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リヴァイ班の絆

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  1. 1 : : 2014/09/01(月) 21:06:07
    秋の前触れの朝

    チュンチュンと小鳥の鳴き声がする頃それくらいにいつもベッドからでる。
    ベッドから降りて最初にするのはこの旧本部に住んでから習慣となった布団たたみ。兵長の影響で毎回最初にしている。そしてカーテンを勢い良く開けて伸びをする。

    ペトラ「ん~!最近の朝は冷えてきたなぁ。皆に毛布そろそろ渡そうかな...」

    なんて独り言を呟いて食堂へと向かう
  2. 2 : : 2014/09/01(月) 21:14:04
    期待です
  3. 3 : : 2014/09/01(月) 21:26:43
    期待です!
  4. 4 : : 2014/09/01(月) 21:31:58
    朝食当番の日はともかく、当番でない日もこうして朝一番に起きている。身支度に時間がかかるから。という理由もあるけれど身に覚えしちゃったから。といった方が正しい。
    全ての支度を済ませ、いれたてのお茶をコップに注ぎお気に入りの小説を片手に一飲み

    ペトラ「......」

    その後は誰かが起きてくるまで無言。


    ─────────────────────

    10~20分後

    ガチャ

    食堂のドアがあくと同時に起きてきた人の顔も見ず

    ペトラ「おはようございます。兵長!」
    そう言いながらさっきまで読んでいた本に四つ葉の押し花でつくったしおりを挟めながらそう言った。

    リヴァイ「あぁ。」

    リヴァイはテーブルに置かれたペトラがみていた本に目をやった

    ペトラ「今お茶入れますね。」

    そう言って自分のコップにはいった冷めているお茶を一気に飲み干した

    リヴァイ「............読書の邪魔したな..」

    ペトラ「へ?あ、いえ!暇つぶしにしてたことですし!」

    リヴァイ「...そうか」

    ペトラ「はい!」

    リヴァイ「...小説か?」

    ペトラ「ええ。小説、結構好きなので....どーぞ」

    リヴァイ「すまないな」

    ペトラ「いえ」にこり
  5. 5 : : 2014/09/01(月) 21:33:26
    2、3»ありがとーございます♪♪頑張ります♡
  6. 6 : : 2014/09/01(月) 22:17:07
    ペトラ「どーですか?....」

    リヴァイ「......悪くない」

    ペトラ ホッ

    ガチャ
    エルド「はよーございます!兵長とペトラ」

    グンタ「おはよーございます!兵長、はよ!ペトラ」

    ペトラ「ん。おはよーお茶でよかったよね」

    エルド「あぁ悪いな」

    グンタ「ペトラ気が利くな」

    ペトラ「そんなこといっても良いものなんてでないよ~アハハ」

    ペトラ「オルオとエレンは?まだ寝てるの?..........ここおいとくね。エルドも」

    グンタ「サンキュ!みてねぇな。廊下でもすれ違わなかったしまだ寝てるか自室にいるか。」ゴクゴク

    エルド「俺も。会ったのはグンタぐらいだもんな。」ゴクゴク

    ペトラ「そっか。ったくあのバカオルオ...今日はオルオが当番なのに...ちょっと見てきてよ。エルド」

    エルド「おれかよ....しゃーねぇないってくるわー。飲み物のお代わりよろなー」

    ペトラ「ありがとー。了解」
  7. 7 : : 2014/09/01(月) 22:26:28
    グンタ「俺もお代わりくれ」

    ペトラ「ん。」







    エルド「.......」ガチャン

    ペトラ「あれ?オルオは?」

    エルド「それがさぁ部屋、鍵閉まってんだよな...あいつの部屋」

    ペトラ「ん~...しょーがない。代わりにあたし作るわ。今度の私の当番の時オルオにやってもらう」

    ペトラ「どーせこのままだったら待たせるだけだし....グンタ、そこの椅子にかかってるエプロンとって」

    グンタ「へい」ぽい

    ペトラ「ありがと。」

    ペトラ「そーいえばさ。エレンもきてないじゃん...後で呼ばなきゃな...」

    リヴァイ「.....俺がいこう...」

    ペトラ「ふぇ?」

    リヴァイ「よびにいってやる...暇だしな」

    ペトラ「あ、あっありがとーございますっ」
  8. 8 : : 2014/09/01(月) 22:47:08
    ほえっ??
    激しく期待です!
  9. 9 : : 2014/09/02(火) 22:46:14
    コツンコツン

    エレン パチ

    エレン(ん?いつもと靴の音が違う...)

    リヴァイ「....おいクソガキ...さっさと起きやがれ」

    エレン(へ、兵長?!)

    エレン「お、おお、おはようございます。兵長...」

    リヴァイ「さっさとしやがれ...」

    エレン「は、はい!」

    リヴァイ「俺は先に行ってる.....準備が終わり次第こい...」

    エレン「はっ!」

    コツンコツン

    エレン「はー。焦った...兵長が来るとか...珍しい」








    エレン「おはよーございます!皆さん」

    エルド「よっ。ビリじゃなくて良かったな」

    グンタ「そーだな」

    ペトラ「エレン。もーご飯出来てるから座ってねぇ」

    エレン「は.....バーン

    ハンジ「今日の朝ご飯はなぁに?うほっ大好物発見!もちろん私の分もあるよね?」

    リヴァイ「...おい。クソメガネ...挨拶なしに勝手に入ってきやがって...許可もなく俺の眼球にうつりやがって...何様のつもりだ」

    エレン(声が重低音に......)

