クリスタ「悪魔憑き?」
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- 1 : 2013/09/26(木) 18:58:43 :
- 過去作は「暇」「俺呪われてるかもしんない」「台所とかによくいるヤツ」の3作です。2作目に続き、進撃ホラー劇場第2段です。ホラーと言ってもほとんどギャグ色が強いです。
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- 2 : 2013/09/26(木) 18:59:32 :
- おお!期待!
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- 3 : 2013/09/26(木) 19:04:16 :
- ~ウォール・シーナ南西部 とある教会~
くすぶる蝋燭の光だけが便りの薄暗がりの中で、司祭が言う。
司祭「おお・・・我らが魂におわします悪魔よ・・・なにとぞ、罪深き我らの業を喰い、我らに真の快楽と安寧を・・・」
その祝詞に続き、司祭を取り囲む黒いローブを被った信者たちが、司祭の祝詞を復唱する。
信者「「「おお・・・我らが魂におわします悪魔よ・・・なにとぞ、罪深き我らの業を喰い、我らに真の快楽と安寧を・・・」」」
信者の手には、古びた木製の箱が抱えられていた。
司祭「おおお・・・!悪魔の鳴動を感じる・・・!」
そのとき。
憲兵「そこまでだ‼ 悪魔信者たちめ‼」
司祭「⁉」
-
- 4 : 2013/09/26(木) 19:10:16 :
- 教会の扉がこじ開けられ、たくさんの憲兵が司祭たちを取り囲んだ。
憲兵「お前たちが『悪魔の詔』という名目で市民を理由なく殺害していることはわかっている。蜂の巣にされたくなければ、今すぐ投降しろ!」
司祭「ぐ・・・ぐぅぅぅ・・・!なぜここが・・・!」
そのとき、信者のひとりが憲兵に飛びかかった。
信者「うおおおおおお!そこをどけええええええええ‼‼」
すると、憲兵の中から1人の少女が飛び出し、信者の顎を鋭いキックで蹴り抜いた。
信者「ぐおはっ・・・‼」ドサッ
信者は仰向けに倒れ込んだ。
アニ「・・・馬鹿なマネはよしな。死に急ぎたいのかい」
顎を押さえる信者を見下ろしながら、アニは呟いた。
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- 5 : 2013/09/26(木) 19:19:41 :
- アニは呆気にとられる司祭を睨みつける。
アニ「さあ・・・どうする?ここでおとなしく手を上げるか、顎を叩き割られるか。・・・選びな」
司祭「く・・・くそっ・・・!」
司祭をはじめ、信者たちは観念して両手を上げた。
憲兵「目標を確保。これより王都へ連行する」
司祭たちが縛り上げられ、引き立てられて行く中、教会の中には、司祭の抱えていた木製の箱だけが落ちていた。
アニ「・・・・・・」
ヒッチ「なぁに、それ~」
アニ「さあね・・・偶像崇拝みたいなものだろう」
アニは出て行こうとするマルロに声をかけた。
アニ「マルロ。これはどうすればいいと思う?」
マルロ「ん・・・?なんだ、その木箱は・・・まあいい、証拠品として押収しておけ」
アニ「・・・わかった」
ヒッチ「開けないの~?」
アニ「ああいう狂人たちの考えは読めないからね。劇物でも入ってたら元も子もないから」
ヒッチ「つまんないの~」
-
- 6 : 2013/09/26(木) 19:23:01 :
~ウォール・シーナ南区~
クリスタ「・・・あれ?」
