このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
ミーナ「魔法ごっこしよう!」女子一同「はぁ?!」Ⅱ
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- 1 : 2014/09/10(水) 21:32:08 :
- 皆様の期待コメントのおかげで、今までささえられてきまし
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- 2 : 2014/09/10(水) 21:37:49 :
- すみません(iωi)一発目で撃ち間違いです・・・>>1に書こうとしていたことを以下に記します。
皆様の期待コメントのおかげで、今まで支えられてきました。このssの続編を書けるのが嬉しいです。ただ、このssはグロが入っています。とくに今回は誰かが魔女化してしまいます。ご承知の上でご覧ください_。
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- 3 : 2014/09/10(水) 21:47:39 :
- 皆の技名を以下に記します
アニの技名→シェリーガー(沢山の槍が必要・・・大体二十本)風で一気に槍を飛ばして刺し攻撃
スペシャル技名→ガーターアルドット(槍は一つで十分)槍に自分の力を詰め込んで一致に相手を叩き割る
ミカサの技名→パレーター(短い銃を五つと祈りの言葉が必要とてもめんどうな技だが破壊力は皆の二倍)祈りの言葉を言うと銃が自由自在に動いてくれる。
スペシャル技名→スリット・フェブ・ドッド(長い銃が五十個必要とっても体力を消耗する)銃で敵を完全撃破するまで銃を撃ち続けなければいけない。この技は最後の最後にやると効果が抜群。
クリスタの技名→エンジェルレイス(弓矢を用意。弓を大体三十本はいるかな・・・)リズムに合わせて踊って弓矢を打ち続けると敵がヨロヨロになって敵の攻撃力を下げることができる
スペシャル技名→皆回復(天使パワーが大量に必要)戦闘不能になった仲間たち全員を完全復活させることができる。
ユミルの技名→ジェイド(剣を八本用意。中途半端だなぁ・・・)剣で相手を滅多切りにすることができる。攻撃力は結構高いらしい。
スペシャル技名→エッジロード(剣は一つでいい)剣を握って、祈ると剣が虹色になって最低でも敵の力の半分を削り落とすことができる。
サシャの技名→シャルレイトフェイ(弓矢を用意。弓は多分十三本くらい)この技は自分の体力を消耗しなくて済む技。弓を何も放つと相手のレベルがどんどん下がる
スペシャル技名→(たぶん技の中でも一番体力を消耗しやすい技。弓を七十本用意)弓を放つと絶対に急所に命中する。だが、少しでも止まると相手の急所を狙いづらくなる。
ミーナの技名→フルーライト・ウィズ(銃を十四本用意)一度に二弾撃ちをできる銃で連続攻撃。
スペシャル技名→シェッドリリィー(銃を三十五本用意)回し攻撃をすると仲間の体力アップと敵の大量を三分の一くらい一気に下げれる
リーネの技名→ブラッディー(槍を最低でも50本必要)自分の命を相手に預けるという意味の行動をして、最終的には自爆
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- 4 : 2014/09/10(水) 21:48:59 :
- 技名リクエスト募集です
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- 5 : 2014/09/10(水) 21:52:06 :
- ユミル「」
ミーナ「って・・・リーネ・・・あんた技ひどいよ自爆しかないのか・・・」
ミカサ「これはひどい」
アニ「なんってこった・・・」
リーネ「ごめんね、私病院に行ってくる」
ユミル「あぁ、あたしもいくよ。もし魔女に襲われて自爆なんかされたら嫌だしな」
ミーナ「ユミルが正論を言っている・・・」
ユミル「あ?」
ミーナ「・・・いぇ、なんでも・・・」
サシャ「二人とも行ってらっしゃい」
リーネ「いってきます」
ヒッチ「・・・」
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- 6 : 2014/09/10(水) 21:57:13 :
- -病院-
ガラッ
リーネ「おはようジュン」
ジュン「・・・あぁ、おはようリーネ」
ユミル「・・・!///」
リーネ「この子がわたしの親友のジュンなの」
ジュン「よろしくね。僕は五年前に大事故に巻き込まれて、右足と、左手が麻痺しているんだ・・・」
リーネ「前まではね、プロのヴィアオリンニストだったんだよ」
