この作品は執筆を終了しています。
◆サシャとファミレス~第一弾!食べ放題万歳!~◆
-
- 1 : 2014/07/28(月) 19:09:43 :
- はい、お久しぶりです。
未だ収集の着け方が思い浮かびすぎて
どうするべきかと頭を抱えている
(4通りくらいの終わらせ方が浮かんで
しまい、取りあえず今その4通り全部
試験的に書いてみてるんですがどうも
一筋縄ではいかなく・・)
過去作をおいておいて、またもや
忘れないうちに書いておきたい・・
なものを思いついてしまったため、
こうして書き始めた次第にあります。
これまで一度もやった事のなかった、
所謂“現パロ”というものに該当します。
今までやらなかったのは自分に向きでは
ないと思っていた・・訳でもありますが
単純に現パロ、というその言葉の
意味すら知らなかったためです。
注意事項前でなんなのですが、この話の
お題、そもそも私発のアイデアでは
ありません。とあるユーザー様の
PR文の中に記載されていた、
“サシャとファミレスいって
みたいですよね・・・”
という一文を目にした時。・・うん、
行ってみたいね!と思うのと同時に
強烈なシンパシーを感じた為に
書いてみようと思い立ったもので
あります。その方がどこかコミュニティ
に属していれば何かしら意思の疎通を
行って、重複にならないかどうか
きちんと許可頂きたかったのですが、
どうやらそれも難しそうでして、
作品内で雑談というのも気が引けました
ので、こうして書き始めてしまおう、
と踏み切った次第です。
では長い前置きはここまでに、以下
注意点です。(また長い・・!)
・現パロ(・・で、いいんですよね)です
色々とキャラクターのイメージを
ぶち壊しにしてしまう危険性を伴います
・終始おふざけムードをモットーに
してゆきますので、真面目な話は
きっとないとおもいます。
・メタなネタをふんだんに使用します。
・一部キャラ、特にエレンの発言には
酷いくらいのパロディが散見される
恐れがあります。
・ネタバレネタは・・原作全巻既読、
及び場合によってはスピンオフ作品
~悔いなき選択~ネタも使用する
可能性ありです。
ギャグのオマージュ程度となると、
さりげなく現行の連載レベルの
ネタも入っているかもしれません。
・店舗情報および各キャラの考察は
あくまで個人的な物であり、
決して実在する“似たような”
店舗の批評や風評を煽ろうと
するものでは有りません。
・一応性描写無し、のカテゴリですが
直球は避ける程度でそういった
ネタをまじえる可能性はあります。
・多分またあくびが出る程長いです
-
- 2 : 2014/07/28(月) 19:11:49 :
・
・
・
・
サシャ「・・・はい!今回はですね、
現パロという事で・・
私達なんと肉の食べ放題と
やらに招待されてしまいました!」
イヤッホホーーイ!!!
アルミン「・・君、現パロって意味実は
理解してないだろ?・・
書いてる人も良く分かってない
みたいだったし。」(溜息)
サシャ「それよりもなによりも!
肉!肉ですよ!それも食べ放題
なんですよ!?そんな細かい事
今はどうだっていいじゃ
ないですか!!!」ヤッターー!!!
アルミン「まあ・・サシャにとっては
それが一番大きいんだろうね。
僕にしてみても・・まあ、
楽しみではあるよ。肉の
食べ放題なんていうのも
勿論初めてだけど・・食べ方が
また独特らしいから。」
サシャ「そうなんですよね!!
なんでしたっけ・・やき・・
やく・・?」
アルミン「焼肉、だよ。読んで字の如し
だけどね。鉢に燃えた木炭を
詰めて、その上に乗せた網の
上で肉の切り身を焼きながら
食べるんだって。」
-
- 3 : 2014/07/28(月) 19:12:49 :
- サシャ「ほほう!焼いた傍から食べ、
また焼いては食べ・・と・・
焼きたてがそのまま味わえる
まさに夢の調理法ですね」
アルミン「串に刺して焚火なんかで
するバーベキューとはまた
違って、何でも東洋の島国
発祥の調理法らしいよ。
というか現パロだから今、
僕達がいるここがそうだって
話だけど」
サシャ「東洋と言えばミカサですね!」
トーヨージン!
アルミン「うん。というか案内人として
今回はミカサにも同席して
もらう事になってるんだ。
これから行く店にも詳しい
みたいだし、焼肉についても
多少は分かるみたいだから。」
サシャ「・・という事は」
アルミン「キミでも分かるよね、うん。
エレンも強制参加だよ。
でも珍しくミカサの強制
招集だっていうのに楽しみ
な感じだったな。エレンも
肉の食べ放題には流石に
期待してるみたいだ」
サシャ「・・して、ここがそのお肉を
どれだけ食べてもいいという
夢のようなお店ですか!?」
クロイタテモノ!
アルミン「そうなるね。・・・、
当然それなりのお代は支払う
事になるけど。まあ、
今回の経費は落ちるから
僕達が気にする事はないん
だけどね。」
サシャ「お金の事にはさっぱりですけど
・・それってどれくらいです?
いくらでも食べていいと言われる
って事は・・当然額も大きそう
ですし・・」
-
- 4 : 2014/07/28(月) 19:14:53 :
アルミン「例えるのが難しいけど・・
そうだな・・僕達は年齢の
関係から言って無理だけど、
そのメニューにお酒の飲み放題
までつけると、あと少し出せば
進撃の巨人DVDの各初回限定版
が買えるくらいになる・・
んじゃないかな」フム・・
サシャ「本当に難しいたとえですね。」
ステマデスカ?
アルミン「それはそうと二人とも
遅いなぁ・・週末だし、
もう開店して一時間だよ。
早くしないとテーブル席
埋まっちゃうよ」ソワソワ
サシャ「そんなに好評なのですか?
ヤキニクって。」
アルミン「店に行った事こそないけれど、
ミカサの母国、つまり
一応この世界という事に
なるけれど、ここでは景気が
良い事があったり休みを
目前に控えた週末なんかは
息抜きを兼ねて焼肉、っていう
風潮が結構強いみたいなんだ」
サシャ「素敵な風潮ですね」ジュルリ・・
アルミン「・・というかさっきから
どんどん2~4人連れが
入っていくから・・
店の面積的にもそろそろ
入らないと・・」
サシャ「それもそうと・・これは
・・お店の名前ですよね。
ええと」
アルミン「何て読める?」
サシャ「~~・・うしづの!」
ドヤッ
アルミン「別に店名を伏せる必用も
無いと思うけど・・
まあいいか。」
-
- 5 : 2014/07/28(月) 19:15:53 :
~10分後~
ミカサ「・・・すまない、
待たせてしまった。ちゃんと
お腹は空かせてきた?二人共」
(マフラー無し)
エレン「サシャは聞くまでもないだろ。
あるとすりゃアルミンだけだ」
ハラヘッタゼ
アルミン「コンディションは良好だよ。
訓練の後から何も食べてない
からもうヘトヘトさ」グゥ
サシャ「もー、遅いです!お店のお肉が
無くなってしまったら一体
どうするんですか!」
ミカサ「大丈夫だ。それはない。」
キッパリ
アルミン「お肉はともかく席が心配だ。
早いところ入ってしまおう?」
ミカサ「それも、問題、無い。」
-
- 6 : 2014/07/28(月) 19:16:52 :
―入店―
カランコロン
\オキャクサマゴライテン~/
\ッパン!/ <ラッシャッセー♪
サシャ「っ!!?」ビクッ
アルミン「w」
ミカサ「あの・・5名で予約の・・」
店員「あ、ア●パンマンさんですね?(朗)」
全「・・・・」
エレン「どうせ電話口でボソボソ
言ったんだろ・・(苦笑)
って・・あれ」
店員[ぺとら☆]「ん?」
(黒シャツ黒頭巾)
エレン「こ、ここでバイトしてるん
ですか!?ペトラさん!!」
アルミン「(似合ってるなぁ)」
ぺとら☆「ま、まあ一応ね。店員
としてでも出させて貰えないと
・・色々とね。あ、私だけじゃ
ないのよ!?ほら、あっ・・」
店員[???]「っ;」ササッ
ぺとら☆「うん・・、まあ後で網交換
の時にでも無理やり行かすから
期待して待ってて。」
エレン「は・・、はぁ(この人がいる
って事は・・奥にはまず
間違いなく・・)」
-
- 7 : 2014/07/28(月) 19:19:45 :
ぺとら☆「ささ、予約なんだから、ほら
座って座って!って、
お客様だったwこちらの
お席へどうぞー☆」
サシャ「ひゃっほー!」
―テーブル席―
エレン「おい、アルミン、タレ
とってくれ。」
アルミン「はい、レモンは?」
エレン「いらね」
ミカサ「エレン・・、ビタミンも
取って。」
エレン「おいミカサ・・知らねえのか?
