 18:39:42 :
- ~学校~
アルミン「おはよう!エレンにアニ!」
エレン「はよ!」
アニ「おはよう!」
エレン「アルミン1人で来たのか?」
アルミン「ううん!クリスタと!」
クリスタ「おはよう!エレン、宜しくね!」
エレン「おう!」
アニ「で?お2人はどういう関係で?」ニヤニヤ
エレン「お!聞きてぇ!」
クリスタ「な、何でもないよぉ!」
アルミン「そ、そうだよ!クリスタの言うとーり!」
エレン「あーそー。まぁ、いいやっ!」
アニ「温かく見守っておりますか!」
エレン「だな! ていうか、アルミン‼お前に相談したい事があったんだよ‼」
アルミン「?なになに?」
アニ「あ!私もクリスタにあったんだ!」
アルクリ「⁇」
エレアニ「ちょっとこっちこい(来て)!」
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- 17 : 2014/09/25(木) 20:31:44 :
- エレン「いやじつはよ」
アルミン「うんうん」
エレン「俺アニの事好き?になっちまったみてーだ////」
アルミン「」グフッ
~アニ~
アニ「実は...」
クリスタ「フムフム」
アニ「エレンのこと好きなんだ/////」
クリスタ「お、おおおおおおぉ!!」
アニ「!?」ビクッ
クリスタ「昔はあんなに女っ気無かったのにいまは...!こんなに成長したなんて!!お母さん嬉しいよ!!」グスグス
アニ「いや私のお母さんはクリスタじゃないよ!?」
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- 18 : 2014/09/25(木) 21:21:03 :
- いや…勝手に続けないで下さいよー!
本当の私は、トリップしっかりつけてるんで!
でも、参考にさせていただきます。
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- 19 : 2014/09/25(木) 21:22:42 :
- 紛らわしいので、非表示とかにしてはどうですか?
あと、期待です(=´∇`=)
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- 20 : 2014/09/25(木) 21:22:55 :
- すみません...
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- 21 : 2014/09/25(木) 21:24:40 :
- これなら!!
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- 22 : 2014/09/25(木) 21:26:34 :
- だーれーかーいーるー?
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- 23 : 2014/09/25(木) 21:26:59 :
- アドバイスありがとうございます!でも、非表示にはしないので、コメお願いします!
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- 24 : 2014/09/25(木) 21:28:14 :
- うわ..いま駅にいんだけど正面の勉強してたガキがいきなり鉛筆かみくだいた....キモ
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- 25 : 2014/09/25(木) 21:29:40 :
- クソssがあれば神ssもあるそうこれは神ssなのだよ!!メイゲンテキナ
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- 26 : 2014/09/25(木) 21:34:17 :
- ありがとうございます! もっと神になれるように、頑張ります!
~エレン~
エレン「何かよ、アニの笑顔見たりすると、ドキドキしちまうんだよな~」
アルミン「…(それって確実に、恋だよ…)エレン、それはね、恋してるんだよ!」
エレン「......ぇえ⁉俺が、アニにか?」
アルミン「そう」
お風呂に入って来ます
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- 27 : 2014/09/25(木) 22:37:25 :
- エレン「そうだったのか…///何か急に恥ずかしくなってきた///」
アルミン「まぁ、エレンも大人になったんだね。」
エレン「でも、どうすればいいんだ?」
アルミン「…告白とか?」
エレン「き、急に⁈ 早くねぇか⁉」
アルミン「そんなこと無いよ。アニもけっこう美人だし、他に取られちゃうかもよ?」
エレン「そ、そうか…。……!でも、協力してくれ!頼む‼」
アルミン「言われなくてもするよ! 頑張ってね、エレン」
エレン「おぉ!」
~アニ~
クリスタ「それで、相談って?」
アニ「え、えっとね?エレンがね?……良いの…!」
クリスタ「…それをもっとハッキリ言うと?」ニヤニコ
アニ「(コワスタだ…)...............エ、エレンが…好きなの‼ ///」
クリスタ「よく言ってくれたね~!よろしい! 昔はあんなに女っ気なかったのに、今は! お母さんうれしいよ‼」グスグス
アニ「もう!子供扱いするんじゃないよ!」ムス
クリスタ「(ムスアニ可愛い…///) まぁ…頑張ってね!絶対アニなら大丈夫だよ!」
アニ「何を根拠にそんな事…!」
クリスタ「(いや~あれ、絶対エレンもアニのこと好きでしょ…。でも、今はまだ…!)」
クリスタ「まぁまぁ、とにかく、ね?」
アニ「もー。わかった~頑張ります~」
クリスタ「フフッ」
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- 28 : 2014/09/26(金) 06:22:09 :
- ~2時間目 数学~
リヴァイ「ここ、わかるやついるか?」
アニ「はいっ」スッ
エレン(おっアニだ…………………////)
リヴァイ「なら答えは何だ?」
アニ「4x+7y、です」
リヴァイ「正解だ。座れ」
アニ「はい」スッ
アニ「!(エレンと目が合った…///)」
エレン(目合っちまったー‼………///)
アルミン「これは目合ったな。」ボソ
エレン「(やべぇやべえ!目が~~///超意識しt) 、っい"………ぅあ…」ズキズキ
アニ(⁉ エレン⁉)
エレン「ん"ぁ……い"」
リヴァイ「エレン、大丈夫か?」
エレン「、いや…くs痛いです…」ズキズキ
リヴァイ「なら保健室言って来い」
エレン「はい…」ズキズキ
-
- 29 : 2014/09/26(金) 06:31:55 :
- 正義のヒーローウンコマン!!シャキーン
-
- 30 : 2014/09/26(金) 22:33:04 :
- ~保健室~
コンコン
エレン「失礼します。」
ナナバ「おぉ!エレンじゃないか!どうかしたの?」
エレン「頭がクッソ痛いんです。」ズキズキ
ナナバ「一応、熱測っとくか。」
エレン「はい…」
ーーーー
ーーーーー
ーーーーーー
ピピピ ピピピ
エレン「…⁉39,4度です…」
ナナバ「え⁉ 珍しいねぇ、エレンが熱なんて」
エレン「はい、早退はしたくないんで ここで寝かせてくれません?」
ナナバ「あぁ、そこのベットで寝てな。 辛くなったら、呼んでね?」
エレン「はい。ありがとうございます」ズキズキ
キーンコーンカーンコーン
~教室~
アニ「エレン、大丈夫かな…?」
クリスタ「心配なら保健室行ってみれば?」
アニ「うん!行ってくる」
アルミン「あっ!ちょっと待って!僕が先に行くよ((汗」
アニ「え?…まぁ、じゃぁ私たちは、後で行こ!」
クリスタ「そうだね~!」
-
- 31 : 2014/09/26(金) 23:53:42 :
- アルミン「エレンから告白させないと…!」
コンコン
アルミン(エレン寝てるかな…?)
ナナバ「どうぞ」
アルミン「あっ、失礼します。…あの、エレンは…?」
ナナバ「エレンならいm」
エレン「アルミンか? 起きてるぞ」ズキズキ
カーテン シャララ
アルミン「エレン!体調は大丈夫?」
ナナバ「何だ、起きてたのか」
エレン「何かすんげぇ、痛いんだよな…」
アルミン「頭が?」
エレン「あぁ…。こんなに痛いの初めてだぞ…?」
アルミン「早退はしなくて大丈夫なの?」
エレン「まぁ、なんとかな…」
アルミン「あっ!そうだった!」
エレン「ん? 先生に何か雑用でも頼まれてたのか?」
アルミン「違うよ!エレン!もう、アニに告白した方が良いよ!」
エレン「は? なんでだ?」
アルミン「さっきね、エレンの事すごい心配してたよ。」
エレン「ただ、心配なだけだろ?」
アルミン「もう!エレンは。アニだって、あんなに一緒に居たら期待しちゃよ。だから」
エレン「.........もしも、......アニがここに着来たらな…………//」
アルミン「!…そう来なくっちゃ‼」
エレン「……///」カオマッカ
アルミン「じゃぁ、また後でー!」
-
- 32 : 2014/09/27(土) 18:13:07 :
- エレン「アルミンにはあんな事言っちまったけど…どうすんだよ、俺…//」
ーーーー
ーーーーー
ーーーーーー
アルミン「アニと、クリスタも、エレンの所行ってあげて!」
アニ「エレン大丈夫だったの?」
クリスタ「頭痛いんでしょ?」
アルミン「うん、こんなに痛いのは初めてって言ってたくらいだからね。」
アニ「そっか…」
アルミン「あっ、行く前にちょっと、クリスタ!」テマネキ
クリスタ「何?」
コショコショ
クリスタ「わかった!任せといて!」
アルミン「宜しくね!」
クリスタ「アニ、行こ~」
アニ「うん、 アルミンと何話してたの?」
クリスタ「ん? ちょっとね!」
アニ「教えてよ~」
クリスタ「まぁまぁ、後でね!」
アニ「はーい」
コンコン
クリスタ「失礼しますっ」
アニ「エレンだかな?」ボソ
クリスタ「大丈夫だよ」
クリスタ「ナナバ先生、エレンに会いたいんですけど…」
ナナバ「エレンね、そこのベットで寝てるよ」
アニ「エレン、入るよ」
エレン「…あぁ………(ホントに来ちまったよ…。緊張する…)
カーテン シャララ
アニ「エレン!大丈夫?かなり痛いみたいだけど…」
クリスタ「珍しいよね、エレンが体調不良なんて」
エレン「まぁ、大丈夫だ!ただの風邪だろっ!」
アニ「うん…」
エレン「そんな心配すんなって!」
クリスタ「ちょっと私、トイレ行って来るね!」
アニ「わかった~ (エレンと2人きりだ…//)」
エレン(絶対アルミン仕込んだだろ…)
エレン「……悪いな…、風邪移しちまうぞ?」
アニ「ううん、大丈夫!体は小っちゃいけど強いから!」
エレン「そうか…」
アニ(何話せばいんだろ……)
エレン「お前ってさ…好きな人とか居んの?」
アニ「えっ⁉…い、ぃいるよっ!」
エレン「…で、誰なんだ?」ドキドキ
アニ「言えないよっ/// そう言うエレンはいるの?」
アニ(あ…聞かなきゃ良かったかも…)
エレン「いるぞ…」
アニ「誰⁉」
エレン「……」
アニ(聞きたくないのに…......言わないd!)
