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【 8 7祭♪】ー"嫌だ"なんて言わせませんよ?(モブハン)※おまけ執筆中
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- 1 : 2014/07/26(土) 22:26:30 :
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8月7日 バーナー祭り開催っ!!!!
http://www.ssnote.net/groups/553/archives/2
8 8さん主催のモブリット・バーナー祭りです。
参加者募集中ですよ!!!!
今回は、モブハンのモブリット攻めを執筆していきたいですね!!!!!
8月7日までに執筆終了出来るように頑張りたいと思います。
コメントは、 http://www.ssnote.net/groups/570こちらまでいただけると大変嬉しいですっ♪♪♪
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- 2 : 2014/07/27(日) 15:12:55 :
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「ー逃がしませんよ?」
静閑な薄暗い部屋の中、男の声が部屋の中の空気をより張りつめさせ、緊張感が走る。
男は、片手と両足を机の上に倒れ込む女の上に覆い被さり、その女の艶やかな茶毛の髪の毛をすくい指先で弄ぶ。
髪の毛に触れる度に首を竦める女は、頬が薄く赤く染まり紅潮していた。
嫌がりつつも、女は口元を吊り上げ、ただ男を睨みつけている。
その様子を男は面白がりながら優越感に浸るように眺めていた。
僅かな反抗心のつもりか、女はそっぽを向き、口を開く。
「さぁ?何の事かな、モブリット」
その男………モブリットは、何事もなかったかのように首を傾げ、言い返す。
「とぼけないでくださいよ?ハンジ」
その女……ハンジ、つまり私はモブリットの行動に呆れつつも、いつもと雰囲気も態度も違う彼の気を立てぬように慎重に言葉を選びながら、そっ気なく答えた。
「何にもとぼけてるつもりはないけどね」
「……もう一度言いますよ?」
「逃がしません、ハンジさん」
「いや、私そもそも逃げられない状況なんだけどね?」
もう一度言うが、ハンジを覆い被さるように覗き込むモブリットのこの体勢は、何か企んでいるような思惑的なものを感じる。いや、感じた。
何を考えているのか、まったく……。
「当たり前じゃないですか。逃げ場なんて最初から与えるつもりなんてありません」
モブリットのそこらへんの細かい策略は、味方にすれば心強いが、敵となると非常に手痛い。
そして、その策略を私に向ける理由が分からない。
何かしたと言えば、何かした覚えはないことはないが……。
物音が少しでも軋む度に蝋燭は揺れる、揺れる。
「へぇ……?じゃあどういうつもりさ?」
あくまで挑発的に、顎をしゃくりながら言う。
反抗する意思を少しでも見せつけなければ、その隙を突かれ何をされたか分かったもんじゃないからだ。
と、突然ひんやりと冷たい感触が私の首筋に這った。
「……何…したいの?」
「貴女だって、分かってるでしょう?」
私の考えていることを見透かすかのように、そう言い放つモブリット。
その目は何かを断固として言わせないような、強い意思が込もっている。
モブリットは私の首筋から、なぞりながら唇に冷たい指先を当てた。
「ー"嫌だ"なんて、言わせませんよ?」
嘲笑するその姿は、私の目を疑うには十分だった。
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- 3 : 2014/07/27(日) 16:57:27 :
「ふーん……、そっちがそのつもりなら……」
私にも策がある。
息を思いきり吸いこみ、腹から声を出す。
「きゃあああああ、誰かーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」
うわ、これ絶対自分の声じゃないわ……、と我ながら思う。
逃げ場がないのなら、逃げ場を隙を作ればいい。
こんな深夜の夜中にか弱い女性の声が聞こえれば、何があったかと周りの人も疑うだろう。
そこで、チラッと上を見上げるとモブリットは……
「面白いことしますね」
と、この状況を楽しんでいるようだった。
まったく、余裕しか見せない奴。
そこで廊下からドタバタバタと、足音が聞こえた。
鍵の掛かっているドアを数回叩き、声はくぐもって聞こえないが何かを怒鳴っているようだ。
そしてドアを蹴破り、ぶち壊して部屋に侵入してきたのは………
「うるさいのよ、アンタらッ!!!!!?真夜中に迷惑なのよ!!!!」
怒号を撒き散らし、鬼の形相をしたナナバその人だった。
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- 4 : 2014/07/27(日) 17:03:58 :
「ナ、ナナバ!!!!!助けてーっ!」
私は形振り構わず、ナナバに助けを求める。
「はぁ?外でいちゃこらしてなさいよ!!!!!?」
私とモブリットのこの体勢は、いちゃこらしてるように見えたらしい。
いや、あんまり変わらないけど……私、襲われてるんだけど!!!