    ハンジ「えー声低いよ?おっさんになってからの声変わり?おそーい。...そっか!全てが遅いのか!道理で身長低いわけだ!!!」

    リヴァイ「削ぐ...」

    ペトラ「まっ、まー落ち着きましょう...ところでハンジさん。ご用件は?」

    ハンジ「ちょいと大事な話があってね。緊急だよ。緊急」

    リヴァイ「....なら今日の会議で言やーいいだろ....」

    ハンジ「リヴァイ班皆に聞いてもらおうと思ってね....もちろん。君らに関係する事だから..」

    エルド「ですが...お話はもう少し先になるかと...」

    ハンジ「ん?どーして?朝ご飯食べてからとか?私もたべないと。じゃーん!マイ箸&マイ皿!」

    リヴァイ べし

    ハンジ「いで。冗談だって...アタマイタイ..」

    エルド「オルオがまだ寝てて...起こそうと思っても部屋鍵閉まってて...」
  10. 10 : : 2014/09/02(火) 23:00:32
    ハンジ「なーんだ。そんなことか...大丈夫。私起こしてくるね」

    3分後

    ハンジ「起こしてきたよぉ~」

    オルオ「おはようございます。」

    グンタ「どっ、どーやって起こしたんですか?!」

    ハンジ「鍵を開けることなんて簡単なんだよ。これを使ってね、こつは....リヴァイ「さっさと用件済ませて帰れ」

    ハンジ「分かったって。じゃ本代に入るね」

    ハンジ「...........君らリヴァイ班には壁外にでてもらうことになった」

    リヴァイとハンジ以外「え?...」

    ペトラ「で、でも壁外調査はまだ先じゃ...」

    ハンジ「うん。でも、これは壁外調査じゃないんだ。...あえていうならミニ壁外調査かな....」

    リヴァイ「目的はなんだ...」

    ハンジ「今回の目的は二つ」

    ハンジ「...一つは今回私やミケ、エルヴィンなどで考えた、町大型巨人の出現について。壁外の門部分は10メートルくらいの巨人が集まっている。それにつられて町大型巨人、鎧の巨人がきたんじゃないかって思ってね。それで...」

    リヴァイ「そこらへんにいる巨人を殺せと...」

    ハンジ「その通り。君らの使命は巨人のうなじを削ぐこと。そしてもう一つ...」
  11. 11 : : 2014/09/02(火) 23:02:04
    間違え

    町大型巨人→超大型巨人です。

    すみません>_<
  12. 12 : : 2014/09/02(火) 23:08:44
    ハンジ「壁外に人がいる。」

    リヴァイとハンジ以外「えええ?!」

    ハンジ「事実さ。それもかなりの量が。」

    オルオ「なぜですか?」

    ハンジ「追い出された...といった方が正しいかな...」

    ハンジ「人数が多すぎるということから減らすため、生まれた故郷、叉は違う村などに行くよう命じられた人達がいてね。その中の八割以上が目的地にたどり着けなかった。そこで巨人の出撃目撃が0の所に住み着いてね...まだ例えば人の中でやられたのは2~3人。状況が酷くなる前に救出して、こっちで住まわせるか、目的としていた村にこちら側から引き渡すか。の2択に絞られる...」
  13. 13 : : 2014/09/02(火) 23:18:08
    エレン「でも、そういうことなら皆集めて言った方が早いんじゃ?...」

    ハンジ「まぁね。でも全員いくわけじゃないんだ。優秀な班を送り込むよう命じられてるから...キミらもその中の一班だ。頑張って...」

    ハンジ「あ、そーそー日時はね...ん。この書類に全て書き記されてるから。大したのじゃないから早めに行くようになってるから...うん。それじゃ私仕事残ってるから...」

    そう言ってハンジさんは手をヒラヒラとふり待たねーと一声かけて出て行った


    リヴァイ「って訳だ順にこの書類に目を通しとけ..」がたり

    リヴァイ「食事は早めにすませろ。念のため鍛えろ」

    リヴァイ以外「は!」

    ペトラ(でも、急だな...これで死ぬってことも...ダメダメ!そんなことあるわけない!大丈夫。)

    エレン(上手くさっきの話の状況が掴めないや...巨人を削いで人を救出して...)
  14. 14 : : 2014/09/03(水) 07:47:05
    オルオ(へ。今回は楽勝そうだな。ハンジ分隊長も大したことじゃないっていってたしな。)

    エルド(なんか微妙だな...いきなりいわれていきなり決めて...)

    グンタ(いつもより楽だとしてもなんか怪しい...裏がありそうな気がする...)

    リヴァイ「おい。早く飯すませろ。そこまでヤバいやつじゃないが、体力付け位はしたほうがいいだろ」

    リヴァイ以外「はっ!」

    ペトラ「...」

    オルオ「...」

    エレン「...」

    エルド「...」

    グンタ「...」


    リヴァイ「...エレンはともかくお前ら何度も壁外へ行ったと思ってんだ」

    ペトラ「ですが...なんかあっさり始まってあっさりおわるんだなって思ったら何だか...」

    オルオ「俺は前向きに考えてたんで!」

    エルド「なんかあまり状況を知らないで行くってのもしっくりこなくて...」

    グンタ「オレも。内心不安もありますがそこまで知らなくても大丈夫なのかなって思ったり...」
  15. 15 : : 2014/09/04(木) 19:00:25
    リヴァイ「....何も知らずにいくのはリスクが高いが...そもそも、人間を救出し、巨人を削げばいい。やろうと思えば出来るだろう。死者も出なさそうだが、ほとんどは重傷になるかと予想する」

