この作品は執筆を終了しています。
「好き」の反対
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- 1 : 2013/09/13(金) 22:29:29 :
- はじめまして。今回が初のSSです。至らないところがかなりあるでしょうが、何とぞお付き合いよろしくお願いします。スコシ長くなる予定ですので、でき次第投下していく予定です
※キャラ崩壊多分あり
※ネタバレ多分なし
訓練兵団 男子寮
エレン「あぁ、背中がいてぇ・・・」
アルミン「エレン、どうしたの?」
それは、今日の対人格闘の時の話だった。
俺は例によって、アニと組んで、例によってコテンパンにされた。それに、今日の姉は普段よりも高度な技術をもって、俺の攻撃を制圧してきた。
とどめは、俺が最初にあいつにかけられた技だったが。
エレン「さっき風呂の時に見たけど、右肩に字がでけちまったんだ。アニの技術はすごいと思うが、あれはやりすぎだろう」
アルミン「僕もそう思うよ」
エレン「だろ? あいつはもっと手加減を覚えるべきだ」
アルミン「そうじゃなくて、アニの技術そのものだよ。僕がすごいって言っているのは」
エレン「?? どう言うことだ?」
アルミン「最初にエレンが投げられたときは気づいてなかったけど、アニの技術は、システマって言うのに似ている気がするんだ」
エレン「しすてま? なんだそれ」
アルミン「昔おじいちゃんの本を読んだときに、前の世界の格闘技について書かれていた本があって、その中にシステマって言うのがあったんだ。内容的には徒手殺人技術って言った方が納得しやすいけど」
エレン「いや、あいつの技はすごいが、死ぬと思ったことはなかったぞ」
アルミン「そこは、彼女なりの改良か、万一のために選んでやっているか、のどちらかだろうね」
エレン「もし、アニが後者の方を選んでいるとしたら少しいやかもな・・・・・・」
アルミン「どうしてだい?」
エレン「俺あいつと組むときって、いつも手加減するなって言ってるから。もしそうだとしたら、俺はあいつに本気で相手にされてないってことだろ?」
アルミン「そうかな? さっきも言ったけど、システマは殺人技術に近いから、殺さないようにしているだけかもよ? 相手を殺したりしたら、それこそ開拓地じゃなくても、権柄団への最短ルートが絶たれるわけだし
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- 2 : 2013/09/13(金) 22:52:41 :
- みてるよー
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- 3 : 2013/09/13(金) 23:49:49 :
- 続きはよ
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- 4 : 2013/09/14(土) 00:35:13 :
- 支援
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- 5 : 2013/09/14(土) 02:37:05 :
- 乙はよ
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- 6 : 2013/09/14(土) 06:48:07 :
- 寝てました。続き投下します。
エレン「だとしても、だ。俺は手を抜くのが嫌いだし、相手に手を抜かれるのも嫌いだ」
アルミン「確かに君はそういうところがあるね」
エレン「俺、アニに本気で相手にされてないのかな?」
アルミン(ああ、エレンって負の思考回路にはまったらとことんナイーブになりやすい性格だったな……)
エレン「・・・・・・俺あいつのこと好きなのにな…」
同室一同「ファ!?」
アルミン「」アゼン
エレン「な、何だよ? 俺変なこと言ったか?」
アルミン「イ、いや。変なとは言ってないよ(落ち着け僕の思考回路、まだ来るな胃痛よ。エレンの言う好きって言うのは)」
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- 7 : 2013/09/14(土) 06:49:08 :
- ごめんなさい。朝食行きます。
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- 8 : 2013/09/14(土) 07:10:54 :
- アルミン(エレンの言う好きって言うのは、基本的に恋愛関係じゃないはずだ。かと言って、断定するには判断材料が少ないのも確かだし・・・・・・)
アルミン「アニが好きって言うのは、仲間として、だよね?(頼むそうであってくれ、僕の体内の安寧のために)」
エレン「多分、そういうのとは違う」
アルミン「え?(積んだわ)」
エレン「何か、アニのこととなるととたんに苦しくなるんだ。心拍数あがるとか、息苦しくなるとか。最近だと、アニと一緒にいひるだけだが、そういう夢を見るようにもなった」
アルミン「へ、へぇ(だめだ、エレン。それはいわゆる恋の諸症状という奴だ。君にその自覚がないだけで、君はアニに恋しているんだよ、僕の胃の平和と周囲の安寧を犠牲にしてね・・・・・・)」
ラ「おい、ベル、ベル、・・・・・・ベベべべン! 息をしろ、泡を吹くな!!」
馬面「っし・・・っし!!」ガッツポ
アルミン(このままだと、この部屋全員の今後の生活に影響がでかねない)
アルミン「ま、まあ今日はもう遅いし、明日の訓練のこともある。もう寝ようか?」
エレン「そうだな、明日は確か・・・・・・」
アルミン「対人格闘、立体機動、午後から座学と馬術だね」
エレン「そうだな、今日はもう寝るよ。お休み、アルミン」
アルミン「お休み」
