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エレン「先輩方とサッカー対決⁉︎」
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- 1 : 2014/08/21(木) 23:41:20 :
- エレン「先輩方とサッカー対決⁉︎」
アルミン「そうなんだよ」
エレン「でも…なんで?」
アルミン「それがさーーー
〜〜〜
アルミン「サッカー対決…でありますか?」
キース「そうだ。毎回、卒業前に行うのだ。訓練兵は当然ボコボコにされるがな」
アルミン「あの…質問よろしいでしょうか…?」
キース「…なんだ」
アルミン「なぜ、そのようなことを行うのでしょうか?」
キース「理由は2つだ。1つは先輩との差を見せつけることで自分はまだまだということを自覚させるため。もう1つは、楽しいからだ」
アルミン(2つ目の理由なんだよ)
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- 2 : 2014/08/21(木) 23:41:43 :
- アルミン「それにしてもなぜ、劣等生の自分にそのことを…?」
キース「アルレルト、貴様には、第104期訓練兵選抜チームの監督をやってもらう」
アルミン「えぇ⁉︎か、監督は教官ではないのですか⁉︎」
キース「私はベテラン兵士選抜チームだからな」
アルミン「な…⁉︎」
キース「分かったら出て行け」
アルミン「ハッ!」
〜〜〜
アルミン「ーーーというわけなんだ」
エレン「メンバーはどうするんだ?」
アルミン「一応僕が監督だからね。メンバーは考えてある。そしてこうしてスカウトに来てるんだ」
エレン「スカウト?」
アルミン「あぁ!君にはこのユニホームを来て欲しいんだ!」
エレン「こ、これは…背番号10…エースナンバーじゃねぇか⁉︎」
アルミン「やってくれるかい?エレン」
エレン「…もちろんだぜ!」
そして…メンバーが決定した。
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- 3 : 2014/08/22(金) 09:19:18 :
- 巨人化はありですか?
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- 4 : 2014/08/22(金) 23:59:31 :
- >>3
訓練兵時代なので…まだ巨人化は出来ないですw
それでは続き投下します!
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- 5 : 2014/08/22(金) 23:59:52 :
- FW
エレン・イェーガー 背番号10
ミカサ・アッカーマン 背番号 9
MF
ジャン・キルシュタイン 背番号 7
マルコ・ボット 背番号 8
アニ・レオンハート 背番号11
ユミル 背番号 6
DF
ライナー・ブラウン 背番号 2
コニー・スプリンガー 背番号 5
サシャ・ブラウス 背番号29
ミーナ・カロライナ 背番号 3
GK
ベルトルト・フーバー 背番号 1
監督
アルミン・アルレルト
キャプテン
マルコ・ボット
マネージャー
クリスタ・レンズ
フォーメーション(4-4-2)
. ミカサ. エレン
. ジャン
. ユミル. アニ
. マルコ
. コニー. ミーナ. サシャ
. ライナー
. ベルトルト
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- 6 : 2014/08/23(土) 00:04:14 :
- 期待
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- 8 : 2014/08/23(土) 00:06:26 :
- アルミン「このフォーメーションのねらいを言っていくよ」
アルミン「まず、4-4-2というスタンダードなフォーメーションではあるものの、中身はかなり攻撃的だよ」
アルミン「まずはフォワード。エレンとミカサの超攻撃的シガンシナゴールデンコンビだ!」
エレン「おう!」
ミカサ(エレンとコンビ…///)
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- 9 : 2014/08/23(土) 00:06:46 :
- アルミン「トップ下にはジャンを置いたよ!シュートを打ったりドリブルしたり、点の取れるポジションだ。よろしくね!」
ジャンを「任せとけ(点を取ってミカサにいいところを…)」
アルミン「両サイドにスピードのユミルと足技のアニを置いてみたよ」
ユミル「かったりぃ…」
アニ「…」
アルミン「ボランチには判断力のあるマルコ!キャプテンもマルコさ!」
マルコ「ははは…キャプテンなんて照れるなぁ…精一杯頑張るよ」
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- 10 : 2014/08/23(土) 00:07:08 :
- アルミン「サイドバックは左にコニー。右にサシャだ。2人とも守備もするけど、どんどんオーバーラップしてくれ!」
コニー「よっしゃ!」
サシャ「はいっ!」
アルミン「ちなみにサシャの背番号は29(にく)だよ」
サシャ「おっにっく♪おっにっく♪」
アルミン「センターバックにミーナ。スイーパーにライナーだ。2人は守備の要なんだからしっかり頼むよ!」
ライナー「ああ」
ミーナ「私で大丈夫かなぁ…」
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- 11 : 2014/08/23(土) 00:07:21 :
- アルミン「そして長身キーパー、ベルトルト!」
ベルトルト「ははっ…が、頑張るよ…」
アルミン「そして監督は僕だよ。よろしくね」
アルミン「最後にマネージャーは、我らが女神クリスタ!」
クリスタ「もぉ〜女神だなんて。からかわないでよ。みんな、がんばってね!」
アルミン「さあみんな!試合は明後日だよ!今から練習だ!」
一同「おうっ!」
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- 12 : 2014/08/23(土) 00:08:05 :
- 一方その頃…教官室にて…
キース「よく集まってくれた。それではメンバーを発表する」
FW
ハンジ・ゾエ 背番号 9
モブリット・バーナー 背番号11
MF
リヴァイ・(ネタバレ) 背番号10
オルオ・ボザド 背番号 7
ペトラ・ラル 背番号 8
グンタ・シュルツ 背番号 5
エルド・ジン 背番号 6
DF
エルヴィン・スミス 背番号 2
ミケ・ザカリアス 背番号 3
ナナバ 背番号 4
GK
キース・シャーディス 背番号 1
キャプテン
エルヴィン・スミス
監督
キース・シャーディス
フォーメーション(3-5-2)
ハンジ モブリット
オルオ リヴァイ ペトラ
グンタ エルド
ナナバ エルヴィン ミケ
キース
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- 13 : 2014/08/23(土) 00:10:08 :
- >>12
フォーメーションが糞分かりにくいですが、日本代表のフォーメーションに近いです。
ディフェンダー1人減らしてフォワードを1人増やした感じです。