エレン「お前だよ…」
アニ「…へ?」
アニ(どういう意味?…今、私って言った…?)
エレン「だから…アニだ………//」
アニ「.........なん、で…?」
エレン「何回も言わせんな/// よく聞けよ?」
アニ「......」
エレン「俺が好きなのは、アニだ…///」
アニ「/////わ、…私も、だよ…!」カァァァアア
エレン「えっ⁉ホントなのか⁉」
アニ「嘘つかないよ…!」
エレン「俺今、超嬉しんだけど…」ギュッ
アニ「!……私もだよ…!」ギュッ
エレン「何かお前といたら、頭痛いの治ったわ」
アニ「ホントに⁉ じゃぁ、ずっと居てあげる…」
エレン「いや、風邪が移るから教室帰れ」
アニ「…エレンが言うなら…」
エレン「ハハっ」
アニ「じゃぁまた来るね!」
エレン「おぅ!ありがとな!」
アニ「あっ、忘れ物~」チュ
エレン「⁉ おい、何やってんだよ⁉// 風邪移るだろ?」
アニ「私がバイキンを取ってあげたっ!」
エレン「わかった、ホントに風邪移るから教室戻れ」
アニ「はぁい 。 じゃぁね!」フリフリ
エレン「おぉ!ありがとな!」
エレン(.........アニに心配させたくないしな…)ズキズ
ナナバ「頭痛いのどお?」
エレン「まだクソ痛いです…」
ナナバ「アニちゃんに心配させたくなかったから、言わなかったんでしょ?」
エレン「はい…」ズキズキ
ナナバ「もお…じゃぁ今からしっかり寝な?」
エレン「はい…」ズキズキ
-
- 33 : 2014/09/27(土) 18:44:23 :
- ~放課後~
アルミン「エレン、起きてる?」
エレン「ん、あぁ…今から起きた」
アルミン「少しはよくなった?」
エレン「ん~まぁな」
アルミン「どうやって帰るの?」
エレン「いつも通り歩いて。」
アルミン「えっ?ダメだよ。今日は僕のお母さんが迎えに来てくれるから、乗ってって!」
エレン「良いのか?」
アルミン「良いに決まってるだろ?家隣なんだし」
エレン「ありがとな」
アルミン「そういえば!アニから聞いたよ~」ニヤニヤ
エレン「っ!何をだよ…」
アルミン「付き合い始めたんでしょ~?」
エレン「はぁ、隠せないのはわかってたよ…」
アルミン「まぁね!」
ーーーー
ーーーーー
ーーーーーー
~エレンの家~
エレン「ただいま~、って居るわけないか。」
カルラ「居るわよ!おかえりなさい」
エレン「え、何でいんの?」
カルラ「ナナバ先生から連絡があって。熱もあるんでしょ?」
エレン「まぁ」
カルラ「もう、病院行くよ!」
エレン「マジかよ~」
カルラ「だって、まだ頭痛いんでしょ?」
エレン「何か、頭だけじゃなくて腰とかも…」
カルラ「ぇえ?何なんだろうね。」
エレン「ホントだよ」
カルラ「まぁ、とにかくつべこべ言わないで行くよ」
エレン「ん」
-
- 34 : 2014/09/27(土) 21:20:31 :
- なんでもっと早く気付かなかったんだよ…
もっと早かったら……こんな事にはならなかったのに………………。悔しすぎるだろ……。
~病院~
先生「イェーガーさん、どうぞ~」
エレン「はい。」
カルラ「お母さんも行くね。」
エレン「…うっ…気持ち悪くなってきた…」
ガチャ
エレン「失礼します」
先生「エレン君だね?」
エレン「はい。」
先生「今日はどうされました?」
エレン「何か、頭が凄く痛くて、熱もあるんですよ。あと、今は吐き気もします…」
先生「.........風邪…ですかね?…一応レントゲンを撮ってみましょうか」
エレン「?はい。」
カルラ(…心配ね…)
ーーーー
ーーーーー
ーーーーーー
~撮り終わり~
カルラ「先生、どうでした?」
先生「…明日、結果を出しておきますので…お母様お一人で来ていただけませんか?」
カルラ「…はい。」
先生「ではエレン君お呼びしますね」
先生「エレン君、着替えられたかな?」
エレン「はい。」
先生「さっき撮ったレントゲン何だけど、何も異常はなかったよ。だから、もう今日は帰っていいですよ」
エレン「わかりました。」ホッ
先生「お母さんに薬を渡しておいたから、飲んでください」
エレン「はい。 ありがとうございましたっ」
カルラ「エレン、…」
エレン「何?」
カルラ「大丈夫だよ…」
エレン「は?心配してねぇし。だって、ただの風邪だろ?」
カルラ「そ、そうだよね…!先生も言ってたしね!」
エレン「そうだよ。何言ってんのかと思ったわ」
どうして俺はお気楽だったんだよ……?
知ってたら、すぐにでもアニに会いに行って、もっと、ずっと、一緒に居たのに……。
-
- 35 : 2014/09/28(日) 07:21:59 :
- 誰か、見てます?
~翌日~
エレン「おはよ、母さん。」
カルラ「おはよ~頭痛いの治った?」
エレン「今はな…」
カルラ「でも一応、熱測っといて」
エレン「んー、体温計どこ?」
カルラ「あの、ソファーの上っ」
エレン「あ~サンキュ」
ピピピ ピピピ ピピピ
エレン「……38.7……下がったけどな…」ハァ
カルラ「エレン? 何度だった?」
エレン「ぅお!母さん!…36,7、だった…」
カルラ「まぁ、ちょっと高めだけど…学校行きなさいっ」
エレン「おぉ!」
カルラ「もうご飯出来てるから下来なさい!」
エレン「はいよ」
カルラ「大丈夫そうね、でも一応病院には…」
ーーーー
ーーーーー
ーーーーーー
エレン「行ってきます」
カルラ「行ってらっしゃーい!」
エレン「アニ迎え行かないと……っい"…」ズキズキ
アニ「その必要はない!」
エレン「⁉ 何でいんの⁉」
エレン(まだ痛いのばれてないよな……?)
アニ「私も今来たの!でも隠れたっ」
エレン「はぁ? 何でだよっ」
アニ「何となく」
エレン「ま、いいや ありがとな!」
アニ「うん、行こ~」
-
- 36 : 2014/09/28(日) 07:43:55 :
- ~学校~
アルミン「おはよう、2人とも!」
エレン「おぅ、はよ」
アニ「おはよ~」
アルミン「体調は治ったの?」
エレン「バッチリな!」ズキズキ
クリスタ「昨日の今日で⁉」
アニ「凄いよね~」
エレン「まぁなっ」
アルミン「...........................」
エレン「どうしたんだよアルミン?」
アニ「何か放心状態になっちゃった…」
クリスタ「……ね、…アルミン?大丈夫?」
アルミン「水筒忘れた…今日体育があるのに…」
エレン「マジか~(俺体育どうしよ……)」
アニ「水道水飲みなっ」
クリスタ「アルミン……」
-
- 37 : 2014/09/28(日) 12:28:19 :
- 見てるよ!期待してます!
-
- 38 : 2014/09/28(日) 22:12:09 :
- 超超超超超期待!!!!!!!!
-
- 39 : 2014/09/28(日) 23:31:11 :
- ありがとうございますっ!