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- 9 : 2013/09/14(土) 07:33:20 :
- アルミンに、今の自分のことを話すと、何かすっきりした。理由は分からないが、そう、安心した、のに近いか。とりあえず、変なもやもやが少し薄らいだ。いつもよりかは、寝れた気がする。他の、特にアルミンと、ベル・・・・・・とライナーの顔色はよくなかったが。ジャンの馬面はいつにも増してムカついたが。
食堂にて
サシャ「パァン!!」ムッグムッグゴグン
天使「そんなに慌てちゃ喉に詰まるよ?」
ユミル「気にすんな気にすんな、それより私の天使の方が、よほど食うべきだと思うぞっと」パンをグイグイ
ガチャ
エレン「おはよう」
ミカサ「エレn サシャ「おはようございます、エレン! パンをくださ」
エレン「やらねぇよ」
エレン「ミカサ、座るぞ」
ミカサ「おはよう、エレン。アルミンは?」
エレン「ここに来る途中で、腹抱えて吐血したから、医務室にいるはずだ」
ミカサ「エレン、またアルミンに迷惑かけたでしょう?」
エレン「知らねぇよ。それよりも、早く食えよ。冷めてるぞ」
・・・・・・訓練用グランド・・・・・・
キース「寝ぼけた面を並べているな、貴様等。どの訓練においても、その寝ぼけた面をしていたら、巨人の餌にすらさせてもらえないということを忘れるな!! 各自好きなように組め」
エレン「お、アニ! 今日も組もうぜ」
アニ「あんたも懲りないね」
エレン「今日こそ、本気で頼むぞ。遠慮してくれるな」
あに
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- 10 : 2013/09/14(土) 12:25:54 :
- アニ「分かってて言ってるんだろうね? もしかすると、一生巨人と戦えない体になるかもって言うことを」
エレン(この警告があるってことは、アルミンの言ってたシステマって奴を使っているな) エレン「ああ、分かってるよ。俺がそこでだめになったとしたら、俺はそこまでの奴だったってことで良い。ただ、俺は巨人を駆逐するためにいる技術を根こそぎ集めようとしているだけだ」
アニ「警告はしたからね………」スッ
俺はそのとき、初めてアニの本気を体感した。
それを言い表すならば、人が人を殺すために開発した理性的暴力。アルミンの言っていた徒手殺人術の意味やアニの警告の重要性が嫌と言うくらいに分かった。
俺自身精一杯の技術で耐えたが、最期はやはり打ち負かされた。
俺自身精一杯の技術で耐えたが、最期はやはり打ち負かされた。
満身創痍だった。
アニ「・・・・・・あんた、いきなり死にたいわけ?」
エレン「」ボロボロ
アニ「強くなりたいなら、その自殺衝動みたいな体の酷使は止めることだね。ほんとに死ぬよ?」
エレン「・・・・・・そうじゃねえよ。ただ、手加減されるのが嫌なだけだ。本気で相手されてねぇみたいでな」ゼェゼェ
アニ「顎はずれかけてるみたいだね。手、かしな。医務室行くよ」
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- 11 : 2013/09/14(土) 13:24:42 :
- 医務室
先生「君は先週も来たね。エレン・イェーガー君? 本来私が訓練兵の名前を覚えることはよくないことなんだがね」
エレン「・・・・・・すません」
先生「君たちは、次って立体機動術の訓練だよね。君は大事をとってここで休んでなさい」
エレン「ですが 先生「君たちが立体起動時のGに耐えられるのは、健康な体でやっているからだ。怪我、特に骨に関する怪我をしているときは、実践でない限りは避けなさい。午後からの訓練には参加してもかまわないから」
エレン「はい、分かりました」シュン
アニ「入るよ」
エレン「アニか」
アニ「どうだった? 検査の結果は」
エレン「顎がずれていたらしい。立体機動訓練には参加させてもらえない」
アニ「・・・・・・その、何か、悪かったね。こんなことにしちゃって」
エレン「悪いのは俺だ。アニが謝るようなことじゃない」
アニ「・・・・・・難だって、あんたは手加減されることに抵抗を感じるんだい?」
エレン「手を抜かれるのが嫌だからだ」キッパリ
アニ「・・・・・・」
エレン「こっちが頼んでるのに本気で返してもらえないと、何かまともに相手されてないみたいでな、嫌われてる感じがして、嫌なんだ」
アニ「・・・・・・相当疲れてるらしいね、あんた」
エレン「そうかもな」
アニ「そろそろ時間だし、あたしは行くよ。お大事に」
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- 12 : 2013/09/14(土) 13:41:07 :
- その後の訓練は、特に問題なくこなせた。ちなみにアルミンは特別病棟で寝かされていた。
アニとあんなに会話が出来たことには、素直にうれしさがこみ上げてきた。
やはり、俺はアイツのことが違った意味で好きらしい。
そしてこうも思ったりした。アイツ、アニは俺のことをどう思っているのか、と。
男子寮
「やあ、エレン。ずいぶんとぼろぼろな感じだね。その様子だと、アニに本気でやられたのかな?」
エレン「あ? あぁ、アルミンか。そうだよ、アニに完全に負かされた。医務室に言ったら、顎がずれてるとか言われて立体機動くれんだけ辞退させられた」
エレン「システマっての? アルミンの言っていた、徒手殺人術って意味が分かったよ」
アルミン「まだ、断定は仕切れないけどね」
エレン「あいつ、あんなに速く動くと思ってなくて、気がつけば膝の裏側の痛みと、首を捻られて極められたって感覚だけが着いてきた」
アルミン(やっぱり、アニの格闘技術はシステマと共通点があるな。何でだろう?)