調査兵団の休日。ウォール・シーナの市場での買い物を済ませた
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- 7 : 2013/09/26(木) 19:24:25 :
- ~ウォール・シーナ南区~
クリスタ「・・・あれ?」
調査兵団の休日。ウォール・シーナの市場での買い物を済ませたクリスタは、雑踏の中に見覚えのある少女を見つけて、声をかけた。
クリスタ「アニ‼」
アニ「・・・クリスタ?」
-
- 8 : 2013/09/26(木) 19:33:37 :
- アニは驚いたように目を見開いた。
クリスタ「久しぶり!憲兵団の制服、似合ってるよ!」
アニ「・・・そうかい、ありがと。アンタも調査兵団でよろしくやってるんだね」
クリスタ「うん!この通り、まだ生きてるよ!」
アニ「今日はどうしてシーナに?」
クリスタ「兵団がお休みだから、お買い物。アニは?」
アニ「・・・あれ、見てみな」
アニが指差した方向を見ると、おかしな黒いローブを纏った連中が、憲兵に引き立てられて行く最中であった。
クリスタ「・・・変な格好の人たちだね」
アニ「ここ最近、ストヘス区界隈で、女子供を狙った殺人事件が相次いでてね。その首謀者が、あの黒ずくめの連中。いわゆる、『悪魔信仰』の信者たちさ」
クリスタ「悪魔信仰・・・?」
アニ「特にウォール教が最も危険視している連中さ。悪魔への供物とかのたまって人を殺す、気の狂ったヤツら」
クリスタ「そ、そんな・・・!妄想で人を殺すなんてひどい!」
-
- 9 : 2013/09/26(木) 19:37:26 :
- 支援
-
- 10 : 2013/09/26(木) 19:41:21 :
- アニ「安心しな。元凶は絶った。あとはザックレー総統の御心のままに、ってヤツさ」
クリスタ「そうなんだ・・・これで被害が拡大せずに済むんだね!よかった・・・」
そう言ってクリスタは、アニの抱えている奇妙な木箱に目を落とした。
クリスタ「その箱はなに?」
アニ「これかい。ヤツらが持っていたものさ。用途はわからないけど・・・きっと偶像みたいなもの」
クリスタ「信者の人たちはこれを悪魔だと思ってたのかな・・・」
アニ「さあね。いずれにせよ、裏付けがとれたらこんなもん早く燃やしてしまいたいけど。気持ち悪いったらありゃしない」
クリスタ「ふぅん・・・ちょっと触ってみてもいい?」
アニ「好きにしな。ただし、開けようとしちゃダメだからね。何があるかわからないから」
クリスタ「うん・・・じゃあ、失礼して・・・」
クリスタはアニから箱を受け取った。
-
- 11 : 2013/09/26(木) 19:47:15 :
- クリスタは箱を色々な角度から眺める。
クリスタ「・・・特に変わったところは無いけど・・・」
アニ「気は済んだかい。なら返して」
クリスタ「うん、ありが・・・」
そのとき。
【見つけたぞ・・・純潔な肉体】
どこからか、野太い男の声がした。
クリスタ「え?」
アニ「どうしたの」
クリスタ「アニ、今何か言わなかった?」
アニ「私が?まさか」
ガパアアアアアアッ‼‼
次の瞬間、木箱の蓋がひとりでに開いたのだ。
クリスタ「わああっ⁉」
アニ「‼‼ クリスタ!開けるなと言ったのに!」
クリスタ「わ、私じゃない!勝手に開いて・・・」
-
- 12 : 2013/09/26(木) 19:56:41 :
- すると、木箱の中から、黒い煙のようなモノが立ち昇り、クリスタの口に入った。
クリスタ「うっーーーーー⁉」
アニ「クリスタ‼ 何を吸ったんだい!すぐに吐いて!」
