この作品は執筆を終了しています。
ミカサVSアニ「平手打ち&目潰しwith友情の握り拳」
-
- 1 : 2014/09/15(月) 18:19:16 :
-
~訓練所食堂~
ザワザワ…
ミカサ「…」
アニ「…」
コニー「オイオイ…あいつらがやんのか!?」
サシャ「夢のカードが…!」
ダズ「ど…どっちだ?」
マルコ「やっぱりアニかな…?」
ジャン「は!?馬鹿か!俺はミカサに晩飯全部だ!!」
ライナー「お前はどっちだ、エレン?」
エレン「オレは…」
-
- 2 : 2014/09/15(月) 18:30:11 :
アルミン「二人とも、用意はいい?」
ミカサ「」コクン
アニ「いつでもいいよ」
アルミン「それじゃ…!」
ミカサ&アニ「じゃーんけーん…!!!」
ミカサ&アニ「ぽ…」
ミカサ「!!!」
-
- 3 : 2014/09/15(月) 18:42:04 :
初手を振りかざすその刹那、ミカサの目はアニの右手を見つめていた。
じゃんけんにおいて手を出す際の基本フォーム、「グー」の型をとっていたその右手。
しかしミカサは見逃さなかった。
その「グー」を形成する指の中で、ただ二本、人差し指と中指が
僅かに他の指を差し置いて競り上がっている光景を。
本当に僅かな差。
凡人が見れば、きっとその変化を感じ取るのは容易ではないだろう。
だがしかし、人並み外れた動体視力を誇るミカサの目はそれをしっかりと捉えていた。
-
- 4 : 2014/09/15(月) 18:54:07 :
-
じゃんけんの出し手において、人差し指と中指を動して形成する唯一の手。
アニの初手は、「チョキ」である。そう確信した。
「もらった…!」
ミカサは心の中でつぶやいた。
アニの手が「チョキ」であるのなら、自分が出す手は必然的に決まる。
ミカサの右手は、基本フォームのまま振り降ろされる。
このまま進めば、勝利は自動的に自分の物になると……
-
- 7 : 2014/09/15(月) 19:04:03 :
-
-
- 8 : 2014/09/15(月) 19:04:37 :
「アニがチョキを出すなら、私はグーを出す」
ミカサにそう思わせるのが、アニの狙いであった。
手を出す寸前に、僅かに動かした右手の人差し指と中指。
ミカサの凄まじい動体視力ならば、この微妙な動きも捉える事が出来るだろう。
しかし、その凄すぎる動体視力が仇になると言う事をミカサはまだ知らない。
何故なら、これはアニが撒いた疑似餌であるのだから。
-
- 11 : 2014/09/15(月) 19:14:25 :
人は大抵、じゃんけんに置いて「グー」を形成する際、
親指を閉じられた他の四本の指の外側に出し、拳を握る。
親指を他の四本の指の内側に握ってしまうと、他の指に比べて親指の可動性が失われ、
必然的に「パー」の手が出し辛くなるからである。
当然、これはほとんど無意識のうちに行われている。
わざわざ意識して親指を外側に握る人間はほんの僅かだろう。
-
- 12 : 2014/09/15(月) 19:24:08 :
しかし、アニはあえてその親指を内側に握るフォームで「グー」を形成する。
理由は二つ。
まず一つ目に、アニが幼少の頃から習っている格闘術の構えに置いて、
親指を外側に出して拳を握るフォームは集中力、全身に込める力、技の威力などを
減少させ、マイナスの影響しか与えないと教わって来たからだ。
考えてもみて欲しい。
自分が何かに拳を振るう状況を想定して、親指を外側に出すのと内側に握るのとでは、
どちらが拳を形成しやすいか。そして、どちらが力を込めやすいか。
大抵の人間は、後者だと答えるだろう。
そう言った理由から、日常生活の何気ない1シーンであってもアニは
この教えに忠実に従って生きてきた。
-
- 13 : 2014/09/15(月) 19:34:10 :
そして二つ目。この理由こそが、この戦いにおいて最も肝となる部分である。
アニが仕掛けた罠…それはわざと人差し指と中指を動かし、相手に「チョキ」であると
誤認させること。
この指の動きをより際立たせるための方法が、この「親指を拳の内側に握る」行為である。
親指を外側に握るよりも、内側に握ったほうがこの二本の指の動きを際立たせる。
相手の視界の妨げとなる物体を減らすことで、より相手に「捉えられ易く」するのだ。
アニが仕掛けた罠は完璧だった。