アルミン「アニの格闘術ってどこから伝えられたんだろうね?」
エレン「前に、親父さんから教えてもらっって言ってた気がする」
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- 13 : 2013/09/14(土) 14:16:57 :
- お昼寝タイム突入宣言
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- 14 : 2013/09/14(土) 20:12:40 :
- アルミン「アニのお父さんが?」
エレン「ああ、初めてアイツと組んだときそんなこと言ってた」
アルミン(前時代の技術の継承者なのか・・・・・・?)
アルミン「へぇ」
エレン「今まで本気じゃなかった理由も今じゃ分かる気がする」
アルミン「え?」
エレン「あれは本当に間違ったりしたら人が死ぬ。憲兵団に入るってことは、暴徒鎮圧の時に殺さず無力化する必要があるんだろ? 今のうちに力加減を覚えておくのは正しいことなんだと思う」
アルミン(やけにエレンが冴えたことを言っている。あの、空気読めないはずのエレンが?)
エレン「まだ消灯時間まで1時間ぐらいあるし、外の風当たってくる」ガチャ
アルミン「いってらっしゃい」パタパタ
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- 15 : 2013/09/14(土) 21:56:20 :
- 連絡通路兼廊下
顎の付け根あたりがまだジンジンして、夜風がそこにしみる。アイツは、あんな技術を持っているにも関わらず、それをおおっぴらにする気がない。アイツなりに無用な敵を増やさないようにする努力をしているのだろう。
ただ、思い出してみると、アイツは対人格闘をしているときが一番、気負った感じがなくなっているのも確かだった。俺は、アイツのそういうところに何かを感じ、興味を持ち始めた。
ガッバシッバシッガッ
エレン「ん?」
アニ「フッ! シッシッ! ハッ! ハッ! フッ!」
エレン(アニか。アイツ、こんな時間まで一人で自主トレしてんのか。今後のためだ、しばらく見ていよう)
アニは、ずっと基本的な動きを反復しているだけだった。しかし、それは非常に洗練された、鞭のような動きだった。最初は見慣れなかったが、あの攻撃の網羅の中に自身がいたということを思い出すと、やはり恐ろしかった。と、同時にあのしなるような美しさに見とれてもいた。
アニ「ふぅ・・・・・・。覗きが趣味とは、またずいぶんと変人だね」
どうやらばれていたらしい。ここにいて、ずっと見ていたことは。
エレン「い、いや、別に狙ってここにいたわけじゃない。外の空気吸いに来たら、お前がちょうどそこで自主トレやってただけだ」
アニ「まあ、いいよ。別に気にしてるわけじゃないしね。・・・・・・顎、大丈夫かい?」
エレン「あ、あぁ。もうそんなに痛くはねぇよ(緒、そんな近く来て上目遣いしてんじゃねぇよ、ドキドキしちまうだろうが///)」
アニ「そう・・・・・・よかった」
エレン「何でお前が安心するんだ?」
アニ「誰かを傷つけたままでいるのも、何かしゃくでね」
エレン「アニがそんなこというとはな、明日は雨か?」
アニ「」スッ
エレン「冗談だ冗談!! 頼むから構えないでくれ」
アニ「アンタは、ほんと女の子のしゃべり方を覚えるべきだね。特に、私みたいなか弱い乙女との、ね」
エレン「悪かったって・・・・・・」
アニ「・・・・・・明日ってさ、休日だよね?」
エレン「ああ、そうだな」
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- 16 : 2013/09/15(日) 00:34:25 :
- アニ「一緒に町に出かけない?」
エレン「どうして俺なんだ?」
アニ「そうだね、今日のお詫びってことでどうだい?」
エレン「別にいいのに」
アニ「アンタがよくても私がだめなんだよ」
エレン「そういうもんか?」
アニ「そういうもんだよ」
エレン「・・・・・・分かったよ。ただ、俺町のこと詳しくないから案内役頼めるか?」
アニ「それくらい当たり前さ。突き合わせてるのは私だしね」
エレン「じゃあ、午後からで良いか? 午前は医務室に行かなきゃならないし、教官への報告もある」
アニ「分かった。そろそろ消灯時間も近いし、またね」
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- 17 : 2013/09/15(日) 01:49:25 :
- エレン(・・・・・・流れで承諾しちまったけど・・・何だか緊張するな。さっさと部屋に戻って寝よう)バックンバックン
男子寮
ガチャ
アルミン「あ、エレンお返r、エレンどうしたの?」
エレン「え、何か変か俺?」サワヤカァ
アルミン「何だかすごく、穏やか・・・じゃないな、優しい顔?してるから。心当たりとかある?」
エレン「あるっちゃある」
アルミン「?」
エレン「明日、アニと町に出かけることになった」スコシニコニコ
同室一同(エレン除く)「ファ!?」
アルミン「ほ、本当に?(マズい僕の胃の平和がかき乱されようとしている。かといって友人のことだから、ないがしろにもできない)」アオザメ
エレン「何か、今日の分のお詫びらしい」
アルミン「そう、何だ。よかったね(間違いなくミカサの妨害が入る。それの阻止を僕が受け持たなくちゃいけないのか・・・・・・)」イツウサイライ
バカ「おい、何でガチトルトが白目むいてるのか分からないのは俺がバカだからじゃないよな!?」
馬「っしゃぁ!!」ガッツポ
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- 18 : 2013/09/15(日) 10:43:44 :