クリスタ「うっ・・・うぐぐぐ・・・!」
アニ「・・・クリスタ⁉」
クリスタは首を押さえて苦しみ始めた。
クリスタ「ぐが・・・がが・・・」
アニ「ちょっと待ってよ・・・!」
するとクリスタは力が抜けたようにダラリと身体を前に倒した。
クリスタ「・・・・・・」
アニ「クリスタ⁉ ちょっと!しっかりしなさいよ!」
クリスタ「・・・・・・ふふふふふふ」
アニ「⁉」
クリスタは高笑いを始めた。
クリスタ「ふはははははははははは‼‼ 見つけたぞ!私の依り代を!ふははははははは‼」
アニ「」
クリスタの目は、真っ赤に光っていた。
-
- 13 : 2013/09/26(木) 20:05:22 :
- ~調査兵団本部~
ライナー「そら、チェック」コトッ
アルミン「甘いよライナー。ほら、もらった!」コトッ
ライナー「あっ⁉ ま、待った‼」
アルミン「待ったなしって言ったのはライナーだよ。キミの負けだね」
ライナー「うわあああああああまた負けたあああああ‼‼」
ミカサ「さすがアルミン。これでチェスは22勝無敗」
ライナー「なぜ勝てない・・・」
ミカサ「それはライナーの脳が筋肉だから」
ライナー「おい‼ 今聞き捨てならんこと言ったよな‼」
そのとき。
アニ「誰か‼ いるかい⁉」バンッ
気絶したクリスタをおぶって飛び込んで来たのは、アニであった。
アルミン「うわあ!あ、アニ⁉」
アニ「ちょうどよかった・・・アルミン、コイツをなんとかしなさいよ」
アルミン「は⁉」
ライナー「おいクリスタどうしたんだ!」
アニ「とにかく今いるメンツを全員集めな!話せば長くなる」
-
- 14 : 2013/09/26(木) 20:13:56 :
- ・・・・・・・
・・・・・
・・・
アルミン「クリスタがおかしくなった?」
アニ「そう。この箱が開いた瞬間、急にだ」
アルミン「それは悪魔の箱なんだよね?ということは、クリスタは・・・」
アルミン「悪魔に・・・取り憑かれた・・・?」
ミカサ「アルミンがそんな非科学的なことを言うなんて珍しい」
アルミン「でも、そう考えるしかないよ。その証拠に、アニ、キミは箱から出て来た黒い気体のようなものを見たんだよね?」
アニ「ああ、この目で見たさ」
ライナー「何かしらの精神異常ってことは考えられないのか?」
アルミン「それにしては突発的すぎるんだ。偶然が重なりすぎてる」
-
- 15 : 2013/09/26(木) 20:17:41 :
- 面白い
-
- 16 : 2013/09/26(木) 20:20:55 :
- アニ「精神異常どころか、急に暴れ出すもんだから、私が気絶させて、馬に乗せてここに連れて来たのさ」
ライナー「急に暴れ出した⁉ そんなこと・・・普段のクリスタがするわけがない!やはり悪魔なのか⁉」
アルミン「少し様子を見てみよう。目が覚めたら元通りみたいなこともあるかもしれない」
クリスタ「・・・ん、ん?」
ミカサ「目が覚めたみたい」
ライナー「クリスタ!俺が分かるか?お前の同期の・・・・・・」
クリスタ「口を閉じろ脳筋ゴリラめ」
ライナー「」
アルミン「‼‼???」
サシャ「クククククリスタ⁉ 今、なんて言ったんですか⁉」
クリスタ「黙れ食い意地だけの豚が」
サシャ「」
-
- 17 : 2013/09/26(木) 20:26:12 :
- アルミン「こ・・・これは重症みたいだ」
ミカサ「こんなの・・・クリスタじゃない」
クリスタは言う。
クリスタ「そうとも!私はこの女の身体を媒介に復活した悪魔。この女の身体は私のモノとなった」
ミカサ「クリスタ⁉ 何を言っているの⁉」