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- 14 : 2014/08/23(土) 00:10:35 :
- キース「103期との試合と同じフォーメーションだな。では、要点だけ確認する」
キース「フォワードは変則的なハンジとそれを抑えるモブリットを置いた。相手を惑わせ、且つ確実に点の取れるフォワードだろう」
キース「ミッドフィルダーはリヴァイ班で固めてある。団結力で、中盤を支配してくれ」
キース「ディフェンスは判断力のあるエルヴィンと察知能力に長けるミケ。そして、攻撃的なディフェンダーのナナバを置いた」
キース「キーパーは私だ。訓練兵などに得点させはしない」
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- 15 : 2014/08/23(土) 00:10:48 :
- キース「見返してみると私以外は調査兵だな。まあ、私も元調査兵だが」
リヴァイ「仕方ねぇ…他の兵団には腑抜けた連中しか居ねぇからな」
キース「それもそうだな。そろそろ104期が練習を始めるだろう。偵察に行くか?」
エルヴィン「行っておきますか。やられるとは思えませんが、念には念を入れましょう」
リヴァイ「チッ…めんどくせぇ」
キース「この代…侮ると痛い目に合うかもしれんぞ」
リヴァイ「…たかが訓練兵だ。こっちは実戦経験者だぞ?負けるわけねぇ」
ハンジ「相手を軽く見るのは良くないよ。まあ、私もやられるとは思えないけど…ひとまず偵察してみよっか」
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- 16 : 2014/08/29(金) 21:55:30 :
- 一週間ほど放置してしまいました。
申し訳ないです。
まあ、読んでる人いなそうw
それでは投下します。
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- 17 : 2014/08/29(金) 21:55:56 :
- ーグラウンドー
エレン「はぁ!」ダンッ
ベルトルト「うっ…!」バチンッ
エレン「くそっ!」
ベルトルト「危なかった…」
リヴァイ「シュート練か」
ハンジ「あの子のシュート凄かったねぇ…キーパーの子もよく止めたよ」
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- 18 : 2014/08/29(金) 21:56:14 :
- ミケ「おい…あれを見ろ」
ミカサ「ふんっ!」ズドンッ
ベルトルト「…」アセアセ
ハンジ「シュートの音がおかしくない⁉︎」
リヴァイ「ほぅ…悪くない」
エルヴィン「この代は強いな…楽しませてくれそうだ…」
キース「おい、リヴァイ」
リヴァイ「なんだ?」
キース「勝つ自信はあるか?」
リヴァイ「…負けるわけねぇだろ」
キース「…そうか」
リヴァイ「…だか」
キース「?」
リヴァイ「軽く見れる程の相手ではねぇな」
キース「…」
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- 19 : 2014/08/29(金) 21:57:10 :
- リヴァイ「おい、オルオ」
オルオ「は、はいっ!」
リヴァイ「…威力偵察してこい」
オルオ「はっ!」
アニ「はぁ…こんなの、点数になるの?」
マルコ「アニ!パスを」
アニ「パス?分かったよ…」
アニ「…あれ?ボールが無い…‼︎」
オルオ「てめぇ、やる気あんのか?隙だらけだぜ?」
アニ「…誰?」
エレン「お、おい!あの人、自由の翼のジャケット着てるぞ⁉︎」
一同「⁉︎」
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- 20 : 2014/08/29(金) 21:58:14 :
- オルオ「ふっ…おい、訓練兵ども!俺からボールを奪ってみろ」ダッ
エレン「やってやる!絶対にとってやる!」
オルオ「10番か…ふっ!」
エレンの足だけのディフェンスをいとも簡単に交わす。
エレン「なっ⁉︎」
オルオ「軽いな」
シャン「くそっ!」
オルオ「…」クルッ
突っ込んでくるジャンをマルセイユルーレットで華麗にかわした。
ジャン「なにぃ⁉︎」
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- 21 : 2014/08/29(金) 21:58:33 :
- アニ「さっきの借り返してもらうよ…!」ズシャー
オルオ「そんなスライディング…⁉︎」ピョンッ
アニのスライディングを飛んで交わそうとするが…
ユミル「はぁぁぁ!」ズシャー
着地地点に2発目のスライディングが来た。
オルオ「チッ…」
ユミル「やった!…ん?」
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- 22 : 2014/08/29(金) 21:58:48 :
- オルオ「ふっ…」
オルオはボールを上から踏みつけていた。
ユミル「ボールが…動かない…」
オルオ「少しは頭を使ったみたいだが…お前らとは脚力がちげぇんだよ」ダッ
マルコ「抜かせるもんか!」
オルオ「…」クイッ
オルオが交わしにかかる。
マルコ「くっ!」
マルコも、必死に反応する。
オルオ「ふっ…」クイッ
マルコ「な…ダブルダッチ⁉︎」
オルオ「こんなもんか」
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- 23 : 2014/08/29(金) 21:59:16 :
- ミーナ「わ、私が…えっ⁉︎」
いきなりスピードをあげて抜き去った。
オルオ「…」ニヤッ
サシャ「行きますよ!コニー!」
コニー「おう!って、え?」
サシャ「ボールは?」
コニー「う、上だ⁉︎」
オルオはかかとでボールを浮かせる、ヒールリフトで抜いた。
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- 24 : 2014/08/29(金) 21:59:44 :
- ライナー「簡単には抜かせん!吹き飛ばしてやる…!」
オルオ「図体だけか…」
ライナー「おらぁぁあ!ん?」
オルオはライナーの股の間にボールをとおす。
オルオ「馬鹿め」
ミカサ「…」
そして、そこには先ほどまでゴール前でシュート練をしていたミカサがいた。
オルオ「貴様が最後か!…⁉︎」
ミカサ「…」
オルオ「隙が…ない…」
ミカサ「ふんっ!」
オルオ「ひっ⁉︎」
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- 25 : 2014/08/29(金) 22:00:09 :
- リヴァイ「こっちだ、オルオ」
オルオ「兵長!」
ミカサ「ん?」
リヴァイ「そこの9番、来い」
ミカサ「はぁぁぁあ!」ダッ
リヴァイ「甘い」スッ
ミカサ「くっ、はっ!」ダッ
リヴァイ「…」スッ
ミカサ「なんで…?」
リヴァイ「もう終わりか?なら、こっちからいくぞ」ダッ
ミカサ「くっ…(動きが見えない!)」
リヴァイ「…遅いな」
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- 26 : 2014/08/29(金) 22:00:29 :
- ベルトルト「うっ…」
リヴァイ「はぁっ!」バシュッ
ベルトルト「ひゃっ⁉︎」
バチィィィイイイン!!!!!
