ジャックハンマー「学園都市……か」
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- 1 : 2014/08/03(日) 20:14:21 :
- 範馬刃牙×とあるです。
需要があれば書きまする
(一応序盤は書き溜めアリ)
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- 2 : 2014/08/05(火) 20:14:30 :
彼は強さを求めていた
常識を逸した訓練と科学の力が彼を強くした
力と科学の結晶ともいえる彼だったが
いまだ彼は力に飢えてた
そんな彼を科学が求めた
そして彼は訪れた科学の最先端
「学園都市」に・・・・・
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「はぁはぁ・・・」
ウニ頭の少年は走っていた
彼の計算ではあと10分以内に着かなければ卵を入手することができない
だか、早めに見積もってもスーパーに到着するのにあと10分はかかる
しかし彼はあきらめない。いや、諦めてはならないのだ。
卵一つあれば料理の幅はぐっと広がり、彼のお財布事情により不足しがちなたんぱく質は補われる。
なんとしても卵を入手しなければならない!!
彼はその一心で走り続けた。
近い・・・
目当てのスーパーまであと少しと迫っていた
だが
そんな彼を阻むように信号は青から赤へと色を変えようとしていた
この信号で足止めを食らっては確実に間に合わない
「くっ・・!!!」
あとすこし!あとすこしなのだ!!
彼は走った。猛烈に走った。
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- 3 : 2014/08/05(火) 20:14:56 :
- 「ま、間に合うぞぉぉ!!」
歓喜の声を上げ信号を渡ろうとする少年
だが、
死角となっていた曲がり角から突如大男が現れた
彼はすさまじい勢いで激突し転がった
「うぅ・・・」
ゆっくりと起き上がり周囲を見渡す。
あぁ、、、信号が赤になってしまった・・・
と、ぶつかった大男が目に入る
上条「す、すいませんっ!!」
「スマン」
大男と少年は同時に謝った。
「大丈夫か?」
上条「えっ、、、、あっ、はい大丈夫です」
実をいうとまったく大丈夫ではなかった。
これで彼は一週間卵なしで暮らさなければならないのだ。
最悪だ・・・・
あの暴食シスターにも何を言われるか分かったものではない。
上条「はぁぁぁ・・・」
深いため息をついた。
「ム・・・けがをしているじゃないか」
上条「あ、いやいやこれくらい大丈夫です・・」
「イヤ、けがをさせてしまったのは私だ。詫びでもしなければ気がすまない」
上条「いえ、本当に大丈夫ですし・・今日はもう帰るので・・」
上条は非常に精神的にも肉体的にも疲労しきっていた。
とにかく帰ってベットに横たわりたい。
・・・まぁ、ベットは使えないのだったが・・・
「・・・ワカッタ、では後日ここに連絡するんだ」
と、少年に名刺を渡した
上条「ジャック・・ハンマーさん・・・ですか」
ジャック「ソウダ、必ず連絡してくれ」
上条「あ、、はい、、わかりました」
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