アルミン「どうやら本当に悪魔みたいだ・・・!クリスタは悪魔に取り憑かれた!」
アニ「言ったろ。そういうことさ・・・」
ライナー「のうきん・・・ごりら・・・のうきん・・・」ブクブク
サシャ「ぶた・・・ぶたっていわれた・・・」
アルミン「ラ、ライナーーーー‼‼ サシャーーーー‼‼」
-
- 18 : 2013/09/26(木) 21:00:04 :
- ミカサ「アルミン、悪魔っていうのは巨人と同じでうなじにいるものなの?だとしたら私がクリスタのうなじを削ぎ落としてクリスタを助けてあげる」
アルミン「死んじゃうじゃないか‼ それに、巨人と『憑依』はまた別の次元の話だよ。巨人みたいに物理的に肉体の中に本体が存在するものじゃないんだ」
ミカサ「そうなの・・・だとしたらどうすればいい?」
アルミン「こればかりはさすがのボクにも対処法がわからない・・・今まで対巨人専用の知識だけを叩き込まれてきたから、他の敵にどう対応すればいいのか、ボクも手探りなんだ!」
ミカサ「そんな・・・アルミンにどうすることもできなければ、私たちは穏便に事を運ぶ手段が思いつかない・・・」
そのとき、アルミンの脳裏に光明が差した。
アルミン「待てよ・・・?こういう精神異常の類なら、あの人なら何か解決できるかもしれない」
ミカサ「・・・?」
クリスタ「ふはははははははは‼‼ ふははははははは‼‼」
-
- 19 : 2013/09/26(木) 21:10:14 :
- ・・・・・・・
・・・・・
・・・
~数分後~
ミカサ「連れて来た」
ハンジ「どれ⁉ 悪魔に取り憑かれた娘って‼ ねえどれ⁉ 検証したい‼ はよ検証したいよぉ‼‼」ハァハァ
アルミン「あ、なんかダメっぽい予感」
ハンジ「ああ!この娘だね!ほら見てよ目が真っ赤だ!これは検証し甲斐があるね!」
クリスタ「・・・何者だ貴様は。私は悪魔。この世界を滅ぼす者なり」
ハンジ「ほうほう・・・なるほどね」
アルミン「ハンジ分隊長、いかがですか?」
ハンジ「今のところわかっている情報は、この娘が自分のことを悪魔だと言っていることだけさ。普通の精神状態でないことだけは確かだ」
-
- 20 : 2013/09/26(木) 21:23:17 :
- ハンジ「では悪魔くん、キミは自分を悪魔だと言うけどね、前例が無いだけに、私たちも簡単にはキミを信用できないんだ。そもそも本当に悪魔というものが存在するのかということについても疑問を感じている。そこで・・・」
ハンジ「キミが悪魔だという証拠を見せてくれないか」
ミカサ「!」
アルミン「単刀直入に行った・・・!」
クリスタ「・・・いいだろう。しかと見届けるがいい」
すると、クリスタの顔がみるみるうちに黒く変色し、頭から尖った角が生え、牙をむき出しにした。
クリスタ「ガアアアアアアッ‼‼ どうだあ‼‼」
アルミン「うわああああああああっ‼‼」
ミカサ「ク・・・クリスタ‼ クリスタがああああ!」
ハンジ「・・・どうやら本当のようだね。ここまで顕著に現れて来るとは思わなかったよ」
-
- 21 : 2013/09/26(木) 21:24:05 :
- 続きは明日書きます。離脱~
-
- 22 : 2013/09/26(木) 22:18:35 :
- おつ 楽しみにしてます
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- 23 : 2013/09/26(木) 22:29:32 :
- 期待!
ライナーが呪われるssの人ですか?
-
- 24 : 2013/09/26(木) 22:50:09 :
- そうです!
