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灰原「私、貴方となら逃げてもよかった…どこまでも」コナン「いいから喋るな!!」
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- 1 : 2014/09/24(水) 04:02:13 :
- これは最近のコナンの話を含みません
あっでも赤井さんは生きてるって設定で…
それと今までの作品の続きじゃありません
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- 2 : 2014/09/24(水) 04:43:44 :
- 灰原「私、貴方となら逃げてもよかった…どこまでも…」
コナン「いいから喋るな!!」
灰原「もう、ダメだってわかってる…拳銃で撃たれると痛いわね…」
灰原「(お姉ちゃん…今、そっちに行くからね…)」
コナン「灰原!!」
・・・
こんな事になるとは思わなかった…
守ってやらなきゃいけない人を守れなかった…
俺達は組織のアジトの場所を知ることに成功した
FBI、CIAに協力してもらいここまで来れた
しかし…まさか、組織にバレてるとは思いもしなかった
ただ単に元の姿に戻りたかっただけだった…
なのに…なのに…まさかこうなるなんて…
誰が予想していただろうか…
少なくとも俺自身は予想していなかった…
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- 3 : 2014/09/24(水) 05:03:56 :
- 組織を潰す数日前の事…
これはFBIが組織のアジトを特定した時の話です
ジェイムズ「本当なのかね!?」
ジョディ「はい、組織のアジトが日本の○○にあることがわかりました」
キャメル「まさか、日本で有名な製薬会社が組織と関係があったなんて…」
ジェイムズ「とにかく、今は様子を見た方が良さそうだな…」
ジェイムズ「迂闊に探りを入れると相手側に怪しまれる可能性があるからな」
ジョディ「はい、この事はコナンくん達にも知らせた方がいいですよね?」
ジェイムズ「そうだな、一応、二人には保護プログラムを受けてもらうようにしてくれ」
ジョディ「コナンくんもですか!?」
ジェイムズ「彼はこちらの捜査に関係がある人物、もし組織側が知ったら間違いなく狙われるかも知れないからな」
ジョディ「わかりました」
キャメル「赤井さんならこんな時どうするのでしょう…」
ジョディ「え…?」
キャメル「赤井さんなら一気に畳み掛けたでしょうか?それとも探りを入れて慎重に事を運んだのでしょうか…」
ジョディ「秀…」
ジェイムズ「…」
ジェイムズ「とにかく、これは我々だけじゃ刃がたたない…ここは日本…日本政府にも協力を受けてもらわなければ」
ジェイムズ「我々が秘密義に捜査をしていた事がバレたら、それこそ大変になる…」
ジェイムズ「今はじっと耐えるのだ…」
この時のジェイムズはいつもより冷静だった
早く、あの部下にこの事を伝えなきゃいけないからだろうか…
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- 4 : 2014/09/24(水) 05:38:37 :
- ジョディ「それでは、コナンくん達にこの事を伝えてきます」
ジェイムズ「一応、尾行には気を付けるよう頼む」
キャメル「自分も行きます」
ジェイムズ「拳銃は携帯しているのか?」
ジョディ「はい」
キャメル「はい」
ジェイムズ「でも時間を考えるとまだ二人とも学校にいる時間だろ」
ジョディ「えぇ…」
ジェイムズ「学校側に迷惑のかからないよう頼むぞ」
ジョディ「了解しました」
キャメルとジョディは学校に向かった
ジェイムズ「(本当に大丈夫なのだろうか…今まで奴らのアジトを知る頃には何者かによって破壊され情報などは出回ってなどいない)」
ジェイムズ「(この前もある製薬会社が研究中に事故を起こし爆発の騒ぎまであり、TVや週刊誌が騒いでいたが…)」
ジェイムズ「(二日ぐらいで何も無かったのようにニュースにならない…)」
ジェイムズ「(普通なら一週間ぐらいニュースになっているはず…ましてやここは日本…アメリカならば研究中の事故はよくあることだが日本の研究事故などはあまり聞かない…)」
ジェイムズ「(もしも奴らによってもみ消されてるのだとしたら…)」
ジェイムズ「(この事は早めに言った方が良さそうだな)」
ジェイムズは誰かに電話をかける…
ジェイムズ「あー、・・・かね…」
???「えぇ…何か用でしょうか?」
ジェイムズ「実は…」
ジェイムズはジョディ達が聞き出した情報を電話の相手に伝える
???「ホォー…奴らの根城の居場所を特定するとは…さすがですね」