~体育~
リコ「今日はサッカーだ。見学は居るか?」
エレン(見学はしたくないしな…、出るか。)
リコ「居ないな。ならチームわけをする!」
皆「はーい」
〈チームわけ〉
1:アニ ミカサ ジャン モブ男×2 モブ女
2:エレン クリスタ モブ女×2 モブ男×2
3:アルミン モブ女×2 モブ男×2
4:マルコ モブ女×2 モブ男×2
リコ「こんな感じだ!最初は各自 練習しろ!」
モブ男「試合して~」
アルミン「しょうがないよ~、いっぱい練習して勝と!」
モブ男「はぁ…」
エレン「向こうの方で練習しようぜ」
ミカサ「それがいい。モブ達も、行こう」
~練習中~
エレン「ヘイっパス!」
ミカサ「フッ」
エレン「次お前にパスするぞっ!」
モブ女「きゃ~、む~り~!」
エレン「…はぁ…やる気あんのかよ」
ミカサ「エレン、そんな風に言ってはダメ。人には得意不得意がある」
モブ男「そうだぞっ!」
ミカサ「貴方も、突っ立ってないでボールを蹴りなさい。そして、貴方も。無理ならそこで指をくわえて見てればいい」
チーム一同「.........」
エレン「ま、まぁ…俺も悪かったっ!練習しようぜ!」ズキズキ
エレン「ぅあ"……急にかよ…い"っ…」ガクン
エレン(意識が………………ーーーー)
ミカサ「⁉エレン?」
モブ女「わ、私、リコ先生に言ってくる!」
モブ男「おい⁉大丈夫か⁉」
-
- 40 : 2014/09/29(月) 07:43:37 :
- ~カルラ~
カルラ『こんにちわっ』ペコ
先生『あぁ、こんにちわ』
先生『……いきなりで すみません…エレン君の体調不良の事何ですけど、……○△□ガンでした。』
カルラ『……え?』
先生『今はよく聞いてください。』
カルラ『...............』
先生『エレン君のガンの場合、発達は速いのですが、体に出る症状はかなり遅れてきます。』
カルラ『じ、じゃぁ、エレンのガンはどれだけ進行してるんですか⁉ 治るんですよね⁉』
先生『……ガンをすべて取り除くのは、難しいですね…。でも、出来る限りのことは全力を尽くします。』
カルラ『………お願いしますっ。』
先生『…それと…最後にすみません。」
カルラ『.........何ですか?』
先生『エレン君の余命は、あと1ヶ月となります。』
カルラ『⁉………どうして……何でエレンなの⁉ エレンが死んじゃうの⁉ あと1ヶ月しかエレンと話せないの?会えないの?ご飯を一緒に食b』
先生『カルラさん‼ お母さんが信じてあげなくて、どうするんですか…? エレン君を励ますのはお母さんですよ?』
カルラ『.........』ポロポロ
先生『…解ります。私もエレン君と同じ病気で娘を失っていますから。』
カルラ『…!…そうだったんですか…』
先生『だから、一緒に頑張りましょ。」
カルラ『はいっ』
-
- 41 : 2014/09/29(月) 18:53:42 :
- プルルル プルルル
カルラ「!…」ゴシゴシ
カルラ「もしもし?」
~学校~
アニ「エレン⁉ ねぇエレン‼」
アルミン「嘘ついてたんだね。 熱あったのに」
クリスタ「大丈夫なの?」
アニ「先生‼ 大丈夫ですよね⁉」
ナナバ「大丈夫だよ。もうすぐお母さんも来ると思うし」
コンコン
ナナバ「あ、来たよ」
カルラ「あの、エレンは…」
ナナバ「大丈夫ですよ。タンカにでお車まで連れて行きましょう。」
カルラ「はい。」
アニ「……何にも出来ない…」
アルミン「大丈夫だよ!後でみんなでお見舞い行こう?」
アニ「うん…」
~病院~
看護師「こちらのベットです。」
アニ「エレンっ!」
カルラ「アニちゃん!来てくれたの?」
アニ「はい。」
アルミン「僕もいますよっ」
カルラ「!アルミン!、隣の子は…」
クリスタ「クリスタです!」
カルラ「あっ、エレンが学校の話する時によく出てくるわ」
クリスタ「本当ですか!でも、アニにはかなわないですよ」
カルラ「そうね~、エレンたら、アニちゃんの事ばっかり話してるんだから…」
アニ「…///じ、実話…昨日から付き合う事になりましたっ//////」
カルラ「そ、そうなの⁉宜しくねっ」
エレン「ん……………!」
カルラ「エレン! アニちゃんも、アルミンも、クリスタちゃんもいるわよ!」
アニ「エレンっ!良かったぁ…」ダキ
エレン「お、おいっ!母さんが…」
カルラ「それなら、もう知ってる。」
エレン「マジかよ…」
アニ「心配したんだよ⁉ このまま死んじゃうかと思った…」
エレン「はぁっ⁉死なねぇよ。お前より後に死ぬからなっ」
カルラ「……………………………」
エレン「?……母さん?」
カルラ「!、なに?」
エレン「いや、俺今日帰れんの?」
カルラ「ううん、今日は一日ここ。」
エレン「そっか…皆ありがとな!もう帰っていいぞ。」
アニ「でも…」
エレン「風邪移るだろ?」ニカ
アルミン「エレンもそう言ってるし、帰ろう?」
クリスタ「うんっ、後でメールしなよ!」
アニ「うん!」
エレン「マジ、ありがとなっ」
カルラ「ありがとうね!」
-
- 42 : 2014/09/29(月) 20:03:57 :
- エレン「………母さん…ごめん。」
カルラ「…?何で?」
エレン「心配かけて…」
カルラ「ううん、何も無くて良かったよっ」
エレン「何も無い?……嘘つくなよ…。」
カルラ「え……?」
エレン「だから、嘘つくなよ!自分の身体のことは分かってんだよ‼……っい"…」ズキ
カルラ「エレン……」
エレン「……言ってくれよ…。何だって受け止めるから。」
カルラ「……ごめんなさい…。」
エレン「……」
カルラ「先生に、しっかり聞こ?」
-
- 43 : 2014/09/30(火) 06:03:02 :
- ーーーー
ーーーーー
ーーーーーー
先生「エレン君だけでいいですか?」
カルラ「エレンが一人がいいと言うんで…」
先生「わかりました。じゃぁ、こっちで話そうか、エレン君。」
カルラ「はい。」
ーーーー
ーーーーー
ーーーーーー
理解出来ない……俺は病気で治らない。1ヶ月後には死ぬ…。次第に学校にも行けなくなる。
エレン「…………」ツー
先生「直ぐには受け止められないと思う。でm」
エレン「受け止めてます。」
先生「!……君は強いんだね。……………一緒に頑張ろう。」
エレン「はい。」
先生「これから、2つの選択しを言うから、決めて欲しい。これはお母さんと一緒に決めなさい。」
-
- 44 : 2014/09/30(火) 22:33:29 :
- ーーーー
ーーーーー
ーーーーーー
先生「まず、先ほど言った余命1ヶ月と言うのは、何も治療を受けずにいた場合です。抗がん剤治療を受けた場合、余命3ヶ月。」
カルラ「…もちろん、受けm」
エレン「受けません。」
カルラ「⁉ エレン⁉それじゃぁ余命が…!」
エレン「そんなの関係ねぇよ。髪の毛無くなって、嘔吐して、動けなくて、アニに会えなくて、ましてや学校にも行けなくなる。
何にもいいことねぇ。」
カルラ「エレン…」
エレン「だから…受けません。残り1ヶ月の人生を楽しみたいんでっ。」
先生「わかった。…お母さん、どうなさいますか?」
カルラ「………………エレンが、それでいいなら…もう口は出しません。」
エレン「母さん…」
先生「はい。エレン君、学校に行ける許可は出すけど、絶対に無理をしないように。これだけは守れるかな?」
エレン「はい。」
先生「もし倒れたりなんかしたら、即入院だからね?」
エレン「わかってます。」
カルラ「……」
先生「お母さんも、エレン君の体調に少しでも異変があったら、直ぐにこちらに来させて下さい。」
カルラ「はい…」
先生「では、今日はエレン君は病院で。でも明日は学校に行っていいから、荷物はお母さんが持って行ってあげて下さい。」
カルラ「わかりました。」
エレン「ありがとうございます。」
-
- 45 : 2014/10/01(水) 19:58:28 :
- ~翌朝~
エレン「……ん…......?」
看護師「あ、おはようエレン君。体調は大丈夫ですか?」
エレン「あ…はい。」
看護師「では、朝食できてるから今持ってきますねっ」
エレン「…ありがとうございます。」
~~~~
エレン「ごちそうさまでした。」
看護師「は~い。お母さんが荷物を持って来てくれてるから、少し遅れちゃうけど学校、行ってらっしゃい!」ニコ
エレン「…………行ってきますっ!」ニカ
看護師 (……強い子だな…。私も頑張らなくちゃっ)
ーーーー
ーーーーー
ーーーーーー
エレン「母さん、はようっ」
カルラ「おはよう!荷物車の中だから、制服に着替えて来てね~、お母さん車の中で待ってるから」
エレン「おぅ。」
看護師「…昨日、帰り際に『明日からは今まで通りに接しなくちゃっ』って言ってたよ。」
エレン「そうですか。」
看護師「......お母さんも苦しいと思う。だから、エレン君が学校であったこととか沢山話してあげなっ」
エレン「はいっ!俺はこれからの人生、楽しい事しかないんでっ」ハハ
看護師「…そっか。なら大丈夫だね。!ほらっ着替えておいで!」
エレン「!忘れてました‼」
ーーーー
ーーーーー
ーーーーーー
カルラ「行ってらっしゃーい。」
エレン「行ってきまっ」
スタスタ
カイダンノボリ
ロウカヲアルキ
ガラガラ
エレン「はよっ」
皆「!」
オハヨー! ダイジョブナノカ?
アニ「エレン‼」ギュ
エレン「お、おいっ、授業中だぞ⁉」
皆 (今…数学なのに…)
リヴァイ「…はぁ…席につけ。」
皆「⁉」
アニ「......はいっ………//」
リヴァイ「エレン、体調は大丈夫か?」
皆「⁉⁉」
エレン「全然大丈夫ですっ」
リヴァイ「そうか。なら、数学の準備をしろ。お前らは続きをやるぞ。」
-
- 46 : 2014/10/02(木) 06:48:06 :
- 俺は、好きな人と一緒にいる為に学校に行くことにした。
だけど………あいつが悲しむなら…、今は…さようなら。
~休み時間~
エレン「アニっ」
アニ「あ、エレン!何?」
エレン「今日さ、放課後あの公園よらね?」
アニ「いいけど、どうしたの?」
エレン「いやー、今朝母さんと喧嘩して帰りづらいんだよな…」
アニ「えー⁉カルラさんと?」
エレン「まあな」
~放課後~
エレン「アニ、帰るぞ。」
アニ「はーい。じゃぁね~クリスタ」
クリスタ「バイバイっ」
エレン「……ほら…」テヲサシダス
アニ「⁉……う、うん//」
エレン「何言ってんだよ?いつものことだろ?」
アニ「ま、まぁ、そうなんだけどねっ」
アニ (エレンからは…久しぶりだよ…)
エレン「もう公園だぞ!早いな……」
アニ「ねっ」
エレン「……っ」テヲハナス
アニ「……?」
エレン「……」
アニ「エレン?」
エレン「アニ…、もう別れよ。」
-
- 47 : 2014/10/02(木) 22:38:14 :
- 本当は…ずっと一緒に居たい……
それはアニが大好きで、一生守りたいから。
エレン「アニ…、もう別れよ。」
こう言ったのは…誰よりも愛してるアニを幸せにするため。……悲しませないため…。
アニ「……………え?」
エレン「俺、他に好きな人ができたんだよ。」
アニ「嘘……でしょ?」ウルウル
エレン「気持ちってホント、簡単に変わっちまうもんなんだよ。」
嘘だよ…。信じんなよ…。俺の気持ちは、アニと付き合い始めた時から何も変わってねぇよ。
アニ「……………」ツー
エレン「てかっ最初っからアニの事、本気じゃなかったのかもな?」
本当はアニを傷つけたくない。…でも…、傷ついて、俺の事を嫌いになってくれた方が…アニのため。
アニ「.................................」
エレン「まっそういうことだ。じゃぁなアニ。」
アニ「............っ…」ポロポロ
アニ…お前は、俺にとって最初に愛した人で、最後に愛した人でした。
ありがとな…。
-
- 48 : 2014/10/03(金) 18:26:55 :
- ~翌日~
エレン「アルミン、はよっ。……い"」ズキ
アルミン「エレン、おはよう!大丈夫?まだ治ってないんじゃない?