ボールは凄まじい音と共に破裂した。
クロスバーに当たったのだ。
リヴァイ「…俺が出るまで全員を抜けなかったのはこの代が初めてだ。試合、楽しみにしておく。俺をガッカリさせるなよ?」
エレン「…」
ジャン「…」
アニ「…」
ユミル「…」
マルコ「…」
ミーナ「…」
サシャ「…」
コニー「…」
ライナー「…」
ミカサ「…」
ベルトルト「…」
アルミン「…」
クリスタ「…」
全員動けなかった。
-
- 27 : 2014/08/29(金) 22:00:58 :
- きたい!
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- 28 : 2014/08/29(金) 22:02:32 :
- >>27
ありがとうございます。
今日はここまでです。
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- 29 : 2014/09/01(月) 23:39:30 :
- サッカーのシーンってSSで表現しにくい…俺の語彙力が無いだけかもしれないけど…
それでは投下します!
読む方は想像力を豊かにして読んでください!
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- 30 : 2014/09/01(月) 23:40:00 :
- エレン「おい…みんな…生きてるか?」
ライナー「ああ、なんとかな」
コニー「なあ、俺馬鹿だからよくわかんねぇけどよ。兵長、バー狙ったよな?」
ジャン「だろうな。あんなシュート打てる人がキーパーと1vs1で外すわけねぇ」
サシャ「案外、ゴール狙ったのに外したのかもしれませんよ」
ベルトルト「それは無い…と思うよ。僕見えたんだけど…完全に僕を睨んでいた。そしてボールは僕の真上のバーに当たったんだ」
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- 31 : 2014/09/01(月) 23:40:13 :
- エレン「ん?ちょっと待てよ。ベルトルト、あのシュートが見えたのか?」
ベルトルト「え?うん。少しだけど」
エレン「なら…止められるんじゃねぇか?」
ベルトルト「…正直、厳しいと思う。あのスピードじゃ、見えても反応出来ないし、出来たとしても、身体で止めなきゃ弾かれるよ」
エレン「そうか…」
ジャン「それじゃあ、あのシュート…いや、ドリブルも…どうするんだよ?」
一同「…」
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- 32 : 2014/09/01(月) 23:40:26 :
- アルミン「練習方法を考えたよ」
エレン「どんな訓練だ⁉︎」
アルミン「…たぶんこれをすれば…あのシュートも見えるようになるし、ドリブルにも付いていけるようになる…けど…」
ライナー「けど…なんだ?」
アルミン「この練習はとても危険なんだ」
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
-
- 33 : 2014/09/01(月) 23:40:48 :
- クリスタ「それにしても…よくこんな方法思いついたね」
アルミン「ははっ…まあね」
クリスタ「サッカー練習に立体機動装置を使うなんて…」
エレン「行くぞ!ベルトルト!」
ベルトルト「ああ!来い!」
エレン「…」バシュッ
エレンはアンカーにボールが刺さったワイヤーを発射した。
ベルトルト「くっ!」パチンッ
ベルトルトは横っ飛びで触るがボールはゴールに吸い込まれる。
エレン「おお!よく触ったな⁉︎」
ベルトルト「でも、ゴールはゴールだよ…」
エレン「よし、でも見えてるってことだ!もっと練習して胸でキャッチできるぐらいになろうぜ!」
ベルトルト「うん!」
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- 34 : 2014/09/01(月) 23:41:07 :
- ー巨大樹の森ー
ジャン「じゃあいくぞ!」
ライナー「来い!」
ジャン「ふっ…」バシュッ
ジャンは立体機動で超低空飛行をする。
ライナー「流石、立体機動はお手の物だな…」
ライナー(これは相手の速さになれるだけでいい)
ライナー「おらぁ!」
ジャン「…」クルッバシュッ
ライナー(くそっ、そのスピードで方向転換できるのかよ!)
ライナー「サシャ!頼む!」
サシャ「はいっ!ほっ!」
ジャン「なっ⁉︎」クルッギュィィイ
サシャ「あぁ!」
ジャン「よっしゃ!抜いたぜ!」
ミーナ「いや、抜けて当然でしょ」
こうして、二日間練習し試合当日を迎えた…
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- 35 : 2014/09/01(月) 23:41:24 :
- ー試合当日ー
アルミン「みんな、この2日間お疲れ様。僕が提案した無茶な練習を無事に終えられてよかったよ」
ユミル「怪我しそうになったけどな」
アニ「ああ、そうだね」
ユミアニ(巨人の力で治したけど)
アルミン「あの特訓を乗り越えたみんなは先輩方にも勝てると僕は信じてる」
エレン「もちろん勝つに決まってる!」
ジャン「せいぜい足を引っ張らないようにな」
エレン「なにっ⁉︎」
マルコ「よしなよ2人とも」
クリスタ「がんばってね!みんな!」ニコッ
ライユミ「もちろんだ!!!!!」
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- 36 : 2014/09/01(月) 23:41:39 :
- キース「まあ、負けることはないと思うが…あの代は他の代とは少し違う気がする。油断だけはするなよ」
エルヴィン「わかっています」
ハンジ「よっしゃぁ!点決めるよー!」
モブリット「分隊長、お願いですから普通にプレイしてくださいね」
リヴァイ「…」
エルヴィン「どうしたリヴァイ」
リヴァイ「…いや、なんでもない。ただ…」
エルヴィン「?」
リヴァイ「あいつらが、2日前とは何かが違う気がする」
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- 37 : 2014/09/01(月) 23:41:55 :
- ハンネス「じゃ始めるぞ〜。両チーム整列!」
エレン「なんでハンネスさん⁉︎」
ハンネス「毎年審判やってるんだ」
ハンネス「例年通り、ボールは訓練兵チームで始めるぞ」
〜訓練兵チーム円陣〜
マルコ「みんな、僕たちは勝つ為に練習をして来たんだ。負ける為じゃない…この試合、絶対勝つぞ!」
一同「オオーッ!!」
そして、各ポジションに散らばった。
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- 38 : 2014/09/01(月) 23:42:10 :
- センターサークル内にはエレンとミカサがいる。
エレン「なぁミカサ…」
ミカサ「どうしたの?エレン?」
エレン「俺ら、もし勝ったら…」
ミカサ「…(告白⁉︎告白なの⁉︎)」
エレン「伝説になるな!」ニカッ
ミカサ「ええ、そうね…(はぅ…///告白じゃないけどエレンジェルスマイル頂きました!)」
ピィィィイイイ!!!