    ペトラ「そうですか....」

    エルド「さ。は、早く食べて訓練しようぜ」

    グンタ「お、おー。」

    オルオ「なぁにビビってんだよ」

    エレン「オルオさんも、震えてますよ...」

    オルオ「こら!新兵!うそをつくとは随分生意気になったもんだな」

    エレン「本当のことじゃないですか...」

    ペトラ「ちょ、オルオ!エレンいじめたらかわいそうでしょ!」ゲシ

    オルオ「いででで!蹴るなよ!」

    ペトラ「あ、ごめーん。そこにオルオの足があったのぉ?見えなかった~」

    オルオ「ぐ、ぐぐぐ」

    エルド「ははは、泣くな!オルオ」

    そう言って崩れ落ちたオルオを立たせた

    オルオ「な、泣いてないんだが?!汗だよ汗!知らないのか?目からも汗はでるんだぞ!あ?あ?」

    エルド「分かったって
  16. 16 : : 2014/09/04(木) 22:49:59
    ペトラ「本当っ。オルオは世話焼けるわー。」

    グンタ「だな。まぁ。漫才みたいでおもしろいんじゃね?」

    グンタも、オルオに気を使ってるのかオルオの頭にポンと手を置いてぐしゃぐしゃとオルオの頭をなでた

    オルオ「がー。俺のセットがー。これ時間掛かるんだぜ?!」

    エルド「うん。その叫び声でるくらいの元気なら大丈夫だ!」

    オルオ「これのどこが大丈夫だぁ!!!!」

    エルド「さ、その話はお預け。行くぞ訓練」

    ペトラ「うん」





    その日の夜

    ペトラ「うーさっぱりした~」

    ペトラはタオルで髪を拭きながらコップにお茶を注いだ

    ペトラ ゴクゴク「ふ~。」

    エルド「よ」

    ペトラ「エルド...起きてたんだねまだ...」

    エルド「お前もだろ。まあペトラは家事で寝るの遅れてるのか...なんか寝付けなくてよ...兵長もまだ書類整理してるし..今、兵長とペトラ以外の奴で遊んでたとこ」

    ペトラ「ふ~ん...そっか」

    ペトラ「...ねぇ」

    エルド「ん?」

    ペトラ「今時間ある?ちょっとでもいいんだけど...」

    エルド「あー。」

    ペトラ「立ち話もなんだし座ろ。お茶出すから...」

    エルド「おう!サンキュ」

    ペトラ「......」

    エルド「.....」
  17. 17 : : 2014/09/04(木) 22:58:32
    エルド「.......あれだな」

    ペトラ「ぅん?」

    エルド「いつも、大人数でいるからここも騒がしいけど...二人だけだと異常に静かだな...」

    ペトラ「そーだね。ハハ。はい。....オルオがうるさいから騒がしいんだよ。オルオが静かだったら皆いても変わらないと思うな...」

    エルド「同感。そーいうときオルオ意外にいい役目してんなーっておもう。オルオ居てくれてよかったかもって」

    ペトラ「うん....あいつ、うるさいけど根はいい奴だからね...悪い人ではないと思う」

    エルド「珍しいな。ペトラがオルオを褒めるなんて...」

    ペトラ「な!...き、今日だけよ...どーせ、エルド以外だれもいないし少しは内側の気持ちも打ち明けて良いかなって思っただけよ。でも、今の気持ちは少しであって、基本的うざいとしか思ってないからね...」

    エルド「うん。おっけ。アハハ。いつからかな...おまえ等の夫婦漫才が当たり前になったの」

    ペトラ「違うし!漫才だとしてもあいつと夫婦にはされたくない!」

    エルド「わかったわかった。グフフあ、本当の用件聞いてなかったな!で、何だ?」

    ペトラ「うん」
  18. 18 : : 2014/09/04(木) 23:07:43
    ペトラ「.....もしさ、次のミニ壁外調査で死んだらどうする?」

    エルド「『どうする?』難しい質問だな...死んだらどうするもこうするもねぇが死なないようにはしないとな。壁外いったらまさに死と隣合わせじゃ済まないからな。一歩進めば灰になるくらいの危険だから。仮にそれが、ミニだとしても、条件は変わらない...これで俺らが消えても恥にはならないだろう。『こんな簡単な壁外で死ぬバカがいるとはな』っていうやつがいたら呪ってやるし」

    ペトラ「フフフ。そーだね。少しは不安溶けたかも。私たちは死に行くんじゃないもんね。悪魔でも人を助けるため。守るため。何一つ恥ずかしいことなんてないよね。でも死ぬなら悔いが残らないようにしなきゃ...思い残したことあるまま死んだら成仏できないし..」