と、バタンとまたまた激しい音がした。
「何処のクソメガネだ……こんな真夜中に奇声上げたのは!!!!!?」
何やら、手に物騒な物を持ったリヴァイだった。
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- 5 : 2014/07/27(日) 17:35:44 :
物騒なもの……ほうきを持って、どかどかと部屋に入る。
あのほうき、本当に物騒だから、うん。
「り、リヴァイ!!!へ、へるぷみーっ!!!!!!」
すると、リヴァイは眉間にシワをよせ怪訝な顔をして、言った。
「おい……何でモブリットが倒れていやがる?」
「へ」
リヴァイが指指した方を向いてみると、机の下に、確かにモブリットらしきものが倒れていた。
え、えっと何で!!!!?こっちが聞きたいよ。
「あらら……モブリットったら、酔っ払ってるみたいよ?お酒臭いし、顔が真っ赤」
ナナバがモブリットの顔を覗き込むと、モブリットの顔は真っ赤になっていた。
「ほ、本当だぁ……」
「アンタさ、助けて欲しいなら。しっかり理由を言いなさいよ?理由を」
「見れば分かるでしょ、ナナバなら!!!!っていうか、理由とか説明する暇なかったし!」
「……つーか目に毒よ、その格好」
そう言われ全身を見下ろすと、シャツのボタンが全部外れはだけており、白い肌が胸が露になっていた。
いつの間に……モブリットめぇ。
「まったくの同意件だ、ナナバよ」
見るからに不機嫌そうな、ナナバとリヴァイを今、敵に回したらヤバい……そう体が全身が本能が声を上げている。
「モブリットは、俺がどうにかしとく。ナナバお前は……」
超チビのリヴァイは、自分よりも数十㎝も大きいモブリットを汗一つもかかず余裕そうに後ろに担ぐ。
目配せだけでその言葉の続きを理解したらしい、ナナバは頷いた。
「了解、了解っと!」
あ、何か嫌な予感。
そう感じた時には、手遅れだった。
「まったく、そんな格好しちゃって……。お姉さん、襲っちゃうぞ?」
その日の真夜中、私の悲鳴が調査兵団の寮に響きわたったことを知らない者はいない。
*
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- 6 : 2014/07/27(日) 22:26:54 :
*
ハンジside
「うう~っ、ナナバの馬鹿ぁ……」
あの後、私はナナバに説教をされた。一晩中だ。
反論したり言い返したり、取っ組みあったりしたが、まったくの無意味で最後には結局、拳骨が私の頭に落ちた。
えぇ、痛かった。痛かったですもん。
「馬鹿で悪かったわね」
「え!?いや、あはは……。いつから、そんなところに?」
「何、言ってんの?さっきから一緒にいるでしょ」
あれ、そうだっけ?
「あ、ハンジさーんっ!!!!」
と、私の名前を呼ぶ声が聞こえ、後ろを振り返ると……笑顔が可愛らしくて、肝が据わって、何よりも強い、特別作戦班リヴァイ班に所属する調査兵団兵士であるペトラ・ラルが小走りをして、こちらに向かっていた。
「ハンジさん、ナナバさん、おはようございます!」
「「うん、おはよう。今日も可愛いね、ペトラ」」
ナナバとセリフがかぶる。
案の定、ペトラは頬を染めて「え、えええっ!!!?可愛くありませんよ!」と叫ぶ。
予想通りの反応だ。
うむ、まったくもって可愛らしい。
「……こういうセリフをさらりと言える私達って、すごいと思うんだよね。ナナバ」
「奇遇だね。私もそう思っていたところだよ、ハンジ」
新たな友情が芽生えた瞬間だった。
「で、用事でもあるのかな?」
「はいっ!例の書類です」
そう言いながら、脇元に挟んでいた封筒に入った書類を私に差し出した。
それを受け取り、封を開けて書類に目を通す。
「うわ……これ面倒くさい書類じゃん。大変だったよね?ありがとうペトラ」
「いえ、全然大丈夫ですよ! これぐらいの書類なんて、巨人討伐よりも容易いですから」
後者のセリフさえなければ、ざ・女の子なんだけどなぁ……と、ふいに思った。
いやいや、強気なとこもいいじゃない。
って、何言ってんだろうハンジ。しっかりしよう、うん。
「頼もしいね」
ナナバがそう言うと、ペトラは「そ、そんな…」と言い、否定する。謙虚だよねぇ。
「では、私はこれで。また会いましょうね!」
敬礼をして、私達とは反対方向へ走り出したペトラの背を眺めながら、話す。
「……若いって、いいね」
「やめよう、ハンジ。その話題アウトだから」
現実は悲しいものだ。
「ねぇ、そういえばモブリット見た?」
昨夜以来、姿を一目も見かけない。
「自室で就寝中だと思うよ。……まったくアンタさ、モブリットがあんな状態になるまで飲んでた理由分かってんの???」
しん、と静まる。
気まずいなぁ、何て答えよう。
その質問は大方、想定していたので驚きはしなかった。
「もちろん、分かってるし気づいてるさ」
「あら、意外。そういう系に疎いアンタにしては、珍しいわね」
若干、馬鹿にされた気がしたがそれは置いとこう。
「まぁね。分かりやすいから」
「気苦労絶えなくて調査兵団一、酒一番飲むんだからさモブリットは。アンタがどうにかしてやんないとさ」
気苦労絶えない。
それは主に私が原因だから、この返しは手痛い。分かっていることを敢えて言われる方が悔しい。
「……じゃないと、どうなっても知らないよ???」
ナナバが言い放ったその一言が、余韻を残し消えた。
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- 7 : 2014/07/28(月) 20:39:39 :
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モブリットside
程よく冷えた冷水が渇ききった喉を潤す。
「はぁ……」
二日酔いの朝は頭痛がひどく、痛みはひかないし、何かが込み上げるように気持ち悪い。