現にミカサは、アニの目論見通り「グー」の手をキープしたまま振り下ろそうとしている。
-
- 14 : 2014/09/15(月) 19:44:17 :
「勝った」
アニの心の中では、誰にも見せたことが無い程の満面の笑みと派手なガッツポーズで
一足先に勝利の余韻に浸っていた。
後は、このままギリギリまで「チョキ」と錯覚させた後、
手を出し切る寸前で「パー」に切り替えるだけ。
常人であれば、この状態から急激に手を開いて「パー」を形成するのは至難の業だ。
しかし、アニの筋力ならそれを容易にさせる。
純粋な力勝負であればミカサと互角だが、頭脳は僅かばかりアニの方が上回っていた。
この間、0.05秒。
じゃんけんの手を巡る攻防は、アニに軍配が上がった。
そう、攻防の「第一ラウンド」は……
-
- 15 : 2014/09/15(月) 19:53:49 :
-
- 16 : 2014/09/15(月) 19:54:22 :
ミカサが異変に気付いたのは、勝負開始から0.07秒後の事であった。
何かがおかしい。このまま「グー」を繰り出せば勝てる。その筈なのに…
やがてその違和感の正体に気付いた。
アニの口角が僅かに上がっている。
具体的な数字に換算すると、約0.003mm。当然、常人の目では捉えられない程の動き。
アニの口角がここまで上がっている姿を、ミカサは見たことが無かった。
少なくとも、この訓練所で共に過ごした三年弱の期間では、ただの一度も。
「笑っている…?」
いや、そうだ。間違いなくアニは笑っている。今この状況で、どうして……?
-
- 17 : 2014/09/15(月) 20:04:07 :
理由は明確だ。
この真剣勝負の最中、笑みを浮かべられるシチュエーションは一つしか考えられない。
「アニは勝利を確信している?」
その時、ミカサはハッとする。アニの右手の、信じがたい光景を目にしたからだ。
アニは「チョキ」を出そうとしている筈。なのに、「チョキ」を形成する上で関係ない筈の
薬指、小指、そして親指までもが、その筋肉を弛緩させている。
一連の動きの中での弛緩ではない。
明らかに、あの一手を繰り出すべくアニの指の筋肉は動いている。
そう、理由はただ一つ。「パー」を繰り出すために……
-
- 18 : 2014/09/15(月) 20:14:07 :
この時ミカサは、初めて自分がアニの仕掛けた罠に落とされたと言う事に気が付いた。
だが幸い、早期発見によってその窮地を脱する事が出来た。
今ならまだ間に合う。私にこの目があって助かった。
ミカサは心の底からそう思った。
アニが「仇となる」と踏んでいたその動体視力によって、奇しくもミカサは救われたのだった。
さぁ、こうしてはいられない。
アニのフェイクを見破った以上、早急に自分の手を変えなければいけない。
しかし、だからと言って手を変えるとアニに見破られてもいけない。
アニの手が「パー」でも、アニのアタマは決してパーではないのだから。
今のこの右手の状態から、いかにして「チョキ」を繰り出すか。
しかも、スムーズに。
-
- 19 : 2014/09/15(月) 20:21:53 :
今ミカサは、親指を外側にして拳を握る「グー」の型をとっている。
これをこのまま「チョキ」に変更しようとすれば、外側から触れている親指の抵抗によって
人差し指と中指の間に摩擦が生まれ、どうしても必要以上のエネルギーを浪費してしまう。
摩擦によって当然、指を動かすための速度も低下する。
アニ程度の実力者が、それを見過ごす筈がない。
中指と人差し指を動かすために少しでもモタ付いた動きを見せてしまえば、
アニに「チョキ」を感付かれる危険性が出てくる。いや、十中八九気付かれる。
そうならないためには、いかにしてスムーズに指を動かし、「チョキ」を形成するか。
……と、ミカサの脳裏に、幼い頃の光景がフラッシュバックのように蘇る。
今は亡き母と、東洋について語り合っていた時の光景が。
-
- 20 : 2014/09/15(月) 20:28:17 :
あの時も、母親とじゃんけんに勤しんでいた。
その際、母も今の自分と同じように「チョキ」を繰り出そうとしていた筈だ。
しかし、母が見せた「チョキ」は、自分が…いや、壁内に住む全ての人間が驚愕せざるを得ない
異形の「チョキ」だった。
「…これだ!!」
ミカサは瞬時に判断を切り替えた。