ジュン「でも、左手が動かないと・・・もうヴァイオリンは弾けない・・・僕の夢は諦めるしかない・・・」
ユミル「そうなのか・・・」
ジュン「・・・うん・・・」
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- 7 : 2014/09/10(水) 21:59:06 :
- リーネ「ごめんね・・・こんな話いきなりしちゃって・・・」
ユミル「別にいい」
リーネ「ありがとっ!」
ユミル(プロのヴァイオリンニストなんて聞いたことねぇ・・・)
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- 8 : 2014/09/10(水) 22:53:17 :
- 期待
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- 9 : 2014/09/11(木) 20:59:11 :
- >>8 ありがとうございます
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- 10 : 2014/09/11(木) 21:05:09 :
- -翌日-
ヒッチ「よう、ド素人」
ユミル「あぁ・・・もうそのあだ名やめてくれ・・・」
クリスタ「・・・ヒッチには申し訳ない言葉かもしれないけど・・・」
ヒッチ「あん?何だ」
クリスタ「・・・なんでそんなに口が悪いの?・・・」
ヒッチ「皆言うよねその言葉・・・いいよこの事は本当に信頼した奴等にしか言わねぇ事だ。誰にも・・・誰一人にも言い触らすな。言い触らした瞬間、お前等の生命はあの世行きだ」
サシャ「は・・・はい・・・」
ミーナ「すっっごい怖いんだけど」
ヒッチ「あたしの口の悪さには・・・ちゃんとした意味があるんだ・・・」
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- 11 : 2014/09/11(木) 21:24:05 :
- ヒッチ「あたしはね・・・貴族の家で生まれた子なんだよ。あたしの名前の由来は親が『優しい子に育ちますように』だってさ・・・笑っちゃうよねぇ」
ヒッチ「あたしは学校に通い始めた。あたしは人を笑顔にすることが大好きだった。そんときの性格は優しくておとなしかったらしい」
ヒッチ「でもね・・・数ヶ月した頃だったっけ・・・皆が突然あたしの性格に嫌がった。いい子ぶってるって・・・ウザいって」
ヒッチ「殺したかったよ・・・もう何もかもが許せなかったよこんな事になるぐらいなら・・・他の性格にして欲しかった」
ヒッチ「皆、皆離れていく・・・もう誰も信じられなくなったよ・・・たまに助けてくれる子もいたけど・・・あたしにはただの演技にしか見えなかった」
ヒッチ「あたしはこう願った。もう誰にも親切にしない。誰にも心から笑っている時の顔なんて見せないってね」
ヒッチ「あたしの母親も父親も事故で死んだ」
ヒッチ「で、あたしはとうとう独りぼっちだ」
ヒッチ「その時のあたしは結構強かったし、頭も結構良かった。でも・・・それだけじゃ生きていけない・・・生きていくには勇気と友達がいないといけない。愛に飢えて死ぬだけだ・・・」
ヒッチ「そんときあたしは・・・運悪く、魔女の住処に引きずり込まれた。そのとき助けてくれたのは佐耶さんだ・・・あたしのたった一人の先輩で、友達だった」
ヒッチ「でも、そのひとはミカサ、あんたと似て、頭を食いちぎられた」
ヒッチ「『私がいないと、この世界にはもう魔法つかいはいなくなる』って佐耶さんから聞いたことがある。あたしは初めて、人を助けたいと思った・・・あたしも同じだ。皆を守れる正義の味方になりたいって心からそう思った・・・」
ヒッチ「はっ・・・どうだい・・・この御伽噺みたいな過去は・・・笑えてくるでしょ?」
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- 12 : 2014/09/11(木) 21:29:57 :
- あ、誰が魔女化するか分かっても、絶対にコメントには書き込まないでください・・・。あとこのssはまどか☆マギカに似ています。
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- 13 : 2014/09/11(木) 21:46:09 :
- リーネ「そんなことがあったの?」
ユミル「魔法つかいになる奴は大体正義の味方になりたい奴が多い」
ヒッチ「だから、あたしはもうあの性格には戻らない」
クリスタ「辛い過去があったんだね・・・なんかごめんね?」
ヒッチ「はんっあんたが悪いなんて誰一人もいっちゃいねぇ安心しろ」