    エルド「ははは!現実的なのか、非現実的なのか...微妙だな」

    ペトラ「まぁね。ありがとねエルド。聞いてもらった代わりに私じゃ頼りないかも知れないけどエルドに悩みが出来たら相談してね!」

    エルド「おー!それじゃあな!ゆっくりやすめ」

    ペトラ「うん。エルドもね...」
  19. 19 : : 2014/09/05(金) 07:51:45
    ペトラ「.......」


    翌日の午後1時

    リヴァイ「急で悪いが次の壁外調査について決まった点があるから、説明する」

    ペトラ「...」

    オルオ「...」

    エレン「...」

    グンタ「...」

    エルド「...」

    リヴァイ「...まず、日にちを調節した結果.....」

    エルド「っ....」

    リヴァイ「5日後だ」

    ペトラ「5日後......」

    リヴァイ「かなり早いが訓練の時間はたっぷりあるだろう...そして次におまえ等の仕事だ」

    グンタ「ぅ.....」

    リヴァイ「おまえ等は同じ班にするよう頼んでおいた。仕事は....」

    オルオ「仕事は...?」

    リヴァイ「壁外をうろついてる人間どもの救出だ」

    エレン「救出...」

    リヴァイ「意見はあるか...?」

    リヴァイ以外「いえ...」

    リヴァイ「あー。これで終わりだ詳しいルートとか、他の班員はこれに書いてある。配るから見とけ」

    リヴァイ「俺はまだ用があるから、戻る」

    パタン━━━━━━━━━━━━━━━━

    全員「...............」

    オルオ「あ″~~~!」

    ペトラ「どんなに叫んだって、どんなにわめいたって何も変わらないわよ...」

    オルオ「このルートみたらわかるだろう?!いる人間が多すぎる!ルートだって遠いし、最終的に一番遅れて帰る班は俺たちだぜ!?一番危険だよ...ほかの班はほぼ巨人削ぎにいってんだぞ!?奥のルートが俺たちの当番...だぞ!」

    エルド「そうだな。一番危険な仕事をさせられるな...でも、ガス切れそうだったらかなり遠いけど壁の所に補給所つくるって書いてあるし」

    グンタ「でも、俺達にはいける距離じゃないな...」

    エレン「そんな...」

    ペトラ「エレン...大丈夫よ。ガスが無くならないように、使いすぎないように慎重に行けば良いんだから...ね?」

    エレン「はい..使いすぎには注意します...」

    ペトラ「うん...」

    グンタ「だが、そこまで使わないといけないって事があると思う。その時は近くを通りかかったか、もしくはいったんその場を離れ自分のグループの班員を呼び交換できればしてもらう、それかガスを交換し、刃も補給して元々戦ってた奴が戦うか...だな」

    エルド「そうだな。ガスが切れて刃も、もうなくなるって位で戦うのはむちゃだ。地上を走り回っては戦えない」
  20. 20 : : 2014/09/05(金) 21:36:26
    ペトラ「......ねー。ちょっと、ここみてよ」

    オルオ「どこだよ」

    ペトラ「ここよ!ほら書いてあるでしょ?『団体行動の他、個人行動も行う。また、その時エルド・ジンルート右はじ。グンタ・シュルツルート左はしペトラ・ラル、ルート上右はじ。オルオ・ボザド、ルート上左はし。エレン・イェーガー、ルート下右。』あ、兵長ルート下左だって~」

    エレン「めもっときます!」φ(._.)メモメモ

    ペトラ「んー。個人行動するんだぁ・・」

    そう言いながらペトラは鼻と口の間に鉛筆を置き唇を丸くしながら椅子の足を二本浮かばせ、不安そうな表情を浮かべた

    グンタ「ん?なんかあったか?」

    ペトラ「いや...ううん。何も...」

    グンタ「そっか...」

    ペトラ「よいしょ。私自室戻るね。仕事終わってないからさ...」
  21. 21 : : 2014/09/05(金) 21:57:34
    その後ペトラは不安を抱えたまま壁外へ身を投げた

