バキ「超能力者か・・・」
- Another × とある
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- 1 : 2015/04/30(木) 21:56:43 :
- 範馬刃牙×とある
とあるの知識はあやふやな部分があるので間違ってたら指摘お願いします。
時系列とか知らない
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- 2 : 2015/05/01(金) 07:46:54 :
- 「ふむ・・・」
窓の無いビルの中でその人物は考え事をしていた
悩み事の種は普段の彼からするならば別段思案する必要の無い他愛のないものなのだが、
このときばかりは頭を悩ませていた
「どうしたものか・・・」
さらに深い思考に入ろうとしたその時、彼の前に客人が現れた。
「ひさしぶりじゃのう統括理事長」
小柄な体格、年老いたしわがれた声、近代的なこの都市とは相容れない時代錯誤の和服姿。
そして着物に染められた葵の紋。
「徳川がわざわざ出向いて来るとは、珍しいこともあるものだな」
光成「明日は雪でも降るかもしれんのぉ」
と、冗談を言いながら笑うこの老人は徳川家十一代目当主徳川光成であった。
徳川家は過去の遺物のような存在で今では全く力を持っていないと世間では思われているようだが、その実全くの逆で
今の日本でもっとも影響力を持つものは徳川というのが裏世界の常識となっている。
また、そんな人物を相手に気さくに話せるこの人物もかなりの力を持っているようだが
そんな二人の間でしばらくの沈黙がおきる
暫く経った後、沈黙に耐えかねたように光成が口を開く
「のう、統括理事長。おぬし最近金回りが悪いようじゃのぉ」
痛いところを突かれた。毎度毎度嫌がらせのように急所を狙ってくる。ここ最近、学園都市内では様々な小さな(アレイスターにとっては)トラブル
やアクシデントが発生し、結果としてかなりの損害となっているのだ。おまけに世界的に不景気の波が押し寄せていて科学技術による収入も低迷している
アレイスター「否定はしないが、たいした問題ではない。」
光成「その割には随分と考え込んでたようじゃが」
アレイスタ-「金のこととは限らんだろう」
光成「ま、まさか学園都市の統括理事長たるスターちゃんがたかが金ごときで考え事などないかのう」
クソジジイめ、と心の中で悪態をつきながら強引に話題を転換する
アレイスター「早く本題にはいったらどうかな、わざわざこんな話をするために出向いてきたわけっではあるまい」
光成「あーせるなってェ、さて何から話そうかの・・・」
アレイスター「大方頼みごとということだろう」
光成「おお、あたっとるあたっとる」
アレイスター「ふむ・・・外の技術では到底実現不可能なこと・・・かね」
光成「いや~、スターちゃんは察しが良くて助かるのォ」
アレイスター「ふん、私にかかればこのていd」
光成「でのォ、ワシが頼みたいのはのォ」
光成が懐から一枚の写真を取り出し、アレイスターに見せる。
アレイスター「こいつが何なのかは、私は良く知らないが・・・」
光成「どういう頼みごとか・・・は、わかったじゃろう」
アレイスター「だが、この『頼みごと』には私にメリットがないな」
光成「まぁ、そういうと思うてな。トラックを3台連れてきた」
アレイスター「・・・お前そのばかげた資金力はいったいどうなっているのだか」
一般人がトラック3台といわれても何のことだかさっぱり解らないが、この場合どうやら金のことを示しているらしい。
世界的な不景気とは案外当てにならないのかもれない。
光成「案外素直な反応をみせるんじゃの」
アレイスター「そんなことはない」
光成「さて・・・ワシはやらねばならんことがあるんでの、そろそろ帰るかのォ」
アレイスター「ではな、光成」
光成「宜しく頼むぞ、スターちゃん」
小さな老人の後姿を見送るアレイスター。悩み事の種が消えて晴れ晴れとしたように見える。
あ、そうだそうだ。と老人が振り返る。
光成「学園都市は治安が悪いと聞いたからの、治安維持に協力してやろうと思うての。」
しばらくしたら何人か送るから歓迎するんじゃぞ、といたずらっぽい笑顔を見せながらそう言って光成は去っていった。
アレイスター「・・・・はぁ」
どうやら心配事がまた新しく出来てしまったらしい。
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- 3 : 2015/05/09(土) 20:46:52 :
- 「面白そうな話だね」