エレン「…………アルミン、ちょっときてくんねぇか?」
アルミン「別にいいけど、どうしたの? しかもアニは⁇」
エレン「……アニなら昨日別れた。……」
アルミン「!……………何か色々ありそうだから、僕で良かったら聞くよ。」
エレン「おぅ。」
~屋上~
エレン「…急で悪いんだけど、俺病気何だって。しかも…治らねぇんだよ…。」
アルミン「じゃ、じゃぁ……」
エレン「死ぬんだよっ……俺は…」
アルミン「はぁっ⁉何でもっと早く言わないんだよ‼」
エレン「!…………アルミン…」
アルミン「僕は君の親友だよ?……何でもっと早くに……っ」
エレン「……………」
アルミン「……じゃぁ、何でアニと別れたの?」
エレン「あいつは…病気の事知ったら……死ぬまで俺のそばにいると思う。」
アルミン「…うん。」
エレン「俺は、あいつを傷つけて、悲しませたくない。だったらお互いに好きって気持ちをなくせばいい…。そうすれば悲しくない……」
アルミン「……本当に消せるほどの “好き” なの?」
エレン「んなわけあるかよ…。……徐々に…な…。」
-
- 49 : 2014/10/04(土) 21:29:36 :
- エレン「お前、クリスタの事好きか?」
アルミン「友達としてねっ。どうしたの?急に」
エレン「なら、アニは好きか?」
アルミン「えっ、まぁ。」
エレン「………それって友達としてじゃねぇだろ…」
アルミン「……ごめん…。」
エレン「いや、気づいてた。」
アルミン「そっか…でも、アニはどんなに僕が言い寄ってもエレンしかいないよっ」
エレン「……それじゃ困るから、アニに告って付き合ってくれよ」
アルミン「え⁉…無理だよそんなの。アニにも悪い…」
エレン「マジで……っ。ワガママだって分かってる。」
アルミン「……」
エレン「でも…そうしないとアニが幸せになれねんだよ。アニを愛して、守って行ける人に出会って…可愛い子供ができて…」
アルミン「エレン…」
エレン「じいちゃん、ばあちゃん になるまでラブラブでさぁ…。これ全部叶えられねんだよっ、俺じゃあもう。」
アルミン「でも…僕じゃ、アニが本当に幸せになれないよ。」
エレン「俺は…アルミン以外の男にアニを任せたくない。お前だから、頼めるんだよ。」
アルミン「…!……僕でいんなら…アニを幸せにする。」
エレン「………ありがとうっ、アルミンっ」ツー
アルミン「ちょっと、エ、レン…男、っ…だろ...?」
エレン「お前もなっ」ニカ
-
- 50 : 2014/10/05(日) 18:12:52 :
- エレン「……、まぁ宜しく頼むぞっ」
アルミン「うんっ!」
~3日後~
クリスタ「…エレンっ…そのー、聞いた?あの噂…」
エレン「おぅ。とっくに聞いたよ。」
クリスタ「そう…。…いいの?このままで...?」
エレン「何がだよ?」
クリスタ「アニの事…」
エレン「……あぁ。しかも、フったのは俺だ。アニも今はアルミンと付き合ってる。その方が幸せだろ…。」
クリスタ「もう好きじゃないのに、何でアニの幸せを考えるの?……他に好きな人がいるとか、本気じゃなかったとか、全部嘘なんでしょ?」
エレン「……どこまで聞いたんだよ…。」
クリスタ「エレンにアニがフられた事と、その理由。あと、…エレンが……病気の事…。」
エレン「⁉何でお前が知ってんだよ⁉アルミンから聞いたのか⁉」
クリスタ「そう…」
エレン「まさか…アニには言ってないよな...?」
クリスタ「それは大丈夫だよっ…」
エレン「………お前、アルミンの事好きじゃなかったか?」
クリスタ「…好きだよ、でも…親友が傷ついてるのに自分の気持ちを押そうなんて思えない…」
エレン「……クリスタ…ありがとなっ」
クリスタ「…ううん!アニとアルミンには幸せになってもらいたいし、エレンの望みも叶えたいから…!」ニコ
エレン「じゃあ、さっそく叶えてもらおっかな?」
クリスタ「いいよっ!でも、私にできる事ね?」
エレン「…俺の病気治せよっ」
クリスタ「………………………」ポロ
エレン「お、おいっ、泣くなよ!冗談だって」
クリスタ「ごめ、んなさ……っい…叶えたいっ…、けど…」ポロポロ
エレン「悪かったって…。……叶えてもらわなくても、幸せだったから大丈夫だ。」
クリスタ「うんっ……。私、もう行くね?じゃ」
エレン「……」
何で神様は俺を選んだ…
たとえアルミンでも、アニはやっぱり俺の隣にいて欲しい…
……もう、考えるな…。アニのことは…
-
- 51 : 2014/10/06(月) 06:47:01 :
- ~病院~
先生「エレン君、病気が思ったよりも進行しています。このままだと、学校に行くのも難しくなってきますね。」
エレン「はい、大丈夫です。でも、あと一日だけ学校に行かせて下さいっ」
先生「それは構わない。でも、無理は絶対にしないように。いいね?」
エレン「はい。」
~翌日~
エレン「アルミン! はよっ」
アニ「っ!………………」
アルミン「エレン! おはよ、今日は何か元気だねっ」
エレン「そうか? あっちょと廊下来てくれ。」
アルミン「うん、」
エレン「…、俺、明日から学校行けなくなるから。入院しなくちゃなんねんだ。」
アルミン「…ならっ、僕が毎日行くよ!お見舞い!」
エレン「……っサンキューな。……でも、アニには…喘息起こして入院してるって言っといてくれ。」
アルミン「うん、もちろん…病院も…」
エレン「あぁ、言わないでくれ。」
アルミン「わかった。…でも本当にいいの?」
エレン「いいんだよっ。だから気にすんな!」
アルミン「うん。」
エレン「じゃぁ、俺教室戻るわ。」
-
- 52 : 2014/10/06(月) 18:02:14 :
- クリスタ「へ~!」
アニ「でね、アルミンがk」
エレン「アニっ。」
アニクリ「⁉」
アニ「……な、何?」
エレン「お前、アルミンと付き合い始めたんだってなっ!」
アニ「…!……うん」チク
エレン「アルミンは優しいだろっ!」
アニ「う、うんっ!や、やや優しいよ!」
エレン「ハハッ、何でそんなにドモってんだよ!アニってホント面白いよな~」
アニ「えっ…// あ、はは」
アニ (やだ…期待しちゃうじゃん……)
エレン「まぁ、おめでとっ。仲良くやれよ~」
アニ「…うんっありがとう!」
エレン「おぅ。じゃぁ俺、自分の席戻るわ。じゃぁな!」
アニ「…………………」
クリスタ「…」
エレン (これで終わり…もう、アニの事は好きじゃない。 好きじゃない。 好きじゃない…)
-
- 53 : 2014/10/06(月) 23:53:25 :
- 続きが気になる…
-
- 54 : 2014/10/07(火) 23:15:07 :
- ちょっと遅くなりました。ごめんなさい(´・_・`)
~翌日~
ジャン「ん?エレンはどうしたんだ?」
アルミン「あぁ、喘息がひどくって入院しなくちゃなんないんだって。」
ジャン「マジかよ~エレンドンマイだなっ」
アニ「ねぇ、それ本当⁉」
ジャン「アルミンに聞けよ」
アルミン「本当だよ。」
アニ「な、ならさ!皆でお見舞い行こうよ!病院どこなの?この間と一緒?」
アルミン「ごめん、言わないでって言われてるんだ。だから、お見舞いには僕が行くよっ。」
ジャン「はぁ?何アイツ強がってんだよ。」
アニ「…」
アルミン「ね、ねぇ~!でも、エレンもプライドが高いんだよきっと」
ジャン「だなっ」
アルミン「ねっアニ!」
アニ「そ、そうだよねっ」
クリスタ「おはよ~あれ?エレンは? (本当は知ってるけど…)」
アニ「喘息ひどくって入院だって。」
クリスタ「えー⁉ (そんな嘘ついてたのー⁉) 」
クリスタ「病院は?」
アルミン「教えられないよ。」
クリスタ「そっか…なら、皆でラインしようよ!」
ジャン「めんどくせぇなぁ」スナオニナレナイ
アルミン「ならやんなくていいよ。」
ジャン「そうは言ってないっ」
クリスタ「ふふっ」
アニ「………絶対、病院言っちゃいけないの?」
アルミン「うん…」
ジャン「まぁ、エレンのことだし直ぐ帰ってくんだろっ」
-
- 55 : 2014/10/09(木) 01:12:35 :
- 期待
-
- 56 : 2014/10/09(木) 01:34:47 :
- 期待!え?別にエレン死なない方がいいだなんで一言も言ってませんよ、ハイ(棒
-
- 57 : 2014/10/09(木) 21:23:25 :
- エ、エレンには余命がー..................(笑)
期待ありがとうございますっ!