    ペトラ「ふう。やっぱり緊張する...」

    エルド「だな。ガスは満タンか?刃は?」

    ペトラ「大丈夫」

    そういって立体機動装置(漢字あってる?)をトントンと叩いた

    エレン「ひっ....」

    オルオ「おい。新兵。馬みたいな声出すな...目障り何だよ。へっ」

    ペトラ「それ、オルオの最後の言葉にしてあげる・・」

    エルド「お、おい。ペトラ・・・」

    ペトラ「もぉ冗談!もう時間よ。行きましょう......」

    グンタ「おう」







    エルヴィン「進めぇぇぇええぇーーー」

    パカラパカラ

    エルド「いいか。途中で別れることになるぞ。エレンは後少しでおまえの位置につく。そのまま乗り込め」

    エレン「はい!」

    エルド「俺らが位置に着いた後おまえ等二人で自分のエリアに行けるか?」

    ペトラ「もお、お子ちゃまじゃないわよ。オルオとってのが引っかかるけど大丈夫!心配しないで」

    オルオ「おまえ等は俺に任せときゃいいんだ。そこまでくらい行ける...」

    エルド「...頼もしくて何よりだ.......おい。エレン到着した。いけ」

    エレン「はっ!」

    ペトラ コクン

    グンタ「.........もうすぐ俺らのばんだな...」

    エルド「だな。心配だが、こっちが終わったらおまえ等のところに向かう。優先といっては何だが順てきにエレンから回ってく」

    オルオ「まー俺のところに来なくてもいいんだぜ?救出なんて、簡単だ。それでも来たいならきてもいいぜ。」

    ペトラ「オルオだまって」

    エルド「よし、グンタ行くぞ」

    グンタ「また後でな!」

    ペトラ コクン

    オルオ「死ぬなよ」

    ペトラ「.......あんたも、いくじゅんびくらいしときなさい...」

    オルオ「言われなくてもな....」

  22. 22 : : 2014/09/07(日) 14:30:27
    ペトラ「よしっ。それじゃあね...」

    オルオ「へ。こっち終わったら支援しに行ってやる」

    ペトラ「うん。ありがとー...またあえると良いけどねぇ」

    オルオ「ばかめ。死ぬ気か?あーほ」

    ペトラ「私は死なないわよ。オルオが死んだときのためのお別れの言葉。あんたと湿っぽい言葉交わすと変な気分wwまぁ一応腐れ縁ですから!」

    オルオ「腐れ縁だあ?お前が俺に引っ付いてくんだろ」

    ペトラ「本当バカね!また後で!」

    オルオ「おう」

    そう言い、二人は片手でパチンと音を立てながらハイタッチをして去っていった

    ペトラ「じゃいきますか」

    そういって馬から立体機動に移った

    ペトラ「ここら辺に団体があるんだっけなぁ」

    そう言いながら木の上に移りポケットにはいっている地図を広げ確認してからポケットに戻し再び立体機動で目的地までスピードを上げて移動した

    ペトラ「ん?」

    ???「おい!調査兵団が来たぞ!おーい、助けてくれ」

    やせ細った男がポツポツと現れ大きく手を振りながら合図してくる

    ペトラ「あの、あなた達も追い出された方ですか?」
    と怖ず怖ず聞くとそこにいた連中は大きく頷いた

    ペトラ「そうでしたか...ここにいる方は何人ですか?」

    ???「さぁ?前までは15~20はあちらこちらにいたんだけど移動していったのが多くてね...今は5~10人かな?」

    そう話しながら出てきたのはペトラより少し年上の女性でその後ろからこそこそと女の人が3人出てきた

    ペトラ「わかりました!皆さん固まってそこで待ってて下さい!」

    ペトラは言い終わると同時に素早く立体機動を使い近くにいた分隊長などに声をかけ馬で運んでもらった。

    ペトラが救出した人達がペトラの前に立ち深々と頭を下げ「ありがとうございます」と声をかけてくれた。ペトラは返事に困って胸元で両手を振って「とんでもないです」といいながらも頭を下げ敬礼しながら救出されていく姿を見送った
  23. 23 : : 2014/09/07(日) 14:45:05
    ペトラ「よしよし。次!」そう言い次の救出者の元まで向かった。



















    その途中の事





    ???「はっ...はぁ...はぁ」

    全速力ではしっている女の子を見つけたペトラは急いでそのこの元へ向かった

    ペトラ「どうしたの?!」

    その子は涙をポロポロ流しながらペトラの服の袖を掴んだ

    ペトラ「お名前は?」

    ペトラが優しく聞くとその子は「レラー・アイユローン...」と答えた

    ペトラ「レラーちゃんね。どうしたの?お父さんとお母さんは?」

    レラー「お、お父さんね。今きょ、巨人に食べられちゃった.....レラーをかばってね、逃げなさいって...」

    ブルブル震えながらも説明してくれたレラーに対しペトラは辛かったね。と言いながらレラーを抱いた

    ペトラ「....お母さんはどこ行っちゃったの?」

    少し時間が立って落ち着いた頃にペトラは聞いた

    レラー「今日ねはぐれたの...」

    ペトラ「そっか....」

    レラー「おねぇさん、名前は?」グスン

    ペトラ「私?私はペトラ。ペトラ・ラルよ・・・」

    レラー「うん・・・・・・」グスン

    ペトラ ニコリ「あのね。辛いこと思い出しちゃうかも知れないけど私が言うことに嘘なく答えてね?・・・レラーちゃんはお父さんが食べられてる間に逃げてきたのよね?」

    レラー コクン

    ペトラ「...やっぱり。きっとね巨人はお父さんを食べた後また人間を求めてこっちにくると思う。それもいっぱいくると思うの。だからね巨人が来て、私が合図したら今知らせる方向に行ってね。きっとそこにいる人が助けてくれるから」

    レラー「ペトラおねぇちゃんは?」
  24. 24 : : 2014/09/07(日) 14:47:04
    ペトラ「私はこの後また酷い事にならないように巨人を倒すから。いい?どんなにいっぱい巨人が来ても絶対レラーちゃんの方には行かせないから。全速力で逃げて!」
  25. 25 : : 2014/09/07(日) 16:04:32
    レラー「わかっ...た」

    ペトラ「うん、お母さんも調査兵団に救出されてると思うから...レラーちゃんもまた会えるよ!きっと...」

    レラー「うん!」 
     レラーの目は涙が積もって積もってまばたきをすれば直ぐに頬をつたるくらいだった

    ペトラ「これからレラーちゃんはここに逃げて!」

    ペトラは地図で場所を教え指をさした。そしてレラーの目的地となる場所にポケットに一応入れておいたペンのふたを口であけ丸で囲った

    ペトラ「行き先が分かるようにこれはレラーちゃんがもってて」

    レラー「ありがとう...ペトラおねぇちゃん」

    レラーはそう言ってもらった地図をぎゅうっと抱きしめ手でぐいっと掴み直ぐにでも迎えるよう体制を整え準備したその後

    ....................................ドスンドスン

    ペトラ「きた!レラーちゃん!いって!」

    レラー「ありがとうペトラおねぇちゃん!」

    レラーはこぼれてきた涙を服の袖で拭い猛ダッシュで木々が生い茂っているこの道を駆け抜けた。

    ペトラ「ん。レラーちゃん意外に足早いのね...」そうつぶやいて巨人に目をやった

    ペトラ(巨人...2体...だいたい7~8m...大きくなくて良かった...)

    ペトラ「ふっ!」ジャキン...バッ!

    ペトラ(絶対増えてくる...人が壁外に来るなんて巨人には好都合...なかなか喰えなかった分一人にでも掛かってくるはず)

    ペトラ「ん!」ジャキーン

    トン ペトラ「よし」












    レラー「はぁはぁ。もう少しで半分行く.........」












    オルオ「こっちは終了か...巨人との遭遇も避けられたしリヴァイ兵長の方からいこうかな...」

    エルド「・・・・・おう!オルオ!奇遇だな!」

    オルオ「エルド、グンタ!おまえ等も兵長の所か?」

    グンタ「あー!ペトラは?」

    オルオ「あいつ奥まで行ったんだろ。すぐ合流出来るさ」

    グンタ「そうだな!よしいくか」





















    ペトラ(またきた?!3体!誰か支援にきてくれないかな・・・)

    ペトラ ガシ「うっ?!あう!うっ・・・くっ」

    ペトラ(は、早く刃・・・よし)

    ペトラ「はっ!」じゃきん

    ペトラ「うっ・・・やばい...激痛...くっ。後ろも見ておけば....くっ!ごほごほ...後え?ふ、増えてる....7体いる・・・」

    ペトラ(はっ。そう言えばレラーちゃんは大丈夫かな・・・巨人との遭遇を防ぐルートを選んだけど...でも大丈夫だね..)ヨイショ

    ペトラ「はっ!たぁー!」

    ペトラ(だって..)