指同士の摩擦を最小限に抑えた上で、悟られる事なく「チョキ」を繰り出す術を。
まずは、外側に張り付いている親指を僅かに離し、他の四本の指との摩擦を無くす。
しかしこのまま「チョキ」を繰り出すのでは、アニに悟られる。
そこでミカサは母の一手を思い出し、再現することにした。
そう、親指と人差し指によって形成される異形の「チョキ」……
東洋に伝わる、「むかしチョキ」と呼ばれる禁術を。
-
- 21 : 2014/09/15(月) 20:35:51 :
他の四本の指から親指を離す事によって、まず親指を開く準備を整える。
同時に摩擦の消えた人差し指も、スムーズに開くことが可能となった。
この動きについては、特にフェイク等は入らない。いや、入れる必要もない。
何故なら、壁内の人間でこの手を知る者はまず存在しないからである。
人差し指を動かす手はあれど、親指との二本のみで形成する手は存在しない。
その動きだけで、アニを惑わす事は十分に可能だからだ。余計なフェイクは必要ない。
人は戸惑いや迷いが生まれたとき、反射的に動作を止める。
今のアニがミカサの手の動きを見て狼狽える事があれば、アニの手もそのまま動作を止める。
そう、「チョキを形成するふりをしたグー」の手のままに。
-
- 22 : 2014/09/15(月) 20:42:35 :
このままであれば、「むかしチョキ」を繰り出したミカサの負けになる。
しかし、今であれば動作の止まったアニを出し抜くことが可能となる。
今の手のまま「グー」を繰り出すアニに対し、ミカサは最後の局面で「パー」に手を変えれば
勝利を手中に収める事など容易いのである。
結局、勝負事において雌雄を決定付けるのは頭脳ではない。
圧倒的な身体能力。
このじゃんけんは、これを再認識するのにいい機会となった。
後はこのまま……
-
- 23 : 2014/09/15(月) 20:49:11 :
-
-
- 24 : 2014/09/15(月) 20:49:44 :
ミカサの目論見通り、アニは狼狽えていた。
親指と人差し指だけが動いている。他の指は全く動く気配がない。
どれだけ目を凝らしても、それ以上開く素振りもない。つまり、「パー」を出すワケではない。
アニの思考は停止した。同時に、右手の動きも止まる。
即ち、「チョキを形成するふりをしたグー」のまま……
「パー」を形成するベく準備していた他の指も、その目的を果たす事無く制止する。
互いが手を出し切るまでに残された時間は、約0.02秒。
その僅かな時間の間にアニが冷静さを取り戻し、ミカサの手を読んで勝利する可能性は……
-
- 25 : 2014/09/15(月) 20:57:23 :
「…!!!」
ふとそこでアニは気付く。
至って思考をシンプルに、かつ柔軟に働かせることに成功したからだ。
今のアニの手は、「チョキを形成するふりをしたグー」。
アニが仕掛けたフェイクにミカサが気付いていない筈がない。
ミカサの手が先程まで「グー」を模っていたのが何よりの証拠。
ミカサは確実にアニのフェイクにハマっている。いや、ハマっていた。
では、どうして唐突に手を変えるべく動き出したのか。
ミカサが気付いたからだ。アニの仕掛けたフェイクの正体に。
繰り出そうとしている手が、「チョキ」ではない事に。
-
- 26 : 2014/09/15(月) 21:03:49 :
となると、だ。
「チョキ」ではないと悟ったミカサが、一体どちらをアニが繰り出すと睨んだのか。
仮にアニが「パー」を繰り出すと睨んだ場合。ミカサが出す手は「チョキ」となる。
しかし、「チョキ」とは人指し指と中指を用いて繰り出す手。親指は動かす必要が無い。
親指を動かした事がミカサのフェイクだとして、そこから人差し指と中指を動かし、
且つ親指を元の握りに戻す時間も考慮すると、残された時間では到底間に合わない。
ミカサの人並み外れた筋力を計算に入れても、だ。
-
- 27 : 2014/09/15(月) 21:10:09 :
では、仮にアニが「グー」を出すと睨んでいた場合。ミカサが出す手は「パー」となる。
そう考えた場合、ミカサの右手の動きも説明が付く部分が出てくる。
まず、一番最初に動いた親指。ミカサの親指は、他の四本の指に密接するように握られていた。
アニが最初に思っていた、一般人の「グー」の握りである。
