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ミカサ「料理を覚えたい」アニ「だからってアタシじゃなくても…」※学園もの?です
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- 1 : 2014/07/29(火) 20:41:02 :
- 三作目。誤字がないように頑張ります。104期が学生の設定です。
~本編~↓
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- 2 : 2014/07/29(火) 20:44:49 :
- 頑張ってください!私のssも見てくれませんか?てか、見なくていいですよ。(⌒▽⌒)
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- 3 : 2014/07/29(火) 20:48:22 :
- ミカサ「エレンにはいつもお世話になっている。ので、なにかプレゼントしたい。しかし……」
ミカサ「最近たくさん出かけた。のでお小遣いがピンチ。どうしよう…」
ミカサ「そうだ!誰かに料理を教えてもらおう。…誰に教わろう。」
私はとりあえず外に出た。とても暑く、天気が良かった。料理ぐらい一人で作れる?いいえ。私はカップラーメンも失敗するほど料理が大の苦手。でも、エレンに喜んでもらうため、誰かに聞くことにした。とりあえず携帯を見る。
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- 4 : 2014/07/29(火) 20:56:03 :
- ミカサ「誰がヒマか…。」
クラスの女子に一斉送信。…いや、恥ずかしい。私は、アニにメールを送った。
『今日、ヒマ?』
すぐに返信が来た。
『暇だけど、どうかしたの?』
暑い。メールを打つのが面倒なので、電話を掛けることにした。
アニ「どうかしたの?」
ミカサ「折り入って頼みがある。」
アニ「…なんだい?物騒な予感しかしないんだけど…」
ミカサ「家に入れてほしい。…じゃなくて、料理を教えてほしい。」
アニ「いいけど…どうして?」
ミカサ「料理を覚えたい」
アニ「だからってアタシじゃなくても…」
ミカサ「お願い」
アニ「ハァー。分かったよ。今すぐ来な。」
ミカサ「感謝」
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- 5 : 2014/07/29(火) 21:01:51 :
- ~アニ~
ミカサから電話がかかってきた。夏休みのこの暑い日に…。
何の用かと思ったら、料理を教えてほしいとの事だった。
アニ「どうしよう…」
料理は苦手じゃないけど…私は火が扱えない。はっきり言って恐い。小さいころに(傷も残らない程度の)火傷を負って以来、火が恐ろしくてならない。小学校のキャンプファイヤーなんて気絶するかと思うぐらい恐かった。そんなことを考えていたら
『ピンポーン』
ミカサが来た。
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- 6 : 2014/07/29(火) 21:14:18 :
- アニ「いらっしゃ…何その荷物!」
ミカサは大量の調理道具を背負ってきた。フラフラですぐ倒れそうに見えた。
ミカサ「料理を教えてもらうのに、調理道具まで拝借できない。ので、家から持ってきた。」
アニ「フラフラじゃないか!早く入んな!」
私は急いでミカサを中に入れた。
ミカサ「涼しい…。」
ミカサは部屋に入った途端、背負っていた調理道具を私のベッドに投げ出して床に寝そべった。親友だからって、ベッドの扱いがひどいような気もするが気にしないでおこう。
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- 7 : 2014/07/29(火) 21:34:09 :
- 数十分後・・・・・・
~ミカサ~
アニ「ほら、起きな。」
アニ…あれ…私は何しに来たんだっけ…?
アニ「料理覚えるんじゃないの?」
ガバッと起きる。忘れてた。不覚…
アニ「今、不覚…とか思ってたんじゃないでしょうね。」
ミカサ≪ギクッ
アニ「やっぱり…で、何作る予定なの?」
ミカサ「エレンの好物を…」
アニ「あ~そうゆうこと」ニヤニヤ
ミカサ「んなっ」
アニ「どうして」
ミカサ「エレンにはいつも世話になってる。お母さんが病気で入院した時も…お父さんが麻薬やって捕まった時も…」
私のお母さんはもともと体が悪く、入退院を繰り返していた。
お父さんは、そんなこんなで私を育ててくれたけど、麻薬に手を出して現在も服役中。
私は古くから家族ぐるみの付き合いのあったイェーガー家に引き取られた。
アニ「何か…ごめん…」
アニ(でも、実際に世話になったのはエレンじゃなくって、エレンの両親なのでは?)