こんな物静かそうで酒なんて大して飲めなさそうな顔して、どうしてそんなに酒豪なのかとよく周りの人に言われるがそれは自分が一番聞きたいところだ。
酒を一口でも飲めば、勢いは止まることなく、次の日は二日酔いと決まっている。
おまけに記憶がすっぽりと抜けて消える余計な代償つきだ。
冷水を一気に飲みほし、コップを置く。
「どうだ、体調は?」
ドアの方から、声をかけてきた人物に少し前屈みになって、おじぎをする。
「おはようございます、リヴァイ兵長」
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- 8 : 2014/07/28(月) 22:09:15 :
「あぁ、おはよう」
元々、いつも不機嫌そうなリヴァイ兵長だが、朝は特に不機嫌らしい。
というのも、目の下の隈が一目見ただけで分かるほどにひどいことになっていたからだ。
「あまり体調は優れませんね……今日一日は、休みます。体調が万全でないと仕事なんて完璧に出来ないので」
この状態で仕事しろとか言われたら、鬼畜すぎる。
「そうしとけ。普段、あのクソメガネの世話と仕事に追われてるんだ。しっかり休んどけ」
あ、やっぱり兵長って……
「兵長。今日はいつもより優しいし、よく喋りますね?雪でも降るんじゃないんですか?」
「うるせぇ。俺は元々、お前が思っている程良い奴じゃねぇ……。それに、雪なんて降らねぇよ。今は夏だ」
冗談に敏感に反応するところが面白い。
少し嬉しいのか、そっぽを向いてふて腐れたように話すその姿を彼の部下達である、リヴァイ班の皆に見せてあげたいと思った。
「あはは、そうですね。あ、昨日は酔った俺を自室まで運んでくれたみたいで、ありがとうございます」
「ん、気にすんな。それよりもお前、一人称"俺"なのか?」
「あ、そうです。普段は"私"なんですけど……もう何か疲れてると色々と面倒くさいんで。意外ですか?」
仕事意外の話が出来ると少し嬉しいものだ。
普段、時間に追われてばかりなので、こういう話がゆっくりと出来ることはそうそうない。
「意外だな。まぁ、そっちの方が俺は無理してなくていいと思うぞ」
「そうですか?こればかりは、もうオンとオフの切り替えなんで、どうにもなりませんけどね」
二日酔い、ナイス。
時間があるって、すごく幸せなことだぞ、なぁ、モブリット!!!!
脳内は頭痛の痛みを我慢しつつも、歓喜に満ち溢れている。
「そういえば……ハンジ分隊長は???」
歓喜に満ち溢れているところを、一変。
いつも俺の頭を悩ませるその存在を思い出してしまった。
「今日は、ナナバがつきっきりで監視だ。間違っても、変なことは出来ねぇだろうな」
こ、心強い。
あのナナバさんなら、俺がいなくても何とかなるだろう、うん。
いや、そう思いたい。
「……まったくあのクソメガネが、夜中の間ずっと悲鳴しか聞こえねぇし。眠れなかったじゃねぇか」
どうりでいつもより隈が深い訳だ。
だが……
「え、えーっと……何か夜中にあったんですか?」
すると、兵長は僅かに目を見開いて驚いたような顔をした、気がする。
そして何かを思い出したかのように、言った。
「そうか……お前、飲むと記憶が飛ぶタイプだったな」
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- 9 : 2014/07/30(水) 10:12:53 :
「えぇ、まぁ……そうです」
兵長は飲んでも記憶はいっさい飛ばない人なんだよなぁ……。
「本当に覚えてねぇのか?」
何を言いたいのだろうか?
そんなに覚えてないといけないような重要なことがあったのだろうか。
「もしかして……次の壁外調査の緊急会議とかですか!?それか、ハンジ分隊長が何やらかしましたか!!!!?……ッ、うっ…」
少し声を荒げたからだろう、突き刺さるような痛みが頭に走る。
「落ち着け。ほら、布団の中入ってしっかり寝とけよ」
「え、いや、あの……」
兵長は無理矢理、俺をベットにおしやり布団をかぶせた、その姿はまるでお母さんのようだ。
ほのかに暖かい布団は、眠気を誘うには十分だ。
日頃の寝不足のせいか、睡眠へのこだわりは深い。
「覚えてねぇなら仕方ないだろ。緊急会議なんてなかったし、クソメガネがやらかしたと言ったな?まぁ、そんなもんだ」
「や、ややや……やっぱりやらかしたんですね!!!!!?そうですよね!?」
意識が昇天していく気分だ。
毎度、上司の責任を尻拭いしている俺にとって、もう泣き喚きたい出来事だ。
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- 10 : 2014/07/30(水) 14:05:40 :
「だから、落ち着けって。お前が覚えてねぇなら、俺からはなんも言えねぇんだよ」
「これが落ち着いていられますか!!!!!!?あぁ、もう……」
思い出せ、思い出すんだ、モブリット。
昨夜、何があった???
記憶の節々を意識がはり巡らし探るが、まったく覚えがない。
そもそも飲んだ翌日は、直前からの記憶なんて跡形もなく忘れていて思い出せたことなんて一度もないじゃないか……。
「お前も意外と意固地だな。……で、いつからあのクソメガネに恋したんだ?」
思わず目を見開き、叫ぶ。
「なぁ……なっ、なな、な…なっ、何で知ってるんですかっ!!!!!?あ、いや、ち、違いますけど!!!」
取り繕えているだろうか?
すると、兵長は堪えていたものを吐き出すかのように薄く笑った。
わ、笑ってるとことか見たことないので、少し驚く。珍しい。
「バレバレだ。皆、知ってるぞ?」
耳を塞ぐ代わりに布団をかぶる。
うわわわあああああああああああ、何で知ってるんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!?