ジェイムズ「それでだ…君にも手伝って欲しいのだよ…我々だけじゃまた失敗するような気がして…」
???「フン…あのボウヤにはこの事は伝えましたか?」
ジェイムズ「今、ジョディくんとキャメルが伝えに行っているが…」
???「そうですか…FBIの捜査官達には今は相手の出方次第をみる、とでも言っておいてください」
ジェイムズ「何か、策略でもあると言うのかね?」
???「えぇ…、あのボウヤも同じことを考えると思いますよ」
ジェイムズ「…」
ジェイムズ「本当に大丈夫なのかね?」
???「これでも一応・・・の端くれ…我ながらいい作戦が思い付いたと思っていますよ」
ジェイムズ「???くん頼むから無茶なことをしないでくれよ…君は既に危ない賭けに手を出していたのだから」
???「えぇ…次に何かするときはジェイムズにも協力して貰いますがね」
ジェイムズ「それではまた連絡する」
???「了解」
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- 5 : 2014/09/24(水) 05:59:01 :
- ジョディ・キャメル達は…
ジョディ「しかし…本当に今回は運が良かったわよね」
キャメル「えぇ…、まさか居場所を特定することが出来たなんて今までになかったですから」
ジョディ「確か、この事が知ったのは新しく派遣されたFBI捜査官が報告したのよね?」
キャメル「えぇ…、ジンやベルモット達が何度も入って行くのを見たと言っていたので」
キャメル「それに普段は立ち入り禁止になっているそうですから怪しいですよ」
ジョディ「今回は本当に慎重に事を運ばないといけないみたいね」
キャメル「えぇ…そうですね」
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- 6 : 2014/09/24(水) 06:25:40 :
- ジョディ「着いたわ」
ジョディ達が学校に着く頃には子供達が下校していた
キャメル「えぇ…と…コナンくん達は…」
ジョディ「まだいないみたいね…」
ジョディ「私、コナンくん探してくるからキャメルはここで待ってて」
キャメル「わかりました」
ジョディ「えぇ…と、コナンくんは」
ジョディ「あれ?確かあの子…歩ちゃん?だったかしら」
ジョディ「歩ちゃん!」
歩「え?お姉さん誰?」
ジョディ「あっ、コナンくんの知り合い何だけど…覚えてない?」
歩「ごめんなさい…歩、覚えてない…」
ジョディ「あー、そう…あっ、コナンくんってどこにいるかわかる?」
歩「コナンくんなら哀ちゃんと教室で掃除していると思うよ!」
ジョディ「そっか!そこで歩ちゃんにお願いがあるんだけど…」
歩「ん?なーに?」
ジョディ「コナンくん、読んできてくれないかな?」
歩「コナンくんだけ?」
ジョディ「そうよ」
歩「うん、いいよ!ちょっと待っててね」
ジョディ「(そう…コナンくんは組織の情報をなぜか哀ちゃんには言おうとしない)」
ジョディ「(コナンくんが言うには灰原には出来るだけ関わらせたくないらしい)」
・・・
歩「コナンくーん、」
コナン「ん?なーに、歩ちゃん」
歩「下でジョディさんって人が待ってるよ」
コナン「え?あっうん、ありがとう」
・・・
歩「伝えてきたよ!」
ジョディ「ありがとう!」
歩「歩帰るから~バイバーイ」
ジョディ「気を付けるのよ~」
・・・
コナン「あー、灰原…」
灰原「ん?」
コナン「あのさ…」
灰原「何?」
コナン「用事思い出したから…その…」
灰原「抜け駆けさせてくれ?でしょ」
コナン「え?いや…その」
灰原「わかってるわよ、行きなさいよ、掃除ぐらい私一人でできるから」
コナン「悪いな…」
・・・
灰原「(…)」
灰原は教室の窓から学校の駐車場を見る…
灰原「(ジョディさんが乗っている車…)」
灰原「(きっと、何かあったんだわ…)」
灰原「(私には言えない何かが)」
・・・
コナン「ごめんなさい、遅くなっちゃった…」
ジョディ「こっちこそ急に呼びつけたりして悪いわね…」
コナン「大丈夫だよ!」
コナン「それで、何かあったの?」
ジョディ「その事を話から車に乗ってちょうだい」
コナン「うん」
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- 7 : 2014/09/24(水) 06:32:31 :
- ジョディは入手した情報をすべてコナンに話した
コナン「それ、本当なの!?」
ジョディ「えぇ…でもこちらの動きがバレたら…」
キャメル「また跡形もなく破壊されるけど…」
コナン「…(おかしい…何かが…)」
コナン「とにかく、今は様子を見ることにしよーよ」
ジョディ「えぇ、ジェイムズもそう言ってたわ」
コナン「それと奴らの居場所に捜査官は張らせなくていいから」
ジョディ「え?でも…」