-
- 25 : 2013/09/27(金) 07:04:00 :
- クリスタ「クククク・・・恐れ入ったか。ではまず人類への牽制として」
クリスタ「ウォール・ローゼ内部を焼け野原にしてご覧にいれよう」
ミカサ「⁉」
アルミン「そんなことはさせない!」
クリスタ「人間風情が私に楯突ける身分だと思うのか。愚かなるお前たちに・・・私を止めることはできないいいいいいいい‼‼」
クリスタの右手に、闇のエネルギーが凝縮され始めた。
アニ「何をする気だい‼」
クリスタ「消し飛べええええええええええっ‼‼」
クリスタが地面に向かって闇を纏った腕を振り下ろす。しかし。
クリスタ「・・・ん?」
ハンジ「どうした・・・?」
クリスタ「くっ・・・!もう一度だ!」
クリスタはもう一度腕を振り下ろすが、クリスタの手からは煙が出るだけで、特に何も起こらない。
アルミン「もしかして・・・力が、出ないのか⁉」
クリスタ「くっ・・・!そんなはずは・・・なぜだ!」
そのとき。
クリスタ「ぐぅぅぅぅぅっ・・・‼」
突然、クリスタが首を押さえて苦しみ始めた。
ミカサ「今度は何・・・?」
-
- 26 : 2013/09/27(金) 07:14:03 :
- クリスタ「私の身体から・・・出て行って・・・‼」ググググ・・・
ライナー「‼‼ あれは!」
サシャ「正真正銘、クリスタの声です!」
すると、クリスタの身体から、角の生えた黒い獣のようなモノが現れた。
悪魔「ぐうううううこの女・・・まだ抗う力が残っていたか・・・!」グググ・・・
クリスタ「くぅぅぅっ・・・‼」
悪魔「おのれぇクソがああああああああ」グググ
アルミン「がんばれクリスタ‼」
サシャ「ファイト~!」
しかし。
悪魔「うらああああっ‼‼」
クリスタ「‼‼」
悪魔が再びクリスタの体内に入ってしまった。
クリスタ「はぁ・・・はぁ・・・しつこい女め・・・」
ミカサ「ああっ・・・失敗」
ライナー「この野郎よくもクリスタをおおおおおお‼‼」
ハンジ「待ちなよライナー」
ライナー「‼‼ 分隊長・・・」
ハンジ「ヤツに掴みかかってもクリスタの身体が傷つくだけだよ。何か別の方法を考えないと」
ライナー「でもどうすりゃいいんですか!」
-
- 27 : 2013/09/27(金) 07:27:32 :
- ハンジ「確か内地の王立図書館に、悪魔学に関する文献があったはずだ・・・私がそれを取って来る。それまでキミたちは、なんとか持ちこたえていてくれ」
アルミン「‼‼ は、はい!」
ライナー「ご武運を!」
ハンジが部屋を飛び出して行く。クリスタが言った。
ミカサ「さて・・・こいつをどうしよう」
アルミン「今の一連の流れでわかったのは、クリスタは完全に悪魔に心を乗っ取られたわけじゃないということだよ。なんとかこの悪魔わクリスタから引き剥がさないと・・・」
すると悪魔がクリスタの声を真似て言った。
クリスタ「ねぇ~アルミ~ン♡」
アルミン「⁉」
ライナー「急にどうした・・・⁉」
クリスタ「私、なんだか暑くなってきちゃった」
アルミン「そ、それがどうしたって言うんだ!」
クリスタ「このままじゃ熱中症で死んじゃう・・・だ・か・ら」
クリスタ「私を逃がしてくれたら・・・私の服の下・・・見せてあげてもいいよ?」
アルミン「‼‼‼」ドキーン‼
ライナー「はうっ⁉」ドキーン‼
クリスタ「ああ・・・暑いわ・・・暑い暑い」ヌギヌギ
アルミン「いやあああああああああああああやめてえええええええええええ‼‼‼ ////」
ライナー「誰か止めてくれえええええええ‼‼ 俺たちの天使にそんな不埒なことさせないでえええええええ‼‼」
-
- 28 : 2013/09/27(金) 07:35:28 :
- ミカサ「クリスタやめなさい!アルミンは純情なの!」
クリスタ「ほらぁアルミン・・・見える?ほらほらぁ」
アルミン「いやあああああああああああああああああああああ‼‼‼ ////」チラチラ
ライナー「い、色仕掛けとは卑怯だぞおおおおおおおおおお‼‼ ////」チラチラ
クリスタ「アルミン・・・アルミンったらぁ」ピトッ
アルミン「あっひぃやああああああああああああ‼‼‼」ブシューーーッ‼
ドサッ
サシャ「ア・・・アルミーーーーーーーン‼‼‼」
アルミン「////」ピクピク
ミカサ「クリスタ・・・たとえあなたがクリスタだとしても、無垢なアルミンを穢した罪は重い!」ダッ
サシャ「待ってくださいミカサ‼ クリスタが死んじゃいます!」
ミカサ「離してサシャ!この女狐・・・エレンに言いつけてやるから!巨人化したエレンに踏み潰してもらうから!」
クリスタ「クククク・・・まずは1人撃破」
-
- 29 : 2013/09/27(金) 09:44:11 :
- 支援
-
- 30 : 2013/09/27(金) 19:29:30 :
- クリスタ「次は・・・あなたね」
サシャ「へっ⁉ わ、私ですか⁉」
クリスタ「私の、すべてを見通す『千里眼』ならあなたの考えていることなどお見通し・・・あなたは、常に美味しいものを食べていたい。そうでしょう?」
サシャ「な!なぜそれを‼」
クリスタ「では・・・これをあげる」ポンッ!