- アルミン「エレンってあんまり外出しないけど、大丈夫なの? 道とか」
エレン「そこは、アニが案内してくれる」
アルミン「なるほど。・・・・・・あ、消灯時間だ。みんな、明かり消すよ」
同室一同「ウェ~イ」
エレン「お休み」
アルミン「お休み、エレン」
正直、寝れる気がしなかった。冷静に考えると、オレはアニとデート、とまでいかなくても、何か特別なものがあるんじゃないかと、期待してしまう。何だろう、隠し事をしているわけでもないのに、耳が熱い感じがする。
緊張が解けない。明日は、いろいろやることがあるのに・・・・・・・・・・・・
エレン「スゥ・・・・・・スゥ」ヨダレ~
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- 19 : 2013/09/15(日) 11:31:38 :
- 支援
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- 20 : 2013/09/15(日) 11:51:04 :
- アザスm(_ _)m
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- 21 : 2013/09/15(日) 20:21:25 :
- 面白いです。
エレン×アニ大好きです
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- 22 : 2013/09/15(日) 22:24:50 :
- アザスm(_ _)m
-
- 23 : 2013/09/15(日) 22:50:08 :
- 次の日
エレン「・・・・・・クァ」ノビィ
アルミン「ん、おはようエレン」
エレン「ああ、おはようアルミン。寝癖ひどいぞ」
アルミン「え、本当? ここをでる前に整えとくよ」
エレン「じゃあ、着替えたし先に食行っとくからな」ガチャ
アルミン「早いね…うん、僕もすぐ行くよ」パタパタ
アルミン(さて、昨日は何も言わずにしてたけど、君は恋をしてるんだって言っておくべきか否か・・・・・・。これを言ったら、エレンはドウヨウするだろうな、そう言うのにかなり疎い性格してるし。かといって放置したままだと、何が起こるか予想の範囲すら推測できなくなるし・・・・・・)モゾモゾ
アルミン(そうだな・・・・・・今のエレンの感情の答えのヒントだけ言っておけば、あとはどうにかなりそうな気もするな・・・・・・。そもそもいきなり答えを教えるよりかは、ヒントから解答を導き出す方がよっぽど彼のためになるはず)
アルミン「・・・・・・あぁ、これは確かにひどい寝癖だ」カミヲワシャワシャ
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- 24 : 2013/09/15(日) 22:53:40 :
- すみませんミスです。
エレン「じゃあ、着替えたし先に食行っとくからな」 ×
エレン「じゃあ、着替えたし先に食堂行っとくからな」 ○
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- 25 : 2013/09/15(日) 23:01:55 :
- 食堂
ダレカパァンクダサイ!!ダレガクレテヤルカイモオンナ
パンバカリジャノドニツマルヨ?オマエハタニンニクワセルヨリジブンノブンヲキッチリクエ!!
エレン「・・・・・・」ムグムグ
エレン(午後の予定思い出したら、とたんに緊張してきた。やっぱり、アニのことを考えると心臓を握られたように苦しくなる)ドキドキ
アニ「・・ン、・レン・・・・・・エレン!」
エレン「ッ!?」ビクゥ
アニ「あんた、大丈夫かい?」
エレン「あ、ああ。問題ない。少し寝ぼけてただけだ」
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- 26 : 2013/09/15(日) 23:24:34 :
- 支援
アルミン(胃)が不憫だ
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- 27 : 2013/09/15(日) 23:26:23 :
- 支援感謝ですm(_ _)m
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- 28 : 2013/09/15(日) 23:41:18 :
- アニ「アンタが食堂に来ても寝ぼけたままとか、大丈夫かい?」
エレン「実は、昨日あんまり寝れなくてな」
アニ「・・・・・・まだ顎が痛むのかい?」
エレン「いや、それはもう問題ない。はめ直してもらってるしな。少し、考え事をしてたからな」
アニ「アンタに考え込むことがあるとはね」
エレン「ひでぇな・・・・・・」
アニ「ま、顎が治っててよかったよ。じゃ、また午後に」スタスタ
エレン「ああ、じゃあな」
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- 29 : 2013/09/16(月) 00:07:59 :
- がんばれがんばれ
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- 30 : 2013/09/16(月) 02:09:11 :
- 支援
大いに期待
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- 31 : 2013/09/16(月) 08:33:09 :
- 感謝です。頑張ります!