    ペトラ「ぐっ!」ザッ ペトラ「あぁ!ぐっ」

    ペトラ(レラーちゃんをいかせた場所は)バキン 

    ペトラ フラ
  26. 26 : : 2014/09/07(日) 16:18:53
    ペトラ(リヴァイ兵長の元だから)

    ペトラ「ん!」

    ペトラ「ぎゃー!きゃっ。うっ、っ...はっ!」ジャキ 

    ペトラ「はぁはぁ.....うっ」フラ

    ペトラ(エルド達の所に行かせようか迷ったけど...兵長の所へ行かせれば巨人と遭遇しないかぎり100%助かる)

    ペトラ「っ......」フラリ バタリ

    ペトラ「はぁ...くっ」 ぐっ

    ペトラ(刃は後...2本...ガスも頑張れば行ける...巨人は残り4体....)ガタン





















    レラー「こ、ここだ...はぁはぁ」

    レラー タッタッタッタ「助けて!」

    リヴァイ「あ?どうした...」

    エルド、オルオ、グンタ「兵長終わりました!」

    リヴァイ「お前らこいつをしらないか?」

    エルド「いえ!なぜここに?」

    オルオ「お前壁外にま追い出された子か?」

    レラー コクン

    グンタ「あちゃー。よくここまでこれたな..」

    レラー「うん...おねぇちゃんがここに行けば助かるって言ってたから」

    グンタ「お姉ちゃんがいるのか?」

    レラー「ううん。それより助けて!」

    リヴァイ「お前もう助かってるだろう」

    レラー「違うの!おねぇちゃんを!」

    リヴァイ「あ?お前姉はいねぇって今言っただろ」
  27. 27 : : 2014/09/07(日) 16:38:55
    レラー「おねぇちゃんはいないけど...助けてくれたの」

    エルド「だから、誰が?」

    レラー「ペトラおねぇちゃんが」

    エルド、グンタ、オルオ「え!ペトラが!?」

    レラー「ペトラおねぇちゃんの事知ってるの?」

    エルド「あー。一応仲間だ!で、ペトラはどうした?」

    レラー「レラーを守るために巨人と戦ってる。レラーね、ペトラおねぇちゃんにここにくれば大丈夫って言われたからきたの...いっぱいの巨人と戦ってるよ!きっと。だから...助けて!」

    オルオ「くっ、ペトラの支援は、俺が...」

    リヴァイ「まて。」

    リヴァイはオルオの道を腕で塞いだ

    リヴァイ「支援は、俺とオルオで。エルドはエレンと合流して、馬に乗れ。グンタはそいつ、....レラーだっけな。やつを保護しろ」

    グンタ.エルド「は!」

    オルオ「兵長行きましょう!ペトラの事です。結構前から戦ってるはず!」

    リヴァイ「あー。」















    ペトラ「ぐは!ゴホゴホ....あっ!はっ!うっ...あー」じゃきん

    ペトラ「あと....2体...お願いガス耐えて...くっ!」

    ペトラ「らー!」バシュンバシュン










    オルオ「頼む。間に合ってくれ...」

    リヴァイ「あのレラーってやつの言い分だともう少しでつく...」








    ペトラ「やっ!はっ!ぎゃっ...この....」ばっ!


    ペトラ「....おわ..った...」ふー。

    ペトラ「ゴホゴホ」ドバドバ


    オルオ「あ。ペトラ!ペトラ大丈夫か!」

    そこには、想像もつかないほどの悲惨なペトラがいた。口からは血を吐き、頭からは凄い出血で腹部分も兵服から垂れるほどの量の血を流し片足を引きずっていて右手で左腕を押さえていた
  28. 28 : : 2014/09/07(日) 19:40:42
    オルオ「ぺ、ペトラ?!」

    ペトラ「...オルオ....へい...ちょ..」バタン

    オルオ「ペトラ!」だっ

    リヴァイ「かなりの出血だな....9体も巨人を殺ったとはな...」
  29. 29 : : 2014/09/08(月) 21:08:31
    リヴァイ「おい。お前は近くに巨人がいないか見とけ。俺はペトラを担いでく。」