学校帰りと思われる少年が携帯電話を操作しながらながら東京の町を歩いていた
平凡そうに見えるこの少年。一見何の変哲もないただの少年が歩いてるだけの普通の光景だったが、周りからの彼に対する視線はすさまじかった。
当の本人もそんな状態には慣れているようで、特に気にしている様子はない。芸能人かなにかなのだろうか
「花山が・・・へぇ・・・」
「って言ったって、学校だってあるんだし・・・」
「・・・・ジっちゃん、それ本気で言ってんの・・・?」
どうやら携帯を操作していたのは電話に応答するためだったらしい。
「ジっちゃん」という相手から何かの話を持ちかけられたようだ
「・・・・・・ッッッッッ」
驚きの表情を浮かべながら少年は電話しながらまた携帯を操作する。
何か調べごとをするらしく画面にはインターネットの検索画面が表示されている。
そこに文字を入力しようとして、少年は人とぶつかった
不良「てめえどこに目ぇつけて歩いてんだァ!!」
怒鳴る不良に対し平凡そうな少年あぁごめんと軽く流す。
怒鳴った不良もまた、仲間と喋っていて前を見ていなかったのでこの場合一方的に少年が悪いとなることはないと思うのだが、
いかんせんぶつかった相手は不良なのでそういった常識は通じないらしい。
怒りが収まらない様子の不良を見て、少年はめんどくさそうに電話の相手にごめんちょっと切るわと言い不良のほうをを向いた。
さっきいまでの平和な雰囲気が一転
あたりに不穏な雰囲気が立ち込める。
事態を察した通行人は歩みを止め、事の成り行きを心配そうに見守っている。
中には携帯電話を握り締め、今にも警察に電話をかけそうな者もいる。
だが事態は意外な形で収束を向かえることとなった。
不良2「おい、お前やべえェよ!」
不良3「何やってんだてめぇ!」
不良「あ?」
不良2「誰に向かってモノ言ってんだッ」
不良「ただのガキにきまってんじゃねーか」
不良3「お前テレビ見てねぇのかよッ。こいつはよう・・・」
不良の仲間達が不良に小声で話しかけると、少年に怒鳴った不良の顔はみるみるうちに青くなっていった。
不良「スンマセンしたッッァ」
突然そう叫ぶと不良たちは一目散に駆け出し一瞬にして少年の視界から消え去って行った。
それを見て心配そうにしていた通行人たちはほっとした様子でまた歩き始めた
至極短時間のできごとであったため通報もされなかったようだ。
「・・・なんだかなァ~」
あきれた様子で不良たちがいた方向を眺め、ため息をつく。
普通ならば安堵のため息なのだろうが、様子を見る限りそうではないらしい。
「退屈だよなァ~」
そう言いながらまた大きくあくびをして平凡そうな地上最強の少年は町の中に消えていった
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烈「しかし、未だに信じることが出来ん」
克己「ふわぁ・・・何が?」
二人の大男が他愛のない会話をしながら街中を歩いていた。
片方が何かのコスプレなのか中国の民族衣装らしき服を着ていたため好奇の視線の的となっいる。
もちろん原因が衣装だけとは限らないが
烈「昨日徳川氏から聞かされた話のことだ」
克己「あ~~、アレね。」
烈「興味を持ったのは事実だが、話を聞く限り存在するかすら怪しいものだな」
克己「本当かどうかなんて、わからねェが・・・」
そこでまた欠伸をし、一旦会話が途切れる。
克己「そんなに気になるんなら行けばいいじゃないか、烈海王らしくもない」
『烈海王』と言う名前に通行人の何人かが反応し、2人のほうを向いたが彼らが気にする様子は無い。
彼らのうちの片方はどうやら有名な人物らしい
烈「行って無駄足・・・と、いうのもこまる。私とて決して暇なわけではないのだ。」
克己「それもそうか」
「あ、あのっすいません!」
突然見知らぬ人から声をかけられる
「ボクサー烈海王さんですよね?」
サインくださいっ!!
またか・・・とつぶやきながら中国拳法の達人は懐から筆を取り出し
もう一人の男は苦笑いしながら空を見上げ、新天地に想いを馳せた
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- 4 : 2017/06/26(月) 23:21:41 :
- ウンチ〜コング
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- 5 : 2018/06/16(土) 19:39:34 :
- 続きは………………なしっっっっっ!?
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