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- 8 : 2014/07/29(火) 21:35:43 :
- 今日はもう寝ます。おやすみなさい。
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- 9 : 2014/07/30(水) 11:43:46 :
- おはようございます。こんにちは。続きです。
↓
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- 10 : 2014/07/30(水) 12:02:32 :
- ミカサ「とにかく、チーズハンバーグのつくり方を覚えたい。」
アニ「クック●ッドで調べよう。」(パソコン
ミカサ「うん」
数分後・・・・・・
アニ「これか。」
ミカサ「これ」
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- 11 : 2014/07/30(水) 12:20:38 :
- アニが調べてくれたのはデミグラス・チーズハンバーグだった。
アニ「材料は、合いびき肉に玉ねぎ、卵、食パン、牛乳…」
ミカサ「待って、メモする」カキカキ
アニ「作り方は…玉ねぎをみじん切りにして弱火でゆっくり炒める…って、実践した方がいいね」
ミカサ「いいの?」
アニ「…あんたの料理オンチは周知の事実だからね。」
ミカサ「ありがとう。で、材料はどうするの?私、お金がもう……」
アニ「…同じく。家の中である材料で何とかなるかな。」
ミカサ「玉ねぎや合いびき肉はあっても、ナツメグはないのでは?」
アニ「いや、1週間前にハンバーグ作った時の余りが…あった!」
ミカサ「あった?」
アニ「うん。作ろう」
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- 12 : 2014/07/30(水) 12:25:30 :
- こっから先はクック●ッドから引用します。
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- 13 : 2014/07/30(水) 12:40:32 :
- レシピ1.みじん切りにした玉ねぎが黄金色になるまで炒めるまでゆっくり炒める。
2.パン粉用意
3.炒めた玉ねぎ、合いびき肉、溶き卵、パン粉、牛乳、香辛料をボウルに入れてよくこねる。
4・とろけるチーズを横に一回、縦に六回ぐらい切って準備。
5.ハンバーグのたねは半分にしてチーズが出ないようにしていれる。
6.フライパンで強火。焼き色が付いたらシメジ、デミグラスソースを入れる。
7.くつくついったら弱火で蓋をし、10分程度煮込む。最後にお好みでバターを入れて完成!
みんなもやってみては?
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- 14 : 2014/07/30(水) 12:43:25 :
- アニ「火を使うのか…」
ミカサ「私はこれを機に料理になれようと思う。アニもこれを機に火になれよう。」
アニ「ミカサ…」
ミカサ「アニ…みじん切りって何?」
アニ「そこからー」
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- 15 : 2014/07/30(水) 13:11:34 :
- アニ「…これ」スッ(画像)
ミカサ「カルラおばさんがこんなのやって指切ってた。」
アニ「それあんたが話かけたからじゃないの?」
ミカサ「……」
アニ「ハアーよく見てて」トントントントン
ミカサ「おおう」
アニ「…次あんたがやるんだよ」
ミカサ「頑張る」(包丁逆手
アニ「まてい」
ミカサ「何?」
アニ「あんたの持ち方絶対違うでしょ。アタシの持ち方見た?ちゃんと見よ。それ玉ねぎとは違うの切っちまうよ」
ミカサ「そう…」
アニ(それを素でできるこいつはすごいよ…エレンもよく生活できるヤレヤレ)
ミカサ「できた」
アニ「早っ。てゆうかつぶれてる…」
ミカサ「ウウ…」涙目
アニ「まあ炒めればみんなおんなじだから気にすることはないさ。」
ミカサ「気休めにはなった」
アニ「そいつはどうも」
それからミカサと全行程を行い無事できた。私の火嫌いも少しは解消された(のか?)まあ、ミカサは初心者だから形は結構崩れたけど…気にしないでおこう。
ミカサ「いただきます」
アニ「いただきま…ってなんであたしのを食べるの」
ミカサ「自分のはきっとまずい。のでまず基準値を少しもらう」モグモグ
アニ「でお味は?」
ミカサ「さすがアニ。やっぱり私のは食べられない。」
アニ「じゃあアタシももらうよ。」パクッ
ミカサ「あああああああああ」
ミカサが叫ぶ。
アニ「うるさい。それにおいしいよ。」
ミカサ…何きょとんとしてるの?ミカサの作ったハンバーグは普通においしかった。
ミカサ「……意外においしい」
ほら言った。ミカサはウルウルしながら食べている。どうやらはじめて成功した料理みたいだ。
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- 16 : 2014/07/30(水) 13:27:46 :
- アニのチーハンを食べて絶望した。ああ。私には無理だと、直感した。アニが私のチーハンを食べた時の感想が怖かった。けど、
アニ「うるさい。それにおいしいよ。」
嘘…?おいしい?私はきょとんとして自分の作った料理らしきものを見る。ためしに食べる。
ミカサ「……意外においしい」
涙が出てきた。悲しくもないのに、嬉しいのに…多分、私は初めて成功した料理を食べて泣いた。
アニ「………ほら、泣き止む。」
アニはお姉ちゃんみたいな包容力があって優しいくて少し厳しい。アニの前では少し甘えてみたい欲求もまあ少しあることは否定できない。アニは学校でも生徒会に入っていてしっかりとした面もある。でもアニの好きな人は…
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- 17 : 2014/07/30(水) 13:36:00 :
- アニ「ミカサ!」
ミカサ「なに?」
アニ「もう六時過ぎてるけどいいの?」
そろそろ帰らなければ…そういえばアニにもお世話になっている。そうだ!