入院してからほぼ毎日、アルミンが来てくれる。
学校で起きたこと、アニのこと、そんな話を聞いてて俺は楽しいと思うようになった。
~入院してから一週間~
コンコン
エレン「はい」
アルミン「来たよ~」
エレン「アルミンか、毎日ありがとな!」
アルミン「いんだよ! あっ、今日クリスタがクッキー焼いて来てくれたんだよっ!」
エレン「へ~ うまかったのか?」
アルミン「うんっ エレンの分もあるよ~」
エレン「マジか!食う食う」
アルミン「はい、」
エレン「ん!んまっ!」
アルミン「ね~!また持って来るよ」
エレン「おっ、やった!」
アルミン「っ、そういえばね、先生がアニに教えちゃってたよ?」
エレン「…俺がここにいるって事をか?」
アルミン「そう。近々来るかもね?」
エレン「……何の為に隠しといたんだよ…」
アルミン「…………アニだって心配するよ。」
エレン「はぁ…」
-
- 58 : 2014/10/10(金) 16:06:39 :
- ~数日後~
コンコン
エレン「はいっ」
エレン (アルミンはさっき来て帰ったもんな…誰だ?)
エレン「…どうぞ!」
ガラガラ
エレン「!…………アニ…、何でお前が…」
アニ「エレン、久しぶりっ」ニコ
エレン「......何で来んだよ。…帰れ。」
アニ「やだ。」
エレン「は?」
アニ「あのねエレン、聞いて?」
エレン「………」
アニ「…私まだ、」
やめろ……これからどんな事を言うのか、だいたいは予想つく。
アニ「……エレンの事が好きなのっ…」
エレン「……⁉……ありがとな。でも、俺には好きな人が居るって言っただろ?」
ごめんな、アニ…
アニ「嘘。それも嘘。」
エレン「…え?」
アニ「好きな人がいるのは嘘なんでしょ?」
エレン「……」
アニ「エレンが喘息っていうのも嘘。……」ツー
-
- 59 : 2014/10/11(土) 07:37:17 :
- アニ「エレンが喘息っていうのも嘘。……」ツー
エレン「いや、何言ってんだよ…」
アニ「私を傷つけない為に…嘘ついたんでしょ?」
エレン「…っ!」
アニ「私…それが1番傷ついたのに‼」
エレン「…アニ……」
アニ「エレンはいつも私を優先して、自分の事ちゃんと考えてんのかわかんないっ」
アニ「私だって次こそは、エレンの為に何かしたいって思ってた…。なのに何で頼ってくれないの⁉私に言って何かが変わることはないかもしれないけど、エレンのそばに居ることはできたんだよっ......」ポロポロ
エレン「………………」
アニ「っ!……ごめん、…。でも、エレンのこと大好きだから…愛してるから…ずっと一緒にいたかったのっ…。」
エレン「…俺こそごめんな。あんなに傷つけて…。あれ全部嘘だから。」
アニ「…うんっ」
エレン「他に好きな人がいるとか、最初から本気じゃなかったとか、気持ちが変わるとか…」
エレン「……俺の気持ちは、アニと付き合い始めた時から、イチミリたりとも変わってねぇよ。」
アニ「…エレン…!これからは、ずっと一緒だからね?」
エレン「おぅ。」
エレン「…アルミンは、d」
アニ「アルミンが背中を押してくれた。」
エレン「そうか…」
コンコン
エレン「?誰だ...?」
ガラガラ
アルミン「僕だよっ」
エレン「アルミン⁉さっき帰ったんじゃ…」
アルミン「……アニ、いったん僕とエレンだけにしてくれない?」
アニ「うん、」
-
- 60 : 2014/10/12(日) 17:57:35 :
- エレン「…アニが背中を押してくれたとか言ってたけど…」
アルミン「うん。先生がね、
~説明~
ナナバ『エレン君の病気、進行してるそうですよ…。』
キース『そうか…。もう学校には来れんのか?』
ナナバ『かもしれません。』
ペトラ『…最近、国語の授業でもエレン君がいないだけですごく静かになっちゃって…』
ドア|アニ『⁉』
ガラガラ
先生達『⁉』
アニ『エレンが病気ってどういうことですか?喘息なんじゃないんですか⁉』
ペトラ『アニ、ちゃん…』
~説明終了~
アルミン「それで、先生にしつこく聞いて教えてくれるまで帰らなかったんだって」
エレン「そうか…」
アルミン「でね?僕思ったんだ。やっぱりアニは、エレンが大好きで、愛してる…だからエレンには到底かなわないって...」
エレン「それじゃアニが!」
アルミン「まだそんなこと言うの? 本心はどうなの?アニにそばにいて欲しいんじゃないの⁉」
エレン「…」
アルミン「だから残りの時間、大切に過ごしてよっ」
エレン「……俺はホモじゃねぇけど、アルミンが大好きだ。いつも俺をしっかりさせてくれて、支えてくれて…」ポロ
アルミン「エレン…」
エレン「……泣くなんて情けねぇな、俺は…。……ありがとな、大切に過ごすよ。」
アルミン「うん、皆で生きようね!」
エレン「…でも、俺が死んだら………お前がアニを」
アルミン「幸せにするよ。」
エレン「……おぅっ」
-
- 61 : 2014/10/13(月) 18:26:54 :
- アルミン「アニ、もういいよっ」
ガラガラ
アニ「アルミン…ごめんっ…」
アルミン「アニ…いいんだよ!………ほら、僕はもう帰るからっ、エレンの事宜しくね!」
アニ「うん、」
エレン「アルミンもアニもありがとなっ」
アルミン「うん!じゃあね」
-
- 62 : 2014/10/15(水) 23:23:01 :
- 投稿できなくてすみません( ; ; )
投下します。
アニ「…エレン?」
エレン「……何だ」
アニ「その、気付けなくってごめんっ」
エレン「…あのn」
アニ「エレンのこと1番知ってるはずだったのに…病気にも気付けなかった…」
エレン「当たり前だ。気付かれないようにしてたからなっ」
アニ「でもっ…エ、レンが…エレン、がぁ…」ポロポロ
エレン「おい、俺を勝手に死なせんな。死んでから泣いてくれよ。」
アニ「やぁ、だぁ……ヒクっ…そんなのやだぁあ‼ エレンが死んじゃうのぉやだよぉっ‼うわぁぁぁああん」
エレン「っおい!……俺だってやだよ。死んだら、お前を愛せない。愛してても、言葉に出来ないし、お前を…抱きしめてやれない…。」ギュ
アニ「うぅ…っ」
エレン「…でも今、抱きしめられてんじゃん。……死ぬのもやだけど、生きてるのに、アニのそばに居れない方がもっと辛い。」
アニ「…」
エレン「だから、死ぬまで一生、一緒にいようなっ」
アニ「……うんっ」
エレン「アニ、………愛してる…。」ギュ
アニ「……………私もっ」ギュ
-
- 63 : 2014/10/16(木) 17:38:34 :
- アニ「ねぇ、エレン?」
エレン「何だ?」
アニ「今日、ずっと居ていい? エレンから離れたくない…」
エレン「ずっとって、泊まるってことか?」
アニ「うん…」
エレン「俺は嬉しいけど、良いのかアニは?」
アニ「もちろん!」
エレン「なら多分もう少ししたら母さんも来るだろうし、聞いてみるか」
アニ「うんっ」
コンコン
エレン「おっ母さんかな」
ガラガラ
看護師「失礼あまぁす」
エレン「あ、こんにちは」
アニ「こんにちは」
看護師「あら、彼女さん?」ニヤニヤ
エレン「はいっ」
アニ「えへへ//」
看護師「いいな~っ名前、何て言うの?」
アニ「アニっていいます!」
看護師「アニちゃんねっ、じゃあ一緒に書きましょ!」
エレン「何をですか?」
看護師「七夕の短冊!1人2枚ねっ」
アニ「わ、私もですか⁉」
看護師「うんっせっかくだし、書こう?」
エレン「高校生もですか…?」
看護師「恒例の行事だからっ!はいっ」っタンザク
エレン「…何にするかな…」
-
- 64 : 2014/10/16(木) 20:58:37 :
- エレン「アニは何書くんだ?」
アニ「んー、エレンが長生きしますようにと、エレンの願い事が叶いますように!」
エレン「ハハッ、じゃぁアニが願ったからあと一年は持つかなっ」ニカ
アニ「うんっ そういうエレンは?」
エレン「えー、俺のは教えねぇよ。」
アニ「何でよぉ〜」
エレン「うるせーうるせー」
アニ「もういいっ」スネ
エレン「う、うわぁ…あ、たま…が… (www)」バタ
アニ「⁉エレン⁉ ねぇ‼看護師さん‼」
看護師「クスクス」
アニ「何で笑ってるんですか‼」
エレン「……っプ…ハハ、ハハハハハ!」
アニ「エレン⁉」
エレン「嘘だっつーの」
アニ「……な、何で嘘ついたの⁉」
エレン「アニがスネたからだよ」
アニ「もぉ…心配したのにぃ…」
俺が短冊に書いたのは……"学校に行けますように"と、"アニが幸せになれますように"
こんなん、恥ずかしくて見せらんねぇな。
-
- 65 : 2014/10/17(金) 17:59:00 :
- 看護師「2人とも短冊書けた?」
エレアニ「はい」
看護師「じゃぁ、一階のロビーの竹に付けておくからね。」
エレン「ありがとうございます」
看護師「いいえ~、また来るけど何かあったらそれ押してね」
エレン「はい」
ガラガラ
アニ「エレンっ、後でさぁ…外でお散歩しない?」
エレン「べつに良いけど。今はいいのか?」
アニ「だってカルラさんが来て、エレンが居なかったらビックリしちゃうじゃん?」
エレン「あぁ、そうだな。それまで何してる?」
アニ「ん~、トランプ!」
エレン「あんのか?」
アニ「うんっ、今学校で流行ってるんだ~。アルミンとクリスタとジャンとミカサでいつもやってるの!」
エレン「へ~、俺もやりたかったー!」
アニ「今度やろうよ!」
エレン「だなっ」
-
- 66 : 2014/10/17(金) 22:06:52 :
- コンコン
エレン「母さん?」
ガラガラ
カルラ「あらエレン起きてた?」
エレン「おう。」
アニ「カルラさん、こんにちは!」
カルラ「久しぶりね~こんにちは!」
エレン「今日はけっこう調子いいから大丈夫だぞっ」
カルラ「そお?でも、体調悪くなったらすぐに言ってよ?」
エレン「ん。あっ、そういえばさ今日アニがここに泊まりたいって言ってんだけど、べつにいいだろ?」
カルラ「アニちゃんはいいの? 学校の宿題とかない?」
アニ「はい、大丈夫ですっ」