エレン「行くぞ!ミカサ!」
ミカサ「うん!」
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- 39 : 2014/09/01(月) 23:42:25 :
- まず始めにボールを持ったのはミカサ。
ハンジ「ひゃっほーいっ!取っていい?取っていいの⁉︎それ⁉︎」
ミカサ「な…」
ミカサは、一旦ジャンにバックパスをする。
ジャン「ミカサのパス、無駄にはしない!」
マルコ「ただのバックパスじゃないか…」
アニ「…」
ジャン「アニ!頼む!」
フリーだったアニにパスをする。
アニ「よし…」
オルオ「前みたいに取ってやるぜ!」
アニ「簡単には取られないよ」
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- 40 : 2014/09/01(月) 23:42:45 :
- サシャ「アニ!こっちです!」
そこにはオーバーラップをしたサシャがいた。
アニ「サシャ、お願い!」
サシャ「ほいっ!」
サシャは走り込みながら、ボールを受ける。
アルミン「よし…いいぞ…パスをどんどん繋ぐんだ…」
クリスタ「あ、エレンがフリーだ!」
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- 41 : 2014/09/01(月) 23:43:03 :
- エレン「サシャ!パスくれ!」
サシャ「はいっよっと!」
サシャからのアーリークロスが上がる。
エレン「ふっ」
胸でトラップする。
そしてエレンは、シュートを放った。
エレン「やぁぁ!」
キース(かなりコースを狙っている。だが…ん?)
カァァァアアン!
キース(クロスバー⁉︎)
そして、ボールは宙を舞った。
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- 42 : 2014/09/01(月) 23:43:22 :
- ミカサ「…」ビョンッ
キース「⁉︎」
ミカサはオーバーヘッドをした。
キース(なんて打点の高さだ…くっ!)パチッ
キースは触ったものの、ボールはそのままゴールした。
エレン「やった!やったぜっ!」
ミカサ「…よかった」
キース「訓練兵に決められた…だと⁉︎」
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- 43 : 2014/09/01(月) 23:43:40 :
- リヴァイ「チッ…あいつら…2日前とは動きが違う…」
エルヴィン「まさか点を決められるとは…恥ずかしい限りだ。ミカサのマークにも着いていたというのに…」
キース「…すまなかった。たが、これで分かったはずだ…あいつらは強い。強いからこそ…」
ハンジ「叩きのめす…」
キース「そうだ。久々…というか、初めて、本気を出す時が来たようだ」
リヴァイ「任せておけ、早急に振り出しに戻す」
ハンジ「2点目は私に譲ってよ〜」
リヴァイ「取りたきゃ、勝手にとれ。俺はお前にわざわざ点を取らせたりしない」
ハンジ「ひどっ⁉︎リヴァイが全部決める気でしょ⁉︎」
エルヴィン「うるさいぞ、2人とも」
キース「…よし、本気でぶつかれ!」
一同「ハッ!」
-
- 44 : 2014/12/07(日) 10:56:09 :
- いろいろあって全く更新できていませんでした。ごめんなさい。
読んでる人なんていないだろうけど、終わりに向けて頑張ります。
-
- 45 : 2014/12/07(日) 10:56:19 :
- ー前半5分ー
ピィー!
試合再開の笛が鳴る。
ハンジ「頼むよリヴァイ!」
ハンジはリヴァイにバックパスをする。
リヴァイ「…」ダッダッダッ
そして走り込んだリヴァイは左足で踏み込んだ!
リヴァイ「Let's get goal…」
バァッチィィイン!!
凄まじい音とともにボールはゴールに向かって行く。
エレン「おいっ!シュートカット!」
しかし誰も触れない。
ベルトルト(僕が…止めるんだ!)
ベルトルトは懸命に横っ飛びをする。
ベルトルト「はぁ!」
そして左手を伸ばす。
-
- 46 : 2014/12/07(日) 10:56:43 :
- コニー「触った!」
リヴァイ「⁉︎」
ベルトルト「…ぐっ⁉︎」
ボールはベルトルトの左手を弾き、ゴールに吸い込まれた…
ベルトルト「くそっ!!!」
ライナー「ベルトルト、そう気を落とすな。俺たちは反応すらできなかったんだ」
ベルトルト「でも、せっかくみんなが1点取ってくれたのに…無駄にした…」
ミカサ「落ち着いてベルトルト。無駄になんかなってない」
エレン「そうだぜ!ベルトルト!俺がまた点取ってきてやるぜ!」
ジャン「お前だけ責任感じるのはおかしんじゃねぇか?」
ベルトルト「みんな…」
アニ「まだ負けたわけじゃないのに何弱気になってんのさ?」
ベルトルト「う、うん!そうだよね!」
マルコ「よし、みんな!もう一点もぎ取ろう!」
-
- 47 : 2014/12/07(日) 10:57:14 :
- ー前半7分ー
ピィー!
ミカサ「行こう、エレン」チョン
エレン「ああ!」
まずエレンがボールを持つ。
ハンジ「取っちゃうよ⁉︎いいよねぇ⁉︎」
エレン「マルコっ!」
マルコにバックパス。
マルコ「よしっ!」
パスの出しどころを探すマルコ。
モブリット「持ちすぎだ!」
モブリットがボールを奪いにくる。
-
- 48 : 2014/12/07(日) 10:57:41 :
- ミーナ「マルコ!下げてもいいよ!」
マルコ「頼んだよ!」
再びバックパス。
ミーナ「コニー!」
コニー「あらよっと!」
アルミン(よしっ…落ち着いてボールを回して、しっかりとゲームを作っていくんだ!)