レモンってそんなにビタミン
入ってねえらしいぜ?しかも
そこの瓶に入ってるのは
濃縮還元の奴かもしれないだろ?
あてにできないね」ケッ
アルミン「妙に詳しいね・・エレン。」
フシゼンナクライニ
ミカサ「私が勧めるたびにそれを
うまくかわそうと知恵を
つけはじめている。だが
所詮は付け焼刃の知識。」
エレン「言ってろ。俺にそんなに
ビタミンCを摂らせたいなら
レモンより含有率の高い
カムカムでも持ってくるんだな」
ハハ
ミカサ「ではカムカムジュースを
自費負担で一杯。」ビッ
エレン「あ、あるのかよ!くそ!!」
スッパイノヤダヨ!
ぺとら☆「はぁい、カムカムジュース一つ
~・・他の方は飲み物は?」
サシャ「わ、私オレンジジュースで!」
ハイ、ハイ!
アルミン「あ、あの、それはそうと」
ア、ボクウーロンチャ。
ミカサ「?」
アルミン「ここ・・四人掛けのテーブル
だよね・・?さっきも
予約で人数言ってたけど・・
なんでお冷が5個あるの?」
全「・・・・・・」
-
- 8 : 2014/07/28(月) 19:28:15 :
-
カランコロン♪
ッパン! \ラッシャセ~/
???「ぅおっ・・」ビクッ
エレン「あ・・・」
ハンジ「いやぁ~、ごめんごめん!!
待った?あ、もう飲み物
とってるの!?、ペトラ、
私の分追加でアルコールの
飲み放題つけてよ!他の分は
全員ソフトドリンクの
飲み放題でよろしくね!」
デ、アソヒスーパードライ!
エレン「ハンジさん!?」ガタッ
ハンジ「やあエレン!!会いたかったぞ
~~♥︎!!!」ガシィ
エレン「わっ、ちょっと苦しいですって」
(赤)
ハンジ「話の本筋は私と君の路線だ
った筈なのにさー!最近
全然出番が無くて正直退屈で
仕方なかったんだよね~」
ギリギリギリ
エレン「そ、そうですか、うん、
それもそうですね///」
イ・・イキガ・・
アルミン「えと・・、何でまた分隊長が
・・え?!っていうか席は
どうするの?!」
ヨニンガケダヨ!?
ハンジ「あ、適当にこのお子様用の
椅子でも使うからイイって♪」
ガタガタ
ミカサ「・・ゴホン。今日の主催者。」
ススッ
-
- 9 : 2014/07/28(月) 19:28:45 :
全「!」
ハンジ「(ニッコニコ)」
エレン「え、ハンジさん主催だったん
ですか!?ってことはまさか
払いの方も・・・!?」
ハンジ「いいっていいって、どうせ
君等よりいい稼ぎとは言っても
他に使い道なんてないしね。
遠慮なく食べまくっちゃって!
なんたって食べ放題だ!!」
サシャ「かっ・・神・・・・!!」
(とりあえず拝む)
アルミン「(・・しかし・・・)」
エレン「(・・ああ・・・)」
アルミン「(似たような髪型が
ミカサ 2人居ると流石に
エレン キャラが被る・・)」
-
- 10 : 2014/07/28(月) 19:30:09 :
~現在公開可能な情報~
エレン・イェーガー
猪突猛進タイプ
拘る必要のない固定概念に囚われる
タイプ。食べ放題の経験が浅い
若年者によく見られるタイプで、
一言で言って何かに固執するあまり
最も後々後悔するタイプ。
アルミン・アルレルト
冷静沈着タイプ
時間制食べ放題という脅迫観念に
揺さぶられず、とにかく自身の気になる
品目を淡々と数量も調整しながら
選ぶタイプ。結果的には体調面、
精神衛生面でも失敗しないタイプ。
サシャ・ブラウス
猪突猛進タイプ(特異個体)
身体のつくりの関係で通常の満腹感の
概念が当て嵌まらないためうまく
言葉では表しづらいタイプ。選ぶ
メニューによっては常連になると
店員にマークされる危険人物予備軍。
場合によっては出禁もあり。
ミカサ・アッカーマン
総合重視タイプ
肉料理の食べ放題であろうと必ず
定期的に濃色野菜を投下してくる
タイプ。あくまでも食後の
コンディションと食べ進みの
補助となる品目を推す傾向が強い。
いわゆる健康オタクという訳では
ない模様。
ハンジ・ゾエ
猪突猛進タイプ(奇行種)
食事形態そのものに特筆すべき
点はないものの、普通に食事を初めて
普通に終わる事がまずない。
同席者がいた場合にはあらゆる意味で
神経をとがらせる必要がある危険人物。
-
- 11 : 2014/07/28(月) 20:10:45 :
―ドリンク到着―
サシャ「それはそうと・・」
チューチュー
ミカサ「?」
サシャ「アルミンの話では肉を焼く鉢が
あるという話でしたのに、
それは一体どこにあるのです?
テーブルには何か吸い込む
音がする穴があるだけで・・」
オゥ・・?
エレン「バカ。他の卓を見ろよ。」
サシャ「ふむ?」
店員[???]「し、七輪通りますので
お気を付け下さい・・//」
ガコッ
エレン「な。後から持ってくんだよ。
ここで火なんか着けてたら
時間かかって仕方ねえだろ
・・・・ん?」
店員[りこ☆]「・・・///;」
(黒シャツ黒頭巾)
アルミン「(可愛いけど・・似合って
ないなぁ・・w;)」
-
- 12 : 2014/07/28(月) 20:11:23 :
ハンジ「ッブはっ!!リコあんた
似合ってねーーッ!!」
ブヒャヒャヒャ
エレン「(一切の躊躇なく言った;)」
りこ☆「う、うるさいっ!自分でも
気にしてるのに!」
カァァァ///#
ハンジ「お、きゃ、く、さ、ま。」
チッチッ
りこ☆「ぐっ・・!(だから嫌だったんだ!)
あっ・・網の交換時はいつでも
お、お声がけ下さいませ!#
こちら火消し用ですので!」
タンッ! テキパキ
ハンジ「ありゃ、いっちったw」
ビールオカワリシタカッタノニ
エレン「ってうわ、もう飲んだんですか!
早すぎですよハンジさん!!」
ハンジ「エレンも飲む??」
ウヘヘ
エレン「オレ達は15ですからどっちに
しても飲めませんよ!!」
-
- 13 : 2014/07/28(月) 20:12:42 :
ハンジ「おや!そうだったのか・・
あれ?全員15?そういや
確認せず飲み放題頼んじゃった
けど・・」
ミカサ「この場で16歳はサシャだけ
・・・」
アルミン&エレン「え!!!???」
ビクッ
サシャ「ふむ?」
チューー・・ガラガラガラ
アルミン「サシャって年上だったんだ
・・・・」
エレン「(この頭でか・・・!)」
サシャ「む、なんかすっごく失礼な事
考えてますね」
ア、パインジュースオカワリデ
ハンジ「・・ま、でも一応こっちの法律で
考えた方がいいかもね。
色々面倒そうだし。」グビグビ
-
- 14 : 2014/07/28(月) 20:14:01 :
- ぺとら☆「お待たせしましたー」
テキパキ
―先付け到着―
サシャ「・・・これは?まだ何も
頼んでませんけど・・」
ミカサ「説明は後。ここからもう注文
できる・・ので、各自
この紙に書いてまとめて出して。
・・ただサシャ。」
サシャ「!!?はひ!?なんです?」
ジュルリ カキカキ
ミカサ「10枚とか一度に頼むのは
無理だから。せいぜい一種類
1枚か2枚で書いて。」
サシャ「えー!だって食べ放題じゃ
無いんですか?!」
カキナオシデスカ!?