カルラ「なら、お願いするね!」
エレン「じゃぁそろそろ行くか?」
アニ「え、カルラさんはいいの?」
エレン「母さんもう帰るだろ?」
カルラ「うん、洗濯物取り込んでないし…どっか行くの?」
アニ「外にお散歩しに行こうって」
カルラ「いいじゃない!エレンも最近、この部屋だけだったし」
エレン「本当だよ…流石に飽きてくるわ」
カルラ「そうね~。じゃぁ行って来なさい。でも本当に気を付けてね?」
エレン「おう。」
アニ「任せてください!」
カルラ「アニちゃんは小っちゃいからな~」
アニ「そこをつかないでくださいよっ!」
エレン「でも小っちぇえのが可愛いんだよ」
カルラ「そうねっ」
アニ「やめてよエレンッ//」
エレン「ハハ」ニカ
カルラ「はいはい、イチャイチャしてないでお散歩行っておいで!私はこの散らかった病室を片付けて帰るから。」
エレン「おぉ、サンキュ」
カルラ「はぁ…」
アニ「エレン、車椅子乗れる?」
エレン「大丈夫だ。」
アニ「点滴痛くない?」
エレン「今はな。」
アニ「……エレン」
エレン「何だ?」
アニ「本当に体調大丈夫?」
エレン「大丈夫だって、心配すんな!」
-
- 67 : 2014/10/18(土) 17:40:38 :
- エレン「で、どこ行くんだ?」
アニ「ん~テラスは?」
エレン「いいぞ」
~テラス~
アニ「うわぁ…綺麗だね~星!」
エレン「だなー」
アニ「…」
エレン「知ってるか?」
アニ「何を?」
エレン「耐えた命は星になるって。」
アニ「………」
エレン「そんで、空見上げて1番輝いてる星が1番大切な人なんだってさ。」
アニ「…信じたくないけど、エレンがいなくなっちゃったら……絶対見つけるね...!」
エレン「その時、1番輝いてる星が俺だったr」
アニ「エレンだよ。絶対に」
エレン「…アニ…。ありがとな」チュ
アニ「!……うんっ」
世界で1番あったかいキス、でも…
世界で1番切ないキスだった
-
- 68 : 2014/10/18(土) 20:01:28 :
- アニ「そろそろ戻ろっか。ちょっと寒いしっ」フルフル
エレン「そうだな。ほら、俺の上着着ろっ」サッ
アニ「…!ダメだよっ、エレンが風引いちゃう」
エレン「俺はもうひいてるよ」
アニ「…でも…」
エレン「大丈夫だって!ほら、戻るんだろ?」
アニ「うん…」
エレン「行くぞー。」
アニ「あ、ちょっと待ってよっ」
余命宣告されてからもう1ヶ月たった
俺の死は刻々と近づいている
.........まだ、死にたくない…
-
- 69 : 2014/10/19(日) 23:12:26 :
- エレン「以外と寒かったな~」
アニ「ね、……ファァ…もう眠くなっちゃった…」
エレン「じゃぁ寝るか?」
アニ「うん」
エレン「なら看護師さん呼んでくるなっ」
アニ「何で?」
エレン「いや、布団ひいてもらわないと。」
アニ「いいよ、エレンと寝たいもん!」
エレン「大丈夫か?」
アニ「全然!」
エレン「そうか、じゃぁ俺こっち側な。」
アニ「点滴あるもんね」
エレン「おう、」
アニ「エレン…、…寝たくない。」
エレン「……は?」
アニ「寝っころがりながら起きてるっ」
エレン「なら俺もっ」ギュ
アニ「!……あったかい~//」
エレン「ハハ、何ふにゃふにゃしてんだよっ」
-
- 70 : 2014/10/20(月) 22:41:46 :
- すみません、このssの内容とは関係ないのですが、
最近【 進撃の巨人ssまとめ 】でss noteのページに行けたのが、行けなくなってしまったんです。
ここには、ssの題名を入れれば来れるんですけど…誰か何か解る方いませんか⁉
-
- 71 : 2014/10/21(火) 22:15:58 :
- ~3日後~
エレン「ファァ、…もう朝か…」
3日前、アニが帰ってからずっと調子が悪かった
すぐ吐き気もするし、確実に死が近づいてきてることを実感する
でも今日はそれなりに調子がいい
コンコン
エレン「はい?」
ガラガラ
アニ「私だよっ」
エレン「おぉ、アニか………………?」
アニ「…どうしたの?」
エレン「……今日って何曜日だ?」
アニ「7月7日、火曜日だよ?」
エレン「…いや学校行けよっ」
アニ「一緒に行こう?」
エレン「は?」
アニ「ほら、いつものことじゃん! 私が迎えに来て一緒に登校する、ね?」
エレン「…それって、俺が学校に行くってことか?」
アニ「うん!」
エレン「でも…多分先生がダメって言うnじゃねぇか?」
アニ「それなら大丈夫、許可とったから!」
エレン「本当か⁉」
アニ「本当だよ~ほら遅刻しちゃうから早く!」
エレン「おぅっ」
アニ「車椅子乗れる?」
エレン「そんぐらっ、い"…」ドン
アニ「エレン‼大丈夫⁉」
エレン「イッテー!はは、やっちまった」
アニ「やっぱり…、私が乗せるっ」
エレン「お、おい、やめとけ。骨折れんぞ?」
アニ「そんな弱くないってばぁ!」
エレン「でも、これくらい自分でっ」カクン
アニ「ちょっ!」ササエ
エレン「……」
アニ「よいしょっと、」
エレン「…ホント、カッコ悪いな…俺」
アニ「ううん、そんなことない。エレンはカッコいいもん!」
エレン「…ありがとな…!」
アニ「うんっ!」
アニ「さっ、いっくよー‼」クルマイス オシオシ
エレン「おいっ!危ないだろ⁉」
アニ「大丈夫ー!」
-
- 72 : 2014/10/23(木) 16:26:54 :
- ーーーー
ーーーーー
ーーーーーー
エレン「…緊張するな…。」フウ
アニ「そぉ?珍しいね、エレンが緊張なんてっ」
エレン「久しぶりのクラスメイトだぞ?」
アニ「うん。あのね?」
エレン「何だ?」
アニ「皆、知ってるから」
エレン「病気の事か?」
アニ「うん」
エレン「まぁ、いつかはバレることだしな。それにさ、アルミンにも言われたんだ。」
アニ「何を?」
エレン「…今を大切にしろって。……だから、今日が本当に最後の登校になるから何も隠すことないなって思ったんだ」
アニ「……っ、そっか。なら…ドア開けるよ!」
エレン「おぅっ」
ガラガラ
皆「!」
シーン
エレン「………よu」
アルミン「おかえり!」
クリスタ「待ってたよ!」
ジャン「おっせーなぁ!まぁ、お前ならすぐ帰ってくると思ってたけどなっ」
ミカサ「たくさん待った。ので、来てくれて本当に良かった…」ニコ
エレン「ありがとなっ」
リヴァイ「来たな。 今は数学だ。席につけ」
エレン「はいっ」
アニ「ちょうど1時間目に入ったところだったんだね」
エレン「あぁ。」
-
- 73 : 2014/10/23(木) 22:32:03 :
- ~昼休み~
アルミン「エレーン!ご飯食べよう?」
エレン「そうだな!でも、皆で食べないか?」
アルミン「もちろんだよっ」
ジャン「うしっ!固まろうぜ」
アニ「ねぇねぇ!食べ終わったら皆でトランプしない?」
エレン「! 俺やりたい!」
ミカサ「私は賛成する。」
クリスタ「私もっ!ダウトやりたーい」
ジャン「まぁ、先に食おうぜ」
アルミン「そうだね。時間あるし、後で決めよう!」
-
- 74 : 2014/10/24(金) 17:44:24 :
- ーーーー
ーーーーー
ーーーーーー
エレン「まず恒例のババ抜きからやらいか?」
アニ「オッケーじゃ、私が配るね」
ジャン「いやー、マジでエレン久しぶりだなっ」
エレン「だな。お前、彼女できたのか?」ハハ
ジャン「うっせーー‼…………//」
エレン「その反応どっちなんだよ?」
ミカサ「できた。………//」
エレン「ジャン?」
ジャン「………できた…ミカサだ...//」
エレン「ぇええ⁉ホントにそうなのか⁉」
ミカサ「えぇ。ジャンは優しい!」
ジャン「へへ」
エレン「………ミカサ…本当に…ジャンでいいのか?」
ジャン「っ何だよそれ⁉」
ミカサ「いい!ジャンがいいっ」
エレン「そうか。なら、一生大切になっ」
アニ (……エレン)
ミカサ「もちろん!」
-
- 75 : 2014/10/25(土) 18:37:26 :
- 俺はこの日、最後になる登校を存分に楽しんだ
皆で授業受けて、弁当食って、トランプして…
当たり前のことだけど、多分俺にっとては人生最後のことだったんだ
ジャン「クッソ、エレンに負けた‼」
エレン「まぁなー!」
クリスタ「あ、もうすぐチャイム鳴っちゃう」
アニ「…そうだね~。席座ろっか?」
アルミン「うん」
キーンコーンカーンコーン
キース「皆席についてるな?なら始める。」
アニ「…」
キース「お前らも知ってるだろう。でも、エレンから話してもらう。」
エレン「⁉」
アルミン「エレンっ」
キース「前に来い」
エレン「な、何を話せばいいんですか?」
キース「お前がみんなに伝えたい事を話せ」
エレン「っ……はい。」
エレン「ふっ…」ダン
モブ男「エレン、大丈夫か?」ササエ
エレン「あぁ、大丈夫だ。」
モブ男「掴まれっ」タタセル
エレン「悪いな…」
モブ男「いや」
スタスタ
エレン (あいつ、話したことないのに……)
皆「………」
エレン「…俺は、病気って事は知ってるよな? それ聞いた時…すげー怖かった。」
だって、病気っていっても、手術すれば治るもんだと思うだろ、普通。
でもそれが、いきなり余命1ヶ月って言われてさ、クソ怖かったんだよ。
まだ死んでもないのに死んだ気分だった。
その時ちょうど、アニとも付き合い出してちょう幸せだったのに。ホント、人生を恨んだな…。
世界には…死にたいって思ってるやつがいっぱいいる。そういうやつに命を与えて、生きたいと思うやつの命をうばう…
残酷すぎるだろ。
…俺は、生きたかったんだよ。ただ、皆とおんなじように。アニをもっと…幸せにしたっかたんだよ…
でも…もう後悔はしてない。てか、しないことにした。……アルミンにも言われたんだ。
『今を大切に』って。だから、思う存分楽しんだし、やりたい事やった。
……みんなも…大切にした方が、いいぞ。
あと、好きな人には…素直に好きって言った方がいい。俺みたいに、明日余命宣告されるかもしれないんだぞ?