ペトラ(取れる!)
ペトラがプレスをかけに行く。
アルミン(隙ができた!)
エルド「ペトラ!深追いしすぎだ!」
ペトラ「えっ?」
ペトラが前に出て空いたスペースにユミルが走りこむ。
コニー「ブス!」
ペトラの頭を越したパスがユミルに渡る。
ユミル「ひでぇパスだな!バカ!」
コニー「なんだとっ⁉︎」
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- 49 : 2014/12/07(日) 10:58:07 :
- ミケ「…」
ユミルにミケがプレスをかける。
ユミル「くっ…ジャン!」
ジャン「っと、返すぞユミル!」
ユミル「おう!」
ミケ「なっ⁉︎」
アルミン(ユミルのスピードを生かしたワンツーだ!すごい!すごいよ!)
ユミル(中にはエレンとミカサ…ん?)
リヴァイ「やらせねぇよ」
リヴァイのスライディングが決まる。
ユミル「なっ⁉︎」
リヴァイ「チッ…俺がここまで戻るとはな」
ハンジ「リヴァーイ!!!パース!パース!」
リヴァイ「はぁ…うっせークソメガネだな…」
リヴァイがクリアを兼ねて前線にロングパスを出す。
ハンジ「ナイスボール!」
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- 50 : 2014/12/07(日) 10:58:44 :
- ミーナ「させない!」
ハンジとミーナが競り合う。
競り勝ったのはハンジ。
ハンジ「モブリット!」
モブリットにヘディングで落とす。
モブリット「分隊長!ナイスパスです!」
モブリットはダイレクトでミドルシュートを放つ。
ベルトルト(兵長のに比べたら遅い…取れる!)
ベルトルト「やっ!」ガシッ
ライナー「ナイスキャッチだ!ベルトルト!」
ベルトルト「よし、反撃だ!こっちもシュートを打とう!」
ベルトルトからのロングフィード。
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- 51 : 2014/12/07(日) 10:59:11 :
- ジャンとグンタが競り合う。
ジャン「負けるかっ!ミカサ!」
ジャンが競り勝ち、ミカサにバッグヘッドでボールを流す。
ミカサ「ジャン、ありがとう」
ジャン「‼︎///」
エルヴィン「通さないよ、ミカサ」
ミカサ「エルヴィン団長…」
キース「絶対に抜かれるな!エルヴィン!」
ミカサ(どうする?エレンはマークされてるし、バッグパスをすればいい流れが止まってしまう。かといって、自分で持っていっても抜けるか分からない…)←この間約0.2秒
アニ「…」タッタッタッ
ミカサ(あれは、アニ!ここは仕方ない!)
ミカサ「アニ!」
アルミン(えっ⁉︎あのミカサがアニにパスを⁉︎)
アニ「ふっ…」
走り込んだアニがフリーでボールを受ける。
そしてシュート体制に入った。
-
- 52 : 2014/12/07(日) 10:59:31 :
- ナナバ「待て!」
アニ「…」スッ
ナナバ「あっ⁉︎」
アニはキックフェイントからの切り返しでナナバをかわす。
そして利き足ではない左足でシュートを放った。
キース(利き足ではないからか…威力はないな…むっ⁉︎)
エレン「やっ!」カスッ
飛び込んだエレンが足でコースを変えた。
キース(くそっ!)バッ
しかしキースもなんとか反応して弾く。
コーナーになった。
-
- 53 : 2014/12/07(日) 11:00:04 :
- ー前半25分ー
コーナーを蹴るのはマルコ。
マルコ(高さで攻めるならオーバーラップしてるライナーに合わせるべきか…)
ライナー「…くそっ」
ミケ「…」
マルコ(でも、ライナーには長身のミケ分隊長がマークについてる…くそっ、どうする?)
サシャ「マルコ!」
マルコ「え、あ、サシャ!」
ショートコーナーで上がってきたサシャにボールを渡す。
マルコ(とっさにパスを出してしまったがこれではディフェンスラインが薄すぎる…)
サシャ「いっけぇ!!」
サシャのロングシュート。
キースが横っ飛びで取る。
サシャ「あぁ…」
-
- 54 : 2014/12/07(日) 11:00:40 :
- キース「カウンターだ!!!」
キースからのロングフィード。
センターサークル付近にいたリヴァイに渡る。
ディフェンスにはミーナとコニーしかいない。
ミーナ「止めなくてもいい、少しでも遅らせれば…」
リヴァイ「遅い」
ミーナ「きゃっ⁉︎」
エレン「ミーナ⁉︎コニーフォロー!」
コニー「行かせるか!」
リヴァイ「ふっ…」
リヴァイはパスを出す。
ハンジ「ありがとさん♪」
ハンジに渡った。
-
- 55 : 2014/12/07(日) 11:01:09 :
- マルコ「ふ、フリーだっ‼︎」
ハンジは一気にゴールに向かってドリブルする。
ハンジ「ヒャッホーイ!!」
ベルトルト「くっ!」
キーパーベルトルトが前に出る。
ハンジ「…」ニヤッ
ベルトルト「ル、ループシュート⁉︎」
ベルトルトの頭を超えて、ボールはゴールに…
サシャ「ていやっ!」ズシャー
ベルトルト「サシャ⁉︎」
ボールはゴールラインを割ってコーナーキックになる。
サシャ「間に合いました…」ヘナヘナ
ベルトルト「よくやったよ!サシャ!」
サシャ「元々私のせいですから…」
-
- 56 : 2014/12/07(日) 11:01:29 :
- ー前半30分ー
アルミン「前半、残り15分!集中だよ!」
ライナー「よしっ!マークしっかり確認だ!」
ライナー(何と言っても怖いのはミケ分隊長とエルヴィン団長だ。高さで勝てない)
キッカーはリヴァイ。
リヴァイ「ふっ!」
ライナー(蹴ってきた…やはりミケ分隊長か!)