エレン「だからだろ。どうせ食べ放題
なんだし、頼みたいと思ったのを
その都度頼めばいいんだよ。」
コレト・コレ・・
アルミン「い、いくら君でもその頼み方
だと、1回注文したらもう多分
入らなくなるよ^^;」
-
- 15 : 2014/07/28(月) 20:17:14 :
―第一回・注文完了―
サシャ「・・で、これは
何なんですミカサ?」
ミカサ「これは・・先付け。頼まないでも
出てくる分。先にこれを完食
する必要がある。」
エレン「これっぽっち楽勝だろ」
アルミン「それはそうかもだけど・・
やっぱり何か少しだけ
釈然としないところもある
なぁ・・」タノンデナイノニ
ミカサ「エレン、食べやすいように
炙ったからキャベツをまず
食べて。」カチャカチャ
エレン「おい・・なんでオレの
飯の上にだけそんなに
乗っける・・?これじゃまるで
キャベツ丼じゃねえか!!」
サシャ「いっただきまーー!!」
パク
サシャ「・・・・」モグモグ・・
アルミン「あれ・・、サシャ、
気のせいかな、なんかミカサが
炙ったキャベツ以外まだ網の
上に何も載せてなかった
ような・・・」
サシャ「んまぁああああい!!
・・・あ、焼くの忘れてました」
フォォオオオ!!?
-
- 16 : 2014/07/28(月) 22:30:21 :
アルミン「ええええ!!?お腹壊すよ
サシャ!!?」
サシャ「大丈夫、大丈夫ですよ。
この味は牛さんですから・・
鮮度さえ宜しければ・・」
ミカサ「何かあってからでは遅い。
きちんと焼くように。」ズン
サシャ「あ、は、はい・・」
スミマセン;
サシャ「それはそうとこの牛さん、
メチャウマですね!!!
こんな肉が今から
食べ放題なんですか?!」
コンドハヤキマス
ジュゥゥウウ
ミカサ「・・・・あ」
エレン「・・・・どうした?」
ミカサ「サシャ・・それは先付限定の
和牛・・・」
ハンジ「えっと・・つまり・・?」
ミカサ「食べ放題に含まれない、
所謂・・販売戦略・・・」
サシャ「?」パク
-
- 17 : 2014/07/28(月) 22:32:51 :
エレン「お、おい!!!もうこれしか
残ってねえじゃねえか!!」
ヒィ、フゥ、ミィ
アルミン「ま、まあいいじゃない。
この豚肉?も結構おいしいよ」
ハンジ「おふぉ、ホントだ!エレン、
食ってみなよ!イケるぞこれ!」
モグモグ
エレン「豚と牛じゃ牛の方がいいじゃ
無いですか!!オレは折角の
食べ放題なら牛オンリーで
いきますよ!?」
ハンジ「あー・・そういうタイプか。」
ミカサ「なら、これなんておススメ・・」
エレン「・・・なんだよこの
うっっすいの・・」
ミカサ「牛タン・・牛の、舌。」
エレン「ペラペラじゃねえか!!
食った気しねえよこんなの!」
アルミン「いや・・でもこれ凄く
美味しいよ。それに・・」
サシャ「火の通りも早いからすぐ
食べられますね!ベロは
牛さんの身体の中でも特によく
動いてる部分ですからしまりも
申し分ないです!」
ミカサ「これは最後まで頼んでいって
損しない・・お腹にも
あまり溜まらないから」
エレン「ムぐ・・ま、まあ美味いのは
美味いけどよ・・でもやっぱり
もっとちゃんと肉がいいだろ
・・そろそろさっきの注文が
・・・」
-
- 18 : 2014/07/28(月) 22:33:47 :
―第一波到着―
※エレン分※
王様ハラミ×2
(塩バター)
ロース×1
ハラミ×1
※アルミン分※
豚ホルモン×1
レバー×1
厚切りベーコン×1
ニンニクホイル焼き×1
※サシャ分※
王様ハラミ×2
(塩バター)
王様ハラミ×2
(味噌)
カルビ×2
ハッシュドポテト×1
※ハンジ分※
ジューシーソーセージ×2
殻つきホタテ×2
アオリイカ×1
上ミノ×1
※ミカサ分※
サンチュ×10枚
エリンギ×2
やみつき塩キャベツ×1
ネギ塩冷奴×1
ししとう×2
-
- 19 : 2014/07/28(月) 22:36:19 :
アルミン「これだけの数・・実際なら
四人掛けのテーブルには
一度には乗らないんだけど
・・流石に圧巻だね・・
(この半分でもキツいんじゃ)」
サシャ「い、生きててよかった!!」
イタタダキマース!!!
エレン「おい・・ミカサお前・・・!
肉なんて一個も頼んでねえじゃ
ねえか!!まさかお前無口キャラ
にあやかって“肉嫌いだから”
とか言い出す気じゃねえだろうな
!!」
アルミン「^^;」
ミカサ「そんなつもりはない。私の
特技は肉を削ぎ落とすこと・・
そのキャラまで失っては
元も子もない・・・」
エレン「じゃあなんだよ!その注文は!
ししとうとかそもそもメニューに
あんのがオドロキだ!!!」
ミカサ「だって・・エレンはどうせ肉しか
注文しないでしょう・・?」
ズズズズ
エレン「ちょっ・・おい・・待て・・
まさか・・・・」
-
- 20 : 2014/07/28(月) 22:39:04 :
ミカサ「・・エレン。色の濃い
ししとうがあなたに食べられる
為に今正に紅蓮の業火にその身を
晒している・・好き嫌いは・・
認めない・・・ししとうの
犠牲を・・もし無駄にしようと
いうのなら・・!」ゴゴゴゴ
エレン「いやぁだぁぁぁ!!!!」
イヤァァァアア!!!!(;ω;)ブワッ
ハンジ「まあまあ、ししとうくらい
良いじゃない。それくらいなら
お腹に溜まらないでしょ?」
ミケルナミケルナw
エレン「あのサンチュやキャベツが
目に入らないんですか!?
きっと全部オレに食わせる為に
注文した分ですよ!!?」
ミカサ「・・・」テキパキ・・コトン
マイテクエヤ
ししとう(よう・・五年ぶりだな・・!)
ゴゴゴゴゴ
エレン「畜生・・・!何でオレが・・
オレだけがこんな・・!」
アルミン「ぼ、僕も手伝うから、気を
落とさないでよエレン。」
-
- 21 : 2014/07/28(月) 22:41:22 :
エレン「あぁ・・サンキューなアルミン
・・ってお前・・それ・・
肉か・・?なんか変な見た目の
ばっかり盛られてるような・・」
ジュッ・・
アルミン「ああ・・名前も変わってるし、
適当に見た目も普通じゃない
のを頼んでみたんだ(モギュモギュ)
噛み切れないけど凄く美味しい
よ。」ハイ、イッコタベル?
エレン「で、なんてんだこれ。」ア~ン
アルミン「ホ・・?、ああ、
ホルモンだって」メニューチラミ
ぺとら☆「┌(┌^o^)┐ホモォ…?」
(物陰から)
ミカサ「アルミン・・!その構図だと
妙な虫がよって来てしまう・・!」
アルミン「あ・・、ああ?ゴ、ゴメン;」
ササ
ぺとら☆「 ┌(^o^┐)┐))
ナンダホモジャネーノカ・・」
(厨房へ撤退)
-
- 22 : 2014/07/28(月) 22:42:18 :
エレン「ムグ・・う、美味いのはいいけど
これ・・!噛み切れねえよ全然!
ブヨブヨだ!」
アルミン「だから言ったじゃない。
結局ごっくんだよ。けど
美味しいよね。」ゴクン
エレン「・・で、これはどの部位なんだ?」
ミカサ「・・・はらわた」
エレン「ぶほっ」
アルミン「きっ、汚いよエレン!ほら
布巾!」フキフキ
エレン「もっとオブラートに包んだ
言い方は無いのかよ・・」
ハンジ「でも美味しいじゃん!はらわた!
(モグモグ)」イッコモライ!
-
- 23 : 2014/07/28(月) 22:43:27 :
-
ミカサ「確かに・・味は美味しいし、
アルミンが注文したのはより
鮮度が求められる方の豚の物。
元々食肉の部分と違ってすぐに
食べないと悪くなってしまって
廃棄しなければいけない部分
・・なので、量も一皿で多めで
盛ってくるし、単品で頼む場合
価格も安い。」
アルミン「けど・・それじゃあ食べ放題
だと・・?」
ミカサ「そう。お得感は若干薄れる。
それから噛む回数も他の物より
要求されるし、原型が残ったまま
飲み込まれる事がほとんどだ。
つまりお腹に溜まる。諸刃の剣。
・・・素人には・・おすすめ
出来ない」
エレン「なっ!なんつーもん喰わせんだよ
アルミン!!」
アルミン「あ、味は、美味しいんだし、
いいじゃないか!」
サシャ「ウマっ・・うまっ・・」
ガツガツ・・ハフハフ・・
ハンジ「す・・すごい喰いっぷり
だなぁ・・((;'∀')」
エレン「そ、そうだ!オレもちゃんと
した肉を頼んでたんだ!」
ジュゥゥウ
-
- 26 : 2014/07/30(水) 01:29:16 :
アルミン「デカいね・・、一皿で
それ二つなの?」
エレン「これは間違いねえだろ!