この歳になって、恥ずかしいとか思っていいだろうか?
いや、いいだろ。
「うぅ……調査兵団に入団して、ハンジ分隊長の部下になってからですよぉ……」
「ほぉ、結構前からじゃねぇか」
何で物珍しいかのように食い付くんだ?
クソおぉ……。
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- 11 : 2014/08/01(金) 19:17:00 :
「でも、まぁ……上司と部下の恋なんてたかがしれてますよ。おかしすぎますし」
未だに薄笑いを浮かべている兵長に聞く。
つーか、いつまで笑ってんだこの人……ひどいなぁ、と心の中で溜め息をつく。
「別におかしくねぇよ。上司と部下だから恋しちゃいけねぇなんて、そんな決まりはねぇだろ……」
「リヴァイ兵長とペトラさんのようにですか???」
ピクッと片眉が動いたのと同時に薄笑いをしていた顔が徐々に剣呑な顔付きに変わる。
椅子からガタッと勢いよく立ち上がり、ベットの毛布にくるまっている私に近付いて来た。
そして、片膝をベットに付き、俺のワイシャツを掴み見下ろす。
うわ、マジ。これはマジなのか。
「……おい、モブリット。それは何か違う意味で煽ってんのか?殺んのか?」
「違います違います違います違います違います……、ほ、本っ当に冗談ですから!!!!!?」
大袈裟に見えたかもしれないが、首を左右に振り否定の意を見せる。
怖ぇ……。
何っーか……、オーラ(?)っていうのか、殺気というのか、冗談が通じていないっぽい。
怒り方が大人げないと叫びたいところだが、逆鱗に触れそうなので、心の中に閉まった。
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- 12 : 2014/08/03(日) 14:24:00 :
「……結局は、周りの価値観による偏見とかじゃねぇのか?大体、どう思われようとも関係ねぇだろ。本当に好きなら、尚更だ」
兵長は掴んでいたワイシャツから手を離した。
「別に気にすることねぇ、だろ?」
「は、はいっ!!!!!そうですよね!周りの目なんて、気にしてたら何も始まりませんよね!」
自分は今まで何を気にしていたのだろうか。
もういい加減いつまでも何も変わらないままでいるのは、嫌だ。
終わることもない、進むこともない、そんな関係はもう嫌だ。
「へいちょ~うっ、貴方、やっぱ良い人ですね~!!!?」
俺が泣きついて、思わず兵長に抱きつくと兵長は引き吊った顔で怒鳴った。
「泣くな!!!!!うっとおしいな!?うぜぇ、離れろ!良い人なんかじゃねぇよ!」
そっぽを向きながら叱っているところは照れ隠しであると前、リヴァイ班の人が言っていた。
いい大人が照れるのは、恥ずかしいものである。
*
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- 13 : 2014/08/04(月) 21:35:19 :
*
ハンジside
そんなこんなであの夜の事件から早一週間が過ぎた。
二日酔いならぬ、三日酔いという新たな記録を叩き出したモブリットは、いつも通り元気だし、特に変わったところもない。
逆にそれが私はとても怖い……私の気付かないところでモブリットの様子がおかしかったら、どうしようって。
何となくここ数ヶ月、モブリットの様子が少し違うこと、おかしいことには気付いていた。
その理由も気づいているし、分かっているし、私は知っている。
ただあの事件が起きるまで、私はモブリットの様子がおかしいことにいまいち確信が持ててなかった……だから私は今、こうして不安になる。
そんなに抱え込まないで無理しないで、って。
もしかしたら、モブリットは日に日にそんな何かの重みに追われているのではないか?
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- 14 : 2014/08/04(月) 21:43:25 :
- モブリットの負担になるような原因の種はおそらく……主に私だ。
私が少しでもモブリットの負担にならないようにしないと、頑張らないと。
モブリットを悩ませているであろう、その原因は私なのだからー……。
『……じゃないと、どうなっても知らないよ???』
ナナバのあの一言は、少しづつ確実に仕留める毒の呪いのように、私にまとわりつく。
「それぐらい、分かってる。分かってるんだ。けど……」
言い訳など通用するはずもない。
ー……だって、私はこの現状から紛れもなく逃げ腰になっているから。
これは全てただの綺麗事だ。
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- 15 : 2014/08/05(火) 18:39:11 :
*
やっぱり私は逃げ腰になっているかもしれない。
例えば……
・scene1
「ちょっと、ハンジさん……コレどういうことですか……」