ミーナ「ヒッチって意外と優しいんだね」
サシャ「・・・意外すぎます・・・」
ヒッチ「意外意外言うな」
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- 14 : 2014/09/12(金) 20:58:05 :
- ミーナ「ていうか・・・ヒッチ、あんた謎多いよね」
ヒッチ「そうか?ただ貴族ん家に生まれていじめられて先輩が死んで、魔法つかいになった・・・それだけ」
アニ「リーネ、あんたは何で魔法つかいに?」
リーネ「私はジュンの手足を私のジェムの力で治したい・・・ジュンをなんとしてでも助けたいの・・・そしてまたあのジュンのヴァイオリンが聴きたいから・・・な~んて・・・自己満足がすぎるよね・・・ごめん」
クリスタ「リーネはジュンのことが好きなの?異性として」
リーネ「私はジュンの事好きだよ?でもそれは友達としてだから異性としての好きじゃないよ」
ユミル「手足を治して・・・?ヴァイオリン弾くには手だけでも十分じゃねぇのか?なぜ手、足、どっちもなんだよ?」
リーネ「分かってないよ~ユミル。足が治らないとステージでヴァイオリンを弾いているジュンが見れないじゃない。私はあの大ホールでジュンのヴァイオリンが聴きたい。ああ見えても五年前までは大ホールでヴァイオリンを弾いていたんだよ?すごいでしょう?」
サシャ「大ホール・・・?ってことはプロなんですかね?ヴァイオリンニストの」
リーネ「うん。プロだけど・・・まだヴァイオリンが弾けない・・・私がもっと鍛えて治してあげたいけど、鍛えるうえに、家事全部やるのも難しいし・・・」
クリスタ「家庭?」
リーネ「?あぁ、まだ言ってなかったね・・・私の両親、妹はもういないの・・・」
ミーナ「え?・・・何で?」
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- 15 : 2014/09/13(土) 14:59:57 :
- 私は、十九年前ディロリアという街の王族の家で生まれた。リーネっていう由来は『おとなしい子に育ちますように』っていう思いが込められている。
アニ「王族!?っていうことはあの・・・ドルシャ家の子供ってこと?!・・・リーネが・・・!?」
リーネ「ア二・・・?」
アニ「・・・そんな・・・リーネがあのドルシャ家の子供だったなんて・・・」
ヒッチ「おい・・・」
ミーナ「アニなにかあったの?」
アニ「・・・私の母親は王族のドルシャ・ロードっていう奴に殺された。間違っていることをお母さんは注意しただけなのに・・・」
リーネ「え?!私のお父さんに!?」
サシャ「リーネ、あんまり聞かないであげてください・・・アニは誰よりも辛い過去を持っているんです・・・」
ヒッチ「・・・なんかさぁ・・・魔法つかいっていうのは辛い過去を持っているやる多いよな・・・佐耶さんはどうだかしらねぇが・・・」
アニ「・・・サシャ・・・いいよ・・・もう・・・あたしの過去全部話すからさ・・・」
サシャ「アニ・・・」
クリスタ「・・・」
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- 16 : 2014/09/13(土) 15:12:28 :
- アニ「・・・ぅっ・・ごめんリーネ先に言って貰っていいかな・・・」
リーネ「うん・・・わかった」
十二年後・・・私達はいつもどおりに生活をしていたつもりだった・・・朝にお父さんとお母さんの部屋に行くとね・・・妹、お父さん、お母さんが皆血を出して死んでいた。見るのが限界だった・・・だって・・・お父さんが明らかにお母さんと妹を殺しているんだもん・・・
お父さんは右手に血が大量についたナイフを持っていた妹は数十箇所刺されていて、お母さんは、もうなにがなんだか分からない状態だった。そこらにいた人たちも皆息をしていない。
床を見ると、果物が落ちていた。返り血のついたザクロが私を嘲笑うかのように転がっていた。
『ねぇ、寝ているんだよね?起きてよ・・・?本当は息してるんでしょ?ねぇったら!・・・・・・』
信じられなかった。まさかこんな現実が私達家族に起こるなんて、考えもしなかった。
私はすぐに家を飛び出た。もう耐えられなかった見ているだけで私の心は一つ・・・また一つ欠片になって崩れていった。
お父さんがどうしてあんな事をしたのか今でも全く分からない。
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- 17 : 2014/09/13(土) 15:19:57 :
- ヒッチ「おいおいおいおいおいおいおい待て待て待て待て待て待てホラーじゃねぇかよ・・・!!