なんたって王様って名前
からして」ヘヘ
アルミン「あ、ハサミで切るんだって。
はい、」
エレン「いらねえよそんなもん!サシャを
見ろって!」
サシャ「ガッ・・ガフッ・・!!grrrr」
ブチィ
アルミン「手で掴んでる・・・!!」
ミカサ「サシャ、流石にそれは行儀が
良くない。箸を使って・・」
サシャ「ガフガフ・・!!・・(無言)」
パシッ
アルミン「(完全に獣と化してる・・)
サシャ・・、おいしい?;」
サシャ「アルミン・・私ここで一生
暮らします・・・」ガフガフ・・
アルミン「^^;」
-
- 27 : 2014/07/30(水) 01:30:45 :
ミカサ「例えここで働いても無償で
この品目を食べられる恩恵を
受けることはできないけど・・」
ザンネンナガラ
サシャ「そ、そんな!!!!」ガーン
アルミン「そ、そんなにショックを
受けなくても・・;」
ホラホラ、タベルカイ?
サシャ「あ、アルミン、これ・・」ケロリ
コノ、シカクイノ?
アルミン「ああ、ベーコンだって。
大分厚切りだよね。豚の
燻製だよ。はい、どうぞ」
サシャ「うっ・・うまゃい・・」マグモグ
アルミン「加工肉も美味しいのが
色々あるみたいだよ、ほら、
分隊長は腸詰め頼んでたし」
サシャ「あ、あるんですか!?わ、私も
それ欲しいです!」パァァァ
アルミン「(食べ物で気を惹けるから
この場でサシャを扱うのは
非常に容易だ・・)」
サシャ「次の注文を決めねば・・」
パインジュースクダサイ!
ぺとら☆「はい、パインジュース御一つ」
エレン「よくよく見ればハンジさん、
酒のつまみになるものばっかり
頼んでるような・・;」ハグハグ
-
- 28 : 2014/07/30(水) 01:32:07 :
アルミン「エレン・・いい加減観念して
ハサミを使おうよ。きっと
切り分けなかった事を後々
後悔することに・・」
エレン「このままかぶり付くのが
良いんだろ!肉!!って感じで
・・サシャなんて見てみろ・・
ほらっ・・・って、ぇえ!!?
も、もう皿が無くなってるぞ?!
ちょっとまて、!確かこの
デカいの・・・!」
アルミン「2枚乗せを一種類毎に2枚
だから・・塩、味噌計
・・は・・8枚・・!それが
・・もう・・・!」ゾゾゾッ
エレン「倍プッシュがこの時間で
消滅かよ・・・!化け物め・・!」
ハンジ「さりげなくあとカルビも頼んで
たけど、食べてる事にすら
気付かなかったね;」
ミカサ「そろそろ二回目の注文を取る?」
アルミン「そ、そうだね、サシャの方は
すっごい手際よく空いた皿
片付けてたけどこっちも
早く・・」カタコト
エレン「ちょっ・・あと少しで喰い終わる
から待てって!」ピタ
-
- 29 : 2014/07/30(水) 01:32:52 :
エレン「あれ・・アルミンお前、コレ
頼んでた?」
アルミン「え?これって?」ドレ?
エレン「これだよ、このでっかい奴。
だって、ほら、お前のとこに
あるやつ・・丁度七輪の
死角に潜り込んでて見えなかった
けど・・このバターのアルミ皿、
これの味付け用だろ?
頼んでないなら数が合わないぞ」
アルミン「やだなあ。僕は頼んでないよ。
これはニンニクのホイル焼き
が入ってた容器さ。ホラ、
同じ容器だからね。」
エレン「あぁ、なんだ・・ニンニクか」
・・・ハテ
アルミン「そうそう」
エレン「・・・ニンニクってあの・・
ゴロゴロ入ってた奴か・・?」
アルミン「ゴロゴロ?いや、まあ一房分
以上はあったのかな?
数えてはいないけど」
-
- 30 : 2014/07/30(水) 01:43:06 :
エレン「アレってよ・・・普通一家で
一個注文したら4人くらいで
つついて余りは親父行きになる
類の食べ物だろ・・・?」
ミカサ「適正摂取量は一日大体
・・・一欠片・・」
エレン「誰かアルミンからもらって
喰った覚えあるか?」
ミカサ「ない。」
サシャ「いっこもらいました」
ハンジ「いんや。ないね」
アルミン「サシャにしかあげてないよ。」
-
- 31 : 2014/07/30(水) 01:46:16 :
エレン「・・・お前・・・!
体に障るぞ!?確か
ニンニクって相当強いから
ミカサも言うように一日に・・」
アルミン「気にしすぎだよw普段から
これくらい食べてるけど
全然何ともないし。
寧ろ特に食べた後は
調子がいい位だよ」
エレン「・・・・悪ぃ、全然なんとも
あるし、ある意味では確かに
お前、調子良すぎだわ・・・」
エレン「それが原因だろお前!!!!」クワッ!!
ヨルノカイキンショウ!
アルミン「え・・?臭かった!?
あんなに一生懸命歯磨きも
してるしブレスケアに
進撃ミント三角食いして
匂い対策はバッチリだと
思ってたんだけど・・・;」
エレン「そっちはなんともなかった!
喋ってても気が付かなかった
くらいだからな!けどたまに
お前自身から別の
匂いがするんだよ!」
カイサンブツテキナ!
アルミン「あ・・、エレン?一応これ、
性的描写NGな方だからさ、
そういう話題には触れないで
貰えると、その・・///」
カァァ
エレン「分かってるなら
しらばっくれるな!!!
だから気を遣ってるんだろ?!
態々言わなくていいっつーの!!」
ゼェ・・ゼェ・・
-
- 32 : 2014/07/30(水) 01:47:11 :
ミカサ「エレン、他のお客さんに迷惑。
叫び声は良くない」
エレン「わ、悪かったな・・」ゼェゼェ
サシャ「次の注文早くしましょうよ!」
ホラホラ!
ハンジ「お、そうだねぇ、じゃ私も」
サラサラ
アルミン「そろそろさっぱり系に
移ってもいいかなぁ」
エレン「まだ一回しか頼んでないのに
もうかよ・・男なら倍プッシュ
あるのみだろ・・」
マッタクコレダカラ・・
アルミン「エレン・・適当に
言ってるみたいだけど、
倍プッシュだと、次は君
サシャと同じ量注文する事に
なるよ・・?」
エレン「・・そりゃ無理だ・・」
ウェップ・・
-
- 35 : 2014/08/01(金) 01:35:12 :
サシャ「ミカサ!ミカサ!書きました!」
ハイ、ハイ!
アルミン「ミカサ、よかったら、その
冷奴少し分けてくれない?」
ミカサ「全く構わない。」ドウゾ
エレン「デカい方と別に普通のハラミも
頼んだけど別にデカい方だけで
よかったな・・;」
ハンジ「デカい方はこっちの
高い食べ放題限定みたいだし、
比べちゃうと普通の方は
下位互換って感じもするなぁ」
モグモグ
-
- 36 : 2014/08/01(金) 01:37:58 :
- ―第二注文・集計完了―
ワイワイ
ガヤガヤ
パンパン
シュゥゥゥ
アルミン「もうほぼ満席だね・・」
スゴイヤ
エレン「さっきから隣の卓が騒がしいな。
一人ばかり煩いのが」
アルミン「まあまあ。お互い様だよ;」
サシャ「こういう所で食べるお芋も
また格別です・・(ホッコリ)」
サクサク
エレン「揚げた芋とかまであるのかよ!!
・・・焼肉で頼む奴なんて
いるか?普通・・・」
サシャ「箸休めには丁度いいですよ?」
アルミン「サシャ、箸休めっていうのは
こういう冷奴とかさっぱり
した奴に使う呼称だよ;」
-
- 37 : 2014/08/01(金) 01:39:58 :
ミカサ「エレン・・サンチュが
全然減っていない。
ちゃんと巻いて
食べなきゃダメ」
ジトッ・・
エレン「そんな女々しい食べ方してたら
喰った気がしねえんだよ!