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- 32 : 2013/09/16(月) 09:43:19 :
- エレン「治ったっつっても、医務室には行かなきゃならないんだよな・・・・・・」ハァ
エレン(えっと、まずは先生のところに行ってもう1回診てもらって、それからキース教官のところに行って今後の訓練の参加許可をもらいに行かなきゃならんのか。忙しくなりそうでいやだな・・・・・・)モグモグ
アルミン「エレン、隣座るよ?」
エレン「ぉ、あ、ああ。遅かったな」
アルミン「寝癖整えるのに時間がかかっちゃってね」
エレン「ああ、確かにずいぶん見れる髪型になったな」
アルミン「あはは、良かった(さぁて、どうする、今言っておいた方が良いのか? 幸運にも、まだミカサは来ていない。僕の胃改良型の耐久値はまだ瀕死ゲージには達していない・・・・・・)」
エレン「ん? どうした、食わないのか?」
アルミン「ん、え、あ、ああ。食べるよ。」カチャカチャ
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- 33 : 2013/09/16(月) 10:13:39 :
- アルミン(・・・・・・よし、言っておこう。このままだと、僕の胃袋が百年戦争並に荒れ狂う可能性が高い。早く言って、難を逃れよう)モグモグ
アルミン「エレンってさ、アニのことどんな風に思ってるの?」
エレン「ヘッ!?」ケホッケホッ
エレン「い、いきなり何の話だ」
アルミン「いや、最近、君がアニと関わる機会も増えてきたし、兄の話をする機会も増えたよね。でね、君が兄の話してるときって、すごく嬉しそうな感じがしたからさ」
エレン「・・・・・・そう、なの・・・か?」
アルミン「うん、そうだよ。だから、少し疑問に思ってね」
エレン「・・・・・・正直、なんて言ったらいいのかが分からないんだ。確かに、前にアニと一緒にいるとドキドキしたりするし、アニと一緒にいる夢をみる、とも言ったけど。アイツと一緒にいるだけで、嬉しい気持ちにはなるけど、そのことを何て言ったらいいかが分からないんだ」
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- 34 : 2013/09/16(月) 10:15:50 :
- ごめんなさい、アニのことを兄と誤変換してるところがそこそこにあることに、初めて気が付きました。以後、注意していきますm(_ _)m
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- 35 : 2013/09/16(月) 11:08:06 :
- アルミン(やっぱり、それはいつ聞いても恋の諸症状だよ、うん。確かに、君が今までそう言う方面の経験をしたことがなかったから、自分の気持ちが何なのか理解できないんだよねぇ・・・・・・)
アルミン「そうだね・・・・・・ちょっと聞くけど、アニが他の人と仲良くしてるところを想像して、どんな感じになるか教えて?」
エレン「アニが、他の奴と・・・・・・・・・・・・」ウーン
アルミン(さっそく考え出したな)
エレン(何でアルミンはいきなりあんなことを聞いてきたんだ? まあ、そこはどうでも良い。アニが他の奴と仲良くしていたら・・・・・・・・・・・・何だろう、あんまりいい気分しねぇな。仲良くしている奴がライナーって設定にしたからか? ならジャンに置き換え・・・・・・画的に有り得ないな・・・・・・)ミケンニシワァ
アルミン「どうだい?」
エレン「・・・・・・いい気分はしないな」
アルミン「どうしてかな?」
エレン「何か、置き去りにされたって言うのかな、何かすごくいやに切ない気持ちになった」
アルミン「どうして?」
エレン「・・・・・・離れてほしくない、のかな」
アルミン「どうしてそう思うの?」
エレン「・・・・・・・・・・・・分からないんだ、この感情の言い方が」
アルミン「ここまで、自分の気持ちを正直に誘導できたこともあるし、そもそも知らないんじゃ答えようもないしね。・・・・・・君はね、アニに恋してるんだよ」
エレン「恋?」
アルミン「そう、君はアニのことが好きで好きでたまらないんだと思う」
エレン「っ!・・・・・・・・・・・・否定は、できないな」ウツムキ
アルミン「ま、これ以上僕がどうこうするのも野暮だし、あとは君次第だよ」
エレン「何か、ありがとな」
アルミン「いやいや、友人が一生懸命悩んでるんだもの。少しは力になってあげないと、それこそ友人として立つ瀬が無くなっちゃうよ」
エレン「それでも、だ」
アルミン「じゃあ、どういたしまして、だね」
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- 36 : 2013/09/16(月) 11:36:10 :
- アルミンが言うには、俺は恋をしていたらしい。その、「恋」という単語に、未だ現実感が伴わないが、でも恐らく、それが恋というやつなのだろう。アルミンには心から感謝しなきゃ、だな。俺の親友はここまでしてくれたんだ。後は自己責任ってことで、どうにかやっていこう、と思う。
訓練所出入り口 午後
アニ「意外と早かったね」
エレン「ああ、先生にも問題無しって言われたし、教官にも報告はすんだからな」
アニ「アンタそれ、答えになってないよ」
エレン「そうか? ま、それより町の案内、頼むぜ」
アニ「りょうかい」ギュッ
エレン「え、あ、おい///」カァッ
アニ「今日は月1の大市場が開いてるから、はぐれないためだよ」
エレン「そ、そうなのか? じゃあ、甘えさせてもらうぞ」
アニ「そうしてくれるとこっちもやりやすいよ」タッタッタッ
大市場