ユミル「うわぁ・・・怖・・・」
サシャ「ドア開けたら皆死んでいるって・・・」
アニ「・・・よかった・・・私の過去の方がまだソフトな方だ」
リーネ「・・・なんでお父さんはあんなことをしたんだろう・・・」
クリスタ「」チーン
ユミル「クリスタが気絶してやがる」
ヒッチ「」ペチン
クリスタ「あ、痛っ・・・ん?」
ミカサ「アニは本当に自分の過去を言ってしまうの?」
アニ「・・・怖い」
ミカサ「だろうね。そうだとおもうよ」
アニ「私の過去を言うと皆はどんな反応をするのかが怖い・・・」
ミカサ「うん・・・」
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- 18 : 2014/09/13(土) 15:21:10 :
- リーネ「あ・・・もうこんな時間だ・・・私病院行ってくる。ユミルもいっしょに行こう?」
ユミル「分かった」
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- 19 : 2014/09/13(土) 15:23:30 :
- -病院-
リーネ「ジュンおまたせ」
ジュン「リーネ・・・ごめんいまからリハビリなんだ・・・」
リーネ「えっ?そうなの?ごめん」
ジュン「こっちこそごめん・・・」
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- 20 : 2014/09/13(土) 15:24:59 :
- ※>>6で『あれ?ユミルってジュンに一目惚れしてるんじゃないの?』とおもう方もいると思いますが、ユミルは恋をしていません。
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- 21 : 2014/09/13(土) 15:29:07 :
- -魔女の住処-
ヒッチ「あぁ・・・いきなり魔女の住処に飛びこむとか・・・お前どうかしてるぞ」
ユミル「怖いのか?w」
ヒッチ「殴るぞ」
クリスタ「ヒッチ怖いよ・・・」
ミカサ「これはいきなりくる魔女だ・・・」
アニ「隠れるよ」
ドオオォォォォッ
魔女「?」(あれ?誰もいない)キョロキョロ
ユミル「うぉらっ」
ザシュッ
魔女「」(え?マヂで?殺られたの?)
シュゥゥゥ・・・
ユミル「・・・」
皆「あれ?魔女は?死んだの?」
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- 22 : 2014/09/13(土) 16:01:57 :
- -魔女の住処-
ヒッチ「・・・おぃ・・・今日はもういいだろ・・・こんなに宝石あんだぞ・・・」
ユミル「いいじゃねぇかよ」
アニ「この魔女かなり強いよ?いいの?」
ユミル「いい!」
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- 23 : 2014/09/13(土) 20:56:10 :
- ジャキンッ・・・
サシャ「ユミル!・・・?なにを!?何故自分以外には戦わせないんですか・・・?!ユミル!」
ヒッチ「おい!てめぇ・・・まさか一人で戦うってのか?!」
ユミル「・・・すっこんでな・・・一人で殺れる・・・!!」ゼェゼェ
クリスタ「ユミルっねぇったら!どうしたの!?」ガシャガシャ
リーネ「ユミル・・・?」
ユミル「ふんっ!」
ジャキンジャキンジャキンッ
ザッ・・・
ユミル「っ!」
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ
ユミル(負けない・・・)
ブワァァァァァァァァァァァ・・・
シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥンッ
ユミル「ふっっっっっっ!」
ドォォォォォォォォォォォォッンッ
ズゥゥ・・・
クリスタ「ユミ ヒッチ「あいつ・・・!っちっ・・・」
ユミル「うぁっ!」
ミカサ「ユミル!」ダッ
アニ「ちょっミカサあぶな・・・」
シュィィィィィィィィィィィィンッ
ミカサ「えっ?」
ザシュッ・・・ドスドスドスドスドスドス・・・
パリィィィィィィィィィィィィィィィィィィィン
ミカサ「ヒッチ・・・」
ヒッチ「・・・ったくせっかく仲間がいるのに一人で戦ってどうすんのさ・・・」
ユミル「・・・」ユラ・・・ッ
ヒッチ「お、おい!・・・」
ユミル(確かにあたしは・・・辛い過去なんて全く無いさ・・・だからこそ・・・辛い思いをした奴等を二度も苦しめたくない・・・だから・・・あたしは負けねぇ・・・)
ヒッチ「素人!」
シュゥゥゥンッ
ユミル「ふぅっ!」ザシュッ
ユミル(あぁ、今ならよく分る・・・あたし・・・皆に頼ってばっかりだったから・・・ほら・・・な? 弱くなってる )
ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ
ゼーゼー・・・
ユミル「・・・ふっ・・・」
ヒッチ「素人・・・」
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- 24 : 2014/09/13(土) 20:59:13 :
- シュゥゥゥゥ・・・