ししとうと言いキャベツといい
どうしてお前は・・・!」
ミカサ「それはエレンの身体(ry」
ワーワーギャーギャー
アルミン「(そら言わない事じゃない。
この調子じゃ隣から逆に
文句言われちゃうよ・・)」
サシャ「アルミン、肝一個頂きますよ!」
ヒョイ
ジュァアア
アルミン「えっ!?これ肝なの!?」
サシャ「ええ、この味は牛さんの
肝臓ですね。血を作って
くれますからアルミンも
食べといた方がいいです」
サシャ「アレ・・誰です?!ベロが
焦げかかってますよ!」
ヒョイッ
エレン「っ・・・あ?あ、バカお前!
ひっくり返すなっ・・ああ!」
サシャ「え?」全数リバース
-
- 38 : 2014/08/01(金) 01:41:06 :
エレン「うぁぁ・・それは返さないで
そのまま食うつもりだったのに
・・ネギ乗ってるの
見えなかったのかよ!?
お蔭でネギがものの見事に
散っちゃったじゃねえか!!」
サシャ「ね、ネギくらい付け足せばいい
じゃないですか!」フンフン!
エレン「網が真っ黒になっちまう
んだよ!コレするとな!」
ミカサ「慌てることは無い・・
網の交換を頼めばいいだけ
・・・」ビッ
アルミン「火力も落ちてきてるし、
そろそろ七輪ごと交換
お願いしたら?確か
できるんだよね?」
ミカサ「・・名案だ。サシャ、
散ってしまったネギは
いいから、上にのっている
分を全部食べてしまって。」
サシャ「え!?いいんですか!?」
キラキラ
エレン「(普通食い放題でこの反応は
おかしいけどな・・)」
-
- 39 : 2014/08/01(金) 01:42:28 :
- ぺとら☆「はい、お待たせしました~」
ミカサ「七輪の交換を。」
ぺとら☆「あ、はい少々お待ち・・って
あれ?分隊長は?」
エレン「え・・あ、さっきから
ちょくちょく席外してますけど
・・多分お手洗いじゃないかと。
あ、あとハンジさんの分のビール
一つお願いします;」
タノマレテタンダ
ぺとら☆「・・あ、じゃあ丁度いいから
言っとくけど・・もう相当
お酒はいってるでしょ?
普段であんななんだから、
絶対例のアレを振っちゃ
ダメよ?」
アソヒスーパードライオヒトツ。
エレン「きょ・・巨人ですね」
(ハハ・・)
ぺとら☆「それどころか、巨峰サワーの
“巨”の字でもアウトよ。
だからここにあったアルコール
の御品書き隠したんだから」
ドウセビールシカタノマナイシ
パタン
ガコン・・・
ぺとら☆「はい、黒い部分まだお熱いので
火傷注意して下さいね~
かわりすぐお持ちしますので」
テキパキ
アルミン「(手際いいなぁ・・)」
-
- 40 : 2014/08/01(金) 01:51:19 :
サシャ「ほう・・この吸い込み・・
下に空気を吸ってるんですね
・・道理で肉をあんなに焼いて
いるというのに煙が少ない
訳です・・・考えた人は天才です
・・(モグモグ)」サメテモウマイベーコン...
ハンジ「あ~!スッキリした!
さて飲むぞ飲むぞ~!あ!
エレン、頼んどいてくれた!?」
ヒャッハー
エレン「あ、はいすぐ来ると思います」
りこ☆「ビールお持ちしま・・げ」
ハンジ「げっ、てwそりゃないよ
リコwまぁだ怒ってんの・・?
あれ・・ん・・・?」
メガネハズシ
ハンジ「ん・・?」
オメメゴシゴシ
エレン「あ・・・」
-
- 41 : 2014/08/01(金) 01:52:27 :
- ハンジ「リコ、あんたメガネは?」
プク・・フクク。。
りこ☆「コンタクト・・・」ワナワナ
ハンジ「(ブハッ!)ひひゃひゃは!!?
い・・、嫌ゴメン!!悪かった
って・・!そんなに気にする
なって!それはそれで・・
アハ!!!アハハヒヒヒ!!(バンバン!)」
エレン「(よ・・容赦ねぇ・・;)」
アルミン「(す・・すっごい可愛いけど
・・やっぱり似合って
ない・・・!!)」
りこ☆「・・・」コトン・・スタスタ
グッ..(ウルウル)
エレン「ちょっ・・ちょっとハンジさん!
今のは流石に可愛そうですよ!」
キマズイ!
ハンジ「んん~?」グビグビ
キンキンニヒエテヤガル!!
ハンジ「っぷはぅ!!い、いや、ホラ
アレだよあれ、ギャップ萌え
っていうの?作戦行動の時なんて
あいつずっとこんなジトッとした
目でへの字口じゃん?
思わず苛めたくなっちゃう
というか///」ウヘヘ
エレン「そ、それもそうと飲みすぎ
ですよ・・!そろそろやめに
した方が」
-
- 42 : 2014/08/01(金) 01:54:02 :
ハンジ「まだ5杯っぽっちだよ!?
私なんかまだまだいい方
だよ!!調査兵団には
上には上がいるからね!」グイッ
エレン「そんな飲兵衛な人が
居るんですか?ベテランぞろいの
調査兵団に?^^;」
ハンジ「ああ。君は知らないかな。
君等の同期の上官として
ついては居るけど・・
特別作戦班じゃないし。」
アルミン「ひょっとしてあの前衛的な
髪型の人ですか・・?」
サカビンモッテマシタ
ハンジ「あ、多分それで間違いないや。
ゲルガーっていうんだけど。
彼はやばいよ。どれくらい
やばいって、そりゃもう
ビール一本の為に強盗も
やりかねないレベル。」
アルミン「そんなアブない人だったん
ですか・・・」ゾゾ
ハンジ「あいつには間違っても
アル中リーゼントとか言っちゃ
ダメだぞ。」ハンゴロシニサレル
エレン「間違っても絶対言いませんって」
(苦笑)
-
- 43 : 2014/08/01(金) 01:55:22 :
-
ぺとら☆「おまたせ~」
サシャ「き、キタ――!!∩(´∀`)∩」
ボタボタ
ミカサ「サシャ・・よだれ・・」
ゴシィ!!
サシャ「ムガァッ(痛っ)」
―第二波到着―
※エレン分※
王様ハラミ×2
(塩バター)
牛タン塩×1
ロース×1
※アルミン分※
ピートロ×1
クリーミーサラダ×1
ぼんちり×1
※サシャ分※
王様ハラミ×1
(塩バター)
王様ハラミ×1
(味噌)
ジューシーソーセージ×2
厚切りベーコン×1
牛タン塩×3
ネギたまごはん×1
(大)
ごはん×1
(大)
※ハンジ分※
ニンニクホイル焼き×1
焼きナゲット×1
サムギョプサル×1
※ミカサ分※
ミニビビンバ×1
シャキシャキもやしナムル×1
ロース×1
-
- 44 : 2014/08/01(金) 01:56:26 :
エレン「・・・おい・・・
ご飯もの2つイってるバカが
いるんだが・・・」
サシャ「!!?私の事言ってるんですか!?」
エレン「他に誰か居るように見えるか?」
サシャ「プヒッ・・世迷言を・・エレンは
ご存じ無いのですか・・?!
ご飯はオカズ。・・・
という格言が存在することを」
モグモグモグ
エレン「その鼻で噴き出す笑い方
すっげえ腹立つな!」イラッ☆
サシャ「ユミルにやると効果覿面ですが、
頭をはたかれるのが嫌なので
折角だからエレンに披露して
さしあげてるんです!」プヒヒッ♪
エレン「折角だからオレも頭を叩いて
やろうか・・?」スッ
サシャ「はひ」(ビクッ)
-
- 45 : 2014/08/01(金) 01:57:31 :
ミカサ「エレン・・大人気ない。」メキミシッ
エレン「ぐぁっ・・!おいミカサ!!
お前!!前から思ってたけど
肩掴むときのSEおかしいんだよ!」
ミカサ「脱臼しない程度には抑えている。
・・問題ない」
ハンジ「・・あ、アルミン!お冷頼んで!
全員分でいいや!」
アルミン「あ、はい・・・」ガタッ
注文を取ろうとして席から身を乗り出し、
手近な店員を探そうとしたところ、
???「あっ・・・・」
アルミン「っ・・・?」
隣の卓の一人と目が合うアルミン。
???「・・・・・・?」
ンン・・?