エレン「本当に人多いな・・・・・・」
アニ「今回はまだ空いてる方だね。普通ならここまで人があふれかえってて、蒸し暑くなってるから」
エレン「へぇ~」キラキラ
アニ「何か見ていく?」
エレン「そうしてみるよ」
エレン「服屋とか、装飾品店まで来てるんだな」
アニ「私のパーカーの内の1つはここで買ったやつだしね」
エレン「あの、少し白っぽいグレーのやつのことか」
アニ「よく分かったね」
エレン「1年以上皆と生活してたら、そりゃ気付くだろ。特に服装は」
アニ「ヘンなの」クスッ
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- 37 : 2013/09/16(月) 12:04:21 :
- エレン(にしても、本当色んな物が売ってあるな・・・・・・・・・・・・あ、これは)スッ
エレン「まだ売ってたんだな、このオカリナ・・・・・・」
アニ「ん、何かあった?」
エレン「ああ、まだシガンシナにいた頃に見たやつがここでも売ってて驚いただけ」
アニ「その、羽柄の入ったオカリナのこと?」
エレン「最初見たときは、母さんに高過ぎだって言われて買ってもらえなかったけど・・・・・・今じゃ、1ヶ月分の給金でこれが6個は買えるようになっちまった」メマッカッカ
アニ「買うの?」
エレン「いや、買わないでおくよ。辛くなるだけだ」ハンナキガオ
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- 38 : 2013/09/16(月) 12:07:33 :
- アニ「そう・・・・・・」
エレン「! そうだな、小腹空いたし、どこか良いところ知ってるか、アニ?」
アニ「」ウツムキ
エレン「アニ?」
アニ「あ、ああ聞いてるよ。少し離れたとこになるけど良いかい?」
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- 39 : 2013/09/16(月) 13:16:55 :
- エレン「ああ、案内を頼んだのはこっちだしな」
アニ「分かった。ついて来て」タッ
エレン「ちょ、おい、待てって」
公園
エレン「いきなり走るなよ、迷子にする気か?」ハァハァ
アニ「いや、何かそこから早く離れないといけない気がしたからね・・・・・・」
エレン「何のことだよ、ったく」ハァハァハフゥ・・・
アニ「でも、ちょうど良い運動にはなったでしょ」ニッ
エレン「っ!!」ドキン
アニ「どうかした?」キョトン
エレン「いや、何でもない(お前の笑顔がすげぇ可愛いんだよ!!)」
アニ「そう、じゃあ・・・・・・そこのベンチに座っといて。買ってくるから」
エレン「ああ(何を買ってくるんだ?)」
数分後
アニ「少し時間か買ったかも」
エレン「え? そんなに経ってないぞ? ・・・・・・なんだそれ?」
アニ「ああ、これ? 焼きリンゴだよ。はい、これアンタの」
エレン「サンキュな。やけに熱いな」
アニ「焼いたリンゴだしね」
エレアニ「いただきます」
エレン「フフフ、フヘヘヘヘ」
アニ「あっつ!! ん?大丈夫かい、エレン」
エレン「ああ、フフフ、いや、これ美味いな」シャクシャク
アニ「気に入ってもらえたなら嬉しいよ」ハフハフ
エレン「俺、これ好きだな」シャクシャク
エレン(アニってこういうのが好きなのか。何か、こういうイメージがなかった分新鮮だな)シャクシャク
エレン「あぁ、うまかった!」ハフゥー
アニ「そうだね」ゴチソウサマデシタ
-
- 40 : 2013/09/16(月) 13:42:19 :
- うおー!
こんないい話
支援するしかねぇよ!
エレアニバンザイ
…………テンション変ですみません
いい話ですね。
僕も見習いたいです
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- 41 : 2013/09/16(月) 15:17:43 :
- アルミンの胃
耐久力ゲージ
残り85%
-
- 42 : 2013/09/16(月) 18:58:42 :
- 支援感謝です!もう少しお付き合いよろしくお願いします(≧∇≦*)
-
- 43 : 2013/09/16(月) 19:06:31 :
- じゃ、投下していきます
アニ「後少ししたら、劇がさっきの大市場で始まるんだけど、見に行くかい?」
エレン「良いな。行こうぜ!!」パァ
アニ(今日のこいつ、やたらと食いつきが良いね。何かあったのかな?)
エレン「どうしたアニ? 早く行こうぜ!!」
アニ「そんなに慌てなくても、劇までには間に合うよ」ヤレヤレ
エレン「そうなのか?」
アニ(いや、元々こんなだったのかも知れない。無神経というか無鉄砲なとことかはいつも通りだし・・・・・・)
アニ「そうだね、歩いていこうか」
-
- 44 : 2013/09/16(月) 19:30:32 :
- 同志だ。うん、もう、うん。
ミカサ、うん、もう、うん。いいや。
-
- 45 : 2013/09/16(月) 20:21:59 :
- 再び大市場
エレン「なあ、あの真ん中にあるデッカイステージでやるのか?」
アニ「そうだよ。いつもこのくらいの時間にはあれが建ってる」
エレン「今日の演目って何か分かるか?」
アニ「確か《大切な贈り物》立ったと思う」
エレン「詳しいんだな」ヘェー
アニ「こういうのはよく見に来るからね。好きだし」カオカクシ
エレン「意外だ。アニがこういうのに興味あるように見えなかったし」
アニ「」スッ
エレン「待て待て待て、構えを解いてくれ」アセアセ
アニ「本当、あんたは私みたいな乙女との話し方を覚えるべきだね。今後のためにも」ヤレヤレ
-
- 46 : 2013/09/16(月) 20:58:18 :
- ワァーー!!パチパチパチ
ガヤガヤカ ピューピュー!!