エレン「………それと、…俺は、こ、の…クラスが…大好き…です…。喧嘩してたジャンも、彼女のアニも、親友のアルミンも。それにミカサやクリスタ、さっき話したこともないのに助けてくれた、モブ男も…みっ、んなが…」ポロポロ
アニ「エレンっ」ポロポロ
エレン「本当に…ありが、とう」
ジャン「はぁ?な、に…綺麗事ばっかいってん、だ、よぉ」ポロポロ
アルミン「………」ポロポロ
気づけば、皆泣いてた
俺も泣かないようにしてたけど…やっぱ無理だったな
-
- 76 : 2014/10/26(日) 22:17:55 :
- エレン「…それと、……今ある命を…大切にっ…」
キース「……ェ、……ふぅっ…エレン。」
エレン「はぃ」
キース「…ありがとう。席につけ」
アルミン「僕押すよ」
エレン「ありがとなっ」
-
- 77 : 2014/10/27(月) 13:01:00 :
- ウワァァァン(´;ω;`)
-
- 78 : 2014/10/27(月) 17:46:50 :
- 私も書いてて鼻水が…ズズズ
アニ「エレン‼」ギュ
エレン「アニ…なに、泣いてんだよ?」ズズ
クリスタ「エレンっ…皆、泣いてるよ...?」
アニ「エレンがっ…いな、くっ…なっ、ちゃうのは……やな、の…」ポロポロ
エレン「……俺、まだ死んでねぇし、泣くなって!もうチャイムなるぞ!」ニカ
アニ「うぅ……っ…」
キース「……お前らも、っ席につけ」
ーーーー
ーーーーー
ーーーーーー
エレン「……もう、終わっちまったな…。」
アニ「エレン…。」
エレン「何かもう…伝えきれねぇよっ」
アニ「何を?」
エレン「色々と…。とりあえず、…あのクラスとこの校舎に…ありがとうと、さようならだなっ…」
アニ「………今日さぁ、トランプ楽しかったよね~!」
エレン「…だな!あの、ジャンが負けたのは笑えた。」
アニ「ね~。色んなところでダウト言い過ぎなんだよっ」
エレン「だよな!」
アニ「あ、…あっと言う間に着いちゃった…。」
エレン「だな…、今日はここまででいいよ。お前も疲れてんだろ。」
アニ「でも…」
エレン「大丈夫大丈夫ー。ほら、また明日な?」
アニ「……うんっ」
エレン「じゃあなっ。気を付けろよ?」
アニ「うん。バイバイ」フリフリ
今日は、…楽しかった
皆、俺のために泣いてくれて
最後にトランプもできたし、本当にやりたい事はやった
でも…まだ手紙を書いてない
今日書くか…
-
- 79 : 2014/10/28(火) 17:28:55 :
- エレン「まずは母さんからだな…。」
カキカキ
母さんへ
母さん、まずはありがとう。
たった16年間だったけど、ここまでで育ててくれて。
父さんがいないから毎日仕事で忙しかったのに、俺は全然 気を使わなかった。
しかも、親孝行もしてないな…。本当にごめんなさい。
この手紙を今母さんが読んでるってことは、俺はもうこの世にはいないってことだよな?
この世にいなくても…俺はずっとここら辺をウロウロしてるから。(笑)
だから、悲しまないでください。
それと、俺とアニの子供も見たかった?
叶えられなくてごめん。自分でも悔しい。でも、アニはきっと幸せな家庭を築いていくから、アニの子供を孫みたいに可愛がってあげて。
最後まで、碌でもない話ばっかだったな…。
いつも反発して、学校の愚痴ばっか言ってごめんなさい。でも、本当に辛い時に支えてくれてありがとう。
死んでも母さんの事は忘れない。ずっと見守ってます。
じゃあ、また会える日まで。
エレン
-
- 80 : 2014/10/28(火) 21:54:19 :
- エレン「………母さん…」ツー
アニ、アルミン、母さん、16歳になったアニの子供、みんなに手紙を書いてたら涙が出てきた
読み返したら涙が止まらなくなるから、これ以上読むのはやめる
手紙は枕の下に隠しておこう…
ーーーー
ーーーーー
ーーーーーー
学校に行ってから一週間
体調が急激に悪くなって、ベットから一回も動けないし見舞いに来てくれた人とも、
目を合わせるだけで一言も喋れなかった
アニ「エレンっ…今日は私、帰るから。また明日来るね?…じゃあ」
エレン「………………」
アニ「…」
ガラガラ
7月15日
エレン (……?ここ、どこだ?)
何か体がすげぇ軽い 世界が真っ白だな…
このまま力を抜いてれば、楽になれそうだ……
______ン…____レン!
エレン (何か、俺のこと呼んでる...?)
____ェレン!
エレン「…………」
何か、騒がしい…
よくドラマで付けてるような緑の酸素マスクもさせられてる
カルラ「エレン! エレン‼」
アニ「……エレン‼」
エレン「……ア…ニ?」
アニ「エレン⁉」
カルラ「エレン!お願いっ頑張って‼」
アルミン「皆、みんないるよ‼エレン!」
あぁ、俺はもう死ぬんだ……
エレン「かあ、…さ、ん………あ、りが…………と………、ごめっ、う"…」
カルラ「エレンっ…‼ ……エレンっ……」ポロポロ
エレン「ア、ルミ………n、……ず、と……っう"っ……し、…………うゆ」
アルミン「エレン⁉……頑張って、よ‼」ポロポロ
クリスタ「……アニも、アニもいるから‼」ポロポロ
エレン「…………ア………………………ニ…………」
アニ「エレン‼ エレン‼」
うまく喋れねぇ……でも、まだ死ねないっ…
エレン「あ、……いし………て、る…」
アニ「エレンっ…私もだよ!…愛してるから‼ねぇ⁉エレンっ‼」
エレン「……だ、か……ら…………っ…せか、い………で、…い…ち、ばn……し…あわ、せ……………な、 れ……………________」
アニ「エレン⁉」
カルラ「お願いだから‼ お願いだから‼……エレンっ‼」
ピ-----------
アルミン「…⁉……………エレン…?」
アニ「エレンっ…?……………うわぁぁぁぁぁあ‼」ポロポロ
カルラ「ねぇ、エレン⁉」
エレン「 」
-
- 81 : 2014/10/29(水) 07:18:53 :
- アニが……泣いてる…
アルミン、宜しくな?……世界で一番幸せになれ
あ、どんどん音が薄れてく………
____ェレン!_______レン!___________________
呼ばれてるのに返事が出来ない…
世界から完全に音が消えた
もう、みんなと会えなくなるのか…………
アニ、アルミン、母さん、皆………ありがとう………________
-
- 82 : 2014/10/29(水) 07:40:59 :
- 2015年 3月23日
アルミン「お母さん、お父さん、そして、支えてくれた今はなき親友。皆に感謝しますっ。ありがとうございました!