ミケ「はっ!」
ベルトルト「させないっ!」
自前の長身に腕の長さを加えてミケに高さで勝ったベルトルトはボールを難なくキャッチした。
ライナー「ナイス判断!」
リヴァイ「チッ…」
その後、試合は一進一退の攻防を繰り広げるが、両チームともゴールを割れないまま前半が終わった。
-
- 57 : 2014/12/07(日) 11:01:49 :
- 〜訓練兵ロッカールーム〜
アルミン「お疲れ様!みんな!本当にすごいや!」
エレン「ははっ」
アルミン「正直、勝てる試合だとは思ってなかった。でも、今は勝てるとしか思えないんだ!」
ユミル「あんたのことだ、そう確信させる何か作戦かなんかあるんだろ?」
アルミン「ユミルは鋭いなぁ、その通りだよ。まずーー」
-
- 58 : 2014/12/07(日) 11:02:30 :
- 〜調査兵ロッカールーム〜
キース「…」
リヴァイ「…」
エルヴィン「…」
ハンジ「…は、ははっ…」
モブリット「…」
ミケ「…」
ナナバ「…」
ハンジ「…ごめん」
キース「…気落ちしすぎか…だが…ここまで訓練兵と互角とは思わなかった…」
ペトラ「…」
オルオ「…」
グンタ「…」
エルド「…」
リヴァイ「おい、後半は俺にボールを集めろ。絶対決める」
キース「あ、ああ。わかった。全員、リヴァイにボールを集めろ!」
一同「はっ!」ビシッ
-
- 59 : 2014/12/07(日) 11:02:54 :
- 選手がコートに出てくる。
キース「ん?あの陣形はなんだ?」
アルミン(後半はこの陣形、1-2-3-4の逆クリスマスツリーで行く!)
アルミン(スイーパーにライナー。センターバッグに左からミーナとマルコ。ミッドフィルダーは左からユミル、ジャン、アニ。フォートップには左からコニー、ミカサ、エレン、サシャだ)
アルミン(この超攻撃的フォーメーションでゴールをこじ開けるんだ!!)
ハンジ「すごい布陣だねぇ、リヴァイ?」
リヴァイ「ああ」
エルヴィン「いや、崩すのは簡単だ」
ハンジ「そうなの?フォワード多いけど、ディフェンスの枚数はウチといっしょだよ?」
エルヴィン「あの布陣の最大の弱点は…」
ーーー
ーー
ー
ー後半0分ー
ピィー!!!
後半開始の笛が鳴った。
-
- 60 : 2014/12/08(月) 23:22:09 :
- ハンジ「ほい!モブリット!」チョン
モブリット「兵長!」
兵長にバックパス。
ジャン「打ってくる!止めろ!」
リヴァイ「…」アシフリゲル
エレミカ「はぁぁあ!」
エレンとミカサがスライディングでシュートカットに入る。
エルヴィン「…」ニヤッ
〜〜〜
エルヴィン『あの陣形、サイド攻撃に弱い。サイド攻撃に徹するべきだろう』
〜〜〜
リヴァイ「…ふっ!」
エレミカ「なっ⁉︎」
ジャン「パス⁉︎」
ハンジ「ナイスパス!」
コニー「あっ!」
ライナー「コニーの裏を抜かれた!ミーナとユミル、2人で止めろ!」
〜〜〜
エルヴィン『そこからは中からプレスをかけに何枚か来るはずだ。そしたら中が開く』
〜〜〜
ハンジ「打てっ!モブリット!」
ユミル「通すかっ!…くっ!」
ギリギリパスが通る。
モブリット「っと、」
ライナー「打たせるか!」
〜〜〜
エルヴィン『後はリヴァイが空いたスペースに走り込んで…』
〜〜〜
モブリット「兵長!」
モブリットはバックパスをだす。
そこにはリヴァイが走り込んでいた。
〜〜〜
エルヴィン『シュートを決めるだけだ』
〜〜〜
リヴァイ「はぁっ!」ドゴンッ
ライナー「音おかしくねっ⁉︎」
ベルトルト(くそっ…早い!)
ハンジ「いっけぇぇぇえええ!リヴァァァァアアアイ!」
アルミン(僕のセリフのパクリだと!?)
ベルトルト「うぉぉおお!」ガシッ
ベルトルトは横っ飛びで、右手を伸ばす。
エレン「触った!」
ベルトルト「ぐっ…」
コニー「でも押し込まれる!」
ベルトルト「やっ!」グイッズドン
ライナー「余った左手を上から被せて下に落とした!」
ベルトルト「や、やった…!」
エレン「やったぜベルトルト!」
サシャ「すごいですよ!」
コニー「すげぇ!!!」
クリスタ「でも、どうしていきなり止めることができたの?」
アルミン「…そういうことか!」
クリスタ「?」
アルミン「シュートによる力はゴールの方向に向かって働いているから、左手で上から落とす力を遮るものは何もないんだ!むしろ重力があるから尚落としやすい!そして落ちたボールはベルトルトの右手の力と地面の摩擦力を合わせてボールを止めたんだ!」
クリスタ「…?そ、そうなんだ?」
リヴァイ「…チッ」
ハンジ「ドンマイドンマイ!チャンスはまだあるって!」
リヴァイ「…ああ」
リヴァイ(こんな屈辱…初めてだ)
-
- 61 : 2014/12/08(月) 23:22:47 :
- ベルトルト「行くよ!」
ベルトルトからのロングフィード。
ジャンとエルドが競り合う。
エルド「グンタっ!」
グンタ「よし!」
エレン「おい!グンタへのプレスは⁉︎」
アニ「分かってるよ!」
グンタ「オルオ〜」
アニ「あっ!」
オルオ「前がガラ空きだぜ!」
アニ「くっ!」
オルオがドリブルでサイドを駆け上がる。
エルヴィン(ミッドフィルダーが少なすぎる。だから中盤でボールを支配できるんだ)
マルコ「通さない!」
オルオ「もうセンターバックのお出ましかよ。兵長!」
リヴァイ「ナイスパスだ」
オルオ「‼︎///」
リヴァイ「」アシフリゲル
ハンジ「えっ?リヴァイ!無理に打たなくても!」
リヴァイ「はぁっ!」
ベルトルト「えいっ!」ガシッグイッズドン
リヴァイ「チッ…」
ライナー「ナイスキーパー!」
ベルトルト「へへっ、よし、反撃だ!」
リヴァイ(次こそ決めてやる…俺が、必ず…)
ハンジ「リヴァイ…」
-
- 62 : 2014/12/08(月) 23:23:24 :
- ベルトルトからのロンフィード。
またしてもジャンとエルドが競り合う。
ジャン「2度も負けてたまるかっ!」
エルド「くっ」
ミカサ「ジャンありがとう」
ジャン「お、おう///」
ボールはミカサに流れる。
ミカサ「…」キッ
アルミン「よし、前を向いた!そして僕の望んだ形になった!」
クリスタ「え?」
アルミン「相手のディフェンダーは3枚、こっちのフォワードは4枚。今数的優位だ!この状況を作るために中盤を犠牲にしたんだ!」
エレン「ミカサ!」
ベナルティエリアの中に入るようにエレンが走りこむ。
ミカサ「エレン!」
そのエレンにパスを出す。
エルヴィン「シュートは打たせない!」
エレン「ほれっ!もう一回」
エルヴィン「⁉︎」
エレンはもう一度ミカサに落とす。
ジャン「打て!ミカサ!」
ミカサ「…」ギロッ
キース「…来い」
フリーでボールを受けたミカサはゴールを睨みつけながらワントラップして…
ミカサ「はぁぁあ!」ズドンッ
ライナー「やっぱ音おかしいな」
キース(くっ…いいコースだ…だが!…ん?)