クリスタの手から現れたのは、皿いっぱいに盛り付けられたソーセージの盛り合わせであった。
サシャ「おおおおおおおおおおおっ⁉ お、お、おお、お肉うううううううう‼‼」
クリスタ「でも、タダではあげない」
サシャ「ふぇっ⁉」
クリスタ「私をここから逃がしてくれたら・・・お腹いっぱい食べさせてあげるわ・・・」
サシャ「・・・‼‼」ジュルル
ミカサ「サシャ!惑わされてはダメ!相手は悪魔・・・何を企んでいるかわからない!」
サシャ「ミ・・・ミカサ・・・わたし・・ゆうわくにまけちゃいます・・・!」
ミカサ「サ・・サシャ・・・!」
クリスタ「ほうら見て、サシャ・・・」
サシャ「ゴクリ」
クリスタ「このソーセージに・・・こうやってマスタードを塗って・・・あなたのだぁい好きなパンにはさんで食べるの・・・」
サシャ「うう・・・!うううううううう‼‼」ジュルジュル
クリスタ「でも・・・サシャがいらないなら・・・私が食べちゃお・・・」あーん
サシャ「‼‼」
サシャ「わ、わかりました‼ どうぞここからお好きにお逃げくださいいいい‼‼」バッ!
クリスタ「ふふ・・・いい娘ね。ほら、お食べ」
サシャ「むおおおおおおおおおっ‼‼」ハグハグ
ミカサ「そ・・・そんな・・・!」
クリスタ「はい、2人目、出来上がり・・・」
-
- 31 : 2013/09/27(金) 19:33:58 :
- ミカサ「物を使って人を釣るなんて・・・!あなたは最低!」
クリスタ「うふふふふ・・・それが悪魔の性分だもの・・・人の望むものを与え、堕落させるのが悪魔」
ミカサ「貴様・・・!」
クリスタ「そう言うあなただって、欲しいものくらいあるでしょう?」
ミカサ「⁉」
クリスタ「何か、心から手に入れたいと思う物が・・・あなたにもあるはず」
ミカサ「そ、そんなものはない!私はエレンがいればそれでいい!」
クリスタ「そう・・・じゃあ、これもいらないわね・・・」ポンッ!
ミカサ「そ・・・それは・・・‼‼」
ミカサ「エレンの・・・パンツ・・・‼‼‼」
-
- 32 : 2013/09/27(金) 23:30:51 :
- まだかーー
-
- 33 : 2013/09/28(土) 20:09:39 :
- 支援
-
- 34 : 2013/09/28(土) 20:14:41 :
- 続きはよ
-
- 35 : 2013/10/03(木) 21:16:32 :
- まだかのう...
-
- 36 : 2013/10/14(月) 20:01:37 :
- 続き読みたい
-
- 37 : 2013/12/23(月) 14:41:15 :
- 続き書いてください!キラキラ
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- 38 : 2015/05/16(土) 21:58:32 :
- 続き読みたい
-
- 39 : 2016/05/05(木) 21:03:56 :
- 誰か書いてくんね?
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