生徒代表、アルミン・アルレルト。」
パチパチパチ
ーーーー
ーーーーー
ーーーーーー
私は、咲き誇る桜の木を見て……あの日エレンと出会った事を思い出した
長いようで短かったエレンとの日々
エレン、私たちは今日…進撃高校を卒業したよ…
アルミン「アニ!」
アニ「あっアルミン!私たちも卒業だね~」
アルミン「うん。エレンも一緒が良かったけど…」
アニ「エレンも一緒だよ!きっとどっかで見てる。」
アルミン「…うん、そうだね!」
アニ「そうだっ、私これ渡してこなきゃ!またあとで~」
アルミン「エレンの卒業証書か…」
エレン、アニはあれから立ち上がるのには凄く時間がかかったんだ
最愛の人をなくすことって、こんなに辛いんだね…って、毎日毎日、泣いてた
どうか、僕たちを見守っててね…
ーーーー
ーーーーー
ーーーーーー
アニ「カルラさ~ん!これっ!」
カルラ「あら、アニちゃん。どうしたの?」
アニ「エレンの…卒業証書です...!」
カルラ「………アニちゃん、本当にありがとう。エレンも喜んでる。きっと…」
アニ「はいっ」
-
- 83 : 2014/10/29(水) 19:49:47 :
- カルラ「アニちゃん、…私はもう、大丈夫だから。気にしなくていいのっ」
アニ「カルラさん…」
カルラ「ただっ…ずっと、忘れないであげて?」
アニ「はいっ!もちろんです‼」
カルラ「良かった…。じゃぁ、私は先生に挨拶して帰るわね?また今度遊びにきてね!」
アニ「ありがとうございますっ!さようなら~」
エレン……エレン、エレン…
あなたの事を思い出すと、涙が出てきてしまう…でももう泣きません
幸せになるために……
~20年後~
アニ「アルメリア~!早く起きて!」
アルメリア「……ふぇ~…………っ!今日朝練じゃん!」
ダンダンダン
アルミン「朝からどうした?」
アルメリア「お父さん‼おはよ、今日送って⁉」
アニ「こらっ早く朝ごはん食べちゃいなさい!」
アリメリア「あぁ、もう!わかったー!」
アニ「はぁ…アルミン、送ってあげて?」
アルミン「いいけど、寝坊?」
アルメリア「そう。初めて部活の朝練なのに!」
アルミン「何部入ったんだっけ?」
アニ「軽音楽部。この子ギターなんだって!」
アルメリア「そうだよ~すごいでしょ?」
アニ「弾けるのぉ?」
アルメリア「まぁまぁ! ごちそうさまでしたっ」
アルミン「おぉ、もう行くのか?」
アルメリア「うん」
アニ「本当に朝から忙しいんだから…」
アルメリア「じゃぁね、お母さん!いってきまーす!」
アニ「あ、ちょっと待って? せーの!」
アル・アニ「誕生日おめでとう!」
アルメリア「……忘れてたっ、…あ、ありがとう。」
アルミン「じゃ、行こうか!」
アニ「ふふっ いってらっしゃい」ニコ
アルメリアは今日で16歳になったよ、エレン…
エレンがここまでで見守っててくれたから、アルメリアも成長できた
帰ってきたら、預かってる手紙見せるね…
-
- 84 : 2014/10/29(水) 21:59:23 :
- 先輩!期待です!(初対面でしかも先輩に…すいません)
-
- 85 : 2014/10/30(木) 15:13:02 :
- いえいえ!先輩とか言ってもまだ中2ですし、バンパイアさんの方が上な可能性も!
期待ありがとうございますっ!
-
- 86 : 2014/10/30(木) 21:47:36 :
- ーーーー
ーーーーー
ーーーーーー
アルメリア「じゃぁね~!」
友達「うん!ばいばーい」
アルメリア「早くかーえろっ」
アルメリア「ただいまー」
アニ「おかえり」
アルメリア「自分の部屋行ってるね?」
アニ「待って!これ持って行きなさい」っテガミ
アルメリア「…?何、これ?」
アニ「後でゆっくり話してあげる」
アルメリア「うんっ」
タッタッタッタ
アルメリア「ふぅ…って、さっきの手紙?何だったんだろ…。読んで見よ」
ーアニの子供へー
こんにちは!俺はエレン・イェーガーです。
凄く簡単に言えば…アニの彼氏。でも、それは何十年も前の話しで、今は俺はこの世にいません。
16歳で病気になって死んだんだ。っていうより…もうすぐ死ぬんだ。
俺とアニは、ずっと一緒にいて、二人の子供を産んで、ずっとラブラブでいようなって言ってたんだ。
でもそれは叶わない。だから、親友のアルミンにアニを宜しくって頼んだ。それで、今お前がいる。
今、好きな人いるか? いるなら勢いで告っちゃえ。後悔する方がヤダろ?あの時何で、告白しなかったんだって。
誰かに取られるかもしれないぞ? お前には…悔いの無いように生きてほしい。
そんな父さんぶった事を言うなって感じだよな…。
でも、恋愛事だけじゃなくて、他にも後悔する事があるかもしれないから、何でもやっとけ。まぁ、挑戦しとけってことだな!
この先、何かにつまずいたり…悩んだりしたときはこの手紙をもう一回読んで欲しい。
お前の道標になれるといいです。
俺も、アルミンとアニと同じようにお前を愛します。
二人の事宜しくな?
じゃぁ、元気でな!健康第一だからな‼(笑)
エレン・イェーガー
-
- 87 : 2014/10/31(金) 17:50:19 :
- アルメリア「……………………」ツー
コンコン
アニ「…読んだ?」
アルメリア「うん。優しい人だったんだねっ」
アニ「そう。凄く優しくって、強くって…かっこよかった。」
アルメリア「写真ってある?見てみたいな…!」
アニ「ちょっと待ってて?」
-
- 88 : 2014/11/06(木) 21:09:12 :
- アニ「はい。これ、私が書いてた日記。写真とかプリクラも貼ってあるの…。見ていいよっ!」
アルメリア「うわー!超イケメン‼お母さん、こんな人と付き合ってたの⁉」
アニ「そうだよ?エレンが亡くなった時…ずーっと、立ち直れなくてね。そんな時にアルミンが支えてくれたの…」
アルメリア「お父さんも優しいねっ!エレンさんとお父さんは友達だったの?」
アニ「親友だったの。死んじゃう前に、アニを幸せにしてって言ってくれたんだって。」
アルメリア「……お母さん、今幸せ?」
アニ「うんっ、すっごくすっごく幸せ!それも、エレンとアルミンのおかげだよ。」
アルメリア「そっかぁ。良かったなっ!」
アニ「何その言い方っ!エレンみたい!」
アルメリア「エレンさんをイメージしてみた~!似てた?」
アニ「何か……凄い似てた。」
アルメリア「じゃぁ私、エレンさんの生まれ変わりかもね⁉」
アニ「そうだね!ハハハっ」
アルメリア「あっ、写真ありがと!」
アニ「はーい。じゃぁお母さんそろそろ下いくね?」
アルメリア「うん!」
-
- 89 : 2014/11/06(木) 21:11:26 :
- アニ「あ、外出てみよっ」
………今日、星綺麗だなぁ
アニ「!………見つけたっ」
あの、どの星よりも輝いてる星はエレンだよね…?
見つけたよ、エレンっ!
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- 90 : 2014/11/06(木) 21:14:08 :
- これで終わりになります。
長い間お付き合いいただき、ありがとうございますっ!
そして、コメントしてくれた方も、本当にありがとうございました‼
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- 91 : 2014/11/06(木) 21:17:49 :
- 自分のssよりも上手いです( ;∀;)
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- 92 : 2014/11/07(金) 16:51:11 :
- そんなことないですよ‼
読みますね‼
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- 93 : 2014/11/27(木) 02:40:49 :
- えれぇぇえええん…つД`)・゚・。・゚゚・*:.。
感動したぁ。・゚・(ノД`)・゚・。
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- 94 : 2014/11/28(金) 13:14:45 :
- 本当ですか!ありがとうございますっ
新しいssも書くので、良かったら見てください!今度ここに題名載せます
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- 95 : 2014/11/28(金) 21:07:30 :
- 今書いてるのは、エレン「アニ、俺が彼氏だと大変だぞ?」アニ「…うんっ//」 です!
良かったら見てください!
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- 96 : 2014/12/01(月) 23:14:07 :
- http://www.ssnote.net/archives/27971#top
これです!
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- 97 : 2015/01/24(土) 08:21:42 :
- 俺が考えたEND
コンコン
アニ「はーい」ガチャ
アニ「君、誰?」
???「アニ…」ボソ
アニ「え……」
ていうのを考えた
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- 98 : 2015/02/02(月) 18:06:39 :
- マジですかっ
じゃあ、また次の機会にそういうENDのものを作ってみますね!
読んでくれてありがとうございますo(^▽^)o
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- 99 : 2015/02/22(日) 13:04:01 :
- おもわず泣きそうになりましたlol
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- 100 : 2015/04/05(日) 22:01:58 :
- 感動しました…!!読んでて、泣けてきました(T△T)ラストヤバかったです(笑)
これからも頑張ってください♪
応援してるよ!!←
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- 101 : 2015/05/18(月) 11:36:16 :
- ありがとうございます!
またきてください!
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- 102 : 2015/05/18(月) 11:40:14 :
- ほかのssも書いてください!
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- 103 : 2015/08/06(木) 04:11:02 :
- すごい感動しました感謝です
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- 104 : 2015/08/12(水) 18:08:22 :
- 超感動しました
お疲れ様でした!
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- 105 : 2016/11/06(日) 22:50:58 :
- このssはハイセさん並の神作だ・・・((((;゚Д゚)))))))
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