コニー「やーっ!」ボコッ
殴られたような音をだして、コニーがコースを逆サイドに変えた。
そしてボールはゴールへ吸い込まれた。
コニー「お、俺…やった!!!」
エレン「さすが天才だぜ!」アタマジョリジョリ
ジャン「てめぇ!ミカサのゴール奪いやがって!」アタマジョリジョリ
サシャ「私の弟子なだけありますね」アタマジョリジョリ
コニー「ジョリジョリすんなっ!」
キース「…すまない」
リヴァイ「何してやがる!2点も訓練兵に点取られやがって!」
エルヴィン「落ち着け」
リヴァイ「落ち着けだと?なぜてめぇはそんなに落ち着いてやがる…悔しくねぇのか?」
エルヴィン「悔しいに決まってるだろ!だからこそ…今、落ち着くべきなんだ」
ハンジ「そもそも、リヴァイが焦らなければさっきゴールが決まったかもしれないんだ」
リヴァイ「俺のせいだと言いてぇのか?」
ハンジ「…ああ、そうだよ」
リヴァイ「てめぇ…!」
ハンジ「リヴァイ、もう君はペナルティエリア外でシュートしないでくれ。絶対に決まらない」
エルヴィン「それは私も思う。ベルトルトは確実に止めて来るだろう」
リヴァイ「…チッ、てめぇらの判断を信じよう」
エルヴィン「まだ時間はある。オフェンス陣は確実に得点を取ってくれ!」
モブハン「はっ!」
エルヴィン「リヴァイも頼んだぞ」
リヴァイ「ああ…」
キース「…」
エルヴィン「いつまで落ち込んでるんですか?早く気を取り直して下さい。我々のキャプテンはあなたなんですよ?」
キース「あ、ああ。すまない」
キース「もう得点させるものか!」
エルヴィン「私もシュート打たせないようにします」
-
- 63 : 2014/12/08(月) 23:24:05 :
- ー後半25分ー
ハンジ「あ、あれは!」
アルミン(もう得点は必要ない。元のフォーメーションに戻しただけさ!)
モブリット「こうなると、また中盤とディフェンスラインが整ってしまいますね」
ハンジ「関係ないよ。私は点を取るだけさ」チョン
モブリット「はいっ!」
エレン「俺も得点してやる!」
モブリット「おっと、取らせないよ。オルオ!」
左サイドに展開する。
アニ「抜かせない」
オルオ「舐めるなっ!」
アニ「!消えた!」
ヒールリフトでボールを浮かす。
ジャン「上だ!」
アニ「くっ!」
サシャ「やぁぁぁああ!」
サシャがジャンプしてアニの上を飛び越えながらボールをカットする。
オルオ「なんて身体能力してやがる⁉︎」
サシャ「150センチくらい、どうってことないです!」
アニ「153!!!」
サシャがそのままオーバーラップする。
サシャ「前2人は出せない…ジャン!」
ジャン「よっと」
グンタ「通さねぇよ」
ジャン「マルコ!」
マルコ「ユミル!頼むよ!」
マルコはジャンからのパスをダイレクトでユミルの前のスペースに出す。
ミケ「させない」
ミケのパスカット。
ミケ「エルド!」
エルド「はいっ」
マルコ「くそっ、僕のせいで取られたんだ!絶対とる!」
エルド「そうやすやすと取られてたまるか!ペトラ!」
マルコ「くそっ!」
ペトラ「っと、兵長!」
ワントラップしてリヴァイにパスが渡る。
ライナー「ミーナ遅らせろ!ジャンも行ってくれ!」
ミーナ「分かった!」
ジャン「おう!」
リヴァイ「…」ポンッ
ジャンミー「⁉︎」
ジャンとミーナの頭を超えるパスがモブリットに入る。
モブリット「ナイスパスです!」
ライナー「抜かせるか!」
モブリット「分隊長!」
ライナー「あっ!」
モブリットの蹴ったボールの先にはフリーのハンジが居た。
ライナー「コニー!追いついてくれ!」
コニー「うおおおお!」
ハンジ「早いね、君!」
コニー「よっしゃ、追いついた。とっ!」
ハンジ「リヴァイ!」
リヴァイ「…」
走り込んだフリーのリヴァイが居た。
ハンジゴール前まで持ち込んでくれ!」
リヴァイがドリブルでペナルティエリア内に入る。
キーパーと一対一だ。
ベルトルト(止める!止める!止める止める止める止める!)
リヴァイ「ふぅ…」
シュート体制に入るリヴァイ。
ベルトルト「体のどこでもいい!当たってくれ!」
ボールに覆いかぶさりに行くように止めに入った。
しかしリヴァイはシュートを打たず、切り返す。
ベルトルト(や、やられた!)