出来れば視界に入らないでほしいその書類を突き付けられた……までは良いが、モブリットが私の顔に自分の顔を(血の気が引いているけど)近づけて来た時は、私は逃げ腰になった気がした。
「え、あん!?え、ちょ、いや……その…」
何が起きたかって言うと……提出期限間近の書類に手をつけていなかったり、仕事が非常に多いときだ。
私の指紋でさえついているのかも怪しい、まったく手のつけられていない、何にも書かれていない書類にをモブリットは顔面蒼白の姿で見つめていた。
その書類に触れている手は僅かに震えている。
「いや~、ごめん……って…、ごめんなさい。本当に許してください。お願いします」
土下座で許しを乞うが、それはまったくの無意味で強制的に仕事をさせられる。
……いや、ここまではまだ序の口にしか過ぎない。
私が逃げ腰とかそういうんじゃなくて、問題はモブリットの様子がおかしいという決定的な事実に立ち会ってしまったということだ。
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- 16 : 2014/08/05(火) 18:55:49 :
・scene2
何かと夜になると、好戦的になることだ。
仕事が終わらなくて手伝ってもらう時に、モブリットはいつも決まって私の部屋で手伝う。
わざわざこんな汚い部屋で仕事をすることはないと思う(皆の意見)が、ここでないと書類に必要な資料などか見つからないからだ。
そして、仕事をやっている途中や終わった後に必ずモブリットは ……
「……っ、ちょ…い、いきなり何さ?」
後ろからいきなり抱き付いてくる。
私が問いかけても何も答えず、ただ抱き締める。
……あと言っていいのかな(?)これ…、そしたら今度は首筋を舌で舐めてくる。
もう何をされてきたのか、いまいち私でも理解しきれていないが、すごく恥ずかしかった記憶しかない。
まぁ、間違っても最後までは何もされていないはずだ。多分。
その時のモブリットは、私の知らない別人のような何とも言いようがない雰囲気で、私はただ黙ってその行為を受け入れる。
で、当の本人は記憶なしという落ち。何の冗談だ。
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- 17 : 2014/08/05(火) 19:17:56 :
・scene3
ケンカする機会が増えた気がする。
うん、毎日ケンカしているようなものだが、回数が増えたような……。
で、その原因はやっぱり私だ。
仕事がどうとか、あの書類はどうしたとか、次の壁外調査の会議の書類がなんちゃらとか、部屋を片付けろとか、自分が居るときはそんな服装はやれてくれとか……お母さんか何かのようなセリフが後半に混じっている。
とにかく小さな衝突のくだらないケンカだ。
※ちなみに私とモブリットは付き合っていないので、痴話喧嘩とかその類いのケンカではない。まだ痴話喧嘩とかの方が羨ましいと切実に思う。
「……だから、私はその服装は、女性としてどうかと思うんですよ!!!!俺、一応男です!」
サイズの合わないだぼだぼのワイシャツを上だけ着ていて、下は下着以外何も着てなかった時にそう言われた。
そう言われてもパジャマだし、どうしろって言うんだ。
「パジャマだよ、パジャマ!!!!これで外とか出歩く時とかあるっちゃあるけど、ないよ!!!アイ、アム、パジャマああああああああああああああ」
条件反射で食らい付く私は、大人気ないと思う。
「パジャマだろうが、俺の意思は何処へ!!!!!?……もっと、淑女らしさを持ってください!!!!!」
「無理に決まってるね。私だよ、この私!!!!!淑女とかレディとか、わけ分かんないこと言うな!」
終いには、取っ組み合いで服やら何やら、掴んで引っ張り合って……子供のケンカみたいな低レベルな争いだ。
「仮にもアンタ、女性でしょうが!!!!!!?慎みを覚えましょうよ!!!」
「たから、無理。そんなの一番モブリットが知ってるだろ!!!!いい加減にしてよ!!!!!」
-
- 18 : 2014/08/07(木) 19:09:21 :
真夜中に取っ組みあって大声でケンカをしていれば、当然のようにうるさい。
調査兵団の寮で私とモブリットのケンカは、まぁ有名で仕方ないで済まされているが最近になって頻繁にケンカになるので、周囲の部屋から苦情的なものが来ることもないこともない。
そして、今日も………
「喧しいのよアンタらッ!!!!!!?毎日のように低レベルなケンカしてェ……」
平然とドアの扉を蹴破り、ぶち壊し怒号を撒き散らしながら部屋に侵入してきたのはやっぱりナナバ。
何てことしてくれるんだ。
「あ、ちょ……ナナバっ!!!?そのドア、先日に修理してばかりなんだけど!?」
「あっ、そ。次からもぶち壊すから、そのつもりでよろしく」
修理代がいくらかかると知ってて、そんなこと言ってるのナナバ!?