この握りから「パー」を繰り出そうとする場合、まず親指との摩擦を減らすべく
握られた親指を外側に動かす事を最優先にする必要がある。
そしてミカサが次に動かした人差し指。
人間の手の構造上、意識的に指を動かそうとしない限り、指は外側から順に開こうと動かす。
つまり、親指→人差し指の順で指が開く事は自然なのである。
-
- 28 : 2014/09/15(月) 21:17:50 :
指を開くべく動かしている以上、「グー」はない。指を戻すための時間が無さすぎる。
同様の理由で「チョキ」も無い。先ほど述べた通り、親指を閉じる時間が無いからだ。
仮に親指を用いた「チョキ」が存在するのであれば話は別だが、そんな話は聞いた事が無い。
つまり、ミカサが今繰り出そうとしている手は「パー」で間違いない。
これ以上、深く考えている時間は無い。それはミカサも同じ。
ここはミカサが「パー」を繰り出すと信じ、こちらは「チョキ」を繰り出すしかない。
簡単な話だ、今僅かに競り出ている二本の指をそのまま伸ばせば良いだけなのだから……
-
- 29 : 2014/09/15(月) 21:28:33 :
-
- 30 : 2014/09/15(月) 21:28:36 :
ミカサは、全身の毛穴と言う毛穴が開くのを感じた。同時に、多量の冷や汗が吹き上がる。
アニは、ミカサの「むかしチョキ」を見て動作を止めるはずだと、そう思っていた。
しかし、思惑通りには自体は進まなかった。
どういうワケか、アニはフェイクとして仕掛けていたはずの人差し指と中指を、
そのまま伸ばそうとしているではないか。
「パー」を繰り出すべく弛緩していたはずの薬指、小指、親指も、唐突に動きを止めていた。
狼狽による動作停止とは別の、間違いなくアニの意思のよってそれらの指は動きを止めていた。
このままでは、アニは「チョキ」を出す。
そしてミカサは、「むかしチョキ」フェイクによって親指を開き、摩擦の消えた右手から
そのまま「パー」を繰り出すべく図っていた。
しかし、このままでは……
-
- 31 : 2014/09/15(月) 21:38:43 :
「負ける…!!」
そう錯覚したミカサは、咄嗟に手を変えた。
かと言って、「チョキ」を繰り出すと分かっていても指を「グー」に戻すための時間は無い。
こうなれば、勝つための戦いを捨てる他なかった。
勝つための手を捨て、「負けない」ための手に切り替える他ない……
ミカサは、心の中で歯軋りをしていた。
順当にいけば、あのまま私の勝利だったはず。どこで歯車が狂ったのか、と……
-
- 32 : 2014/09/15(月) 21:48:26 :
-
ミカサ&アニ「…ぉんっ!!!!!!!」
一同「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!!!!」
アルミン「…どちらもチョキ、あいこだね」
ミカサ「ちっ」
アニ「ちょっと、ミカサのこれは何?こんなチョキ見たことないよ」
ミカサ「これは東洋に伝わる特殊なチョキ。あなたに勝つための最終兵器…だった」
アニ「ちょっと審判、これは反則じゃないの?存在しない手の型を使うなんて」
アルミン「いや、残念だけどこの型のチョキは存在するよ。知ってる人は少ないけどね」
ミカサ「さすがアルミン、あなたなら知っていると思っていた」
アニ「ちっ、腑に落ちないね…」
アルミン「初手があいこだったので、第二ラウンドに移ろうか…」
アルミン「…昼食のプリンをかけた、じゃんけん大会決勝第二ラウンドにね!!」
-
- 33 : 2014/09/15(月) 21:58:06 :
この日、訓練兵達の食事のデザートとしてプリンが配布された。
プリンをはじめとするスイーツは、普段はめったに見られない超が付くほどの貴重品だった。
世間はフリッツ王家生誕祭真っただ中。そのお祭りムードにあやかって
訓練兵の食事にもおこぼれが回ってきた。それがこのプリンという至宝のデザートであった。
しかし、この日はクリスタが体調不良によりダウン。
余った一つのプリンを巡って、訓練兵総出のじゃんけん大会が催されていた。
そして決勝にコマを進めたのはミカサとアニ。
彼女達も女子である以上、当然甘い物には目が無い。
こうして譲れない戦いの火蓋は斬って落とされ、先程の壮絶な争いへと発展したのだった。
-
- 34 : 2014/09/15(月) 22:08:05 :