リヴァイ「フッ…」
そして無人のゴールにボールをけり込んだ。
ハンジ「やった!やったね、リヴァイ!」
リヴァイ「うるせえ、当然だ」
ペトラ「兵長さすがです!」
エルヴィン「このままもう一点とって勝つぞ!」
マルコ「今のは仕方ないよ、ベルトルト」
ベルトルト「うん…」
ジャン「落ち込むなよ、もう一点取ればいいんだろ?」
エレン「俺が絶対取ってきてやる!」
ベルトルト「ごめん、心配かけて、もう大丈夫!」
マルコ「よし、反撃しよう!」
一同「おうっ!」
-
- 64 : 2014/12/08(月) 23:24:45 :
- ー後半40分ー
エレン「もう時間がないな…よし、あれをやろう!」
エルヴィン「あれ、だと?」
ハンジ「ライナー以外は全員ハーフライン上にいる。どういうことだ?」
ミカサ「…」チョン
エレン「頼んだぞライナー!」
すぐにライナーに下げる。
一同「うおおおおおお!!!!」
全員が一気に上がった。
ライナー「いっけぇ!!!」
ライナーのロングシュートに近いパスがペナルティエリアに上がる。
全員がペナルティエリア内入り競り合う。
ジャン「うわっ⁉︎」
オルオ「えっ⁉︎」
ジャンがオルオに倒された。
ピピーッ!
ハンネス「PKだ!」
オルオ「お、おい!俺は押してねぇよ!!!!!」
ジャン「審判!押されました!」
オルオ「てめぇ!ふざけんな!」
ハンネス「オルオ!」
ハンネスはイエローカードをオルオに向けた。
オルオ「‼︎…チッ…」
ジャン(まんまと引っかかったぜ)ニヤッ
マルコ「キッカー、どうする?」
エレン「俺、蹴りたい」
マルコ「じゃあみんな、エレンでいい?」
ジャン「おいエレン、俺がPK貰ってやったんだ。絶対決めろよ」
エレン「ああ」
ミカサ「エレン、あなたならできる」
エレン「おう。じゃあ行ってくる」
エレンはボールをセットした。
エレン(これを決めれば…残り時間も2分か3分しかない。勝てる…)
キース(絶対…とめる…)
エレン(よし、決めた。俺のける場所は一つしかねぇ!)
キース(どこだ…どこに来る…?)
エレン「おらぁぁぁあ!」
キース(右か?左か?…よし、右!)
キース「ふんっ!」
キースは右に飛ぶ。
ボールはゴールど真ん中に蹴り込まれた。
エレン「よっしゃぁぁぁあああ!!!」
ミカサ「エレン!」
ジャン「フッ…」
マルコ「よくやったよ!」
コニー「エレンすげぇぇええ!」
アルミン「よしっ!」
クリスタ「やった!やったねアルミン!」
アルミン「うん!(それにしても、真ん中に蹴り込むなんて…すごい精神力を持ってるね、エレンは)」
その後試合はともに譲らぬ攻防を見せ、終了した。
ピッピッ、ピピーッ!
エレン「勝った!勝ったぜ!」
ミカサ「エレン、頑張った」
エレン「お前もな!」ギュッ
ジャン「なっ!てめぇエレン!ふざけんなよっ⁉︎」
マルコ「勝ったんだ…すごいよみんな!」
ユミル「案外頑張っちまったな」
ミーナ「やったよアニィ!」ギュ-
アニ「抱きつくんじゃないよ、汗かいてるし」
サシャ「コニー!勝ちましたね!」
コニー「おう!俺様のゴールのおかげだな!」
ライナー「やったな、ベルトルト」
ベルトルト「うん!」
クリスタ「本当に勝ったんだね、すごい!」
アルミン「うん、みんな、お疲れ様!」
エルヴィン「完敗だな」
リヴァイ「…あぁ」
ハンジ「強かったねあの子達。来年レギュラー危ないかもしれないね」
キース「全員、お疲れ様。解散!」
調査兵「はっ!」
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
-
- 65 : 2014/12/08(月) 23:25:13 :
- ー
ーー
ーーー
ーーーー
ーーーーー
〜1年後〜
キース「監督は例年通りこの私だ!それではスターティングメンバーを発表する!」
キーパー
ベルトルト・フーバー 背番号1
センターバッグ
エルヴィン・スミス 背番号2
ライナー・ブラウン 背番号21
左サイドバッグ
コニー・スプリンガー 背番号18
右サイドバッグ
ミケ・ザカリアス 背番号3
センターハーフ
リヴァイ・(ネタバレ) 背番号10
ジャン・キルシュタイン 背番号7
左サイドハーフ
オルオ・ボザド 背番号8
右サイドハーフ
エレン・イェーガー 背番号15
ツートップ
ハンジ・ゾエ 背番号11
ミカサ・アッカーマン 背番号9
キャプテン
エルヴィン・スミス
キース「昨年のようなことがないよう、心して臨め!」
調査兵←死人も含むw「はっ!」
ー完ー
-
- 66 : 2014/12/08(月) 23:26:44 :
- なんとか終わらせました!
見てくれてる人がいるとすれば、本当にありがとうございます!
結構適当な文なので批判コメとか多くなるかもしれませんが感想聞かせてくれたら嬉しいです!
実は今テスト期間。あーなにやってんだろーなー俺w
-
- 67 : 2015/01/18(日) 16:23:29 :
- おもろい
-
- 68 : 2015/01/18(日) 16:25:31 :
- 次回に期待
-
- 70 : 2017/09/10(日) 14:56:52 :
- なんか自分がいたら抜けるような99..
-
- 71 : 2020/10/26(月) 15:10:17 :
- http://www.ssnote.net/users/homo
↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️
http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️
⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
今回は誠にすみませんでした。
13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
>>12
みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました
私自身の謝罪を忘れていました。すいません
改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
本当に今回はすみませんでした。
⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️
http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ごめんなさい。
58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ずっとここ見てました。
怖くて怖くてたまらないんです。
61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
お願いです、やめてください。
65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
元はといえば私の責任なんです。
お願いです、許してください
67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
アカウントは消します。サブ垢もです。
もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
どうかお許しください…
68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
これは嘘じゃないです。
本当にお願いします…
79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ホントにやめてください…お願いします…
85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
それに関しては本当に申し訳ありません。
若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
お願いですから今回だけはお慈悲をください
89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
もう二度としませんから…
お願いです、許してください…
5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
本当に申し訳ございませんでした。
元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。
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