アニ「そろそろ始まるね」
エレン「みたいだな」
アニ「あ、アンタハンカチ持ってきてる?」
エレン「え、ああ。取りあえずな」
アニ「なら良かった(結構泣かせる演目が多いんだよね)」ハンカチギュッ
エレン「?」
-
- 47 : 2013/09/16(月) 20:59:53 :
- すんません
わすれられないおくりもの、の間違いでした。
僕、この絵本が大好きなんです。内容が
-
- 48 : 2013/09/16(月) 21:15:11 :
- じゃあ、気を取り直して
ナレーター「~~モグラは、何だか、そばでアナグマが、聞いていてくれるような気がしました。そうですね…きっとアナグマに・・・聞こえたに違いありませんよね・・・・・・・・・ご相手、ありがとうございました! 次回の演劇は~~・・・・・・」
エレン「・・・・・・・・・・・・」ポロポロ
アニ「ウッ、グスッ、ヒック」ポロポロ
エレン「良い話だな・・・・・・・・・・・・」メマッカッカ
アニ「そうだね・・・・・・・・・・・・」ナミダメ
エレン「演劇なんて見たこと無かったけど、これは次も見たくなるな」
アニ「でしょ?」
エレン「・・・・・・・・・・・・突然だけどさ、アニって好きな奴とかいるのか?」
アニ「いきなり無粋な質問だね。そう言うのはこう言うとこで大きな声で聞くようなことじゃないよ」
エレン「いや、ごめん。つい、気になってな(これぐらいしかお前にこういう質問する方法がわかんなかったんだよ!!)」
アニ「・・・・・・」
エレン「どうなんだ?」
アニ「・・・・・・・・・・・・そうだね、私は・・・・・・」
-
- 49 : 2013/09/16(月) 21:47:00 :
- 男子寮
アルミン「お帰り、エレン。どうだった町は?」
エレン「すごく良いとこだった。アニと一緒に演劇も見たしな」
ベ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」シロメ
ライナー「気にするな。お前はまだ延びしろがある。ホモい兄貴ってポジが決まっちまった俺と違ってな」
アルミン「どんな題名だった?」
エレン「わすれられないおくりもの、ってやつだった」
アルミン「それって・・・・・・・・・・・・アナグマのおじいさんが出てくるお話だった?」
エレン「? そうだ、よく分かったなアルミン」スゲェ
アルミン「おじいちゃんが僕にくれた絵本だったし、よく覚えているよ」
エレン「へえ、意外な接点だな」
アルミン「本当にね。どうだった?」
エレン「泣かされたよ。まさか、俺が演劇を見て泣くとは思ってなかったけどな」
アルミン「確かに。まず、君と演劇って構図自体が想像しにくいしね」ハハハ
エレン「演劇見ようって誘ったのはアニだったけどな」
アルミン「なるほど、納得だ。でも、それはそれで意外だね。君が素直に誘われるなんて」
エレン「チョットデモナガクアニトイタカッタンダヨ////」カオマッカ
アルミン「・・・・・・・・・・・・告白はしたの?」
エレン「いや、まだだ」
アルミン「何d ベルトルト「どうして!?」
エレン「何でベルトルトが出てくんだよ? たあいいや。だけど、聞いては来た」
アルミン「どんな風に?(期待しない方が良いかも・・・・・・)」
エレン「お前に好き納屋つっついるのか? って」
アルミン「ああ(エレン、それはかなりいただけないパターンだよ)
で、返事は?」
エレン「えっと、確か・・・・・・・・・・・・」
回想
アニ「そうだね、私は・・・・・・・・・・・・正直分からないね」
エレン「えっ?」
アニ「何て言うか、その・・・・・・恋愛経験とかもそうだし、片思」
エレン「そうなのか・・・・・・・・・・・・」シュン
アニ「ただ、アンタと一緒にいるときは、それなりに楽しいね。ミーナとか、同室の連中以外で親しい人ってアンタだけだし」
エレン「」ドキン
アニ「・・・・・・・・・・・・アンタ、好きの反対って何だと思う?」
エレン「嫌い、か?」
アニ「それは、半分正解で半分不正解。好きも嫌いも、本人からして相手のことを気にしていることには変わりないからね」
エレン「じゃあ、正解って何だよ」
アニ「無関心、って言われてるね」
-
- 50 : 2013/09/16(月) 21:51:21 :
- ミス
アニ「何て言うか、その・・・・・・恋愛経験とかもそうだし、片思」 ×
アニ「何て言うか、その・・・・・・恋愛経験とかもそうだし、片思いもしたこと無いしね」 ○
-
- 51 : 2013/09/16(月) 22:01:53 :
- 続き投下します
エレン「どうしてだ?」
アニ「無関心って言うのは、そのまんま対象に関心がないってことだよね。人間関係で言えばそれはつまり、本人にとって、相手がいようがいまいがどうでも良い存在ってこと。自分の中で相手が死んでるのと同じ扱いになってるの」
エレン「・・・・・・」
アニ「ま、私にしてみれば、アンタは無関心って訳じゃないね」
エレン「え」
アニ「だから、アンタは私にとってそりなりに重要な存在だって言ってるんだよ」カオフセ
エレン「嫌いかどうかと言えばどっちだ?」
アニ「教えてあげない?」
エレン「何でだ?」
アニ「それ以上は、乙女心が踏み込ませることを許さないから」
エレン「何だよそれ・・・・・・・・・・・・」
海藻終了
-
- 52 : 2013/09/16(月) 22:04:13 :
- ミスしまくった
アニ「教えてあげない?」 ×
アニ「教えてあげない」 ○
海藻終了 ×
回想終了 ○
-
- 53 : 2013/09/16(月) 22:11:54 :
- アルミン「・・・・・・・・・・・・」
エレン「どうしたんだ?」
アルミン「まず言えることとしては、君はアニに嫌われてはいないってことだね」