アルミン「それじゃ第二ラウンド、用意…」
アニ「待って!」
ミカサ「どうしたのアニ?さっきの戦いで私に恐れをなしたとでも言うの?」
アニ「寝言は寝て言いな。ってか、そんな事を言ってる場合じゃないんだよ」
ミカサ「…あっ!」
アルミン「無い…!」
アニ「そう、私達が求めてやまない残り物のプリンが…」
エレン「跡形もなく消えてやがるっ!!」
ライナー「一体誰が!?」
コニー「って言うかいつの間に!?」
ダズ「きっと俺達がミカサとアニの勝負に夢中になっていた隙に奪われたんだ!!」
ジャン「真剣勝負に水を差すなんて…絶対許せねぇ!!」
マルコ「…」チラッ
サシャ「」モグモグモグ…
一同「…」
-
- 35 : 2014/09/15(月) 22:24:01 :
サシャ「」ゴックン
一同「…」
サシャ「…それでは皆さん、アディオス」シュタッ
アニ「待ちな」
サシャ「ひっ!?」
ミカサ「私達の戦いに水を差した上、その戦利品をも奪い去るなんてマネ、見過ごすと思う?」
サシャ「あ…これは…その…」ガタガタ…
アニ「然るべき制裁を…」
-
- 37 : 2014/09/15(月) 22:34:14 :
ミカサ「まずは…」スッ
パァァァァァンッ!!!!
サシャ「あがぁぁぁぁっ!!!!!」
アルミン「これは唐突の平手打ちっ!!まさにパーの手で繰り出す一撃必殺!!」
アニ「続いて…」スッ
ジョキッ!!!!
サシャ「おぼぉぉぉぉっ!!!!!」
アルミン「今度は目潰しっ!!チョキの手で的確に両目を刺し、メカクシ完了だ!!」
-
- 38 : 2014/09/15(月) 22:44:21 :
ミカサ&アニ「最後は…」ユラァ…
サシャ「あぁぁぁっ!!痛いっ!!見えないっ!!やめてぇぇぇぇぇぇっ!!!!!」
ミカサ&アニ「私達から奪った宝物、その名も『カスタード・プティン』…」
ゴオォォォォォォォォォッ…
サシャ「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!!!」
ミカサ&アニ「…『グー』!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドッゴォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!!!!!!!!!!
サシャ「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!!!!!!!」
キランッ☆
アルミン「これは!友情タッグ技『カスタード・プティングー』によってサシャが遥か彼方に!」
ミカサ&アニ「ふっ、他愛もない」
-
- 39 : 2014/09/15(月) 22:53:25 :
エレン「だけど、この勝負は…」
ライナー「戦利品が無いのでは、続ける意味がないな…」
アニ「いや」
ライナー「え?」
アニ「戦利品は無くとも、このまま雌雄を決さずに終わらせる理由は無い。そうでしょ?」
ミカサ「その通り。あなたとは決着を付けなくてはいけない。あいこなんてあり得ない」
アニ「あんたとは気が合うね。手加減はしないよ」
ミカサ「望むところ…!」
一同「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!!!!」
アルミン「予想外のアクシデントもありましたが、二人の闘志は本物だ!!」
アルミン「それでは気を取り直して第二ラウンドと行きましょう!!それでは…」
ミカサ&アニ「じゃーんけーん…」
ミカサ&アニ「…ぽんっ!!!!!」
一同「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!!!!」
完
-
- 40 : 2014/09/15(月) 22:54:07 :
- じゃんけんにはちゃんと命を掛けましょう。
最後まで読んでくださった方々、ありがとうございました。
-
- 41 : 2014/09/15(月) 23:03:42 :
- 良く分からないのは俺が馬鹿だからか?
-
- 42 : 2014/09/15(月) 23:09:14 :
- 俺の知ってるじゃんけんはもっと手軽にできるものなんだが…
-
- 43 : 2014/09/15(月) 23:48:37 :
- ここまで熱いじゃんけんは初めてだ!!