ミカサ「本当に一人で魔女を・・・」
アニ「・・・」
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- 25 : 2014/09/13(土) 21:20:27 :
- ユミルのジェムが三分の一黒く濁った
ヒッチ「ほら・・・あんたがとった宝石だ・・・」ポイッ
ユミル「・・・」パシッ・・・
ユミル「・・・」
ポイッ・・・カラララン
サシャ「なっ・・・?!宝石つかいましょうよ・・・黒いですよ?」
ユミル「いや・・・いいまだだ・・・」
ユミル「あたしのジェムが黒く・・・全て濁りきるまで・・・まだだ・・・」
ミーナ「ユミル本当どうしたの・・・」
クリスタ「そうだよユミルどうしたの?様子が変だよ」
ユミル「別に・・・もうどうでもいい」
ヒッチ「・・・おい・・・?」
ユミル「はんっ・・・なんてことないだろ・・・?・・・なんっでそんなに意外そうに言うのさ・・・」
ミカサ「だ・・・だって!」
ユミル「いいから・・・行こうぜ・・・住処・・・」
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- 26 : 2014/09/13(土) 21:25:20 :
- -魔女の住処-
ユミル「ふっ」
ザシュッザシュザシュ・・・
魔女「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」
ズッ・・・
ユミル「!」
ユミル(駄目だ・・・早すぎる・・・これじゃ攻撃を避けることが・・・)
ザッ
ヒッチ「うっ・・・」
ヒッチ「これで・・・どうだぁぁぁぁぁぁぁ!」
バッッッッキィィィィィィィィィィィィィィィィィィ
魔女「!?ヒイ゙ァァァァァァァァァァァッ」
シュゥゥゥゥ・・・
カラン・・・
ユミル(まただ・・・またこいつに助けられた・・・)
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- 27 : 2014/09/13(土) 21:30:01 :
- ユミル(ほら・・・どう考えもあたし・・・完全に皆に頼りきっていたからすごく弱い・・・)
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- 28 : 2014/09/13(土) 21:33:14 :
- ユミルのジェムはあと少しでも恨みがたまると魔女化する。
皆のジェムは穢れが少ない
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- 29 : 2014/09/13(土) 21:44:55 :
- ユミル(こんな役にたたないあたしなんて・・・もう皆必要としない・・・こんなに弱くなっていたんだ・・・)
-学校屋上-
サァ・・・
ヒッチ「はあっ・・・はあっ・・・やっといた」
ユミル「・・・」
ヒッチ「あんたさぁ、自分が役に立たないからって落ち込むんじゃねぇよ。素人は誰だってそうだ」
ユミル「・・・悪いね・・・せっかく来てくれたのに・・・」
ヒッチ「?なんだよお前らしくないじゃねぇかよ・・・」
ユミル「だって、もう何もかもどうでもよくなったからね・・・」
ヒッチ「?おい・・・」
ゴォ・・・
ユミル「ほら、もうこんなに濁ったらあの数の宝石でも吸い取れやしない・・・な?こんなに濁るほどあたしは役立たずなんだ・・・」
ユミル「あんた・・・『最初っから魔女倒すんじゃなくてそこらへんにいる魔物でも倒して運動神経良くしたら?』ってそう言っていたっけ・・・あの時の言葉通りにしていてよかったよ・・・じゃないとあたしもっと弱くなっている・・・ジェムが全て濁りきると魔女化するって・・・それってあたし達もう人間じゃないってことだよな・・・ただの妖怪でしかないんだよな・・・」
ヒッチ(嘘だろ・・・宝石持ってきてねぇ・・・)
ユミル「役に立たないなら・・・いないほうがいい・・・ただの邪魔者だ・・・」
ツゥ・・・
ユミル「みんなに頼りきっていたからずっと弱くなって・・・いつのまにかこんなヘタレになって・・・役に立てないあたしになって・・・」
ユミル「ごめんね」
ポタ・・・
ビリィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィッ
ドオッガシャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ
ヒッチ「うぁっ?!」
ヒッチ「ユ・・・」
ヒッチ「ユミルーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
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- 30 : 2014/09/13(土) 21:56:18 :
- あああああああああああああああああああああああああああああああ
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- 31 : 2014/09/13(土) 21:57:44 :
- ・・・ん?あれ?ヒッチ、ユミルの呼び名変えてない?