ミカサ「アニ、来週また来ていい?」
アニ「いいけど…」
ミカサ「エレンとアルミンを連れて来週来る。」
アニ≪カアア
アニ「ミカサ!!」
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- 18 : 2014/07/30(水) 13:50:58 :
- ミカサ「じゃあね」
私はカラカラ笑って逃げるようにアニの家を出た。夕日が眩しいけど暑い。
ミカサ「ただいま」
エレン「お帰り!ミカサ。聞いてくれよ、アルミンがさー」
帰るなりエレンの一日の報告が始まった。どうやらアルミンとプールに出かけたらしい。
ミカサ「エレン。」
エレン「なんだ?」
ミカサ「来週アルミンと一緒にアニの家に来てくれる?」
エレン「いいけどなんで?」
ミカサ「秘密」
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- 19 : 2014/07/30(水) 14:20:39 :
- ~一週間後~
エレン「ミカサのやつ、絶対なんか隠してるな」
アルミン「まあまあ、何か心配なのかい?」
僕はさりげなさげに幼馴染を見る。はじめてミカサに会ったとき、怖い人だな、と思った。でも案外人見知りがひどいただの優しい女の子だったな。
エレン「まあな」
アルミン「ついたよ」
チャイムを押そうとする。いい匂いだ。
アルミン「ミカサが呼んだ理由ってもしかして…」
エレン「何作ってんだろ。」
『ピンポーン』
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- 20 : 2014/07/30(水) 14:44:28 :
- ごめんなさい。今日はここまでにしておきます。
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- 21 : 2014/07/31(木) 11:37:42 :
- こんにちは。書きます。
↓
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- 22 : 2014/07/31(木) 11:55:16 :
- アニ「ほら。来たよ」
ミカサ「うう…自信がない」
アニ「あんたなりに頑張ったんでしょ」
ミカサ「大丈夫かな」
アニ「大丈夫。」
『ガチャ』
アニ「いらっしゃい」
エレン「じゃまするぞー」
アルミン「おじゃましまーす」
ミカサ「いらっしゃい」
エレン「ミカサ。なに隠してんだよ」
アルミン「そうケンカ腰にならなくても…」
アニ「そうだよ。せっかくミカサがあんたの為に料理作ってたってのに」
ミカサ「アニ!」
エレン「……そうだったのか?」
ミカサ≪コクン
エレン「…悪かった…」
ミカサ「構わない。そもそも話さなかった私も悪い」
アルミン「…で何を作ったの?」(でなんで僕も呼ばれたの?)
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- 23 : 2014/07/31(木) 12:00:50 :
- アニ「ああ、見てのお楽しみさ」
ミカサ「しかしアニ…」
アニ「大丈夫だっての」
アニとミカサが持ってきたのはデミグラスソースのかかったハンバーグだった。
エレン「スゲェ。料理オンチのお前が作ったのか!」
ミカサ「頑張った」
アルミン「ボクのは?」
アニ「アタシが作った」≪プイッ
アルミン「ありがとう」≪ニコッ
アニ「べべべ別に」
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- 24 : 2014/07/31(木) 12:07:03 :
- アルミン「?」
ミカサ「とにかく食べてみて」
エレン「ああ。いただきまーす」パク
アルミン「いただきます」パク
ミカサ≪ドキドキ
アニ「どうだい。ミカサの作ったチーハンは」
エレン「え?これチーハンだったのか。ホントだ中にチーズ入ってる!うまい!」
ア二「中一にもなってガキかっての」
アルミン「おいしい」
アニ「ちょっと外出てくる」
アルミン「?」
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- 25 : 2014/07/31(木) 12:12:40 :
- ミカサ「よかった」ハァー
エレン「でも突然どうしたんだ?」
ミカサ「夏休みになって、そろそろお父さんが出所する。時間がある間に恩返しがしたかった。」
エレン「ミカサ……」
エレン「ありがとうな」
ミカサ「うん。いつかお母さんにも作れるようになりたい。」
エレン「そうだな…」
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- 26 : 2014/07/31(木) 12:35:02 :
- ~夕方~
アニが微熱(?)をだしたので私たちは早くに退散した。後片付けで熱をあげたくないと私も半分追い出されるかたちで家を出た。
ミカサ「今日はありがとう」
エレン「こっちこそ」
アルミンは図書館に用があるようで私達とは別方向へ行ってしまった。
ミカサ「エレン…」
ミカサ(大好き)
~fin~
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- 27 : 2014/07/31(木) 12:37:10 :
- あとがき
三作目、無事おわりました。学園もの?は初めてで結末迷いました。
有り難う御座いました。
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- 28 : 2014/08/30(土) 01:04:13 :
- 素晴らしいです(((o(*゚▽゚*)o)))
ほのぼのできました♪
お疲れ様です!
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- 29 : 2014/09/08(月) 17:40:16 :
- ああ、なんか久しぶりに覗いてみたらコメあった~。有り難うございます。
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