研究に使えることも出来たそのお金がまたドアの修理代に使われるなんて、そんな……
するとナナバは声を張り上げ、私達に向かってまた怒鳴る。……お母さんか。
「痴話喧嘩なら、外でやりなさいっ!!!!」
「「ち、違うっ!!!!!?」」
あまりにも予想外のセリフにそれまで黙り込んでいたモブリットと見事にハモった。
何で、こんなタイミングよくハモるだろうなぁ……気まずいじゃん。
思わず、顔を見合わせてしまったから余計にだ。
「とにかくアンタら……次、こういうことあったら擂り潰すからね」
何時にも増して機嫌が悪いらしいナナバ(なんかリヴァイみたい)の眼光は鋭く突き刺さるような視線だ。
って、いうか擂り潰すって何されるのか分かったもんじゃない。
ナナバは本気で何をするのか分からない人だから、警戒心が高まる。次、怒らせたら本当にヤバいと感じた。
とにかく首を上下に振って、了解の意を見せることしか出来ない。怖ぇ……。
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- 19 : 2014/08/07(木) 20:01:33 :
*
「もうコレは駄目だね」
何がって……私とモブリットのこと。
結構前から薄々と感じていたけれど、コレはもうここら辺で終わりかなって思う。
様子も態度も何もかもが変わった気がする。
今までもそうだった。
最終的にだ、私の副官は、皆私に着いて行けない。いや、必然的にそうなる。
原因は、私が変人でその副官が扱いにくいからとか、仕事以外のことに付き合わせられるとか、尻拭いやフォローも面倒くさいとか。
一番の原因としては非常識でこの天才的な思考に着いて行けないというところか……。
そうして今までの私の副官は私に着いて行けなくなった。何人が私の副官になったのだろうか、全員がそうだった。
で、モブリットの番が来たっていう訳だ。
モブリットもついに私に着いて行けなくなったのだ。
最近のケンカとか小さな衝突。ささない口論も私が上官だから何も言えないで押さえているだけで、本当は痺れを切らしている。
好戦的な姿勢も明らかに異性に対するの態度や行為も全部、今までにあったこと。
殴られたことだって、最後までヤられそうになったことだって、今まで私の副官だった奴等にされたことがある。
兵団を辞める程にまで私が憎たらしくて仕方なくて、最後に報復を。ってところだろう。
それほど驚くことでもないじゃないか。
「あぁ、いつもそうだ。今までも、これからも……きっと、そうなんだろう?」
私に着いて行ける奴なんて、誰もいない。
でも、今回は本当に残念だなぁ……。
今までのどんな副官よりもずば抜けて頭が良くて、普通に強くて、うざいぐらいにお節介で……誰よりも有能で。
ーそんで優しいってこと、私は知ってるよ。
でも、終わりだね。
*
-
- 20 : 2014/08/07(木) 20:36:30 :
*
「……意味、分かるよね?」
その日、私はモブリットをウォールローゼの壁の上に連れてきて何もかもを告げた。
人もいないし、兵士以外は中々立ち入らないし、見つかっても仕事だと理由がつくからだ。
荒々しい強い風が私の顔に髪を叩きつける。
髪の毛、結ってくれば良かったなとふと思う。
呆然としたまま一言も口を開かないモブリットを無視して私は言葉を紡いだ。
「モブリットの最近の態度を見て、私は結論を出したんだよ。貴方はこれから私の副官でいるべきじゃないってことを」
我ながら、淡々とした口調で話して、ひどく冷静でいることに驚く。
「ねぇ、聞いてる?無視するな」
怒っている、そんなひどく掠れた声だ。
その声にモブリットは肩がビクッと揺れ、私を正面から視界に捉えた。
「私がどうしようもない奴だってことは私の副官なら分かってるよね。そう、こんなどうしようもない奴に着いて行ける副官は今までいなかったよ。
貴方がもう何人目の副官かも分からないぐらいに私は手の掛かる問題時だった訳で、勿論今までに副官は居たさ。
そんな私にここまで着いて来れた貴方はすごいと思うよ。偉そうに言うけど誉めてあげるよ」
自分でも、モブリットに何を言えばいいのか分からない。
整理がつかない、状況を未だに呑み込めていない。それはモブリットも同じか。
勝手に連れてきて、勝手に当たり散らしているのは私だから。
「……言わなきゃ、何も分からないし伝わらないんだよ?何か言えよ」
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- 21 : 2014/08/07(木) 21:27:31 :
やっと口を開いたモブリットは、私の瞳を真っ直ぐと見つめていた。
あの事件で私に見せた別人のようなモブリットじゃない。
背筋がちゃんと伸びていて、私の目線をしっかり捉えていて、私の話が終わるまでひたすらに話を聞いて黙り込む。
何故か怖いくらいにいつものモブリットだ。
「……貴方が俺を嫌いになったとしても、それでも俺は貴方が好きです。ハンジさん」
そんなの随分と長い間、貴方と一緒に居た私が一番……
「あぁ、知ってるよ。でもさ、もう遅いって。モブリット」
何かが胸の奥から込み上がってくる気がした。
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- 22 : 2014/08/07(木) 21:58:22 :
「……不安で仕方ないんだって」
モブリットがいつもと違うとき。
好戦的でうるさい時も、ささないことで怒る姿勢も、明らかに異性に対する態度や行為も……全部、私の知ってるモブリットじゃなくて。
また誰かが、今度はモブリットが私に着いて行けなくなって、一人になって……。
怖くて、怖くて、潰されそうで不安で仕方ない。
「怖いんですよね?……俺が貴方の知ってるモブリットじゃないから。それについては本当にすいません」
どうして私の思っていることが分かったんだろう。
モブリットに話したことは一回もない。
何となく心を見透かされているようで、居心地がとても悪い。
「出来れば、今までの行為や態度は忘れて欲しいです」
「じゃ、忘れる」
即答するとモブリットは頬をかきながら、苦笑いした。
その姿は私がよく知っているいつものモブリットの仕草で、とても懐かしく思えた。
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- 23 : 2014/08/07(木) 22:11:52 :
「何か古傷を抉るような感じになっちゃいましたね、すいません……」
「いや、それについては許さないから。覚悟してよ?」
後でたっぷり説教でもなんなりとしてやる。