コナン「もしも、本当に奴らの根城なら警備を怠らないはず…いつもより様子が変だと気づかれたら…アウト」
コナン「だから今は何もしないで」
キャメル「ジョディさん、そうした方が良さそうですね」
ジョディ「えぇ…」
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- 8 : 2014/09/24(水) 11:04:07 :
- ジョディ「もし、上手くいったら組織の一人か二人を捕まえることができたらボスに関しての事が聞け出せそうね」
コナン「たぶん、無理だよ」
ジョディ「え?」
コナン「自決する確率が高いって意味…」
キャメル「でも、24時間、監視していれば…」
コナン「例え、自白剤を使って吐かせたとしても、もう幹部達は新しい根城に住み着いてる頃」
コナン「だから、ボスを捕まえる事が一番何だけど…」
コナン「まぁー、とにかく今は様子を見るって事しか無さそうだね」
ジョディ「秀も生きていたら、コナンくんと同じことを言っていたかもね」
キャメル「そうですね、赤井さんはいつも冷静でしたから」
コナン「…」
ジョディ「あっ、それよりコナンくん」
コナン「え?ん?何?」
ジョディ「保護プログラム受けてくれないかしら?」
コナン「え?僕が!?」
ジョディ「今すぐじゃなくてもいいから、コナンくんが危なくなったときに…」
コナン「うん、わかった!」
コナン「それと灰原にはこの事は内緒で…」
ジョディ「何で内緒なの?」
コナン「灰原には普通の生活を楽しませてあげたいから…かな?」
ジョディ「コナンくんってもしかして…」
コナン「じゃーそろそろ、僕帰るから」
ジョディ「え?えぇ…」
キャメル「送って行こうかい?」
コナン「ううん、大丈夫!」
コナン「また何かあったら連絡するから、それじゃ」
コナンは探偵事務所に向かった…
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- 9 : 2014/09/24(水) 21:10:26 :
- 頑張ってたくさん買いちゃってください!
面白過ぎです!
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- 10 : 2014/09/25(木) 08:12:49 :
- コナンが探偵事務所に帰ってる時…
コナン「(ボスの正体をどうしたらわかるのだろうか…)」
コナン「(それに…なぜ今になって居場所なんて特定できたんだ?)」
コナン「(まぁ、今は冷静に…)」
灰原「ちょっと」
コナン「うぇ!?」
灰原「何で驚くのよ」
コナン「え?いや、その、アハハ」
コナン「じゃっ」
灰原「じゃっ、じゃないわよ」
灰原はコナンの腕を掴む
コナン「何だよ」
灰原「ジョディさん達と何、話してたのかな~?って」
コナン「え?…し、知らないよ?そもそも会ってなんか…」
灰原「また…嘘をつくの…?」
コナン「え?」
灰原「また私に何も言わず、事を進めるの!?」
コナン「そ、それは…」
灰原「やっぱ…私って毒薬を作る以外、役に立たないんだね…」
コナン「ち、ちげぇーって」
灰原「…」
コナン「わかったよ…」
灰原「え?」
コナン「明日から休日だから博士んちに泊まる」
コナン「だから後で何があったか全て灰原には喋る…」
灰原「…」
コナン「また後で行くから」
灰原「うん…」
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- 11 : 2014/09/25(木) 08:21:30 :
- コナン「(たぁーく、灰原にも困ったな…)」
コナンは探偵事務所に着く
コナン「ただいまぁ!」
蘭「あっコナンくん!お帰り!」
蘭「急で悪いんだけど私、園子とお泊まり会してくるから」
コナン「え?うん」
蘭「お父さんも徹夜で麻雀するみたいだからコナンくんには悪いけど阿笠博士の家で泊まってね」
コナン「わかった!(よし!運がいいぞ!)」
蘭「じゃー、行ってくるね」チュッ
蘭はコナンの頬に優しくキスをすると急いで出掛けた
コナン「…」
コナン「(って頬にキスされて浸ってる場合じゃねー!)」
コナン「(急いで準備して…)」
何分か経ち
コナン「(よし、これでいいな)」
コナンは阿笠邸に向かう
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- 12 : 2014/09/25(木) 12:15:44 :
- ピンポーン
灰原「はい」
コナン「俺だよ」
灰原「工藤くん…」
コナン「…」
博士「おー!新一!」
コナン「博士…今日は大事な話がある」
博士「?」
灰原「…」
博士は灰原の表情をみて何の話かは察した…
博士「まぁ~、ゆっくりしていくんじゃな」