アルミン「(すっごい見られてるけど
誰だろこの女の人・・・
全然見覚え無い・・)
あ・・・あの?」
-
- 46 : 2014/08/01(金) 01:58:42 :
???「あ、ゴメンゴメン、あの・・
今アルミンって?」
アルミン「え・・?あ、はぁ。
僕の名前です・・けど」
オドオド
???「アルミン・・・レオンハート???」
・・・ン?ボク????
アルミン「え??!いえあの・・!
あ、ひょっとしてアニの・・
アニ・レオンハートの
知り合いの方ですか!?」
???「!?wウソマジで!!ちょっ!
マルロ、見てみなってホラ!!
どう思うコレ!!!!」
マルロ「・・・・いや。どうと言われて
もな・・ただ言えることは・・」
ジロリ
アルミン「(何々!何だこの
状況?!!?)」
リカイフノウ!!リカイフノウ!!
-
- 47 : 2014/08/01(金) 01:59:44 :
- マルロ「とても妹には見えないって
事くらいか・・」ゴクゴク
アルミン「!!?、!!?!?」
???「アハハハハ!!!こりゃマジケッサクだわ!
ちょっ・・!写メ!写メいい!?」
イッコダケ!オネガイ!
アルミン「い・・、いいです・・けど?」
???「やった!」
シャキィン!!(`・ω・´)
※シャッター音
アルミン「(早っ・・)」
エレン「何だ何だ?知り合いか?
アルミン」
ハンジ「ね~え~お冷マダ~?」ヒック
(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
アルミン「あ!す、すみません!
あ、お冷5つお願いしまァす!!」
ドン!!
ミカサ「お話するならいってくるといい。
アルミンは小食だし、時間も
まだあるから多分大丈夫だ」
アルミン「あ、ごめん、じゃあちょっと
だけ失礼するね!」
-
- 48 : 2014/08/01(金) 02:04:30 :
- ???「しっかしマルロあんたさ、そこは
“こんなに可愛い子が女の子
な筈がない!”くらい言いなよ。
そんなだから憲兵に入ってるのに
未だに女居ないんだよ」
マルロ「??;俺に話しかける時は
枕営業用語以外で
お願いしていいか?」
イミガワカラン
???「やっば、コイツマジモンだわ。
ウケる。」シャキィン
マルロ「うぉっ・・・!撮るな馬鹿!」
ババッ
ヒッチ「見てよwコイツ、一発撮られる
毎に魂1日分抜かれるってマジで
信じてんだよ?!最高だよね
ホント!・・ああ、ごめんごめん、
何か注文するとこだったんでしょ
・・?私の名前、ヒッチっての」
マルロ「違う!昔見た漫画でカメラで
撮られると爆発するってのが
あってだな!それ見てからずっと
トラウマなんだよ!!!」
ヒッチ「つまんね。座布団1枚ボッシュート。」
シャキィン!
マルロ「だからやめろって!!」
ガバッ
-
- 49 : 2014/08/01(金) 02:11:48 :
-
アルミン「それで・・あの・・・
お聞きしたい事が
あるんですけど・・」
ヒッチ「ああ・・w♪そうそうそう!
すっごい楽しい話を・・
ってその前に、アニの同期
なんでしょ?じゃあうちらも
タメなんだし、敬語じゃ
なくていいって!」
アルミン「あっ・・もしかして憲兵団の
・・?」
マルロ「マルロ・フロイデンベルクだ。」
トン
心臓を捧げよ
ヒッチ「何かしこまってwま、いや。
ヒッチ・ドリスでぇす(笑)
よろしく、ねっ(決)」
トン
心臓を捧げよ
マルロ「ネタが古すぎるぞ。
人の事言えないだろ」
ヒッチ「あんたこそ、その仕事減って
昼間のニュースコメンテーター
とかラジオ番組に出演してる
コメディアンの全盛期みたいな
髪型どうにかしろよ」
マルロ「直球だな;あんまり具体的な
言い方するな。」
アルミン「(明るそうな人と真面目そうな
人だな・・アニもちゃんと
友達作って毎日頑張って
るんだね・・)」ホッ
アルミン「調査兵団所属の
アルミン・アルレルトです」
ドン
心臓を捧げよ!
-
- 50 : 2014/08/01(金) 02:13:07 :
- ヒッチ「そんな気合いいれないで
いいってw・・・で、
楽しい楽しいお話なんだけどさ」
アルレルトッテンダ?
ヒッチ「本人来ちゃったから直接
聞いちゃおうかw」m9(´∀`)
アニ「・・・・・・・・」ダラダラダラ
(モノクロ化。及び
滝の様な汗と、全身を
覆い隠さんばかりの効果線)
ヒッチ「はぁい☆アニ、遅かったねぇw
冷たいのイッキしてお腹
ピロっちゃった?」イヒヒヒw
アニ「あ・・なんっ・・あっ・・
ああ・・//」ガタガタブルブル
ヒッチ「はい、この人誰ですか~?」ニヤニヤ
(耳に片手をあてがい)
アルミン「や、やあ、アニ・・
久しぶりだね^^;」
-
- 51 : 2014/08/01(金) 02:19:54 :
- アニ「あっ・・アルミン!?
ちょっと何でここに・・
っていうかどこまで聞いた!!?
ねえ!正直に答えて!!」ガシ
ガクンガクン!!
アルミン「あっ・・!?ええ??!
ちょっと、苦しい!
離し、てっ、てばアニ!!」
ゲホゲホ
アニ「うっ・・!嘘だからね!!?
全部そいつの嘘だから!!
だからっ・・!!」バタバタバタ
アルミン「お、落ち着いてよ!まず
落ち着こう!!?」ドウドウ!
アルミン「(しかしアニのここまで焦る
顔ってかなり珍しいな・・)」
カワイイケドネ
ヒッチ「そんな慌てなくたって、まだ
なんにも話してなんか
ないってw」
アニ「ほ…ほんとだろうね?!アルミン
・・・!本当に?!」ソワソワ
アルミン「本当だよ。^^;」
アニ「ほっ・・・・」ヘナヘナヘナ↓↓
-
- 52 : 2014/08/01(金) 02:22:22 :
ヒッチ「ただ本名聞いただけだって(笑)
んで、百聞はぁ・・一見に
しかずっ、てねw」ヌッ
アルミン「・・携帯・・?」
画面の再生アイコンに指がタッチされ、
それと同時にアニの顔面が蒼白に彩られる
右に左に小刻みに揺れる画面は、
撮影者の落ち着かない心情を
表しているのか・・・否。
時折抑えきれず噴き出す声と、
壁か何かをしきりに平手打ちする音が、
明らかに騒ぎ倒したい
所を必死で抑えているのを
如実に表している。
その撮影者の好奇の眼差しを一手に
集めている被写体こそ・・・
その場で真っ青になって開いた口を
塞げずにいるアニ本人であった。
どうやら就寝中の様子だが
これだけ画面が明るいという事は
とっくに朝だが御寝坊の真っ最中
なのだろうか?
掛布団と枕を寝ぼけながらも
器用に纏めて抱きしめ、枕に
頬ずりをしながら、恍惚に染まった
表情で何かを呟いている・・寝言だろうか
・・カメラがゴソゴソと音を立て、
アニの顔が乱れるコントラストと
同時に画面一杯に広がり、
そして・・・
-
- 53 : 2014/08/01(金) 02:23:36 :
-
《アニ「ぁ・・アルミィン♥︎///」》
アルミン「っ!!!??!?!??」ボッ
/////////////////////
アニ「―――――――」ガクッ
(チンチロリ~ン)
後は、撮影者の抱腹絶倒の極みと言った
嘲り笑いと同時に画面が引いていき、
未だ掛布団を抱きしめた恰好のまま
アシカのように体を蠢かせ・・・
時折痙攣しているアニの姿が画面に
収まったところで一時停止マークが
表示された。
-
- 54 : 2014/08/01(金) 02:27:20 :
- マルロ「公開処刑かよ・・・
怖いな女子同士のいびり
ってやつは・・・」ゾゾゾッ
ヒッチ「でさ、でさぁ!!起きてから
問いただしたら、アニってば」
ヒッチ「“は・・はぁ;?ああ・・それ
故郷に置いてきた妹の名前・・
。。そう・・え、やだ、
寝言言ってた?恥ずかしいな
・・もう・・(キリッ)”」
ヒッチ「とか言って!とか言って!!」
バン!バン!
マルロ「おい・・・;その辺に
しといてやれ、アニのライフは
もうゼロだぞ・・・」
アルミン「あ、アニ!?アニ!!
大変だ!脈が無い!!