何なら、体当たりでも蹴りでも格闘術の一発や二発でも喰らわしてやる。
「……私の副官で居る気、あるの???」
一応、辞めてくれと強制的に押し付けたようなものなので、確認はする。
「勿論です、ハンジ分隊長!」
人類に心臓を捧げる、その敬礼を私に示した。
何だろう……私が心配するほどのことでもなかったじゃん。
モブリットがおかしいかった理由は分かんないけど、私さ、心配する必要なかった。
逆に私が心配されてるじゃん……。
「クソっ、何よそれ……。私だけ心配して損じゃん。馬鹿みたい」
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- 24 : 2014/08/07(木) 22:23:55 :
「で、返事は???」
あの手この手のような戦法で次々とターンを進めていく。
まるでこうなることを分かっていた知っていたかのように上手く進む策略は、敵にはしたくない。
隙がなければ隙を作るまでで、隙さえあれば攻める男なんだモブリットという男は。
……元々、こういう奴だということをすっかり忘れていた。
いつの間にかに、顔面数㎝のところまで詰め寄られてからなんて遅すぎるが。
「い、いきなりだね……。え、えーっと……」
好きです、か。
いい加減、この気持ちにも決着をつけないといけないんだよね。
大分前からモブリットの気持ちもそれに対する私の気持ちも分かってるし、気づいてるし、知ってた。
ーだけど逃げてたんだよね、人一倍臆病で寂しがり屋の私は、何も出来ずに。
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- 25 : 2014/08/08(金) 19:59:15 :
- 太陽が少しづつその顔を出し始めていた。
あと数分もすれば壁の中に暖かくて眩しい太陽の光が私達二人に降り注ぎ、全身に生温い湿った風が通り抜ける。
モブリットと私の距離は数㎝手前まで詰め寄られたまま身動きはとれない。
唾を飲み込む音だって息遣いですら聞こえる。
「……モブリット。私……、って、ちょ、うえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!?」
返事を告げようとした時だった。
片足を引っ掛けられ全身が地面に叩きつけるように倒れ込んだ。
そして、気づいた時にはモブリットがあの事件の時のように私に覆い被さっていた。
逃げ場は、当然のようにない。
少し上顎を上げればモブリットが笑っていた……というよりニヤついている、先程よりも距離は縮まっていた。
うわ……腹立つ。
何となく恥ずかしくなって目を瞑った。
「ハンジ」
何だい?
モブリットが私の名前を呼び、そう聞き返そうとした時だった。
ー何かが唇に重なった。
瞑っていた目をゆっくりと開くとそれはモブリットの唇で……キスだということに気づくまで大分時間がかかった。
一方的に奪った強くて優しいキス。息をさせてもらう時間さえない。
ただ少し気持ち良いような快感に溺れそうになった。
「ちょ、も、ももも、も、モブリット!!?あの、え、えーっと……」
モブリットの唇が離れてから、何かを伝えようと必死に口を動かすが言葉が見つからない。
私のそんな様子をモブリットは面白そうに眺めていた。
が、目線があった瞬間、人の悪そうな顔をしてニヤリと口元を吊り上げ呟いた。
「ー"好きだ"なんて言わせませんよ?」
さて、ここで問題です。
"嫌だ"とも"好きだ"とも言わせて貰えない私は、一体、彼への返事をどう答えるべきなのでしょうか?
あとこの状況はどうすれば逃げ出す事が出来るのでしょうか?
本当にどうすればいいのでしょうか?
その答えは……?
『愛しています、ハンジ』
ーその答えを私が知ることになるのは、今から数年後のまだ知ることもない未来で彼の口から……。
朝日の暖かくて優しい日差しが二人を包み込むように降り注いでいた。
【 8 7 祭♪】ー"嫌だ"なんて言わせませんよ?(モブハン)ーfinー
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- 26 : 2014/08/08(金) 20:18:46 :
- ーあとがきー
はい、【 8 7 祭♪】ー"嫌だ"なんて言わせませんよ?(モブハン)は、これにて執筆終了ですっ!!!!!!
相変わらずの亀さん更新で8月7日までに執筆終了をすることが出来ませんでした……すいませんm(__)m
モブリット攻めに挑戦してみたのですが、攻めてるのかな?モブリット???
ハンジsideが多くて、モブリットsideが疎かになっちゃいました。
私的には、モブリットって意外とあざとそうで策略家なイメージがあります(笑)
ほとんど私の妄想で書いたssですが楽しんでいただけたのなら、何よりです。
応援していただいた皆様と拝読者の皆様に感謝のお礼を。
執筆中のコメントを制限していたため、グループの方で応援していただいた時は本当に励みになります!お星様もです!!!!
そして今回、参加させていただいた87祭を主催したロメ姉さんには、本当に感謝しています!
皆様、本当にありがとうございました!!!!
最後に、このssは執筆終了しましたが何か感想やコメントが一言でもいただけると本当に嬉しいですねっ(#´ω`#)ノ♪♪♪
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- 27 : 2014/08/08(金) 20:56:30 :
- 執筆お疲れ様でした!
とっても可愛いハンジさんとカッコいいモブリットです!
呼び捨て!まさかの呼び捨て!!イイ!!
……すみません。大変興奮してしまいました。
なんとなく優しいだけではあの兵団では生き残れそうにないので彼にもあざとさはあると思います!
ラストのモブさんは本当にカッコよかったです。
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- 28 : 2014/08/08(金) 21:09:35 :
- >>27キミドリさん
可愛いハンジさん、私の好みです(笑)モブリットもカッコよく可愛く仕上げて見ました。
呼び捨てです。呼び捨てですよ!!!!!うひひひ……
私のssにキミドリちゃんを興奮させることが出来る力があったなら、嬉しいです(>_<)♪
ハッ……なるほど、確かに優しいだけじゃあの兵団に生き残れませんね!!!!
ナイス力説です、拍手!!!!パチパチ
ラストは、ちゃっかりとプロポーズしているモブリットさん(笑)
コメントありかがとうございました(#´ω`#)ノ
キミドリさん、お星様をつけていただき感謝ですっ!!!!!!