博士「今コーヒー入れるから、腰を下ろしといとくれ」
コナン「悪いな…」
コナン「灰原…」
灰原「何?」
コナン「俺は何があったか全て灰原に話すつもりだけど本当にいいか?」
灰原「…」
コナン「こんな事、言ったらあれだけどさ…」
コナン「俺の話を聞いて余計な事はしないでくれよ…」
コナン「それこそ灰原を危険な目に会わせることになるから…」
灰原「大丈夫…何もしないから」
コナン「え?」
灰原「だって…だって工藤くんが私を守ってくれるんでしょ…?」
この時の灰原はいつもの灰原の表情ではなかった…
コナン「当たり前だろ!」
灰原「♪」ニコッ
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- 18 : 2014/09/26(金) 05:22:32 :
- 灰原「それで?」
コナン「あー、」
コナンは何があったか全て灰原に話した
灰原「ちょ、ちょっとそれって!」
灰原「危ないんじゃないの!?」
コナン「そろそろ、奴らとも決着をつけたいからこれが最後のチャンスかも知れないんだ」
灰原「ちょっと待って!」
灰原「決着ってまさか…」
コナン「捕まえるんだよ…奴らを」
灰原「捕まえるって何か策略はあるの!?」
コナン「一応、考えたよ」
コナンはそう言うと窓からみえる自分の家をみる
コナン「ボスを捕まえる事が出来なくても幹部であるジンやベルモットを捕まえる事ができれば状況も変わるかも知れないし…」
灰原「捕まえてもボスの事は吐いてくれないと思うわよ」
コナン「んなのわかってるよ」
コナン「幹部が居なくなれば奴らにもボロがでるんじゃないかと思ってな」
灰原「呆れた…何、その単純な考えは…」
コナン「うるせーな」
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- 19 : 2014/09/26(金) 11:00:16 :
- 灰原「とにかくしっかりしてちょうだいよね」
灰原「杜撰な計画だと貴方の回りの人間を失うことになるんだから」
灰原「気を付けてちょうだいね」
コナン「あー、わかってるよ」
灰原「で?その作戦とやらはどんな感じなのよ?」
コナン「まだ完璧ではないからまた後で言うよ」
灰原「そう…」
コナン「じゃーちょっくら自分の家に行ってくるわ」
灰原「え?えぇ…」
コナンは自分の家に行った…
コナン「昴さーん」
昴「コナンくん、どうかしましたか?」
コナン「もう、聞いたでしょ?」
昴「フン」
それから一時間ぐらいして…
コナン「じゃーそろそろ僕、帰るね」
昴「えぇ…では」
コナンは博士邸に戻る
灰原「ずいぶん遅かったわね」
コナン「え?あ~、雑誌探しててな」
灰原「まさか…」
コナン「な、何だよ!?」
灰原「Hな雑誌でも読んでたんじゃないわよね!?」
コナン「んなのきょーみねーよ」
灰原「それもそうね、だって蘭さんの…」
コナン「あー!!今日の夕飯は何だよ!」アセアセ
灰原「え?あー、決まってないわね」
灰原「博士~何がいい?」
博士「トンカツとか食べたいの~」
灰原「却下」
博士「(だったら聞かないでおくれ…)」ナキナキ
灰原「何か食べに行ってもいいんじゃない?」
コナン「そーすっか」
灰原「じゃー支度してね」
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- 23 : 2014/09/27(土) 09:44:03 :
- 見てくださってる方すいません…
このssの話を自分自身で完成させるのは不可能になりました…
序盤の話はいいと思って書いていたのですが
途中から頭の中がごちゃごちゃになってしまい
自分では無理になってしまいました…
なので一旦、書くのをやめます
必ず面白い続きの話を考えるのでそれまで待っててください…
今日の夜に『コ哀・新志』のssを書くつもりなので暇潰しに見ていただけると嬉しいです…
本当にすいません…
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- 24 : 2014/09/27(土) 13:26:08 :
- 期待してます!
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- 25 : 2014/10/21(火) 17:32:40 :
- 頑張ってください!
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- 27 : 2014/10/31(金) 05:25:08 :
- http://www.ssnote.net/archives/26416続きです
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