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- 32 : 2014/09/14(日) 15:09:31 :
- >>31 あらら・・・もう気づかれましたか・・・
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- 33 : 2014/09/14(日) 15:31:55 :
- 魔女の名前 剣士の魔女 別名swordsman・weaklow(これを日本語で読むと最悪ですので・・・)
魔女化した理由
魔女化する前の魔法つかい(剣士)は勇気があって、強かったが、いつの間にか仲間に頼りっぱなしになっていた。本人は魔女と一騎打ちするまでは気づかなかった。一騎打ちをしてようやく分った。皆に頼りっぱなしだったから、自分一人だと何も出来ないという事を。
剣士は負けず嫌いだったので、弱くなっていることが分ると、だんだん狂っていった。
自分の弱さに耐え切れなくなり、学校の屋上で魔女に変身してしまった。
剣士の魔女の服装など
自分の弱さを隠そうとしているのか、魔女の服装はすごく堅いレアメタルで覆われている。防御系の魔女なので、ダメージを与えることが難しい。武器は、剣士が魔法つかいの時に使っていた剣をそのままのデザインで使われている。顔の部分は仮面を被っている。
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- 34 : 2014/09/14(日) 15:36:22 :
- あ、weaklowのところ、weak・lowにしといてください
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- 35 : 2014/09/14(日) 15:37:45 :
- ていうかweak・ low←この三文字いらないですよね・・・撤回!
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- 36 : 2014/09/14(日) 15:43:48 :
- -剣士の魔女登場[魔女の住処]-
ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・
ヒッチ「ユミル!」(なんで・・・まさかユミルが魔女化して・・・?っていう事は上から落ちてきているユミルはただの抜け殻であの魔女がユミルなのか?・・・!?)
ドサッ
ヒッチ「おいっユミル!」
剣士の魔女[ユミル]「キャア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!」
ヒッチ「!??」
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッ
ヒッチ「なんだよ・・・」
ヒッチ「一体あんたは何なんだ!ユミルになにをしやがったんだ!!」
ヒッチ(あそこが出口か・・・一旦ひくしかない・・・ここで戦ったって、あたしはただの足手まといだ)
ダッ
シュワアアアアアア・・・
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- 37 : 2014/09/14(日) 15:51:35 :
- -学校渡り廊下-
ヒッチ「・・・」
ドサッ
クリスタ「あっヒッチ!やっとみつけ・・・」
ミカサ「!?」
サシャ「・・・?ユミル?寝てるんですか・・・」
ミーナ「なんだ~寝てるのか~アハハハハっ」
ヒッチ「寝て・・・ない」
アニ「は?寝てない?じゃあ起きてんのか?」
ヒッチ「起きてもないし、寝てもない・・・」
ミーナ「?!まさか・・・?ジェムは!?」
サシャ「魔女・・・化・・・」
ヒッチ「・・・ほら、これだ・・・こいつのジェムだ」
ヒッチが出したジェムは、ユミルのジェムが粉々に砕けた緑色が深緑に染まった宝石だった。
アニ「あんた・・・これがもし本物のユミルのジェムだったら・・・」
ミカサ「魔女に・・・?」
ヒッチ「・・・あたし一人だけがこいつの最後を見届けた・・・」
ミカサ「嘘・・・嘘よね?だって・・・ユミルは・・・」
ヒッチ「死んだ」
サシャ「そ・・・んな・・・」
ヒッチ「・・・」
リーネ「魔女化したらもう二度と元に戻れない・・・だから・・・」
ヒッチ「もう・・・無理だ・・・」
ヒッチ「あたしがあの時宝石を持っていれば・・・っ」
ミーナ「うぅっ・・・」
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- 38 : 2014/09/14(日) 20:53:12 :
- -夜-
ヒッチ「クリスタ・・・だったっけ・・・ちょっといいか?」