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- 29 : 2014/08/09(土) 00:18:04 :
- 執筆お疲れ様でしたぁぁぁ最敬礼!!
うはぁぁ、せめモブきたこれ!!
こんな時間に読んで、滾って滾って仕方がありません!!
ああ、ハンジさんそこを私に譲りなさい…(タイキック!)
かっこいい!!あざといモブリットかっこいい!!
惚れました♪惚れてましたけど(*´∀`)
そしてらむねさんのお話にも惚れました~(*´∀`)
また素敵な作品書いて下さい♪
この度はバーナー祭りにご参加ありがとうございましたm(。≧Д≦。)m
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- 30 : 2014/08/09(土) 09:31:25 :
- >>29 8 8@謙虚な心を忘れないさん
うきゃあああ、ロメ姉さん!!!!!?
今回はバーナー祭りに参加できて光栄です♪
モブリットが攻めてます、攻めです!
深夜だとたぎるかもですね(笑)執筆中、私もたぎっていました。
あぁ!?ハンジさんがタイキックされた(笑)
下書きなしの一発本番で書いているお話ですが、惚れていただいたのなら嬉しいです!!!!!
ロメ姉さんのモブリット愛は、本当にリスペクトです(笑)
拍手!!!!パチパチ
88@謙虚な心を忘れないさん、お星様をつけていただき感謝ですっ!!!!!
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- 31 : 2014/08/09(土) 11:38:43 :
- ふあああああああああ!
最高です!!
私的には、ナナバがwww
やっぱらむねさん最高です!
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- 32 : 2014/08/09(土) 16:39:45 :
- >>31CAT_M@猫兵長☆さん
うわあっ!?CATちゃん、いきなり叫んでる(笑)
ふふふ……実はナナバには、密かに愛情を込めました(//∀//)
縁の下の力持ちとは、彼女のことを言いますね。はい。
サブキャラをどう動かすかに情熱を注いでおります!!!!
最高の言葉、ありがとうございますm(__)m
CAT_M@猫兵長さん、お星様をつけていただき感謝ですっ!!!!!
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- 33 : 2014/08/11(月) 17:54:14 :
- らむちゃん!(先輩省略)
一言!
うっわあああぁぁぁ!!!!
以上!w
モブリットがハンジさんを呼び捨てにしてるわ、壁ドンならぬ床ドンしてるわ、ナナバさんがこれまたいい味出してるわで...ニヤニヤが止まらなかったよ!
らむちゃんのモブハンに早くもはまってしまいました...
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- 34 : 2014/08/11(月) 18:23:27 :
- >>33Rioon@再出発さん
リオンちゃああああああああん!!!!(笑)
うっわあぁあぁあああ、だよ☆
そう呼び捨てと床ドン!!!!
攻めモブリットだからこそのモブハン(//∀//)もう、たまらん……ぐへへ←変態です
サブキャラをどう動かし縁の下の力持ちにするかに愛情を込める私です(笑)
私もこのss書いてる時、ニヤニヤが止まらなかったよ~
ハマってくれたなんて、すごく嬉しいお言葉です!!!!感涙((((泣
コメントありがとうございました(#´ω`#)ノ☆
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- 35 : 2014/08/22(金) 15:50:13 :
- え~っと、お知らせ(?)があります
このまま……本編のssで書きたかったけれど書けなかったところを少しだけおまけでその後の後日談を執筆しようと思います
亀さん更新で短いかもですが、よろしくお願いしますっ(*≧ω≦*)ノ☆
コメントがいただけると嬉しいな(笑)
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- 36 : 2014/08/22(金) 18:08:46 :
◆◇◆ その後のお話その1【……コイツ、あざとい】◆◇◆
*
ある騒がしい飲み屋で例の男二人は、酒を呑み会話を交わしていた。
むさ苦しい男共の話なんて聞けるか!?ってカンジだ。
が、むさ苦しいと言うには程遠い二人……モブリットとリヴァイは同時に深い溜め息を吐いた。
「……やっと、やっと巨人の実験が終わった!!!!!! 巨人が死なないと永遠に続けられるハンジの実験にやっと終止符が!!!!?」
「いや……待て、こっちの身にもなれよ。毎回、何仕出かすか分かんねぇから調査兵団の兵士駆り出して、ほとんど全員の厳戒態勢でプレッシャーとかカオスすぎるあの空間にずっと居たら精神崩壊ものだぞ?ふざけんな」
どうやらハンジの巨人の実験に付き合わせられている調査兵士の中に二人も含まれているらしい。
「……あぁ、あはは、そうですね。今日ハンジが最後の実験でヘマしてくれて良かったですね。じゃないと俺ら今頃…」
モブリットは真正面に座るリヴァイと顔を見合わせた。
「……精神崩壊、もしくは廃人、ゴミ箱行きか…」
-
- 37 : 2015/01/15(木) 20:25:27 :
- 期待
-
- 38 : 2015/04/28(火) 19:06:01 :
- 続き期待。
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- 39 : 2015/07/28(火) 20:23:15 :
- 待機
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- 40 : 2020/10/06(火) 15:21:52 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
http://www.ssnote.net/archives/80410
恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
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害悪ユーザーカグラ
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害悪ユーザースルメ わたあめ
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害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
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害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
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【キャロル様教団】
http://www.ssnote.net/archives/86972
何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
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