エレン「そうなのか!?」パァ
アルミン「そして、アニもそれなりに君のことを意識している」
エレン「ああ」ドキドキ
アルミン「・・・・・・今言えるのはそれだけだね」
エレン「はぁ、良かった。少なくとも嫌われちゃいなかったんだな・・・・・・・・・・・・」
アルミン「そのようだね(何だろう? 僕の胃のセンサーが危険察知の警告をならし始めたぞ?)」
-
- 54 : 2013/09/16(月) 22:23:15 :
- 海藻で草不可避なのは俺がバカだからじゃねえよな!?
-
- 55 : 2013/09/16(月) 22:24:36 :
- トトトトドド弩!! ガチャァンンン!!!!
「エレン、アニがあなたと一緒に出かけてたって言っていた。それも、すごく嬉しそうに。どういうこと、説明して!」
エレン「m アルミン「ミk 馬「ミカサ!?」
アルミン「」ケチャップドバー
エレン「は、何男子寮に侵入してんだよ!?」
ミカサ「そんなことはどうでも良い。説明して、町でアニと何をしてたの?」大市場にいたところまでは聞いたし、私も現場を見ていた。知らないのはそこから先。聞き出せなかったし、私もエレン達を見失ったから詳しいことが分からない」
-
- 56 : 2013/09/16(月) 22:33:02 :
- エレン「はぁ!? 何でそんなこと教えなきゃいけねえんだよ?」
ミカサ「私とあなたは家族(夫婦的な意味合いで)だから、エレンの周囲の女性関係はすべて把握しておく必要がある」
エレン「訳わかんねぇよ!! まず、俺たちを見てたってどういうことか説明しろよ!!」
ミカサ「そう、それは今日の・・・・・・・・・・・・」
ギャアギャアワイワイガヤガヤ
ヤメロヨフクガヤブケチャウダロウガ!! シルカヨフクナンテウラヤマシイ!!
アルミンガナンデマッシロニナッテトケツシテルカガワカラナイノハオレガバカダカラジャナイヨナ!? バカハダマッテロ!!!!
-
- 57 : 2013/09/16(月) 22:39:04 :
- 後日クリスタに聞かされたが、アニは俺と出かけたときのことを顔を真っ赤にしながら話したらしい。クリスタとユミルの質問責めと、ミカサの情報裏付を元にして。
何やかんやの果て、その話題は訓練兵団内に広まった。
そして今、オレはアニと一緒に前と同じ町で劇を見ている。手を繋ぎながら、身を寄せ合いながら。
-
- 58 : 2013/09/16(月) 22:40:09 :
- これでこの話は終わりです。
読んで下さった皆様、誠にありがとうございました。
-
- 59 : 2013/09/16(月) 22:42:28 :
- 何かしらご指摘、ご指導、感想などいただけたら幸いな次第です!!
-
- 60 : 2013/09/17(火) 01:24:17 :
- いいですね!
面白かったです。
僕とは違ういい作品でした!
-
- 61 : 2013/09/17(火) 04:37:23 :
- おむつ!
-
- 62 : 2013/09/17(火) 06:01:14 :
- ありがとうございます!
-
- 63 : 2013/09/17(火) 06:03:50 :
- 60、61さんのも読ませていただきました。
僕のやつと違って、見た目的に読みやすいですね。今後の参考にさせていただきます!!
-
- 64 : 2013/09/19(木) 21:47:18 :
- とても良かったです!
もっと続けて欲しかったああああああ!!
後は自分の妄想で
-
- 65 : 2013/09/19(木) 21:55:21 :
- 有り難うございます!
-
- 66 : 2023/08/01(火) 15:52:45 :
- http://www.ssnote.net/archives/90995
●トロのフリーアカウント(^ω^)●
http://www.ssnote.net/archives/90991
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
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2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
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16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
ちょっと時間あったから3つだけ作った
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アカウントの譲渡について
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36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな
22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。
46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね
52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑
89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ
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