クリスタ「・・・?ああ、ごめんね私達話すの初めてだよね。私はクリスタ。どうしたの?・・・」
ヒッチ「ちょっと外で話そうぜ」
クリスタ「うん、分ったいいよ」
-外-
ヒッチ「~~~っ寒みぃ・・・さすがにこの時期になると外は寒いな・・・」
クリスタ「うん・・・で、何?」
ヒッチ「ユミルのことだ、魔女化の事な。」
クリスタ「・・・っな、何?・・・・・・」
ヒッチ「あんたら、二歳からの幼馴染なんだってな・・・ならあいつ[ユミル]のことについても詳しいはずだし、仲もかなり良かったと思う・・・あんなことがあった後に悪いんだが・・・明日の十三時にユミルの魔女の住処に行く・・・」
クリスタ「!?ほ、本気で言っているの!?ユミルの魔女を倒すの・・・?!」
ヒッチ「違う・・・倒しはしない・・・と思う・・・場合によれば倒すかもしれない」
クリスタ「そんなっ・・・」
ヒッチ「倒したくないだろ?分かるよ・・・倒したくないよな。倒したくないなら・・・ちょっとだけ協力してくれ・・・幼馴染にしかできないことだから・・・」
クリスタ「協力・・・?」
ヒッチ「もし、ユミルが生き返るとしたら・・・?そりゃあ全力つくしてでも生き返らせてぇよな・・・」
クリスタ「え?!生き返るの?」
ヒッチ「生き返らなかったら?そのまま倒すのか?それとも放置しておくのか?・・・」
クリスタ「・・・そうだよね・・・可能性を作らなきゃ駄目だよねっ・・・私はどんなことをすればいいの?」
ヒッチ「どうやら・・・協力してくれるみたいだね。心から感謝するよ・・・なぁ、あんたらってよく会話しているよな・・・その時みたいにユミルの魔女に話しかけてくれ・・・もしかしたら、目を覚まして・・・魔女の姿からユミルの姿に戻るとか・・・さ!・・・」
クリスタ「その方法でできるかもしれないんだよね・・・うんっ分かった!私あなたに協力するよ・・・!」
ヒッチ「ありがとさん。クリスタ宜しくね」
クリスタ「うんっ宜しく」
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- 39 : 2014/09/14(日) 20:55:31 :
- -後日十三時-
ヒッチ「すまねぇちょっとばかし散歩に行ってくる」
ミーナ「え?そうなの?行ってらっしゃい」
クリスタ「私もヒッチについていくよ」
ミカサ「行ってらっしゃい。気をつけてね」
ヒッチ「おう!」
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- 40 : 2014/09/14(日) 21:08:25 :
- -剣士の魔女[ユミルの魔女]の住処-
ヒッチ「気をつけろ・・・いざってときになったらあたしが一時的に防御ウォールを作る」
クリスタ「うんっわかった」
ガァッ
ヒッチ「!!気づかれた・・・」
ヒッチ「来る!!」
シュゥンシュゥンシュゥンシュゥン
ドオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ
魔女「フフッアハハハッ」ユラユラ・・・
クリスタ「あれが・・・ユミル?」
ヒッチ「そうだ・・・呼べ・・・ユミルをとにかく呼ぶんだ」
クリスタ「ユミル・・・クリスタだよ・・・ねぇ、ユミル聞こえてるよね?おねがい返事をしてっ・・・」
魔女「アハハハッ」シュインシュインシュインシュイン
ヒッチ「怯むんじゃない・・・呼ぶんだ・・・呼べ!」
ガシャッガシャァァァッ
クリスタ「ユミル・・・止めて・・・ねぇっ正義の味方になるって言ってたじゃない!こんな事、正義の味方はしないよ!ねぇ・・・おねがいだからこんなの止めて!」
ヒッチ「うぁっ!?」
ジャララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララッ
クリスタ「ヒッチ!」
ヒッチ「来るな・・・呼び続けろ・・・ユミル・・・を・・・!!」
クリスタ「止めてっユミル私達に気づいてよぉ!」
ふっ・・・前のお返しっていうのか・・・?そういえばあたし達なんで戦っていたんだろうねぇ・・・はんっ正義だのなんだのいっていた奴がなにやってんだよ・・・なに友人の・・・親友の言葉を無視すんだよ・・・
そういえば・・・あたしも正義の味方になりたいって思ってたっけねぇ・・・あたしだって・・・人の幸せを願って今も戦い続けているんだよ・・・ねぇ、わかるよな・・・?あんたさぁ、いい加減目ぇ覚ましなよ・・・
ふっいいよ、許せないんだろ?もう何もかも信じられないんだろ?分かる・・・すごく分かるよ・・・あたし相手で良ければいでもストレス発散に付き合ってやるからさ・・・それで飽きたらもうそろそろ起きなよ・・・皆待ってるからさ・・・なぁ・・・?