    オルオ「あ、はい!」

    リヴァイ「ペトラのガスと刃は?」

    オルオ「えっと...ガスは後一吹きすればもうなくなるって感じです。一回出したら終わりですね...刃ももうありません..」

    リヴァイ「そうか、究極的馬に移る場合が出てくる可能性もある。その場合お前とペトラで馬に乗れ。俺はいつでも削げるよう立体機動で移動する」

    オルオ「は!」

    リヴァイ「いくぞ!後ろ見張っとけ...」

    オルオ パシュン
  30. 30 : : 2014/09/08(月) 21:37:06
    オルオ「ペトラは...まだ目覚めませんか..」

    リヴァイ「あー。凄い量の出血だしな...手当ては早めにしたほうが良さそうだ」

    オルオ「そうですか......」

    オルオ「.........はっ!兵長、背後約5m巨人接近!....あ、寄行種です!」

    リヴァイ「チッ。オルオ任せてかまわないか?」

    オルオ「はい!行きます」ジャキン

    リヴァイ「.....頼む....」

    オルオ「任せてください!らー!!」ジャキジャキ

    リヴァイ「..............」







    数分後

    オルオ「はぁはぁお待たせしました!兵長」

    リヴァイ「ご苦労だ.....ちょうどいいペトラの愛馬がきた...のれ」

    オルオ「了解!」

    パカラパカラ



    ハンジ「リヴァイ!!事情は聞いたよ!大丈夫ー?」

    ハンジ「エルヴィンにもいっておいたよ....って酷い!本当に生きてる?」

    リヴァイ「あー。命は大丈夫そうだ...」

    ハンジ「良かった..」ホッ

    ハンジ「とにかく手当てしないとね。検査室で手当してもらおう...」

    リヴァイ「助かる。俺は班の奴らに話をしとく...」

    ハンジ「あぁ。......ペトラ、大丈夫かい?ペトラ...」








    リヴァイ「と言うわけだ...」

    エレン「え?!ペトラさんは大丈夫何ですか?!」

    リヴァイ「あー。命に別状はない....」

    グンタ「良かったぁ...あの、まだ意識は戻って無いんでしょうか?...」

    リヴァイ「意識は戻っていない。いつ、目覚めるかも予想や検討がつかないそうだ...」

    エルド「お見舞いにいけませんか?」

    リヴァイ「今からいくよていだ...」



  31. 31 : : 2014/09/09(火) 18:31:32
    リヴァイ「おまえらもきたきゃこい。」

    そういうと小走りでその場をさっていった。それをみてエルドが首をリヴァイの方にくいっと向けて「追うぞ」そう言うとリヴァイ班を引き連れてリヴァイを追った


    オルオ「な、なぁ。ペトラは結局はあの子を助けたって訳だよな?」

    小声で言ったオルオにたいし、エルドとグンタは

    エルド「あー。兵長の話からするとそうなるな...」

    グンタ「だな。兵長が嘘つくはずないだろ。エルド何兵長怪しがってるって感じで言ってんだよ。それにこの行動もペトラらしいだろ?」

    エルドに疑問を持ったグンタが静かにいうとエルドが「いや.....そうだな。ペトラらしい..別に不満って訳じゃないんだ...」と軽く流した






    リヴァイ「こい。入れ」

    エレン「あ、し、失礼します.....あの、皆さんこないんですか?」

    三人で円陣を組み話し合っているオルオ達にエレンが声をかけた

    エルド「あー。いくいく!」

    エレン「どーしたんです...あ!またオルオさん舌かんだんですか?!痛そうですね」

    オルオ「ふぅりゅしゃい!しんぷぇい!」

    グンタ「こら。喋ったら血が飛ぶだろう...」

    エレン「あ、これも使ってください」

    とエレンがティッシュとハンカチを差し出した

    グンタ「悪いな。ほらオルオいくぞ!」
  32. 32 : : 2014/09/10(水) 21:10:34
    リヴァイ「ここか。今特別治療室に入っている。本当は面会謝絶なんだが...今回は許可をもらった。物音たてんな...」

  33. 33 : : 2014/09/11(木) 07:53:38
    リヴァイ以外 コクン

    コンコン ガチャリ


    エルド「あ。.........




    ハンジ分隊長...」

    ハンジ「やー」

    グンタ「どうも!あの...なぜここに?」

    ハンジ「ペトラが心配でね.......まだ目を覚まさないんだ.....実はね緊急でお知らせ出来なかったんだけど......ペトラ」

    オルオ「?」

    ハンジ「軽い手術したんだ」

    エレン「え?」

    ハンジ「いやー!そんな難しいのじゃないし成功率99.7%だし!もちろん成功したよ!思ったより状況がひどかったみたい...」

    グンタ「成功したなら..良かったです...でもそんな酷い所ありました?」

    ハンジ「え?あー。うん。腹がとくに!腹を手術したんだ...あと頭の切り傷も深かったし...後、脚の骨が折れてた...左足が...腕も深い傷で骨見えてたし....まぁでも医者はもうじき目が覚めるだろう。って言ってたからさ」

    リヴァイ「...........」

    エレン「早く意識が戻ると良いんですが.....」


  34. 34 : : 2014/09/12(金) 07:57:12
    ハンジ「そうだね。手術で、麻酔かけたけどもうじき溶けるし...」

    リヴァイ「チッ」

    グンタ「待ってようか」

    エルド「あー。」















































    ペトラ「っ....」

    オルオ「ペトラ?!」ガタン


    エレン「え?ペトラさん、意識戻ってんですか?!」

    オルオ「あ、...多分な...ペトラ!」

    エルド「おい、オルオ。声はボリューム下げろ」

    オルオ「悪かった」

    ハンジ「オルオ、私もペトラの意識が戻ったと思う。はっきりしてないと思うけど、揺さぶるか...」

    ハンジ「ペトラ。大丈夫?ペトラ」ユサブル

    ペトラ「うっ......は、ハン.....ジさ....ん?」

    ハンジ「ペトラ!」

    エルド、グンタ、オルオ「ペトラぁ!!!!」

    エレン「ペトラさんー!!」

    リヴァイ「........」

    ペトラ「.........」ニコ

    ペトラは声を出すのが辛いのか大丈夫だよ。と言うようにピースをした

    リヴァイ「声がでるくらいになるまでそっとしておけ。でるようになったら話せよ...」

    ペトラ コクン「声は.....でます...」

    リヴァイ「はっきりでるようになったら。だ」

    ペトラ「........」コクリ
  35. 35 : : 2014/09/12(金) 20:39:34
    ホッt
  36. 36 : : 2014/09/29(月) 22:27:25
    ペトラ「あのぉ...」

    リヴァイ「もう、おさまったのか。」

    ペトラ「あ、はい。」

    コンコン

    ガチャ

    エルヴィン「失礼するぞ」

    エルヴィン「やー。ペトラ、どうだ?調子は」

    ペトラ「はい。今の所は大丈夫です...」

    エルヴィン「そうか...実は今お客が見えてね、通していいかい?」

    ペトラ「わたしは構いませんが...」

    リヴァイ「......変な奴じゃねぇなら。通せ」

    エルヴィン「ははは、..」

    エルヴィン「入ってどうぞ」

    ガチャリ

    ???「どーも。」

    ペトラ「どーも?」

    ペトラ(どなた?)