ちょっ・・・!!
店員さぁァん!!!!」
AEDアリマスカ!!!
ヒッチ「ウソマジでw?;」
-
- 55 : 2014/08/01(金) 02:28:33 :
- ―厨房―
いざべる☆「おーい、兄貴ぃ~!
EDがどうとか騒いでる
客がいるよぉ_?」
リヴァイ「・・・兄貴じゃねえ。
この場じゃ店長って
呼べ・・・・
決まりだからな・・・。
あとそんな事焼肉屋で
騒がれてもこっちは
知った事じゃねえよ・・
泌尿器科か性病科に行け
って伝えて来い・・」
ぺとら☆「へいっ・・あ、てんちょっ!!
大変です!お客さんが一人
心停止起こしちゃって!!
救急車呼びますから!!」
リヴァイ「何だと・・?肉を
喉にでも詰まらせたか
・・?!」
ぺとら☆「いえ・・どうもそういうの
じゃ無いらしいんですけど」
-
- 56 : 2014/08/01(金) 02:32:11 :
-
リヴァイ「おい・・イザベル。お前、
1文字抜けてんだよ。
AEDだバカ。そしてソレは
まだここにゃ設置されてねえ。
都内数店舗ってとこか・・」
いざべる☆「い~じゃんよぅ1文字くらい
・・ちゃんと伝わったんだし」
リヴァイ「違う場面で誤用したら
間違いなくキマズイ
空気になんだよ。
以後気を付けろ」
いざべる☆「はぁ~い。兄貴は
変なとこマジメだよな」
(溜息)
リヴァイ「おい、客は男か?女か?
一応全員講習は受けてんだ
・・男ならこの場には
オルオか俺しかいねえが
そうなりゃ心肺蘇生
するしかねえだろ」
ぺとら☆「あの・・女の子なんですけど
それがもうですね・・」
ウホッ・・ヘイチョノジンコウコキュウ・・
-
- 59 : 2014/08/02(土) 22:03:07 :
- ―ハンジ一向の卓周辺―
サシャ「ミカサ!!頑張って下さい!」
ミカサ「っ・・・!っ・・!」
グンッ・・・ブフッ・・・・
エレン「すげえ肺活量だなコイツ・・」
(アニの身体が風船みたく・・)
アニ「・・・っ・・・」ビクンッ
アニ「・・・!・・っ」ガクガク
アニ「ごはっ・・・!!!
ハァッ・・ハアッ・・・!!!げホ・・・」
ハンジ「ちょっと、大丈夫!!?
意識は確かか!?」
ミカサ「息は戻った・・・」フゥ
ユカガベタベタスル・・
アルミン「アニ!!大丈夫かい!!?
僕の声が聞こえる!?」
-
- 60 : 2014/08/02(土) 22:04:00 :
- アニ「アル・・ミン・・・?」
アルミン「よかった!よかったよ!!
君、息をしてなかったんだよ!
本当によかった・・・!!」
(抱きっ)
マルロ「まったく・・ヒヤヒヤさせやがって
・・これで少しはお前も真面目に
人の事を考えようって気に
なったか?」
ヒッチ「あ、うん、流石にちょい
焦ったわ・・アニ・・?その、
ゴメンねw少しからかい
すぎたかも」アハハ;
アニ「あ・・・?・・・・・」
アニ「・・・・・・」
状況理解開始
アニ「・・・・!!!!!」
カァァァア/////
アルミン「・・・・///」
暫しの沈黙がその場を支配した
数秒後
・・―ポーピーポーピーポー
ぺとら☆「あ、救急車来たみたい!」
-
- 61 : 2014/08/02(土) 22:04:44 :
―店外―
救急隊員「はーい、じゃ、あげますよ
1,2,3」
バタッ
アニ「あの・・ホント意識も
しっかりしてるし、何とも
ないんだけど・・」
マルロ「一応ほんの僅かとはいえ
脳に酸素が行ってない時間が
あったんだ。診てもらう
だけでもしたほうがいい」
アルミン「そうだよ。頭は特に自分でも
平気かどうかなんて
分からないし。」
救急隊員「ええと、では付き添いの方は」
※※※※※※※※※※※※※※※※
-
- 62 : 2014/08/02(土) 22:05:30 :
ヒッチ「あ、はい、私いきますんで」
アニ「いや・・だから付き添いとか
そんな・・本当いいんだって」
ヒッチ「ぅ・・これでも一応
悪いと思ってるんだから
普通にスルーしてよもう
(超小声)」
アニ「・・・(溜息)そう。じゃあ、
マルロ、それにアルミンも。
何だかゴメンね。折角の食事
だったのに。」
マルロ「いや・・お前が謝るところ
何かあるのか?この状況」
アルミン「^^;」
ヒッチ「うっ・・」グサリ
-
- 63 : 2014/08/02(土) 23:06:10 :
マルロ「いいから気にせず行って来い。
会計は俺が全部済ませておく」
ヒッチ「え♪ラッキぃ。じゃ、ゴチに
なっちゃおかな」
マルロ「お前がそれでいいならそうして
やってもいいが(呆)」
ヒッチ「ウソウソ、冗談だって。
本気にしないでよ(汗)」
マルロ「(こいつの扱いも段々理解
出来てきたな・・)」
救急隊員「じゃ、出しますよー」
アニ「またね」
アルミン「ああ、また!お大事にね!」
バタン
-
- 64 : 2014/08/02(土) 23:06:36 :
マルロ「・・それはそうと、アルミン?
でいいのか、」
アルミン「あ、な、なにかな_!?」
マルロ「俺達の方は別に普通の注文
だけだから問題ないが・・
そっちは確か食べ放題じゃ
無かったか?」
アルミン「・・・あ」
マルロ「時間を確認してきた方が
いいかもしれないな」
―店内・ハンジ一向の卓周辺―
リヴァイ「妙に騒がしい事になってると
思ったら知り合い絡みとはな」
エレン「店長・・兵長が・・・
(まあ予想はしていたけど
・・似合わないな・・)」
ハンジ「そいや、これって時間とか
どうなるの?リヴァイ。」ウィー
リヴァイ「顔が近ぇよ。
この酔いどれメガネが」
ハンジ「じゃあ、その酔いどれさんに
もう一杯ビールお願いしちゃおう
っかな!!」ヒック!
ぺとら☆「はい、ビール御一つ」ピッ。パタン
-
- 65 : 2014/08/02(土) 23:07:35 :
リヴァイ「・・・一応な。店員で
対応するはずの緊急措置も
そっちでやってくれたみてえ
だし、救急車の影響で若干
とはいえ他の卓にも提供の
ラグが出てやがる。それくらい
責任者として対応するのは
当然だろ。時間も無制限で
いい。」
いざべる☆「ヒュー、さすが兄貴!
いう事が違うぜ!」パタパタ
ぺとら☆「(熱視線)」バチバチバチ
アルミン「(強敵を警戒する眼差しだ・・)」
・・・?アニキ?
ハンジ「おっ!やったじゃんエレン!
時間無制限だってよ!?
これはメニュー全制覇しか
ないか!?」
エレン「そ・・それは無理ですって
流石に・・」
サシャ「え!?もう時間気にして
食べなくてもいいんですか!?」
ガタッ
アルミン「あれ・・・サシャ・・
二つあったご飯のどんぶり
どうしたの・・?まさか」
ガタガタガタ・・・
エレン「こいつ一人でメニュー
半分くらいならイケるかも
ですね・・(ドン引き)」
-
- 66 : 2014/08/02(土) 23:09:24 :
―厨房―
いざべる☆「兄貴ぃ~・・」
リヴァイ「何だ。」
いざべる☆「さっきから7番卓ネギたま
ご飯5分おきに入れてくる
んだけど・・もう飯ねえよ」
ジャーイッコブン?クライシカ
リヴァイ「バカ野郎。飲食店が飯を
切らしてどうすんだ。
そう思うならとっとと炊け」
いざべる☆「はいよーって、米ないんだ!
兄貴!米どこだ!?」
リヴァイ「おい・・オルオ、
お前とってこい」
おるお☆「り、了解しました!」
ドン
ぺとら☆「しっかし似合わないねあんた。
その名札も。本当に19歳なの?