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- 41 : 2014/09/14(日) 22:26:35 :
- やめろぉ…期待
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- 42 : 2014/09/15(月) 10:21:42 :
- >>41 ありがとうございます
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- 43 : 2014/09/15(月) 10:26:19 :
- 魔女「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」
ドスドスドスドス
ヒッチ「うっ・・・」
クリスタ「ヒッチ!」
ヒッチ「く・・・るなっ・・・」
魔女「」スッ・・・
クリスタ「っ!」
ガシッ
クリスタ「ユミル・・・やめ・・・・・・」
ヒッチ「てめぇ!・・・」
バキバキバキバキブチッ
魔女「ア゛ア゛ッ」
ヒッチ「なにやってんだよ!・・・正義の味方になるって・・・言ってたじゃないか!人を守りたいって!」
魔女「アハハッ」
グサッ
ドオオオオオオオ・・・
頼むよ神様・・・こんな人生だったんだ・・・せめて一度ぐらい・・・最高の夢を見させてよ・・・
-
- 44 : 2014/09/15(月) 10:32:34 :
- ミーナ「・・・」ガシッ
スゥ・・・ドサ・・・
ガシャァァァァァァァァァァンッ
ミーナ「!ヒッチ・・・」
ヒッチ「・・・よぉ・・・」
ミーナ「まさか・・・」
ヒッチ「その子を頼むな・・・」
ミーナ「・・・!っ」
ヒッチ「足手まといがいると邪魔だろ?そうだよ・・・それが正論だからね・・・」
ミーナ「・・・」
ヒッチ「ただ一つだけ・・・守り抜きたいものがあるなら守ればいい・・・」
ヒッチ「・・・ははっなんだろうねぇ・・・今までのあたしだっていっつもそうやってきたはずなのに・・・」
ミーナ「ヒッチ・・・」
ヒッチ「行きな」
ヒッチ「爆発に巻き込まれるよ」
ミーナ「・・・分かった・・・」
ヒッチ「あたしはこいつと逝くよ・・・一緒に・・・」
ミーナ「ヒッチごめんなさい・・・行くわね・・・」
-
- 45 : 2014/09/15(月) 10:41:54 :
- ヒッチ「心配するなよ・・・ユミル・・・一人は寂しいから・・・いいよ・・・あんたが一緒にいたいって望むなら一緒にいてやるよ・・・ユミル」
魔女「・・・」
スッ・・・
ポイッ
ミーナ(ヒッチ・・・本気なんだ・・・宝石を砕く気ね・・・)
ヒッチ「ふんっ・・・」
ブワアアアアアアアアアアアアアアアアア・・・
キィィィーーン・・・
パリィィィィィィィィィィィィィィン
・・・
魔女「ヒッチ・・・」
ドオオオオオオオオオオオオオッバキッドスドスドスドス(爆発音)
魔女「ありがと・・・」
シュゥゥゥゥ・・・
-
- 46 : 2014/09/15(月) 10:50:18 :
- ミーナ「・・・」
ピタッ・・・
ミーナ「ヒッチ・・・ごめんなさい」
クリスタ「・・・」
-
- 47 : 2014/09/15(月) 10:56:32 :
- -暗闇-
ヒッチ(音も・・・光さえないこの世界・・・あたしはなにを見ているの?)
ユミル(後ろを振り向くと恐怖のあまりなにもかも崩れてしまいそうで・・・)
ヒッチ(探すものは何も無い探すことさえ出来ないこの世界)
ユミル(此処は何処?)
・・
ヒッチ(一緒にいたいと願った分ここへ置き去りにされる私達)
・・・・
ユミル(このまま・・・このまま・・・二人きり探し続ける明日への新しい出口)
ヒッチ(さぁ、振り向いてそこに私がいる)
-
- 48 : 2014/09/15(月) 11:01:19 :
- ミカサ「・・・これはどういう状況なの・・・」
ミーナ「ごめん・・・ヒッチ・・・ユミルと一緒に逝っちゃった・・・」
サシャ「そ・・・ん・・・なっ・・・」
リーネ「じゃあユミルの魔女の住処は・・・」
ミーナ「ヒッチの自爆行為で住処さえないもちろん・・・ユミルの魔女も爆発に巻き込まれた・・・」
アニ「なんで・・・一緒に連れて行ってくれなかったの・・・」
ミーナ「・・・ヒッチの自爆シーンが見たいの?」
アニ「違うよ・・・せめて最後ぐらい・・・」
ミーナ「わかってる・・・」
ミカサ「これで仲間が二人減ってしまった・・・」
終わりです結構ヒッチは残酷な死に方をしましたよね・・・
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