    レラー「ペトラおねぇちゃん!」

    ペトラ「あ、レラーちゃん!それじゃあ...その方は」

    レラー「うん!お母さん!ペトラおねぇちゃんの言うとおり、お母さんも救出されてたの...でも..」

    レラーの母「調査兵団の方から聞くと、レラーを助けてくれた方が大怪我をおっていると聞いて...レラーがお見舞いに行きたいとわめくものですので...本当にありがとうございました」

    ペトラ「あ、いえ!調査兵団として当たり前のことをしてまでですので!」

    レラーの母「これ、つまらない物ですが...」

    そういってレラーの母は紙袋をわたした

    ペトラ「あ、わざわざ本当にすみません」

    レラーの母「いえ...」

    レラー「おねぇちゃん本当にありがとー!」

    ペトラ「うん...!」



    コンコン

    治療の先生「アイユローンさま....面会時間になりました...あ。班員、叉は調査兵の方はまだ、時間ではないので」

    レラーの母「はい...本当にありがとうございました」

    レラー「今度また来るね」

    ペトラ「わざわざありがとうございました。じゃーね」

    レラーは最後まで手を振って帰って行き、レラーの母も最後は深々と頭をさげて行った

    ハンジ「いやー。感動したね。うんうん」
  37. 37 : : 2014/09/29(月) 22:33:42
    リヴァイ「クソメガネ。いたのか」

    ハンジ「前からね。ペトラ、君は本当にえらいこだね」

    ペトラ「え?」

    ハンジ「人のためにがんばってるじゃない?ほら『1人はみんなのために皆は1人のために』みたいな言葉があるじゃない?リヴァイ班はこの言葉がよく当てはまる」

    リヴァイ「あ?」

    ハンジ「もう...だから、ペトラは今回、まぁ1人っていったら1人のためだけどレラーって子を守った。でも、きっと何人いようがどんな人だろうが助けたと思う。それはきっと皆のためでしょ?......で、君らリヴァイ班は1人...ペトラのために必死だったでしょ?できる限りの手を尽くそうとしたり...心配だってすごくしてたじゃない?だから...ね?」

    リヴァイ「クソメガネのくせに...地味に良いこと言いやがって...」
  38. 38 : : 2014/09/30(火) 16:33:56
    ハンジ「やー!はは。ま、私も一応人間だし、良いこと言うときは言うさ」

    リヴァイ「自分で分かってるんじゃないか」

    ハンジ「は?」
            ・・
    リヴァイ「お前は一応人間だが、頭脳や考えることが巨人と変わらないって事だよ....」

    ハンジ「うっわー、一応っていうか私はどっからどうみても人間だし!完璧な奴なんていないしね~..........あ」

    オルオ「どーかしました?」

    ハンジ「忘れてた....これ。この班にふさわしいと思ってね。買ってきたんだ...はい。ペトラ」

    ペトラ「あ、はい...」

    ハンジ「じゃー私はこれで失礼するよ...班での時間も必要でしょ」

    そういってハンジはエルドの肩にぽんっと手を置いてウィンクをした

    ハンジ「さ、エルヴィンいくよ」

    エルヴィン「ペトラ、お大事に」

    ペトラ「ありがとうございます」

    パタン


    グンタ「....てか、なんでハンジさんは花をくれたんだ?」

    エルド「まぁお見舞いで。ってのは分かるけど一輪で、しかもこの班にふさわしいって...」

  39. 39 : : 2014/09/30(火) 16:41:54
    エレン「あ!どっかでみたことあると思ったらあさがおじゃないですか?」

    グンタ「確かに!これあさがおだな」

    オルオ「は。なんか意味でもあんのか?」

    ペトラ「......ちがうよ」

    エルド「ん?」

    ペトラ「これ、あさがおじゃなくてひるがお。」

    エルド「お前詳しいな」

    ペトラ「まぁ。花は昔から好きだったしね」

    リヴァイ「でもなんであいつはひるがおなんかを置いていったんだ..」

    エレン「あ、確かに。でもこの班にふさわしいって..花がですか?」

    ペトラ「だって、エレン、兵長。このひるがおの花言葉は

































































    絆なんですよ。」





    END
  40. 40 : : 2014/09/30(火) 16:43:23
    ちょっと変な終わり方ですが...これで終了です。もしかしたらこれの2を出すかもです..きっとこの話とは関係無くなるかもしれませんが...
  41. 41 : : 2014/10/06(月) 19:03:57
    http://www.ssnote.net/archives/24964
    この話の続きの『リヴァイ班の絆 2』を出しました!まだ書き始めです>_<
    あまり関係のない話になるような気がしますが...もし、時間があったら是非みてください!
  42. 42 : : 2018/10/21(日) 22:28:23
    良作
  43. 43 : : 2019/08/29(木) 22:52:08
    凄い感動的で良くできていておもしろかったです!

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moKA

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