-
- 44 : 2014/09/16(火) 03:19:50 :
- ジャンケンが熱すぎる!!
お疲れ様です!
-
- 45 : 2014/09/21(日) 09:42:50 :
-
- 46 : 2014/09/21(日) 09:43:02 :
- 面白い!
-
- 47 : 2014/09/21(日) 11:41:08 :
- お疲れ様です!まさかじゃんけんでここまでやるとはwww予想外の発想におどろかされるばかりです。とても面白かったです!
あと蛇足かもですけど、武術をやってる人は拳を握る時親指外に出しますよ。内側にしていると、突いた衝撃で親指いかれるのでw
-
- 48 : 2014/09/21(日) 12:03:38 :
すごく面白かったです!
プリンかけてるとか女子勢可愛すぎだろって思いつつ、心の中でじぶんもサシャに肘鉄をいれてしまいましたww
-
- 49 : 2014/09/23(火) 14:38:13 :
- 面白かったです!
ミカサとアニも凄いけどじゃんけんのあの一瞬のうちにプディングをたいらげたサシャも凄いと思いました!
-
- 50 : 2014/09/23(火) 19:49:18 :
- ちょwwミカサとアニwww神ってるw
-
- 51 : 2014/12/04(木) 21:55:00 :
- さて、ジャンケンの間はコンマ何秒だい?
-
- 52 : 2014/12/04(木) 23:32:34 :
- じゃんけんにこんな時間をかける奴ぁ見た事ねぇ…
世界…狙えるぜ...?
-
- 53 : 2015/01/06(火) 13:28:18 :
- 新しいテイストのssだった乙
残念ながらカゲプロ厨は居なかったようだ…
-
- 54 : 2016/02/07(日) 01:08:49 :
- 面白かったよ
-
- 55 : 2017/10/19(木) 19:01:09 :
- 俺の知ってるじゃんけんは、簡単にできるはず…
-
- 56 : 2020/09/27(日) 16:45:37 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
http://www.ssnote.net/archives/80410
恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
http://www.ssnote.net/archives/86931
害悪ユーザーカグラ
http://www.ssnote.net/archives/78041
害悪ユーザースルメ わたあめ
http://www.ssnote.net/archives/78042
害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
http://www.ssnote.net/archives/80906
害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
http://www.ssnote.net/archives/81672
害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
http://www.ssnote.net/archives/81774
害悪ユーザー筋力
http://www.ssnote.net/archives/84057
害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
http://www.ssnote.net/archives/85091
害悪ユーザー空山
http://www.ssnote.net/archives/81038
【キャロル様教団】
http://www.ssnote.net/archives/86972
何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
http://www.ssnote.net/archives/86986
-
- 57 : 2020/10/26(月) 13:53:32 :
- http://www.ssnote.net/users/homo
↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️
http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️
⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
今回は誠にすみませんでした。
13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
>>12
みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました
私自身の謝罪を忘れていました。すいません
改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
本当に今回はすみませんでした。
⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️
http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ごめんなさい。
58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ずっとここ見てました。
怖くて怖くてたまらないんです。
61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
お願いです、やめてください。
65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
元はといえば私の責任なんです。
お願いです、許してください
67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
アカウントは消します。サブ垢もです。
もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
どうかお許しください…
68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
これは嘘じゃないです。
本当にお願いします…
79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ホントにやめてください…お願いします…
85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
それに関しては本当に申し訳ありません。
若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
お願いですから今回だけはお慈悲をください
89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
もう二度としませんから…
お願いです、許してください…
5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
本当に申し訳ございませんでした。
元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。
-
- 58 : 2023/07/04(火) 01:55:43 :
- http://www.ssnote.net/archives/90995
●トロのフリーアカウント(^ω^)●
http://www.ssnote.net/archives/90991
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
sex_shitai
toyama3190
oppai_jirou
catlinlove
sukebe_erotarou
errenlove
cherryboy
momoyamanaoki
16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
ちょっと時間あったから3つだけ作った
unko_chinchin
shoheikingdom
mikasatosex
unko
pantie_ero_sex
unko
http://www.ssnote.net/archives/90992
アカウントの譲渡について
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654
36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな
22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。
46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね
52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑
89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ
- 著者情報
- 「進撃の巨人」カテゴリの人気記事
- 「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
- 「進撃の巨人」SSの交流広場
- 進撃の巨人 交流広場