エレン「……駆逐してやる……」
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- 1 : 2014/08/04(月) 18:32:02 :
- エレン「その日、人類は思い出した。」
エレン「奴らに支配されていた恐怖を……」
エレン「そして、
エレン「奴らに永遠に人は蝕まれる……
エレン「屈辱を!」
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- 2 : 2014/08/04(月) 18:34:22 :
ミカサ「行ってらっしゃい、エレン。」
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- 3 : 2014/08/04(月) 18:44:24 :
- エレン「!」パチ
ミカサ「やっと起きた。」
エレン「ミカサ……」
ミカサ「?」
エレン「何か……お前……
「すごく髪が伸びてないか?」
ミカサ「フフ、そこまで寝惚けていたのね。」
ミカサ「それよりも、」
ミカサ「エレン……
「泣いてる……。」
エレン「え……」ツー
エレン「嘘……だろ?……」ツー
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- 4 : 2014/08/04(月) 18:53:04 :
- ミカサ「エレン、そろそろ立って。日が暮れる。」
エレン「わーかってるよ、そんな事。」
ミカサ「行こう。」
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- 5 : 2014/08/04(月) 18:53:52 :
- 期待!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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- 6 : 2014/08/13(水) 13:13:41 :
- 市場
エレン「しかし此処は人が多いな。」
ミカサ「そうね。」
ハンネス「お、エリェんじゃぁねぇか。」
エレン「……おい、酒臭いぞ。ハンネスさん。」
ミカサ「エレン!」
ハンネス「へっへっ、別に良いんだよ。」グビ
エレン「……酒は体に悪いぞ、兵士なのに肥太ってどうすんだよ。」
ハンネス「ベーつに良いんだよ!この壁が破られる事なんてねぇからな。」
エレン「だけど壁なんていつ破られるか分からないだろ?」
ハンネス「それはほんとぉか?」
エレン「……。」
ミカサ「?」キョトン
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- 7 : 2014/08/13(水) 13:20:57 :
- ハンネス「あのな、エレン、ミカサ。」
ハンネス「俺は壁の補習に行く時、たまーに巨人を見かけるんだ。」
ハンネス「だけど、いつも居るのは大きくても15m。」
ハンネス「この壁には全く届かないんだ。」
ハンネス「実際、この壁は何年も破られていない。」
ハンネス「皆、今の幸せを噛み締めているんだ。」
エレン「確かに今は壁の中で平和に暮らせている。……だけど、」
エレン「それは百年前の理屈だ。」
エレン「上層部のお偉い方はいつも予想していない。」
ミカサ(エレン……)
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- 8 : 2014/08/13(水) 13:57:56 :
- エレン「兵士なら皆知ってるよな。」
エレン「百年前まで人類は生態系の頂点だった。」
エレン「だがそれで人類は忘れたんだ。」
ハンネス「いつ何が起きるか分からないという事を……だろ?」
エレン「今は百年前と全く同じだ。」
エレン「皆が平和に酔いしれて、本来の事を忘れているている。」
ハンネス「だからってな、今の最大の巨「それが駄目なんだ!」
ミカサ「!?エレン!?」
ハンネス「お前……」
エレン「……こんなデカイ巨人が現れたなら、いつ壁より大きい巨人が出るかも分からない!そうやって何も考えずに、考えを怠るから、人が死ぬんだ!」
エレン「ハンネスさんだって、酒を飲んでも、餓鬼の喧嘩に巫山戯て混じっても、
エレン「それでも……、それでも……、
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- 9 : 2014/08/13(水) 13:58:35 :
-
エレン「ハンネスさんは、兵士だろ!?」
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- 10 : 2014/08/13(水) 14:03:03 :
- ミカサ「……エレン、貴方の言う事は正しい。だけど、失礼。」
ミカサ「謝って。」
エレン「ッ!」ギンッ
ミカサ「!?」ビクッ
ハンネス「こら、エレン。(こいつ……)」
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- 11 : 2014/08/14(木) 21:24:43 :
- エレン「さあ、帰るぞミカサ。」
ミカサ「あ、…うん。」
ハンネス(言いたい事だけ言いやがって......)
エレン「さっきはゴメンな、」
ミカサ「別に…いい」パァァ
エレン(台詞と表情が噛み合ってないな。)
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- 12 : 2014/08/14(木) 22:11:43 :
- ハンネス(ま、だからといって論破できないんだよな。)
ハンネス(俺は、そうだ、兵士だ。)
ハンネス(やる事をやろう。)
ハンネス(俺はこの街を護、盾だ。)
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- 13 : 2014/08/14(木) 22:15:11 :
- 期待!
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- 14 : 2014/08/16(土) 22:28:29 :
- エレン「着いたな。」
ミカサ「今日はいつもより遅かった。」
エレン「言うなよ、俺が泣いてた事。」
ミカサ「分かった。」
エレン「今日の夕飯はな~にっかな~」ギィ
カルラ「あらエレン、お帰りなさい。今日は遅かったわね。」
エレン「ちょっと寝ててな…」
カルラ「もう!風邪引くわよ?」
ミカサ「あとエレン…」
カルラ「?」
エレン「バカッ…」
ミカサ「泣いてた…」
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- 15 : 2014/08/16(土) 22:35:10 :
- カルラ「まあ!」
カルラ「あのエレンが泣くなんて珍しいわね。どうしたの?」
エレン「別に何でもないよ…」プルプル
エレン「あ、それより」コォォォォォ
エレン「明日は楽しみにしとけよ?」ニャ
ミカサ「」
カルラ「あらあら」
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- 16 : 2014/08/16(土) 22:38:54 :
- ミカサ(いらないこと言わなければ良かった)ガクガクブルブル
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- 17 : 2014/08/17(日) 09:13:08 :
- 翌日
エレン「…おはよう」
カルラ「おはよう」
グリシャ「おはよう」
ミカサ「エレンおはよう」
エレン「おはよう御座いますアッカーマンさん」ボソ
ミカサ「」ウリュ…
グリシャ「(スルースルー)エレン、今日は私の診療に付き合ってくれないか?」
エレン「ほんと!?」
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