サバ読んでない・・?」
おるお☆「読んでなんの得があるんだよ
俺に!!」チキショウ
バタバタ
ピピッ・・ジジッ
いざべる☆「げげっ、また入ってきた」
-
- 67 : 2014/08/03(日) 00:17:31 :
- ―ハンジ一向の卓(7番卓)周辺―
ハンジ「んふふふ・・へただなあエレン」
ミカサ「・・・・;」
アルミン「・・・;」
サシャ「ハフッ・・ガフがふ・・!」
ハンジ「へたっぴさ・・!欲望の解放の
させ方がへた・・!」ズズイ
エレン「う・・ふぐ・・・」(涙目)
プルプル
ハンジ「エレンが本当に欲しいのは、
これ・・・!」
ユビサシ
季節のアイス(グレープ味)
ゴゴゴゴゴゴ
ハンジ「これをさっさと注文して、
あとは氷の溶けきったぬるい
お冷を流し込んだら・・
キンキンに冷えたウーロン茶でも
飲みながらさっぱりしたい・・!
・・・だろ・・?」ニェッ・・
エレン「ぅ・・」ガクガク
-
- 68 : 2014/08/03(日) 00:18:16 :
ハンジ「だけどそれじゃ、現在進行形で
ガンガン肉を頼んでいる
彼女と見比べてあまりにも
元をとれていないからって、
無理して喰えもしないこの
王様ハラミを追加注文しようって
いうんだ・・・!」
サシャ「ウシ・・ウシ・・!!」ムシャコラムシャコラ
ハンジ「それじゃダメなのさエレン・・!
頼みたいときに頼みたい物を
とる・・!でなきゃ折角元を
とったって、最後にあのアイスが
食べたかったのに・・!って
なる・・・!」ニヤニヤ
エレン「いえ・・そんなオレは
まだ・・まだ胃袋にも
余裕だって・・・!」プルプル
ハンジ「さっきより肩の位置が微妙に
上がってきてるけど・・?
鼻下に溜まっているその汗は
・・?さりげなくベルトを
緩めていたみたいだけど何か
満腹感に違いはあるかい・・?」
ゴゴゴゴ
エレン「あ・・うぁ・・・!」
ガクガク
-
- 69 : 2014/08/03(日) 00:19:38 :
アルミン「絶対エレンの性格を分かって
やってるよアレ・・!(小声)」
ミカサ「エレン・・無理をしないで。
余裕のある所でデザートに
持っていくのは食べ放題では
常識・・・!」アセアセ
ハンジ「ミカサの言う通りさエレン・・!
折角の食べ放題・・!しかも
払いは私なんだから・・!
とくりゃ、こんな所で無理して
元を取ろうなんて考える方が
損ってもんさ!」ニエニエ
アルミン「(ダメだ・・・!ミカサの
説得も全部煽って逆効果に
持っていこうとしてる・・!)」
エレン「・・やります・・!それでも
オレは・・!後一皿だけ・・!
コイツを・・!うぅ・・・!」
アルミン「だ、ダメだエレン!忘れたのか!
厨房にいるのはあの、リヴァイ
兵長なんだよ!?もし君が
食べきれずに残り物が乗った
皿なんて下げる事になったら
・・・!」
リヴァイ「|・ω・`)・・・・」
リヴァイ「|)彡サッ 」
アルミン「!!!!エレン!もう危険だ!
確実にマークされてる!
無理せずにデザートを・・!」
-
- 70 : 2014/08/03(日) 00:20:48 :
ハンジ「ああ、そうそう!そうだエレン!
さっきの救急車の騒ぎですっかり
忘れてた!意地悪もこれくらいに
してこの後の話をしようか」
コトン
ハンジ「はい(満面の笑み)」
エレン「これ・・は・・?」
ニンニクのホイル焼き
ハンジ「いやー、今夜はちょっと
ハードになると思うよ?
これでも食べて元気を出して
もらわないとね。・・あ、
聞いてなかった?君、
此処出たら私同伴でみんなと
別行動だからw」ヒック
エレン「み、ミカサ!?おい!」ババッ
ミカサ「っ!」フイッ・・
(流石にタダで食べ放題は
悪いとおもったから・・)
-
- 71 : 2014/08/03(日) 00:21:14 :
エレン「いや・・でもハンジさん・・
・・こんなん食べたら・・
口臭くなっちゃうし・・」
ハンジ「何で?例えそうであっても
私しか困らないし、
そもそも私も食べたんだから
それでお相子だろ?」
ヌッ・・
エレン「・・・!;;」
ハンジ「それとも私以外に誰か
君の唇を奪う人でもいるのかな
・・?いないよねェ・・?」
ニェッ・・・
エレン「あ・・!ああ・・!」
(嬉しく無いわけじゃないが
この腹具合で・・!?)
アルミン「・・・!」
(ミカサがエレンを陥れる
なんて・・?!)
ガシッ・・
アルミン「・・・ん?」ガシ?
ミカサ「・・・アルミンは・・
私と来る・・//」ボソボソ
グイグイ
アルミン「・・・!?^^;」
-
- 72 : 2014/08/03(日) 00:22:04 :
アルミン「あれ・・ちょっと待って
・・そういえばコレ・・」
アルミン「(現パロっていう事になってた
けどさ・・カップリングは
どうなってたんだ・・?)」
サシャ「モムモム・・・」カチャカチャ
アルミン「(シリーズがこっちでしかも
最近サシャと僕ので一個
きてたから僕はてっきり
こっちでもそうなのかと
思ってたけど・・!)」
ミカサ「////」
アルミン「(このミカサの反応と
エレンに対するハンジさんの
対応は・・明らかにあっちの
お話に沿ったものになってる
・・・!・・ということは)」
ミカサ「・・アルミン、今夜は
寝かさない・・」グッ
アルミン「えっ!!!?いや、あの、!
まだそんな・・!心の準備が
・・・!///」アタフタ
-
- 73 : 2014/08/03(日) 00:23:21 :
- ミカサ「因みに実は先程分岐が一つ
あったが、あなたはアニに
ついていかない方を選んだ・・
つまり私を選んだということ
・・・!」ゴゴゴ
アルミン「あの※印やっぱりそういう
アレだったの!?って・・
まさかアレで僕がアニに
ついて行ってたら・・!?」
ミカサ「そうならなかった場合の話を
ここでしても仕方がない。
さぁ、エレンもとうとう
堪忍してデザートを
頼む気になった・・
アルミン、あなたもこの
中から好きなデザートを・・」
スス
アルミン&エレン「(とても喉を通らない)」
ガタガタガタ
アルミン「・・・サシャ」
エレン 「おいサシャ・・」
サシャ「(モグモグ)・・?何です?
お二人揃って。」
アルミン「僕の分好きなの頼んで(諦)」
エレン 「オレの分喰っていいぞ(泣)」
サシャ「い、いいんですか!!?一人
一個しか頼めないアイスを!
私が!??」
サンバイアイスクリーム!!?
アルミン&エレン「・・・」(無言の頷き)
サシャ「イヤッターーー!!!」
キャッホウ!!
エレン&アルミン「・・・・↓↓」
こうして食べ放題そのものの幕は
あえなく閉じ・・
僕達二人には事前にまったく知らされて
居なかったイベントが残されるのみと
なった・・。それそのものは別に
僕自身としては大歓迎だったのだが・・
食べ放題の後に催された事と、それが
事前に知らされて無かった事が唯一の
問題点であり、僕もエレンも等しく
その後、地獄を見ることになった・・・
しかしそれはまた別のお話。
―アルミン談―
-end-
-
- 74 : 2014/08/03(日) 00:32:57 :
- ―あとがきてきならくがき―
はい、ええと、最近熱い日が続きますが
皆さま如何お過ごしでしょうか。
私は住処が山に近いので(っていうか山。)
未だショッピング以外で冷房の助けを
借りていません。田舎力・・恐るべし。
チョコは室温でへなってしまうのでこの
気候は本当に嫌ですが・・!仕方ないね。
そんなどうでもいいことはおいておきまして、
初めての現パロ?ということで何とか
あくびが出る程度の長さで留めて纏めて
みました。やっぱり、コンパクトになんとか
纏めてみるのもSSには必要な要素・・なのかも
しれませんね。
暇ができ次第、この現パロからも更に
分岐でアニ×アルミンでかなり直球なのを
書く・・やもしれません。勝手に。
それではここまでこんなみっともない物を
丁寧にお読みして下さった方に心から感謝を
しつつ、次回までのお別れと致します!
頑張ってこの猛暑を乗り切りましょう!
('◇')ゞ
- このスレッドは書き込みが制限されています。
- スレッド作成者が書き込みを許可していないため、書き込むことができません。
- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
-
EXTRA シリーズ
- 「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
- 「進撃の巨人」SSの交流広場
- 進撃の巨人 交流広場