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1. 1 : ヤヴァイ&リヴァイOb6zzroOXY : 2014/08/19(火) 22:48:24

   この話は、コントグループ《ラーメンズ》の《ATOM》という舞台の中の
   
   
   一つの作品である《採集》という話を進撃のキャラでやってみた作品です。
   
   
   ラーメンズを知らなくても、ぜひ見てみてください。
   
   
   なお、セリフ等は、《小林賢太郎戯曲集》から抜き出しています。
   
   
   ただ、少しだけ変えているところがございます。
   
   
   あらかじめ、ご了承ください。
   
   
   
   ーーーーーーあらすじーーーーーー
   
   
   母校で理科の教師をしているる男（ジャン）から、夜の体育館に呼び出された同級生の友人（エレン）。
   
   
   クラスのマドンナだった女の子が彼に会いたいといっているらしく、わざわざ東京からやってきたのだ。
   
   
   卓球をしながら思い出話にふける二人。
   

2. 2 : ヤヴァイ&リヴァイOb6zzroOXY : 2014/08/19(火) 23:01:43

   
   夜の体育館、二人の男が卓球をしている。
   
   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
   
   
   
   二人、ラリー。
   
   
   
   ジャン「っあ！」ｽﾏｯｼｭ
   
   
   
   エレン「っだ！」
   
   
   
   ジャン「おっし！！」
   
   
   
   エレン「くっそー」
   
   
   ーーーーーーーーーー
   ラリー開始
   ーーーーーーーーーー
   
   
   ジャン「あ！」ｽﾏｯｼｭ
   
   
   
   エレン「だ！」
   
   
   
   ジャン「おーっし！」
   
   
   
   エレン「くっそー！お前、スマッシュ昔より速くなってないか？」
   
   
   
   ジャン「俺実は、時々ここでやってるんだ」
   
   
   
   エレン「やっぱりな！だって十年前は半分くらいは返せてたもん」
   
   
   
   ジャン「でもお前のサービスだって、相変わらず優雅じゃないか」
   
   
   
   エレン「いやいや。でもブランクは重いよ。あ、なぁ、あれまだできる？」
   
   
   
   ジャン「え？……ああ。行くよー」
   
   
   
   

3. 3 : ヤヴァイ&リヴァイOb6zzroOXY : 2014/08/19(火) 23:16:39

   ジャン、サーブ。強烈なカット。
   
   
   
   エレン、打てない。
   
   
   
   エレン「だ！！ああー、やっぱお前のカットは切れるなー。通称切り裂きジャンは健在だな」
   
   
   
   ジャン「…………」
   
   
   
   エレン「あーあ、限界。休憩」
   
   
   
   コートを脱ぎ、疲れて座り込む。
   
   
   
   エレン「こら筋肉痛くるぞー、しかもあさってな。昔は翌日きてたのに、何なんだろうな」
   
   
   
   ジャン「あー。筋肉の繊維ってね、骨折と一緒で再生するときに太くなるんだ。それが神経を圧迫して筋肉痛になるんだけど。
   年齢を重ねるにつれて代謝が遅くなって、それが四十八時間以上かかっちゃうんだよね」
   
   
   
   エレン「おおー。さすが理科の教師」
   
   
   
   ジャン「生物だよ」
   
   
   
   エレン「中学校なんだから一緒だろ？」
   
   
   
   ジャン「専門分野ってこと」
   
   
   
   

4. 4 : ヤヴァイ&リヴァイOb6zzroOXY : 2014/08/20(水) 21:00:01

   エレンとジャンの口調で話を進めます
   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
   
   
   
   
   エレン「一緒だろ」
   
   
   
   ジャン「一緒じゃねぇ」
   
   
   
   エレン「一緒だろ！」
   
   
   
   ジャン「一緒じゃねぇ！」
   
   
   
   エレン「一緒！！」
   
   
   
   ジャン「一緒じゃねぇ！！」
   
   
   
   二人とも、言い合いながら卓球台へ行く
   
   
   
   ラリー
   
   
   
   ジャン「っあ！」ｽﾏｯｼｭ
   
   
   
   エレン「っだ！」
   
   
   
   ジャン「おーっし！」
   
   
   
   エレン「だめだー。すっかりなまった」
   
   
   
   よろよろっと倒れ込むように座る
   
   
   
   ジャン「……エレン」
   
   
   
   エレン「ん？」
   
   
   
   ジャン「東京、楽しいか？」
   
   
   
   エレン「ああ。楽しくやってるぜ！」
   
   
   
   ジャン「おい！」
   
   
   
   エレン「え？」
   
   
   
   ジャン「そういうのやめろよ」
   
   
   
   エレン「いや、本当に。本当に楽しくやってるんだ。ありがとな。東京に出た俺を心配してくれて」
   
   
   
   ジャン「違ぇ。そういうことじゃなくてよ」
   
   
   
   エレン「え？」

5. 5 : Flugel der Freiheit : 2014/08/20(水) 21:03:26

   どういうことだよ

6. 6 : Flugel der Freiheit : 2014/08/20(水) 21:03:36

   期待してます!!

7. 7 : ヤヴァイ&リヴァイOb6zzroOXY : 2014/08/20(水) 23:33:53

   
   
   
   ジャン「だから、もっとこう。お前は、東京の暮らしに疲れてて、久しぶりに地元の友人に会って、昔の輝きとかを取り戻せよ」
   
   
   エレン「勝手に決めるなよ」
   
   
   
   ジャン「やなんだ！何か！負けたくねぇんだ！だって東京なんて楽しいに決まってんジャンッ↑↑店とか夜まであいてるしよお。
   こっちのセブンイレブンなんて本当にセブンオープンイレブンクローズなんだぜ。だから田舎のこっちとしてはさあ、
   都会人が忘れがちな人の温かさみたいなので太刀打ちしたいジャンッ↑↑」
   
   
   
   エレン「お前は正直なやつだなあw」
   
   
   
   ジャン「それそれそれ。正直さ？素直さ？な。田舎の人の？擦れてなさ？……いいからむこう向け」
   
   
   
   姿勢を正す
   
   
   
   ジャン「……エレン。東京、楽しいか？」
   
   
   
   エレン「ああ。楽しくやってるって」
   
   
   
   ジャン「だからよお。分かってんだ！そんなの！そりゃ楽しいさ。何でもあるしな！選べるしな！
   こっちだと“変わり者”あつかい受けるようなことでも東京だとなぜか“個性”とか言ってもらえるジャンッ↑↑
   だからこっちとしてはさあ“心の忘れ物は、ここにあります”みたいなので太刀打ちしたいジャンッ↑↑」
   
   
   
   エレン「お前、擦れきってるな」
   
   
   
   再び姿勢を正す
   
   
   
   ジャン「エレン。東京、楽しいか？」
   
   
   
   エレン「……ああ。まあ……それなりに」
   
   
   
   ジャン「w」ﾆﾔｰｯ
   
   
   
   
   
   

8. 8 : アンチ嫌い : 2019/07/18(木) 15:13:59

   何がしたかったの？

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